JP2014075487A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】貫通電極を持つ半導体装置の電気的特性の変動を抑制または防止する。
【解決手段】ロジックチップLCを構成する半導体基板SSには、第1の面とその裏側の第2の面とを貫通する貫通電極TVAが形成されている。この貫通電極TVAは、Cuにより形成された主導体膜MMと、そのCuの拡散を防止するために主導体膜MMの外周を覆うように設けられたバリアメタルBMとで構成されている。そして、この貫通電極TVAが設けられた貫通孔THAの側面の半導体基板SS部分には、Cuや他の重金属元素を捕獲するゲッタリングサイトGSBが形成されている。これにより、バリアメタルBMにピンホール等が生じても、貫通電極TVAの主導体膜MMのCuを貫通孔THAの側面のゲッタリングサイトGSBで捕獲することができるので、Cuの拡散に起因する素子の電気的特性の変動を抑制または防止することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体装置およびその製造方法に関し、例えば、貫通電極を持つ半導体装置およびその製造方法に好適に利用できるものである。
貫通電極を持つ半導体装置については、例えば特許文献1に記載があり、半導体基板の主裏面間を貫通する貫通孔内に電極材料を埋め込むことにより構成した貫通電極の構造が開示されている。
特開2009−43779号公報
ところで、貫通電極の材料として銅(Cu)等のような重金属を使用する場合があるが、Cuは半導体基板中に拡散し易い汚染元素であるため、貫通電極の材料としてCuを含む場合、Cuの拡散を防止するために貫通電極の外周にバリアメタルを設けている。
しかし、貫通孔内の凹凸部や貫通孔と半導体基板の主裏面との境界部ではバリアメタルにピンホールが発生し易いため、半導体装置の動作に因る温度上昇に伴い、貫通電極のCuがバリアメタルの小さなピンホールを通じて周囲に熱拡散し、半導体基板に形成された素子の電気的特性を変動させてしまうという問題がある。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
一実施の形態によれば、半導体基板の第1の面とその裏側の第2の面との間を貫通する貫通電極が設けられた孔の側面にゲッタリングサイトを設けたものである。
また、一実施の形態によれば、半導体基板の第1の面とその裏側の第2の面とを貫通する貫通電極が設けられる孔の側面にゲッタリングサイトを形成する工程を有するものである。
一実施の形態によれば、貫通電極を持つ半導体装置の電気的特性の変動を抑制または防止することができる。
一実施の形態の半導体装置を用いてシステムを構築した三次元積層LSIモジュールの一例の断面図である。 図1の三次元積層LSIモジュールを構成する半導体装置の要部拡大断面図である。 貫通電極の外周にゲッタリグサイトを設けていない半導体装置において貫通電極のバリアメタルにピンホールが生じた場合を示す半導体基板の要部断面図である。 図2の半導体装置において貫通電極のバリアメタルにピンホールが生じた場合を示す半導体基板の要部断面図である。 図2の半導体装置の製造工程中の半導体基板の要部断面図である。 図5に続く半導体装置の製造工程中の半導体基板の要部断面図である。 図6に続く半導体装置の製造工程中の半導体基板の要部断面図である。 図7に続く半導体装置の製造工程中の半導体基板の要部断面図である。 図8に続く半導体装置の製造工程中の半導体基板の要部断面図である。 図9の半導体装置の製造工程の半導体基板の要部平面図である。 図10に続く半導体装置の製造工程中の半導体基板の要部断面図である。 図11に続く半導体装置の製造工程中の半導体基板の要部断面図である。 図1の三次元積層LSIモジュールを構成する一実施の形態の半導体装置の要部拡大断面図である。 図13の半導体装置の製造工程中の半導体基板の要部断面図である。 図14に続く半導体装置の製造工程中の半導体基板の要部断面図である。 図15に続く半導体装置の製造工程中の半導体基板の要部断面図である。 図16に続く半導体装置の製造工程中の半導体基板の要部断面図である。 図17に続く半導体装置の製造工程中の半導体基板の要部断面図である。 図18に続く半導体装置の製造工程中の半導体基板の要部断面図である。 図19に続く半導体装置の製造工程中の半導体基板の要部断面図である。 図20に続く半導体装置の製造工程中の半導体基板の要部断面図である。 ビアラスト法において貫通孔内の側面のゲッタリングサイトを陽極酸化処理で形成した場合の半導体装置の要部拡大断面図である。 ビアミドル法において貫通孔内の側面のゲッタリングサイトを陽極酸化処理で形成した場合の半導体装置の要部拡大断面図である。 貫通孔内にゲッタリングサイトを形成する際に用いる陽極酸化装置の構成例の説明図である。
以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらはお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でもよい。さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。
以下、実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、以下の実施の形態では、特に必要なとき以外は同一または同様な部分の説明を原則として繰り返さない。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1の半導体装置を用いてシステムを構築した三次元積層LSI(Large Scale Integration)モジュールMLの一例の断面図である。
三次元積層LSIモジュールMLは、配線基板LSと、その上に実装されたロジックチップ(半導体装置)LCと、その上に実装されたインターポーザSPと、さらにその上に実装されたメモリチップMCとを備えている。
最下層の配線基板LSは、例えば平面四角形の薄板状に形成されており、その厚さ方向に交差する第1の面とその裏側の第2の面とを有している。配線基板LSの絶縁基材は、例えばガラスエポキシ樹脂やポリイミド樹脂のような樹脂により形成されている。また、配線基板LSの配線は、例えば銅(Cu)により形成されている。
配線基板LSの第1の面および第2の面には複数のバンプ電極BA,BBが形成されている。バンプ電極BA,BBは、配線基板LSの内部に形成された配線を通じて互いに電気的に接続されている。
この配線基板LS上に実装されたロジックチップLCは、論理回路が形成された半導体チップである。このロジックチップLCは、例えば平面四角形の薄板状に形成されており、その厚さ方向に交差する第1の面とその裏側の第2の面とを有している。ロジックチップLCの半導体基板は、例えばシリコン(Si)により形成されている。
ロジックチップLCは、その第1の面(図1の下面)を配線基板LSの第2の面(図1の上面)に対向させた状態で実装されている。そのロジックチップLCの第1の面の裏側の第2の面には、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)等のような複数の素子と、これらを電気的に接続して論理回路を構成する配線とが形成されている。
また、ロジックチップLCには、その第1の面と第2の面とを貫通する複数の貫通電極TVAが形成されている。この貫通電極TVAは、ロジックチップLCの第1の面においてバンプ電極BBを通じて配線基板LSと電気的に接続され、ロジックチップLCの第2の面においてバンプ電極BCを通じてインターポーザSPと電気的に接続されている。
なお、貫通電極TVAは、信号や電源を流すための配線として使用される場合の他、ロジックチップLCと配線基板LSまたはインターポーザSPとを機械的に接合するために使用される場合やロジックチップLCで動作中に生じた熱を逃がすために使用される場合もある。
このロジックチップLC上に実装されたインターポーザSPは、ロジックチップLCとメモリチップMCとを電気的に接続する中継部材である。このインターポーザSPは、例えば平面四角形の薄板状に形成されており、その厚さ方向に交差する第1の面とその裏側の第2の面とを有している。インターポーザSPの半導体基板は、例えばSiにより形成されている。
また、インターポーザSPには、その第1の面と第2の面とを貫通する複数の貫通電極TVBが形成されている。この貫通電極TVBは、インターポーザSPの第1の面(図1の下面)においてバンプ電極BCを通じてロジックチップLCと電気的に接続され、インターポーザSPの第2の面(図1の上面)においてバンプ電極BDを通じてメモリチップMCと電気的に接続されている。
このインターポーザSPには、素子および回路は形成されていないが、それに限定されるものではなく、素子や回路を形成しても良い。なお、貫通電極TVBは、信号や電源を流すための配線として使用される場合の他、インターポーザSPとロジックチップLCまたはメモリチップMCとを機械的に接合するために使用される場合やロジックチップLCやメモリチップMCで動作中に生じた熱を逃がすために使用される場合もある。
