JP2014077567A - 多段式加熱炉システム - Google Patents

多段式加熱炉システム Download PDF

Info

Publication number
JP2014077567A
JP2014077567A JP2012224150A JP2012224150A JP2014077567A JP 2014077567 A JP2014077567 A JP 2014077567A JP 2012224150 A JP2012224150 A JP 2012224150A JP 2012224150 A JP2012224150 A JP 2012224150A JP 2014077567 A JP2014077567 A JP 2014077567A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating furnace
workpiece
work
rods
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012224150A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5637635B2 (ja
Inventor
Koji Hayashi
耕治 林
Taichi Shimizu
太一 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Toa Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toa Kogyo Co Ltd filed Critical Toa Kogyo Co Ltd
Priority to JP2012224150A priority Critical patent/JP5637635B2/ja
Priority to US13/826,688 priority patent/US9127886B2/en
Publication of JP2014077567A publication Critical patent/JP2014077567A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5637635B2 publication Critical patent/JP5637635B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】工場内における設置面積を小さくするとともに、コンパクトな多段式加熱炉と、ワーク搬送機を備えた多段式加熱システムを提供する。
【解決手段】多段式加熱炉100は、複数の加熱炉ユニット100−1〜100―10を垂直方向に積み上げてなる。各加熱炉ユニットは、上部ヒーター102A及び下部ヒーター101Aと、上部ヒーター102A上に水平方向に延びるように配置された支持パイプ104A,104Bと、支持パイプ104A,104B上に架け渡された複数のワーク支持棒106と、を備える。ワーク搬送機200Aは、水平方向に延びたワーク搬送棒201と、ワーク搬送棒201の端部を連結して、水平レール204上で移動させる水平移動機構205、水平レール204を含めたワーク搬送機本体を垂直レール206上で移動させる垂直移動機構207を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の加熱炉ユニットを垂直方向に積み上げてなる多段式加熱炉と、各加熱ユニットにワークを投入し、かつ各加熱ユニットからワークを排出するワーク搬送機と、を備えた多段式加熱システムに関する。
車両用部品においては、厚さを薄くしてなおかつ高強度を持つ部材を用いることにより、安全性と経済性の両立を図っている。このような目的のため、高温に加熱した鋼板を低温のプレス金型で冷却して焼入れを行う、いわゆる熱間プレスが知られている。この工法は、鋼板をオーステナイト化温度以上に加熱し、プレス金型で成形と同時に急速冷却して焼入れを行うものである。
熱間プレスに用いられる加熱炉としては、図11に示すように、多数の下部ヒーター1と上部ヒーター2を水平方向に並設し、下部ヒーター1と上部ヒーター2との間で、鋼板Wを投入口から排出口まで搬送しながら加熱するものが知られている。鋼板Wは加熱炉の投入口から次々と投入され、排出口から排出されるまでの間、下部ヒーター1と上部ヒーター2によって加熱されるようになっている。
特開2010−44875号公報
従来の加熱炉は、複数の鋼板Wを次々と加熱することができるが、多数の下部ヒーター1と上部ヒーター2を水平方向に並設しているため、工場内における加熱炉の設置面積が大きくなるという問題があった。また、多数の下部ヒーター1及び上部ヒーター2の中で、1つのヒーターが断線等により故障しても、加熱不足により加熱炉に投入された全ての鋼板Wが不良品になってしまうという問題もあった。
上述の課題に鑑み、本発明は、複数の加熱炉ユニットを垂直方向に積み上げてなる多段式加熱炉と、各加熱ユニットにワークを投入し、かつ各加熱ユニットからワークを排出するワーク搬送機と、を備えた多段式加熱システムにおいて、
