JP2014075429A - 発光装置および発光装置へのヒートシンク取付方法 - Google Patents

発光装置および発光装置へのヒートシンク取付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基板の放熱性を均一化できる発光装置および発光装置へのヒートシンク取付方法を提供する。
【解決手段】発光装置10は、基板11と、基板11の第1面に実装された発光素子12とを備えており、基板11の裏面にヒートシンクをネジを用いて固定するためのネジ穴11Aが設けられている。ネジ穴11Aの内部を放熱性グリースで充填するように、放熱性グリース層19が形成されており、ヒートシンクの取り付け時には、ネジがネジ穴11Aに締め付けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明装置および表示装置の光源などに利用可能な発光装置および発光装置へのヒートシンク取付方法に関する。
近年、照明装置や表示装置の光源に、LED(Light Emitting Diode)を用いた発光装置が使用されている。このような発光装置では、複数のLEDチップを基板上に直接実装するCOB(Chip On Board)タイプのものが広く用いられている。
LEDは、その温度が上昇すると発光量が低下する特性を有する。このため、LEDを用いた発光装置では、放熱対策を施してLEDの温度上昇を抑制することが必要となる。従来のCOBタイプの発光装置においては、基板の裏面(LEDの実装面と反対側の面)にヒートシンクを取り付け、基板からヒートシンクへ熱を逃がす構造をとっている。
また、特許文献1および2には、ヒートシンク上に放熱材としての放熱性グリースを塗布し、その上に発光装置を搭載することで、基板とