JP2014079044A - 積層鋼板の製造方法、および、積層鋼板 - Google Patents

積層鋼板の製造方法、および、積層鋼板 Download PDF

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Abstract

【課題】製造工程の簡素化が可能な積層鋼板の製造方法、および、積層鋼板を提供する。
【解決手段】凹部形成工程(S102)では、磁性を有する鋼板10の頂面18側に開口する凹部12を所定箇所に形成する。部分非磁性化工程(S103)では、凹部12内の空間である注入空間13に非磁性材20を注入し、注入空間13内で非磁性材20を凝固させる。積層工程(S106)では、所定箇所である第1非磁性部581および第2非磁性部591に非磁性材20が設けられた鋼板10を積層する。部分非磁性化工程(S103)では、非磁性材20を注入空間13に注入しているので、部分非磁性化工程を一連のプレス工程内に組み込むことができ、製造工程を簡素化および高速化することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、積層鋼板の製造方法、および、積層鋼板に関する。
従来、回転電機のロータは、磁性を有する鋼板である電磁鋼板が積層されてなるロータコアに磁石が配置されて形成される。このようなロータにおいて、例えば磁石を保持するために形成されるブリッジ部等は、有効磁束の経路とはならないが、ブリッジ部が磁性を有していると、漏れ磁束により回転電機の磁気性能が低下してしまう。そこで、漏れ磁束を低減すべく、電磁鋼板の一部を非磁性化する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2011−97749号公報
特許文献1では、凹穴を有する2枚の電磁鋼板を上下に重ね合わせ、上下両方の凹穴が重なってできた空間内に改質金属を挿入し、改質金属を挟み込んだ2枚の電磁鋼板の改質金属が位置する箇所で上下から一対の電極により挟み込み、通電加圧を行うことにより、非磁性改質相を形成している。そのため、特許文献1では、凹穴に挿入する改質金属を別工程で加工する必要があった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、製造工程の簡素化が可能な積層鋼板の製造方法、および、積層鋼板を提供することにある。
本発明の積層鋼板の製造方法は、凹部形成工程と、部分非磁性化程と、積層工程と、を備える。凹部形成工程では、磁性を有する鋼板の一側に開口する凹部を所定箇所に形成する。部分非磁性化工程では、凹部内の空間である注入空間に非磁性材を注入し、注入空間内で非磁性材を凝固させる。積層工程では、所定箇所に非磁性材が設けられた鋼板を積層する。
これにより、所望の領域が非磁性化された積層鋼板を製造することができる。
本発明では、非磁性材を注入空間に注入しているので、非磁性材を供給するための装置を簡易なものとすることができる。また、非磁性材の歩留まりが向上する。さらに、部分非磁性化工程を同一プレス型内にて行うことができ、一連のプレス工程内に組み込むことができるので、製造工程を簡素化および高速化することができる。ここでいう「一連のプレス工程内」とは、部分非磁性化工程が別工程となっているのではなく、前後の工程と連続した工程として実施されることを意味し、装置が一体か別体かは問わないものとする。
また、上述の方法で製造された積層鋼板を、例えば回転電機のロータに用いる場合、有効磁束経路とならない領域を本発明の製造方法にて非磁性化すれば、漏れ磁束が低減されるので回転電機の性能が向上する。また、回転電機に用いる磁石を減らすことができるので、小型化に寄与する。
また、本発明の積層鋼板は、磁性を有する鋼板が積層されてなる積層鋼板である。鋼板は、一側に開口し、所定箇所に形成された凹部と、凹部内の空間である注入空間にて凝固した非磁性材と、を備える。本発明の積層鋼板は、所望の領域が非磁性化されているので、例えば回転電機のロータに用いた場合、有効磁束の経路とならない領域を非磁性化することにより漏れ磁束が低減されるので回転電機の性能が向上する。また、ロータに用いる磁石を減らすことができるので、小型化に寄与する。
また、上記製造方法で製造すれば、製造工程を簡素化することができる。
