JP2014077328A - シャッター及びシャッター付サッシ - Google Patents

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賢司 堤
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Abstract

【課題】加熱発泡材の使用量を減らしつつ収納部から室内側への火炎の侵入を確実に防止することのできるシャッター及びシャッター付サッシを提供する。
【解決手段】上枠10と下枠11及び左右の縦枠12,12を枠組みしてなる枠体1を有し、上枠10は扉体3を支持すると共に巻き上げて収納自在な収納部2を有し、収納部2は、扉体3を巻回自在な巻取り軸23を備えると共に、巻取り軸23を取り囲むように室外側面と上下面及び室内側面を備え、下面には扉体3が貫通する開口部24が形成され、開口部24の室内側縁部には収納部2の内側に向かって伸びるアングル部50が略全長に渡って設けられる。
【選択図】図6

Description

本発明は、建物開口部に設けられる枠体の上枠に巻回自在な扉体を納める収納部を設けたシャッター及びシャッター付サッシに関し、特に火災発生時に収納部の内部から室内側に可燃ガスが流入しないようにして防火性能を高くしたシャッター及びシャッター付サッシに関する。
建物開口部に設けられる枠体の上枠に巻回自在な扉体を納める収納部を設けたシャッターやシャッター付サッシにおいて、高い防火性能を求められる場合がある。火災は、シャッターの室内側で発生する場合と室外側で発生する場合とがあるが、いずれの場合でも、シャッターによる室内外の遮蔽状態が維持されることが求められる。
シャッターの防火対策としては、収納部の室外側面に防火板を設け、建物開口部とサッシの枠体との間の隙間を塞ぐものがあった。このようなシャッターとして例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
特開平9−32437号公報
しかし、収納部には扉体を挿通させる大きな開口部があり、開口部の縁部と扉体との間に大きな隙間を有しているので、例えば開口部の縁部と扉体の室外側面との間から可燃ガスが収納部内に侵入する可能性があった。収納部内に侵入した可燃ガスが、開口部の縁部と扉体の室内側面との間から室内側に侵入すると、室内側の空気と反応して火炎を生じることがあるため、これを防止する必要があった。
このため、防火性能を高めたシャッターでは、開口部の略全幅に渡る加熱発泡材を開口部近傍に設け、火災発生時には加熱発泡材を発泡させることで、開口部の縁部と扉体の室内側面との間の隙間を塞ぐようにしていた。しかし、加熱発泡材を開口部の略全幅に設けることとするのは、コストアップを招くと共に、隙間を全長に渡って確実に塞ぐことも困難であった。
本発明は前記課題を鑑みてなされたものであり、加熱発泡材の使用量を減らしつつ収納部から室内側への火炎の侵入を確実に防止することのできるシャッター及びシャッター付サッシを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1の発明に係るシャッターは、上枠と下枠及び左右の縦枠を枠組みしてなる枠体を有し、前記上枠は扉体を支持すると共に巻き上げて収納自在な収納部を有するシャッターにおいて、
前記収納部は、前記扉体を巻回自在な巻取り軸を備えると共に、該巻取り軸を取り囲むように室外側面と上下面及び室内側面を備え、前記下面には前記扉体が貫通する開口部が形成され、
前記開口部の室内側縁部には前記収納部の内側に向かって伸びるアングル部が略全長に渡って設けられることを特徴として構成されている。
請求項1に係る発明によれば、火災発生時に収納部内の可燃ガスが室内側に流入するのを遮断すると共に、室内側の空気が収納部内に流入することも遮断することができる。
また、請求項2の発明に係るシャッターは、前記アングル部は、前記開口部の室内側縁部に当接固定される固定面部と、該固定面部から上方に立ち上がる起立面部とを有してなることを特徴として構成されている。
請求項2に係る発明によれば、可燃ガスを遮断するための形状を容易に形成することができる。
さらに、請求項3の発明に係るシャッターは、前記アングル部の起立面部は室内側から室外側に向かって下り傾斜状の傾斜面からなることを特徴として構成されている。
請求項3に係る発明によれば、より効果的に収納部内と室内側とを遮断することができる。
さらにまた、請求項4の発明に係るシャッターは、前記開口部の両端部には、前記扉体の端部に設けられる幅木部材を当接させる当たり部材が設けられ、前記起立面部のうち少なくとも前記当たり部材と対向する領域に加熱発泡材が設けられることを特徴として構成されている。
請求項4に係る発明によれば、火災発生時には加熱発泡材によって当たり部材を覆うことができるので、当たり部材が溶融して流出し、着火または発火することを防止することができる。
そして、請求項5の発明に係るシャッター付サッシは、サッシ枠体内に障子を納めてなり、前記いずれかのシャッターを室外側に一体的に有してなることを特徴として構成されている。
本発明に係るシャッター及びシャッター付サッシによれば、長手方向に渡る加熱発泡材がなくても、アングル部により収納部と室内側との間で可燃ガスの流通を遮断することができ、収納部から室内側への火炎の侵入を確実に防止することができる。
本実施形態におけるシャッターの縦断面図である。 本実施形態におけるシャッターの横断面図である。 図1のうち収納部付近の拡大図である。 収納部を構成する部品の分解斜視図である。 下側部材とアングル部の分解斜視図である。 火災発生時の状態における収納部付近の拡大断面図である。
本発明の実施形態について図面に沿って詳細に説明する。図1には本実施形態におけるシャッターの縦断面図を、図2には本実施形態におけるシャッターの横断面図を、それぞれ示している。これら各図に示すように、本実施形態のシャッターは、箱状を有する収納部2を有する上枠10と下枠11及び左右の縦枠12,12を方形状に枠組みした枠体1を有してなるものであり、この枠体1が建物開口部の室外側部分に取付けられる。
