JP2014082760A5

JP2014082760A5 -

Info

Publication number: JP2014082760A5
Application number: JP2013209777A
Authority: JP
Filing date: 2013-10-07
Publication date: 2015-02-19
Anticipated expiration: 2033-10-07

Description

一実施形態において、上記１つ以上のヒートパイプは、上記冷却ゾーンにおいて上記スピーカハウジングに取り外し可能に接続されている、および／または、上記冷却ゾーンにおいて上記スピーカハウジングに移動可能に接続されている。これにより、一方では組立が容易になり、他方では許容誤差と熱応力（thermal tension）を確実に補償することができる。一実施形態において、残りのギャップは、熱伝導ペーストを供給することにより補償することができる。

Claims

スピーカハウジング（２；２'）と、
前記スピーカハウジング（２；２'）内に保持され、永久磁石（９）を有するバスケット（３）と、
前記永久磁石（９）により発生する定磁場内に配置され、振動板（５）に接続されたコイル（９１）と、
加熱ゾーン（Ｚ１）および冷却ゾーン（Ｚ３）を有する１つ以上のヒートパイプ（１０）とを備えたスピーカ（１；１'；１''）であって、
前記加熱ゾーン（Ｚ１）は前記永久磁石（９）に配置され、前記冷却ゾーン（Ｚ３）は前記スピーカハウジング（２；２'）に配置されており、
前記１つ以上のヒートパイプ（１０）は、前記永久磁石（９）に恒久的且つ強固に接続されており、
前記１つ以上のヒートパイプ（１０）は、冷却ゾーン（Ｚ３）において、前記スピーカハウジング（２；２'）に取り外し可能または移動可能に接続されていることを特徴とするスピーカ。
前記１つ以上のヒートパイプ（１０）は、
特に金属で形成された壁（１３）により封鎖された管状の密閉空間と、
前記空間の内部に収容され、特にプラスチック細管および／または金属細管および／または織物および／または編組（braiding）の形状をとるキャピラリー（１４）と、
前記空間の内部に収容され、液体状態では前記空間の小部分、気体状態では前記空間の大部分を満たし、特に（ＣＨ₃）ＯＨ、（ＣＨ₃）ＣＯ、ＮＨ₃、Ｈ₂Ｏ、Ｃ₆Ｈ₆である作動媒体とを含む、請求項１に記載のスピーカ（１；１'；１''）。
前記スピーカハウジング（２；２'）の外部側は、前記１つ以上のヒートパイプ（１０）が配置された領域に冷却リブを備えている、請求項１または２に記載のスピーカ（１；１'；１''）。
前記１つ以上のヒートパイプの前記加熱ゾーンと前記永久磁石との間の接触領域に、熱伝導ペーストが供給されている、請求項１、２または３に記載のスピーカ（１；１'；１''）。
前記ヒートパイプと前記スピーカハウジングとの間の残りのギャップに、熱伝導ペーストが供給されている、請求項１〜４のうちいずれか１項に記載のスピーカ（１；１'；１''）。
前記１つ以上のヒートパイプ（１０）の前記冷却ゾーン（Ｚ３）および／または前記加熱ゾーン（Ｚ１）は、熱伝導率が１００Ｗ／（ｍ＊Ｋ）以上、特に１５０Ｗ／（ｍ＊Ｋ）以上の材料からなるブロックを備え、
前記１つ以上のヒートパイプ（１０）の前記冷却ゾーン（Ｚ３）または前記加熱ゾーン（Ｚ１）は、それぞれ前記ブロックを介して間接的に前記スピーカハウジング（２；２'）または前記永久磁石（９）上に配置されている、請求項１〜５のうちいずれか１項に記載のスピーカ（１；１'；１''）。
前記スピーカハウジング（２；２'）は、プラスチックで形成され、前記１つ以上のヒートパイプ（１０）の前記冷却ゾーン（Ｚ３）が位置する前記スピーカハウジングの領域は、熱伝導率が１００Ｗ／（ｍ＊Ｋ）以上、特に１５０Ｗ／（ｍ＊Ｋ）以上である封止体または注入体（injected body）を備えている、請求項１〜６のうちいずれか１項に記載のスピーカ（１；１'；１''）。
前記永久磁石（９）は、前記１つ以上のヒートパイプ（１０）の前記加熱ゾーン（Ｚ１）が配置される１つ以上のボアホールを有し、前記コイル（９１）は、少なくとも断面において、前記ボアホールを取り囲む、請求項１〜７のうちいずれか１項に記載のスピーカ（１；１'；１''）。
前記スピーカは、外的影響（outside influences）に対して封止されている、請求項１〜８のうちいずれか１項に記載のスピーカ（１；１'；１''）。
音波を能動的に消去するまたは音波に影響を与えるための、請求項１〜９のうちいずれか１項の特徴を有するスピーカの使用。
内燃機関駆動車両の排気系のための騒音制御システム（１００）であって、
前記騒音制御システム（１００）は、
対抗音制御器（１０２）と、
前記対抗音制御器（１０２）に接続されて制御信号を受信する、請求項１〜９のうちいずれか１項の特徴を有する１つ以上のスピーカ（１；１'；１''）とを備え、
前記スピーカ（１；１'；１''）は、前記対抗音制御器（１０２）により受信された制御信号に応じて、前記排気系のダクト（１０１）において対抗音を生成するように設計されている、騒音制御システム。