JP2014080954A - デコンプ装置のデコンプ部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】強度及び製造効率等を向上させることができること。
【解決手段】動弁機構のカムシャフト1の端部に設けられ、エンジン始動時に動弁機構のバルブを開作動させてエンジンの燃焼室を減圧するデコンプ装置10において、デコンプ装置10の構成要素であるデコンプカム11は、デコンプシャフト12と、このデコンプシャフト12に結合され、カムシャフト1の回転に伴う遠心力の作用でデコンプシャフト12を回動させるマスウェイト13とを備えてなり、このマスウェイト13が、鋼板21、22、23を複数枚積層した積層体24にて構成されたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、4サイクルエンジンの動弁機構が備えるデコンプ装置のデコンプ部品に関する。
4サイクルエンジンの動弁機構には、エンジンの始動性の向上を目的としてデコンプ装置を備えたものがある。このデコンプ装置は、たとえば特許文献1及び図17〜図19に示すように、デコンプシャフト102がマスウェイト103に結合されてなるデコンプカム101と、戻しスプリング104と、ストッパプレート105と、を有して構成されている。
動弁機構の図示しないカムシャフトには、排気側カムのベースサークル部を含むカムシャフトの表面側にデコンプ溝が軸方向に形成され、このデコンプ溝内にデコンプカム101のデコンプシャフト102が回動自在に収容されている。このデコンプカム101は、カムシャフトの回転に伴う遠心力と戻しスプリング104の付勢力との作用で、デコンプシャフト102を中心として回動する。
エンジンの停止時には、デコンプシャフト102の一端部(カム部106)が排気側カムのベースサークル部4の外方へ突出するように戻しスプリング104の付勢力が作用する。この状態でエンジンが始動すると、エンジンの排気バルブ用のロッカアームが、デコンプシャフト102の突出したカム部106により若干押し上げられ、排気バルブが開弁してエンジンの燃焼室が減圧され、エンジンの始動性が向上する。このデコンプ装置の作動状態を図18に示す。
エンジンの回転数が例えばアイドル回転数に至ると、図19に示すように、デコンプカム101は、マスウェイト103が遠心力の作用でカムシャフトから遠ざかる方向に回動する。この結果、デコンプシャフト102のカム部106が排気側カムのベースサークル部よりも内側に収まり、排気バルブは通常状態で作動する。
上述のようなデコンプ装置のデコンプカム101におけるマスウェイト103は、デコンプシャフト102を結合(例えば圧入)するための穴107が設けられた被結合部108と、デコンプカム101の重量及び全体の重心バランスの大半を決定する部位であるウェイト部109と、被結合部108とウェイト部109とを懸架する懸架部110と、を有してなる。
被結合部108の周囲に戻しスプリング104が配置される。この戻しスプリング104は、その一端104Aがカムスプロケット111に係止され、他端104Bが、マスウェイト103の懸架部110に形成された係止部112に係止される。
また、ストッパプレート105は、カムスプロケット111と共に、ボルト113を用いてカムシャフト(不図示)の一端面に固定される。このうちの一方のボルト113は、図18に示すように、戻しスプリング104の付勢力によりデコンプカム101がカムシャフトに近づく方向に回動するときに、マスウェイト103の当接部114に当接して、デコンプカム101の回動を規制する。また、図19に示すように、マスウェイト103に遠心力が作用してマスウェイト103がカムシャフトから遠ざかる方向に回動するときには、マスウェイト103に形成された当接部115がストッパプレート105のストッパ部116に当接して、デコンプカム101の回動が規制される。
特開2003−254025号公報
ところで、上述のように、デコンプ装置のデコンプカム101におけるマスウェイト103は、デコンプカム101の重量と全体の重心バランスを決定する部位であること、デコンプシャフト102を結合するための穴107が必要であること、戻しスプリング104の他端104Bを係止するための係止部112が必要であること、位置規制のための当接部114及び115が必要であること等の条件を満たすため、複雑な形状に形成されている。
