JP2014081554A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 停電等により電源供給元が蓄電された電力に切り替わっている場合、後続するジョブを受け付けることなく、先に受け付けたジョブを完了する。
【解決手段】
ジョブ処理を行う画像形成装置であって、停電状態に移行することに応じて、主電源から蓄電手段からの電力供給に切り替える切替手段と、ジョブを受信する受信手段と、前記ジョブを受信した際の電力供給元が前記蓄電手段である場合、受信するジョブで消費される電力量を算出する算出手段と、前記蓄電手段に蓄電された電力量を検出する検出手段と、検出した電力量と算出した受信したジョブの処理で消費される電力量とから受信したジョブを実行できるかどうかを判断する判断手段と、受信したジョブを実行できると判断した場合、当該ジョブの処理を開始し、当該ジョブの処理中は、前記受信手段が後続して受信するジョブを受け付ないように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、二次電池を有する画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
従来、情報処理機能を備えた例えば電子写真方式による画像形成装置(MFP)には、二次電池を搭載するものが存在する。このような二次電池は、商用電源と接続され、停電によって商用電源からの電力の供給が停止した場合でも、プリント・コピー・スキャン・FAXなどの印刷・複写制御を実行することや、必要な情報をバックアップするための電力を供給することを可能とする。
二次電池の電力供給を利用したこのようなMFPに関して、停電が検知された際、二次電池の蓄電状況と実行中のジョブ種に応じてジョブ実行の継続可否を判断する技術が開示されている(例えば特許文献1)。これは、停電などによる電源遮断時に二次電池を用いて動作することを想定したMFPについて、電源遮断時点で蓄電手段への充電が十分ではない場合にも、充電量に応じて最適なジョブ制御を行うことで電源遮断による不具合を最小限に抑えようとするものである。
しかし、特許文献1は、電源遮断時点で実行中のジョブの継続可否を判断するものであって、この時点以降新たに受信したジョブの受付可否の判断については言及されていない。
したがって、例えばあるジョブの実行中に停電が発生し、特許文献1に従うジョブの継続可否判断の結果継続可能と判断された状況で、第2のジョブを受信し、その受け付けに蓄電量を消費してしまう。これにより、蓄電量が最初のジョブの実行完了に必要な電力量を下回ってしまい、実行が完了できない、という問題が発生することがある。
本件はこの問題を鑑みて成されたものである。
特開2010−26037号公報
したがって、停電時に二次電池を用いて動作することを想定したMFPについて、二次電池で動作している際、例えばあるジョブの実行中に停電が発生し、特許文献1に従うジョブの継続可否判断の結果、継続可能と判断された状況で、第2のジョブを受信する。この場合、当該第2のジョブを受け付けることにより蓄電量を消費してしまうことで、蓄電量が最初のジョブの実行完了に必要な電力量を下回ってしまい、実行が完了できない、という問題が発生することがある。
具体的には、特許文献1に従うジョブの継続可否判断において、ジョブを受信したらそのジョブを実行するのに必要な電力量を計算する。そして、その計算結果から現在の蓄電池の残量より少なければジョブを受付けたため、先に実行していたジョブを完了できなくなってしまうという課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、停電等により電源供給元が蓄電された電力に切り替わっている場合、後続するジョブを受け付けることなく、先に受け付けたジョブを完了できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は以下に示す構成を備える。
ジョブ処理を行う画像形成装置であって、停電状態に移行することに応じて、主電源から蓄電手段からの電力供給に切り替える切替手段と、ジョブを受信する受信手段と、前記ジョブを受信した際の電力供給元が前記蓄電手段である場合、受信するジョブで消費される電力量を算出する算出手段と、前記蓄電手段に蓄電された電力量を検出する検出手段と、検出した電力量と算出した受信したジョブの処理で消費される電力量とから受信したジョブを実行できるかどうかを判断する判断手段と、受信したジョブを実行できると判断した場合、当該ジョブの処理を開始し、当該ジョブの処理中は、前記受信手段が後続して受信するジョブを受け付ないように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、停電等により電源供給元が蓄電された電力に切り替わっている場合、後続するジョブを受け付けることなく、先に受け付けたジョブを完了できる。
画像形成装置を適用するネットワークシステムの構成の一例を示す図である。 図1に示した画像形成装置のハードウエア構成を示す図である。 図2に示した画像形成装置のソフトウエア構成を示す図である。 本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 受信したジョブの受付結果を通知するUI画面を示す図である。 本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 受信したジョブの受付結果を通知するUI画面を示す図である。 受信したジョブの受付結果を通知するUI画面を示す図である。 本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 通常時における画像形成装置の割込ジョブの実行順序を説明する図である。 本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 停電時における画像形成装置の割込ジョブの実行順序を説明する図である。 受信したジョブの受付結果を通知するUI画面を示す図である。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す画像形成装置を適用するネットワークシステムの構成の一例を示す図である。