このインターポーザSP上に実装されたメモリチップMCは、例えばSRAM(Static Random Access Memory)のようなメモリ回路が形成された半導体チップである。メモリチップMCは、例えば平面四角形の薄板状に形成されており、その厚さ方向に交差する第1の面とその裏側の第2の面とを有している。メモリチップMCの半導体基板は、例えばSiにより形成されている。
メモリチップMCの第1の面には、MOSFET等のような複数の素子と、これらを電気的に接続してメモリ回路を構成する配線とが形成されている。メモリチップMCは、素子等が形成された第1の面(図1の下面)をインターポーザSPの第2の面(図1の上面)に対向させた状態で実装されており、バンプ電極BDを通じてインターポーザSPと電気的に接続されている。
次に、図2は、図1の三次元積層LSIモジュールMLを構成するロジックチップLCの要部拡大断面図である。
ロジックチップLCを構成する半導体基板SSは、例えばSi単結晶により形成されている。半導体基板SSの厚さは、例えば30μm程度である。
この半導体基板SSには、その第1の面(図2の下面側)側から第2の面(図2の上面側)に向かって順に、外部ゲッタリング層EGと、内部ゲッタリング層IGと、素子形成層DZとが形成されている。
外部ゲッタリング層EGは、半導体基板SSの素子が形成されていない第1の面(図2の下面)において重金属元素を捕獲するためのゲッタリング層である。ここでは、外部ゲッタリング層EGとして、半導体基板SSの第1の面に絶縁膜Gtiを成膜した場合と、ゲッタリングサイトGSAを形成した場合とが例示されている。
絶縁膜Gtiは、例えば窒化シリコン(SiN)や酸化シリコン(SiO)により形成されている。絶縁膜Gtiに代えて多結晶Si膜を成膜しても良い。
ゲッタリングサイトGSAは、例えば半導体基板SSの第1の面の全面にレーザアニール処理または機械的加工を施すことで、半導体基板SSの第1の面に結晶欠陥を生じさせることで形成されている。
このような外部ゲッタリング層EGを設けたことにより、半導体基板SSの素子の形成されていない第1の面(図2の下面)側でCuや他の重金属元素を捕獲し固定することができる。
内部ゲッタリング層IGは、半導体基板SSの内部において重金属元素を捕獲するためのゲッタリング層である。この内部ゲッタリング層IGには、半導体基板SS中の酸素の析出に伴って生じた複数の微小欠陥BMD(黒丸で表示)が分散された状態で形成されている。
この微小欠陥BMDは、酸化シリコンの析出物や積層欠陥等により形成されている。この微小欠陥BMDにより、半導体基板SSの素子が形成されていない内部でCuや他の重金属元素を捕獲し固定することができる。
素子形成層DZは、いわゆる無欠陥層と呼ばれている層であり、半導体基板SSの第2の面(図2の上面)から予め定められた深さにわたって形成されている。
この素子形成層DZには、上記したMOSFETQ等のような素子が複数形成されている。MOSFETQは、ソース、ドレイン用の半導体領域SD,SDと、ゲート絶縁膜Giと、ゲート電極GPとを有している。
このような素子形成層DZ上には、配線層WLが形成されている。配線層WLには、MOSFETQ等の素子を覆う絶縁膜iFA,iFBと、MOSFET等の素子の電極を外部に引き出すプラグPA,PBおよび配線WAと、上記バンプ電極BCとが形成されている。
絶縁膜iFA,iFBは、例えば酸化シリコンにより形成されており、半導体基板SSの第2の面上に下層から順に積層されている。下層の絶縁膜iFA上には配線WAが形成されている。この配線WAは、例えばチタンまたは窒化チタン等のような下地導体膜上にアルミニウム(Al)のような主導体膜が積層されることで形成されている。
また、配線WAは、絶縁膜iFAに穿孔されたコンタクトホール内のプラグPAを通じてソース、ドレイン用の半導体領域SDと電気的に接続されている。プラグPAは、例えばチタン(Ti)または窒化チタン(TiN)等のような下地導体膜上にタングステン(W)のような主導体膜が積層されることで形成されている。
このような配線WAは、絶縁膜iFBにより覆われている。この絶縁膜iFB上には、上記したバンプ電極BCが形成されている。バンプ電極BCは、絶縁膜iFBに穿孔されたコンタクトホール内のプラグPBを通じて配線WAと電気的に接続されている。プラグPBの構成は、例えばプラグPAと同じである。
