JP2014084060A - 空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プレ空調時の消費エネルギーをできるだけ抑えながら暖房性能を向上させることが可能な車両用の空調装置を提供する。
【解決手段】空調装置は、ヒートポンプを含む空調ユニット125と、車両の外気温を検出するための外気温センサ331と、車室内の気温を検出する内気温センサ332と、ECU300とを備える。ECU300は、空調ユニット125の動作時間が設定時間に達した場合、内気温センサ332により検出された内気温が設定温度に達した場合、あるいは、空調ユニット125の電力消費量が許容量を超えた場合に、空調ユニット125を停止させる。ECU300は、暖房時に外気温センサ331により検出された外気温が前記ヒートポンプの暖房能力にとっての限界温度未満である場合には、エンジンを始動させる。
【選択図】図3

Description

この発明は、車両に搭載される空調装置に関し、特に車両の外部から充電が可能に構成された蓄電装置を搭載する車両に適用可能な空調装置に関する。
近年では、乗員の乗車前に予め車室内を空調し(以下、プレ空調と称する)、乗員が乗車した際の快適性を向上させる技術が提案されている。たとえば特開2009−113674号公報(特許文献1)は、バッテリの電力量から空調運転が可能か否かを判定する技術を開示する。特開2011−020477号公報(特許文献2)および特開2006−298326号公報(特許文献3)は、目標温度と車内温度との差に応じてプレ空調のモード(冷房、暖房など)を選択する技術を開示する。特開平11−139155号公報(特許文献4)は、プレ空調を遠隔操作によって実行するための技術を開示する。
特開2009−113674号公報 特開2011−020477号公報 特開2006−298326号公報 特開平11−139155号公報
プレ空調が実行されると、たとえば蓄電装置(たとえばバッテリ)に蓄えられた電力が消費される。したがって、車両の走行開始前に消費されるエネルギーをできるだけ少なくしつつプレ空調を行なうことが求められる。
一方で、プレ空調として暖房が選択された場合には、たとえばエアコン(ヒートポンプ)によって車外の熱が車室内に取り込まれる。しかしながら外気温が車内の目標の温度に対して大幅に低い場合には、ヒートポンプの効率(暖房能力)が低下する。このように低い効率でヒートポンプを稼働させ続けることによりプレ空調の消費電力が増大しやすい。
本発明の目的は、プレ空調時の消費エネルギーをできるだけ抑えながら暖房性能を向上させることが可能な車両用の空調装置を提供することである。
本発明のある局面に係る空調装置は、内燃機関と蓄電装置とを備えた車両に搭載される空調装置であって、車両の外部と車両内部との間で熱交換を行なうヒートポンプを含み、前記蓄電装置に蓄えられた電力を用いて車室内を空調する空調部と、前記車両の外気温を検出するための外気温センサと、前記車両の内気温を検出するための内気温センサと、冷房、暖房および換気の中から、空調要求に応じたモードで車両の停止中に空調部を制御する制御部とを備える。制御部は、空調部の動作時間が設定時間に達した場合、内気温センサにより検出された内気温が設定温度に達した場合、あるいは、空調部の電力消費量が許容量を超えた場合に、空調部を停止させる。制御部は、モードが暖房であり、かつ外気温センサにより検出された外気温がヒートポンプの暖房能力にとっての限界温度未満である場合には、内燃機関を始動させて車室内を暖房するための熱を発生させる。
本発明によれば、車両のプレ空調時において、エネルギーの消費量をできるだけ抑えながら暖房を行なうことができるので、プレ空調時の暖房性能を向上させることができる。
本発明の実施の形態に従う車両の一構成例を示した全体ブロック図である。 図1に示した車両のプレ空調に関する構成を示した図である。 空調ユニットに関する構成を示したブロック図である。 プレ空調要求の切り分け(判別)処理を説明するためのフローチャートである。 図4に示された暖房制御フローを説明するための第1のフロー図である。 図4に示された暖房制御フローを説明するための第2のフロー図である。 図4に示された冷房制御フローを説明するためのフロー図である。 図4に示された送風制御フローを説明するためのフロー図である。 本発明の実施の形態に係る車両がプレ空調要求を受信するための他の構成例を示した概略ブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[車両の構成]