図1において、画像形成装置101は、本発明に係る画像形成装置であって、ユーザ環境100のユーザによる操作に従ってプリント・コピー・スキャン・FAXなどの印刷・複写制御を行う。端末装置102A、102Bは、ユーザが操作可能なコンピュータもしくは携帯型情報端末である。これらユーザ環境の画像形成装置あるいは端末装置は、ネットワーク103を介して相互に通信することが可能である。ネットワーク103はそれぞれインターネットでもよく、イントラネットでもよい。
図2は、図1に示した画像形成装置101のハードウエア構成を示す図である。
図2において、CPU201は、プログラムの実行や、さまざまな処理の制御を行う。
不揮発性メモリ202は、ROMから構成され、機器の起動処理において初期段階に必要なプログラムやデータが格納されている。揮発性メモリ203は、RAMから構成され、プログラム、データの一時的な格納場所として利用される。
補助記憶装置204は、ハードディスクやRAMドライブ等の大容量記憶装置から構成され、大容量データの保管、プログラムの実行コードの保持を行う。前記揮発性メモリ203と比較して、長時間保持する必要があるデータを記憶する。補助記憶装置204は不揮発性の記憶装置であるため、電源が切られた場合にもデータを記憶し続けることができる。
ディスプレイ205は、利用者に情報を伝えるための装置である。なお、本発明における利用者とは、ユーザ環境のユーザのことを想定している。入力装置206は、利用者の選択指示を受付け、内部バス214を介してプログラムに伝達するための装置である。
ネットワーク通信装置207は、別の情報処理装置とネットワークを介して通信するための装置である。
プリンタ208は、画像形成装置101が形成した画像データか、もしくは前記補助記憶装置に記憶された画像データを、紙媒体にプリントするための装置である。スキャナ209は、画像形成装置101の原稿台にセットされた原稿を光学的に読み取り、原稿画像に対応する画像データを生成する装置である。
FAX210は、電話回線を用いてスキャナ209が読み取った原稿を遠隔に転送するための装置である。
これらプリンタ208、スキャナ209及びFAX210は、画像形成装置101が受付けた印刷・複写制御ジョブを実行する装置群であって、実行が完了した際には、後述する制御手段306にその旨を通知するための信号を送出する。
通電切替装置211は、画像形成装置101を駆動させる主たる電力供給源である主電源213からの電力供給が何らかの理由で遮断された場合に、電力供給源を後述の二次電池212に切替える装置である。つまり、通電切替装置211は、停電状態に移行することに応じて、主電源213から蓄電手段(二次電池212)からの電力供給に切り替える。
二次電池212は、予め定められた電力量を蓄えられるようになっており、蓄えられた電力は、先述のように主電源213による電力供給が何らかの理由で遮断された場合に、画像形成装置101の駆動電力として用いられる。また、二次電池212に電力を蓄える場合の電力源は、後述の主電源213でもよく、他のものでもよい。例えば、画像形成装置に接続されたソーラーパネルによる発生電力を電力源とするのでもよい。
なお、主電源213は、電力会社から供給される一般的な商用電源を想定しているが、電力供給の際の電流の性質は交流でも直流でもよい。交流電流であった場合には、図示しない整流器を用いて直流電流に変換して駆動電力として用いたり、先述の二次電池への蓄電力として用いる。
内部バス214は、CPU201、不揮発性メモリ202、揮発性メモリ203、補助記憶装置204、ディスプレイ205を画像形成装置101内で通信可能な状態に接続する通信バスである。同様に、内部バス214は入力装置206、ネットワーク通信装置207、プリンタ208、スキャナ209、FAX210、及び通電切替装置211を画像形成装置101内で通信可能な状態に接続する通信バスである。
図3は、図2に示した画像形成装置101のソフトウエア構成を示す図である。
図3において、蓄電手段301は、二次電池212に、例えば主電源213など外部からの電力を蓄える手段であり、何らかの理由で主電源からの電力供給が遮断された場合にも画像形成装置が動作するよう備える。
ジョブ受信手段302は、ユーザ端末102や自装置のディスプレイ205を通したユーザの指示によって送信されるプリント・コピー・スキャン・FAXなどのジョブを受信する手段である。ジョブを受信した場合には、受信ジョブを揮発性メモリ203に保持するとともに、後述する必要電力算出手段303、判定手段304、検出手段305、及び制御手段306にジョブ受信の旨を通知する。
必要電力算出手段303は、ジョブ受信手段302が受信したジョブの内容から、その実行に必要な電力量を算出する手段である。
判定手段304は、主電源213からの電力供給がその時点であるか否かを判定する手段である。検出手段305は、蓄電手段301に蓄えられている電力量を検出する手段である。
制御手段306は、必要電力算出手段による算出結果と、判定手段304による判定結果と、検出手段305による検出結果とから、ジョブ受信手段302の受信したジョブの実行可否を判断し、その判断に応じてジョブの制御を切替える手段である。
図4は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、画像形成装置101のジョブ制御の処理手順例である。ここで示すステップを実行する各手段は、不揮発性メモリ202、揮発性メモリ203、補助記憶装置204のいずれかの記憶装置に記憶され、CPU201によって実行される。以下のステップの説明では、CPU201が実行するモジュール(ソフトウエア)を主体として説明する。以下、ジョブを受信した際の電力供給元が二次電池212である場合、受信したジョブを実行できると判断した場合、ジョブの処理を開始し、当該ジョブの処理中は、ネットワーク通信装置207が後続して受信するジョブを受け付ないように制御を説明する。
S401において、ジョブ受信手段302が、ユーザより受信した第1のジョブを受信し、その旨を通知する信号を必要電力算出手段303、判定手段304、検出手段305及び制御手段306に対して送信する。なお受信した第1のジョブのジョブデータは、揮発性メモリ203に保持される。
S402において、前述のジョブ受信信号を受けた判定手段304が、その時点で主電源213からの電力供給があるか否かを判定し、その判定結果を制御手段306に通知する。
判定手段304が主電源213からの電力供給がありと判定した場合(S402がnoと判定した場合)には、その通知を受けた制御手段306が、S401で受信され揮発性メモリ203に保持されたジョブを実行する画像形成装置101内の装置に対して実行指示を出す。そして、指示を受けた装置がS413において第1のジョブの実行を開始し、S414に進む。
S414において、制御手段306は、S413で第1のジョブを実行する指示を制御手段306より受けた装置から第1のジョブ実行が完了した旨を通知する信号を受けたか否かによって、第1のジョブの実行が完了したか否かを判断する。ジョブが完了していないと場合(S414がnoである場合)は、S413に戻り、ジョブ実行が完了するまでこれを繰り返す。一方、ジョブが完了した場合(S414がyesである場合)は、S415に進む。
S415において、制御手段306が、S401においてジョブ受信手段302が第1のジョブを受信した後に、それとは異なる新たなジョブを受信したか否かを判定する。この判定は、ジョブ受信手段302によって新たなジョブ受信の旨が通知されたか否かによって成される。当該判定の結果、新たなジョブを受信していたと制御手段306が判定した場合(S415がyesの場合)には、新たなジョブを第1のジョブとして、S401に戻ってこのフローの処理を再び行う。一方、新たなジョブを受信していない場合(S415がnoの場合)には、本処理を終了する。
一方、S402において、判定手段304が主電源213からの電力供給がないと判定された場合(S402がyesの場合)には、制御手段306が、必要電力算出手段303に対して、前述の第1のジョブの実行に必要な電力量を算出するよう指示を出す。具体的には、制御手段306が検出手段305に対して、その時点で蓄電手段301に蓄えられている電力量を検出するよう指示を出す。そして、S403において、制御手段306からの指示を受けた必要電力算出手段303が、第1のジョブの実行に必要な電力量を計算し、その算出結果を制御手段306に通知する。
S404において、制御手段306からの指示を受けた検出手段305が、その時点で蓄電手段301に蓄えられている電力量を検出し、その検出結果を制御手段306に通知する。
S405において、制御手段306が、S403における必要電力算出手段からの通知とS404における検出手段305からの通知とから、第1のジョブの実行に必要な電力量と、その時点で蓄電手段301に蓄えられている電力量とを比較する。制御手段306は、当該比較の結果第1のジョブの実行に必要な電力量の方が大きいと判断した場合(S405がnoの場合)にはS411に進む。一方、蓄電手段301に蓄えられている電力量の方が大きいと判断した場合(S405がyesの場合)にはS406に進む。
S411において(S405がnoの場合)、制御手段306が、画像形成装置101のディスプレイもしくは図示しないユーザ端末102のディスプレイに、例えば図5の(a)で示すような画面を表示する。これにより、S401で受信した第1のジョブを実行できない旨をユーザに通知する。
この後、所定のタイミングでS412に進む。ここで所定のタイミングとは、例えば図5の(b)に示すように、S411で表示する画面にボタンが配置されており、ユーザによってそのボタン501が押下された後とするのでもよい。あるいは、これらの組み合わせ、すなわち予め定められた時間が経過するか、またはボタン501が押下されるかのどちらかの後とするのでもよい。
また、第1のジョブを実行できない旨を通知する画面の表示先は、ユーザによって第1のジョブの実行指示に用いられた装置が画像形成装置101であるかユーザ端末102であるかによって、以下で説明する図6に示すフローに従って決定される。
図6は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は画面表示先決定処理例である。以下のステップの説明では、CPU201が実行するモジュール(ソフトウエア)を主体として説明する。
まず、S601において、制御手段306が、S401においてジョブ受信手段302が受信した第1のジョブがユーザ端末から実行指示されたものであるか否かを判断する。判断の結果、ユーザ端末102から実行指示されたと制御手段306が判断した場合(S601がyesの場合)には、S602へ進む。そして、S602で、制御手段がS411に係る画面表示先をユーザ端末に決定する。一方、画像形成装置101から実行指示されたと制御手段306が判断した場合(S601がnoの場合)には、画面表示先を画像形成装置101のディスプレイ205に決定し、本処理を終了する。
ここで、図4に示すフローに戻り、S412において、制御手段306が、S401でジョブ受信手段302が受信し、揮発性メモリ203に保持されている第1のジョブを破棄し、本処理を終了する。