このような複雑な形状を成立させる製造法としては、鍛造や鋳造、削り出し、焼結などが考えられるが、現実的なコストで量産可能な焼結を用いてマスウェイト103が製作されるのが一般的である。
しかしながら、焼結は、空隙が存在する製造法であるため、材料不良により空隙が多くなると、マスウェイト103は、ストッパプレート105やボルト113に当接する際の繰り返し荷重や衝撃荷重に対して強度が不足してしまう恐れがある。
また、焼結によりマスウェイト103を製造する場合には、製造工程上穴107に抜き勾配が必要になる。従って、穴107にデコンプシャフト102を圧入させるためには、焼結により形成された穴の内径に機械加工を別途施す必要がある。
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、強度及び製造効率等を向上させることができるデコンプ装置のデコンプ部品を提供することにある。
本発明に係るデコンプ装置のデコンプ部品は、動弁機構のカムシャフトの端部に設けられ、エンジン始動時に前記動弁機構のバルブを開動作させて前記エンジンの燃焼室を減圧するデコンプ装置において、前記デコンプ装置の構成要素であって、金属板を複数枚積層した積層体にて構成されたことを特徴とするものである。
本発明によれば、積層体を構成する金属板は、焼結体に比べて密度が高く、且つ焼結体のような空隙が存在しないので、この積層体からなるデコンプ部品は、繰り返し荷重や衝撃荷重に対して優れた強度を有する。また、金属板の切断、積層及び接合という簡易且つ迅速な工程でデコンプ部品を製造できるので、このデコンプ部品の製造効率を向上させることができる。
本発明に係るデコンプ装置のデコンプ部品における第1実施形態が適用されたデコンプカムを備えるデコンプ装置を、カムシャフトと共に示す断面図。 図1におけるデコンプ装置の正面図。 図1及び図2のデコンプ装置におけるデコンプカムを示す斜視図。 図3のデコンプカムを示す側面図。 図3のデコンプカムを示す平面図。 図3のデコンプカムにおけるマスウェイトを構成する鋼板を示す正面図。 図3及び図5における被結合部の外周部の部位等を説明する説明図。 (A)は図6の鋼板を積層して丸ダボかしめ接合した状態を示し、(B)は、図8(A)のVIII−VIIIに沿う断面図。 (A)は図6の鋼板を積層して全体ダボかしめ接合した状態を示し、(B)は図9(A)のIX−IX線に沿う断面図。 図1〜図9の第1実施形態における変形形態のマスウェイトを構成する同一形状の鋼板を積層した積層体ピースを示す斜視図。 本発明に係るデコンプ装置のデコンプ部品における第2実施形態が適用されたデコンプカムを示す側面図。 図11の第2実施形態における一変形形態のデコンプカムを示す側面図。 本発明に係るデコンプ装置のデコンプ部品における第3実施形態が適用されたデコンプカムを示す側面図。 本発明に係るデコンプ装置のデコンプ部品における第4実施形態が適用されたデコンプカムを示す側面図。 本発明に係るデコンプ装置のデコンプ部品における第5実施形態が適用されたデコンプカムを、カムシャフトと共に示す断面図。 図15に示す第5実施形態の一変形形態におけるデコンプカムを、カムシャフトと共に示す断面図。 従来のデコンプカムを示す斜視図。 図17のデコンプカムを用いたデコンプ装置の作動時の状態を示す正面図。 図17のデコンプカムを用いたデコンプ装置の非作動時の状態を示す正面図。
以下、本発明を実施するための実施形態を図面に基づき説明する。
[A]第1実施形態(図1〜図10)
図1は、本発明に係るデコンプ装置のデコンプ部品における第1実施形態が適用されたデコンプカムを備えるデコンプ装置を、カムシャフトと共に示す断面図である。図2は、図1におけるデコンプ装置の正面図であり、図3は、図1及び図2のデコンプ装置におけるデコンプカムを示す斜視図である。
図1に示すカムシャフト1は、SOHC(シングルオーバーヘッドカムシャフト)型の動弁機構を構成するものであり、1本のカムシャフト1に吸気側カム2及び排気側カム3を備える。吸気側カム2により、吸気側ロッカアームを介して吸気バルブ(共に図示せず)が開閉動作され、排気側カム3により、排気側ロッカアームを介して排気バルブ(共に図示せず)が開閉動作される。これらの吸気バルブ及び排気バルブは、4サイクルエンジンの図示しないシリンダヘッドに配置されている。また、カムシャフト1は、一対のベアリング4によりシリンダヘッドに回転自在に支持される。