図1は、本発明の実施の形態に従う車両100の一構成例を示した全体ブロック図である。図1を参照して、車両100は、蓄電装置110と、システムメインリレー(System Main Relay:SMR)115と、PCU(Power Control Unit)120と、空調ユニット125と、モータジェネレータ130,135と、動力伝達ギヤ140と、駆動輪150と、エンジン160と、制御装置であるECU(Electronic Control Unit)300とを備える。PCU120は、コンバータ121と、インバータ122,123と、コンデンサC1,C2とを含む。
蓄電装置110は、充放電可能に構成された電力貯蔵要素である。蓄電装置110は、たとえば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池または鉛蓄電池などの二次電池、あるいは電気二重層キャパシタなどの蓄電素子を含んで構成される。
蓄電装置110は、正電力線PL1および負電力線NL1を介してPCU120に接続される。そして、蓄電装置110は、車両100の駆動力を発生させるための電力をPCU120に供給する。また、蓄電装置110は、モータジェネレータ130、135で発電された電力を蓄電する。蓄電装置110の出力はたとえば200V程度である。
蓄電装置110は、いずれも図示しないが電圧センサおよび電流センサを含み、これらのセンサによって検出された、蓄電装置110の電圧VBおよび電流IBをECU300へ出力する。
SMR115に含まれるリレーの一方は、蓄電装置110の正極端およびPCU120に接続される正電力線PL1に接続され、他方のリレーは蓄電装置110の負極端および負電力線NL1に接続される。そして、SMR115は、ECU300からの制御信号SE1に基づいて、蓄電装置110とPCU120との間での電力の供給と遮断とを切換える。
コンバータ121は、ECU300からの制御信号PWCに基づいて、正電力線PL1および負電力線NL1と正電力線PL2および負電力線NL1との間で電圧変換を行なう。
インバータ122,123は、正電力線PL2および負電力線NL1に並列に接続される。インバータ122,123は、ECU300からの制御信号PWI1,PWI2にそれぞれ基づいて、コンバータ121から供給される直流電力を交流電力に変換し、モータジェネレータ130,135をそれぞれ駆動する。
コンデンサC1は、正電力線PL1および負電力線NL1の間に設けられ、正電力線PL1および負電力線NL1間の電圧変動を減少させる。また、コンデンサC2は、正電力線PL2および負電力線NL1の間に設けられ、正電力線PL2および負電力線NL1間の電圧変動を減少させる。
モータジェネレータ130,135は交流回転電機であり、たとえば、永久磁石が埋設されたロータを備える永久磁石型同期電動機である。
モータジェネレータ130,135の出力トルクは、減速機や動力分割機構を含んで構成される動力伝達ギヤ140を介して駆動輪150に伝達されて、車両100を走行させる。モータジェネレータ130,135は、車両100の回生制動動作時には、駆動輪150の回転力によって発電することができる。そして、その発電電力は、PCU120によって蓄電装置110の充電電力に変換される。
また、モータジェネレータ130,135は動力伝達ギヤ140を介してエンジン160とも結合される。そして、ECU300により、モータジェネレータ130,135およびエンジン160が協調的に動作されて必要な車両駆動力が発生される。さらに、モータジェネレータ130,135は、エンジン160の回転により発電が可能であり、この発電電力を用いて蓄電装置110を充電することができる。なお、本実施の形態においては、モータジェネレータ135を専ら駆動輪150を駆動するための電動機として用い、モータジェネレータ130を専らエンジン160により駆動される発電機として用いるものとする。
なお、図1においては、モータジェネレータが2つ設けられる構成が例として示されるが、モータジェネレータの数はこれに限定されず、モータジェネレータが1つの場合、あるいは2つより多くのモータジェネレータを設ける構成としてもよい。
図1に示された構成によれば、車両100は、外部電源500からの電力によって蓄電装置110を充電することができる。車両100は、充電器200と、充電リレーCHR210と、接続部であるインレット220とを含む。
インレット220には、充電ケーブル400の充電コネクタ410が接続される。そして、外部電源500からの電力が、充電ケーブル400を介して車両100に伝達される。