一方、S406において(S405がyesの場合)、制御手段306が、S401でジョブ受信手段302が受信し、揮発性メモリ203に保持されている第1のジョブを実行する。具体的には、制御手段306が、そのジョブの種類に応じてプリンタ208、スキャナ209、FAX210のいずれか1つもしくは複数に対して指示する。この指示を受け、プリンタ208、もしくはスキャナ209、もしくはFAX210は、第1のジョブの実行を開始し、S407に進む。
S407において、制御手段306が、S401においてジョブ受信手段302が第1のジョブを受信した後に、第1のジョブとは異なる第2のジョブを受信したか否かを判定する。この判定は、ジョブ受信手段302によって第2のジョブ受信の旨が通知されたか否かによって成される。制御手段306が判定の結果、第2のジョブを受信していると判断した場合(S407がyesの場合)にはS408に進み、第2のジョブを受信していないと判断した場合(S407がnoの場合)にはS410に進む。
そして、S408において(S407がyesの場合)、制御手段306は、画像形成装置101のディスプレイ205もしくは図示しないユーザ端末102のディスプレイに、例えば図7で示すようなUI画面701を表示する。これにより、S401以降に受信した第2のジョブを実行できない旨をユーザに通知する。この時、第2のジョブを実行できない旨と併せて、例えば図7のように、先行して実行中のジョブ(すなわち第1のジョブ)に関する情報をUI画面701に示すように表示してもよい。
また、第2のジョブの実行を画像形成装置101に指示したユーザが701に示す先行ジョブの詳細情報の閲覧を要求するためのボタン702が同一画面内にあって、ユーザによってボタン702が押下される。すると、図8に示すような、先行ジョブの詳細情報を示すUI画面を表示させるようにしてもよい。
この後、所定のタイミングでS409に進む。ここで所定のタイミングとは、例えば図7に示すUI画面を表示してから、予め定められた時間経過の後とするのでもよく、図7に示すように、S411で表示するUI画面にボタン703が配置されており、ユーザによってそのボタン703が押下された後とするのでもよい。あるいはこれらの組み合わせ、すなわち予め定められた時間が経過するか、またはボタン703が押下されるかのどちらかの後とするのでもよい。
また、第2のジョブを実行できない旨を通知する画面の表示先は、ユーザによって第2のジョブの実行指示に用いられた装置が画像形成装置101であるかユーザ端末102であるかによってこれより説明する図6に示すフローに従って決定される。この決定フローは先述のものと同様であるため説明を省略する。
そして、S409において、制御手段406が、ジョブ受信手段302が受信し、揮発性メモリ203に保持されている第2のジョブを破棄し、S410に進む。
S410において、制御手段306が、先述のS414と同様に、S406で第1のジョブを実行する指示を制御手段306より受けた装置から第1のジョブ実行が完了した旨を通知する信号を受けたか否かを判断する。これにより、制御手段306は第1のジョブの実行が完了したか否かを判断する。ここで、ジョブが完了していないと制御手段306が判断した場合(本S410がnoである場合)は、S407に戻る。
一方、ジョブが完了していると制御手段306が判断した場合(本S410がyesである場合)は、S415に進む。S415の処理は先述したので省略する。
以上に示した本発明の第1実施形態に従うことで、停電時に二次電池を用いて動作することを想定したMFPについて以下の効果を奏する。
停電中にあるジョブ(本実施例記載の第1のジョブ)を実行中、他のジョブ(本実施例記載の第2のジョブ)を受け付けたために先に実行していたジョブを完了できなくなる、ということを防ぐことができる。
〔第2実施形態〕
第1実施形態では、停電中に既に受け付けられた第1のジョブが存在し、その後に第2のジョブを受信した場合(S407がyesの場合)には、後に受信した第2のジョブは受け付けずに破棄する場合について説明した。このように本発明を実施することで、第2のジョブの受付に蓄電手段301の蓄電力を消費してしまったために、蓄電力不足となり第1のジョブが実行できなくなってしまう、ということを防止できる。
しかし、本実施形態では、第1実施形態に従うのではなく、停電中に既に受け付けられた第1のジョブが存在する場合(S407がyesの場合)には、その後に受信した第2のジョブの実行に必要な電力を計算する。そして、第1のジョブ、第2のジョブがともに実行可能であると判断される場合には、第2のジョブも受け付け、両者を実行するという実施の形態であってもよい。以下、そのような実施の形態について、図面を用いて説明する。
なお、本実施形態に係る画像形成装置を含むシステムの構成、ハードウエアの構成及びソフトウエアの構成は、それぞれ図1、図2及び図3で示したものと同一なので、それらの説明は省略する。また、これより説明する本実施形態の処理手順のうち、第1の実施形態で説明したものと内容が重複する部分は可能な限り省略し、処理内容の異なる部分のみを説明する。
図9は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。
本例は、画像形成装置101のジョブ制御の処理手順例である。ここで示すステップを実行する各手段は、不揮発性メモリ202、揮発性メモリ203、補助記憶装置204のいずれかの記憶装置に記憶され、CPU201によって実行される。以下のステップの説明では、CPU201が実行するモジュール(ソフトウエア)を主体として説明する。なお、図9に示す各ステップのうち、S901の処理を除いては、図4を用いて説明した第1の実施形態の処理と同一であるため、S901に係る部分の処理についてのみ説明する。
S401からS406に至る処理により、停電中に第1のジョブが受け付けられ、その実行が開始される。ただし、S404のみ第1実施形態とは異なり、検出手段305は、取得したその時点で蓄電手段301に蓄えられている電力量を、併せて揮発性メモリ203に保持する。
続き、S407において、制御手段306が、ジョブ受信手段302による第1のジョブと異なる第2のジョブを受信した旨の通知を受ける。そして、必要電力算出手段303に対して、前述の第1のジョブの実行に必要な電力量を算出するよう指示を出し、S901に示す、第1のジョブ及び第2のジョブの本実施形態に係る制御処理に進む。
図10は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図9に示すS901の詳細手順例である。ここで示すステップを実行する各手段は、不揮発性メモリ202、揮発性メモリ203、補助記憶装置204のいずれかの記憶装置に記憶され、CPU201によって実行される。以下のステップの説明では、CPU201が実行するモジュール(ソフトウエア)を主体として説明する。
まず、S1001において、制御手段306からの指示を受けた必要電力算出手段303が、第2のジョブの実行に必要な電力量を計算し、その算出結果を制御手段306に通知し、S1002に進む。
S1002において、必要電力算出手段303より第2のジョブの実行に必要な電力量を通知された制御手段306が、S404において揮発性メモリ203に保持された蓄電手段301に蓄えられている電力量を読み出す。そして、制御手段306は読み出した電力量と、必要電力算出手段303によってS403、S1001でそれぞれ算出された第1のジョブの実行に必要な電力量と第2のジョブの実行に必要な電力量との和との大小を比較する。この比較の結果、蓄電手段に蓄えられている電力量の方が大きいと制御手段306が判断した場合(S1002がyesの場合)にはS1003に進み、小さいと制御手段306が判断した場合(S1002がnoの場合)にはS408に進む。
なお、S408からS410に至る処理は第1実施形態の説明における処理と同一であるため、説明を省略する。
S1003では、制御手段306が、S406において第1のジョブの実行を指示したプリンタ208、スキャナ209、FAX210のいずれか1つもしくは複数に対して第1のジョブの実行再開を指示する。この指示を受けたプリンタ208、もしくはスキャナ209、もしくはFAX210は、第1のジョブの実行を再開し、S1004に進む。なおここでジョブ実行を再開したプリンタ208、もしくはスキャナ209、もしくはFAX210は、実行が完了するとその旨を制御手段306に通知する。
次に、S1004において、制御手段306は、ジョブ実行を指示したプリンタ208、もしくはスキャナ209、もしくはFAX210から第1のジョブ実行が完了したか否かを、先述したこれら装置からの通知の有無によって判断する。当該判断の結果、第1のジョブ実行が完了していないと制御手段306が判断した場合(S1004がnoの場合)には、再度S1004に戻る。
一方、第1のジョブ実行が完了していると制御手段306が判断した場合(S1004がyesの場合)には、S1005に進む。
S1005及びそれに続くS1006の処理は、制御手段306が、S1003からS1004に至る第1のジョブ実行完了までの処理と同様の処理を第2のジョブに対して行い、第2のジョブの実行を完了してS410以降の処理に進む。以降の処理は第1実施形態と同一であるため、説明を省略する。
以上に示した第2実施形態に従うことで、停電時に二次電池を用いて動作することを想定したMFPについて、第1の実施形態の効果に加えて、二次電池の残量が十分である場合には、第1のジョブと第2のジョブをともに受け付け、実行することが可能となる。これにより、ユーザにとっての利便性が高まる。
〔第3実施形態〕
上記第2実施形態は、停電中に既に受け付けられた第1のジョブが存在し、その後に第2のジョブを受信した場合(S407がyesの場合)にも、第1のジョブ、第2のジョブともに受け付けて実行する場合について説明した。ここで、第1のジョブ、第2のジョブともに受け付けることが可能となるのは、蓄電手段301に蓄えられている電力量が十分第1のジョブ、第2のジョブともに実行できる程度である場合(S1002がyesの場合)である。これにより、蓄電量を鑑みて本来実行できる第2のジョブが受け付けられないということを防ぐことができ、ユーザにとっての利便性を向上させることができる。
さて、図10を用いて説明した第2の実施形態の処理手順では、S1001からS1006に至る一連の処理はこの順で逐次的に実行される例を示したが、これらの処理は一部が並行して実行されるのであってもよい。そのような実施の形態について、図面を用いて説明する。
なお、本実施形態に係る画像形成装置を含むシステムの構成、ハードウエアの構成及びソフトウエアの構成は、それぞれ図1、図2及び図3で示したものと同一なので、それらの説明は省略する。また、これより説明する本実施形態の処理手順のうち、第1及び第2の実施形態で説明したものと内容が重複する部分は可能な限り省略し、処理内容の異なる部分のみを説明する。
図11は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、画像形成装置101のジョブ制御の処理手順例である。ここで示すステップを実行する各手段は、不揮発性メモリ202、揮発性メモリ203、補助記憶装置204のいずれかの記憶装置に記憶され、CPU201によって実行される。以下のステップの説明では、CPU201が実行するモジュール(ソフトウエア)を主体として説明する。なお、図11の(a)及び図11の(b)に示す各ステップの処理は、図9及び図10を用いて説明した第2実施形態の処理と同一であり、その手順のみが異なるため、各ステップの処理内容は説明を省略し、処理の手順のみを説明する。
