JP2014076628A - 熱転写プリント装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便にヘッド圧とヘッド位置の調整を行い、かつ、ヘッド位置の微調整も行うことができる熱転写プリント装置を得ること。
【解決手段】主走査方向に複数の発熱素子を保持するサーマルヘッドと、サーマルヘッドに対向して配置されたプラテンローラと、サーマルヘッドとプラテンローラとが接触する圧力であるヘッド圧をN個のヘッド圧モードから設定するカム部材と、被記録媒体搬送方向においてサーマルヘッドがプラテンローラと接触する位置であるヘッド位置を複数のヘッド位置モードから設定するヘッド位置調整部材と、カム部材を駆動させる第1減速機構とヘッド位置調整部材を駆動させる第2減速機構とを駆動するモータとを備え、第2減速機構の減速比と第1減速機構の減速比との比率を1:NもしくはNの整数倍とした。
【選択図】 図1

Description

サーマルヘッドを用いる熱転写プリント装置に関する。
サーマルヘッドを用いる熱転写プリント装置(以下、プリンタと称す)では、印写品質を確保するために、サーマルヘッドとプラテンローラとが接触する圧力(以下、ヘッド圧と称す)と記録紙搬送方向のサーマルヘッド位置(以下、ヘッド位置と称す)を、使用する記録紙やインクシートの種類に合せて、最適な値に設定する必要がある。特に、ヘッド位置については、組み立て精度や部品精度の違いから生じるプリンタの個体差があるため、記録紙やインクシートの種類によりおおまかな調整を行った後、プリンタ毎に微調整が必要となる場合がある。
従来は、ヘッド圧の調整を行う機構とヘッド位置の調整を行う機構を別々に設け、それぞれの機構で個別に調整を行っていたが、ヘッド圧とヘッド位置をそれぞれの機構で個別に調整するのは、調整作業が煩わしいという問題があった。そこで、ヘッド圧とヘッド位置の調整を一回の操作で簡単に行うことのできる技術が特許文献1に開示されている。
特許文献1では、ヘッド圧調整機構とヘッド位置調整機構をリンク手段により繋ぎ、ヘッド圧調整用の操作軸の回動に伴ってサーマルヘッドを移動させるように構成することで、ヘッド圧およびヘッド位置の調整を一回の操作で行っている。
特開2009−179009号公報
しかしながら、特許文献1では、ヘッド圧を設定すると、それによりヘッド位置が1つに決まってしまうため、プリンタ個体差のばらつきを調整する為のヘッド位置の微調整ができないという問題があった。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、簡便にヘッド圧とヘッド位置の調整を行い、かつ、ヘッド位置の微調整も行うことができる熱転写プリント装置を得ることを目的としている。
本発明の熱転写プリント装置は、主走査方向に複数の発熱素子を保持するサーマルヘッドと、サーマルヘッドに対向して配置されたプラテンローラと、サーマルヘッドとプラテンローラとが接触する圧力であるヘッド圧をN個のヘッド圧モードから設定するカム部材と、被記録媒体搬送方向においてサーマルヘッドがプラテンローラと接触する位置であるヘッド位置を複数のヘッド位置モードから設定するヘッド位置調整部材と、カム部材を駆動させる第1減速機構とヘッド位置調整部材を駆動させる第2減速機構とを駆動するモータとを備え、第2減速機構の減速比と第1減速機構の減速比との比率を1:NもしくはNの整数倍とした。
本発明によれば、簡便にヘッド圧とヘッド位置の調整を行い、かつ、ヘッド位置の微調整も行うことができる
実施の形態1に係るプリンタの構成を示す概略側面図。 実施の形態1に係るヘッド圧調整機構とヘッド位置調整機構の構成を示す図。 実施の形態1に係るヘッド圧調整機構とヘッド位置調整機構の概略右側面図。 実施の形態1に係るヘッド位置調整部材の形状を示す側面図。 実施の形態1に係るヘッド位置調整部材と、サーマルヘッドとプラテンローラとの接触する位置の説明図。 実施の形態1に係るカム部材のヘッド圧モードと遮光板の位置関係を示す図。 実施の形態1に係るカム部材のヘッド圧モードとセンサの真理値表を示す図。 実施の形態1に係るシステム構成を示すブロック図。 実施の形態1に係るヘッド圧調整とヘッド位置調整の処理を示すフローチャート。 実施の形態1に係るヘッド圧調整とヘッド位置調整を行う機構の動作を説明する図。 実施の形態1に係るカム部材とヘッド位置調整部材のモードの変更による動作を示す図。 実施の形態1に係る図11(a)、(b)、(c)におけるカム部材のヘッド圧モードと回転角と、ヘッド位置調整部材のヘッド位置モードと回転角度とを示す図。 実施の形態2に係るカム部材の形状を示す図。 実施の形態2に係るヘッド圧調整機構とヘッド位置調整機構の主要構成部の側面図。 実施の形態2に係るヘッド圧調整機構とヘッド位置調整機構の主要構成部を示す図。 実施の形態2に係るサーマルヘッドとプラテンローラの接触状態を示す図。 実施の形態3に係るカム部材とヘッド位置調整部材を回動させるための駆動系構成を説明する図。 実施の形態3に係るヘッド圧調整の動作を説明する図。 実施の形態3に係るヘッド位置調整の動作を説明する図。
実施の形態1.