各加熱炉ユニットは、垂直方向に断熱材を挟んで重ねられたプレート状の上部ヒーター及び下部ヒーターと、前記上部ヒーターの一方の端部上に水平方向に延びるように配置された第1の支持パイプと、前記上部ヒーターの他方の端部上に水平方向に延びるように配置された第2の支持パイプと、前記第1及び第2の支持パイプ上に架け渡された複数のワーク支持棒と、を備え、前記ワーク搬送機は、水平方向に延びた複数のワーク搬送棒と、前記複数のワーク搬送棒を水平方向に移動させる水平移動手段と、前記複数のワーク搬送棒を垂直方向に移動させる垂直移動手段と、を備え、前記水平移動手段により、前記複数のワーク搬送棒を前記加熱炉ユニットの前記複数のワーク支持棒の間に入り込むように水平移動させ、前記複数のワーク搬送棒の水平移動後に、前記垂直移動手段により、前記複数のワーク搬送棒を下動させることにより、前記複数のワーク搬送棒上に載せたワークを前記複数のワーク支持棒上に移すように構成されたことを特徴とする。
本発明によれば、複数の加熱炉ユニットを垂直方向に積み上げてなる多段式加熱炉の構成を採用したので、加熱炉の設置面積を小さくすることができ、また各加熱炉ユニットが独立した加熱炉として機能するので、1つの加熱炉ユニットが故障したとしても他の加熱炉ユニットには影響しない。
また、本発明によれば、1つの加熱炉ユニットの垂直方向の寸法を小さくすることができるので、加熱炉の垂直方向の全体の寸法を小さくすることができる。
さらに、本発明によれば、ワーク搬送機を備えており、そのワーク搬送棒を用いてワークを多段式加熱炉の任意の加熱炉ユニットに投入することができる。ワーク搬送機は、ワーク搬送棒を用いることで加熱炉ユニットの狭い空間にワークを投入するのに適している。
熱間プレスにおける全体の設備を示す図である。 本発明の実施形態における多段式加熱炉の正面図である。 図2の多段式加熱炉の1つ加熱炉ユニットの平面図である。 図3の左側面図である。 ワーク搬送機の平面図である。 ワーク搬送機によるワーク搬送の様子を示す第1の平面図である。 ワーク搬送機によるワーク搬送の様子を示す第2の平面図である。 ワーク搬送機によるワーク搬送の様子を示す第3の平面図である。 ワーク搬送機によるワーク搬送の様子を示す側面図である。 支持パイプ、ワーク搬送棒の断面図である。 従来の加熱炉を示す図である。
図1は、熱間プレスにおける全体の設備を示す図である。図示のように、多段式加熱炉100、2つのワーク搬送機200A,200B、プレス金型を有するプレス機300が配置されている。ワーク搬送機200Aは、多段式加熱炉100に鋼板等のワークを投入するために多段式加熱炉100の投入口側に配置され、ワーク搬送機200Bは、多段式加熱炉100からワークを排出するために多段式加熱炉100の排出口側に配置されている。
本発明の実施形態における多段式加熱システムは、多段式加熱炉100、ワーク搬送機200A,200Bから構成される。
多段式加熱炉100は、複数の加熱炉ユニットを垂直方向に積み上げてなるもので、この例では10個の加熱炉ユニット100−1〜100−10を積み上げて構成されている。
投入用のワーク搬送機200Aと排出用のワーク搬送機200Bは、基本的には同じ構成を有しており、複数のワーク搬送棒201と、複数のワーク搬送棒201の端部を連結して、水平レール204上で移動させる水平移動機構205、水平レール204を垂直レール206上で移動させる垂直移動機構207を備えている。
これにより、ワークは複数のワーク搬送棒201上で支持された状態で水平方向及び垂直方向に移動可能であり、多段式加熱炉100の任意の加熱炉ユニット100−Xの中に、投入用のワーク搬送機200Aの複数のワーク搬送棒201と共に投入される。加熱炉ユニット10−Xに投入されたワークはオーステナイト化温度以上に加熱される。
ワークの加熱が完了すると、排出用のワーク搬送機200Bの複数のワーク搬送棒201が多段式加熱炉100の任意の加熱炉ユニット100−Xの中に挿入され、ワークは複数のワーク搬送棒201上で支持された状態で、多段式加熱炉100から排出される。そして、多段式加熱炉100から排出されたワークは、プレス機300のプレス金型で成形と同時に急速冷却され焼入がされる。
以下、本発明の実施形態における多段式加熱システムにおける多段式加熱炉100、ワーク搬送機200A,200Bの構成を説明する。
<多段式加熱炉100の構成>
図2は多段式加熱炉100の正面図、図3は図2の多段式加熱炉の1つ加熱炉ユニットの平面図、図4は図3の左側面図である。図2においては、4段の加熱炉ユニット100−1〜100−4だけが図示されている。
加熱炉ユニット100−1〜100−10は基本的には同じ構成を有している。
加熱炉ユニット100−1の底部には、プレート状の2枚の下部ヒーター101A,101Bが水平方向に隣接して設けられている。下部ヒーター101A,101B上には、それぞれ上部ヒーター102A,102Bが断熱材103A,103Bを間に挟んで互いに対向するように重ねられている。下部ヒーター101A,101Bにはそれぞれ電力供給用の一対の電極109A,109Bが設けられ、上部ヒーター102A,102Bにはそれぞれ電力供給用の一対の電極110A,110Bが設けられている。下部ヒーター101A,101B及び上部ヒーター102A,102Bは遠赤外線を放射する遠赤外線ヒーターであることが好ましい。