充電ケーブル400は、充電コネクタ410に加えて、外部電源500のコンセント510に接続するためのプラグ420と、充電コネクタ410およびプラグ420とを接続する電力線440とを含む。電力線440には、外部電源500からの電力の供給および遮断を切換えるための充電回路遮断装置(以下、CCID(Charging Circuit Interrupt Device)とも称する。)430が介挿される。
充電器200は、電力線ACL1,ACL2を介して、インレット220に接続される。また、充電器200は、CHR210を介して、正電力線PL2および負電力線NL2によって蓄電装置110に接続される。
充電器200は、ECU300からの制御信号PWDによって制御され、インレット220から供給される交流電力を、蓄電装置110の充電電力に変換する。
なお、車両100は、外部に電力を供給することもできる。車両100は、AC100Vインバータ201と、放電リレーDCHR211とをさらに含む。
AC100Vインバータ201は、蓄電装置110からの直流電力またはモータジェネレータ130,135により発電されてPCU120で変換された直流電力を交流電力に変換して、車両外部へ給電することも可能である。なお、AC100Vインバータ201に代えて、他の交流電圧または直流電圧を出力する装置を設けてもよい。また、充電器200とAC100Vインバータ201とは、充電および給電の双方向の電力変換が可能な1つの装置であってもよい。
CHR210は、ECU300からの制御信号SE2によって制御され、充電器200と蓄電装置110との間の電力の供給と遮断とを切換える。DCHR210は、ECU300からの制御信号SE3によって制御され、インレット220とAC100Vインバータ201との間の電力経路の接続と遮断とを切換える。なお、図1に示す充電時には、CHR210は接続状態に制御され、DCHR211は遮断状態に制御される。
ECU300は、空調ユニット125の初期設定を記憶しておくための不揮発性メモリ370を含む。いずれも図1には図示しないが、ECU300は、さらに、CPU(Central Processing Unit)、記憶装置および入出力バッファを含み、各センサ等からの信号の入力や各機器への制御信号の出力を行なうとともに、蓄電装置110および車両100の各機器の制御を行なう。なお、これらの制御については、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア(電子回路)で処理することも可能である。
ECU300は、蓄電装置110からの電圧VBおよび電流IBの検出値に基づいて、蓄電装置110の充電状態SOC(State of Charge)を演算する。
ECU300は、充電ケーブル400の接続状態を示す信号PISWを充電コネクタ410から受ける。また、ECU300は、充電ケーブル400のCCID430からコントロールパイロット信号CPLT(以下、パイロット信号CPLTと称する)を受ける。ECU300は、これらの信号に基づいて充電動作を実行する。
なお、パイロット信号CPLTおよび接続信号PISW、ならびに、インレット220および充電コネクタ410の形状,端子配置などの構成は、たとえば、米国のSAE(Society of Automotive Engineers)や国際電気標準会議(International Electrotechnical Commission:IEC)等により規格化されているものを用いることができる。
図1においては、ECU300として1つの制御装置を設ける構成としているが、たとえば、PCU120用の制御装置や蓄電装置110用の制御装置などのように、機能ごと、または制御対象機器ごとに個別の制御装置を設ける構成としてもよい。
空調ユニット125は、車室内の空調を行なう。空調には、冷房、暖房、送風のいずれかを選択することができる。
受信装置320は、リモートコントロール装置(以下、単に「リモコン」ともいう)310から送信されるプレ空調要求信号を受信するための装置である。この実施の形態では、「プレ空調」とは、ユーザ要求に応じて空調ユニット125を作動させて、車両システム起動前に予め車室内の空調を行なう制御を指す。なお、車両システム起動前の状態とは、車両が停止中である状態を意味し、具体的には、Ready−ON状態となる前の状態である。