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
図1は、実施の形態1に係るプリンタ1の構成を示す概略側面図である。図1において、1はプリンタ、被記録媒体としての記録紙2にはロール紙が用いられている。プリンタ1の機構部は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の3色印画用のインクシート3、インクシート供給リール4aとインクシート巻取りリール4b、インクシート3記録用のサーマルヘッド5及びプラテンローラ6より構成されている。サーマルヘッド5は、主走査方向に複数の発熱素子を保持し、プラテンローラ6はサーマルヘッド5に対向して配置されている。
記録紙2は、サーマルヘッド5とプラテンローラ6との間に挟持されている。グリップローラ7は記録紙2を一定速度で送り、記録紙切断機構8は印画終了後の記録紙2を切断し、排紙ローラ9は切断された記録紙2をプリンタ1の外部に排出する。
10はインクシート供給リール4aに取付けられた無線タグであり、インクシート種類や残りプリント可能枚数などの情報が記憶されている。201はプリントされた画像濃度を読取る、CCDラインセンサ等から成るプリント濃度検出器である。
次に、熱転写プリント装置のヘッド圧調整機構とヘッド位置調整機構の構成について説明する。
図2は、実施の形態1に係るヘッド圧調整機構とヘッド位置調整機構の構成を示す図である。図2(a)は上面図、図2(b)は図2(a)においてBC面から見た側面図(駆動用パルスモータ26を除く)である。
図3は、実施の形態1に係るヘッド圧調整機構とヘッド位置調整機構の概略右側面図である。図2(b)を図において右側から見たヘッド調整機構とヘッド位置調整機構の概略構成図である(駆動系ギア系列を除く)。
図2はプラテンローラ6とサーマルヘッド5が当接された状態を示す。本来、サーマルヘッド5とプラテンローラ6との間(当接部分)には、インクシート3と記録紙2が介在するが、機構構成の説明を分かりやすくするため、図2においてはインクシート3と記録紙2を略している。なお、図2は、図1のA方向から見て、ヘッド圧調整機構とヘッド位置調整機構の右側の機構部分を示す図であるが、本実施の形態1に示すプリンタ1では、図1のA方向から見て、図2(b)と対称の機構がプリンタ1の左側にも構成されている。なお、駆動用パルスモータ26は片側のみに配置されている。
まず、ヘッド圧を調整するためのカム部材11とヘッド位置を調整するためのヘッド位置調整部材12との駆動機構について説明する。ヘッド圧は、サーマルヘッド5とプラテンローラ6とが接触する圧力である。また、ヘッド位置は、記録紙搬送方向Fにおけるサーマルヘッド5とプラテンローラ6とが接触する位置である。
カムギア11aと一体に形成されたカム部材11は、カム軸19と同期回転するように取付けられている。カム部材11はN個のヘッド圧モードを有し、ヘッド圧をN段階に設定可能となっている。また、カム軸19には、ヘッド位置調整ギア12aと一体に成型されたM個のヘッド位置モードを持つヘッド位置調整部材12が、カム軸19に対して空転するように構成されている。
カム部材11はアイドルギア23aを介してカム駆動ギア22の回転に連動し、ヘッド位置調整部材12はアイドルギア23bを介してヘッド位置調整部材回動ギア24に連動する。カム駆動ギア22とヘッド位置調整部材回動ギア24は、ギア駆動軸20の回転に従い回転するように構成されている。ギア駆動軸20はプーリ28とベルト29及びモータープーリ27を介してパルスモータ26によって回転駆動される。したがって、パルスモータ26により、カム部材11を駆動させる第1減速機構とヘッド位置調整部材12を駆動させる第2減速機構とが駆動される。
パルスモータ26からヘッド位置調整ギア12aまでの減速比と、カムギア11aまでの減速比の比率が、1:NもしくはNの整数倍となるように設定されている。本実施の形態1の場合、カム部材11のヘッド圧モード数Nとヘッド位置調整部材12のヘッド位置モード数Mの最小公倍数をKとすると、パルスモータ26からヘッド位置調整ギア12aまでの減速比と、パルスモータ26からカムギア11aまでの減速比の比率は、1:Kとなるように設定されている。本実施の形態1の場合、N=3、M=6、K=6となる。
次に、プラテンローラ6とサーマルヘッド5との接触する圧力を付与する機構構成について説明する。本実施の形態1では、サーマルヘッド5はプリンタ1本体に固定支持されており、プラテンローラ6は図示しない駆動手段により、サーマルヘッド5に対して接離可能に構成されている。