図2の左側の加熱炉ユニット100−1の投入口付近には、上部ヒーター102Aの一方の端部上に水平方向(Y方向)に延びるように支持パイプ104Aが設けられている。加熱炉ユニット100−1の中央付近には、上部ヒーター102A,102Bの端部上に水平方向(Y方向)に延びるように支持パイプ104Bが設けられている。そして、図2の右側の加熱炉ユニット100−1の排出口付近には、上部ヒーター102Bの一方の端部上に水平方向(Y方向)に延びるように支持パイプ104Cが設けられている。
支持パイプ104Aは所定の間隔を持って設けられた複数(例えば、5個)の基台105Aに挿入されている。支持パイプ104B,104Cも同様に、それぞれ基台105B,105Cに挿入されている。
基台105A,105B,105C上には、それぞれ支持台111A,111B,111Cが立設されている。支持台111A,111B,111Cの上面には凹部が形成されている。そして、3本の支持パイプ104A〜104Cに複数本(例えば、5本)のワーク支持棒106が水平方向(X方向)に掛け渡されている。この場合、ワーク支持棒106は、支持台111A,111B,111Cの凹部に嵌合される。
ワーク搬送機200Aにより投入口から投入された2枚のワークW1,W2は、これらのワーク支持棒106上で支持される。ワークW1,W2は例えば車両用部品であり所定形状の鋼板によって形成されている。また、加熱炉ユニット100−1の投入口、排出口にはそれぞれ開閉可能な投入扉107、排出扉108が取り付けられている。
加熱炉ユニット100−1は、筐体に収納され、その上に、同じ構成の加熱炉ユニット100−2が積み重ねられる。さらに、加熱炉ユニット100−3〜100−10が順に積み上げられている。
この場合、加熱炉ユニット100−1に投入されたワークW1の裏面は上部ヒーター102Aに対向し、ワークW1の上面は上方に隣接する2段目の加熱ユニット100−2の下部ヒーター101Aに対向する。また、加熱炉ユニット100−1に投入されたワークW2の裏面は上部ヒーター102Bに対向し、ワークW2の上面は上方に隣接する2段目の加熱炉ユニット100−2の下部ヒーター101Bに対向する。
上述のように、多段式加熱炉100によれば、加熱炉ユニット100−1〜100−10を垂直方向に積み上げているので、その設置面積を小さくして、工場の省スペース化に寄与することができる。また、各加熱炉ユニットは独立した加熱炉として機能するので、1つの加熱炉ユニットが故障したとしても他の加熱炉ユニットには影響しない。加熱炉ユニットの個数は必要な生産要求数に応じて適宜増減することができる。
さらに、多段式加熱炉100によれば、加熱炉ユニット100−1〜100−10の底部に、下部ヒーター101A,101Bと、上部ヒーター102A,102Bとを断熱材103A,103Bを間に挟んで重ねる形で設置しており、上部ヒーター102A,102B上にワーク支持棒106を掛け渡すという構成を採用したので、加熱炉ユニット100−1〜100−10の垂直方向の寸法を小さくすることができ、多段式加熱炉100を全体としてコンパクトに構成することができる。
加熱炉ユニット100−1〜100−10は2枚のワークW1,W2を投入するために、それぞれに対応させて、2つの下部ヒーター101A,101Bと、2つの上部ヒーター102A,102Bを設けているが、ワークの投入枚数に応じてヒーターの個数は増減でき、また、それに応じて、支持パイプ、ワーク支持棒の本数も増減することができる。
最下段の加熱炉ユニット100−1の下部ヒーター101A,101Bと、最上段の加熱炉ユニット100−10の上部ヒーター102A,102Bは、加熱対象となるワークが無いので、電力を節約するために、使用しないダミーのヒーターとするか、取り外すことができる。
また、支持パイプ104A,104B,104Cには、ワークW1,W2と、ワーク支持棒106の荷重がかかっており、加熱炉ユニット100−1〜100−10の加熱により熱変形が生じやすい。支持パイプ104A,104B,104Cに熱変形が生じると、ワークW1,W2の位置ずれや、落下のおそれがある。そこで、支持パイプ104A,104B,104Cの中に冷却水を流すことで熱変形を抑制することができる。
図10(A),(B)は、支持パイプ104A,104B,104Cの構造を示す断面図であり、図10(B)は図10(A)のX−X線における断面図である。図示のように、支持パイプ104A〜104Cは、一方の端が栓部114によって閉じられ、他方の端が開口された外側パイプ112と、外側パイプ112の中に間隙を設けて挿入され、両端が開口された内側パイプ113と、を備えている。そして、水道蛇口等の冷却水注入手段により、内側パイプ113の開口から内側パイプ113の中に冷却水が注入される。内側パイプの中に注入された冷却水は、栓部114に当たり、間隙を通して逆方向に流れて回収されるようになっている。このように構成することで冷却水の経路が2倍になり高い冷却効果が得られ、また、冷却水の配管を節減することができる。
<ワーク搬送機200A,200Bの構成>
