JP2014077641A - 転がり軸受用保持器のポケット隙間を検査する方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】玉を保持器の内径側に押し付けた状態での玉外接間距離の取得を、簡単化して短時間で行うことができる転がり軸受用保持器のポケット隙間を検査する方法を提供する。
【解決手段】玉4の外周面とポケット50の内周面との間のポケット隙間を検査する方法であって、傾斜する内周面を有する環状部材を使用し、玉4をポケット50に収容した状態で保持器5を内周面に設置する玉収容工程と、玉4群に弾性部材6を装着し玉4群を保持器5の内径側に押し付けて固定する固定工程と、軸心C1を挟んで対向する一対の玉4の最小内径である玉内接間距離D2を計測する計測工程と、軸心C1を挟んで対向する一対の玉の最大外径である玉外接間距離D1は、「玉外接間距離D1=玉内接間距離D2+玉径D3×2」により算出する算出工程と、玉外接間距離D1からポケット隙間の大きさを求めて、判定する判定工程と、を順に行う。
【選択図】図8
【解決手段】玉4の外周面とポケット50の内周面との間のポケット隙間を検査する方法であって、傾斜する内周面を有する環状部材を使用し、玉4をポケット50に収容した状態で保持器5を内周面に設置する玉収容工程と、玉4群に弾性部材6を装着し玉4群を保持器5の内径側に押し付けて固定する固定工程と、軸心C1を挟んで対向する一対の玉4の最小内径である玉内接間距離D2を計測する計測工程と、軸心C1を挟んで対向する一対の玉の最大外径である玉外接間距離D1は、「玉外接間距離D1=玉内接間距離D2+玉径D3×2」により算出する算出工程と、玉外接間距離D1からポケット隙間の大きさを求めて、判定する判定工程と、を順に行う。
【選択図】図8
Description
本発明は、転がり軸受を構成する保持器に設けた複数のポケット内に転動自在に保持した玉の外周面とポケットの内周面との間に存在するポケット隙間を検査する方法に関する。
例えば、回転軸を支持する転がり軸受は、回転軸に外嵌される内輪と、内輪と同軸に配置される外輪と、内外輪間の環状空間に周方向に配置される複数の玉と、玉を転動自在に保持する保持器とを備える。この保持器は、ポリアミドなどの滑りやすい樹脂を射出成形してなり、玉を保持するポケットを有して玉案内式にて構成される。玉は、ポケットに径方向外方から入れ、玉の外周面とポケットの内周面との間に僅かなポケット隙間を設けてポケット内に転動自在に保持される。
上記の転がり軸受は、円滑に潤滑して低トルクにて回転するために、ポケット隙間の大きさを適正にする必要がある。ポケット隙間の大きさが小さ過ぎると、玉の外周面とポケットの内周面との間に潤滑剤を十分に取り込めなくなり、回転トルクが大きくなったり、玉や保持器が異常に磨耗したりする。一方、ポケット隙間の大きさが大き過ぎると、高速回転域などにおいて、保持器が振動したり、保持器音と呼ばれる異常音が発生したりする。
そこで、保持器を射出成形するための金型を新規に製作したときに、新規金型により射出成形した保持器の初品検査を行う。この初品検査の一つとして、次のような検査を行う。保持器のポケットに玉を入れ、玉を保持器の内径側に押し付けた状態において、保持器の軸心を挟んで対向する一対の玉の最大外径である玉外接間距離を計測する。その計測結果からポケット隙間の大きさを求めて、その大きさが所定の範囲内にあるか検査する。玉外接間距離を計測するために玉を保持器の内径側に押し付ける方法としては、玉及びポケットを粘土で固定する粘土固定方式や、保持器の軸心に電磁石を配置して鉄などの材料からなる磁性体の玉を引き寄せる電磁石方式などがある。(例えば、特許文献1を参照)
しかしながら、上述した玉を保持器の内径側に押し付ける方法では、粘土固定方式は、手作業により粘土で固定するため大変面倒であり、その作業時間が長くなる。また、電磁石方式は、大掛かりな構成となるため高コスト化し、その準備時間が長くなる。そこで、転がり軸受用保持器のポケット隙間を検査する方法は、玉を保持器の内径側に押し付けた状態での玉外接間距離の取得を、簡単化して短時間で行うことが課題となっていた。