プラテンローラ6は、アーム部材14により支持されており、アーム部材14は固定軸18を中心に回動可能に構成されている。アーム部材14に取付けられたピン17には引張りばね15が取付けられており、引張りばね15の他端は、固定軸18を中心に回動可能に構成されているカムフォロワ13に固定設置されたピン16に取付けられている。
カム部材11は、カムフォロワ13とカム接触位置13aで接触し、カム部材11が回転してヘッド圧モードが変わると、カムフォロワ13に取付けられた引張りばね15が伸縮して、サーマルヘッド5に対してプラテンローラ6の接触する圧力が変更される。
プラテンローラ6は記録紙搬送方向Fに移動可能に構成されており、アーム部材14に取付けられた圧縮ばね33によってプラテンローラ6の軸に嵌め込まれた玉軸受け32を介してヘッド位置調整部材12またはサーマルヘッド5に取付けられたプラテンローラ位置決め部材21に押し当てられて支持される。Lは、記録紙搬送方向F内におけるサーマルヘッド5の発熱素子位置を示す。
図4は実施の形態1に係るヘッド位置調整部材12の形状を示す側面図である。
ヘッド位置調整部材12のヘッド位置モードは、カム軸19の中心からの距離P1〜P6の6段階、各モード間のカム軸19の回転角の位相差は60度となるように構成されている。カム軸19の中心からの距離は、P1<P2<P3<P4<P5<P6の関係が成り立つ。
図5は、実施の形態1に係るヘッド位置調整部材12と、サーマルヘッド5とプラテンローラ6との接触する位置の説明図である。図5(a)は、ヘッド位置モードがP1のときの説明図である。図5(b)は、ヘッド位置モードがP6のときの説明図である。
記録紙搬送方向Fにおけるサーマルヘッド5に対するプラテンローラ6の位置は、アーム部材14に取付けられた圧縮ばね33によって、プラテンローラ6の軸に嵌め込まれた玉軸受け32のヘッド位置調整部材接触位置32aがヘッド位置調整部材12に押し当てられることによって決められる。なお、ヘッド位置調整部材12が無い場合は、玉軸受け32のヘッド位置調整部材接触位置32aはプラテンローラ位置決めプレート21に押し当てられることによって、記録紙搬送方向Fにおけるサーマルヘッド5の発熱素子位置Lに対するプラテンローラ6の位置が決められる。
ヘッド位置を調整する場合は、ヘッド位置調整部材12を回動させる。例えば、ヘッド位置調整部材12を回動させて、ヘッド位置モードをP6(>P1)に設定したときは、図5(b)に示すように玉軸受け32のヘッド位置調整部材接触位置32aは、図5(a)よりも(図において)下側に位置することになり、サーマルヘッド5の発熱素子位置Lに対してプラテンローラ6の接触する位置を、記録紙搬送方向F内において、図5(a)とは異なる位置に設定することができる。
カム軸19の端部には遮光板25が取付けられており、フォトセンサ30、31の出力値によって、プリンタ1はカム部材11のヘッド圧モードを検知することができる。フォトセンサ30、31の出力値は、遮光板25がフォトセンサ30、31に位置したときに「L」、遮光板25がフォトセンサ30、31に位置しないときに「H」となる。
図6は、実施の形態1に係るカム部材11のヘッド圧モードと遮光板25の位置関係を示す図である。図6(a)は、カム部材11のヘッド圧モードがモード1の場合の遮光板25の位置関係を示す図である。図6(b)は、カム部材11のヘッド圧モードがモード2の場合の遮光板25の位置関係を示す図である。図6(c)は、カム部材11のヘッド圧モードがモード3の場合の遮光板25の位置関係を示す図である。Xn(nはモード番号)は、カム部材11の中心からカム接触位置13aまでの距離を示し、X1<X2<X3の関係となっている。
ヘッド圧はカム部材11の中心からカム接触位置13aまでの距離Xnで決まり、Xnの値が大きいほど、カムフォロワ13の回動量が大きくなる、すなわち、引張りばね15の伸び量も大きくなり、プラテンローラ6のサーマルヘッド5に対して接触する圧力が増加する。本実施の形態1では、ヘッド圧の大きさは、モード3>モード2>モード1の順となる。なお、本実施の形態1では、カム部材11の各ヘッド圧モード初期位置において、ヘッド位置モードはP1に設定されるように構成されている。
図7は、実施の形態1に係るカム部材11のヘッド圧モードとセンサの真理値表を示す図である。フォトセンサ30の出力が「H」から「L」に切り替わり、かつ、フォトセンサ31の出力が「H」の場合、ヘッド圧モードはモード1の初期位置である。また、フォトセンサ30の出力が「L」、かつ、フォトセンサ31の出力が「H」の状態にある間、ヘッド圧モードはモード1である。フォトセンサ30の出力が「L」から「H」に切り替わり、かつ、フォトセンサ31の出力が「H」から「L」に切り替わった場合、ヘッド圧モードはモード3の初期位置である。
