JP2014076878A - 仕分装置 - Google Patents

仕分装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014076878A
JP2014076878A JP2012224818A JP2012224818A JP2014076878A JP 2014076878 A JP2014076878 A JP 2014076878A JP 2012224818 A JP2012224818 A JP 2012224818A JP 2012224818 A JP2012224818 A JP 2012224818A JP 2014076878 A JP2014076878 A JP 2014076878A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
load
dimensional laser
hand
baggage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012224818A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5916015B2 (ja
Inventor
Harumasa Yamamoto
治正 山本
Yosuke Kondo
陽介 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2012224818A priority Critical patent/JP5916015B2/ja
Publication of JP2014076878A publication Critical patent/JP2014076878A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5916015B2 publication Critical patent/JP5916015B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】トレイ上の荷物の有無の判断を、仕分けする荷物の形状にかかわらず行うことができる仕分装置を提供すること。
【解決手段】走行レールRに沿って走行する走行台車2にトレイ20を配設し、トレイ20に手動投入口A1〜A3の位置で荷物Wを載置し、トレイ20に載置された荷物Wを所定の仕分シュートBの位置で払い出すように構成され、手動投入口A1〜A3の位置に、作業者Mが手に持ってトレイ20に載置する荷物W及び荷物を持つ作業者の手を検出する2次元レーザ距離計3を配設し、2次元レーザ距離計3の検出データから荷物W及び作業者の手の位置及び移動速度を演算し、演算した作業者の手の移動速度が反転したときの位置に対応する位置にあるトレイ20に荷物Wが載置されたと判断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、仕分装置に関し、特に、手動投入口から荷物を供給し、所定の仕分シュートの位置で荷物の払い出しを行う仕分装置に関するものである。
仕分装置は、例えば、小包や書状等(以下、荷物という。)をその送り先別に仕分けする場合などに用いられている。
この仕分装置は、エンドレス状に配設した走行レールを設け、この走行レールの任意の箇所に荷物の供給ラインと仕分シュートとを設置し、エンドレス状に接続した走行台車を、走行ラインに沿って循環移動させながら走行台車に枢軸を介して傾転可能に配設したトレイを所定の仕分シュートの位置で傾転させることにより、トレイ上の荷物を払い出すようにしている。
所定の仕分シュートの位置で所定の荷物を払い出すために、この種の仕分装置ではどのトレイにどの荷物が載置されたかを管理する(以下、荷物とトレイの関連付けという。)ことが重要となる。
この関連付けは、荷物に貼付されているバーコード等のICタグから荷物の荷物情報を読み取った後、手動投入口の前を3秒程度で通過するトレイに作業者が荷物を載置し、荷物を載置したことで、そのトレイの荷物の載置面に貼付されている反射テープが覆われ、反射型光電スイッチから照射される光の反射光の受光信号が断続したときに、荷物情報を読み取った後に手動投入口の前を通過したトレイに荷物が載せられたと判断し、信号が連続している場合には、当該トレイに荷物は載置されていないと判断することで行うようにしていた。
なお、一定時間以内に、手動投入口の前を通過したトレイで、信号の断続がない場合には読み取ったバーコードの荷物は欠損扱いとなる。
このように、荷物情報を読み取った荷物とトレイとの関連付けにおいて、荷物がトレイ上に載置されたか否かの判断は、仕分け作業上最も重要であるが、トレイに貼付した反射テープが汚損していたり、一部が欠損していたりすると、反射光に反応する光電スイッチがトレイ上に荷物があることを誤検知する問題があった。
係る問題に対処するため、トレイ上の荷物の有無を判断する技術として、トレイの荷物を載置する面に所定の凹凸を形成し、トレイの凹部から得られる位置と色調に関する画像データを予め基準データとしてメモリに記憶し、その基準データに対応する位置における撮像データを基準データと比較することにより、トレイ上の搬送物の有無を判断するもの(例えば、特許文献1参照)や、トレイの荷物の載置面に向けて見下ろすように光を離間照射する発光器と、発光器から照射されたトレイの荷物の載置面の光を直角方向に偏向させて載置面以外の他面から放出する導光機能を有するトレイと、トレイから放出された光を離間受光する受光器と、受光器で検出された光量の変化によりトレイ上の荷物の有無を判断する搬送物品判別手段とを備えたもの(例えば、特許文献2参照。)等が提案されている。
ところで、これらの仕分装置のトレイ上の荷物の有無の判断手段では、トレイの荷物の載置面の形状や載置面からの反射光を利用してトレイ上の荷物の有無を判断し、トレイへの荷物の載置前に荷物に貼付されているバーコード等から読み込んだ荷物の情報とトレイの荷物の有無とからトレイと荷物とを関連付けるようにしているため、荷物の形状や大きさによっては、実際はトレイ上に荷物が載置されているにもかかわらず、荷物の存在を判断することができない場合があり、トレイ上の荷物の有無の判断に際して、仕分けする荷物の形状についての制約が課される場合があるという問題があった。
特開2004−206594号公報 特開2003−160222号公報
本発明は、上記従来の仕分装置の有する問題点に鑑み、トレイ上の荷物の有無の判断を、仕分けする荷物の形状にかかわらず行うことができる仕分装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の仕分装置は、走行レールに沿って走行する走行台車にトレイを配設し、該トレイに手動投入口の位置で荷物を載置し、該トレイに載置された荷物を所定の仕分シュートの位置で払い出すようにした仕分装置において、前記手動投入口の位置に、作業者が手に持ってトレイに載置する荷物及び該荷物を持つ作業者の手を検出する2次元レーザ距離計を配設し、該2次元レーザ距離計の検出データから前記荷物及び作業者の手の位置及び移動速度を演算し、該演算した作業者の手の移動速度が反転したときの位置に対応する位置にあるトレイに前記荷物が載置されたと判断するようにしたことを特徴とする。
この場合において、前記2次元レーザ距離計を、作業者がトレイに載置する荷物の荷物情報の読み取り操作によって起動するようにするとともに、読み取り操作が所定時間継続して行われなかった場合に停止するようにすることができる。
また、前記作業者と走行レールとの間に、前記2次元レーザ距離計による作業者が手に持ってトレイに載置する荷物及び該荷物を持つ作業者の手以外の物体の検出を遮断する隔壁を配設することができる。
また、前記2次元レーザ距離計により検出した隔壁の検出データから演算した隔壁の位置と、予め記録されている隔壁の位置情報とを照合することで、2次元レーザ距離計の異常を検知する故障検知手段を備えるようにすることができる。
本発明の仕分装置によれば、手動投入口の位置に、作業者が手に持ってトレイに載置する荷物及び該荷物を持つ作業者の手を検出する2次元レーザ距離計を配設し、該2次元レーザ距離計の検出データから前記荷物及び作業者の手の位置及び移動速度を演算し、該演算した作業者の手の移動速度が反転したときの位置に対応する位置にあるトレイに前記荷物が載置されたと判断するようにしたから、荷物の形状にかかわらず、トレイに荷物を置く作業者の動作から、トレイ上の荷物の有無を判断することができる仕分装置を提供することができる。
また、前記2次元レーザ距離計を、作業者がトレイに載置する荷物の荷物情報の読み取り操作によって起動するようにするとともに、読み取り操作が所定時間継続して行われなかった場合に停止するようにすることにより、機械的部分が介在する2次元レーザ距離計を使用する場合であっても、2次元レーザ距離計の劣化を防止して機器の寿命も長くすることができ、MTBF(平均故障間隔)も長くすることができる。
また、前記作業者と走行レールとの間に、前記2次元レーザ距離計による作業者が手に持ってトレイに載置する荷物及び該荷物を持つ作業者の手以外の物体の検出を遮断する隔壁を配設することにより、2次元レーザ距離計によって、荷物及び該荷物を持つ作業者の手以外の物体を誤って検知することがなく、正確にトレイ上の荷物の有無を判断することができる。
また、前記2次元レーザ距離計により検出した隔壁の検出データから演算した隔壁の位置と、予め記録されている隔壁の位置情報とを照合することで、2次元レーザ距離計の異常を検知する故障検知手段を備えるようにすることにより、2次元レーザ距離計の異常によって生じる誤仕分けを防止することができる。