まず、図11の(a)は、図9に示したS901の詳細処理の手順の一例を示したものである。ここでは、S901の時点で既に受け付けられており、制御手段306が実行が開始されている第1のジョブの制御に関わる処理群(S1003、S1004)と、第2のジョブの制御に関わる処理群とで必要な電力量と、蓄電池の残量とを比較する。そして、制御手段306が第2のジョブの制御に関わる処理群を実行可能と判断した場合、S1002、S1005、S1006を実行する処理と、第2のジョブを破棄する処理群(S408、S409)とを並行して実行する。そして、両者の処理群が完了したことを制御手段306が検知したら、S410に進む。以降の処理手順は第1及び第2の実施形態と同一であるため説明を省略する。
次に、図11の(b)は、図9に示したS901の詳細処理の手順の他の一例を示したものである。ここでは、S901の時点で既に受け付けられており、実行が開始されている第1のジョブの制御に関わる処理群(S1003、S1004)と、第2のジョブの実行に必要な電力量を計算する処理(S1001)とを並行して実行する。両者が完了したことを制御手段306が検知したら、続くS1002に進む。以降の処理手順は第2の実施形態と同一であるため説明を省略する。
以上示した二例のような処理手順によって本発明を実施することで、第1のジョブの実行処理と、第2のジョブの実行可否判断から実行あるいは破棄するまでの一連の処理とを、時間効率よく実行することが可能となる。
〔第4実施形態〕
今、画像形成装置101が扱い、印刷・複写制御の対象とするジョブは通常、揮発性メモリ203内で管理されているジョブ待ち行列に、ジョブ受信手段302が受信した順に保存されている。そこで、制御手段306がその順に、各ジョブと対応する装置(プリンタ208、もしくはスキャナ209、もしくはFAX 210)に対する実行指示を出し、各装置によって実行される。しかし、ジョブの中には、ジョブ受信手段302によって受信されると、上述のジョブ待ち行列の順番に拘わらず即座に受け付けられ、実行される割り込みジョブというものが存在する。
図12は、本実施形態を示す画像処理装置のジョブ処理状態を説明する図である。本例は、割り込みジョブの受信から実行完了までの一連の流れの例である。これは、上述のジョブ待ち行列と、そこに保存されているジョブの状態が、時系列に従って〔1〕〜〔4〕の順に遷移することを示している。図上の各ジョブには、そのジョブが割り込みジョブである場合には(割り込みジョブ)と記載し、そうでない場合には(通常ジョブ)と記載されている。
また、各ジョブには、それぞれの受信から実行完了に至るまでに取り得る状態として、「受信」、「実行待ち」、「実行中」、「実行完了」、「一時停止」がある。
「受信」状態は、ジョブ受信手段302によってそのジョブが受信され、揮発性メモリ203のジョブ待ち行列に保持されている最中であることを表す。次に、ジョブ待ち行列に保持されると、「実行待ち」状態となり、制御手段306の指示によってプリンタ208、もしくはスキャナ209、もしくはFAX210が実行するのを待機する状態となる。
続いて、「実行待ち」状態であるジョブがジョブ待ち行列の先頭に来ると、そのジョブは「実行中」状態となり、プリンタ208、もしくはスキャナ209、もしくはFAX210によって実行される。そして、ジョブが完了すると「実行完了」状態となり制御手段306によってジョブ待ち行列から放棄される。
これら状態の一連の流れとは別に、何らかの理由で制御手段306から指示が出され、そのジョブに対する処理が一時的に行われなくなる「一時停止」の状態が存在する。これは例えば、上述の割り込みジョブ受信時に、割り込みジョブの実行が優先的に実行完了するまでの間、ジョブ待ち行列に既存で、かつ「実行中」もしくは「実行待ち」状態であったジョブに対する処理が停止する状態などを指す。
さて、このような図12について、詳細に説明する。まず、〔1〕は、「実行中」のジョブ1(通常ジョブ)が存在するジョブ待ち行列に、新たにジョブ2(割り込みジョブ)が受信された(「受信」状態になった)状況である。続く〔2〕において、割り込みジョブであるジョブ2が「受信」状態から「実行待ち」状態に遷移する。これと同時に、制御手段306がプリンタ208、スキャナ209、FAX210のうちジョブ1の実行に関与する装置に対して指示を出し、ジョブ1を「一時停止」状態とする。ここでジョブ2はジョブ待ち行列の先頭に移動し、続く〔3〕において実行される。〔4〕ではジョブ2の実行が完了し(「実行完了」状態となり)、それまで「一時停止」状態であったジョブ1は、「一時停止」状態となる直前の状態である「実行中」状態に遷移する。
以上図12を用いて説明したように、割り込みジョブは、それまで「実行中」あるいは「実行待ち」としてジョブ待ち行列に他のジョブ(通常ジョブ)が存在する場合にも、「実行中」のジョブに先立って実行されるという性質を持つジョブである。
従って、停電時に二次電池を用いて動作することを想定したMFPについて、ジョブ待ち行列の状況が図12を用いて説明したように遷移していく状況では、〔3〕、〔4〕においてジョブ2が先立って実行・実行完了される。これにより、二次電池の蓄電力を消費し、その前に受け付けていたジョブ1が二次電池の残量不足により完了できなくなってしまうことがある。このような問題は、本発明を適当に実施することによって解決することができる。そのような実施の形態について、図面を用いて説明する。
なお、本実施形態に係る画像形成装置を含むシステムの構成、ハードウエアの構成及びソフトウエアの構成は、それぞれ図1、図2及び図3で示したものと同一なので、それらの説明は省略する。また、これより説明する本実施形態の処理手順のうち、第1、第2及び第3実施形態で説明したものと内容が重複する部分は可能な限り省略し、処理内容の異なる部分のみを説明する。
図13は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、画像形成装置101のジョブ制御の処理手順例である。ここで示すステップを実行する各手段は、不揮発性メモリ202、揮発性メモリ203、補助記憶装置204のいずれかの記憶装置に記憶され、CPU201によって実行される。以下のステップの説明では、CPU201が実行するモジュール(ソフトウエア)を主体として説明する。
