JP2014082876A - 車両用電力伝送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁波の送信によって非接触で電力を伝送する際に、電波受信機の周波数探索動作に対する干渉を抑制する。
【解決手段】車両用電力伝送装置10は、車両の外部から送信される所定周波数の電波を受信可能であるとともに、現在の受信周波数から所定の移動速度で受信周波数を移動させることで電波を探索し、受信強度が所定強度以上となる電波を受信した場合に受信周波数の移動を停止する探索動作を実行可能なラジオ受信機11と、ラジオ受信機11によって探索動作が実行されている間において送電機24による携帯機1への電力の伝送を中断する車載装置12と、を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、車両用電力伝送装置に関する。
従来、例えば、車両室内の載置台に携帯電話を載置することで、携帯電話の非接触充電が可能な車両用非接触充電システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−104868号公報
ところで、上記従来技術に係る車両用非接触充電システムによれば、充電時に載置台に設けられたコイルから発せられる電磁波が他の車載機器に干渉する虞がある。
例えば、車載ラジオ受信機などにおいて自動的に周波数を変更しながら放送局を探索する動作(いわゆるスキャン動作)などを行なう場合に、コイルから発せられた電磁波の周波数の逓倍波を受信すると、放送局を探索する動作が意図されずに停止してしまうという問題が生じる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、電磁波の送信によって非接触で電力を伝送する際に、電波受信機の周波数探索動作に対する干渉を抑制することが可能な車両用電力伝送装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、本発明の第1の発明に係る車両用電力伝送装置は、受電手段(例えば、実施の形態での受電機32)を備える携帯機(例えば、実施の形態での携帯機1)に電力を伝送する車両に設けられた車両用電力伝送装置であって、前記携帯機へ所定の伝送周波数の電磁波を送信することによって前記携帯機の前記受電手段に電力を伝送する電力伝送手段(例えば、実施の形態での送電機24)と、前記車両の外部から送信される所定周波数の電波を受信可能であるとともに、現在の受信周波数から所定の移動速度で受信周波数を移動させることで前記電波を探索し、受信強度が所定強度以上となる電波を受信した場合に前記受信周波数の移動を停止する探索動作を実行可能な受信機(例えば、実施の形態でのラジオ受信機11)と、前記受信機によって前記探索動作が実行されている間において前記電力伝送手段による前記電力の伝送を中断する中断手段(例えば、実施の形態での制御部25)と、を備える。
さらに、本発明の第2の発明に係る車両用電力伝送装置は、前記現在の受信周波数と、該受信周波数に最も近い前記伝送周波数の逓倍波の周波数との差分が所定値未満である場合に、前記伝送周波数を所定量だけ変更する周波数変更手段(例えば、実施の形態での制御部25が兼ねる)を備える。
さらに、本発明の第3の発明に係る車両用電力伝送装置は、前記車両の乗員による操作が可能な操作手段(例えば、実施の形態での入力操作部11a)を備え、前記受信機は、前記操作手段に対する前記操作を検出した場合に前記探索動作における前記受信周波数の移動を開始し、前記周波数変更手段は、前記探索動作における前記移動速度で前記現在の受信周波数から該受信周波数に最も近い前記伝送周波数の逓倍波の周波数に移動するまでの時間が、前記操作手段に対する前記操作に応じて前記受信機による前記受信周波数の移動が開始されてから前記中断手段によって前記電力の伝送が中断されるまでの時間よりも長くなるように、前記伝送周波数を前記所定量だけ変更する。
さらに、本発明の第4の発明に係る車両用電力伝送装置は、前記車両の現在位置を検出し、該現在位置に基づいてエリアを判定するエリア判定手段(例えば、実施の形態での現在位置検出部21および制御部25が兼ねる)と、前記受信機が受信可能な前記電波の周波数を前記エリア毎に対応させて予め記憶する記憶手段(例えば、実施の形態での周波数記憶部22)と、を備え、前記周波数変更手段は、前記記憶手段に記憶された前記エリアにおいて受信可能な前記電波の周波数と、該周波数に最も近い前記伝送周波数の逓倍波の周波数との差分が所定値未満である場合に、前記伝送周波数を所定量だけ変更する。
さらに、本発明の第5の発明に係る車両用電力伝送装置は、複数の前記所定周波数を記憶可能な所定周波数記憶手段(例えば、実施の形態での周波数記憶部22)を備え、前記周波数変更手段は、前記所定周波数記憶手段に記憶された前記所定周波数と、該所定周波数に最も近い前記伝送周波数の逓倍波の周波数との差分が所定値未満である場合に、前記伝送周波数を所定量だけ変更する。