フォトセンサ30の出力が「H」、かつ、フォトセンサ31の出力が「L」の状態にある間、ヘッド圧モードはモード3である。フォトセンサ30の出力が「H」、かつ、フォトセンサ31の出力が「L」から「H」に切り替わった場合、ヘッド圧モードはモード2の初期位置である。フォトセンサ30の出力が「H」、かつ、フォトセンサ31の出力が「H」の状態にある間、ヘッド圧モードはモード2である。
次に動作について説明する。
図8は、実施の形態1に係るシステム構成を示すブロック図である。
図8において、101は無線タグ10からのインクシート種類情報を読取る無線タグ情報受信部、102は無線タグ情報受信部101で読取った情報からプリンタ1にセットされているインクシート種類を識別するメディア種類識別部、104はセンサ30、31の出力を検出するセンサ信号検出部、105はパルスモータ26を駆動するモータ駆動部、106はプリント濃度測定器201の動作を制御する濃度測定部、107は測定した濃度と所定の濃度を比較する濃度判定部であり、制御部103は無線タグ情報受信部101、メディア識別部102、センサ検出部104、モータ駆動部105、濃度測定部106、濃度判定部107の各動作を制御する。
図9は実施の形態1に係るヘッド圧調整とヘッド位置調整の処理を示すフローチャートである。ステップST1は無線タグ情報受信処理工程、ステップST2はメディア種類識別処理工程、ステップST3はヘッド圧モード・ヘッド位置モード設定処理工程、ステップST4はヘッド圧調整工程、ステップST5はヘッド位置調整工程、ステップST6はヘッド圧モード確認工程、ステップST7はテストパターンプリント工程、ステップST8はプリント濃度測定工程、ステップST9はプリント濃度判定工程である。
プリンタ1は、ステップST1より処理を開始する。ステップST1において、無線タグ情報受信部101は、無線タグ10からインクシート種類情報を読取り、ステップST2へ進む。ステップST2において、メディア種類識別部102は無線タグ情報受信部101よりインクシート種類情報を受け取り、プリンタ1にセットされたメディア種類情報を識別し、ステップST3へ進む。通常、インクシート3と記録紙2は対となってプリンタ1にセットされるので、インクシート3に適した種類の記録紙2がプリンタ1にセットされるものとする。メディア種類情報は無線タグ10から得られないが、メディア種類識別部102はインクシート種類情報からメディア種類情報を識別することができる。
ステップST3において、制御部103はメディア種類識別部102よりメディア種類情報を受け取り、使用メディアに適したヘッド圧モードとヘッド位置モードを選択し、ステップST4へ進む。ステップST4において、制御部103は、センサ検出部104の出力値に基づいてカム部材11のヘッド圧モードの現在の位置を検出し、検出したヘッド圧モードの位置が選択したヘッド圧モードの初期位置に来るように、モータ駆動部105に所定のパルスを送信し、パルスモータ26を駆動する。制御部103は、センサ検出部104の出力値に基づいてヘッド圧モードの位置が選択したヘッド圧モードの初期位置に来たことを確認し、ステップST5へ進む。
ステップST5において、制御部103は、ヘッド位置調整部材12がステップST3において選択したヘッド位置モードの位置となるように、モータ駆動部105に所定のパルスを送信し、パルスモータ26を駆動し、ステップST6へ進む。ステップST6において、制御部103は、センサ検出部104の出力値に基づいてヘッド圧モードが選択したヘッド圧モードと一致しているか否かを確認する。ここで、一致していると判定された場合は、ステップST7へ進み、一致していないと判定された場合は、プリンタ1は処理を終了し、ステップST1からやり直す。
ステップST7において、プリンタ1は、図示しないプリンタ内のメモリに格納されたテストパターンをプリントし、ステップST8へ進む。ステップST8において、濃度測定部106は、プリントされたテストパターンの印刷物の濃度を測定し、ステップST9へ進む。テストパターンの濃度の測定は、プリント濃度検出器201を用いて測定する。ステップST9において、濃度判定部107は、測定した濃度値がメディア種類に適した濃度値であるか否かを判定する。ここで、メディア種類に適した濃度値に満たない場合は、ヘッド位置がずれていると判断して、ステップST5に戻り、ヘッド位置の調整が行われる。測定した濃度値がメディア種類に適した濃度値を満たす場合は、動作を終了する。なお、濃度判定部107は、あらかじめメディア種類に適した濃度値をメディア種類と対応付けて保持しているものとする。
次に、ヘッド圧とヘッド位置の具体的な設定例について図10〜図12を用いて説明する。
図10は、実施の形態1に係るヘッド圧調整とヘッド位置調整を行う機構の動作を説明する図である。
図11は、実施の形態1に係るカム部材11とヘッド位置調整部材12のモードの変更による動作を示す図である。図11(a)は図10(a)、図11(b)は図10(b)と図10(c)、図11(c)は図10(d)と図10(e)の場合の、カム部材11とヘッド位置調整部材12のモードの変更による動作を示す図である。
図12は、実施の形態1に係る図11(a)、(b)、(c)におけるカム部材11のヘッド圧モードと回転角と、ヘッド位置調整部材12のヘッド位置モードと回転角度とを示す図である。図11(a)は、カム部材11のヘッド圧モードがモード1、回転角が0°、ヘッド位置調整部材12のヘッド位置モードがP1、回転角が0°であることを示している。図11(b)は、カム部材11のヘッド圧モードがモード3、回転角が120°、ヘッド位置調整部材12のヘッド位置モードがP1、回転角が720°であることを示している。図11(c)は、カム部材11のヘッド圧モードがモード3、回転角が30°、ヘッド位置調整部材12のヘッド位置モードがP3、回転角が180°であることを示している。
ここでは、ヘッド圧モードをモード1からモード3に変更し、最初のヘッド位置モードがP1となる場合について説明する。
まず、図10(a)に示すように、プリンタ1は図示しない駆動手段によってアーム部材14を回動し、プラテンローラ6をサーマルヘッド5から離れた位置に保持する。このとき、ヘッド圧モードはモード1、ヘッド位置モードはP1である。
次に、プリンタ1は図9に示すステップST1〜ST5の処理を行い、図11(b)に示すようにカム部材11を時計周りに120度回転させる。ギア駆動軸20から見たカム部材11とヘッド位置調整部材12の減速比は、1:6となるように設定されているので、ヘッド位置調整部材12の回転角は720度、ヘッド位置モードはP1となる。このとき、カム接触位置13aの位置は、図11(a)のモード1からdxだけ変化しており、その分、図10(b)におけるカムフォロワ13は固定軸18を中心に反時計回りに回動されるので引っ張りばね15のばね長がモード1よりも増加した状態となる。
ここで、プリンタ1は図示しない駆動手段によってアーム部材14の保持状態を解除すると、引っ張りばね15のばね力によって、アーム部材14が固定軸18を中心に回動し、図10(c)に示すようにプラテンローラ6はサーマルヘッド5に押し当てられる。このとき、サーマルヘッド5に対してプラテンローラ6の接触する圧力はモード1よりも強くなる。
続いて、プリンタ1は図9に示すST6〜ST9の処理を行ったあと、ヘッド圧モードはモード3のままで、ヘッド位置モードをP1からP3に変更する場合について説明する。
まず、図10(c)の状態から、図示しない駆動手段によってアーム部材14を回動し、図10(b)の状態に戻す。次に、ヘッド位置モードをP1からP3に変更するため、ヘッド位置調整部材12を時計回りに180度回転させると、図11(c)に示すようにヘッド位置調整部材接触位置32aがdfだけ変化するので、プラテンローラ6がサーマルヘッド5に対して接触する位置(ヘッド位置)をずらすことができる。
このとき、カム部材11の回転角は、ヘッド位置調整部材12の回転角180度の1/6の30度で、図11(c)に示すようにカム接触位置13aの位置に変化は無く、ヘッド圧はモード3のまま保持される。
したがって、本実施の形態1では、主走査方向に複数の発熱素子を保持するサーマルヘッド5と、サーマルヘッド5に対向して配置されたプラテンローラ6と、サーマルヘッド5とプラテンローラ6とが接触する圧力であるヘッド圧をN個のヘッド圧モードから設定するカム部材11と、被記録媒体搬送方向においてサーマルヘッド5がプラテンローラ6と接触する位置であるヘッド位置を複数のヘッド位置モードから設定するヘッド位置調整部材12と、カム部材11を駆動させる第1減速機構とヘッド位置調整部材12を駆動させる第2減速機構とを駆動するモータとを備え、第2減速機構の減速比と第1減速機構の減速比との比率を1:NもしくはNの整数倍としているので、1つの駆動源でヘッド圧とヘッド位置を同時に調整することが可能であると共に、ヘッド圧のモードを変更せずにヘッド位置の微調整を行うことができる。
また、ヘッド圧を調整するカムとヘッド位置を調整する回動部材を同一軸に構成したことにより、ヘッド圧調整機構とヘッド位置調整機構を安価に構成できると共に、省スペース化が可能となる。
なお、本実施の形態1では、ヘッド位置を調整する回動部材の形状を六角形としたため、ヘッド位置を調整するための接触位置の形状は直線状としたが、これに限定されることはなく、円弧状にしてもよい。
