JP2014084724A - 電動型圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転バランスの調整を高精度で、かつ回転バランスの調整を容易に実施することが可能に構成される電動型圧縮機を提供する。
【解決手段】電動型圧縮機は、電動モータ20により駆動されて圧縮動作を行う圧縮機構30を備え、電動モータ20は、その駆動力を圧縮機構30に出力する駆動軸21と、ロータ22とを備え、バランサ機構50は、バランサ51、52を連動して回転させることにより、バランサ51、52を1つの部品としたときの総合重心距離を連続して変化させる。バランサ機構60は、バランサ61、62を連動して回転させることにより、バランサ61、62を1つの部品としたときの総合重心距離を連続して変化させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧縮機構を電動モータにより駆動する電動型圧縮機に関するものである。
従来、電動型圧縮機において、ハウジング内に支持された駆動軸を回転駆動することによって圧縮動作を行う圧縮機構と、駆動軸に配設される複数のバランサとを備え、複数のバランサをそれぞれ本体部と調整部とより構成して、調整部を交換して組み付けて、調整部の重量及び形状を変更可能としたものがある(例えば、特許文献1参照)。
このものにおいては、調整部を交換して固定して、バランス量を段階的に調整して、駆動軸のバランス(静バランス、動バランス)を調整することができ、振動低減に大きく貢献することができる。
特開2004−204748号公報
しかしながら、電動型圧縮機では、特に駆動軸の高回転時には、アンバランスを起因とする振動が大きくなる。このため、上述した調整部を交換してバランス量を段階的に調整する手法では、アンバランスを解消することができない。また、アンバランスを零に近づけるにしても、選択組み付けとなる調整部を数多く準備する必要があるため、コストが増加するといった問題がある。
さらに、バランスの調整時には、ボルトなどによる調整部の固定→バランス量把握→調整部の交換→再固定→バランス量把握→OK/NG判定(OKならば調整終了、NGなら最初に戻る)というように、多くの工程がかかるという問題がある。
本発明は上記点に鑑みて、回転バランスの調整を高精度で、かつ回転バランスの調整を容易に実施することが可能に構成される電動型圧縮機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、電動モータ(20)と、前記電動モータにより駆動されて圧縮動作を行う圧縮機構(30)と、を備え
前記電動モータは、その駆動力を前記圧縮機構に出力する駆動軸(21)と、この駆動軸に対して径方向外側に配置されて前記駆動軸に支持されているロータ(22)と、回転バランスを調整するバランサ機構(50、60)と、を備える電動型圧縮機であって、
前記バランサ機構は、前記ロータに対してそれぞれ回転可能に支持されて、かつ互いに連動して回転する連動機構を構成する第1、第2バランサ(51、52、61、62)を備え、
前記第1、第2バランサを連動して回転させることにより、前記第1、第2バランサを1つの部品としたときの総合重心距離を連続して変化させることを可能にすることを特徴とする。
ここで、総合重心距離とは、当該1つの部品(つまり、バランサ機構)の重心と駆動軸の軸線との間の距離のことである。
請求項1に記載の発明によれば、第1、第2バランサを回転させることにより、総合重心距離を連続して変化させることができるので、回転バランスの調整を高精度に実施することができる。これに加えて、第1、第2バランサのうち一方のバランサ回転させることにより第1、第2バランサを連動して回転させることができる。これにより、回転バランスの調整を容易に実施することが可能になる。