収納部2は、上面20と下面21及び側面22を有しており、側面22には巻き取り軸23が回動自在に取付けられていて、多数のスラット30を上下方向に連結してなる扉体3を巻回可能としており、収納部2内に扉体3を収納可能となるように構成されている。扉体3は、収納部2の下部に形成された開口部24から下方に引き出し自在となっている。なお、図1は扉体3を引き出して全閉とした状態を表している。
収納部2を有する上枠20は、上面20を構成する上側部材15と、下面21を構成する下側部材16とを有し、収納部2はさらに、側面22を構成する側面部材18と、上側部材15から収納部2の室外側面を構成するカバー部材17と、上側部材15と下側部材16の間に設けられて収納部2の室内側面を構成する背面部材19とを有している。これらカバー部材17と上側部材15、背面部材19及び下側部材16によって、巻き取り軸23を取り囲むように空間状の収納部2が形成される。
縦枠12の室外側には、扉体3の左右端部を上下方向に案内するガイドレール部材13が設けられている。扉体3の下端部には、ガイドレール部材13間の略全長に渡る幅を有した幅木部材31が設けられる。幅木部材31は、面状に形成された室外面部31aの室外側に、逆L字状に突出する一体的な把手部31bを有している。
下枠11の室外側部には、幅木部材31を納めることができる凹状の溝部11aが形成されている。幅木部材31を枠体1の下端部に配置することで、幅木部材31が溝部11aに納められると共に、溝部11aを構成する下枠11の室外側面11bを、幅木部材31の把手部31bが跨いだ状態となる。
図3には、図1のうち収納部2付近の拡大図を示している。収納部2の開口部24は、室内側の縁部が下側部材16の室外端部によって構成され、室外側の縁部がカバー部材17の下端部によって構成されている。開口部24の室外側の縁部には、長手方向に沿ってモヘア部材25が設けられ、扉体3の室外側面に当接している。
開口部24の室外側の縁部となるカバー部材17の内面下端部には、開口部24の長手方向に沿って支持体40が設けられている。支持体40は、カバー部材17の内面形状に略沿う外形状を有した断面中空状に形成され、その中空内部には、開口部24の室外側縁部を補強するため開口補強材41が設けられている。また、支持体40の室内側面には、前述のモヘア部材25が固定される。
収納部2を構成する下側部材16の室外端部16aは、収納部2の開口部24のうち室内側縁部を構成する。この下側部材16の室外端部16aには、長手方向に沿って金属製のアングル部50が設けられる。アングル部50は、下側部材16の室外端部16aに対して当接固定される固定面部50aと、固定面部50aから上方に立ち上がる起立面部50bとを有して構成されている。
アングル部50の起立面部50bは、室内側から室外側に向かって下り傾斜状の傾斜面となっている。起立面部50bの長手方向両端部付近には、それぞれ加熱発泡材51がリベット止め固定されている。加熱発泡材51は、シート状に形成され所定温度以上になると体積が数十倍に増加するものである。
図4には、収納部2を構成する部品の分解斜視図を示している。この図では、カバー部材17については省略している。収納部2は、室内側面を構成する背面部材19と、両側の側面を構成する側面部材18とを有し、側面部材18間には前述の支持体40が渡される。
側面部材18は、内面側に巻き取り軸23を支持する軸支持部18aを有し、下端部から収納部2内に下面張出部18bが張り出している。側面部材18はスチール製であり、支持体40及び開口補強材41は、側面部材18に対してネジ止め固定される。
側面部材18には、開口部24の扉体3よりも室内側となる部分の両端部に、下方に向かって面するようにゴム製の当たり部材26が設けられている。当たり部材26は、幅木部材31を上端まで上げた際に、金属製の幅木部材31に当たって、金属材同士が衝突しないようにするものである。
図5には、下側部材16とアングル部50の分解斜視図を示している。この図に示すように、アングル部50は下側部材16の長手方向略全長に渡る長さを有している。また、アングル部50の両端部にはそれぞれ加熱発泡材51が設けられている。一方、アングル部50の中央部には、加熱発泡材51は設けられていない。加熱発泡材51は、少なくとも長手方向において側面部材18に設けられる当たり部材26と対向する領域に設けられる。
図6には、火災発生時の状態における収納部2付近の拡大断面図を示している。火災が発生してシャッターが高温に晒されると、収納部2内の樹脂部品が溶融して、収納部2内に可燃ガスが発生することがある。収納部2は、巻き取り軸23を取り囲むように上下面と室内側面及び室外側面を有しているから、可燃ガスは巻き取り軸23を回り込みながら開口部24の室内側部に向かって流れていく。
一方、開口部24の室内側端部に設けられたアングル部50の起立面部50bが、可燃ガスの室内側への侵入を妨害するように起立しているため、巻き取り軸23に沿った可燃ガスの流れを遮ることができる。また、室内側の空気が収納部2内に流れ込むことも遮ることができ、収納部2内及び室内側における可燃ガスの発火を防止することができる。特に、アングル部50の起立面部50bが、垂直面よりも室内側に傾倒した傾斜面とされているので、より効果的に可燃ガスを遮断することができる。
また、アングル部50の両端部に設けられた加熱発泡材51が発泡することで、対向する当たり部材26を加熱発泡材51で覆ってしまうことができ、ゴム製の当たり部材26が溶融して流出することを防止することができる。これによって、当たり部材26の発火や着火を防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。本実施形態では、枠体1を有するシャッターについて説明したが、このシャッターは、方形状に枠組みされたサッシ枠体内に障子を納めてなるサッシの室外側に一体化されたシャッター付サッシに用いられるものである。
1 枠体
2 収納部
3 扉体
10 上枠
11 下枠
12 縦枠
13 ガイドレール部材
15 上側部材
16 下側部材
17 カバー部材
18 側面部材
19 背面部材
23 巻き取り軸
24 開口部
25 モヘア部材
26 当たり部材
30 スラット
31 幅木部材
40 支持体
50 アングル部
50a 固定面部
50b 起立面部
51 加熱発泡材