ユーザがリモコン310を遠隔操作すると、リモコン310からプレ空調要求信号が送信される。受信装置320は、このリモコン310からプレ空調要求信号を受信すると、プレ空調要求信号をECU300に送信する。ECU300は、プレ空調要求信号に応答して、プレ空調を実行するために、空調ユニット125を作動させる。
リモコン310は、車両100内の装備を遠隔制御できる装置として図1に示される。リモコン310の具体的な形態は特に限定されず、たとえば電子キーあるいは、スマートフォン等の携帯端末を用いることができる。
図2は、図1に示した車両100のプレ空調に関する構成を示した図である。図2を参照して、エンジン160は、車両100の前方側に設けられたエンジンコンパートメント10の内部に搭載される。車両の走行時に、エンジン160の動力は、図示しない減速機等を介して駆動輪150に伝達される。停車時には、たとえば図示しないパーキングロック機構等によって、エンジン160が始動しても車両100の走行が禁止される。
エンジンコンパートメント10には、エンジン160の他に、たとえばラジエータ170、コンデンサ180、電動ファン190、および空調ユニット125が搭載される。
ラジエータ170は、配管172,174を経由して、エンジン160の内部に設けられたウォータジャケット(図示せず)に連通される。ラジエータ170は、エンジン冷却水の熱を大気に放出するための放熱器である。図示しない電動ウォータポンプが駆動されることによって、エンジン冷却水がラジエータ170およびエンジン160の間を循環する(矢印A参照)。より具体的には、エンジン160の熱を吸収したエンジン冷却水は、ラジエータ170に送られてラジエータ170で放熱冷却され、その後再びエンジン160に戻される。これにより、エンジン160が冷却される。
コンデンサ180は、ラジエータ170に隣接して設けられ、配管182,184を経由して空調ユニット125に連通される。コンデンサ180は、空調用の熱交換媒体を凝縮するための凝縮器である。
空調ユニット125は、コンデンサ180の他に熱交換を実現するために必要な部品(たとえばコンプレッサ、膨張バルブ、エバポレータなど)を含んで構成される。空調ユニット125が作動することによって、熱交換媒体がコンデンサ180および空調ユニット125の間を循環する(矢印B参照)。このようなサイクルにより、車室内の空調(たとえば冷房あるいは暖房)が行なわれる。また、エンジン160を作動させて、エンジン冷却水から放出される熱により暖められた空気をファン等で車室に導入することで車室内を暖房することができる。
電動ファン190は、エンジンコンパートメント10の内部における、ラジエータ170およびコンデンサ180の近傍に設けられる。電動ファン190は、ECU300からの制御信号によって制御される。電動ファン190が作動することによって、外気がラジエータ170およびコンデンサ180を通ってエンジンコンパートメント10の内部に取り込まれる(矢印C参照)。これにより、外気が冷却風として作用して、ラジエータ170およびコンデンサ180が冷却されるとともに、エンジンコンパートメント10の内部が掃気されてエンジンコンパートメント10の内部温度が低下される。なお、電動ファンをコンデンサ180用とラジエータ170用とで別々に設けるようにしてもよい。また、コンデンサ180は、エンジンコンパートメント10の内部において、発熱源であるエンジン160の近くに配置される。
IGスイッチ350は、車両システムの始動要求および停止要求をユーザが入力するためのスイッチである。「車両システム」とは、車両100の走行制御に必要な電気機器である。車両システムが停止状態(Ready−OFF状態)であるときにユーザがIGスイッチ350を操作すると、車両システムは起動状態(Ready−ON状態)に切り替えられ、エンジン160が始動される。
図3は、空調ユニットに関する構成を示したブロック図である。図3を参照して、空調ユニット125は、コンプレッサ181と、エバポレータ183と、バルブ188と、インバータ185と、ブロアモータ186とブロアファン187とを含む。
インバータ185は、蓄電装置110または外部電源500(図1参照)から電力が供給されて、コンプレッサ181を駆動する。これにより、熱交換媒体が、コンデンサ180、バルブ188、エバポレータ183を通って熱交換を行なうとともに、外気との間で熱交換を行なう。コンプレッサ181と、エバポレータ183と、バルブ188とはヒートポンプを構成する。