このカムシャフト1の一端部にはカムスプロケット5が設けられ、このカムスプロケット5は、図示しないカムチェーンを介して、クランクシャフトに設けられたカムドライブギヤ(共に図示せず)に作動的に連結される。これにより、クランクシャフトの回転がカムチェーンを介してカムシャフト1へ伝達され、動弁機構が作動する。
更に、カムシャフト1には、エンジンの始動時に排気側ロッカアームを介して排気バルブを開動作させ、これによりエンジンの燃焼室内を減圧してエンジンの始動性を向上させるためのデコンプ装置10が設けられている。
このデコンプ装置10は、デコンプシャフト12及びマスウェイト13が結合されて成るデコンプカム11と、戻しスプリング14と、デコンプカム11の位置決め手段であるストッパプレート15と、デコンプカム11の位置決め手段であり、且つストッパプレート15の固定手段でもあるボルト16と、を有して構成される。
カムシャフト1には、排気側カム3からカムスプロケット5側へ向かって軸方向に延びるデコンプ溝6が形成されている。このデコンプ溝6は、排気側カム3のベースサークル部の表面側に形成される。ここで、排気側カム3のベースサークル部は、排気バルブのリフトに寄与しない部分である。
前記デコンプシャフト12は、図1及び図3に示すように、一端が円弧部分と弦部分からなる半月形状に形成され、このうちの円弧部分がカム部12Aとして構成される。このカム部12Aを含むデコンプシャフト12がデコンプ溝6内に回動自在に収容される。この状態で、デコンプシャフト12の他端側はカムスプロケット5を貫通し、このデコンプシャフト12の他端にマスウェイト13が回動一体に結合される。このマスウェイト13は遠心ウェイトとして機能し、カムシャフト1の回転による遠心力の作用で、カムシャフト1から離れる方向(図2の矢印α方向)に揺動してデコンプシャフト12を回動させる。
図1及び図2に示すように、このとき、マスウェイト13の当接部13Aがストッパプレート15のストッパ部15Aに当接して、デコンプカム11の回動が規制される。このストッパプレート15は、例えば板状部材を折曲加工して形成され、カムシャフト1の端面にカムスプロケット5と共に、ボルト16を用いて着脱自在に締結されている。
マスウェイト13とカムスプロケット5との間に戻しスプリング14が介在される。この戻しスプリング14は例えばコイル状に形成されて、マスウェイト13の被結合部17(後述)の周囲に配置される。戻しスプリング14は、一端14Aがカムスプロケット5に係止され、他端14Bがマスウェイト13に係止される。この戻しスプリング14は、マスウェイト13をカムシャフト1の回転により発生する遠心力に抗する方向、即ちカムシャフト1に接近する方向(図2のβ方向)に付勢する。このとき、マスウェイト13の当接部13Bがボルト16(図3)の一方に当接することで、デコンプカム11はその回動が規制される。
エンジンの停止時、カムシャフト1が回転していないときには、マスウェイト13が戻しスプリング14の付勢力の作用でカムシャフト1に接近する位置にある。このとき、デコンプシャフト12の一端に設けられたカム部12Aは、排気側カム3のベースサークル部よりも外方へ突出した状態にある。従って、エンジンの始動時には、排気側ロッカアームが、排気側カム3のベースサークル部から突出したカム部12Aに乗り上がり、これにより排気側ロッカアームが排気バルブを押し下げてこの排気バルブを開弁させ、燃焼室を減圧させてエンジンの始動を容易化する。
エンジンが始動してカムシャフト1が回転し、このカムシャフト1の回転数が所定回転数、例えばアイドリング回転数に至ると、マスウェイト13は、遠心力の作用でデコンプシャフト12を中心に、戻しスプリング14の付勢力に抗してカムシャフト1から離れる方向(図2のα方向)に揺動する。これにより、デコンプシャフト12が回動して、そのカム部12Aはデコンプ溝6内に収容され、排気側カム3のベースサークル部よりも低い位置になる。従って、排気側ロッカアームは、通常のバルブ作動によって排気バルブを開閉駆動する。
ところで、マスウェイト13は、図3〜図5に示すように、被結合部17、ウェイト部18及び懸架部19を有して構成される。被結合部17は、デコンプシャフト12の他端が結合される部分であり、この他端が挿入(本実施形態では圧入)されるための穴20を有する。また、ウェイト部18は、デコンプカム11の重量やデコンプカム11全体の重心バランスの大半を決定する部位である。更に懸架部19は、被結合部17とウェイト部18とを懸架する部分である。なお、被結合部17の周囲に戻しスプリング14が配置されている。
