JP2014081461A - 液晶光学素子とその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】新規な液晶光学素子を提供する。
【解決手段】液晶光学素子は、第1の基板と、第1の基板上方に配置された、第1の電極層及びプリズム断面構造層の積層構造と、積層構造上方に配置された液晶層と、液晶層上方に配置された第2の電極層と、第2の電極層上方に配置された第2の基板とを有し、第1の基板及び第2の基板の少なくとも一方がフィルム基板である。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶光学素子とその製造方法に関する。
液晶セル内にプリズム層を形成し、光偏向を行う液晶光学素子が提案されている(例えば特許文献1、2参照)。特許文献1記載の液晶光学素子は、車両用灯具に利用され、特許文献2記載の液晶光学素子は、立体表示装置に利用されている。液晶光学素子の軽量化等が望まれる。
特開2006−147377号公報 特開2012−133128号公報
本発明の一目的は、新規な液晶光学素子及びその製造方法を提供することである。
本発明の一観点によれば、
第1の基板と、
前記第1の基板上方に配置された、第1の電極層及びプリズム断面構造層の積層構造と、
前記積層構造上方に配置された液晶層と、
前記液晶層上方に配置された第2の電極層と、
前記第2の電極層上方に配置された第2の基板と
を有し、
前記第1の基板及び前記第2の基板の少なくとも一方がフィルム基板である液晶光学素子が提供される。
第1の基板及び第2の基板の少なくとも一方をフィルム基板とすることにより、液晶光学素子の軽量化等を図ることができる。
図1は、第1実施例による液晶光学素子の概略断面図である。 図2は、実施例によるプリズム断面構造層形成装置の概略断面図である。 図3Aは、ロール状金型のパターン例を示す概略斜視図である。図3Bは、1つ分のプリズムの概略断面図である。図3Cは、ロール状金型の他のパターン例を示す概略斜視図である。図3Dは、他のプリズム断面構造層例を示す概略平面図である。 図4Aは、実施例による配向膜形成装置の概略断面図である。図4Bは、実施例によるラビング装置の概略断面図である。 図5Aは、実施例による液晶セル構造形成装置の概略断面図である。図5Bは、液晶セル構造の概略平面図である。 図6A及び図6Bは、それぞれ、切断工程を示す概略的な断面図及び平面図である。図6C及び図6Dは、それぞれ、切断後の1つ分の液晶セルを示す概略的な断面図及び平面図である。 図7A及び図7Bは、それぞれ、一方側端面へのエンドシール剤塗布工程を示す概略的な断面図及び平面図である。図7C及び図7Dは、それぞれ、一方側端面のエンドシール剤の硬化工程を示す概略的な断面図及び平面図である。 図8A及び図8Bは、それぞれ、気泡除去工程を示す概略的な断面図及び平面図である。図8C及び図8Dは、それぞれ、他方側端面へのエンドシール剤塗布工程を示す概略的な断面図及び平面図である。 図9A及び図9Bは、それぞれ、他方側端面のエンドシール剤の硬化工程を示す概略的な断面図及び平面図である。図9C及び図9Dは、それぞれ、実施例による液晶セルの完成状態を示す概略的な断面図及び平面図である。 図10A〜図10Dは、変形例による液晶光学素子の製造方法の主要工程を示す概略平面図である。 図11A〜図11Dは、変形例による液晶光学素子の製造方法の主要工程を示す概略平面図である。 図12は、第2実施例による液晶光学素子の概略断面図である。
図1を参照して、本発明の第1実施例による液晶光学素子の概略構造と、光偏向機能について説明する。図1は、第1実施例による液晶光学素子の概略断面図である。
フィルム基板1上に、電極層2が形成されている。フィルム基板11上に、電極層12が形成されている。電極層2と電極層12とが対向するように、フィルム基板1とフィルム基板11とが対向配置されている。
フィルム基板1、11として、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート(PET)等で形成された透明なプラスチックフィルムを用いることができる。なお、画像の表示を行なう液晶表示素子の基板材料としては、リターデーション(複屈折)の小さい材料が求められる。しかし、本実施例による液晶光学素子は、液晶とプリズムとの屈折率の差による光偏向を行うものであり、複屈折による性能への影響は少ない。従って、フィルム基板1、11として、PET等の複屈折を有するフィルムを用いることもできる。
電極層2、12は、インジウムスズ酸化物(ITO)やインジウム亜鉛酸化物(IZO)等の金属酸化物や、PEDOTやグラフェン等の透明導電材料で形成することができる。電極層2、12は、必要に応じて所望のパターンに形成することができる。
電極層2上に、プリズム層3が配置され、プリズム層3上に、配向膜4が配置されている。配向膜4上に、液晶層5が配置されている。液晶層5は、例えば、誘電率異方性Δεが正のネマティック液晶で形成される。液晶層5上に、配向膜14が配置され、配向膜14上に、電極層12が配置され、電極層12上に、フィルム基板11が配置されている。フィルム基板1、電極層2、プリズム層3、配向膜4、液晶層5、配向膜14、電極層12、及びフィルム基板11を含んで、実施例による液晶光学素子が形成される。
実施例による液晶光学素子は、入射光を、プリズム層3と液晶層5とにより偏向させることができる。液晶層5への印加電圧を変化させることにより、液晶層5の屈折率を変化させて、光偏向方向を変化させることができる。プリズム層3と液晶層5の屈折率が異なるとき、プリズム層3と液晶層5とはプリズムとして機能し、光偏向が生じる。プリズム層3と液晶層5の屈折率が同等であるとき、プリズムとしての機能はなくなり、光偏向は生じない。
実施例による液晶光学素子は、各種照明装置、車両用前照灯、(例えば、携帯電子機器、ゲーム機器、パーソナルコンピュータ、立体表示機器等の)液晶表示装置用バックライト、各種ストロボ等に利用することができる。
プリズム層3は、それぞれの用途に応じて適したプリズムパターンを適宜選択することができる。また液晶材料5は、目的に合った屈折率異方性を有するものを適宜選択することができる。
なお、光を一定方向に偏向させるプリズムパターンに限らず、フレネルレンズパターン等を形成することもできる。フレネルレンズも、プリズムと類似した断面構造により、光線の向きを変える偏向機能を有する。液晶層と協同して、所望の断面構造により光の向きを制御する層を、プリズム断面構造層と呼ぶこととする。
実施例による液晶光学素子は、フィルム基板を用いている。これにより、素子の小型化、軽量化、薄型化等が容易である。また、割れにくいという利点もある。また例えば、可撓性により、曲面に沿った配置が容易になり、高い配置の自由度を有する。
なお、フィルム基板の可撓性に起因して、フィルム基板を対向させたセル構造を持つ液晶素子は、基板が押されたりした時等、セル厚が変動しやすい。セル厚の変動は、画像の表示を行なう液晶表示素子では性能に大きく影響するが、本実施例のような光偏向を行う液晶光学素子では、性能にそれほど大きく影響しない。
なお、例えば各種照明装置、車両用前照灯、液晶用バックライト、各種ストロボ等の利用態様では、液晶表示素子に比べて、基板をユーザに触られる可能性が低い。このため、使用中にユーザに触られることに起因してセル厚が変動し、性能が低下する可能性が低い。
次に、第1実施例による液晶光学素子の製造方法について説明する。まず、一対の電極付フィルム基板(電極層2の形成されたフィルム基板1、及び、電極層12の形成されたフィルム基板11)を用意する。