このような半導体基板SSおよび絶縁膜iFA,iFBには、それらの厚さ方向に向かって延びる複数の貫通孔THAが半導体基板SSの第1の面および第2の面内に分散されて形成されている。
貫通孔THAは、例えば半導体基板SSの第1の面(図2の下面)から第2の面(図2の上面)に向かって縮径するような円錐形状に形成されており、その側面には傾斜が形成されている。なお、貫通孔THAの大径側の直径は、例えば10μm程度である。
この各貫通孔THA内には、上記した貫通電極TVAが形成されている。貫通電極TVAは、主導体膜MMと、その外周(貫通孔THAの側面および底面)を覆うバリアメタルBMとで構成されている。主導体膜MMは、例えばCuにより形成されている。この主導体膜MMの一部により上記バンプ電極BBが形成されている。また、バリアメタルBMは、例えばTiN、窒化タンタル(TaN)またはチタンタングステン(TiW)により形成されている。
この貫通孔THA内の貫通電極TVAの外周には、絶縁膜iFCが形成されている。絶縁膜iFCは、例えば酸化シリコンにより形成されている。これにより、貫通電極TVAと半導体基板SSとの電気的な分離(絶縁)がなされている。
さらに、本実施の形態1においては、貫通孔THAの側面において絶縁膜iFCの外周の半導体基板SS部分の全域に、Cuや他の重金属元素を捕獲するゲッタリングサイトGSBが形成されている。ここでは、ゲッタリングサイトGSBは、例えば結晶中に欠陥(スリップ:転位の束)が形成されており、その欠陥を含む領域は半導体基板SSの第1の面の上記ゲッタリングサイトGSAと繋がるように形成されている。
ここで、図3は、貫通電極TVAの外周にゲッタリグサイトを設けていない半導体装置において貫通電極TVAのバリアメタルBMにピンホールPHが生じた場合を示す半導体基板SSの要部断面図である。また、図4は、本実施の形態1の半導体装置において貫通電極TVAのバリアメタルBMにピンホールPHが生じた場合を示す半導体基板SSの要部断面図である。
図3の破線で囲む領域に示すように、貫通孔THA内にゲッタリングサイトが無い場合、バリアメタルBMにピンホールPHが生じると、半導体装置の動作時に発生した熱等に因り貫通電極TVA中のCuが、ピンホールPHを通じて半導体基板SS中に拡散してしまう。これにより、MOSFETQ等の電気的特性が変動してしまう。
これに対して図4の破線で囲む領域に示すように、本実施の形態1の場合、貫通電極TVAのバリアメタルBMにピンホールPHが生じても、貫通電極TVAのCuや他の重金属元素が貫通電極TVAの外周のゲッタリングサイトGSBで捕獲され固定される。したがって、MOSFETQ等の素子の電気的特性の変動を抑制または防止することができる。ただし、ゲッタリングサイトGSBを、貫通孔THAの側面(半導体基板SS部分)の一部に形成しても良い。この場合でも重金属元素の移動を抑制または防止することができる。
次に、本実施の形態1のロジックチップLCの製造方法の一例について図5〜図12を参照しながら説明する。なお、図5〜図9、図11、図12はロジックチップLCの製造工程中の半導体基板SSの要部断面図、図10は図9の段階のロジックチップLCの製造工程の半導体基板SSの要部平面図である。また、ここでは、例えば半導体装置の配線形成工程が終了した後に貫通電極を形成する、いわゆるビアラスト法を適用した場合について説明する。
まず、図5に示すように、例えばp型またはn型のSi単結晶により形成された半導体基板SSを用意する。この段階の半導体基板SSの厚さは、ロジックチップLCの半導体基板SSの厚さよりも厚く、例えば775μm程度である。
この半導体基板SSの第2の面(図5の上面)には、MOSFETQ等のような素子が形成されている。また、半導体基板SSには、内部ゲッタリング層IGおよび素子形成層DZが形成されている。さらに、半導体基板SSの第2の面上には、絶縁膜iFA,iFB、プラグPA,PB、配線WAおよびバンプ電極BCを含む配線層WLが形成されている。
続いて、図6に示すように、半導体基板SSの素子形成面(第2の面)を、ガラス基板GSSの主面に向けた状態で、それらの間に介在された接着層JLにより半導体基板SSをガラス基板GSSに固定する。
この状態で、半導体基板SSの第1の面を化学機械研磨(Chemical Mechanical Polishing:CMP)法や他の研磨法あるいはそれらの組み合わせにより研磨する。これにより、図7に示すように、半導体基板SSの厚さを図5の段階よりも薄くする。この段階の半導体基板SSの厚さは、例えば30μm程度である。