さらに、本発明の第6の発明に係る車両用電力伝送装置では、前記所定周波数は、前記車両の外部の放送局から音声信号または映像信号が前記電波として変調されて送信されるための前記放送局に固有の周波数である。
本発明の第1の発明に係る車両用電力伝送装置によれば、受信機によって探索動作が実行されている間において電力の伝送を中断することから、電力の伝送に用いられる電磁波が受信機の探索動作に干渉することを防止することができる。これにより、例えば、受信機が電力の伝送に用いられる電磁波を所望の電波であると誤検知することによって受信機による電波の探索動作が停止してしまうことを防止することができ、受信機の所望の使い勝手および機能性を確保することができる。
本発明の第2の発明に係る車両用電力伝送装置によれば、伝送周波数の逓倍波の周波数が受信機の現在の受信周波数に対して近接している場合(例えば、差分が所定値未満である場合)には、伝送周波数を所定量だけ変更することによって、受信機の受信動作に対する電磁波の干渉を抑制することができる。
これにより、例えば、伝送周波数および伝送周波数の逓倍波が適宜のスペクトル幅を有している場合であっても、電力の伝送に用いられる電磁波の伝送周波数が受信機の現在の受信周波数に対して与える影響を、より低減することができる。
本発明の第3の発明に係る車両用電力伝送装置によれば、操作手段に対する操作が検出された場合に、受信機による探索動作における受信周波数の移動が開始されるタイミングに対して、中断手段によって電力の伝送が中断されるタイミングが早い場合には、例えば現在の受信周波数と伝送周波数の逓倍波の周波数との差分などに応じた干渉(つまり受信機の受信動作に対する電磁波の干渉)は生じない。
一方、操作手段に対する操作が検出された場合に、受信機による探索動作における受信周波数の移動が開始されるタイミングに対して、中断手段によって電力の伝送が中断されるタイミングが遅い場合には、干渉が発生する可能性がある。この場合、探索動作において現在の受信周波数から最寄りの伝送周波数の逓倍波の周波数に移動するまでの時間が、受信周波数の移動が開始されてから電力の伝送が中断されるまでの時間よりも長くなれば、受信機の受信動作に対する電磁波の干渉は抑制される。
したがって、受信機による受信周波数の移動が現在の受信周波数から最寄りの伝送周波数の逓倍波の周波数に到達するよりも前に電力の伝送が中断されるようにして伝送周波数を所定量だけ変更することにより、現在の受信周波数にかかわりなく、受信周波数の移動が開始されるタイミングをあえて遅らせる必要無しに、受信機の受信動作に対する電磁波の干渉を抑制することができる。
本発明の第4の発明に係る車両用電力伝送装置によれば、車両の現在位置を含むエリア内において受信機が受信可能な全ての電波の周波数に対して、車両がこのエリア内に存在する限りにおいては、一度だけ伝送周波数を所定量だけ変更することによって、受信機の受信動作に対する電磁波の干渉を抑制することができる。これにより、伝送周波数を頻繁に変更する必要無しに、所望の伝送効率を容易に確保することができる。
本発明の第5の発明に係る車両用電力伝送装置によれば、プリセットメモリーなどの所定周波数記憶手段に記憶された複数の所定周波数に対して、一度だけ伝送周波数を所定量だけ変更することによって、受信機の受信動作に対する電磁波の干渉を抑制することができる。これにより、伝送周波数を頻繁に変更する必要無しに、所望の伝送効率を容易に確保することができる。
本発明の第6の発明に係る車両用電力伝送装置によれば、放送局に固有の所定周波数の電波を受信する受信機の探索動作に電力の伝送に用いられる電磁波が干渉することを防止することができる。
本発明の実施の形態に係る車両用電力伝送装置の構成図である。 本発明の実施の形態に係る車両用電力伝送装置のラジオ受信機の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る車両用電力伝送装置の操作信号および探索動作の実行有無および探索動作の動作情報および電力伝送の実行有無の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る車両用電力伝送装置の操作信号および探索動作の実行有無および探索動作の動作情報および電力伝送の実行有無の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る車両用電力伝送装置の車載装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る車両用電力伝送装置の伝送周波数(変更前)および伝送周波数(変更後)の例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る車両用電力伝送装置について添付図面を参照しながら説明する。