そして、デコンプ装置10の構成要素であるデコンプ部品としての前記マスウェイト13は、前述の如く、被結合部17に結合されたデコンプシャフト12を、カムシャフト1の回転に伴う遠心力の作用で回動するものであるが、金属板(本実施形態では鋼板21、22、23)が複数枚積層した積層体24にて構成される。
この積層体24は、被結合部17の一部を形成する積層体ピース25と、ウェイト部18の一部を形成する積層体ピース26と、被結合部17の一部、ウェイト部18の一部及び懸架部19を形成する積層体ピース27とを有する。積層体ピース25は、図6(A)に示す鋼板21が積層されたものであり、積層体ピース26は、図6(B)に示す鋼板22が積層されたものであり、積層体ピース27は、図6(C)に示す鋼板23が積層されたものである。鋼板21の穴21Aと鋼板23の穴23Aとによって、被結合部17の穴20(図3)が形成される。
ここで、鋼板21、22及び23は軟鋼板、高張力鋼板、めっき鋼板、機械構造用鋼板、ステンレス鋼板等のいずれであってもよい。また、鋼板21、22及び23の板厚は、順送プレス工程で製造しやすい0.1〜4.0mmであればよいが、歩留まりやプレス加工性を考慮して0.5〜2.0mmが好ましい。なお、積層体24を構成する金属板は鋼板に限らず、銅合金板、アルミニウム合金板、マグネシウム合金板、チタン合金板等であってもよい。
図3〜図5に示すように、マスウェイト13を構成する積層体24は、例えば順送プレス工程によって、切断、ダボ形成、積層及び接合が順次実施され、異なる形状の鋼板21、22及び23が積層されて形成される。
このとき、積層体24の外周部は、鋼板21、22、23の積層方向に同一形状の部位が、周方向に少なくとも一箇所設けられる。特に、異なる形状の鋼板21と23が積層されてなる被結合部17の外周部は、鋼板21と23との積層方向に同一形状の部位28が、上記外周部の周方向に少なくとも1箇所、本実施形態では上記部位28が穴20を挟んで対向する位置に2箇所設けられる。
このように設定することによって、順送プレス工程の積層ステージにおいて、被結合部17の外周部における上記部位28に対応する鋼板21、23の部分を保持して、これらの鋼板21、23を位置決めすることが可能になる。これにより、異なる形状の鋼板21、22、23を1回の順送プレス工程で複数枚積層して、マスウェイト13を形成することが可能になる。
更に、図4及び図6に示すように、形状の異なる鋼板21、23はそれぞれ穴21A、23Aを有し、これらの鋼板21及び23が積層されて被結合部17が構成されるとき、この被結合部17の穴20は、穴21A及び23により形成される。このとき、図7に示すように、被結合部17の外周であって鋼板21及び23の積層方向に同一形状の少なくとも1つの部位28と、この部位28の両端点を最短となるように結ぶ直線29とで形成される形状の中に、鋼板21の穴21Aの中心Oと、鋼板23の穴23Aの中心Pとが位置づけられるように、鋼板21及び23が積層される。図7(A)が上記部位28が2つの場合であり、図7(B)は上記部位28が1つの場合であり、図7(C)は上記部位28が3つの場合である。このように設定することによって、鋼板21の穴21Aの中心Oと、鋼板23の穴23Aの中心Pとを揃えて鋼板21、23を積層することが可能になる。
上述のようにして積層された異なる形状の鋼板21、22及び23は、図8に示すような丸ダボかしめ部30、または順送プレス工程で一般的に用いられるV字突起かしめ部(不図示)により部分的にダボかしめ接合される。或いは、図9に示すように、積層された鋼板21、22及び23は、それらの周辺部分(つまり外周部分、内周部分)の略全体がかしめられる全体ダボかしめ部31によりダボかしめ接合されてもよい。全体ダボかしめ部31を用いたダボかしめ接合では、かしめ領域が広いことから外れにくく、また接合される鋼板21、22、23が部分的に変形することが回避される。
また、マスウェイト13を構成する積層体24は、1回の順送プレス工程で一体成形されることが望ましいが、図10に示すように、複数回の順送プレス工程により積層体ピース25、26、27をそれぞれ個別に形成し、これらの積層体ピース25、26、27を別途工程でかしめ接合してマスウェイト13を構成してもよい。
以上のように構成されたことから、本実施形態によれば、次の効果(1)〜(8)を奏する。