前述のように、ワーク搬送機200AはワークW1,W2を多段式加熱炉100に投入するために用いられ、ワーク搬送機200BはワークW1,W2を多段式加熱炉100から取り出すために用いられるが、両機は同じ構成を有している。
図1は、ワーク搬送機200Aの正面図、図5はワーク搬送機200Aの平面図であり、図6乃至図8は、ワーク搬送機200Aによるワーク搬送の様子を示す平面図である。図9は、ワーク搬送機200Aによるワーク搬送の様子を示す側面図である。
ワーク搬送機200Aは、水平方向に延びた複数本(例えば、6本)のワーク搬送棒201と、これらのワーク搬送棒201の端部を連結して、水平レール204上で移動させる水平移動機構205、水平レール204を含めたワーク搬送機本体を垂直レール206上で移動させる垂直移動機構207(図1参照)を備えている。
水平移動機構205及び垂直移動機構207は、例えば、水平レール204、垂直レール206をそれぞれ走行する車輪と、車輪を回転駆動するモータで構成することができる。
ワークW1,W2は、6本のワーク搬送棒201上の所定位置に支持されるが、このままではワーク搬送棒201の移動中にワークW1,W2の位置ずれや、脱落が生じるおそれがある。そこで、各ワーク搬送棒201には、一対のガイド棒202が平行に取り付けられている。各ガイド棒202には、一対のリング状のワーク規制具203A,203Bが取り付けられ、ワークW1,W2の平面形状に合わせてワーク規制具203A,203Bが位置決めされることにより、ワークW1,W2を両側面から押さえてその動きを規制する。
ワーク搬送機200Aの動作を図6乃至9に基づいて説明する。先ず、図6に示すように、ワーク搬送棒201上にワークW1,W2を載せ、ワーク規制具203A,203BによりワークW1,W2の動きを規制する。そして、垂直移動機構207により、ワークW1,W2を投入すべき加熱炉ユニットの高さまで、ワーク搬送機本体を垂直移動させる。
次に、図7、図9(A)に示すように、水平移動機構205により、6本のワーク搬送棒201を加熱炉ユニットの5本のワーク支持棒106の間に入り込むようにX方向に水平移動させる。
その後、図9(B)に示すように、垂直移動機構207により、6本のワーク搬送棒201を下動させることにより、ワーク搬送棒201上に載せたワークW1,W2をワーク支持棒106上に移す。そして、図9(C)に示すように、垂直移動機構207によりワーク搬送棒201をさらに下動させることにより、ワーク搬送棒201はワークW1,W2から離れ、ワークW1,W2と、支持台111A,111B,111Cとで囲まれた空間に入る。その後、図8に示すように、水平移動機構205により、ワーク搬送棒201を加熱炉ユニットから抜き出す。
このようにして、ワーク搬送棒201を用いてワークW1,W2を多段式加熱炉100の任意の加熱炉ユニットに投入することができる。前述のように加熱炉ユニットは垂直方向の寸法が小さく構成されており、ワークW1,W2は、ワーク支持棒106と、上方の下部ヒーター101A,101Bの間の狭い空間に収納される。ワーク搬送機200Aは、ワーク搬送棒201を用いることでそのような狭い空間にワークW1,W2を投入するのに適している。
ワーク搬送機200Bについても、同様に、ワーク搬送棒201を用いて、多段式加熱炉100の任意の加熱炉ユニットからワークW1,W2を排出することができる。
また、ワーク搬送棒201は高温の加熱炉ユニットに挿入されることから、熱変形を生じやすい。ワーク搬送棒201に熱変形が生じると、ワークW1,W2の位置ずれや、落下のおそれがある。そこで、前述の支持パイプ104A,104B,104Cと同様に、ワーク搬送棒201中に冷却水を流すことで熱変形を抑制することができる。
この場合でも、図10に示すように、ワーク搬送棒201は一方の端が栓部114によって閉じられ、他方の端が開口された外側パイプ112と、外側パイプ112の中に間隙を設けて挿入され、両端が開口された内側パイプ113と、を備えている。そして、水道蛇口等の冷却水注入手段により、内側パイプ113の開口から内側パイプ113の中に冷却水が注入される。内側パイプ113の中に注入された冷却水は、栓部114に当たり、間隙を通して逆方向に流れて回収されるようになっている。このように構成することで冷却水の経路が2倍になり高い冷却効果が得られ、冷却水の配管を節減することができる。
なお、ワーク搬送棒201の本数は加熱炉ユニットのワーク支持棒106の本数に合わせて決定され、ワーク支持棒106の本数より1本多いことが好ましい。
100 多段式加熱炉
100−1〜100−10 加熱炉ユニット
101A,101B 下部ヒーター
102A,102B 上部ヒーター
103A,103B 断熱材
104A,104B,104C 支持パイプ
105A,105B,105C 基台
106 ワーク支持棒
107 投入扉
108 排出扉
109A,109B,110A,110B 電極
111A,111B,111C 支持台
112 外側パイプ
113 内側パイプ
114 栓部
200A,200B ワーク搬送機
201 ワーク搬送棒
202 ガイド棒
203A,203B ワーク規制具
204 水平レール
205 水平移動機構
206 垂直レール
207 垂直移動機構