本実施の形態による車両用電力伝送装置10は、例えば、車両に搭載されており、車両の乗員が携帯可能な携帯機1に電力を伝送するときに、ラジオ受信機11の受信動作に対する電磁波の干渉を抑制するものである。
車両用電力伝送装置10は、例えば図1に示すように、ラジオ受信機11と、車載装置12と、車両状態センサ13と、を備えている。
ラジオ受信機11は、例えば、車両の外部の放送局Bなどから送信される所定周波数の電波を受信可能である。
所定周波数は、例えば、車両の外部の放送局Bから音声信号または映像信号が電波として変調されて送信されるための放送局Bに固有の周波数などであり、車両の現在位置を含む所定のエリア内などにおいてラジオ受信機11が受信可能な電波の周波数である。
なお、ラジオ受信機11は、例えば、車載装置12などと同様にして予め車両に搭載された状態で有線通信などによって車載装置12と通信可能に構成されてもよい。
また、ラジオ受信機11は、例えば、車両に新規に搭載されたり、車両の乗員などによって車室内に持ち込まれたり、車両周辺の所定範囲内に存在したりなどの各状態で無線通信などによって車載装置12と通信可能に構成されてもよい。
ラジオ受信機11は、例えば、操作者によって操作可能な入力操作部11aを備えている。
入力操作部11aは、例えば操作者の手指により入力操作可能なボタンやスイッチやタッチパネル、あるいは、例えば操作者の音声により入力操作可能な音声入力装置などであって、操作者による所定の操作の入力有無を検出して、この検出結果を示す操作信号を出力する。
入力操作部11aは、例えば、ラジオ受信機11のシーク(seek)またはスキャン(scan)などの受信周波数の探索動作の実行開始あるいは実行終了を指示する操作の入力に応じた操作信号を出力する。
ラジオ受信機11は、例えば、入力操作部11aから受信周波数の探索動作の実行開始を示す操作信号を受信した場合には、探索動作の動作情報である探索開始の情報と、現在の受信周波数などの情報と、を出力する。
ラジオ受信機11は、例えば、入力操作部11aから受信周波数の探索動作の実行終了を示す操作信号を受信した場合には、探索動作の動作情報である探索終了の情報を出力する。
なお、シークは、例えば、ラジオ受信機11の現在の受信周波数から所定の移動速度で受信周波数を移動させることによって、現在の受信周波数から周波数の低い側あるいは高い側で次に受信可能な電波(例えば、受信強度が所定強度以上となる電波など)を探索する動作である。
ラジオ受信機11は、例えば、シークの実行時に現在の受信周波数から周波数の低い側あるいは高い側で次に受信可能な電波(例えば、受信強度が所定強度以上となる電波など)を探索した場合、あるいは所定の上限周波数または下限周波数に到達した場合などには、探索終了を示す情報を出力して、シークの実行を終了する。
また、スキャンは、例えば、ラジオ受信機11の現在の受信周波数から所定の移動速度で受信周波数を移動させることによって、現在の受信周波数から周波数の低い順あるいは高い順に受信可能な電波(例えば、受信強度が所定強度以上となる電波など)を所定時間ずつ切り替えて受信する動作である。
ラジオ受信機11は、例えば、スキャンの実行時に入力操作部11aから探索動作の実行終了を示す操作信号を受信した場合、あるいは所定の上限周波数または下限周波数に到達した場合などには、探索終了を示す情報を出力して、スキャンの実行を終了する。
なお、ラジオ受信機11から探索開始の情報が出力されてから実際に探索動作が開始されるタイミング(探索開始タイミング)までの時間は、予め車載装置12に記憶されていてもよいし、実際に探索動作が開始されるタイミング(探索開始タイミング)の情報がラジオ受信機11から出力されるとともに車載装置12によって受信されてもよい。
車載装置12は、例えば、携帯機1と無線通信可能であり、かつ、ラジオ受信機11と有線または無線によって通信可能である。
車載装置12は、例えば、現在位置検出部21と、周波数記憶部22と、通信部23と、送電機24と、制御部25と、を備えている。
現在位置検出部21は、例えば、人工衛星を利用して車両の位置を測定するためのGPS(Global Positioning System)信号などの測位信号を受信して、この測位信号に基づいて車両の現在位置を検出する。また、現在位置検出部21は、さらに、車両の速度およびヨーレートなどに基づく自律航法の演算処理を併用して、車両の現在位置を検出可能である。
周波数記憶部22は、例えばプリセットメモリーなどであって、車両の外部から送信されてラジオ受信機11が受信可能な電波の複数の所定周波数を予め記憶している。