また、本実施の形態1では、ヘッド圧モードを3種類、ヘッド位置モードを6種類としたが、モード数はこれに限定されない。
また、本実施の形態1では、パルスモータ26からヘッド位置調整ギア12aまでの減速比と、パルスモータ26からカムギア11aまでの減速比の比率は、1:Kとなるように設定したが、K:1となるように設定してもよい。
また、本実施の形態1では、プリンタ内に濃度測定手段を備えた構成としたが、濃度測定手段をプリンタ内に設けず、光学濃度計を用いてテストパターンのプリント濃度を手動で測定し、測定結果を目視判断して、ヘッド位置を調整しても良い。この場合、ヘッド位置モードの設定は、プリンタに接続されたパーソナルコンピュータなどの外部機器やプリンタのオペレーションパネルから行うように構成すればよい。
また、本実施の形態1では、固定されたサーマルヘッドに対してプラテンローラを押し当てる場合の構成としたが、プラテンローラを固定して、サーマルヘッドを押し当てる機構としてもよい。この場合、実施の形態1におけるサーマルヘッドとプラテンローラの位置を入れ替えて構成すれば、同様の効果が得られる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、サーマルヘッド5に対するプラテンローラ6の接離動作を図示しない駆動手段により行っていたが、本実施の形態2では、カム部材11にサーマルヘッド5に対するプラテンローラ6の接離動作を行うモードを設けて、カム部材11の回転動作によってサーマルヘッド5に対するプラテンローラ6の接離動作を行う場合について説明する。
図13は、実施の形態2に係るカム部材11の形状を示す図である。図13(a)はカム部材11の正面図、(b)は右側面図、(c)は裏面図である。カム部材11にはM0〜M3の4つのモードが設けられており、それぞれの作用角は90度となっている。ここで、モードM0はサーマルヘッド5に対するプラテンローラ6の接離動作を行うモードである。
図14は、実施の形態2に係るヘッド圧調整機構とヘッド位置調整機構の主要構成部の側面図である。
図15は、実施の形態2に係るヘッド圧調整機構とヘッド位置調整機構の主要構成部を示す図である。図15は、図14を図において右側から見た図である。なお、カム部材11とヘッド位置調整部材12の駆動系は実施の形態1と同じであり、図14、図15では駆動系を略して記してある。
図16は、実施の形態2に係るサーマルヘッドとプラテンローラの接触状態を示す図である。
本実施の形態2の場合、カム部材11のヘッド圧モード数Nは4つ、ヘッド位置調整部材12のヘッド位置モード数Mは6つである。両者の最小公倍数は12であるので、ギア駆動軸20から見たカム部材11とヘッド位置調整部材12の減速比は、1:12となるように設定されている。
また、本実施の形態2では、図示しない検知手段により、サーマルヘッド5に対するプラテンローラ6の接離動作を行うモードM0の位置を検出することができるように構成されている。モードM1〜M3の位置は、パルスモータ26に与える駆動パルス数で管理するものとする。
11bはサーマルヘッド5に対するプラテンローラ6の接離動作を行うためのプラテン接離用カム部材であり、プラテン接離カム部材11bとアーム部材14は、接触位置14aで接触するように構成されている。
図14では、引っ張りばね15の引っ張り力により、固定軸18を中心に反時計周りに回転しようとするアーム部材14を、プラテン接離カム部材11bが止めている状態を示す。このとき、プラテンローラ6はサーマルヘッド5から離れた位置に保持される。
プラテンローラ6をサーマルヘッド5に当接させる場合は、カム部材11をカム軸19中心に時計回りに回転させて、プラテン接離カム部材11bをアーム部材14から離す。そうすると、引っ張りばね15の引っ張り力により、アーム部材14は固定軸18を中心に反時計周りに回転して、図16に示すようにプラテンローラ6はサーマルヘッドに当接する。
以降、ヘッド圧モードM1〜M3の設定及びヘッド位置モードの設定は、実施の形態1と同様である。
したがって、本実施の形態2では、カム部材11は、プラテンローラ6をサーマルヘッド5から離れた位置に保持するプラテン接離カム部11bを有し、N個のヘッド圧モードの他にプラテン接離カム部11bによりプラテンローラ6をサーマルヘッド5から離れた位置に保持するモードを設け、
第2減速機構の減速比と第1減速機構の減速比との比率を1:(N+1)もしくは(N+1)の整数倍としているので、サーマルヘッド5に対するプラテンローラ6の接離動作を行うための駆動手段が不要となる。従って、部品点数の削減が可能となり、装置コスト低減と装置の省スペース化を図ることができる。
実施の形態3.