積層鋼板を用いたロータを示す平面図である。 図1の要部拡大図である。 本発明の一実施形態によるロータを示す平面図である。 本発明の一実施形態による積層鋼板の製造方法を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態による積層鋼板の製造装置を示す模式図である。 本発明の一実施形態による積層鋼板の製造工程の全体を説明する模式的な平面図である。 本発明の一実施形態による加工前の鋼板を説明する図であり、(a)が模式的な断面図、(b)が模式的な平面図である。 本発明の一実施形態による穴抜き工程を説明する図であり、(a)が模式的な断面図、(b)が模式的な平面図である。 本発明の一実施形態による凹部形成工程を説明する図であり、(a)が模式的な断面図、(b)が模式的な平面図である。 本発明の一実施形態による凹部形成工程を説明する図であり、(a)が模式的な断面図、(b)が模式的な平面図である。 本発明の一実施形態による部分非磁性化工程を説明する図であり、(a)が模式的な断面図、(b)が模式的な平面図である。 本発明の一実施形態による部分非磁性化工程を説明する図であり、(a)が模式的な断面図、(b)が模式的な平面図である。 本発明の一実施形態による平面化工程を説明する図であり、(a)が模式的な断面図、(b)が模式的な平面図である。 本発明の一実施形態による平面化工程を説明する図であり、(a)が模式的な断面図、(b)が模式的な平面図である。 本発明の一実施形態による形状形成工程を説明する図であり、(a)が模式的な断面図、(b)が模式的な平面図である。 本発明の他の実施形態による凹部の形状を説明する模式的な断面図である。 本発明の他の実施形態による部分非磁性化工程を説明する模式的な断面図である。
以下、本発明による積層鋼板の製造方法、および、積層鋼板を図面に基づいて説明する。
(一実施形態)
本発明の一実施形態による積層鋼板は、図示しない回転電機のロータに用いられる。図1に示すように、ロータ1は、プレス加工により円環状に打ち抜いた磁性を有する鋼板10を積層して構成される。鋼板10は、内壁3、外壁4、および、円環部5を有する。円環部5には、図示しないマグネット(磁石)を挿入するためのマグネット穴50が形成される。本実施形態では、マグネット穴50は、16箇所に形成される。
図2に示すように、マグネット穴50は、平面視略台形状に形成され、上底部51、第1脚部52、第2脚部53、および、下底部54を有する。マグネット穴50の第1脚部52は、他のマグネット穴50の第1脚部52と対向するように形成され、2つのマグネット穴50が平面視V字形状となるように配置される。V字状に配置される2つのマグネット穴50の上底部51同士の間には、突極55が形成される。また、第2脚部53は、外壁4と対向するように形成される。
鋼板10がロータ1に適用される場合、ロータ1は回転電機にて回転する部材なので、マグネット穴50に設けられるマグネットおよび突極55には、回転による遠心力がかかる。そのため、マグネットおよび突極55を保持するため、図2中に破線で示すように、中央ブリッジ部58および外周ブリッジ部59を設ける必要がある。本実施形態では、中央ブリッジ部58は、対向する第1脚部52の間に形成される。また、外周ブリッジ部59は、第2脚部53と外壁4との間に形成される。
ここで、中央ブリッジ部58および外周ブリッジ部59が磁性を有していると、有効磁束の経路ではない中央ブリッジ部58および外周ブリッジ部59に磁束が漏れ出してしまうため、回転電機としての性能が低下してしまう。
そこで本実施形態では、鋼板10において、中央ブリッジ部58および外周ブリッジ部59に対応する箇所を局所的に非磁性化している。具体的には、図3に示すように、鋼板10には、中央ブリッジ部58に対応する箇所である第1非磁性部581、および、外周ブリッジ部59に対応する箇所である第2非磁性部591が形成される。本実施形態では、第1非磁性部581および第2非磁性部591が「所定箇所」に対応する。
ここで、第1非磁性部581および第2非磁性部591の製造方法について、図4〜図15に基づいて説明する。
まず図4に示すように、本実施形態では、穴抜き工程(ステップS101、以下「ステップ」を省略し、単に記号「S」と記載する。)、凹部形成工程(S102)、部分非磁性化工程(S103)、平面化工程(S104)、形状形成工程(S105)、積層工程(S106)を順次行うことにより、非磁性部581、591を有するロータ1を製造している。S101の穴抜き工程およびS102の凹部形成工程は、図5中の第1プレス装置7内にて行われ、S103の部分非磁性化構成は部分非磁性化装置8内にて行われる。また、S104の平面化工程、S105の形状形成工程、および、S106の積層工程は、第2プレス装置9内にて行われる。