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、玉を保持器の内径側に押し付けた状態での玉外接間距離の取得を、簡単化して短時間で行うことができる転がり軸受用保持器のポケット隙間を検査する方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る転がり軸受用保持器のポケット隙間を検査する方法の構成上の特徴は、転がり軸受用保持器の径方向に貫通する孔により形成される複数のポケット内に転動自在に保持した玉の外周面と前記ポケットの内周面との間に存在するポケット隙間の大きさを検査する方法であって、円筒状の弾性体からなる弾性部材と、内周に軸方向に傾斜する内周面が形成され、この内周面の大径側が開口した環状部材と、を使用し、前記玉を前記ポケットに収容した状態で、前記転がり軸受用保持器を軸心の方向を鉛直として前記内周面の大径側を上方とした前記環状部材の前記内周面に設置する玉収容工程と、前記玉収容工程で前記ポケットに収容された玉群に径方向外方から前記弾性部材を装着し、前記玉群を前記転がり軸受用保持器の内径側に押し付けて固定する固定工程と、前記玉群が固定された前記転がり軸受用保持器を前記環状部材から取り外す取り外し工程と、前記転がり軸受用保持器の軸心を挟んで対向する一対の前記玉の最小内径である玉内接間距離を計測する計測工程と、前記転がり軸受用保持器の軸心を挟んで対向する一対の前記玉の最大外径である玉外接間距離は、前記玉の直径を玉径として「玉外接間距離=玉内接間距離+玉径×2」の式により算出する算出工程と、算出した前記玉外接間距離から前記ポケット隙間の大きさを求めて、その大きさが所定の範囲内にあるか判定する判定工程と、を順に行うことである。
請求項1の転がり軸受用保持器のポケット隙間を検査する方法によれば、傾斜した内周面を有する環状部材を利用して玉を保持器のポケットに収容した状態で玉群に弾性部材を装着することにより、玉を転がり軸受用保持器の内径側に押し付けて固定した状態を簡単に作り出すことができるので、この状態における玉内接間距離を計測することによって玉外接間距離の取得を、簡単化して短時間で行うことができる。
本発明によれば、玉を保持器の内径側に押し付けた状態での玉外接間距離の取得を、簡単化して短時間で行うことができる転がり軸受用保持器のポケット隙間を検査する方法を提供できる。
以下、本発明の転がり軸受用保持器のポケット隙間を検査する方法を具体化した実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施形態である保持器5(転がり軸受用保持器)を構成品とする転がり軸受1の軸方向の断面図である。図2は、図1に示す保持器組立品CAのA-A断面図である。図1及び図2を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施形態である保持器5(転がり軸受用保持器)を構成品とする転がり軸受1の軸方向の断面図である。図2は、図1に示す保持器組立品CAのA-A断面図である。図1及び図2を参照しつつ説明する。
転がり軸受1は、固定された外輪2と、外輪2に対して回転自在に回転する内輪3と、内外輪間の環状空間に周方向に配置される複数の玉4と、玉4を転動自在に保持する環状の保持器5とを備える。保持器5は、ポリアミドなどの滑りやすい樹脂を射出成形してなり、径方向に貫通する孔により形成されるポケット50を有し、玉案内式にて構成される。玉4は、軸受鋼からなり、ポケット50に径方向外方から入れ、玉4の外周面とポケット50の内周面との間に所定のポケット隙間Sを設けて転動自在に保持される。
保持器5は、射出成形するための金型を新規に製作したときに、新規金型により射出成形した保持器5の初品検査を行う。この初品検査の一つとして、ポケット隙間Sの大きさが所定の範囲内にあるか検査する。しかし、この検査は、玉4が球形状であるためポケット隙間Sを計測するのが難しく、また、多大な時間を要する。そこで、代わりの検査方法として、保持器5のポケット50に玉4を入れ、玉4を保持器5の内径側に押し付けた状態である保持器組立品CAにおいて、軸心C1を挟んで対向する一対の玉4の最小内径である玉内接間距離D2を計測する。計測した玉内接間距離D2から、軸心C1を挟んで対向する一対の玉4の最大外径である玉外接間距離D1を取得する。その取得結果からポケット隙間の大きさを求めて、その大きさが所定の範囲内にあるか判定することにより検査している。
図3は、本発明の一実施形態である保持器5のポケット隙間Sを計測する構成を示す側面図である。図3を参照しつつ説明する。
保持器5のポケット隙間S(図1に示す)を計測する工具顕微鏡7は、床に設置される本体70と、本体70の上面に設けられて非計測物を載置するテーブル71と、本体70の後部から垂直方向(鉛直方向)に設けられる壁72と、壁72の上部に設けられて非計測物の位置を光学的に計測する光学レンズ73とを備える。テーブル71は、本図における左右方向であるX軸、及びX軸に直交して本図における前後方向であるY軸方向に移動可能とされ、また、水平方向に回転可能なR軸をさらに有する。光学レンズ73は、X軸及びY軸に直交して本図における上下方向であるZ軸方向に移動可能とされる。