本発明の仕分装置の一実施例を示す概略図である。 同仕分装置の手動投入口において作業者が荷物をトレイ上に載置する作業状態を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である 同仕分装置の2次元レーザ距離計が照射するレーザが荷物に当たったときの軌跡を示す平面図である。 同仕分装置の2次元レーザ距離計が検知する物体までの距離の計算方法を示す概略図である。 同仕分装置におけるトリガイベント(荷物情報の読み取り操作)後の作業者の手の一般的な動きを説明する概略図である。 同仕分装置の2次元レーザ距離計による荷物及び作業者の手の検知を説明する概略図で、(a)は作業者の挙動を、(b)は検知した距離データのY軸座標上での時間推移を示す。 同仕分装置におけるトリガイベント(荷物情報の読み取り操作)後のフローチャートを示す。
以下、本発明の仕分装置の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図7に、本発明の仕分装置の一実施例を示す。
この仕分装置1は、走行レールRに沿って走行する走行台車2にトレイ20を配設し、トレイ20に手動投入口A1〜A3の位置で荷物Wを載置し、トレイ20に載置された荷物Wを所定の仕分シュートBの位置で払い出すように構成され、手動投入口A1〜A3の位置に、作業者Mが手に持ってトレイ20に載置する荷物W及び荷物を持つ作業者の手を検出する2次元レーザ距離計3を配設し、2次元レーザ距離計3の検出データから荷物W及び作業者の手の位置及び移動速度を演算し、演算した作業者の手の移動速度が反転したときの位置に対応する位置にあるトレイ20に荷物Wが載置されたと判断するようにしている。
走行レールRは、図1に示すように、エンドレス状に配設し、この走行レールRの任意の箇所に荷物Wをトレイ20上に載置するための手動投入口A1〜A3と複数の仕分シュートBとを設置する。
また、走行台車2は、走行レールRに沿うように、エンドレス状に接続して走行レールRを循環移動させるようにしている。
トレイ20は、片側が枢軸に軸支されることで、走行台車2に傾転可能であるとともに、下面側から延接されるフック状のトレイストッパに、走行台車2に配設される傾転レバーの支持部が当接することで非傾転状態に支持されている。
そして、走行レールRに設けられた仕分シュートの位置に配設される傾転手段によって傾転レバーが操作され、非傾転状態を解除し、トレイ20を傾転させることでトレイ20上の荷物Wが払い出される。
なお、傾転手段は、コンピュータ制御されるシリンダ(図示省略)によって、退入した下降位置と、傾転レバーに当接する上昇位置との間で選択的に出没する既知の構造を有する。
手動投入口A1〜A3(以下、総称して手動投入口A1という。)において、作業者Mが投入する荷物Wに貼付されている荷物Wの荷物情報が記録されたICコード(例えば、バーコード等、以下単にバーコードという。)を読み取り装置(例えば、バーコードリーダ等、以下単にバーコードリーダ4という。)で読み取り(荷物Wの荷物情報の読み取り操作)、その後、作業者Mに向かって近づいてくる空きトレイ20の上面に、荷物Wを載置する。
作業者Mの人手によって荷物Wをトレイ20に載置する場合、トレイ20を配設する走行台車2の移動速度は60m/minから80m/minの移動速度とすることが一般的で、走行台車2の進行方向は、作業者Mが荷物Wを載せるタイミングのつかみやすい作業者に向かって接近する方向となるようにしている。
一般に、右利きの人が多いため、仕分装置1の左側(走行台車2の進行方向に対向して立った場合の左側(図1参照))に手動投入口A1を設け、1kg程度の軽量物は右手のみで作業し、大きな荷物A又は2kg〜3kg程度の荷物Wは両手で荷物をトレイ20に載置する。
また、作業者M、1人当たりの仕分装置1に対して占有する区間(作業エリア)は、手動投入口A1に配置される作業台に対する立ち位置から体の向きを90度反転して作業するか、1歩乃至2歩程度移動して空きトレイ20に荷物Wを載置する空間としてトレイ20(走行台車2)の3個分程度の広さが一般的に使用される。
2次元レーザ距離計3は、手動投入口A1の斜め上方から作業者Mがトレイ20上に載置する荷物W及び荷物Wを持つ作業者Mの手(荷物Wをトレイ上に置いた後は荷物Wを持たない作業者の手を含む、以下、総称して作業者の手という。)を検知することができる手動投入口A1の位置に配設するようにしている。
そして、走行レールR及び走行レールRに沿って走行するトレイ20が配設された走行台車2と、作業者Mとの間には、作業者Mと走行レールRとの間に、2次元レーザ距離計3による作業者Mが手に持ってトレイ20に載置する荷物W及び荷物Wを持つ作業者の手以外の物体の検出を遮断する隔壁5を配設するようにしている。
これにより、2次元レーザ距離計3によって、荷物W及び荷物Wを持つ作業者の手以外の物体を誤って検知することがなく、正確にトレイ20上の荷物の有無を判断することができる。
2次元レーザ距離計3は、図2に示すように、座標軸のY軸を回転軸として角度φだけ下向きに(水平面に対して下側を向くように)設置する。