鋼板10は、第1プレス装置7、部分非磁性化装置8、および、第2プレス装置9にて、図6のように加工される。図6は、紙面左方向から右方向へ鋼板10が加工されていく状態を示している。ここで図5との対応関係を説明しておく。第1プレス装置7の前段が(1)素材の状態である。第1プレス装置7内では(2)穴抜き、および、(3)凹部形成の状態である。部分非磁性化装置8内では、(4)部分非磁性化の状態である。また、第2プレス装置9内では、(5)内径抜き、(6)マグネット穴抜き、および、(7)外径抜きの状態である。
図4のフローチャートとの関係を説明しておく。(2)穴抜きがS101の穴抜き工程に対応し、(3)凹部形成がS102の凹部形成工程に対応し、(4)部分非磁性化がS103の部分非磁性化工程に対応し、(5)内径抜き、(6)マグネット穴抜き、および、(7)外径抜きがS105の形状形成工程に対応する。
なお、図6中においては、第2プレス装置9内で行われるS104の平面化工程が省略されているが、(4)部分非磁性化と(5)内径抜きと間に平面化工程が行われることとなる。
各工程の詳細を図7〜図15に基づいて説明する。図7〜図15においては、(a)が図2に対応する箇所の模式的な断面図であり、(b)が頂面18側を示す模式的な平面図である。また、各図の(a)においては、1つの非磁性部581、591に対応する箇所のみを示している。なお、図6との対応関係を説明しておくと、図7が(1)素材に対応し、図8が(2)穴抜きに対応し、図10が(3)凹部形成に対応し、図12が(4)部分非磁性化に対応し、図15が(5)内径抜き、(6)マグネット穴抜き、および、(7)外径抜きに対応する。
穴抜き工程(S101)では、図7に示す素材の状態の鋼板10が第1プレス装置7内に入ると、図8に示すように、プレス加工により鋼板10の所定箇所に穴部11が形成される。この工程がS101の穴抜き工程である。本実施形態では、穴部11の容積が後述の注入空間13の容積と略同等となるように形成する。
次に、凹部形成工程(S102)では、図9に示すように、穴部11をパンチP1にて凹面加工することにより、図10に示す凹部12を形成する。凹部12は、鋼板10の頂面18に開口し、内部に注入空間13を有する。注入空間13は、凹部12の底部14および側壁17と、鋼板10の頂面18とで規定される空間である。本実施形態では、注入空間13と同等の容積の穴部11を予め形成した後に凹部12を形成しているので、凹部12を形成する際に鋼板10の底面19側が突出することがなく、底面19の平面度が維持されるので、後段の積層工程を妨げない。
凹部12の底部14は、必ずしも完全にふさがれる必要はなく、穴部11の一部が小穴15として残っていてもよい。小穴15は、非磁性化工程にて溶融した非磁性材20が滴下された際、非磁性材20が底面19側に流出しない程度の大きさ、形状とする。例えば、溶融した非磁性材20の粘度が高ければ、小穴15は多少大きくても問題ない、といった具合に、溶融した非磁性材20の性状により、許容される小穴15の大きさ、形状が異なる。
ここまでの工程は、第1プレス装置7内にて行われる。
次に、部分非磁性化装置8内にて行われる部分非磁性化工程(S103)について説明する。部分非磁性化工程(S103)では、図11に示すように、注入空間13に溶融した非磁性材20を鉛直方向上方から注入する。本実施形態では、ガスシールドアーク溶接の一種であるMIG(metal inert gas)溶接の手法を用い、トーチTに供給された非磁性材で形成された溶加材であるワイヤWをアーク放電により溶融して流動性を有する状態とし、注入空間13に滴下する。このとき、母材となる鋼板10の凹部12もアーク放電により一部が溶融する。ここで、注入空間13に滴下される非磁性材20の容積は、注入空間13の容積と同等または注入空間13の容積より小さい。
また本実施形態では、図12に示すように、注入空間13に滴下された非磁性材20は、滴下されると略同時に凝固する。すなわち、本実施形態では、非磁性化工程において、注入工程と凝固工程とが同時になされている、と捉えることもできる。
凝固した非磁性材20と鋼板10とが接触している溶接部21は、非磁性材20と鋼板10とが金属結合している。鋼板10と非磁性材20との結合強度の面からいえば、滴下される非磁性材20の容積を注入空間13の容積と略同等とし、溶接部21の面積が可及的大きくなるようにすることが望ましい。
図12に示すように、非磁性材20の表面22は、表面張力により盛り上がり、鋼板10の頂面18から突出する。そのため、頂面18から突出した突出部23が形成される。突出部23を可及的小さくすべく、非磁性材20は、表面張力を低減した状態で滴下されることが望ましい。また、非磁性材20が表面張力により盛り上がっているので、凹部12と非磁性材20との間には、隙間16が形成される。
続いて、第2プレス装置9内で実施される平面化工程(S104)、形状形成工程(S105)、および、積層工程(S106)について説明する。
部分非磁性化工程(S103)と連続して実施される平面化工程(S104)では、図13に示すように、第2プレス装置9内にて、パンチP2により、頂面18から突出した突出部23を隙間16に流し込み、非磁性材20の表面22を平面化加工する。これにより、図14に示すように、表面22に平面部24が形成される。また、隙間16に流し込まれた非磁性材20と凹部12とは、溶接部21の上方で接触して接触部25を形成する。接触部25は、溶接部21とは異なり、金属結合しておらず、単に接触しているだけであるので、鋼板10と非磁性材20との溶接の強度には寄与しない。
また、溶融した非磁性材20の粘度等の性状により、滴下したときに小穴15内に空間が残る場合があるが、この平面化工程を経ることにより、プレスにより小穴15にも非磁性材20が入り込み、板厚方向全てを非磁性材20で埋めることができる。
本実施形態では、非磁性材20は、注入空間13の容積以下となるように滴下されているので、平面化工程後は、鋼板10の頂面18から非磁性材20が突出せず、注入空間13内に収まる。したがって、非磁性材20は、複数の鋼板10の積層を妨げることがない。なお、非磁性材20の滴下量が注入空間13の容積より小さい場合、図14に示すように、平面化工程後も、若干の隙間16が残ることになる。
次に、形状形成工程(S106)では、図15に示すように、第2プレス装置9内にて、内壁3(図3参照)を形成する内径抜き、マグネット穴50を形成するマグネット穴抜き、外壁4(図3参照)を形成する外径抜きを行う。内径抜きおよび外径抜きを行うことにより、鋼板10は円環状に形成される。これにより、鋼板10が所望の形状に加工されるとともに、中央ブリッジ部58に第1非磁性部581が形成され、外周ブリッジ部59に第2非磁性部591が形成される。また、マグネットを配置するためのマグネット穴50が形成される。
そして、積層工程(S107)では、S106にて所望の形状に加工された複数の鋼板10が積層され、ロータ1が形成される。また、マグネット穴50には、マグネットが挿入、固定される。このようにして形成されたロータ1は、有効磁束の経路とならない中央ブリッジ部58および外周ブリッジ部59が非磁性化されており、漏れ磁束を低減することができるので、回転電機の性能が向上する。
以上詳述したように、本実施形態の積層鋼板の製造方法は、凹部形成工程(S102)と、部分非磁性化工程(S103)と、積層工程(S106)と、を備える。凹部形成工程(S102)では、磁性を有する鋼板10の頂面18側に開口する凹部12を所定箇所に形成する。部分非磁性化工程(S103)では、凹部12内の空間である注入空間13に非磁性材20を注入し、注入空間13内で非磁性材20を凝固させる。積層工程(S106)では、所定箇所である第1非磁性部581および第2非磁性部591に非磁性材20が設けられた鋼板10を積層する。
これにより、所望の領域が非磁性化された積層鋼板が製造される。
本実施形態の部分非磁性化工程(S103)では、非磁性材20をアーク放電により溶融し、流動性を有する状態として、鉛直方向上方から注入空間13に注入しているので、非磁性材20を供給するための装置を簡易なものとすることができる。特に、本実施形態では、非磁性材20の供給装置をトーチT内に組み込み、ワイヤ供給されるので、部分非磁性化装置8を安価かつ小型にすることができる。また、非磁性材20の歩留まりが向上する。
さらに、部分非磁性化工程(S103)は、前後の工程と連続した工程として実行される。本実施形態では、部分非磁性化工程(S103)を同一プレス型内にて行うことができ、一連のプレス工程内に組み込まれているので、製造工程を簡素化および高速化することができる。
さらに、積層鋼板をロータ1に用いているので、有効磁束経路とならない領域である中央ブリッジ部58に第1非磁性部581を形成し、外周ブリッジ部59に第2非磁性部591を形成しているので、漏れ磁束が低減され、回転電機の性能が向上する。また、回転電機に用いる磁石を減らすことができるので、小型化に寄与する。
本実施形態の部分非磁性化工程(S103)では、アーク放電により溶融した状態の非磁性材20を注入空間13に注入し、非磁性材20は注入されると同時に注入空間13内で凝固する。これにより、溶融工程や凝固工程を別途実施する場合と比較して、製造工程をより簡素化することができる。