Claims (2)

  1. 複数の加熱炉ユニットを垂直方向に積み上げてなる多段式加熱炉と、
    各加熱ユニットにワークを投入し、かつ各加熱ユニットからワークを排出するワーク搬送機と、を備えた多段式加熱システムにおいて、
    各加熱炉ユニットは、垂直方向に断熱材を挟んで重ねられたプレート状の上部ヒーター及び下部ヒーターと、前記上部ヒーターの一方の端部上に水平方向に延びるように配置された第1の支持パイプと、前記上部ヒーターの他方の端部上に水平方向に延びるように配置された第2の支持パイプと、前記第1及び第2の支持パイプ上に架け渡された複数のワーク支持棒と、を備え、
    前記ワーク搬送機は、水平方向に延びた複数のワーク搬送棒と、前記複数のワーク搬送棒を水平方向に移動させる水平移動手段と、前記複数のワーク搬送棒を垂直方向に移動させる垂直移動手段と、を備え、
    前記水平移動手段により、前記複数のワーク搬送棒を前記加熱炉ユニットの前記複数のワーク支持棒の間に入り込むように水平移動させ、前記複数のワーク搬送棒の水平移動後に、前記垂直移動手段により、前記複数のワーク搬送棒を下動させることにより、前記複数のワーク搬送棒上に載せたワークを前記複数のワーク支持棒上に移すように構成されたことを特徴とする多段式加熱システム。
  2. 前記ワーク搬送棒に取り付けられたガイド棒と、
    前記ガイド棒に取り付けられ、前記ワークを両側面から固定するワーク固定具と、を備えること特徴とする請求項1に記載の多段式加熱システム。
JP2012224150A 2012-10-09 2012-10-09 多段式加熱炉システム Active JP5637635B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012224150A JP5637635B2 (ja) 2012-10-09 2012-10-09 多段式加熱炉システム
US13/826,688 US9127886B2 (en) 2012-10-09 2013-03-14 Multistage furnace system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012224150A JP5637635B2 (ja) 2012-10-09 2012-10-09 多段式加熱炉システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014077567A true JP2014077567A (ja) 2014-05-01
JP5637635B2 JP5637635B2 (ja) 2014-12-10