用意する電極付フィルム基板は、少なくとも長さ方向に複数の液晶光学素子を形成して、液晶光学素子を多面取りできるような、長尺のシート状のものである。一方の電極付フィルム基板(電極層2の形成されたフィルム基板1)に、プリズム層(プリズム断面構造層)3が形成される。
図2は、実施例によるプリズム層(プリズム断面構造層)形成装置の概略断面図である。電極付フィルム基板21(電極層2の形成されたフィルム基板1)を、長さ方向に搬送しながら、電極層2上に、供給ヘッド101(ディスペンサーなど)により、紫外線硬化性樹脂3aを塗布する。例えば、アクリル系やエポキシ系の紫外線硬化性樹脂を用いることができる。
ロール状金型102に、プリズムの型が形成されている。電極付フィルム基板21を、ニップロール103によりロール状金型102に押し付け、ロール状金型102を回転させて搬送させながら、紫外線硬化樹脂3aにプリズムパターンを転写する。ロール状金型102と反対側から、紫外線照射装置104により紫外線を照射し、紫外線硬化性樹脂3aを硬化させて、プリズム層3を形成する。パターン転写後、ニップロール103から外れるところで、電極付フィルム基板21とロール状金型102とを分離する。
このようにして、プリズム層をロールトゥロール方式により形成することができる。個々の液晶光学素子ごとにプリズム層を形成する方法に比べて、製造時間の短縮や、製造コストの低減を図ることができる。
試作例のプリズム層形成について説明する。試作例では、フィルム基板として、厚さ100μm、幅150mm、長さ3m程度のポリカーボネートフィルムを用いた。電極層として、IZOを用いた。電極付フィルム基板を大気圧プラズマ処理で洗浄した後、プリズム層を形成した。
図3Aは、試作例によるロール状金型のパターンを示す概略斜視図である。図3Bは、1つ分のプリズムの概略断面図である。フィルム基板の搬送方向と直交する方向に長いプリズムが、ロール状金型102の円周方向に並んでいる。つまり、フィルム基板上に形成されるプリズム層は、搬送方向と直交する方向に長いプリズムが、搬送方向に並んだ形状となる。個々のプリズムは断面形状が直角三角形で、高さは5μm、頂角は75°、底角は15°と90°である。複数のプリズムが長さ方向を揃えて約20μmピッチで配置され、プリズム断面の全体形状は、片ノコギリ状である。
試作例のプリズム層は、アクリル系の紫外線硬化性樹脂で形成した。紫外線照射量は、3J/cmとした。なお、金属酸化物で形成された透明電極層は紫外線を吸収するので、電極層の膜厚によって、必要な紫外線照射量は変わり得る。樹脂の硬化に必要な紫外線照射量は、適宜実験的に定めることができる。
図3Cは、ロール状金型の他のパターン例を示す概略斜視図である。この例では、ロール状金型102の円周方向に長いプリズムが、フィルム基板の搬送方向と直交する方向に(長尺シート状フィルム基板の幅方向に)並んでいる。つまり、フィルム基板上に形成されるプリズム層は、搬送方向に長いプリズムが、搬送方向と直交する方向に並んだ形状となる。
なお、プリズム層(プリズム断面構造層)に形成するパターンは、上述の例のものに限定されない。ロール状金型は、所望のプリズム断面構造層に応じて作製することができる。
図3Dに、他の例として、フレネルレンズを形成したプリズム断面構造層3の概略平面図を示す。
引き続き、実施例の製造方法を説明する。一方のフィルム基板へのプリズム層(プリズム断面構造層)形成後、両フィルム基板に配向膜を形成し配向処理を行う。プリズム層3の形成された電極付フィルム基板(電極層2の形成されたフィルム基板1)は、プリズム層3上に、配向膜4を形成する。プリズム層の形成されていない電極付フィルム基板(電極層12の形成されたフィルム基板11)は、電極層12上に、配向膜14を形成する。配向膜4及び配向膜14に、配向処理を行う。
なお、説明の便宜上、プリズム層の形成された電極付フィルム基板と、プリズム層の形成されていない電極付フィルム基板とを、区別せずに、電極付フィルム基板22と呼ぶ。また、プリズム層の形成された電極付フィルム基板の配向膜と、プリズム層の形成されていない電極付フィルム基板の配向膜とを、区別せずに、配向膜23と呼ぶ。