以上により、回転バランスの調整を高精度で、かつ回転バランスの調整を容易に実施することが可能に構成される電動型圧縮機を提供することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態における電動型圧縮機の断面構成を示す図である。 図1のロータの正面図、ロータの右側面図、ロータの左側面図である。 図1のロータの右側面図、ロータの左側面図である。 図1のバランサ機構の拡大図である。 図2(b)中A−A断面図である。 図3(a)中B−B断面図である。 図1のバランサ機構の拡大図である。 図2(c)中C−C断面図である。 図3(b)中D−D断面図である。 図1のバランサ機構の作動を示す図である。 第1実施形態の各回転体が駆動軸に支持されたものをモデル化したものを示す図である。 静バランスおよび振動の関係を示すグラフ、バランサ機構の回転角度および振動の関係を示すグラフ、動バランスおよび振動の関係示すグラフ、バランサ機構の回転角度および振動の関係を示すグラフを示す図である。 本発明の第2実施形態における電動型圧縮機の断面構成を示す図である。 図13のロータの正面図、ロータの右側面図である。 本発明の第3実施形態における電動型圧縮機の断面構成を示す図である。 図15のロータの正面図、ロータの右側面図である。 本発明の第4実施形態におけるバランサ機構の拡大図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1は、本発明の車両用の電動型圧縮機の第1実施形態を示す。本実施形態の電動型圧縮機は、コンデンサ、減圧器、エバポレータとともに、冷媒を循環させる車載空調用冷凍サイクルを構成する。
電動型圧縮機は、エバポレータから吸入される冷媒を圧縮してコンデンサに吐出するもので、ハウジング10、電動モータ20、圧縮機構30、ブッシュバランサ40、およびバランサ機構50、60から構成されている。
ハウジング10は、ハウジング部11、12を組み合わせて構成されている。
本実施形態のハウジング部11、12は、それぞれ底部を有する円筒状に形成されて、互いの接合面が溶接等により接合されているものである。ハウジング部12の底部12aには、バランス調整用穴12cが設けられている。すなわち、ハウジング10のうち軸線方向他方側にバランス調整用穴12cが設けられている。バランス調整用穴12cには、栓部材13が嵌合されている。
なお、バランス調整用穴12cは、後述するように、バランサ機構50、60の調整や固定を行うための工具(治具)などをハウジング10内に挿入させる役割を果たす。
電動モータ20は、ブラシレスモータとしての交流電動モータを構成するもので、ハウジング部12内に配置されている。電動モータ20は、駆動軸21、ロータ22、およびステータ23から構成されている。駆動軸21は、その軸線方向がハウジング10の軸線方向に一致するように配置されている。図1中の鎖線は、駆動軸21およびハウジング10の軸線(仮想線)を示している。
駆動軸21は、偏心軸21aを介してその回転力を圧縮機構30に対して出力する。偏心軸21aは、駆動軸21の軸線方向一方側において、駆動軸21の軸心からずれた位置から軸線方向一方側に突出するように設けられている。
ここで、駆動軸21は、その軸線方向一方側が軸受け70により回転自在に支持されている。軸受け70は、支持部材11bを介してハウジング部12の内周面によって支持されている。駆動軸21は、その軸線方向他方側が軸受け71により回転自在に支持されている。軸受け71は、ハウジング部11の底部12aによって支持されている。
ロータ22は、駆動軸21に対してその径方向外側に配置されている。ロータ22は、駆動軸21に支持されている。ロータ22は、端板22a、22b、永久磁石、および複数の電磁鋼板を備える。複数の電磁鋼板は、端板22a、22bの間に軸線方向に積層されている。ロータ22は、ステータ23に生じる回転磁界により駆動軸21を中心とする回転力を発生させる。
ステータ23は、ロータ22に対して駆動軸21の径方向外側に配置されている。ステータ23は、ハウジング部12の内周面に支持されている。ステータ23は、インバータ回路(図示省略)から受ける交流電力に基づいて回転磁界を発生させる。
圧縮機構30は、ハウジング部11内に収納されて、電動モータ20から出力される回転力により圧縮動作する周知のスクロール圧縮機構を構成する。具体的には、圧縮機構30は、可動スクロール31、および固定スクロール32から構成されている。
可動スクロール31および固定スクロール32は、互いに噛み合うように配置されている。可動スクロール31は、軸受け72を介して偏心軸21aにより支持されている。可動スクロール31は、偏心軸21aを通して駆動軸21から出力される回転力によって公転運動することにより、エバポレータから吸入口を通して吸入される冷媒を圧縮して吐出室11aを通してコンデンサに吐出する。
可動スクロール31は、自転防止機構80によって自転が阻止されている。自転防止機構80は、支持部材11bによって支持されている。吐出室11aは、ハウジング部12のうち圧縮機構30に対して駆動軸21の軸線方向一方側に形成されている。
ブッシュバランサ40は、偏心軸21aにより支持されている。バランサ機構50、60は、ロータ22により支持されている。バランサ50、60機構は、ブッシュバランサ40とともに、当該電動型圧縮機の回転部分の回転バランスを調整する役割を果たす。回転部分とは、駆動軸21、ロータ22、偏心軸21a、軸受け72、および可動スクロール31から構成されているものである。
次に、本実施形態のバランサ機構50、60の構造について図2〜図7を参照して説明する。
図2(a)はロータ22単体を示す正面図、図2(b)はロータ22の右側面図、図2(c)はロータ22の左側面図、図3(a)はロータ22の右側面図、図3(b)はロータ22の左側面図、図4はバランサ機構50の拡大図、図5は図2(b)中A−A断面図、図6は図3(a)中B−B断面図、図7は、バランサ機構60の拡大図、図8は図2(c)中C−C断面図、図9は図3(b)中D−D断面図である。
バランサ機構50は、図2(a)、(b)、および図4に示すように、ロータ22の端板22aに対して駆動軸21の軸線方向他方側に配置されている。
バランサ機構50は、図4に示すように、バランサ51、52を備える。バランサ51、52は、板状に形成されている。バランサ51、52は、軸線方向他方側から視て、略「ハの字」状に配置されている。そして、バランサ51のうち表面側(軸線方向他方側)には、断面形状が例えば六角形に形成される穴部51a(六角穴:図4参照)が設けられている。穴部51aは、バランサ調整用の工具が嵌合される穴部である。なお、穴部51aの断面形状は、六角形に限らず、円形などの各種の形状にしてもよい。
図5に示すように、バランサ51には、その裏面側から軸線方向一方側に延びる軸51bが設けられている。軸51bは、ロータ22の貫通穴22c内を貫通されている。貫通穴22cは、ロータ22に対して軸線方向に向かって形成されている。バランサ51は、その軸51b(第1支持部)によって、ロータ22に対して回転自在に支持されている。
ここで、軸51bの軸線方向一方側は、その径方向寸法が貫通穴22cの径方向寸法よりも大きくなっている。このことにより、バランサ51の軸51bが貫通穴22cから抜けることを阻止することができる。
図6に示すように、ロータ22には、その軸線方向に向かって形成されている貫通穴22dが設けられている。ロータ22のうち貫通穴22dの内周面のうち軸線方向一方側(図6中右側)には、雌ねじ22eが設けられている。
バランサ52は、ボルト53(第2支持部)によって、ロータ22に対して回転自在に支持されている。ボルト53は、バランサ52の貫通穴52aを通してロータ22の貫通穴22d内に挿入されている。ボルト53の雄ねじ54がロータ22の雌ねじ22eに噛み合っている。ボルト53の雄ねじ54がロータ22の雌ねじ22eに締結されることにより、ボルト53によってバランサ52がロータ22に固定されている。
バランサ51、52は、図4に示すように、互いに噛み合うように形成されている歯部54、55を備える。バランサ50、60は、歯部54、55が噛み合った状態で、連動して回転する連動機構を構成する。
また、バランサ機構60は、図2(a)、(c)に示すように、駆動軸21に対してバランサ機構50と反対側に設けられている。バランサ機構60は、ロータ22の端板22bに対して駆動軸21の軸線方向一方側に配置されている。
バランサ機構60は、図7に示すように、バランサ61、62を備える。バランサ61、62は、板状に形成されている。バランサ61、62は、軸線方向一方側から視て、逆「ハの字」状に配置されている。図8に示すように、バランサ61には、その裏面側から軸線方向他方側(図8中左側)に延びる軸61aが設けられている。軸61aは、ロータ22の貫通穴22f内を貫通されている。これにより、バランサ61は、その軸61a(第3支持部)によって、ロータ22に対して回転自在に支持されていることになる。貫通穴22fは、ロータ22に対してその軸線方向に向かって形成されている。
ここで、軸61aの軸線方向他方側(図8中左側)の外周側には、雄ねじ61bが設けられている。軸61aの雄ねじ61bの先端側は、ロータ22の貫通穴22fから突出するように形成されている。軸61aの雄ねじ61bにナット63が締結されることにより、バランサ61がロータ22に対して固定されることになる。