Family

ID=50783007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012224150A Active JP5637635B2 (ja) 2012-10-09 2012-10-09 多段式加熱炉システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5637635B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015170427A1 (ja) * 2014-05-09 2015-11-12 豊田鉄工株式会社 多段式加熱装置、および多段式加熱炉に対するワーク搬入搬出方法
CN105195585A (zh) * 2015-09-07 2015-12-30 昆山普热斯勒热成型技术有限公司 热冲压成型生产线
WO2017167147A1 (zh) * 2016-03-28 2017-10-05 苏州普热斯勒先进成型技术有限公司 热冲压成形加热装置及热冲压生产线
WO2019231035A1 (ko) * 2018-05-31 2019-12-05 아진산업(주) 멀티 챔버형 가열기
US10527353B2 (en) 2015-08-31 2020-01-07 Toyoda Iron Works Co., Ltd. Workpiece transfer apparatus for furnace
US11224976B2 (en) 2015-10-15 2022-01-18 Toyoda Iron Works Co., Ltd. Apparatus for loading/unloading workpieces into/from furnace

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11238672A (ja) * 1998-02-20 1999-08-31 Hirata Corp 基板製造ラインおよび基板製造方法
JP3066387U (ja) * 1999-08-05 2000-02-18 昭和鉄工株式会社 多段型ガラス基板焼成炉
JP2002267370A (ja) * 2001-03-08 2002-09-18 Denkoo:Kk 加熱炉及び被加熱物の加熱方法
JP2003021468A (ja) * 2001-07-10 2003-01-24 Denkoo:Kk 熱処理炉
JP2003123651A (ja) * 2001-10-12 2003-04-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイパネルの製造方法およびそのための炉設備
JP2005156016A (ja) * 2003-11-26 2005-06-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイパネルの焼成装置
JP2008291284A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Aisin Takaoka Ltd 多段式加熱装置
JP2008296237A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Aisin Takaoka Ltd 多段式加熱装置
JP2008305989A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Tohoku Univ 基板搬送装置
JP2010014397A (ja) * 2008-07-02 2010-01-21 Samsung Mobile Display Co Ltd 基板焼成装置
JP2013173153A (ja) * 2012-02-23 2013-09-05 Yac Denko Co Ltd 熱間プレス用の鋼板の熱処理方法
JP2014034689A (ja) * 2012-08-07 2014-02-24 Yac Denko Co Ltd 鋼板焼入用加熱装置