図4Aは、実施例による配向膜形成装置の概略断面図である。電極付フィルム基板22を搬送しながら、電極付フィルム基板22上に、例えば、インクジェット方式の供給ヘッド105により、ポリイミド等の配向膜材料を塗布して、配向膜23を形成する。このようにして、配向膜をロールトゥロール方式で形成することができる。なお、配向膜形成方法として、インクジェット印刷の他、フレキソ印刷等を用いてもよい。
図4Bは、実施例によるラビング装置の概略断面図である。配向膜23の形成された電極付フィルム基板22を搬送しながら、ラビングローラー106により、配向膜23に、搬送方向にラビング処理を行う。例えば、両フィルム基板が重ね合わせられたときにアンチパラレル配向となるように、配向処理を行う。このようにして、配向処理をロールトゥロール方式で行うことができる。
なお、配向処理として、ラビング処理の他、光配向等を用いてもよい。なお、フィルムによって、延伸方向に異方性の強いものもあり、配向膜形成及び配向処理を行わなくても液晶を並ばせることができる場合がある。例えばこのような場合には、一方の基板側にのみ配向処理を行うようにすることもできる。
なお、プリズムの形成された電極付フィルム基板に対するラビング処理の観点からは、図3Cを参照して説明したように、搬送方向に長いプリズムを形成する方が好ましい。プリズム長さ方向に沿ってラビング処理を行う方が、プリズム長さ直交方向に沿ってラビング処理を行うよりも、プリズム谷部のラビング処理が容易になり、液晶分子の配向制御が容易になると考えられる。
試作例の配向膜形成及び配向処理について説明する。なお、実施例としてロールトゥロール方式で液晶セルを多面取りする製造方法を説明しているが、試作例では、プリズム層の形成されたシート状の電極付フィルム基板、及び、対向側のシート状の電極付フィルム基板から、液晶光学素子の1セル分を切り取って、配向膜形成及び配向処理を行った。なお、配向膜材料や、配向膜の焼成条件は、試作例のものに限らない。
第1の配向膜形成及び配向処理例では、両基板側にラビング処理を行った。まず、プリズム層の形成された電極付フィルム基板と、プリズム層の形成されていない電極付フィルム基板のそれぞれに、配向膜を形成した。第1の配向膜形成例の配向膜は、日産化学製のSE−410をフレキソ印刷により厚さ80nm形成し、ホットプレートにて120℃で5分間焼成を行った。
焼成後、両基板側にラビング処理を行った、プリズム層の形成された電極付フィルム基板は、プリズム長さ方向にラビング処理を行った。両基板が重ね合わせられたときにアンチパラレル配向となるように、配向処理を行った。
第2の配向膜形成及び配向処理例では、一方の基板側はラビング処理、他方の基板側は光配向処理を行った。まず、プリズム層の形成された電極付フィルム基板と、プリズム層の形成されていない電極付フィルム基板のそれぞれに、配向膜を形成した。第2の配向膜形成例の配向膜は、日産化学製のSE−130をフレキソ印刷により厚さ80nm形成し、ホットプレートにて120℃で5分間焼成を行った。
焼成後、プリズム層の形成されていない電極付フィルム基板は、ラビング処理を行った。一方、プリズム層の形成された電極付フィルム基板は、光配向処理を行った。光配向処理は、紫外線を偏光した光を、基板法線方向から30°傾いた方向から照射する方法を用いた。プリズム斜面部分では、斜面法線方向に対して45°傾いた方向からの照射である。露光に用いた偏光フィルターの波長は、310nmとした。両基板が重ね合わせられたときにアンチパラレル配向となるように、配向処理を行った。光配向方向は、ラビング方向と平行に液晶分子が並ぶように設定した。