2次元レーザ距離計3は、平面空間を所定のピッチ(例えば、0.36°)で所定角度(例えば、240°)の範囲にレーザ光を照射(レーザ光の走査)して、所定の角度内におけるレーザ光が当たった物体までの距離L及び角度θpを出力する。
図4に示すように、2次元レーザ距離計3で走査する走査面Pでの測定対象物の2次元座標(Xp,Yp)と2次元レーザ距離計3で検出される極座標形式のデータの関係は、
Xp=L・cosθp
Yp=L・sinθp
で表される。
また、2次元レーザ距離計3の設置位置の3次元空間座標を(Xs,Ys,Zs)とした場合、2次元レーザ距離計3の取り付け角度を上述したように水平面に対して下方向に角度φだけ傾斜させているときの3次元空間座標での測定対象物の座標(X,Y,Z)は、
X=Xs+L・cosθp・sinφ
Y=Ys−L・sinθp
Z=Zs−L・cosθp・cosφ
で表される。
荷物Wや作業者Mの手は時間とともに変化するもので、荷物Wや荷物Wを持つ作業者の手を検出したデータは可変データである。
一方、隔壁5を検出した際の距離データは、毎回の走査で同じ走査角度θpに対して同じ距離データを返す固定データとなる。
1つの手動投入口A1の範囲内で、2次元レーザ距離計3が検出する最遠点までの距離を約3mとし、2次元レーザ距離計3の走査方向を、Y軸を回転軸としてZX平面に沿った方向に45°(水平面に対して45°)下向に回転させて設置すると、走査する角度は、概ね±60°(図2(a)に示す、θ=60°)の範囲を走査することができ(それ以上の走査角度はレーザが隔壁5の高さを超えたところを照射することとなり妥当ではない。)、本実施例においては、2次元レーザ距離計3から照射されるレーザは、走査面P内で、作業者Mが作業していない状態のときは隔壁5を、作業状態においては、走査面Pに存在する荷物W及び荷物Wを持つ作業者Mの手を順次検出し、その走査角度θpにおける距離Lを検出し出力することとなる。
作業状態のときに、2次元レーザ距離計3から照射されるレーザが荷物Wに当たっているときの軌跡10は、図4に示すようになる。
そして、この仕分装置1は、2次元レーザ距離計3による作業者が手に持ってトレイに載置する荷物W及び荷物Wを持つ作業者の手の検出を、作業者Mによる荷物Wに貼付された荷物情報を記録したバーコードをバーコードリーダ4による読み取り操作(トリガーイベント)を行ったことを検知して行うようにしている。
図5に、手動投入の起動事象となるバーコード読み取り操作(トリガーイベント)を基点として、2次元レーザ距離計3が検出する荷物Wと荷物Wを持つ作業者Mの手の一般的な挙動を示す。
片手で、手のひらと同等の寸法程度である小物の荷物Wを投入する場合には、荷物Wを持つ手H1、荷物W、荷物Wを持つ手H1の順に検出される。
なお、荷物Wの形状により検出できない部位も存在する。
手のひらよりも大きい荷物Wを片手で投入する場合にも、荷物Wを持つ手H1、荷物W、荷物Wを持つ手H1の順で検出され、両手で荷物Wを持つ場合には、荷物Wを検出した後に、荷物Wを持つ手H1と荷物Wを持つ手H2が検出される。
作業者Mが仕分装置1の走行台車2の進行方向に対向し、かつ、左側に位置して作業者Mに向かって進行してくるトレイ20に荷物Wを載せる場合、荷物Wを持つ手H1は右手、荷物を持つ手H2は左手を示すこととなる。
また、片手で作業している場合でも荷物Wを持っていない手が2次元レーザ距離計3の走査面Pを通過する場合もある。これは作業者Mの姿勢や作業時の体の挙動、歩行をするかしないか等によって異なり、荷物Wを持っていない手は検出される場合とされない場合がある。
図6(a)〜図6(b)に、作業者Mの挙動と走査面PのY軸座標上での距離データの時間推移を模式的に示す。太線部分が、荷物W又は作業者Mの手までの距離データとして検出されるデータをY軸に投影した状態を示す。
なお、作業者Mと仕分装置1との間に設置した隔壁5までの距離データとなる固定データは除外している。
図6(b)は、約1秒前後の1回の投入動作を10分割した状態を示す。時間軸が示すように時刻の経過とともにY軸の投影座標がY軸の正方向に移動し、その後、負方向に移動する変化が検出される。
これは、作業者Mは、目的とするトレイ20に荷物Wを載せるために荷物Wを持った手を上腕から捩って荷物Wとトレイ20の相対速度を小さくし、トレイ20が作業者Mの側面に到着したときにトレイ20の上で荷物Wから手を離し、荷物Wをトレイ20上に載置する。
荷物Wをトレイ20上に載置するまでは、荷物W又は作業者Mの手が時間経過とともに正方向に移動し、移動速度はトレイ20の移動速度とほぼ一致する(2次元レーザ距離計3によって検出される距離データから速度を計算する方法については後述する。)。
荷物Wをトレイ20に置いた後は、荷物Wを持っていた手を作業者Mの前方に戻すこととなり、このときは作業者Mの手首近傍から手のひら(手の甲)、指先などが順に2次元レーザ距離計3の走査面Pを通過し、作業者Mの手は負方向に移動する。
そのため、移動速度は負になり、このときの移動速度とトレイ20の移動速度とは関連性を有しない。
作業者Mの姿勢、片手作業、両手作業、荷物の大きさで検出される距離データは、異なるが、共通している点は、荷物Wをトレイ20に載せるときには、荷物W及び作業者Mの手の動く速度は、トレイ20の移動速度とほぼ同じ速度となって検出され、その後、移動速度がゼロになり走査面から手が消失するか又は負の速度で移動することとなる。
1回の走査の中でY軸に投影される距離データに幅があり、かつ、不連続になる。これは荷物Wを持っていない手又は荷物Wを両手で持っている場合のもう片方の手が2次元レーザ距離計3から照射されるレーザの走査面を横切ることに起因する。
Y軸に投影する距離データの座標の最も大きな点(図5(b)に示す、投影座標の時間推移の太線の中の点Q、以下、境界点という。)に着目し、トレイ20の進行方向の最もY座標の大きい座標でY軸方向速度を計算し、この値を持ってトレイ20に荷物Wが載置されたか否かの判断を行うようにしている。
次に、トレイ20に荷物Wが載置されたか否かの判断の手順を説明する。
この仕分装置1における2次元レーザ距離計3では、物体の3次元的な形状を認識するのではなく、走査面P内を通過する荷物W又は作業者Mの手が、走査面P内に照射されるレーザを横切る際、1回の走査で検出される連続した距離データのY軸方向への写像に着目し、その距離データを検出したときの走査角度θpから検出時刻を判断して速度データ(移動速度)に変換し、作業者の手の移動速度が反転したときその位置に対応する位置にあるトレイ20に荷物Wが載置されたと判断する。
具体的には、
手順1
Y軸の値の大きい方から小さい方に向かってデータを走査し最初に発生する境界点の先頭データを取り出す。これを時刻 t(i) におけるY座標データ y(i) とする。
時刻t(i)は、走査ピッチと1回の走査範囲を走査する時間から判断する。
例えば、走査ピッチが0.36°で240°を走査するのに66.7msecかかる2次元レーザ距離計の場合、1ピッチが約0.1msecとなる。
手順2
先頭データの時刻、Y座標から境界点のY軸方向の移動速度 v(i)を以下の計算式から求める。
v(i)=(y(i)−y(i−1))/(t(i)−t(i−1))
(上述した、2次元レーザ距離計を使用した場合、(t(i)−t(i−1))=0.1msecとなる。)
手順3
境界点の移動速度 v(i)が正の値から負の値に遷移するとき(作業者の手の移動速度が反転するとき)を監視する。
境界点の移動速度が正から負に遷移した時刻をtzとする。
手順4
荷物Wを持った手から荷物Wをトレイ20上に置き、その後、体の向きをトレイ20に向かう方向から作業台の方向に戻す時間には個人差はあるが、その平均的な遅延値をdTとすると、その間にトレイ20が移動する距離dLを、トレイ20の移動速度をVtrとすることで、
dL=dT・Vtr
を得る。
手順5
時刻tzの境界点の位置Y(tz)にdLを加算した位置
Y(tz)+dT・Vtr
の位置にあるトレイ20にバーコードリーダ4によってデータが読み取られた荷物Wが載置されたものと判断し、トレイ20と荷物Wとの関連付けを行うようにしている。
図6に、投入開始のトリガイベントとなる荷物Wに貼付したバーコードをバーコードリーダ4で読み取ってから、当該イベントに対応した荷物Wを載置したトレイ20の追跡のフローチャートを示す。
1つのトリガイベントが発生した後、1つのトリガイベントに対して複数個の荷物を投入する場合があり、図6においては、バーコードの読み込みの後に繰り返し回数を操作端末装置から入力はしないで、次のトリガイベントが発生するまでの間の投入はすべて当該のトリガイベントに対する繰り返しとみなすシステムを想定している。
バーコードを読み込んだ後繰り返し回数、即ち投入する荷物Wの個数をキーボード等の入力手段によって指定する場合には、図6に示すフローチャートは、トリガイベント発生後に明示的に入力して指定した回数だけループし、ループ内で正の速度検出と正からゼロの速度変化を監視して、トリガイベントの対象となる荷物Wが載置されたトレイ20を特定(トレイ20と荷物Wとの関連付け)するようにしている。
そして、本実施例においては、個々の手動投入口A1〜A3で作業する作業者Mが、荷物Wをトレイ20に載置するときに、荷物Wに貼付したバーコードを読み取るようにしていることで、比較的安価なバーコードリーダ4であっても、トレイ20上で、自動で読み取るときと比べて、確実にバーコードを読み取ることが可能であるという利点がある。
一方、投入時点ではバーコードを読み取らず、仕分装置1のトレイ20上に設置したバーコードリーダでバーコードを読み取る方法を採用する場合(本実施例における、追跡開始のトリガイベントとなるバーコードの読み取りがない場合)でも、2次元レーザ距離計3による距離データのY軸方向への投影距離から求められる速度を監視することで、投入動作の開始を判断できるため、荷物Wを投入したトレイ20のすべてで、バーコードを確実に読み取ることができればバーコードを後から読み取るシステムであっても対応することが可能である。