半導体基板SSを薄くする他の方法として、例えば半導体基板SSの第1の面側を予め決められた厚さ分だけエッチング処理により除去した後、残りの部分を上記した研磨法により研磨することで除去しても良い。
次いで、図8に示すように、半導体基板SSの第1の面上に、貫通孔形成領域を除く領域が覆われるようなレジスト膜RLを形成した後、そのレジスト膜RLをエッチングマスクとして、半導体基板SSおよび絶縁膜iFA,iFBに貫通孔THAを形成する。貫通孔THAは、例えば半導体基板SSの第1の面(図8の上面)から第2の面(図8の下面)に向かって縮径するような円錐形状に形成されており、その側面には傾斜が形成されている。なお、貫通孔THAの大径側の直径は、例えば10μm程度である。
続いて、レジスト膜RLを除去した後、図9および図10に示すように、半導体基板SSの第1の面および貫通孔THAの側面に対してレーザ光LLを走査しながら照射してアニール処理を施す。これにより、レーザ光LLを照射した半導体基板SSの第1の面および貫通孔THAの側面の半導体基板SS部分(Siの(111)面)に圧縮応力を生じさせ、その半導体基板SS部分に結晶欠陥を生じさせることでゲッタリングサイトGSA,GSBを形成する。
レーザ光LLには、例えば波長が527nmの固体レーザを使用した。レーザ光LLの幅(レーザ光LLの走査方向に水平な方向の長さ)は、例えば60μm程度、長さ(レーザ光LLの走査方向に対して垂直な方向の長さ)は、例えば500μm程度である。
レーザ光LLの照射面は、瞬間的に1000℃〜1400℃の高温になるが、深さ方向に急峻な温度分布を持つためレーザ光LLを照射した第1の面とは反対側の素子が形成された第2の面では、素子や配線に影響の無い200℃以下に設定することができる。
また、貫通孔THAの側面にレーザ光LLの照射方向に向かって縮径するような傾斜が形成されていることにより、レーザ光LLを貫通孔THAの側面全域に良好に照射することができるので、その照射によるゲッタリングサイトGSB(欠陥層)の形成上の効果を向上させることができる。
また、ここでは、平面帯状のレーザ光LLを半導体基板SSの第1の面に沿って走査して複数の貫通孔THAの側面に対してまとめて照射できるので、レーザ光LLの照射処理にかかる時間を短縮することができる。
また、半導体基板SSの第1面のゲッタリングサイトGSAと貫通孔THAの側面のゲッタリングサイトGSBとを同工程で形成することができるので、各々のゲッタリングサイトGSA,GSBとを別工程で形成する場合に比べて、ゲッタリングサイトGSA,GSBの形成処理時間を短縮することができる。
次いで、図11に示すように、半導体基板SSの第1の面および貫通孔THAの側面に熱酸化処理等により絶縁膜iFCを形成した後、半導体基板SSの第1の面、貫通孔THAの側面および底面に、例えばTiN、窒化タンタル(TaN)またはチタンタングステン(TiW)等のようなバリアメタルBMをスパッタリング法等により被着する。
続いて、図12に示すように、バリアメタルBMおよび絶縁膜iFCをエッチング処理によりパターニングした後、貫通孔THA内に、例えばCu等のような主導体膜MMをメッキ法等により埋め込むことにより貫通電極TVAを形成する。この時、主導体膜MMによりバンプ電極BBを形成する。
その後、半導体基板SSをガラス基板GSSから剥離し、通常の半導体装置の製造工程を経て、図2に示したロジックチップLCを製造する。
(実施の形態2)
図13は、図1の三次元積層LSIモジュールMLを構成する本実施の形態2のロジックチップLCの要部拡大断面図である。
本実施の形態2においては、貫通孔THAが半導体基板SSの第2の面(図13の上面)上の絶縁膜iFAの上面から半導体基板SSの第1の面(図13の下面)に向かって縮径するような円錐形状に形成されており、その側面には傾斜が形成されている。
この貫通孔THA内には、上記した貫通電極TVAが形成されている。貫通電極TVAは、例えば、Cu等により形成された主導体膜MMと、その側面を覆うTiN、TaNまたはTiW等により形成されたバリアメタルBMとで構成されている。
この貫通電極TVAの外周には、絶縁膜iFCが形成されており、前記実施の形態1と同様に貫通電極TVAと半導体基板SSとの電気的分離がなされている。また、半導体基板SSの第1の面(図13の下面)の貫通電極TVAの下部に、例えばCu等により形成されたバンプ電極BBが接合されている。なお、ここでは絶縁膜iFAが、絶縁膜iFA1,iFA2の積層膜により形成されている。絶縁膜iFA1,iFA2は、いずれも酸化シリコンにより形成されている。