周波数記憶部22は、例えば、ラジオ受信機11が受信可能な電波の周波数(例えば、放送局Bに固有の周波数など)を、予め設定された所定のエリア(例えば、放送局Bの放送エリアなど)毎に対応させて予め記憶している。
通信部23は、例えば、携帯機1と無線通信可能であって、各種の情報の送受信を行なう。
送電機24は、例えば、制御部25の制御に応じて、アンテナ(図示略)によって電流から変換されたマイクロ波の電磁波を送信し、この電磁波が携帯機1のアンテナ(図示略)によって電流に変換されることによって、携帯機1に電力を伝送する。
送電機24は、例えば、電磁波の伝送周波数に応じた伝送特性の情報を予め記憶している。
送電機24は、例えば、制御部25の制御に応じて、電磁波の伝送周波数を変更し、伝送周波数の変化量に応じて電磁波の伝送電力を増大させており、予め記憶している伝送特性の情報に基づいて、伝送周波数の変更前後において携帯機1による受電電力がほぼ等しくなるように設定する。
制御部25は、例えば、通信部23および送電機24の動作を指示する指令信号を出力する。
制御部25は、例えば、ラジオ受信機11との通信によって、受信周波数の探索開始および探索終了の各情報と、現在の受信周波数などの情報と、を取得可能である。
制御部25は、例えば、送電機24による携帯機1への電力の伝送を実行する場合に、予め設定されている所定の許容周波数範囲内の伝送周波数を有する電磁波を携帯機1に送信することを送電機24に指示する。
なお、所定の許容周波数範囲は、例えば、携帯機1および送電機24の特性などに応じて設定されている。
制御部25は、例えば、送電機24による携帯機1への電力の伝送を実行しているときに、ラジオ受信機11から取得した探索開始の情報に基づき、ラジオ受信機11によって受信周波数の探索動作が実行されている間において、送電機24による携帯機1への電力の伝送を中断することを送電機24に指示する。
制御部25は、例えば、ラジオ受信機11から取得した現在の受信周波数および周波数記憶部22に記憶している各周波数と、送電機24から携帯機1に送信される電磁波の伝送周波数と、に基づいて、送電機24から携帯機1に送信される電磁波の伝送周波数を変更することを送電機24に指示する。
より詳細には、制御部25は、例えば、ラジオ受信機11の現在の受信周波数と、この受信周波数に最も近い伝送周波数の逓倍波の周波数との差分が所定値未満である場合に、伝送周波数を所定量だけ変更することを送電機24に指示する。
この場合、制御部25は、例えば、ラジオ受信機11の探索動作における移動速度で現在の受信周波数から該受信周波数に最も近い伝送周波数の逓倍波の周波数に移動するまでの時間が、入力操作部11aに対する操作者の所定の操作に応じてラジオ受信機11による受信周波数の移動が開始されてから送電機24によって電力の伝送が中断されるまでの時間よりも長くなるように、伝送周波数を所定量だけ変更することを送電機24に指示する。
さらに、制御部25は、例えば、伝送周波数の変化量に応じて、伝送周波数の変更前後において携帯機1による受電電力がほぼ等しくなるようにして、電磁波の送信電力を増減させることを送電機24に指示する。
なお、現在の受信周波数と最寄りの伝送周波数の逓倍波の周波数との差分に対する所定値は、受信周波数の探索動作における誤検知を回避するための周波数差分に設定されている。
この周波数差分は、例えば、ラジオ受信機11の特性と、車載装置12の特性と、車両のCAN(Controller Area Network)通信などの通信システムの特性と、などに応じて設定される。
また、制御部25は、例えば、現在位置検出部21によって検出された車両の現在位置に基づいて、車両の現在位置が予め設定された複数の所定のエリア(例えば、放送局Bの放送エリアなど)の何れに含まれるかを判定する。
そして、制御部25は、例えば、車両の現在位置が含まれると判定したエリアにおいてラジオ受信機11が受信可能な電波の周波数を周波数記憶部22から取得する。そして、取得した周波数と、取得した周波数に最も近い伝送周波数の逓倍波の周波数との差分が所定値未満である場合に、伝送周波数を所定量だけ変更することを送電機24に指示する。
車両状態センサ13は、例えば、自車両の車輪速などに基づいて自車両の速度(車速)を検出する車速センサと、自車両のヨーレートを検出するヨーレートセンサと、などを備え、各検出結果の信号を出力する。
なお、携帯機1は、車載装置12と無線通信可能かつ車載装置12によって非接触で給電可能であり、例えば、制御部31と、受電機32と、通信部33と、を備えている。
制御部31は、受電機32および通信部33の動作を指示する指令信号を出力する。
受電機32は、例えば、制御部31の制御に応じて、アンテナ(図示略)によって受信されたマイクロ波を電流に変換することによって電力を取得する。
通信部33は、例えば、車載装置12と無線通信可能であって、各種の情報の送受信を行なう。
本実施の形態による車両用電力伝送装置10は上記構成を備えており、次に、車両用電力伝送装置10の動作について説明する。
先ず、以下に、ラジオ受信機11の動作について説明する。
例えば図2に示すステップS01において、入力操作部11aは、入力操作部11aに対する操作者の所定の操作の入力を検出したか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、ステップS01の判定処理を繰り返し実行する。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS02に進む。
なお、入力操作部11aに対する操作者の所定の操作の入力の検出結果は、例えば図3または図4に示すように、適宜の時間(例えば、時刻t0から時刻t1までの時間)に亘ってONとなる操作信号によって示される。
次に、ステップS02においては、シークまたはスキャンなどの受信周波数の探索動作に対する探索開始の情報および現在の受信周波数などの情報を出力する。
なお、探索開始の情報(例えば、シークの開始など)が出力されるタイミングは、例えば図3または図4に示すように、ラジオ受信機11が入力操作部11aから出力された操作信号(つまり、受信周波数の探索動作の実行開始を示す操作信号)を受信した時点(例えば、時刻t1)から、ラジオ受信機11の特性などに応じた第2所定時間Tbが経過したタイミング(例えば、時刻t2)などである。
次に、ステップS03においては、受信周波数の探索動作を開始する。
なお、受信周波数の探索動作が開始されるタイミングは、例えば図3または図4に示すように、ラジオ受信機11が入力操作部11aから出力された操作信号(つまり、受信周波数の探索動作の実行開始を示す操作信号)を受信した時点(例えば、時刻t1)から、ラジオ受信機11の特性などに応じた第1所定時間Taが経過したタイミング(例えば、図3の時刻t5または図4の時刻t4)などである。
次に、ステップS04においては、電波の受信強度は所定強度以上であるか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、ステップS04の判定処理を繰り返し実行する。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS05に進む。
次に、ステップS05においては、受信周波数の探索動作を終了する。
次に、ステップS06においては、シークまたはスキャンなどの受信周波数の探索動作に対する探索終了の情報を出力する。そして、エンドに進む。
なお、探索終了の情報(例えば、シークの終了など)が出力されるタイミングは、例えば図3または図4に示すように、受信周波数の探索動作が終了された時点(例えば、時刻t6)から、ラジオ受信機11の特性などに応じた所定時間が経過したタイミング(例えば、時刻t7から時刻t8の間)などである。
次に、以下に、車載装置12の動作について説明する。
例えば図5に示すステップS11においては、車両の起動を指示するイグニッションスイッチのオンと、ラジオ受信機11の電源のオンと、ラジオ受信機11の受信周波数の変更と、のうちの何れかが実行されたか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、ステップS11の判定処理を繰り返し実行する。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS12に進む。
次に、ステップS12においては、現在の受信周波数と、送電機24から送信される電磁波の伝送周波数の逓倍波の周波数のうち現在の受信周波数の最寄の逓倍波の周波数との差分は所定値未満であるか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、後述するステップS16に進む。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS13に進む。
次に、ステップS13においては、受信周波数の探索動作が開始されるタイミング(探索開始タイミング)は、送電機24から携帯機1への電力伝送が中断されるタイミング(電力伝送中断タイミング)よりも後であるか否かを判定する。
この判定結果が「YES」の場合(例えば、図3に示す状態など)には、ステップS14に進み、このステップS14においては、伝送周波数を変更せずに、後述するステップS20に進む。
一方、この判定結果が「NO」の場合(例えば、図4に示す状態など)には、ステップS15に進み、このステップS15においては、第1の伝送周波数変更処理を実行して、後述するステップS20に進む。
なお、電力伝送中断タイミングは、例えば図3または図4に示すように、車載装置12がラジオ受信機11から出力された探索開始の情報を受信した時点(例えば、時刻t3)から、車載装置12の特性などに応じた第4所定時間Tdが経過したタイミング(例えば、図3の時刻t4または図4の時刻t5)などである。