上記実施の形態2では、カム部材11はカム軸19と同期回転するように構成されていたが、本実施の形態3では、カム部材11に一方向クラッチを取り付け、カム部材11がカム軸19の一方向の回転だけに同期回転する場合の構成について説明する。
図17は、実施の形態3に係るカム部材11とヘッド位置調整部材12を回動させるための駆動系構成を説明する図である。図17(a)はヘッド位置調整部材12の回動駆動系、図17(b)はカム部材11の回動駆動系である。図において202はカムギア22に嵌め合い形成された一方向クラッチであり、ヘッド圧モードはM1、ヘッド位置モードがP1の状態を示す。その他の構成は実施の形態1と同じである。
一方向クラッチ202は、ギア駆動軸20の回転に対して一方向のみ同期回転し、反対側の回転方向に対しては、ギア軸20に対して空転状態となる。本実施の形態3では、ギア駆動軸20が時計回りに回転する場合に、一方向クラッチ202も同期回転するように構成されており、一方向クラッチ202が嵌め込まれたカム駆動ギア22も時計回りに回転する。ギア軸20が反時計回りに回転する場合は、一方向クラッチ202はギア駆動軸20に対して空転するので、カム駆動ギア22に回転駆動力は伝達されない状態となる。
図18は、実施の形態3に係るヘッド圧調整の動作を説明する図である。図18(a)は、図17(a)の状態からパルスモータ26を駆動して、ギア軸20を時計回りに回転させた場合のヘッド位置調整部材12の回転動作を示す図である。図18(b)は、図17(b)の状態からパルスモータ26を駆動して、ギア軸20を時計回りに回転させた場合のカム部材11の回転動作を示す図である。
カム部材11を回転させるには、ギア駆動軸20を時計回りに回転させる。一方向クラッチ202はギア駆動軸と同期回転するので、カム駆動ギアが回転してアイドルギア23aを介してカム部材11が回転する。図18(b)では、カム部材11が時計回りに120°回転して、ヘッド圧モードがM1からM3に変更された状態を示す。
ヘッド位置調整部材回動ギア24は、ギア駆動軸20と同期回転するので、アイドルギア23bを介して、ヘッド位置調整部材12もカム軸19を中心に回動駆動される。図18(a)では、ヘッド位置調整部材12の回転角は720°となり、ヘッド位置モードはP1の状態を示す。
次に、図18の状態から、ヘッド圧モードは変更せずに、ヘッド位置モードのみを変更する場合について説明する。
図19は、実施の形態3に係るヘッド位置調整の動作を説明する図である。図19(a)は、図18(a)の状態からパルスモータ26を駆動して、ギア軸20を反時計回りに回転させた場合のヘッド位置調整部材12の回転動作を示す図である。図19(b)は、図18(b)の状態からパルスモータ26を駆動して、ギア軸20を反時計回りに回転させた場合のカム部材11の回転動作を示す図である。
パルスモータ26の回転方向を逆にし、ギア駆動軸20を反時計回りに回転させると、ヘッド位置調整部材回動ギア24は、ギア駆動軸20と同期回転するので、アイドルギア23bを介して、ヘッド位置調整部材12もカム軸19を中心に回動駆動される。図19(a)では、ヘッド位置調整部材12を180°回転させて、ヘッド位置モードをP1からP3に変更した状態を示している。このとき、一方向クラッチ202はギア駆動軸20に対して空転するので、カム駆動ギア22は回転しない。つまり、カム部材11も回転せずに、ヘッド圧モードはM3のまま維持される。図19(b)では、ヘッド圧モードはM3のまま維持される状態を示している。
したがって、本実施の形態3では、第1減速機構と第2減速機構のうちどちらか一方の減速機構は、一方向の回転に対してのみ駆動を伝達する機構を備えているので、ヘッド圧調整後に、ヘッド圧調整カムの回動位置を保持したまま、ヘッド位置調整を行えるようになるため、ヘッド位置調整動作中にヘッド圧モードがずれる心配が無い。
なお、本実施の形態3では、ギア駆動軸20から見たカム部材11とヘッド位置調整部材12の減速比を1:6としたが、本実施の形態3の構成では、ヘッド圧を調整するカム部材11とヘッド位置調整部材12の調整動作を非同期に行うことができるため、減速比は自由な値に設定することができる。