保持器5のポケット隙間S(図1に示す)を計測する工具顕微鏡7は、床に設置される本体70と、本体70の上面に設けられて非計測物を載置するテーブル71と、本体70の後部から垂直方向(鉛直方向)に設けられる壁72と、壁72の上部に設けられて非計測物の位置を光学的に計測する光学レンズ73とを備える。テーブル71は、本図における左右方向であるX軸、及びX軸に直交して本図における前後方向であるY軸方向に移動可能とされ、また、水平方向に回転可能なR軸をさらに有する。光学レンズ73は、X軸及びY軸に直交して本図における上下方向であるZ軸方向に移動可能とされる。
保持器組立品CAは、その外径面に後述する弾性部材6を装着した状態で、軸心の方向をZ軸としてテーブル71に載置して、玉内接間距離D2(図2に示す)が計測される。
次に、保持器5のポケット隙間Sを検査する方法について図4〜図9を参照しつつ説明する。
図4は、本発明の一実施形態である保持器5のポケット隙間Sを検査するフローチャートである。図5は、本発明の一実施形態であるポケット50に玉4を収容した状態で、保持器5を環状部材8に設置した状態を示す軸方向の断面図である。図6は、本発明の一実施形態であるポケット50に収容された玉群に弾性部材6を装着して固定した状態を示す軸方向の断面図である。図7は、図6に示す保持器組立品CAを環状部材8から取り外した状態を周方向から見た図である。図8は、図7に示す保持器組立品CAのB-B断面図である。図9は、図8の要部拡大図である。
図4は、本発明の一実施形態である保持器5のポケット隙間Sを検査するフローチャートである。図5は、本発明の一実施形態であるポケット50に玉4を収容した状態で、保持器5を環状部材8に設置した状態を示す軸方向の断面図である。図6は、本発明の一実施形態であるポケット50に収容された玉群に弾性部材6を装着して固定した状態を示す軸方向の断面図である。図7は、図6に示す保持器組立品CAを環状部材8から取り外した状態を周方向から見た図である。図8は、図7に示す保持器組立品CAのB-B断面図である。図9は、図8の要部拡大図である。
まず、玉4を保持器5のポケット50に収容した状態で、保持器5を環状部材8の内周面80に設置する(図4のステップS1)。図5に示す円筒状の環状部材8は、その内周に軸方向に傾斜する内周面80を有する。内周面80は、その大径側の直径は玉外接間距離D1(図2に示す)よりも僅かに大きく設定され、一方、小径側の直径は玉外接間距離D1よりも僅かに小さく設定されて形成されている。環状部材8は、その軸心C1の方向を鉛直とし、内周面80の大径側を上方として作業台の上部に載置される。その状態で、保持器5を環状部材8の内部に上方より入れ込み、途中まで入れ込んだ状態で、ポケット50に玉4を1個ずつ順に収容し、全てのポケット50に玉4を収容する。玉4が収容された保持器組立品CAは、玉4が内周面80を滑り降りて環状部材8の内周面80に設置される。ステップS1が、本発明の玉収容工程に対応する。
次に、それぞれのポケット50に収容された玉4の集まりである玉4群に弾性部材6を装着して固定する(図4のステップS2)。図6に示す円筒状の弾性部材6は、合成ゴムなどの弾性体からなる。弾性部材6は、内周面80と玉4群との間の隙間に装着して、弾性変形することにより玉4群を保持器5の内径側に押し付けて固定する。ステップS2が、本発明の固定工程に対応する。
次に、図6に示す玉4群が弾性部材6により固定された保持器組立品CAを環状部材8から取り外す(図4のステップS3)。取り外した保持器組立品CAは、図7に示すように形成される。ステップS3が、本発明の取り外し工程に対応する。
次に、取り外した保持器組立品CAを工具顕微鏡7(図3に示す)のテーブル71に軸心の方向をZ軸として載置する。そして、テーブル71をX,Y,R軸方向に移動し、且つ、光学レンズ73をZ軸方向に移動することにより、図8に示す玉内接間距離D2を計測する(図4のステップS4)。このようにして、保持器組立品CAは、軸心C1を挟んで対向する一対の玉4の最小内径、即ち、最内径端P3と最内径端P4との間の距離である玉内接間距離D2が計測される。続いて、隣の玉4が軸心C1を挟んで対向する一対の玉4の玉内接間距離D2が計測され、すべての一対の玉4の玉内接間距離D2が計測される。ここで、工具顕微鏡7による計測は、玉4の内径側の端面である、例えば最内径端P3を光学レンズ73にて観察することにより行われる。ステップS4が、本発明の計測工程に対応する。