図9に示すように、バランサ62には、その裏面側から軸線方向他方側(図9中左側)に延びる軸62aが設けられている。軸62aは、ロータ22の貫通穴22g内を貫通されている。そして、貫通穴22gは、ロータ22に対してその軸線方向に向かって形成されている。このことにより、バランサ62は、その軸62a(第4支持部)によって、ロータ22に対して回転自在に支持されていることになる。
ここで、バランサ62の軸62aのうち軸線方向他方側は、その径方向寸法が貫通穴22gの径方向寸法よりも大きくなっている。このことにより、バランサ62の軸62aが貫通穴22gから抜けることを阻止することになる。バランサ62の軸62aのうち軸線方向他方側には、断面形状が例えば六角形に形成される穴部(六角穴)62bが設けられている。穴部62bは、バランサ調整用の工具が嵌合される穴部である。なお、穴部62bの断面形状は、六角形に限らず、円形などの各種の形状にしてもよい。
図7に示すように、バランサ61、62は、互いに噛み合うように形成されている歯部63、64を備える。バランサ61、62は、歯部63、64が噛み合った状態で、連動して回転する連動機構を構成する。
このように構成される本実施形態のバランサ機構50では、図10(a)、(b)、(c)に示すように、バランサ51、52が連動して回転する。これにより、バランサ51、52の間の角度を開いたり、閉じたりする。このことにより、バランサ51、52を1つの部品としたときの総合重心距離を連続して変化させることができる。つまり、バランサ51、52を回転させることにより、当該1つの部品としてのバランサ機構50の重心距離を連続して変化させることができる。バランサ機構50の重心距離は、駆動軸21の軸線とバランサ機構50の重心との間の距離である。
そこで、栓部材13をバランス調整用穴12cから外して、回転用工具をバランス調整用穴12cを通してハウジング10の外側からその内側に挿入して、この回転用工具をバランサ51の穴部51a(図5参照)に差し込む。その後、回転用工具を回転させることにより、バランサ51を回転させる。このとき、バランサ51の回転に連動してバランサ52が連動して、バランサ51(52)を所定角度まで回転させることができる。さらに、回転用工具に代えてボルト締結用工具をバランス調整用穴12cを通してハウジング10の内側に挿入して、ボルト締結用工具により、ボルト53(図6参照)を回転させてボルト53をロータ22に締結させる。これにより、バランサ52をボルト53を介してロータ22に固定することができる。
このように、バランサ51、52の総合重心距離(バランサ機構50の重心距離)を調整してバランサ51、52をロータ22に固定することができる。
また、バランサ機構60では、バランサ61、62が連動して回転する。これにより、バランサ61、62の間の角度を開いたり、閉じたりする。このことにより、バランサ61、62を1つの部品としたときの総合重心距離を連続して変化させることができる。つまり、バランサ61、62を回転させることにより、当該1つの部品としてのバランサ機構60の重心距離を連続して変化させることができる。バランサ機構60の重心距離は、駆動軸21の軸線とバランサ機構60の重心との間の距離である。
そこで、回転用工具をバランス調整用穴12cを通してハウジング10の外側からその内側に挿入して、この回転用工具をバランサ62の穴部62b(図9参照)に差し込む。その後、回転用工具を回転させることにより、バランサ62を回転させる。このとき、バランサ62の回転に連動してバランサ61が連動して、バランサ61(62)を所定角度まで回転させることができる。さらに、回転用工具に代えてナット締結用工具をバランス調整用穴12cを通してハウジング10の内側に挿入して、ナット締結用工具により、ナット63(図8参照)を回転させてナット63をロータ22に締結させる。これにより、バランサ61をロータ22に固定することができる。
このように、バランサ61、62の総合重心距離(バランサ機構60の重心距離)を調整してバランサ61、62をロータ22に固定することができる。その後、バランス調整用穴12cに栓部材13を嵌める。これにより、バランサ機構50、60のバランス調整を完了することができる。