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11238672A (ja) * 1998-02-20 1999-08-31 Hirata Corp 基板製造ラインおよび基板製造方法
JP3066387U (ja) * 1999-08-05 2000-02-18 昭和鉄工株式会社 多段型ガラス基板焼成炉
JP2002267370A (ja) * 2001-03-08 2002-09-18 Denkoo:Kk 加熱炉及び被加熱物の加熱方法
JP2003021468A (ja) * 2001-07-10 2003-01-24 Denkoo:Kk 熱処理炉
JP2003123651A (ja) * 2001-10-12 2003-04-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイパネルの製造方法およびそのための炉設備
JP2005156016A (ja) * 2003-11-26 2005-06-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイパネルの焼成装置
JP2008291284A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Aisin Takaoka Ltd 多段式加熱装置
JP2008296237A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Aisin Takaoka Ltd 多段式加熱装置
JP2008305989A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Tohoku Univ 基板搬送装置
JP2010014397A (ja) * 2008-07-02 2010-01-21 Samsung Mobile Display Co Ltd 基板焼成装置
JP2013173153A (ja) * 2012-02-23 2013-09-05 Yac Denko Co Ltd 熱間プレス用の鋼板の熱処理方法
JP2014034689A (ja) * 2012-08-07 2014-02-24 Yac Denko Co Ltd 鋼板焼入用加熱装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015170427A1 (ja) * 2014-05-09 2015-11-12 豊田鉄工株式会社 多段式加熱装置、および多段式加熱炉に対するワーク搬入搬出方法
JP2015214728A (ja) * 2014-05-09 2015-12-03 豊田鉄工株式会社 多段式加熱装置、および多段式加熱炉に対するワーク搬入搬出方法
US10527353B2 (en) 2015-08-31 2020-01-07 Toyoda Iron Works Co., Ltd. Workpiece transfer apparatus for furnace
CN105195585A (zh) * 2015-09-07 2015-12-30 昆山普热斯勒热成型技术有限公司 热冲压成型生产线
CN105195585B (zh) * 2015-09-07 2017-06-09 苏州普热斯勒先进成型技术有限公司 热冲压成型生产线
US11224976B2 (en) 2015-10-15 2022-01-18 Toyoda Iron Works Co., Ltd. Apparatus for loading/unloading workpieces into/from furnace
WO2017167147A1 (zh) * 2016-03-28 2017-10-05 苏州普热斯勒先进成型技术有限公司 热冲压成形加热装置及热冲压生产线
WO2019231035A1 (ko) * 2018-05-31 2019-12-05 아진산업(주) 멀티 챔버형 가열기

Also Published As

Publication number Publication date
JP5637635B2 (ja) 2014-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5637635B2 (ja) 多段式加熱炉システム
JP5669801B2 (ja) 多段式加熱炉
US7704447B2 (en) Multi-deck furnace
US9127886B2 (en) Multistage furnace system
CN101103241B (zh) 热处理炉和具有该热处理炉的热处理设备
US8989565B2 (en) Multistage furnace
US9631867B2 (en) Equipment and method for preheating a continuously moving steel strip
US11655515B2 (en) Far-infrared radiation heating furnace for steel sheet for hot stamping
US11708620B2 (en) Far-infrared radiation multi-stage type heating furnace for steel sheets for hot stamping
JP2014077568A (ja) 多段式加熱炉システム
CN109661281B (zh) 热压装置
JP2014077566A (ja) 多段式加熱炉
JP2015229798A (ja) 熱間プレス用鋼板の遠赤外線式加熱炉
US10245760B2 (en) Mould tool heat management
EP3364137B1 (en) Heating device
US10234208B2 (en) Tubular heat treatment apparatus with improved energy efficiency
KR20140071803A (ko) 예열챔버가 마련된 렌즈 성형 장치
TW201536537A (zh) 鋼板加熱方法及鋼板加熱裝置
JP2015229797A (ja) 熱間プレス用鋼板の遠赤外線式多段型加熱炉
KR101712735B1 (ko) 개별적으로 작업이 가능한 판넬 적재장치용 열프레스 및 그 열프레스가 구비된 판넬 적재장치
KR101938583B1 (ko) 가열로용 대차
KR20160035628A (ko) 초고장력 강판 열처리 시스템
KR20200066630A (ko) 열간 압연 온라인 이동식 열절연 열처리 공정, 및 열처리 라인
JP7456608B2 (ja) 全ローラーハース型熱処理炉
JP2003230987A (ja) 多段式のプレス成形装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140917

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140930

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141016

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141020

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5637635

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250