引き続き、実施例の製造方法を説明する。配向膜形成及び配向処理の後、メインシール剤と液晶とを供給し、両基板を重ね合わせて、液晶セル構造を形成する。なお、説明の便宜上、プリズム層が形成され、配向膜が形成され、配向処理された電極付フィルム基板と、プリズム層が形成されず、配向膜が形成され、配向処理された電極付フィルム基板とを、区別せずに、電極付フィルム基板24と呼ぶ。
図5Aは、実施例による液晶セル構造形成装置の概略断面図である。一対の電極付フィルム基板24のうちの一方の電極付フィルム基板24aを搬送しながら、電極付フィルム基板24aの、搬送方向に延在する一対の縁部に沿って、ディスペンサー107によりメインシール剤25を形成する。メインシール剤25として、紫外線硬化性のものを用いることができる。同時に、他方の電極付フィルム基板24bを搬送しながら、電極付フィルム基板24b上に、供給ヘッド108から液晶5を滴下する。
メインシール剤25が形成された一方の電極付フィルム基板24aと、液晶5が供給された他方の電極付フィルム基板24bとを、ニップロール109で挟み込んで、重ね合わせる。両基板の重ね合わせ後、紫外線照射装置110により紫外線を照射し、メインシール剤25を硬化させて、液晶セル構造26を形成する。
このようにして、ロールトゥロール方式により、多数個の液晶光学素子を取ることができる長尺のシート状の液晶セル構造を形成できる。個々の液晶光学素子ごとに液晶セルを形成する方法に比べて、製造時間の短縮や、製造コストの低減を図ることができる。
図5Bは、液晶セル構造の概略平面図である。各基板の端子部1T、11Tが確保されるように、幅方向(搬送方向と直交する方向)の端部で、一方の基板1と他方の基板11の縁部がずれて重ねられている。図示を容易にするため、基板11に斜線を付す。基板1あるいは基板11の、搬送方向に延在する一対の縁部に沿って、メインシール剤25が形成されている。
なお、両基板の重ね合わせ工程において、プリズムの形成された基板をメインシール剤形成側とするか(プリズムの形成されていない基板を液晶供給側とするか)、あるいは、プリズムの形成されていない基板をメインシール剤形成側とするか(プリズムの形成された基板を液晶供給側とするか)は、必要に応じて適宜選択することができる。
試作例の液晶セル形成について説明する。なお、試作例では、配向処理に引き続き、1セル分の液晶光学素子を作製している。
プリズム層が形成された側の電極付フィルム基板上に、ギャップコントロール剤を2wt%〜5wt%含んだメインシール剤を形成した。メインシール剤の形成は、ディスペンサーやスクリーン印刷を用いることができる。試作例のギャップコントロール剤として、径15μmのプラスチックボール(積水化学製)を用いた。ギャップコントロール剤を紫外線硬化性シール剤に2wt%〜3wt%添加して、メインシール剤とした。
一方、プリズム層が形成されていない側の電極付フィルム基板上には、ギャップコントロール剤を散布した。試作例では、径10μm程度のプラスチックボール(積水化学製)を、乾式のギャップ散布機を用いて散布した。
両基板の重ね合わせをラミネーター等により行い、基板同士を重ね合わせた状態で、フィルム基板間に一定圧力を加え、紫外線を照射しメインシール剤を硬化させた。紫外線照射量は1.5J/cmとした。
こうして、3μm〜13μmのセル厚を有する空セルを作製した。セル厚は、プリズム形状により場所ごとに異なる。なお、液晶光学素子の光偏向機能は、プリズムと液晶との界面での屈折率差によるものなので、セル厚にはほとんど依存しない。
空セルに、ネマティック液晶を注入した。注入方法として、真空注入や、毛細管現象を利用した注入方法を用いることができる。液晶注入後、注入口にエンドシール剤を塗布して封止し、液晶セルを完成させた。
引き続き、実施例の製造方法を説明する。両基板の重ね合わせ後、まず、長尺のシート状液晶セル構造を、液晶セル1つ分ずつに切断する。
図6A及び図6Bは、それぞれ、切断工程を示す概略的な断面図及び平面図である。図6Aに示すように、カッター111により、長尺のシート状液晶セル構造26を液晶セル1つ分ずつに切断する。図6Bに、切断位置を一点鎖線で示す。