また、本実施の形態3では、ヘッド圧調整モードが3種類、ヘッド位置モードは6種類としているが、ヘッド圧調整カムの回動位置を保持したままヘッド位置調整を行うことができるため、それぞれの調整モードを増やすことが容易となり、より詳細な調整動作を行うことが可能となる。
1 プリンタ、2 記録紙(ロール紙)、3 インクシート、4a インクシート供給リール、4b インクシート巻取りリール、5 サーマルヘッド、6 プラテンローラ、7 グリップローラ、8 用紙切断機構、9 排紙ローラ、10 無線タグ、11 カム部材、11aカムギア、11b プラテン接離用カム部材、12 ヘッド位置調整部材、12aヘッド位置調整ギア、13 カムフォロワ、13aカム接触位置、14 アーム部材、14a 接触位置、15 引張りばね、16 ピン、17 ピン、18 固定軸、19 カム軸 、20 ギア駆動軸、21 プラテンローラ位置決め部材、22 カム駆動ギア、23aアイドルギア、23bアイドルギア、24 ヘッド位置調整部材回動ギア、25 遮光板、26 パルスモータ、27 モータープーリ、28 プーリ、29 ベルト、30 センサ、31 センサ、32 玉軸受け、32aヘッド位置調整部材接触位置、33 圧縮ばね、34 フレーム
101 無線タグ情報受送信部、102 メディア種類識別部、103 制御部、104 センサ信号検出部、105 パルスモータ駆動部、106 濃度測定部、107 濃度判定部
201 プリント濃度検出器、202 一方向クラッチ
L ヒータライン位置、F 記録紙搬送方向

Claims (5)

  1. 主走査方向に複数の発熱素子を保持するサーマルヘッドと、
    前記サーマルヘッドに対向して配置されたプラテンローラと、
    前記サーマルヘッドと前記プラテンローラとが接触する圧力であるヘッド圧をN(Nは自然数)個のヘッド圧モードから設定するカム部材と、
    被記録媒体搬送方向において前記サーマルヘッドが前記プラテンローラと接触する位置であるヘッド位置を複数のヘッド位置モードから設定するヘッド位置調整部材と、
    前記カム部材を駆動させる第1減速機構と前記ヘッド位置調整部材を駆動させる第2減速機構とを駆動するモータとを備え、
    前記第2減速機構の減速比と前記第1減速機構の減速比との比率を1:NもしくはNの整数倍とすることを特徴とする熱転写プリント装置。
  2. 前記カム部材は、前記プラテンローラを前記サーマルヘッドから離れた位置に保持するプラテン接離カム部を有し、N個のヘッド圧モードの他に前記プラテン接離カム部により前記プラテンローラを前記サーマルヘッドから離れた位置に保持するモードを設け、
    前記第2減速機構の減速比と前記第1減速機構の減速比との比率を1:(N+1)もしくは(N+1)の整数倍とすることを特徴とする請求項1に記載の熱転写プリント装置。
  3. 前記第1減速機構と前記第2減速機構のうち、どちらか一方の減速機構は、一方向の回転に対してのみ駆動を伝達する機構を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の熱転写プリンタ装置。
  4. 前記被記録媒体の種類を識別するメディア識別部と、
    前記被記録媒体の種類に基づいて前記ヘッド圧モードと前記ヘッド位置モードとを選択し、前記カム部材と前記ヘッド位置調整部材を駆動し、選択した前記ヘッド圧モードと前記ヘッド位置モードとを設定する制御部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至3記載の熱転写プリント装置。
  5. プリントされた印刷物の濃度を測定する濃度測定部と、
    前記濃度が前記被記録媒体に対応する濃度値を満たすか否かを判定する濃度判定部とを有し、
    前記濃度が前記濃度値を満たさない場合、前記制御部は、前記ヘッド位置調整部材を駆動させ、前記ヘッド位置を変更することを特徴とする請求項1乃至4記載の熱転写プリント装置。
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