この場合、トレイ20に荷物Wがあるとみなされているにもかかわらず、トレイ20上でバーコードが読み取れなかった場合には、当該トレイ20は、行き先不明のシュートに仕分ける場合と、そのまま周回させ、バーコードを読み直してトレイ20と荷物Wの関連付けを行う2種類の処理を行うことができる。
バーコードの読み取りは、荷物Wの梱包状態やバーコード自体が不鮮明であったり、汚損していたりすると周回しても読み取れないため、行き先不明シュートに確実に仕分けることができる。
荷物Wが載置されていないと認識されたトレイ20で、バーコードが読み取れた場合には、当該トレイ20を禁止トレイと判断し、人手を介入して点検する。
バーコードの読み取りの成功率と投入したトレイ20の判断の成功率は、バーコードの読み取り成功率の方が低く、行き先不明の仕分けを行うことによって、誤仕分けの防止を確実に行うことができる。
2次元レーザ距離計3は、毎回の走査で固定位置にある隔壁5も走査しているが、トレイ20の追跡(荷物Wとトレイ20との関連付けのための荷物W及び作業者の手の検出)では、固定データである隔壁5までの距離データは、背景データであって、荷物Wとトレイ20との関連付けのためには使用されない。
しかしながら、あるべき隔壁5までの距離データが欠損している場合又は距離データが存在するが、予め検出されている隔壁5までの位置情報(距離データ等)と異なる場合には、2次元レーザ距離計3の異常又は取り付け状態の異常があることとなる。
そのため、2次元レーザ距離計3により検出した隔壁5の検出データから演算した隔壁5の位置情報と、予め記録されている隔壁5の位置情報とを照合することで、2次元レーザ距離計3の異常を検知する故障検知手段(図示省略)を備えるようにしている。
これによって、この仕分装置1に使用する2次元レーザ距離計3の自己診断を行うことができる。
この故障検知手段による自己診断は、作業者Mの手又は荷物Wに相当する有効データが存在しない1回の走査データから得られる隔壁5の位置情報と、仕分装置1の据付時に記憶した基準となる隔壁5の位置情報を比較し、両者が一致していれば正常と判断するようにしている。
この検出データから演算した隔壁5の位置情報と、予め記録されている隔壁5の位置情報との照合は、走査角度θpに対する距離データを逐次比較することで行うこともできるが、統計的な処理によって行うこともできる。
簡単な統計処理としては、基準となる走査角度θpと距離Lの値に対して実際に観測した距離の相関係数を計算し、相関係数の値が1近傍であれば正常、1から外れ0.98以下に低下した場合には、異常と判断することで、2次元レーザ距離計3とその取り付け状態の健全性を評価することができる。
また、この仕分装置1で使用する2次元レーザ距離計3は、レーザを操作するためのモータを搭載しており、MTBF(平均故障間隔)は、電子回路と半導体レーザだけで構成する場合よりも機械部分が介在するために短くなる。
2次元レーザ距離計3の寿命に大きな影響を及ぼす原因は、レーザ走査機構の機械的な磨耗・劣化及び半導体レーザの点灯時間に対して指数関数的にレーザの発光光量が低下する現象である。
そして、この両方の原因に対して、2次元レーザ距離計3による測定が必要ではないときに、電源を遮断することが有効な手段となる。
そのため、2次元レーザ距離計3を、作業者Mがトレイ20に載置する荷物Wの荷物情報の読み取り操作によって起動するようにするとともに、読み取り操作が所定時間継続して行われなかった場合に停止するようにしている。
具体的には、作業者Mが投入する荷物Wに貼付されている荷物Wの荷物情報が記録されたバーコードをバーコードリーダ4で読み取ったときに起動し、作業者Mが手動投入口A1を使用しないときや、数分間手動投入口A1からの投入がない場合に、該当する手動投入口A1に設置する2次元レーザ距離計3に対して電源の供給を停止するように制御するようにしている。
これによって、機械的部分が介在する2次元レーザ距離計であっても、2次元レーザ距離計の劣化を防止し機器の寿命も長くすることができるとともに、MTBF(平均故障間隔)も長くすることができる。
また、2次元レーザ距離計3の異常によって生じる誤仕分けを防止することができる。
以上、本発明の仕分装置について、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明の仕分装置は、トレイ上の荷物の有無の判断をトレイに荷物を置く作業者の動作から行うことができるという特性を有していることから、トレイを傾転させて払い出すようにした仕分装置として好適に用いることができるほか、スライドシュー押出し式の仕分装置としても用いることができる。
1 仕分装置
2 走行台車
20 トレイ
3 2次元レーザ距離計
4 バーコードリーダ
5 隔壁
A1 手動投入口
A2 手動投入口
A3 手動投入口
B 仕分シュート
H1 手
H2 手
M 作業者