さらに、本実施の形態2においても、貫通孔THAの側面において絶縁膜iFCの外周の半導体基板SSの全域に、Cuや他の重金属元素を捕獲するゲッタリングサイトGSBが形成されている。このため、本実施の形態2においても、貫通電極TVAのバリアメタルBMにピンホールが生じても、貫通電極TVA中のCuや他の重金属元素がゲッタリングサイトGSBで捕獲され固定されるので、MOSFETQ等の素子の電気的特性の変動を抑制または防止することができる。ただし、ゲッタリングサイトGSBを、貫通孔THAの側面(半導体基板SS部分)の一部に形成しても良い。この場合でも重金属元素の移動を抑制または防止することができる。
次に、本実施の形態2のロジックチップLCの製造方法の一例について図14〜図21を参照しながら説明する。なお、図14〜図21はロジックチップLCの製造工程中の半導体基板SSの要部断面図である。ここでは、例えば半導体装置の回路形成工程が終了した後、回路間の配線接続が行われる前に貫通電極を形成する、いわゆるビアミドル法を適用した場合について説明する。
まず、図14に示すように、例えばp型またはn型のSi単結晶により形成された半導体基板SSを用意する。この段階の半導体基板SSの厚さは、図13のロジックチップLCの半導体基板SSの厚さよりも厚く、例えば775μm程度である。
この半導体基板SSの第2の面(図14の上面)には、MOSFETQ等のような素子および絶縁膜iFA1が形成されているが、配線層WLは形成されていない。
続いて、図15に示すように、半導体基板SSの素子が形成された第2の面(図15の上面)上に、貫通孔形成領域を除く領域が覆われるようなレジスト膜RLを形成した後、そのレジスト膜RLをエッチングマスクとして、半導体基板SSおよび絶縁膜iFA1に貫通孔THAを形成する。
ここでの貫通孔THAは、例えば半導体基板SSの第2の面(図15の上面)から第1の面(図15の下面)に向かって縮径するような円錐形状に形成されており、その側面には傾斜が形成されている。なお、貫通孔THAの大径側の直径は、例えば10μm程度である。
その後、レジスト膜RLを除去した後、図16に示すように、半導体基板SSの第2の面の貫通孔THAの側面に対してレーザ光LLを照射してアニール処理を施す。これにより、貫通孔THAの側面の半導体基板SS部分に圧縮応力を生じさせ、その半導体基板SS部分に結晶欠陥を生じさせることでゲッタリングサイトGSBを形成する。
レーザ光LLには、前記実施の形態1と同様に、例えば波長が527nmの固体レーザを使用したが、ここでは、上記のようにレーザ光を走査せず、貫通孔THA部分に短時間スポット照射する。
この場合も、貫通孔THAの側面に、レーザ光LLの照射方向に向かって縮径するような傾斜が形成されていることにより、レーザ光LLを貫通孔THAの側面全域に良好に照射することができるので、その照射によるゲッタリングサイトGSB(欠陥層)の形成上の効果を向上させることができる。
次いで、図17に示すように、貫通孔THAの側面に熱酸化処理等により絶縁膜iFCを形成した後、半導体基板SSの第2の面上に、例えばTiN、窒化タンタル(TaN)またはチタンタングステン(TiW)等のようなバリアメタルBMをスパッタリング法等により被着する。
続いて、そのバリアメタルBMをエッチングすることにより、図18に示すように、貫通孔THAの側面および底面にバリアメタルBMを形成した後、その貫通孔THA内に、例えばCu等のような主導体膜MMをメッキ法等により埋め込む。これにより、貫通孔THA内に貫通電極TVAを形成する。
その後、絶縁膜iFA1および貫通電極TVAの上面を覆うように絶縁膜iFA2を堆積した後、図19に示すように、プラグPAおよび配線WAを形成する。さらに、その後、絶縁膜iFBを堆積した後、プラグPBおよびバンプ電極BCを形成して配線層WLを形成する。
次いで、図20に示すように、半導体基板SSの第2の面をガラス基板GSSの主面に向けた状態で、それらの間に介在された接着層JLにより半導体基板SSをガラス基板GSSに固定する。この状態で、半導体基板SSの第1の面を、貫通電極TVAの主導体膜MMが露出されるまで、CMP法や他の研磨法あるいはそれらの組み合わせにより研磨する。これにより、図21に示すように、半導体基板SSの厚さを図20の段階よりも薄くする。この段階の半導体基板SSの厚さは、例えば30μm程度である。
半導体基板SSを薄くする他の方法として、例えば半導体基板SSの第1の面側を予め決められた厚さ分だけエッチング処理により除去した後、残りの部分を上記した研磨法により研磨して除去しても良い。
続いて、半導体基板SSの第1の面の貫通電極TVAの露出部分に、例えばCuにより形成されたバンプ電極BBをメッキ法等により形成した後、半導体基板SSをガラス基板GSSから剥離し、通常の半導体装置の製造工程を経て、図13に示したロジックチップLCを製造する。
(実施の形態3)
本実施の形態3では、貫通電極の貫通孔の側面のゲッタリングサイトを陽極酸化法により形成する場合について説明する。
図22は、ビアラスト法において貫通孔THAの側面のゲッタリングサイトGSBを陽極酸化法で形成した場合のロジックチップLCの要部拡大断面図である。また、図23は、ビアミドル法において貫通孔THAの側面のゲッタリングサイトGSBを陽極酸化法で形成した場合のロジックチップLCの要部断面図である。
いずれの場合も貫通電極TVAが形成された貫通孔THAの側面のゲッタリングサイトGSBは、陽極酸化法による多孔質層(ポーラスシリコン層)により形成されている。陽極酸化法の場合、貫通孔THAの側面にゲッタリングサイトGSBを均一になるように形成することができるので、ゲッタリング能力を向上させることができる。
また、いずれの場合も貫通孔THAの側面に傾斜が形成されておらず、貫通孔THAの側面が半導体基板SSの第1の面および第2の面に対してほぼ垂直になるように形成されている。これにより、貫通孔THAを微細にすることができるので、半導体基板SSに形成される素子の集積度を向上させることができる。なお、陽極酸化法でゲッタリングサイトGSBを形成する場合でも貫通孔THAの側面に傾斜を形成しても良い。
これら以外の構成は、前記実施の形態1,2と同じなので説明を省略する。
次に、図24は、上記ゲッタリングサイトGSBの形成に用いる陽極酸化装置AXの構成例の説明図である。
陽極酸化装置AXを構成する電気分解槽EDT内には、下部基体UBSと容器体CBとが互いに対向するように支持体SBを介して結合された状態で設置されている。
下部基体上UBS上には、陽極電極AEが設置されている。陽極電極AEは電源(図示せず)に電気的に接続されており正(+)の電圧が印加される。一方、容器体CBには、その上下面を貫通する開口部AHが形成されている。開口部AH内には、電極NEが設置されている。電極NEは電源に電気的に接続されており負(−)の電圧が印加される。
陽極酸化処理に際して半導体基板SSは、その被処理面で容器体CBの下面側の開口部AHを塞いだ状態で、かつ、半導体基板SSの非処理面を陽極電極AEに電気的に接続させた状態で陽極電極AE上に載置される。この時、容器体CBの開口部AHの内壁面と半導体基板SSの被処理面とで囲まれた反応槽内に陽極酸化用の溶液ASを注入した状態で陽極電極AEと電極NEとの間に電圧を印加する。これにより、溶液ASが接する半導体基板SSに陽極酸化処理が施され、多孔質層が形成されるようになっている。
このような陽極酸化装置AXを用いて上記ゲッタリングサイトGSBを形成するには、例えば次のようにする。
まず、図22のロジックチップLCの貫通孔THA内にゲッタリングサイトGSBを形成するには、前記実施の形態1の図9の工程で半導体基板SSの素子形成面(第2の面)を保護した状態で、半導体基板SSの第1の面(貫通孔THA内の半導体基板SS部分を含む)に対し、レーザ光に代えて陽極酸化装置AXを用いて陽極酸化処理を施せば良い。
次に、図23のロジックチップLCの貫通孔THA内にゲッタリングサイトGSBを形成するには、前記実施の形態2の図15の工程で、貫通孔THAを開口した後、レジスト膜RLを残したまま、半導体基板SSの第2の面(貫通孔THA内の半導体基板SS部分)に対し、陽極酸化装置AXを用いて陽極酸化処理を施せば良い。
いずれの場合も陽極酸化処理では、半導体基板SSの被処理面に溶液ASとして、例えばフッ酸とエタノール混合液(HF+COH)を接触させて行う。ゲッタリングサイトGSBを構成する多孔質層の開口率や層厚は、陽極酸化装置AXでの電流密度および溶液濃度の調整や半導体基板SSの被処理面側の不純物密度の調整により制御する。
半導体基板SSの被処理面は、その被処理面から内部に向かって数nm程度の微細な空孔が形成されてスポンジ状の構造になる。ただし、半導体基板SSの被処理面の状態は、シリコンエピタキシャル成長が可能な程度に密であり、その被処理面上に次工程で形成される膜の質に影響は生じない。