次に、計測したすべての一対の玉4の玉内接間距離D2から、それぞれの玉外接間距離D1を算出する(図4のステップS5)。図8に示す玉外接間距離D1とは、最外径端P1と最外径端P2との間の距離である。玉外接間距離D1は、玉4の直径を玉径D3として、「玉外接間距離D1=玉内接間距離D2+玉径D3×2」の式により算出し、取得する。ステップS5が、本発明の算出工程に対応する。
次に、玉4の直径、保持器5の直径、及びポケット50の形状を基にして、算出したすべての一対の玉4の玉外接間距離D1から、すべてのポケット隙間S(図9に示す)の大きさを求める(図4のステップS6)。
次に、求めたすべてのポケット隙間Sの大きさが、所定の範囲内にあるか判定する(図4のステップS7)。判定の結果、すべてのポケット隙間Sの大きさが、所定の範囲内にあれば本検査に合格となる。このようにして、保持器5のポケット隙間Sが検査される。ステップS6,S7が、本発明の判定工程に対応する。
本実施形態の保持器5のポケット隙間Sを検査する方法によれば、傾斜した内周面80を有する環状部材8を利用して玉4を保持器5のポケット50に収容した状態で玉群に弾性部材6を装着することにより、玉4を保持器5の内径側に押し付けて固定した状態を簡単に作り出すことができるので、この状態における玉内接間距離D2を計測することによって玉外接間距離D1の取得を、簡単化して短時間で行うことができる。
なお、本発明は本実施形態に限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の形態で実施することができる。
本実施形態では、玉4が磁性体の軸受鋼としたが、それに限るものではなく、本測定方法は磁気を利用するものではないので、例えば、玉が非磁性体のセラミックなどからなる構成に適用しても良い。
本実施形態では、玉4が磁性体の軸受鋼としたが、それに限るものではなく、本測定方法は磁気を利用するものではないので、例えば、玉が非磁性体のセラミックなどからなる構成に適用しても良い。
また、本実施形態では、保持器5が非磁性体の樹脂としたが、それに限るものではなく、本測定方法は磁気の影響を受けないので、例えば、保持器が磁性体の軸受鋼などからなる構成に適用しても良い。
また、本実施形態では、計測手段が光学レンズ73を備える工具顕微鏡7としたが、それに限るものではなく、例えば、カメラを利用した計測器やレーザを利用した計測器などの構成に適用しても良い。
1:転がり軸受、 2:外輪、 3:内輪、 4:玉、 5:保持器(転がり軸受用保持器)、 6:弾性部材、 7:工具顕微鏡、 8:環状部材、 50:ポケット、 70:本体、 71:テーブル、 72:壁、 73:光学レンズ部、 80:内周面、 C1:軸心、 CA:保持器組立品、 D1:玉外接間距離、 D2:玉内接間距離、 D3:玉径、 P1,P2:最外径端、 P3,P4:最小径端、 S:ポケット隙間
Claims (1)
- 転がり軸受用保持器の径方向に貫通する孔により形成される複数のポケット内に転動自在に保持した玉の外周面と前記ポケットの内周面との間に存在するポケット隙間の大きさを検査する方法であって、
円筒状の弾性体からなる弾性部材と、
内周に軸方向に傾斜する内周面が形成され、この内周面の大径側が開口した環状部材と、を使用し、
前記玉を前記ポケットに収容した状態で、前記転がり軸受用保持器を軸心の方向を鉛直として前記内周面の大径側を上方とした前記環状部材の前記内周面に設置する玉収容工程と、
前記玉収容工程で前記ポケットに収容された玉群に径方向外方から前記弾性部材を装着し、前記玉群を前記転がり軸受用保持器の内径側に押し付けて固定する固定工程と、
前記玉群が固定された前記転がり軸受用保持器を前記環状部材から取り外す取り外し工程と、
前記転がり軸受用保持器の軸心を挟んで対向する一対の前記玉の最小内径である玉内接間距離を計測する計測工程と、
前記転がり軸受用保持器の軸心を挟んで対向する一対の前記玉の最大外径である玉外接間距離は、前記玉の直径を玉径として「玉外接間距離=玉内接間距離+玉径×2」の式により算出する算出工程と、
算出した前記玉外接間距離から前記ポケット隙間の大きさを求めて、その大きさが所定の範囲内にあるか判定する判定工程と、を順に行うことを特徴とする転がり軸受用保持器のポケット隙間を検査する方法。
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