以下、図13の処理の説明を、説明するにあたり、上述の図12と同様のジョブ実行シナリオを本実施形態に適用させた場合のジョブ待ち行列の状態遷移を示す図14を用いて、例示的に説明する。
S401からS406に至る処理が第1、第2及び第3実施形態と同様に実行され、第1のジョブとして通常ジョブであるジョブ1の実行が開始された。続くS407において、第2のジョブとして割り込みジョブであるジョブ2受信されていたため(S407がyes、図14の〔1〕の状況)、続く本実施形態特有の処理であるS1301に進む。
S1301において、制御手段306が、揮発性メモリ203に保持されている第2のジョブが、割り込みジョブであるか否かを判定する。判定の結果、第2のジョブが割り込みジョブであると制御手段306が判定した場合(S1301がyesの場合)にはS1302に進む。一方、割り込みジョブでないと制御手段306が判断した場合(S1301がnoの場合)にはS410に進み、以降は第1実施形態と同様の処理が実行される。本実施形態では第2のジョブすなわちジョブ2が割り込みジョブであるから、S1302に進む。
S1302において、制御手段306が、画像形成装置101のディスプレイもしくは図示しないユーザ端末102のディスプレイに、例えば図15で示すようなUI画面を表示し、割り込みジョブを実行できない旨をユーザに通知する。
この後、所定のタイミングでS1303に進む。ここで所定のタイミングとは、例えば図15に示すUI画面を表示してから、予め定められた時間経過の後とするのでもよい。あるいは、ユーザによってそのボタン1501が押下された後とするのでもよい。さらにこれらの組み合わせ、すなわち予め定められた時間が経過するか、またはボタン1501が押下されるかのどちらかの後とするのでもよい。
また、割り込みジョブを実行できない旨を通知する画面の表示先は、ユーザによって割り込みジョブの実行指示に用いられた装置が画像形成装置101であるかユーザ端末102であるかによって、第1実施形態で説明した図6のフローに従って決定される。さらに、割り込みジョブの実行を画像形成装置101に指示したユーザが先行ジョブの詳細情報の閲覧を要求するためのボタン1502が同一画面内にあって、ユーザによってボタン1502が押下される。これにより、図8を用いて先述した、先行ジョブの詳細情報を示す画面を表示させるようにしてもよい。
S1303において、制御手段306が、S401でジョブ受信手段302が受信し、揮発性メモリ203に保持されている割り込みジョブ(ジョブ2)を破棄し(図14の〔2〕の状況)、S410に進む。以降の処理は第1実施形態と同一であるため、説明を省略する。
以上に示した第4実施形態に従うことで、停電時に二次電池を用いて動作することを想定したMFPについて、停電中にあるジョブ(第1のジョブ)を実行中、他の割りみジョブ(第2のジョブ、割り込みジョブ)を受信した場合を想定する。この場合、割込ジョブがキャンセルされることで、先立って実行したために二次電池の蓄電量不足によって第1のジョブを完了できなくなる、ということを防ぐことができる。
〔他の実施形態〕
上述した第4実施形態は、割り込みジョブの制御に関する処理手順について、第1の実施形態の処理手順に準じる形で記載したが、第2、第3実施形態にも準じる手順で各処理を行うのでもよい。すなわち、第2のジョブとして割り込みジョブを受信した場合でも、第2実施形態に準じ、第1、第2のジョブがともに実行可能であると制御手段306が判断した場合には、両者を実行するという実施形態でもよい。あるいは、第三の実施形態に準じ、第1、第2のジョブに係る処理群を互いに並行して実行する処理手順であってもよい。これら複数の実施形態に準じた適当な処理手順で本発明を実施することによって、それぞれの実施形態で説明した効果を複合的に得ることが可能である。
本発明の各工程は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウエア(プログラム)をパソコン(コンピュータ)等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
101 画像形成装置
213 主電源
301 蓄電手段
302 ジョブ受信手段
303 必要電力算出手段
304 判定手段
305 検出手段
306 制御手段

Claims (11)

  1. ジョブ処理を行う画像形成装置であって、
    停電状態に移行することに応じて、主電源から蓄電手段からの電力供給に切り替える切替手段と、
    ジョブを受信する受信手段と、
    前記ジョブを受信した際の電力供給元が前記蓄電手段である場合、受信するジョブで消費される電力量を算出する算出手段と、
    前記蓄電手段に蓄電された電力量を検出する検出手段と、
    検出した電力量と算出した受信したジョブの処理で消費される電力量とから受信したジョブを実行できるかどうかを判断する判断手段と、
    受信したジョブを実行できると判断した場合、当該ジョブの処理を開始し、当該ジョブの処理中は、前記受信手段が後続して受信するジョブを受け付ないように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. ジョブ処理を行う画像形成装置であって、
    停電状態に移行することに応じて、主電源から蓄電手段からの電力供給に切り替える切替手段と、
    ジョブを受信する受信手段と、
    前記ジョブを受信した際の電力供給元が前記蓄電手段である場合、受信するジョブで消費される電力量を算出する算出手段と、
    前記蓄電手段に蓄電された電力量を検出する検出手段と、
    検出した電力量と算出した受信したジョブの処理で消費される電力量とから受信したジョブを実行できるかどうかを判断する判断手段と、