Claims (5)

  1. 上枠と下枠及び左右の縦枠を枠組みしてなる枠体を有し、前記上枠は扉体を支持すると共に巻き上げて収納自在な収納部を有するシャッターにおいて、
    前記収納部は、前記扉体を巻回自在な巻取り軸を備えると共に、該巻取り軸を取り囲むように室外側面と上下面及び室内側面を備え、前記下面には前記扉体が貫通する開口部が形成され、
    前記開口部の室内側縁部には前記収納部の内側に向かって伸びるアングル部が略全長に渡って設けられることを特徴とするシャッター。
  2. 前記アングル部は、前記開口部の室内側縁部に当接固定される固定面部と、該固定面部から上方に立ち上がる起立面部とを有してなることを特徴とする請求項1記載のシャッター。
  3. 前記アングル部の起立面部は室内側から室外側に向かって下り傾斜状の傾斜面からなることを特徴とする請求項2記載のシャッター。
  4. 前記開口部の両端部には、前記扉体の端部に設けられる幅木部材を当接させる当たり部材が設けられ、前記起立面部のうち少なくとも前記当たり部材と対向する領域に加熱発泡材が設けられることを特徴とする請求項2または3記載のシャッター。
  5. サッシ枠体内に障子を納めてなり、請求項1〜4のいずれか1項に記載のシャッターを室外側に一体的に有してなることを特徴とするシャッター付サッシ。
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