JP2014077694A - 複数チャンネル型リニアセンサ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数チャンネル型リニアセンサにおいて、第1チャンネル用巻線穴3は差動トランスケース1の第1軸心CL1を通る直径線11上に位置し、第2チャンネル用巻線穴4は直径線11から円周方向に所定角度θずれた半径線11A上に位置し、各チャンネル用巻線穴3,4に対して各チャンネル用検出軸6,7を挿入する場合に、正規と逆に誤って挿入した場合には、差動トランスケース1の第1軸心CL1と検出軸保持体5の第2軸心CL2とが一致せず、組立時の誤挿入を迅速に判別できるようにした構成である。
【選択図】図1
Description
尚、前記差動トランスケース1は、軸心Pを有する真円からなる円柱構成であるが、円柱に限ることなく四角柱等の他の形状とした場合においても、図9で示す形状の円柱状の容積が含まれるものであればよい。
前記内端面5aの軸心Pを通る直径線11a上にはフェライト等の磁性体からなる一対の円柱の棒体からなる第1、第2チャンネル用検出軸6,7が軸方向に突出して設けられており、前記第1、第2チャンネル用検出軸6,7の各軸心位置P3,P4間の第4距離L4は、図9の前記第1距離L1と同一である。さらに前記内端面5aには、前記第1、第2チャンネル表示用巻線穴マーキングA,Bに対応する第1、第2チャンネル表示用検出軸マーキングA1,B1が形成されている。
尚、前述の組み立て時において、第1チャンネル表示用プローブマーキングA1の第1チャンネル用検出軸6を第1チャンネル表示用巻線穴マーキングAの第1チャンネル用巻線穴3に挿入し、第2チャンネル表示用検出軸マーキングB1の第2チャンネル用検出軸7を第2チャンネル表示用巻線穴マーキングBの第2チャンネル用巻線穴4に挿入している。
尚、図8では図示していないが、前記差動トランスケース1及び検出軸保持体5は、装置の内部に組込まれる構成で、検出軸保持体5が設けられた装置の一部を往復移動させた時に、リニアセンサとして作動する構成である。
すなわち、差動トランスケースの内端面と検出軸保持体の内端面に各々マーキングが形成されて、各チャンネル用の巻線穴に各チャンネル用の検出軸を挿入できるように構成されているが、巻線トランスケースの各巻線穴の位置と検出軸保持体の各検出軸の位置とが完全に同一であるため、各巻線穴に対して各検出軸を逆に組合わせた時も、各検出軸を各巻線穴に誤って挿入することもでき、しかも、このように、誤って検出軸を挿入した場合も、組み立て後の複数チャンネル型リニアセンサの外観は、正常に挿入された場合と区別をすることができず、そのまま装置を作動させると、第1チャンネルに第2チャンネルの信号が出力され、第2チャンネルに第1チャンネルの信号が出力されることになり、本来一致していた原点位置がずれたり出力電圧の値が本来の値と異なって出力することになっていた。
すなわち、差動トランスケースに設けられた第1、第2チャンネル用巻線に形成された第1、第2チャンネル用巻線穴に対し、検出軸保持体に設けられた第1、第2チャンネル用検出軸を挿入し、互いに独立した第1、第2チャンネル出力信号を得るようにした複数チャンネル型リニアセンサにおいて、前記第1チャンネル用巻線穴は前記差動トランスケースの第1軸心を通る直径線上に位置し、前記第2チャンネル用巻線穴は前記直径線から円周方向に所定角度ずれた半径線上に位置し、前記第1、第2チャンネル用巻線穴は前記軸心から外側へ向けて互いに離間する位置に配設され、前記第1、第2チャンネル用検出軸は、前記検出軸保持体の内端面の前記第1、第2チャンネル用巻線穴の位置と対応する位置に軸方向に沿って棒状に突出して配設されていることにより、組み立て時における各巻線穴への各検出軸の挿入ミスを防止し、装置の誤動作等を防止できる。
また、前記差動トランスケースの内端面の前記第1、第2チャンネル用巻線穴の近傍位置には、前記第1、第2チャンネル用巻線穴のチャンネルナンバーを表示するための第1、第2チャンネル表示用巻線穴マーキングが形成されていることにより、マーキングとの併用によって、より完全に誤挿入を防止できる。
また、前記第1チャンネル用巻線穴に前記第1チャンネル用検出軸が挿入されると共に、前記第2チャンネル用巻線穴に前記第2チャンネル用検出軸が挿入された時には、前記差動トランスケースの第1軸心と前記検出軸保持体の第2軸心とが一致し、前記第1チャンネル用巻線穴に前記第2チャンネル用検出軸が挿入されると共に、前記第2チャンネル用巻線穴に前記第1チャンネル用検出軸が挿入された時には、前記第1軸心と前記第2軸心との間に中心ずれが生じることにより、差動トランスケースに対して、検出軸保持体が前記中心ずれ分だけ位置ずれを起こすため、組み立て作業者は組み立てミスに確実に気付いて組み立てミスを防止することができる。
尚、従来例と同一又は同等部分については、同一符号を用いて説明する。