以上説明した本実施形態によれば、本実施形態の電動型圧縮機は、電動モータ20と、電動モータ20により駆動されて圧縮動作を行う圧縮機構30とを備え、電動モータ20は、その駆動力を圧縮機構30に出力する駆動軸21と、この駆動軸21に対して径方向外側に配置されて駆動軸21に支持されているロータ22と、回転バランスを調整するバランサ機構50、60とを備える。
バランサ機構50は、ロータ22に対して駆動軸21の軸線方向他方側に配置されて、ロータ22に対してそれぞれ回転可能に支持されて、かつ互いに連動して回転する連動機構を構成するバランサ51、52を備える。バランサ機構60は、ロータ22に対して駆動軸21の軸線方向一方側に配置されて、ロータ22に対してそれぞれ回転可能に支持されて、かつ互いに連動して回転する連動機構を構成するバランサ61、62を備える。
バランサ機構50は、バランサ51、52を連動して回転させることにより、バランサ機構50の重心距離を連続して変化させる。バランサ機構60は、バランサ61、62を連動して回転させることにより、バランサ機構60の重心距離を連続して変化させる。このため、バランサ機構50、60の調整によって、回転バランスの調整を高精度に実施することができる。
これに加えて、バランサ機構50では、バランサ51を回転させるとこのバランサ51の回転に連動してバランサ52が回転する。バランサ機構60では、バランサ62を回転させるとこのバランサ62の回転に連動してバランサ61が回転する。このため、回転バランスの調整を容易に実施することが可能になる。
以上により、電動型圧縮機の回転部分の回転バランスの調整を高精度で、かつ回転バランスの調整を容易に実施することが可能に構成される電動型圧縮機を提供することができる。
一般的な電動モータのロータの構成部品は、電磁鋼板×1式、バランサ×2個、リベット×4個、端板×2個から構成され、当該ロータの合計部品点数は、9個になる。なお、電磁鋼板×1式とは、端板22a、22bの間に積層される複数の電磁鋼板のことを意味する。
本実施形態のロータ22は、端板×2個、電磁鋼板×1式、バランサ×4個、ボルト×1個、ナット×1、リベット(図示省略)×2個から構成され、当該ロータの合計点数は、11個になる。
以上により、本実施形態のロータ22は、一般的な電動モータのロータの構成部品に比べて、部品点数が2個増えた程度で簡素な構成で実施することができる。
次に、本実施形態の電動型圧縮機の運転状態において、上記回転部分のバランス状況について図11を参照して説明する。
図11では、軸受け70(主軸受)を上記回転部分のモーメントの中心として、駆動軸21に対して、回転体K、ブッシュバランサ40、バランサ機構50、60が支持されたものをモデル化して示している。なお、ここで使用されている符号は下記の定義による。
K:可動スクロール31、自転防止機構80、および偏心軸21aからなる回転体
M1:回転体Kの重量
M2:ブッシュバランサ40の重量
M3:バランサ機構60の重量
M4:バランサ機構50の重量
R1:回転体Kの重心から駆動軸21軸心線までの距離
R2:ブッシュバランサ40の重心から駆動軸21の軸心線までの距離
R3:バランサ機構60の重心から駆動軸21の軸心線までの距離(重心距離)
R4:バランサ機構50の重心から駆動軸21の軸心線までの距離(重心距離)
L1:駆動軸21軸心線上における軸受け70(主軸受)から回転体Kの重心までの距離
L2:駆動軸21軸心線上における軸受け70からブッシュバランサ40の重心までの距離
L3:駆動軸21軸心線上における軸受け70からバランサ機構60の重心までの距離
L4:駆動軸21軸心線上における軸受け70からバランサ機構50の重心までの距離
このとき、回転体の遠心力に起因する静バランスは、
M1・R1−M2・R2−M3・R3+M4・R4=0・・・(1)で示される式で成立する。
ここで、図11における鉛直方向下向きを遠心力(静バランス量)の“正”と定義している。
また、遠心力によるモーメントに起因する動バランスは、
M1・R1・L1−M2・R2・L2+M3・R3・L3−M4・R4・L4=0・・・(2)で示される式で成立する。
ここで、図11における反時計回りの向きをモーメント(動バランス量)の“正”と定義している。
上記式(1)、(2)が同時に成立するように重量M1、M2、M3、M4を設定すれば、理想的には振動のない電動型圧縮機が得られる。
ところが、実際は部品の加工時の公差や組付け精度等の影響で、静バランス、動バランスにはアンバランス量が残存するため、微調整が必要になる。
次に、本実施形態におけるアンバランス量の調整処理を図12を用いて説明する。
まず、アンバランス量の調整処理の概略を説明すると、前処理として、圧縮機ASSYの定点における振動と、振動を発生させるアンバランスをゼロにするバランサ機構50、60の固定位置と、の関係を予めマップとして取得する。このマップの取得後は、実際に組み付ける圧縮機ASSYで振動を取得すれば、自ずとバランサ機構50、60の固定位置(角度)が求まるため、その位置で固定すればバランス調整が完了となる。
ここで、上記圧縮機ASSYとは、電動型圧縮機においてバランサ機構50、60のバランス調整をしていないものである。
以下、アンバランス量の調整処理の詳細について説明する。本実施形態のアンバランス量の調整処理として、前処理A、および実処理Bを実施する。前処理Aは、実処理Bに先だって実施される処理である。以下、前処理Aは、および実処理Bを別々に説明する。
<前処理A>
まず、(A−1)において、M1、M2、R1、R2をパラメータとして変更して、圧縮機ASSYにおける定点の振動と静アンバランス量の関係を取得する(図12(a))。
これに加えて、M1、M2、R1、R2をパラメータとして変更して、圧縮機ASSYにおける定点の振動と動アンバランス量との関係を取得する(図12(b))。
但し、バランサ機構50におけるバランサ51、52およびバランサ機構60におけるバランサ61、62は任意の位置で固定して不変とする。以下、バランサ機構50の調整について説明する。
次の(A−2)では、上記(A−1)において、静アンバランス量および動アンバランス量がそれぞれゼロとなるR3、R4を上記式(1)、(2)を用いて導出する。そして、この導出されるR3からバランサ機構50の固定位置(角度θ3、θ4)を求める。
ここで、バランサ機構50の角度θ3は、静アンバランス量がゼロとなるバランス51の角度である。バランサ機構50の角度θ4は、動アンバランス量がゼロとなるバランス51の角度である。
次の(A−3)では、上記(A−1)の振動と上記(A−2)の固定位置(角度θ3)との関係を取得する。そして、図12(c)のように、振動および角度θ3の関係をマップ化したマップデータを求める。
さらに、上記(A−1)の振動と上記(A−2)の固定位置(角度θ4)との関係を取得する。そして、図12(d)のように、振動および角度θ4の関係をマップ化したマップデータを求める。
以下、便宜上、振動および角度θ3の関係をマップ化したマップデータを第1マップデータとし、振動および角度θ4の関係をマップ化したマップデータを第2マップデータとする。
次に、実処理Bを実施する。
<実処理B>
まず、(B−1)において、実際に組付ける圧縮機ASSY(各部品の組み合わせ)にて、圧縮機ASSYにおける定点の振動を測定する。
次の(B−1)では、上記(A−3)の第1マップデータを用いて、実測した振動値から、バランサ機構50の固定位置(角度θ3)を把握する。さらに、上記(A−3)の第2マップデータを用いて、実測した振動値から、バランサ機構50の固定位置(角度θ4)を把握する。
このように把握されたバランサ機構50の固定位置(角度θ3、θ4)でバランサ機構50のバランサ52を固定する。これにより、バランサ機構50の重心距離が調整されることになる。
次に、バランサ機構60の調整について説明する。
まず、上記(A−2)と同様に、静アンバランス量および動アンバランス量がそれぞれゼロとなるR3、R4を、上記式(1)(2)を用いて導出する。そして、この導出されるR4からバランサ機構60の固定位置(角度θ3、θ4)を求める。
ここで、バランサ機構60の角度θ3は、静アンバランス量がゼロとなるバランス62の角度である。バランサ機構60の角度θ4は、動アンバランス量がゼロとなるバランス62の角度である。
その後、上記(A−3)と同様に、上記(A−1)の振動と上記固定位置(角度θ3)との関係を取得する。そして、振動および角度θ3の関係をマップ化したマップデータ(以下、第3マップデータという)を求める。さらに、上記(A−1)の振動と上記固定位置(角度θ4)との関係を取得する。そして、振動および角度θ4の関係をマップ化したマップデータ(以下、第4マップデータという)を求める。
次に、上記(B−1)と同様に、実際に組付ける圧縮機ASSY(各部品の組み合わせ)にて、圧縮機ASSYにおける定点の振動を測定する。次に、上記(B−1)と同様に、上記第3マップデータを用いて、実測した振動値から、バランサ機構60の固定位置(角度θ3)を把握する。上記第4マップデータを用いて、実測した振動値から、バランサ機構60の固定位置(角度θ4)を把握する。