以上、本発明者によってなされた発明をその実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば貫通電極形成用の貫通孔内のゲッタリングサイトの形成方法は、上記したものに限定されるものではなく、例えば、貫通電極形成用の貫通孔内の半導体基板部分にホウ素(B)や炭素(C)等のような不純物イオンをイオン注入することで貫通孔内の半導体基板部分にゲッタリングサイトを形成しても良い。この場合、貫通孔の側面に傾斜を設ける、不純物イオンを半導体基板の被処理面に対して斜めの方向からイオン注入する、あるいはそれらを組み合わせることが好ましい。
また、前記実施の形態では、ロジックチップに適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えばセンサやマイクロ電子機械(Micro Electro Mechanical Systems:MEMS)等、貫通電極を備える他の半導体装置にも適用できる。
また、図1に示した素子が形成されていないインターポーザSP等のような配線基板において貫通電極TVBの貫通孔の側面の半導体基板部分にゲッタリングサイトを設けても良い。これにより、素子が形成されていないインターポーザSPで重金属元素を捕獲し固定することができる。特に、図1の場合、ロジックチップLCとメモリチップMCとの間にインターポーザSPが介在されているので、インターポーザSPにより一方のチップから他方のチップへの重金属元素の拡散(移動)を抑制または防止することができる。したがって、三次元積層LSIモジュールMLの信頼性を向上させることができる。
ML 三次元積層LSIモジュール
LS 配線基板
LC ロジックチップ
SS 半導体基板
EG 外部ゲッタリング層
Gti 絶縁膜
GSA ゲッタリングサイト
GSB ゲッタリングサイト
IG 内部ゲッタリング層
BMD 微小欠陥
DZ 素子形成層
Q MOSFET
SD 半導体領域
Gi ゲート絶縁膜
GP ゲート電極
iFA,iFB 絶縁膜
WL 配線層
WA 配線
PA,PB プラグ
SP インターポーザ
MC メモリチップ
BA,BB,BC,BD バンプ電極
THA 貫通孔
TVA,TVB 貫通電極
BM バリアメタル
MM 主導体膜
iFC 絶縁膜
AX 陽極酸化装置

Claims (12)

  1. 第1の面およびその裏側の第2の面を有する半導体基板と、
    前記半導体基板の第1の面と第2の面とを貫通する孔内に設けられた貫通電極と、
    前記孔の側面の一部または全部に設けられたゲッタリングサイトと、
    を有する半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置において、前記孔の側面に傾斜を設けた半導体装置。
  3. 請求項1記載の半導体装置において、前記ゲッタリングサイトは、結晶欠陥層または多孔質層により形成されている半導体装置。
  4. 請求項1記載の半導体装置において、前記貫通電極の材料が銅を含む半導体装置。
  5. 請求項1記載の半導体装置において、前記半導体基板に素子を設けた半導体装置。
  6. 第1の面およびその裏側の第2の面を有する半導体基板に厚さ方向に延びる孔を形成する工程と、
    前記孔の側面の一部または全部にゲッタリングサイトを形成する工程と、
    前記孔内に貫通電極を形成する工程と、
    を有する半導体装置の製造方法。
  7. 請求項6記載の半導体装置の製造方法において、前記孔の側面に傾斜を形成する半導体装置の製造方法。
  8. 請求項6記載の半導体装置の製造方法において、前記ゲッタリングサイトを結晶欠陥層または多孔質層により形成する半導体装置の製造方法。
  9. 請求項6記載の半導体装置の製造方法において、前記ゲッタリングサイトを前記孔の側面にレーザを照射することにより形成する半導体装置の製造方法。
  10. 請求項6記載の半導体装置の製造方法において、前記ゲッタリングサイトを前記孔の側面に陽極酸化処理を施すことにより形成する半導体装置の製造方法。
  11. 請求項6記載の半導体装置の製造方法において、前記貫通電極の材料が銅を含む半導体装置の製造方法。
  12. 請求項6記載の半導体装置の製造方法において、前記半導体基板に素子を形成する工程を有する半導体装置の製造方法。
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