図6C及び図6Dは、それぞれ、切断後の1つ分の液晶セル26を示す概略的な断面図及び平面図である。切断後の液晶セル26において、搬送方向と直交する方向の端部は、端子部形成のために一方の基板1と他方の基板11の縁がずれているのに対し、搬送方向の端部は、切断により両方の基板1、11の縁が揃っている。
その後、切断で形成された、搬送方向に直交する2つの端面に、エンドシール剤を形成して、液晶セルを封止する。まず、一方の端面にエンドシール剤を形成する。
図7A及び図7Bは、それぞれ、一方側端面へのエンドシール剤塗布工程を示す概略的な断面図及び平面図である。一方側端面の縁に沿って、例えばディスペンサー112により、エンドシール剤27を塗布する。エンドシール剤27として、紫外線硬化性のものを用いることができる。
基板重ね合わせ工程で、搬送方向に延在するように配置されるメインシール剤25は、両基板1、11の間に挟まれるように形成されるのに対し、切断端面に配置されるエンドシール剤27は、両基板1、11の外側から形成される。
図7C及び図7Dは、それぞれ、一方側端面のエンドシール剤の硬化工程を示す概略的な断面図及び平面図である。エンドシール剤27に紫外線113を照射して、エンドシール剤27を硬化させる。
一方側の切断端面を封止した後、液晶層から気泡を除去する処理を行う。
図8A及び図8Bは、それぞれ、気泡除去工程を示す概略的な断面図及び平面図である。プレス装置114により、液晶セル26を基板上下からプレスし、まだ封止されていない他方側の切断端面を介して、液晶層に入っている気泡を除去する。これに伴い、液晶材料もある程度、切断端面から押し出される。押し出された液晶を拭き取る。
図8C及び図8Dは、それぞれ、他方側端面へのエンドシール剤塗布工程を示す概略的な断面図及び平面図である。プレスにより気泡が除去された状態で、他方側端面の縁に沿って、例えばディスペンサー115により、エンドシール剤27を塗布する。
図9A及び図9Bは、それぞれ、他方側端面のエンドシール剤の硬化工程を示す概略的な断面図及び平面図である。液晶セル26をプレス装置114から外し、エンドシール剤27に紫外線116を照射して、エンドシール剤27を硬化させる。
プレス装置114から液晶セル26を外すことにより、エンドシール剤27は、セルの内側に少し吸い込まれる。エンドシール剤27が少し吸い込まれた状態でエンドシール剤27を硬化させることにより、上下フィルム間の密着性向上が図られ、信頼性向上が図られる。なお、液晶セル26をプレス装置114から外さない状態で、エンドシール剤27を硬化させることもできる。
図9C及び図9Dは、それぞれ、完成状態の液晶セル26を示す概略的な断面図及び平面図である。このようにして、第1実施例による液晶光学素子が形成される。
実施例による液晶光学素子の製造方法は、図6A及び図6Bに示した切断工程で、切断端面から液晶層に気泡が入る可能性がある。しかし、可撓性のあるフィルム基板を用いていることにより、図8A〜図8Dに示したように、フィルム基板を上下から押して気泡を押し出しながら、エンドシールをすることができる。
実施例による液晶光学素子は、基板重ね合わせ時に形成されるシール剤25は両基板間に挟まれて形成され、切断端面を封止するシール剤27は両基板の外側から形成された構造となる。
次に、上記実施例の変形例による液晶光学素子の製造方法について説明する。本変形例では、基板重ね合わせ時に形成されるメインシール剤25の塗布パターンが実施例と異なる。図10A〜図11Dは、変形例による製造方法の主要工程を示す概略平面図である。
図10Aを参照する。図10Aは、長尺のシート状液晶セル構造26を示す。切断位置を一点鎖線で示す。変形例のメインシール剤25は、実施例と同様に搬送方向に沿った縁部に形成されるとともに、切断端面に沿った縁部にも形成される。切断端面に沿ったメインシール剤25は、気泡を押し出すための隙間を有するように形成されている。