また、部分非磁性化工程(S103)にて注入空間13に注入される非磁性材20の容積は、注入空間13の容積以下である。また、本実施形態では、鋼板10の頂面18から突出した非磁性材20の突出部23を注入空間13の隙間16に流し込み、非磁性材20の頂面18側を平面化加工する平面化工程(S104)を部分非磁性化工程(S103)の後段にさらに備える。
これにより、頂面18から突出した突出部23の非磁性材20が隙間16に流し込まれるので、非磁性材20が頂面18から突出するのを防ぐことができるので、積層工程(S106)を好適に実施することができる。また、部分非磁性化工程(S103)の後、例えば凹部12の底部14の小穴15等に空間が残っていたとしても、平面化工程(S104)を実施することにより、非磁性材20で板厚方向を全て埋めることができる。
本実施形態では、凹部形成工程(S102)の前段に、注入空間13に相当する容積の穴部11を形成する穴抜き工程(S101)をさらに備える。また、凹部形成工程(S102)は、穴部11をプレス加工することにより凹部12を形成する。これにより、同一プレス型内にて一連の工程として凹部12が形成できるので、製造工程をより簡略化および高速化することができる。また、凹部12の形成に先立ち、注入空間13に相当する容積の穴部11を形成しておくことにより、凹部形成工程(S102)にて凹部12を形成する際、鋼板10が底面19側に突出するのを防ぐことができ、底面19の平面度が維持されるので、積層工程(S106)を好適に実施することができる。
積層工程(S106)の前段に、所定箇所である第1非磁性部581および第2非磁性部591に非磁性材20が設けられた鋼板10を所定の形状に形成する形状形成工程(S105)をさらに備える。本実施形態では、形状形成工程(S105)は、内壁3を形成する内径抜き工程、マグネット穴50を形成するマグネット穴抜き工程、および、外壁4を形成する外径抜き工程からなる。これにより、所定箇所が非磁性化された鋼板10を所望の形状に加工することができる。
(他の実施形態)
(ア)上記実施形態では、凹部形成工程は、プレス加工により凹部を形成した。他の実施形態では、凹部形成工程は、他の機械加工、例えば、ドリルやエンドミルを用いた切削加工や放電加工等、プレス加工以外であってもよい。換言すると、凹部形成工程において、凹部は切削加工により形成されてもよい、ということである。また、凹部形成工程において、凹部は放電加工により形成されてもよい、ということである。凹部形成工程を切削加工や放電加工とすることにより、凹部形成の精度を高めることができる。また、上記実施形態では、凹部形成工程において、穴部の一部が小穴として残る場合があるが、切削加工や放電加工により凹部を形成する場合、小穴を形成してもよいし、敢えて形成しなくても構わない。さらに、凹部形成工程を切削加工や放電加工とする場合、穴抜き工程が不要であれば、省略してもよい。
また、上記実施形態では、凹部は、断面視が長方形であった。他の実施形態では、凹部は、例えば図16(a)に示すように凹部12の底部14が断面視V字形状であってもよいし、図16(b)に示すように凹部12が断面視台形形状であってもよい、といった具合に、要求される性能や加工方法に応じ、どのような形状であってもよい。なお、図16(a)、(b)は、上記実施形態の図10(a)と対応している。
(イ)上記実施形態では、部分非磁性化工程において、MIG溶接の手法により、溶融した非磁性材を注入空間に注入した。他の実施形態では、部分非磁性化工程において、非磁性材を注入空間に注入する方法は、どのような方法であってもよい。また、注入される非磁性材は、溶融した状態に限らず、例えば粉末状等、どのような状態であってもよい。
ここで、非磁性材が粉末状や粒状等、固体で注入空間に注入される場合について、図17に基づいて説明する。図17(a)に示すように、粉末状や粒状等、固体で凹部12の注入空間13に配置された非磁性材30を、図17(b)のように溶融するためには、別途、溶融工程を設ける必要がある。溶融工程は、例えばTIG(tungsten inert gas)溶接の手法や、レーザ、誘導加熱等、注入空間13内で非磁性材30を溶融可能であればどのような方法であってもよい。なお、図17(b)は上記実施形態の図12(a)に対応する図面である。
(ウ)上記実施形態では、部分非磁性化工程において、非磁性材が滴下されると同時に凝固していた。他の実施形態では、溶融した非磁性材を凝固させるための凝固工程を別途実施するように構成してもよい。
(エ)部分非磁性化工程において注入される非磁性材は、非磁性の金属材料に限らず、例えば樹脂等、その他の材質であってもよい。