図1において、符号1で示されるものは全体形状が真円の円柱又は円筒状をなす差動トランスケースであり、この差動トランスケース1内の一対の第1、第2穴1A,1B内には、全体形状が円筒状をなし周知の励磁コイルと出力コイルとからなる第1、第2チャンネル用巻線9,10が内設されている。
前記第1、第2チャンネル用巻線穴3、4は、前記軸心Pから外側へ向けて互いに離間する位置に配設されている。
すなわち、前記軸心位置P2は前記円20の外側に位置している。
前記検出軸保持体5の内端面5aには、前記第1、第2チャンネル用巻線穴3,4の位置と対応する位置に軸方向Dに沿って棒状に突出して配設された一対の前記第1、第2チャンネル用検出軸6,7が設けられている。
すなわち、図4で示されるように、図2の正常組み立て状態の場合、前記第1、第2チャンネル用巻線9,10の第1、第2チャンネル用出力信号中心30,31に第1、第2チャンネル用検出コア6A,7Aの長手方向の各中心が位置し、互いに異なる長手位置に設けられた各巻線から冗長系の同一出力信号が得られる。
また、前述の図5の構成においては、図4における各内端面1a,5a間の距離LXが変化して距離LX±αとなる。
また、図6に示されるように、前記各検出軸6,7が固定して設けられた前記検出軸保持体5の内部構造としては、前記主軸8がボールベアリング32を介して回転可能に設けられていることにより、前記各検出軸6,7を各巻線穴3,4内に挿入する際に、固定接続されている主軸8に対して検出軸保持体5を若干左右に回転させて位置調整しつつ各検出コア6A,7Aを各巻線穴3,4内に挿入することができる。
前記複数チャンネル型リニアセンサ2の前記主軸8は、前記第3容器部45の壁部45aを貫通して空隙47内に突出し、ナット48によって前記壁部45aに固定されている。
1A 第1穴
1B 第2穴
1a 内端面
2 複数チャンネル型リニアセンサ
3 第1チャンネル用巻線穴
4 第2チャンネル用巻線穴
5 検出軸保持体
5a 内端面
6 第1チャンネル用検出軸
7 第2チャンネル用検出軸
8 取手
9 第1チャンネル用巻線
10 第2チャンネル用巻線
11 直径線
11A 半径線
A 第1チャンネル表示用巻線穴マーキング
B 第2チャンネル表示用巻線穴マーキング
C 移動方向
D 軸方向
CL1 第1軸心
CL2 第2軸心
△L 中心ずれ
θ 所定角度
P1,P2 軸心位置
Claims (3)
- 差動トランスケース(1)に設けられた第1、第2チャンネル用巻線(9,10)に形成された第1、第2チャンネル用巻線穴(3,4)に対し、検出軸保持体(5)に設けられた第1、第2チャンネル用検出軸(6,7)を挿入し、互いに独立した第1、第2チャンネル出力信号を得るようにした複数チャンネル型リニアセンサにおいて、
前記第1チャンネル用巻線穴(3)は前記差動トランスケース(1)の第1軸心(CL1)を通る直径線(11)上に位置し、前記第2チャンネル用巻線穴(4)は前記直径線(11)から円周方向に所定角度(θ)ずれた半径線(11A)上に位置し、
前記第1、第2チャンネル用巻線穴(3,4)は前記軸心(P)から外側へ向けて互いに離間する位置に配設され、
前記第1、第2チャンネル用検出軸(6,7)は、前記検出軸保持体(5)の内端面(5a)の前記第1、第2チャンネル用巻線穴(3,4)の位置と対応する位置に軸方向(D)に沿って棒状に突出して配設されていることを特徴とする複数チャンネル型リニアセンサ。 - 前記差動トランスケース(1)の内端面(1a)の前記第1、第2チャンネル用巻線穴(3,4)の近傍位置には、前記第1、第2チャンネル用巻線穴(3,4)のチャンネルナンバーを表示するための第1、第2チャンネル表示用巻線穴マーキング(A,B)が形成されていることを特徴とする請求項1記載の複数チャンネル型リニアセンサ。
- 前記第1チャンネル用巻線穴(3)に前記第1チャンネル用検出軸(6)が挿入されると共に、前記第2チャンネル用巻線穴(4)に前記第2チャンネル用検出軸(7)が挿入された時には、前記差動トランスケース(1)の第1軸心(CL1)と前記検出軸保持体(5)の第2軸心(CL2)とが一致し、前記第1チャンネル用巻線穴(3)に前記第2チャンネル用検出軸(7)が挿入されると共に、前記第2チャンネル用巻線穴(4)に前記第1チャンネル用検出軸(6)が挿入された時には、前記第1軸心(CL1)と前記第2軸心(CL2)との間に中心ずれ(△L)が生じることを特徴とする請求項1又は2記載の複数チャンネル型リニアセンサ。
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JP3053978B2 (ja) * | 1991-11-14 | 2000-06-19 | ヒユールス アクチエンゲゼルシヤフト | 熱可塑性多層複合材料および該複合材料を有する成形部材 |
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- 2012-10-10 JP JP2012225176A patent/JP6082871B2/ja active Active
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