図10Bを参照する。図10Bは、切断後の1つ分の液晶セル26を示す。
図10Cを参照する。一方側の切断端面に沿って、メインシール剤25の隙間が封止されるように、エンドシール剤27を塗布する。
図10Dを参照する。一方側の切断端面に形成されたエンドシール剤27を硬化させる。
図11Aを参照する。液晶セル26に基板上下から圧力を加えて気泡を押し出す。
図11Bを参照する。圧力を加え気泡を押し出した状態で、他方側の切断端面に沿って、メインシール剤25の隙間が封止されるように、エンドシール剤27を塗布する。
図11Cを参照する。他方側の切断端面に形成されたエンドシール剤27を硬化させる。
図11Dを参照する。図11Dは、完成状態の液晶セル26を示す。このようにして、変形例による液晶光学素子が形成される。
変形例による液晶光学素子では、基板1、11の間に形成されたメインシール剤25と、基板1、11の外側から形成されたエンドシール剤27とが協同して、切断端面を封止している。変形例は、上記実施例に比べて、シールパターン塗布が少し複雑であり高いカットの精度(合せ精度)が求められるが、密着性や信頼性等の向上が見込まれる。
次に、第2実施例による液晶光学素子について説明する。
図12は、第2実施例による液晶光学素子の概略断面図である。第1実施例(図1参照)との違いは、プリズム側基板1において、プリズム層3の上に電極層2が形成されていることである。プリズム層3上に電極層2を配置することにより、液晶層5の屈折率制御に要する電圧の低下が図られる。
第2実施例による液晶光学素子の製造方法について説明する。
再び図2を参照する。基板21を、電極層2の形成されていない基板1と読み替える。第1実施例と同様に、基板21を搬送しながら、基板1上にプリズム層(プリズム断面構造層)3を形成する。
再び図4Aを参照する。基板22を、プリズム層3が形成された基板1と読み替える。膜23を、電極層2と読みかえる。例えば、インクジェット方式の供給ヘッド105により、透明導電膜材料を塗布して、プリズム層3上に電極層2(電極層23)を形成する。
その後の工程は、第1実施例と同様である。このようにして、第2実施例の液晶光学素子が形成される。
以上説明したように、基板としてフィルム基板を用いた液晶光学素子を作製することができる。なお、上記実施例では、両側の基板をフィルム基板としたが、少なくとも一方の基板をフィルム基板とすることにより、素子の軽量化等を図ることができる。
例えば、プリズム断面構造層形成側をフィルム基板とし、他方側をガラス基板とすることができる。このような素子では、プリズム断面構造層を、ロールトゥロール方式により形成することができる。
さらに、上記実施例のように、両側の基板をフィルム基板とすれば、セル構造も、ロールトゥロール方式により形成することができる。ロールトゥロール方式により、各素子を1つずつ形成する場合に比べ、製造時間の短縮や、製造コストの低減が図られる。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
1、11 フィルム基板
2、12 電極層
3a 紫外線硬化性樹脂
3 プリズム層(プリズム断面構造層)
4、14 配向膜
5 液晶層
21、22、24a、24b 電極付フィルム基板
23 配向膜
25 メインシール剤
26 液晶セル
27 エンドシール剤
101 プリズム層形成樹脂供給ヘッド
102 ロール状金型
103、109 ニップロール
104、110 紫外線照射装置
105 配向膜材料供給ヘッド
106 ラビングローラー
107 メインシール剤ディスペンサー
108 液晶材料供給ヘッド
111 カッター
112、115 エンドシール剤ディスペンサー
113、116 紫外線
114 プレス装置