(オ)上記実施形態では、頂面から突出した非磁性材を隙間に流し込み、非磁性材の頂面側を平面化する平面化工程を設けていた。他の実施形態では、例えば注入する非磁性材の容積が注入空間に対して十分に小さい場合等、非磁性材が頂面から突出していない場合、平面化工程を省略してもよい。また、平面化工程は、プレス加工に限らず、どのような加工方法としてもよい。
(カ)上記実施形態では、形状形成工程において、鋼板は円環状に形成されたが、他の実施形態では、鋼板をどのような形状に形成してもよい。また上記実施形態では、マグネット穴は、平面視略台形状に形成された。他の実施形態では、マグネット穴は、例えば五角形形状等、要求に応じて所望の形状に形成可能である。
(キ)上記実施形態では、第1プレス装置、部分非磁性化装置、および、第2プレス装置により鋼板10の加工を行った。他の実施形態では、部分非磁性化装置をプレス型内に組み込めれば、1つの装置により鋼板の加工を行ってもよい。これにより、より速やかに加工を行うことができる。
(ク)上記実施形態では、一部が非磁性化された積層鋼板を回転電機のロータに適用したが、他の実施形態では積層鋼板をロータ以外の用途に用いてもよい。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
1・・・ロータ(積層鋼板)
10・・・鋼板
12・・・凹部
13・・・注入空間
18・・・頂面
20・・・非磁性材
50・・・マグネット穴
581・・・第1非磁性部(所定箇所)
591・・・第2非磁性部(所定箇所)

Claims (10)

  1. 磁性を有する鋼板(10)の頂面(18)側に開口する凹部(12)を所定箇所に形成する凹部形成工程(S102)と、
    前記凹部内の空間である注入空間(13)に非磁性材(20)を注入し、前記注入空間内で前記非磁性材を凝固させる部分非磁性化工程(S103)と、
    前記所定箇所に前記非磁性材が設けられた前記鋼板を積層する積層工程(S106)と、
    を備える積層鋼板(1)の製造方法。
  2. 前記部分非磁性化工程では、溶融した状態の前記非磁性材を前記注入空間に注入し、前記非磁性材は注入されると同時に前記注入空間内で凝固することを特徴とする請求項1に記載の積層鋼板の製造方法。
  3. 前記部分非磁性化工程では、粉末状または粒状の前記非磁性材を前記注入空間に注入し、注入された前記非磁性材を溶融する溶融工程をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の積層鋼板の製造方法。
  4. 前記部分非磁性化工程にて前記注入空間に注入される前記非磁性材の容積は、前記注入空間の容積以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の積層鋼板の製造方法。
  5. 前記鋼板の前記頂面から突出した前記非磁性材の突出部(23)を前記注入空間内の隙間(16)に流し込み、前記非磁性材の前記頂面側を平面化加工する平面化工程(S104)を前記非磁性化工程の後段にさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の積層鋼板の製造方法。
  6. 前記凹部形成工程の前段に、前記注入空間に相当する容積の穴部(11)を形成する穴抜き工程(S101)をさらに備え、
    前記凹部形成工程は、前記穴部をプレス加工することにより前記凹部を形成することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の積層鋼板の製造方法。
  7. 前記凹部形成工程において、前記凹部は切削加工により形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の積層鋼板の製造方法。
  8. 前記凹部形成工程において、前記凹部は放電加工により形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の積層鋼板の製造方法。
  9. 前記積層工程の前段に、前記所定箇所に前記非磁性材が設けられた前記鋼板を所定の形状に形成する形状形成工程(S105)をさらに備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の積層鋼板の製造方法。
  10. 磁性を有する鋼板(10)が積層されてなる積層鋼板(1)であって、
    前記鋼板は、
    頂面(18)側に開口し、所定箇所に形成された凹部(12)と、
    前記凹部内の空間である注入空間(13)にて凝固した非磁性材(20)と、
    を備えることを特徴とする積層鋼板。
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