    受信したジョブを実行できると判断した場合、当該ジョブの処理を開始し、当該ジョブの処理中に、前記受信手段が後続するジョブを受信した場合、前記算出手段により算出される前記後続するジョブの電力量と、検出される前記蓄電手段の電力量と、先に開始されたジョブで消費される電力量とから、後続して受信するジョブの受け付けの可否を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. ジョブ処理を行う画像形成装置であって、
    停電状態に移行することに応じて、主電源から蓄電手段からの電力供給に切り替える切替手段と、
    ジョブまたは当該ジョブよりも優先して実行させる割込みジョブを受信する受信手段と、
    前記ジョブを受信した際の電力供給元が前記蓄電手段である場合、受信するジョブで消費される電力量を算出する算出手段と、
    前記蓄電手段に蓄電された電力量を検出する検出手段と、
    検出した電力量と算出した受信したジョブの処理で消費される電力量とから受信したジョブを実行できるかどうかを判断する判断手段と、
    受信したジョブを実行できると判断した場合、当該ジョブの処理を開始し、当該ジョブの処理中に、前記受信手段が後続して割込みジョブを受信した場合、前記算出手段により算出される前記割込みジョブの電力量と、検出される前記蓄電手段の電力量と、先に開始されたジョブで消費される電力量とから、後続して受信する割込みジョブの受け付けの可否を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記ジョブを実行できないと判断した場合、当該ジョブを実行できないことを表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、受信したジョブを破棄することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、後続して受信したジョブを破棄することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、後続して受信する割込みジョブを破棄することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  8. ジョブ処理を行う画像形成装置のジョブ制御方法であって、
    停電状態に移行することに応じて、主電源から蓄電手段からの電力供給に切り替える切替工程と、
    ジョブを受信する受信工程と、
    前記ジョブを受信した際の電力供給元が前記蓄電手段である場合、受信するジョブで消費される電力量を算出する算出工程と、
    前記蓄電手段に蓄電された電力量を検出する検出工程と、
    検出した電力量と算出した受信したジョブの処理で消費される電力量とから受信したジョブを実行できるかどうかを判断する判断工程と、
    受信したジョブを実行できると判断した場合、当該ジョブの処理を開始し、当該ジョブの処理中は、前記受信工程で後続して受信するジョブを受け付ないように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置のジョブ制御方法。
  9. ジョブ処理を行う画像形成装置のジョブ制御方法であって、
    停電状態に移行することに応じて、主電源から蓄電手段からの電力供給に切り替える切替工程と、
    ジョブを受信する受信工程と、
    前記ジョブを受信した際の電力供給元が前記蓄電手段である場合、受信するジョブで消費される電力量を算出する算出工程と、
    前記蓄電手段に蓄電された電力量を検出する検出工程と、
    検出した電力量と算出した受信したジョブの処理で消費される電力量とから受信したジョブを実行できるかどうかを判断する判断工程と、
    受信したジョブを実行できると判断した場合、当該ジョブの処理を開始し、当該ジョブの処理中に、前記受信工程で後続するジョブを受信した場合、前記算出工程により算出される前記後続するジョブの電力量と、検出される前記蓄電手段の電力量と、先に開始されたジョブで消費される電力量とから、後続して受信するジョブの受け付けの可否を制御する制御工程と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置のジョブ制御方法。
  10. ジョブ処理を行う画像形成装置のジョブ制御方法であって、
    停電状態に移行することに応じて、主電源から蓄電手段からの電力供給に切り替える切替工程と、
    ジョブまたは当該ジョブよりも優先して実行させる割込みジョブを受信する受信工程と、
    前記ジョブを受信した際の電力供給元が前記蓄電手段である場合、受信するジョブで消費される電力量を算出する算出工程と、
    前記蓄電手段に蓄電された電力量を検出する検出工程と、
    検出した電力量と算出した受信したジョブの処理で消費される電力量とから受信したジョブを実行できるかどうかを判断する判断工程と、
    受信したジョブを実行できると判断した場合、当該ジョブの処理を開始し、当該ジョブの処理中に、前記受信工程が後続して割込みジョブを受信した場合、前記算出工程により算出される前記割込みジョブの電力量と、検出される前記蓄電手段の電力量と、先に開始されたジョブで消費される電力量とから、後続して受信する割込みジョブの受け付けの可否を制御する制御工程と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置のジョブ制御方法。
  11. 請求項8乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置のジョブ制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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