(1)図3に示すように、鋼板の切断、積層及び接合という簡易且つ迅速な工程(例えば順送プレス工程)でマスウェイト13を製造できる。特に、マスウェイト13の穴20の内径を高精度に形成できるので、焼結体からなるマスウェイト103(図17)の如く別途穴の内径を機械加工する必要がない。これらのことから、このマスウェイト13の製造効率を向上させることができ、その製造コストを低減できる。
(2)積層体24を構成する鋼板21、22及び23は、焼結体に比べて密度が高く、且つ焼結体のような空隙が存在しないので、この積層体24からなるマスウェイト13は、ストッパプレート15やボルト16に当接したときの繰り返し荷重や衝撃荷重に対して優れた強度を有する。更に、マスウェイト13を構成する積層体24が制振性能に優れることから、マスウェイト13がストッパプレート15やボルト16に当接する際の振動を抑制でき、この結果、マスウェイト13は疲労破壊に対しても強度が向上する。
(3)鋼板21、22及び23の積層体24から構成されるマスウェイト13は、鋼板21、22、23の枚数や形状を変更することで、マスウェイト13、ひいてはデコンプカム11の重量と全体の重心バランスを容易に調整することができる。
(4)鋼板21、22及び23の積層体24から構成されるマスウェイト13は、各鋼板21、22、23間に潤滑油を貯溜して保持できる。この潤滑油は、マスウェイト13の外周部に染み出すので、このマスウェイト13の外周部の潤滑性を向上させることができる。
(5)マスウェイト13の重量は、部品機能を満足させるために従来技術と同等である必要がある。鋼は焼結体に比べて密度が高いので、剛製のマスウェイト13の体積を小型化できる。つまり、マスウェイト13の投影面積を従来技術と同等にした場合には、図1に示すようにマスウェイト13の厚さT1を薄く設定できる。
また、マスウェイト13からカムスプロケット5の反対側にはみ出したデコンプシャフト12のはみ出し量T2は、部品機能を満足させるために従来技術と同等である必要がある。このため、マスウェイト13の厚さT1が薄くなるとストッパプレート15の幅T3が小さくなる。このように、マスウェイト13の厚さT1が薄くなった分、デコンプシャフト12の全長とストッパプレート15の幅T3を小さくできるので、デコンプ装置10の小型化を実現できる。
更に、マスウェイト13に表面処理を施す場合、マスウェイト13の厚さT1が薄くなった分だけ表面処理を施す面積が減少し、表面処理コストも低減できる。
(6)図3及び図5に示すように、異なる形状の鋼板21と23が積層されてなる被結合部17の外周部は、鋼板21と23の積層方向に同一形状の部位28が、上記外周部の周方向に少なくとも一箇所(例えば対向して2箇所)設けられている。これにより、順送プレス工程の積層ステージにおいて、被結合部17の外周部における上記部位28に対応する鋼板21、23の部分を保持して、これらの鋼板21、23を位置決めすることができる。この結果、異なる形状の鋼板21、22、23を1回の順送プレス工程で複数枚積層してマスウェイト13を形成することができる。
(7)図7に示すように、被結合部17の外周部であって鋼板21と23の積層方向に同一形状の少なくとも1つ(例えば対向して2つ)の部位28と、この部位28の両端点を最短となるように結ぶ直線29とで形成される形状の中に、鋼板21の穴21Aの中心Oと鋼板23の穴23Aの中心Pとが位置づけられように、鋼板21及び23が積層されて、マスウェイト13の被結合部17が形成される。これにより、鋼板21の穴21Aの中心Oと鋼板23の穴23Aの中心Pとを揃えて、鋼板21と23を積層して被結合体17を形成することができる。
(8)図2に示すように、マスウェイト13の被結合部17の外周部に形成された部位28の一方を、マスウェイト13の被結合部17の周囲に配置された戻しスプリング14の他端14Bを係止する係止部33として機能させることができる。従って、戻しスプリング14の他端14Bを係止するための係止部をマスウェイト13に特別に形成する必要がない。また、戻しスプリング14の一端14Aはカムスプロケット5に係止されているため、係止部33の位置を変更することで、戻しスプリング14の初期ばね圧を容易に変更することができる。
[B]第2実施形態(図11、図12)
図11は、本発明に係るデコンプ装置のデコンプ部品における第2実施形態が適用されたデコンプカムを示す側面図である。この第2実施形態において、第1実施形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