また、この電力伝送中断タイミングは、例えば図3または図4に示すように、ラジオ受信機11が入力操作部11aから出力された操作信号(つまり、受信周波数の探索動作の実行開始を示す操作信号)を受信した時点(例えば、時刻t1)から、第2所定時間Tbと第3所定時間Tcと第4所定時間Tdとが経過したタイミング(例えば、図3の時刻t4または図4の時刻t5)などである。
第3所定時間Tcは、例えば車両のCAN(Controller Area Network)通信などの通信システムの特性など応じた情報の伝送時間に相当する。
また、第1の伝送周波数変更処理は、例えば、ラジオ受信機11の探索動作における移動速度で現在の受信周波数から該受信周波数に最も近い変更先伝送周波数の逓倍波の周波数に移動するまでの時間が、入力操作部11aに対する操作者の所定の操作に応じてラジオ受信機11による受信周波数の移動が開始されてから送電機24によって電力の伝送が中断されるまでの時間(つまり、図4に示す、(Tb+Tc+Td)−Ta)よりも長くなるようにして、伝送周波数を所定量だけ変更する。
また、ステップS16においては、車両の現在位置を検出する。
次に、ステップS17においては、周波数記憶部22に記憶されている周波数、例えば、車両の現在位置を含むエリア内においてラジオ受信機11が受信可能な電波の複数の所定周波数および放送局Bに固有の周波数などを取得する。
次に、ステップS18においては、周波数記憶部22から取得した周波数と、送電機24から送信される電磁波の伝送周波数の逓倍波の周波数のうち周波数記憶部22から取得した周波数の最寄の逓倍波の周波数との差分は所定値未満であるか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、後述するステップS20に進む。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS19に進む。
そして、ステップS19においては、第2の伝送周波数変更処理を実行して、ステップS20に進む。
なお、第2の伝送周波数変更処理は、例えば、ラジオノイズを回避するようにして伝送周波数を所定量だけ変更する処理であり、現在の伝送周波数を周波数記憶部22から取得した周波数の約数付近にならない上昇側または下降側の変更先伝送周波数へと変更する。
より詳細には、例えば、現在の伝送周波数の前後に設定された所定の許容周波数範囲内において、変更先伝送周波数の逓倍波の周波数と、周波数記憶部22から取得した周波数との差分が、受信周波数の1チャネル間隔(例えば、10kHzなど)以上になるようにして、伝送周波数を所定量だけ変更する。
そして、ステップS20においては、ラジオ受信機11との通信によって、受信周波数の探索開始の情報を受信したか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、ステップS20の判定処理を繰り返し実行する。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS21に進む。
そして、ステップS21においては、送電機24から携帯機1への電力の伝送を中断することを指示する。
そして、ステップS22においては、ラジオ受信機11との通信によって、受信周波数の探索終了の情報を受信したか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、ステップS22の判定処理を繰り返し実行する。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS23に進む。
そして、ステップS23においては、送電機24から携帯機1への電力の伝送を開始(再開)することを指示し、エンドに進む。
例えば図6(A)に示すように、ラジオ受信機11の受信周波数(例えば、580kHz)と、現在の伝送周波数(例えば、145kHz)の逓倍波の周波数(例えば、4逓倍の周波数)とが同一である場合には、伝送周波数を所定量だけ変更することが指示される。
ここで、例えば図3に示すように、(Tb+Tc+Td)≦Taであれば、伝送周波数は変更されない。
一方、例えば図4に示すように、(Tb+Tc+Td)>Taであれば、第1の伝送周波数変更処理によって、例えば図6(B)に示すように、伝送周波数(変更前)(例えば、145kHz)は所定量(例えば、+5kHzよりも大きい値)だけ変更される。
例えば、第1所定時間Ta(=30ms)と第2所定時間Tb(=20ms)と第3所定時間Tc(=20ms)と第4所定時間Td(=40ms)とに対しては、((Tb+Tc+Td)−Ta)=50msであり、受信周波数の探索動作が開始されてから50ms後に電力伝送が中断される。
これに対して、所定量が+5kHzであれば、ラジオ受信機11の探索動作における移動速度(例えば、400kHz/sec)で現在の受信周波数(例えば、580kHz)から最寄りの変更先伝送周波数(例えば、150kHz)の逓倍波の周波数(例えば、4逓倍の600kHz)に移動するまでの時間は、50msである。この時間は、受信周波数の探索動作が開始されてから電力伝送が中断されるまでの時間に一致する。
したがって、ラジオ受信機11の受信周波数が最寄りの変更先伝送周波数の逓倍波の周波数に移動するまでの時間が、受信周波数の探索動作が開始されてから電力伝送が中断されるまでの時間よりも長くなるようにして、伝送周波数は所定量として+5kHzよりも大きい値(例えば、+6kHzなど)だけ変更される。
上述したように、本実施の形態による車両用電力伝送装置10によれば、ラジオ受信機11のシークまたはスキャンなどの受信周波数の探索動作が実行されている間において車載装置12から携帯機1への電力の伝送を中断する。
これにより、電力の伝送に用いられる電磁波がラジオ受信機11の探索動作に干渉することを防止することができる。
さらに、例えば、ラジオ受信機11が、車載装置12による電力の伝送に用いられる電磁波を所望の電波であると誤検知することによって、電波の探索動作を停止してしまうことを防止することができ、ラジオ受信機11の所望の使い勝手および機能性を確保することができる。
さらに、伝送周波数の逓倍波の周波数がラジオ受信機11の現在の受信周波数に対して近接している場合(例えば、差分が所定値未満である場合)には、伝送周波数を所定量だけ変更することによって、ラジオ受信機11の受信動作に対する電磁波の干渉を抑制することができる。
これにより、例えば、伝送周波数および伝送周波数の逓倍波が適宜のスペクトル幅を有している場合であっても、電力の伝送に用いられる電磁波がラジオ受信機11の受信動作に対して与える影響を低減することができ、ラジオノイズの発生を回避することができる。
さらに、ラジオ受信機11の探索動作によって受信周波数の移動が現在の受信周波数から最寄りの伝送周波数の逓倍波の周波数に到達するよりも前に電力の伝送が中断されるようにして伝送周波数を所定量だけ変更する。
これにより、現在の受信周波数にかかわりなく、受信周波数の移動が開始されるタイミングをあえて遅らせる必要無しに、ラジオ受信機11の受信動作に対する電磁波の干渉を抑制することができ、受信周波数の探索動作における誤検知を回避することができる。
また、周波数記憶部22に記憶されている周波数と伝送周波数の逓倍波の周波数とが近接している場合(例えば、差分が所定値未満である場合)には、車両が現在位置を含む所定エリア内に存在する状態などにおいて一度だけ伝送周波数を所定量だけ変更する。
これにより、伝送周波数を再度変更する必要無しにラジオ受信機11の受信動作に対する電磁波の干渉を抑制することができ、所望の伝送効率を容易に確保することができる。
なお、上述した実施の形態において、車両用電力伝送装置10はラジオ受信機11に対する干渉を抑制するとしたが、これに限定されず、他の受信機、例えば各種の地上放送または衛星放送の受信機など、に対する干渉を抑制するものであってもよい。この場合、車両用電力伝送装置10は、ラジオ受信機11の代わりに他の受信機を備える。
なお、上述した実施の形態において、車載装置12は、イグニッションスイッチのオンと、ラジオ受信機11の電源のオンと、ラジオ受信機11の受信周波数の変更と、のうちの何れかが実行されたときに、各伝送周波数変更処理を実行するとした。しかしながら、これに限定されず、適宜のタイミングにおいて、ラジオ受信機11の受信周波数あるいは周波数記憶部22から取得した周波数と、最寄りの伝送周波数の逓倍波の周波数との差分が所定値未満であれば、伝送周波数を変更する処理を実行してもよい。
なお、上述した実施の形態において、車載装置12は、ステップS12からステップS18に示すように、現在の受信周波数と最寄りの伝送周波数の逓倍波の周波数との差分が所定値以上である場合に、周波数記憶部22に記憶されている周波数と最寄りの伝送周波数の逓倍波の周波数との差分が所定値未満か否かを判定した。しかしながら、これに限定されず、周波数記憶部22に記憶されている周波数に対する判定処理を適宜のタイミングで実行してもよい。
なお、上述した実施の形態においては、第1および第2の各伝送周波数変更処理に加えて、ラジオノイズを回避するために伝送周波数を所定量だけ変更する処理を実行してもよい。
この場合には、例えば、現在の受信周波数と最寄りの伝送周波数の逓倍波の周波数との差分に対する所定値を、ラジオノイズを回避するための周波数差分と、受信周波数の探索動作における誤検知を回避するための周波数差分とのうち、何れか大きい方などに設定する。