Claims (4)

  1. 走行レールに沿って走行する走行台車にトレイを配設し、該トレイに手動投入口の位置で荷物を載置し、該トレイに載置された荷物を所定の仕分シュートの位置で払い出すようにした仕分装置において、前記手動投入口の位置に、作業者が手に持ってトレイに載置する荷物及び該荷物を持つ作業者の手を検出する2次元レーザ距離計を配設し、該2次元レーザ距離計の検出データから前記荷物及び作業者の手の位置及び移動速度を演算し、該演算した移動速度が反転したときの位置に対応する位置にあるトレイに前記荷物が載置されたと判断するようにしたことを特徴とする仕分装置。
  2. 前記2次元レーザ距離計を、作業者がトレイに載置する荷物の荷物情報の読み取り操作によって起動するようにするとともに、読み取り操作が所定時間継続して行われなかった場合に停止するようにしたことを特徴とする請求項1記載の仕分装置。
  3. 前記作業者と走行レールとの間に、前記2次元レーザ距離計による作業者が手に持ってトレイに載置する荷物及び該荷物を持つ作業者の手以外の物体の検出を遮断する隔壁を配設したことを特徴とする請求項1又は2記載の仕分装置。
  4. 前記2次元レーザ距離計により検出した隔壁の検出データから演算した隔壁の位置と、予め記録されている隔壁の位置情報とを照合することで、2次元レーザ距離計の異常を検知する故障検知手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の仕分装置。
JP2012224818A 2012-10-10 2012-10-10 仕分装置 Expired - Fee Related JP5916015B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012224818A JP5916015B2 (ja) 2012-10-10 2012-10-10 仕分装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012224818A JP5916015B2 (ja) 2012-10-10 2012-10-10 仕分装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014076878A true JP2014076878A (ja) 2014-05-01
JP5916015B2 JP5916015B2 (ja) 2016-05-11