たとえば冷房時には、ヒートポンプによって熱交換媒体が外気に熱を放出し、それによって熱交換媒体が冷却される。暖房時には、ヒートポンプによって熱交換媒体が外気の熱を吸収する。ブロアモータ186は、ブロアファン187を回転させる。熱交換媒体によって冷却され、あるいは温められた空気がブロアファン187によって車室内に導入される。これにより車室内の冷房あるいは暖房が行なわれる。
ECU300は、外気温を検出する外気温センサ331からの信号、車室内の気温を検出する内気温センサ332からの信号に基づいて、インバータ185およびブロアモータ186を制御する。これにより、空調ユニット125が制御される。ECU300と、外気温センサ331と、内気温センサ332と、空調ユニット125およびコンデンサ180とは、本発明に係る「空調装置」の一形態を実現する。
[プレ空調]
ユーザがリモコン310を操作することにより、リモコン310から車両100にプレ空調要求信号が送信される。車両100のECU300は、そのプレ空調要求の種類を判別して、その種類に応じた制御処理を実行する。
図4は、プレ空調要求の切り分け(判別)処理を説明するためのフローチャートである。このフローチャートの処理は、たとえばReady−ON状態となる前の車両の状態において、一定の周期ごとにメインルーチンから呼び出されてECU300により実行される。
図1および図4を参照して、処理が開始されると、ステップS1においてECU300は、ユーザからのプレ空調要求があるかどうかを判断する。ECU300が受信装置320からプレ空調要求信号を受信した場合に、ECU300は、ユーザからのプレ空調要求があると判断する。この場合(ステップS1においてYES)、処理はステップS2に進む。
一方、ユーザからのプレ空調要求が無いと判断された場合(ステップS1においてNO)、処理はステップS9に進む。ステップS9では、ECU300はプレ空調のための装置を起動させる必要が無いと判断する。この場合には、処理はメインルーチンに戻される。
ステップS2において、ECU300は、プレ空調要求の種類を判断する。たとえば温度設定に関する情報(たとえば設定温度の情報)がプレ空調要求信号としてECU300に送られた場合、ECU300は、外気温、車室内温度および、プレ空調要求信号が示す設定温度から、暖房、冷房、送風、および起動の必要なしのいずれの場合に該当するかを判断する。
別の例では、温度設定に関する情報(たとえば設定温度の情報)とともにモード設定(たとえば冷房)に関する情報がプレ空調要求信号としてECU300に送られる。この場合には、ECU300は、送信されたモード設定の情報に従って、プレ空調のモードまたは起動の必要がないことを判断する。
ステップS3において、ECU300は、プレ空調要求が暖房の要求であるかどうかを判断する。プレ空調要求が暖房の要求である場合(ステップS3においてYES)、処理はステップS4に進み、暖房制御フローが実行される。プレ空調要求が暖房の要求とは異なる場合(ステップS3においてNO)、処理はステップS5に進む。
ステップS5において、ECU300は、プレ空調要求が冷房の要求であるかどうかを判断する。プレ空調要求が冷房の要求である場合(ステップS5においてYES)、処理はステップS6に進み、冷房制御フローが実行される。プレ空調要求が冷房の要求とは異なる場合(ステップS5においてNO)、処理はステップS7に進む。
ステップS7において、ECU300は、プレ空調要求が換気(送風)の要求であるかどうかを判断する。プレ空調要求が換気の要求である場合(ステップS7においてYES)、処理はステップS8に進み、送風制御フローが実行される。
プレ空調要求が換気(送風)の要求とは異なる場合(ステップS7においてNO)、処理はステップS9に進む。すなわち、プレ空調要求が、暖房、冷房および換気(送風)のいずれの要求とも異なる場合(たとえば空調の要求に関する指定がない場合)には、ステップS9において、ECU300はプレ空調のための装置(空調ユニット125など)を起動させる必要がないと判断する。
暖房制御フロー、冷房制御フロー、および送風制御フローでは、プレ空調要求に基づいて、ECU300は起動させる装置を選択するとともに、その装置を制御する。続いて各制御フローについて詳細に説明する。
なお、空調ユニット125はヒートポンプを備えており、ヒートポンプの動作により、冷房、暖房のいずれも行なうことができる。ただし、図面および以下の説明では、暖房と冷房との区別が容易となるように、暖房の場合には「ヒートポンプ」との用語を用い、冷房の場合には「エアコン」との用語を用いる。
図5は、図4に示された暖房制御フローを説明するための第1のフロー図である。図6は、図4に示された暖房制御フローを説明するための第2のフロー図である。図5および図6を参照して、暖房制御が開始されると、ステップS11において、ECU300は外気温がヒートポンプの限界気温以上であるかどうかを判断する。
「ヒートポンプの限界気温」とは、ヒートポンプの暖房能力にとっての限界温度であり、ヒートポンプが暖房能力を発揮することができる下限の外気温のことを意味する。この限界気温は、ヒートポンプが暖房できない温度という意味に限定されるものではなく、たとえば、ヒートポンプのCOP(成績係数)と外気温との関係から適切に定められてもよい。限界気温の値は予め定められているとともに、たとえばECU300内の不揮発性メモリ370(図1を参照)に記憶されている。
ステップS11において、外気温がヒートポンプの限界気温以上であると判断された場合(ステップS11においてYES)、処理はステップS12に進む。一方、ステップS11において、外気温がヒートポンプの限界気温未満であると判断された場合(ステップS11においてNO)、符号「A」により示されるように、処理は後述するステップS21へと進む。
ステップS12においてECU300は、外部電力をプレ空調(暖房)に利用できるかどうかを判断する。たとえばECU300は、インレット220に、充電ケーブル400の充電コネクタ410が接続されていることを検知する。この場合には、ECU300は、外部電力をプレ空調(暖房)に利用できると判断する。一方、インレット220に、充電ケーブル400の充電コネクタ410が接続されていない場合には、ECU300は、外部電力を利用できないと判断する。
ステップS12において、外部電力をプレ空調(暖房)に利用できると判断された場合(ステップS12においてYES)、処理はステップS13に進む。ステップS13において、ECU300は、消費電力を特に制限することなくヒートポンプを駆動させる。
ステップS13の処理が実行された後、ステップS14において、ECU300は、車室内温度が所定温度に到達したという条件、または、現在時刻が設定時刻に到達したという条件が成立しているか否かを判定する。「所定温度」は、たとえばプレ空調要求によって与えられた設定温度である。また、設定時刻とは、プレ空調の終了時刻であり、たとえばプレ空調要求によって与えられる。なお、設定時刻に代えて、プレ空調の動作時間(たとえば5分間)が設定されてもよい。
車室内温度が所定温度にまだ到達してなく、かつ現在時刻が設定時刻にまだ到達していない場合(ステップS14においてNO)、ステップS14の判定処理が繰り返される。車室内温度が所定温度に到達しているという条件、または、現在時刻が設定時刻に到達しているという条件が成立した場合(ステップS14においてYES)、処理はステップS15に進む。
ステップS15において、ECU300は、ヒートポンプの駆動を終了する。ステップS15の処理が終了すると、暖房制御が終了する。
ステップS12において、外部電力をプレ空調(暖房)に利用できないと判断された場合(ステップS12においてNO)、処理はステップS16に進む。この場合、蓄電装置110に蓄えられた電力によってヒートポンプが駆動される。ステップS16において、ECU300は、消費電力を制限した状態でヒートポンプを駆動させる。したがってヒートポンプの暖房能力が制限される。
ステップS17において、ECU300は、車室内温度が所定温度に到達したという条件、または、現在時刻が設定時刻に到達したという条件が成立しているか否かを判定する。この判断処理は、ステップS14において実行される判断処理と同じである。
車室内温度が所定温度に到達しているという条件、または、現在時刻が設定時刻に到達しているという条件が成立した場合(ステップS17においてYES)、処理はステップS15に進む。ステップS15において、ECU300は、ヒートポンプの駆動を終了する。ステップS15の処理が終了すると、暖房制御が終了する。
一方、車室内温度が所定温度にまだ到達してなく、かつ現在時刻が設定時刻にまだ到達していない場合(ステップS17においてNO)、処理はステップS18に進む。ステップS18において、ECU300は、電力持出量が許容量を超えたか否かを判断する。「電力持出量」は、蓄電装置110から取り出される電力量である。
たとえばECU300は、蓄電装置110の充電状態SOCの変化量に基づいて、電力持出量が許容量を超えたか否かを判断する。別の方法として、たとえばECU300は、蓄電装置110の出力電流および出力電圧に基づいて蓄電装置の出力電力を算出するとともに、その算出された電力の値を積算することにより電力持出量が許容量を超えたか否かを判断してもよい。許容量は、固定の値でもよく、可変の値であってもよい。