このように把握した固定位置(角度θ3、θ4)でバランサ機構60のバランサ61を固定する。これにより、バランサ機構60の重心距離が調整されることになる。
以上により、バランサ機構50、60のバランス調整がそれぞれ完了することができる。
以上説明した本実施形態では、バランサ機構50、60の重心距離をアンバランス量(圧縮機振動量)を基に決定し、静アンバランス量が正であれば、バランサ機構(圧縮機構側バランサ機構)60の腕長さを大きく、バランサ機構(圧縮機構と反対側バランサ機構)50の腕長さを小さくする。ここで、腕長さとは、駆動軸21の軸線からバランサ機構(50、60)の重心までの重心距離のことである。
一方、静アンバランス量が負であればバランサ機構60の腕長さを小さく、バランサ機構50の腕長さを大きくし、動アンバランス量が正であればバランサ機構60の腕長さを小さく、バランサ機構50の腕長さを大きくし、動アンバランス量が負であればバランサ機構60の腕長さを大きく、バランサ機構50の腕長さを小さく調整することになる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、軸線方向一方側にバランサ機構60を設け、軸線方向他方側にバランサ機構50を設けた例について説明したが、これに代えて、本実施形態では、図13、図14に示すように、バランサ機構50、60のうち軸線方向他方側のバランサ機構50だけを設けた電動型圧縮機を示す。
図13に本発明の本実施形態の電動型圧縮機の全体構成を示す。図14(a)は本実施形態のロータ22単体の正面図、図14(b)はロータ22の右側面図である。
(第3実施形態)
上記第1実施形態では、軸線方向一方側にバランサ機構60を設け、軸線方向他方側にバランサ機構50を設けた例について説明したが、これに代えて、本実施形態では、図15、図16に示すように、バランサ機構50、60のうち軸線方向一方側のバランサ機構60だけを設けた電動型圧縮機を示す。
図15は本発明の本実施形態の電動型圧縮機の全体構成を示す。図16(a)は本実施形態のロータ22単体の正面図、図16(b)はロータ22の右側面図である。
(第4実施形態)
上記第1〜第3の実施形態では、バランサ51、52が連動して回転するために、互いに噛み合うように構成される歯部54、5を設けた例について説明したが、本第4実施形態では、バランサ51、52は、図17に示すように、それぞれ、駆動軸21の軸線方向から視て円弧状に形成されている円弧部54a、55bを設ける例について説明する。
図17は本実施形態のバランサ51、52の拡大図である。本実施形態のバランサ51、52は、互いに円弧部54a、55bが接触して連動して回転する。
上記第4実施形態では、バランサ51、52に円弧部54a、55bを設けた例について説明したが、これに加えて、バランサ61、62のそれぞれに円弧部をそれぞれ設けてもよい。
(他の実施形態)
上記第1〜第4実施形態では、ロータ22に対してその径方向外側にステータ23を配置した例について説明したが、これに代えて、ステータ23に対してその径方向外側にロータ22を配置してもよい。
上記第1〜第4実施形態では、本発明の電動型圧縮機として冷媒を圧縮する電動型圧縮機を用いた例について説明したが、冷媒以外の媒体を圧縮する電動型圧縮機を本発明の電動型圧縮機としてもよい。
上記第1〜第4実施形態では、ハウジング10の軸線方向他方側(つまり、ハウジング部12の底部12a)にバランス調整用穴12cを設けた例を示したが、これに限らず、ハウジング10のうち軸線方向他方側以外の部位にバランス調整用穴12cを設けてもよい。
上記第1〜第4実施形態では、バランサ機構50、60をロータ22の軸線方向に設けた例について説明したが、これに代えて、バランサ機構50、60をロータ22に対して径方向外側に設けてもよい。
上記第1〜第4実施形態では、本発明の圧縮機構30としてスクロール圧縮機構を用いた例について説明したが、これに代えて、本発明の圧縮機構30としてスクロール圧縮機構以外の圧縮機構を用いてもよい。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。
10 ハウジング
11 ハウジング部
12 ハウジング部
20 電動モータ
21 駆動軸
21a 偏心軸
22 ロータ
23 ステータ
30 圧縮機構
31 可動スクロール
32 固定スクロール
40 ブッシュバランサ
50 バランサ機構
51 バランサ(第1バランサ)
52 バランサ(第2バランサ)
60 バランサ機構
61 バランサ(第1バランサ)
62 バランサ(第2バランサ)
80 自転防止機構

Claims (9)

  1. 電動モータ(20)と、前記電動モータにより駆動されて圧縮動作を行う圧縮機構(30)と、を備え
    前記電動モータは、その駆動力を前記圧縮機構に出力する駆動軸(21)と、この駆動軸に対して径方向外側に配置されて前記駆動軸に支持されているロータ(22)と、回転バランスを調整するバランサ機構と、を備える電動型圧縮機であって、
    前記バランサ機構は、前記ロータに対してそれぞれ回転可能に支持されて、かつ互いに連動して回転する連動機構を構成する第1、第2バランサを備え、
    前記第1、第2バランサを連動して回転させることにより、前記第1、第2バランサを1つの部品としたときの総合重心距離を連続して変化させることを可能にすることを特徴とする電動型圧縮機。
  2. 前記電動モータには、2つの前記バランサ機構が設けられており、
    前記2つのバランサ機構のうち一方のバランサ機構は、前記ロータに対して前記圧縮機構側に配置されて、前記2つのバランサ機構のうち前記一方のバランサ機構以外の他方のバランサ機構は、前記ロータに対して前記圧縮機構と反対側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電動型圧縮機。
  3. 前記バランサ機構は、前記ロータに対して前記圧縮機構側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電動型圧縮機。
  4. 前記バランサ機構は、前記ロータに対して前記圧縮機構と反対側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電動型圧縮機。
  5. 前記第1、第2バランサは、それぞれ、円弧状に形成されている円弧部(55a、54a)を備え、
    されに前記第1、第2バランサは、互いに前記円弧部が接触して連動して回転することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の電動型圧縮機。
  6. 前記第1、第2バランサは、それぞれ、互いに噛み合う歯部(54、55、63、64)を備え、
    さらに、前記第1、第2バランサは、互いに前記歯部が噛み合って連動して回転することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の電動型圧縮機。
  7. 前記電動モータを収納するハウジングには、穴部(12c)が設けられており、
    前記穴部を通して前記ハウジングの外側から前記第1、第2バランサを回転させることを可能に構成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の電動型圧縮機。
  8. 前記ロータには、その軸線方向に向かって形成されている穴(22d)が設けられており、
    前記ロータのうち前記穴の内周面には、雌ねじ(22e)が設けられており、
    前記第1、第2バランサのうち一方のバランサ(52)には、貫通穴(52a)が設けられており、
    前記一方のバランサの貫通穴を貫通して前記ロータの前記雌ねじに噛み合うボルト(53)を備えており、
    前記一方のバランサは、前記ボルトを介して前記ロータに回転可能に支持されており、
    前記ボルトが前記ロータの雌ねじに締結されることにより、前記一方のバランサが前記ロータに固定されるようになっていることを特徴とする請求項7に記載の電動型圧縮機。
  9. 前記ロータには、その軸線方向に向かって形成されている穴(22f)が設けられており、
    前記第1、第2バランサのうち一方のバランサ(61)には、前記ロータの前記穴を貫通する軸(61a)が設けられており、
    前記軸にはその外周側に雄ねじ(61b)が設けられており、
    前記一方のバランサの前記軸の前記雄ねじにナット(63)が締結されることにより、前記一方のバランサが前記ロータに固定されることを特徴とする請求項7に記載の電動型圧縮機。
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