Claims (9)

  1. 第1の基板と、
    前記第1の基板上方に配置された、第1の電極層及びプリズム断面構造層の積層構造と、
    前記積層構造上方に配置された液晶層と、
    前記液晶層上方に配置された第2の電極層と、
    前記第2の電極層上方に配置された第2の基板と
    を有し、
    前記第1の基板及び前記第2の基板の少なくとも一方がフィルム基板である液晶光学素子。
  2. 前記第1の基板がフィルム基板である請求項1に記載の液晶光学素子。
  3. 前記第1の基板及び前記第2の基板の両方がフィルム基板である請求項1または2に記載の液晶光学素子。
  4. さらに、
    前記第1の基板または前記第2の基板の対向する一対の縁部に沿って配置され、前記第1の基板及び前記第2の基板の間に挟まれて形成された第1のシール剤と、
    前記第1の基板または前記第2の基板の対向する他の一対の縁部に沿って配置され、前記第1の基板及び前記第2の基板の外側から形成された第2のシール剤と
    を有する請求項3に記載の液晶光学素子。
  5. 第1のフィルム基板と、前記第1のフィルム基板上方に配置された、第1の電極層及びプリズム断面構造層の積層構造とを有する第1の電極付フィルム基板を準備する工程と、
    第2のフィルム基板と、前記第2のフィルム基板上方に配置された第2の電極層とを有する第2の電極付フィルム基板を準備する工程と、
    前記第1の電極付フィルム基板及び前記第2の電極付フィルム基板の一方の電極付フィルム基板を搬送しながら、前記一方の電極付フィルム基板の、前記搬送の方向に沿って延在する一対の縁部に沿って、第1のシール剤を形成する工程と、
    前記第1の電極付フィルム基板及び前記第2の電極付フィルム基板の他方の電極付フィルム基板を搬送しながら、前記他方の電極付フィルム基板上に液晶を供給する工程と、
    前記第1のシール剤が形成された前記一方の電極付フィルム基板と、前記液晶が供給された前記他方の電極付フィルム基板とを、搬送しながら重ね合わせて、液晶セル構造を形成する工程と
    を有する液晶光学素子の製造方法。
  6. さらに、
    前記液晶セル構造を、個々の液晶セルに切断する工程と、
    前記液晶セルの切断で形成された一対の縁部に沿って、前記第1の電極付フィルム基板及び前記第2の電極付フィルム基板の外側から第2のシール剤を形成する工程と
    を有する請求項5に記載の液晶光学素子の製造方法。
  7. 前記第2のシール剤を形成する工程は、
    前記切断で形成された一対の縁部のうち一方側の縁部に、前記第2のシール剤を形成する工程と、
    前記液晶セルを基板上下から押さえて、前記切断で形成された一対の縁部のうち他方側の縁部を介して気泡を除去する工程と、
    前記他方側の縁部に、前記第2のシール剤を形成する工程と
    を有する請求項6に記載の液晶光学素子の製造方法。
  8. 前記第1の電極付フィルム基板を準備する工程は、
    前記第1のフィルム基板を搬送しながら、前記第1のフィルム基板上に樹脂を供給する工程と、
    前記樹脂が供給された前記第1のフィルム基板を搬送しながら、ロール状の型を用いた転写により、前記プリズム断面構造層を形成する工程と
    を有する請求項5〜7のいずれか1項に記載の液晶光学素子の製造方法。
  9. さらに、
    前記第1の電極付フィルム基板上に配向膜を形成する工程と、
    前記配向膜の形成された前記第1の電極付フィルム基板を搬送しながら、前記配向膜にラビングを行う工程と
    を有し、
    前記プリズム断面構造層は、長さ方向が前記ラビングを行う工程の搬送方向に沿ったプリズムを有する請求項5〜8のいずれか1項に記載の液晶光学素子の製造方法。
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