ステップS18において、電力持出量が許容量を超えたと判断された場合(ステップS18においてYES)、処理はステップS19に進む。ステップS19において、ECU300は、ヒートポンプの駆動を終了する。ステップS19の処理が終了すると、符号「A」により示されるように、後述するステップS21の処理が実行される。
一方、ステップS18において、電力持出量が許容量を超えていないと判断された場合(ステップS18においてNO)、処理はステップS17に戻る。すなわち、電力持出量が許容量に達する、あるいは電力持出量が許容値を超えるまで、ヒートポンプが駆動される。
次にステップS21において、ECU300は、車両100がリモートスタート装備を備えているか否かを判断する。リモートスタート装備は、ユーザの遠隔操作によりエンジンを起動および停止できる装備であり、たとえばリモートエンジンスタータ(図1には示さず)がリモートスタート装備に該当する。ECU300がリモートスタート装備からの信号を受信可能である場合に、車両100がリモートスタート装備を備えていると判断される。
車両100がリモートスタート装備を備えている場合(ステップS21においてYES)、ステップS22においてECU300は、リモートスタート装備を利用してエンジン160を起動させて、エンジン160から熱を発生させる。この熱により車室内が暖房される。たとえばエンジン160を作動させて、エンジン冷却水から放出される熱により暖められた空気をファン等で車室に導入することで車室内が暖房される。なお、図6に示されたフローにおいては、エンジン160の起動の際にユーザの遠隔操作は不要である。
続いて、ステップS23において、ECU300は、車室内温度が所定温度に到達したという条件、または、現在時刻が設定時刻に到達したという条件が成立しているか否かを判定する。この判断処理は、ステップS14,S17において実行される判断処理と同じである。
車室内温度が所定温度にまだ到達してなく、かつ現在時刻が設定時刻にまだ到達していない場合(ステップS23においてNO)、ステップS23の判定処理が繰り返される。したがって、エンジンが動作し続ける。車室内温度が所定温度に到達しているという条件、または、現在時刻が設定時刻に到達しているという条件が成立した場合(ステップS23においてYES)、処理はステップS24に進む。
ステップS24において、ECU30は、リモートスタート装備を利用してエンジン160を停止させる。その後、符号「B」で示されるように、暖房制御が終了する。
また、車両100がリモートスタート装備を備えていない場合(ステップS21においてNO)、符号「B」で示されるように、暖房制御が終了する。すなわち、この場合には、エンジン160の熱を利用した車室内の暖房は行なわれない。
図7は、図4に示された冷房制御フローを説明するためのフロー図である。図5および図7を参照して、ステップS32〜S38の処理は、基本的には、図5に示された暖房制御フローのステップS12〜S18の処理とそれぞれ同様であり、空調ユニット125が冷房を行なう点で暖房制御と異なる。したがって、ステップS32,S34,S37,S38での判断は、ステップS12,S14,S17,S18での判断と同じ手法を用いることができる。
図8は、図4に示された送風制御フローを説明するためのフロー図である。図5および図8を参照して、ステップS42〜S48の処理は、基本的には、図5に示された暖房制御フローのステップS42〜S48の処理とそれぞれ同様であり、ブロア(ブロアファン187およびブロアモータ186)のみが動作する点で暖房制御と異なる。したがって、ステップS42,S44,S47,S48での判断は、ステップS12,S14,S17,S18での判断と同じ手法を用いることができる。
以上のように本発明の実施の形態によれば、プレ空調時に要求モードに応じて、空調ユニット125(空調部)により、空調(冷房、暖房、送風のいずれか)が実行される。温度が設定温度に達した場合、現在時刻が設定時刻に達した場合、電力持出量が許容量を超えた場合のいずれかの場合には、エアコンが停止する。これにより、エアコンの消費電力をできるだけ抑えながら、プレ空調を実行できる。
さらに本発明の実施の形態によれば、暖房モードにおいて外気温がヒートポンプの限界温度未満である場合には、ECU300は、エンジン160を始動させる。これにより、プレ空調において暖房が行なわれているときに、ヒートポンプの消費電力が必要以上に増大することを抑えながら、暖房性能を高めることができる。