本第2実施形態におけるデコンプカム35が第1実施形態と異なる点は、デコンプ部品としてのマスウェイト36を構成する積層体ピース37の鋼板38が階段状に積層され(図11)、またはマスウェイト39を構成する積層体ピース40の鋼板41と積層体ピース42の鋼板43とが階段状に積層された(図12)点である。
この第2実施形態のデコンプカム35においても、第1実施形態の効果(1)〜(8)と同様な効果を奏するほか、次の効果(9)を奏する。
(9)マスウェイト36の積層体ピース37、並びにマスウェイト39の積層体ピース40及び42がそれぞれ階段状に構成されたので、これらのマスウェイト36、39の形状の自由を高く設定できる。更に、潤滑油が鋼板21、23、38、41、43間のほか、階段状の積層体ピース37、40、42の段差部にも貯溜されるので、マスウェイト36、39の潤滑性を更に向上させることができる。
[C]第3実施形態(図13)
図13は、本発明に係るデコンプ装置のデコンプ部品における第3実施形態が適用されたデコンプカムを示す側面図である。この第3実施形態において、第1実施形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
この第3実施形態におけるデコンプカム45が第1実施形態と異なる点は、デコンプ部品としてのマスウェイト46の被結合部17とウェイト部18とを懸架する懸架部47が、鋼板21、22、23の積層方向中央位置に設けられた点である。
この第3実施形態のデコンプカム45においても、第1実施形態の効果(1)〜(8)と同様な効果を奏するほか、次の効果(9)を奏する。
(10)戻しスプリング14は、マスウェイト46の被結合部17において懸架部47を境とする片側の部分に巻き回されて配置されるので、その巻き数を低減できる。従って、戻しスプリング14の長さを短縮でき、デコンプカム45の更なる軽量化を実現できる。
[D]第4実施形態(図14)
図14は、本発明に係るデコンプ装置のデコンプ部品における第4実施形態が適用されたデコンプカムを示す側面図である。この第4実施形態において、第1実施形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
本第4実施形態のデコンプカム50が第1実施形態と異なる点は、デコンプ部品としてのマスウェイト51の被結合部52を構成する積層体ピース53が、一部をパイプなどの金属体としての鋼ブロック54に置き換えられた点である。この鋼ブロック54には、積層体ピース53と同軸上に、デコンプシャフト12を圧入するための穴55が形成されている。
本第4実施形態においても、第1実施形態の効果(1)〜(8)と同様な効果を奏するほか、次の効果(11)を奏する。
(11)マスウェイト51の被結合部52、ウェイト部18及び懸架部19を形成する鋼板23や、ウェイト部18を形成する鋼板22と比較して、被結合部52を形成する鋼板21は面積が小さいので、被結合部52の一部を鋼ブロック54とすることで、この鋼板21を順送プレス工程から部分的に省くことができる。これにより、順送プレス工程において、鋼板21、22及び23を切り出す鋼板の歩留まりを向上させることができる。
[E]第5実施形態(図15、図16)
図15は、本発明に係るデコンプ装置のデコンプ部品における第5実施形態が適用されたデコンプカムを、カムシャフトと共に示す断面図である。この第5実施形態において、第1実施形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
この第5実施形態のデコンプカム60が第1実施形態と異なる点は、デコンプカム60におけるデコンプ部品としてのマスウェイト61が、カムスプロケット5におけるカムシャフト1側、例えば一対のベアリング4間(図15)、またはカムスプロケット5とこのカムスプロケット5側のベアリング4間(図16)にそれぞれ配置された点である。
本第5実施形態においても、第1実施形態の効果(1)〜(8)と同様な効果を奏するほか、次の効果(12)を奏する。
(12)デコンプカム60のマスウェイト61がカムスプロケット5の内側、つまりカムスプロケット5におけるカムシャフト1側に配置されたので、カムスプロケット5の外側にデコンプカム60のマスウェイト61を配置する必要がない。このため、デコンプカム60及びカムシャフト1が配置されるエンジンのシリンダヘッドを小型化できる。