そして、制御部25は、ラジオ受信機11の現在の受信周波数と、この受信周波数に最も近い伝送周波数の逓倍波の周波数との差分が所定値未満である場合に、伝送周波数を所定量だけ変更することを送電機24に指示する。
なお、ラジオノイズを回避するための周波数差分は、例えば、ラジオ受信機11のアンテナの種類と、アンテナのレイアウトと、アンテナとラジオ受信機11本体との配線と、ラジオ受信機11の特性と、などに応じて変化し、予め実施される試験の結果などに基づいて設定される。
また、ラジオノイズを回避するためには、例えば、変更先伝送周波数の逓倍波の周波数と、受信周波数との差分が、受信周波数の1チャネル間隔(例えば、10kHzなど)以上になるようにして、伝送周波数を所定量だけ変更する。
なお、上述した実施の形態において、車載装置12の通信部23および送電機24は、他の各種の装置に備えられてもよいし、単体で構成されてもよい。
なお、本発明の技術的範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、上述した実施形態の構成はほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
1 携帯機
10 車両用電力伝送装置
11 ラジオ受信機(受信機)
11a 入力操作部(操作手段)
12 車載装置
21 現在位置検出部(エリア判定手段)
22 周波数記憶部(記憶手段、所定周波数記憶手段)
23 通信部
24 送電機(電力伝送手段)
25 制御部(中断手段、周波数変更手段、エリア判定手段)
32 受電機(受電手段)

Claims (6)

  1. 受電手段を備える携帯機に電力を伝送する車両に設けられた車両用電力伝送装置であって、
    前記携帯機へ所定の伝送周波数の電磁波を送信することによって前記携帯機の前記受電手段に電力を伝送する電力伝送手段と、
    前記車両の外部から送信される所定周波数の電波を受信可能であるとともに、現在の受信周波数から所定の移動速度で受信周波数を移動させることで前記電波を探索し、受信強度が所定強度以上となる電波を受信した場合に前記受信周波数の移動を停止する探索動作を実行可能な受信機と、
    前記受信機によって前記探索動作が実行されている間において前記電力伝送手段による前記電力の伝送を中断する中断手段と、
    を備えることを特徴とする車両用電力伝送装置。
  2. 前記現在の受信周波数と、該受信周波数に最も近い前記伝送周波数の逓倍波の周波数との差分が所定値未満である場合に、前記伝送周波数を所定量だけ変更する周波数変更手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両用電力伝送装置。
  3. 前記車両の乗員による操作が可能な操作手段を備え、
    前記受信機は、前記操作手段に対する前記操作を検出した場合に前記探索動作における前記受信周波数の移動を開始し、
    前記周波数変更手段は、前記探索動作における前記移動速度で前記現在の受信周波数から該受信周波数に最も近い前記伝送周波数の逓倍波の周波数に移動するまでの時間が、前記操作手段に対する前記操作に応じて前記受信機による前記受信周波数の移動が開始されてから前記中断手段によって前記電力の伝送が中断されるまでの時間よりも長くなるように、前記伝送周波数を前記所定量だけ変更する
    ことを特徴とする請求項2に記載の車両用電力伝送装置。
  4. 前記車両の現在位置を検出し、該現在位置に基づいてエリアを判定するエリア判定手段と、
    前記受信機が受信可能な前記電波の周波数を前記エリア毎に対応させて予め記憶する記憶手段と、を備え、
    前記周波数変更手段は、前記記憶手段に記憶された前記エリアにおいて受信可能な前記電波の周波数と、該周波数に最も近い前記伝送周波数の逓倍波の周波数との差分が所定値未満である場合に、前記伝送周波数を所定量だけ変更する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の車両用電力伝送装置。
  5. 複数の前記所定周波数を記憶可能な所定周波数記憶手段を備え、
    前記周波数変更手段は、前記所定周波数記憶手段に記憶された前記所定周波数と、該所定周波数に最も近い前記伝送周波数の逓倍波の周波数との差分が所定値未満である場合に、前記伝送周波数を所定量だけ変更する
    ことを特徴とする請求項2から請求項4の何れか1つに記載の車両用電力伝送装置。
  6. 前記所定周波数は、前記車両の外部の放送局から音声信号または映像信号が前記電波として変調されて送信されるための前記放送局に固有の周波数である
    ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1つに記載の車両用電力伝送装置。
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