さらに、外気温がヒートポンプの限界温度未満である場合のみエンジンが起動する。たとえば、プレ空調モードとして暖房が設定された場合に、必ずエンジンが起動すると、プレ空調(暖房)が行なわれるたびに燃料が消費される。本発明の実施の形態によれば、外気温の温度帯に応じて、ヒートポンプまたはエンジンが熱源として選択されるので、効率的に暖房を行なうことができる。したがって、プレ空調時に、車両に蓄えられるエネルギーが必要以上に消費されることを抑えることができる。
さらに本発明の実施の形態によれば、ECU300は、プレ空調の各モードに対応して複数の装置を制御する。このためユーザは、プレ空調のモードを指定するだけでよい。したがってユーザの利便性を高めることができる。
なお、上記の実施の形態では、暖房のための熱源としてヒートポンプを示した。しかしながらヒートポンプに代えて、あるいはヒートポンプに加えて他の発熱源を暖房に用いてもよい。そのような発熱源として、たとえばPTCヒータを用いることができる。
また、上記の実施の形態では、外部電力により充電可能なハイブリッド車両として、充電ケーブルに接続されるインレットを備えた車両が示される。外部電力を受けるためのハイブリッド車両の構成はこのように限定されるものではない。たとえば、太陽電池を備え、その太陽電池からの電力をプレ空調に用いることができるように構成されたハイブリッド車両も本発明の実施の形態に含めることができる。
さらに、上記の実施の形態では、プレ空調要求は、ユーザが所持するリモコンから車両に送られる。プレ空調要求を送信するための構成はこのように限定されない。たとえば、図9に示されるように車両100のECU300は、充電ケーブル400を介して、家屋800に設置されたHEMS(Home Energy Management System)820からプレ空調要求を受信してもよい。たとえばユーザが図示しない操作パネルを操作することにより、HEMS820から車両100にプレ空調要求が送られる。HEMS820と車両100とは、たとえばPLC(Power Line Communication)により通信可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 エンジンコンパートメント、100 車両、110 蓄電装置、121 コンバータ、122,123,185 インバータ、125 空調ユニット、130,135 モータジェネレータ、140 動力伝達ギヤ、150 駆動輪、160 エンジン、170 ラジエータ、172,174,182,184 配管、180 コンデンサ(空調用)、181 コンプレッサ、183 エバポレータ、186 ブロアモータ、187 ブロアファン、188 バルブ、190 電動ファン、200 充電器、201 AC100Vインバータ、220 インレット、300 ECU、310 リモコン、320 受信装置、331 外気温センサ、332 内気温センサ、350 IGスイッチ、370 不揮発性メモリ、400 充電ケーブル、410 充電コネクタ、420 プラグ、440,ACL1,ACL2 電力線、500 外部電源、510 コンセント、800 家屋、C1,C2 コンデンサ(電力平滑化用)、CHR210 充電リレー、DCHR211 放電リレー、NL1,NL2 負電力線、PL1,PL2 正電力線。

Claims (1)

  1. 内燃機関と蓄電装置とを備えた車両に搭載される空調装置であって、
    車両の外部と車両内部との間で熱交換を行なうヒートポンプを含み、前記蓄電装置に蓄えられた電力を用いて車室内を空調する空調部と、
    前記車両の外気温を検出するための外気温センサと、
    前記車両の内気温を検出するための内気温センサと、
    冷房、暖房および換気の中から、空調要求に応じたモードで前記車両の停止中に前記空調部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記空調部の動作時間が設定時間に達した場合、前記内気温センサにより検出された前記内気温が設定温度に達した場合、あるいは、前記空調部の電力消費量が許容量を超えた場合に、前記空調部を停止させ、
    前記制御部は、前記モードが暖房であり、かつ前記外気温センサにより検出された前記外気温が前記ヒートポンプの暖房能力にとっての限界温度未満である場合には、前記内燃機関を始動させて車室内を暖房するための熱を発生させる、空調装置。
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