以上、本発明を上記実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で構成要素を種々変形してもよく、また、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、特に第1実施形態において、鋼板21、22、23を形成は、順送プレス工程に限らず、一般的な鋼板の加工法であるワイヤー加工、レーザ加工、一般プレス加工、またはトランスファープレスやファインブランキングプレスなどの特殊プレス加工であってもよい。
また、鋼板21、22及び23の接合は、ダボかしめ接合に限定されず、その他のかしめ接合や、一般的な鋼板の接合法である接着剤、接着シート、溶接、リベット、ろう付け、摩擦撹拌接合、メカニカルクリチング等であってもよい。更に、これらの接合法を組み合わせることにより、鋼板21、22、23の接合強度を向上させてもよい。
また、マスウェイト13の被結合部17とデコンプシャフト12との結合は、圧入に限定されず、焼き嵌め、冷し嵌め、拡散接合、拡管、溶接、ろう付け、かしめ、ボルト止め等であってもよい。
更に、本実施形態は、デコンプ装置のマスウェイトが金属板を複数枚積層した積層体にて構成されるものを述べたが、ギア、スプロケット、またはカムシャフトに設けられるカムを上記積層体にて構成してもよい。
10 デコンプ装置
11 デコンプカム
12 デコンプシャフト
13 マスウェイト(デコンプ部品)
17 被結合部
18 ウェイト部
19 懸架部
21、22、23 鋼板(金属板)
21A、23A 穴
24 積層体
28 部位
29 直線
30 丸ダボかしめ部
31 全体ダボかしめ部
35 デコンプカム
36、39 マスウェイト(デコンプ部品)
45 デコンプカム
46 マスウェイト(デコンプ部品)
50 デコンプカム
51 マスウェイト(デコンプ部品)
53 積層体ピース
54 鋼ブロック(金属体)
60 デコンプカム
61 マスウェイト(デコンプ部品)
O、P 中心

Claims (8)

  1. 動弁機構のカムシャフトの端部に設けられ、エンジン始動時に前記動弁機構のバルブを開動作させて前記エンジンの燃焼室を減圧するデコンプ装置において、
    前記デコンプ装置の構成要素であって、金属板を複数枚積層した積層体にて構成されたことを特徴とするデコンプ装置のデコンプ部品。
  2. 前記積層体を構成する金属板が異なる形状であり、この積層体の外周部は、前記金属板の積層方向に同一形状の部位が、周方向に少なくとも一箇所設けられたことを特徴とする請求項1に記載のデコンプ装置のデコンプ部品。
  3. 前記積層体は、穴を有する金属板が積層されてなり、この積層体における前記穴の周囲の外周部であって前記金属板の積層方向に同一形状の少なくとも1つの部位と、この部位の両端点を最短となるように結んだ直線とで形成される形状の中に、前記穴の中心が位置づけられるように前記金属板が積層されたことを特徴とする請求項1または2に記載のデコンプ装置のデコンプ部品。
  4. 前記積層体は、複数枚の金属板を部分的に、または前記各金属板の周辺部分の略全体を、ぞれぞれ、かしめ接合することにより構成されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のデコンプ装置のデコンプ部品。
  5. 前記積層体は、複数枚の金属板が階段状に積層されて構成されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のデコンプ装置のデコンプ部品。
  6. 前記積層体は、その一部がパイプ等の金属体に置き換えられて構成されたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のデコンプ装置のデコンプ部品。
  7. 前記積層体を構成する金属板が、鋼板であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のデコンプ装置のデコンプ部品。
  8. 前記デコンプ部品は、デコンプシャフトに結合され、カムシャフトの回転に伴う遠心力の作用で前記デコンプシャフトを回動させるマスウェイトであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のデコンプ装置のデコンプ部品。
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