Family

ID=50782533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012224818A Expired - Fee Related JP5916015B2 (ja) 2012-10-10 2012-10-10 仕分装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5916015B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020003180A1 (de) * 2018-06-28 2020-01-02 Ferag Ag Vorrichtung und verfahren zur inspektion von hängend förderbaren transporttaschen

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003160222A (ja) * 2001-11-26 2003-06-03 Tsubakimoto Chain Co トレー式コンベヤの搬送物品検知装置
JP2003167613A (ja) * 2001-11-30 2003-06-13 Sharp Corp 作業管理システム、作業管理方法、及びその方法を実現するためのプログラムを記憶した記録媒体
JP2004206594A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Tsubakimoto Chain Co トレイ式仕分け装置
JP2006264914A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Midori Service Kk 入荷検品システム
JP2007323471A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Hitachi Information & Communication Engineering Ltd 物品アクセス管理システム
JP2009168578A (ja) * 2008-01-15 2009-07-30 Advanced Telecommunication Research Institute International 計測装置および計測方法
US20090207023A1 (en) * 2008-02-18 2009-08-20 Hiroyuki Kushida Article management system and information processing apparatus used in the same
JP2011079589A (ja) * 2009-10-02 2011-04-21 Hitachi Plant Technologies Ltd 物品搬送仕分システムにおける在荷情報管理方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003160222A (ja) * 2001-11-26 2003-06-03 Tsubakimoto Chain Co トレー式コンベヤの搬送物品検知装置
JP2003167613A (ja) * 2001-11-30 2003-06-13 Sharp Corp 作業管理システム、作業管理方法、及びその方法を実現するためのプログラムを記憶した記録媒体
JP2004206594A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Tsubakimoto Chain Co トレイ式仕分け装置
JP2006264914A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Midori Service Kk 入荷検品システム
JP2007323471A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Hitachi Information & Communication Engineering Ltd 物品アクセス管理システム
JP2009168578A (ja) * 2008-01-15 2009-07-30 Advanced Telecommunication Research Institute International 計測装置および計測方法
US20090207023A1 (en) * 2008-02-18 2009-08-20 Hiroyuki Kushida Article management system and information processing apparatus used in the same
JP2011079589A (ja) * 2009-10-02 2011-04-21 Hitachi Plant Technologies Ltd 物品搬送仕分システムにおける在荷情報管理方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020003180A1 (de) * 2018-06-28 2020-01-02 Ferag Ag Vorrichtung und verfahren zur inspektion von hängend förderbaren transporttaschen
CN112654569A (zh) * 2018-06-28 2021-04-13 费拉格有限公司 用于对能悬挂地输送的运输袋进行检查的装置和方法
US11649117B2 (en) 2018-06-28 2023-05-16 Ferag Ag Apparatus and method for inspecting suspendedly conveyable transport bags

Also Published As

Publication number Publication date
JP5916015B2 (ja) 2016-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7337210B2 (ja) 運搬車両を有する材料取り扱い装置
JP7129342B2 (ja) 動的に構成可能な仕分け列を用いてアイテムを仕分ける材料取り扱い装置及びその方法
CN108351637B (zh) 用于识别和处理各种物体的机器人系统和方法
JP5229253B2 (ja) ロボットシステム及びロボット装置並びにワーク取り出し方法
JP6158335B2 (ja) ピッキング表示装置およびピッキング表示システム
US10556753B2 (en) Device for separating piece goods to be stored in an automated storage facility
EP2590535A1 (en) A checkout counter
JP5276147B2 (ja) 自動走行車および自動走行システム
CN109475906A (zh) 物体感测和处理系统及相关方法
JP2018158779A (ja) 車載装置、荷役機、制御回路、制御方法、及びプログラム
US8780358B2 (en) Inspection apparatus, system, and method
JP2018536606A (ja) 物品の経路を検出及び分析するためのシステムを含む物品仕分け設備並びに仕分け方法
US11472641B2 (en) Material dropping method, control device, dropping apparatus, and system
WO2018173663A1 (ja) 車載装置、荷役機、制御回路、制御方法、及びプログラム
JP5916015B2 (ja) 仕分装置
JP2020075793A (ja) 仕分け装置
JP2001277167A (ja) 3次元姿勢認識手法
US11420233B2 (en) Sorting apparatus, logistic system, and control device
US20130314719A1 (en) Substrate Detection Apparatus
JP4152057B2 (ja) 農産物の搬送装置
US7408634B2 (en) Automated imaging with phosphorescent imaging targets
US20220314454A1 (en) Method and system for monitoring a robot arrangement
KR102265344B1 (ko) 캐리지의 주행 안정성 판단을 위한 점검 시점을 판단하는 장치 및 그 방법
JPH07267431A (ja) 物体搬送装置
JP3943528B2 (ja) 部品姿勢判別装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150601

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160212

TRDD Decision of grant or rejection written
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20160315

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160316

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20160317

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160330

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5916015

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees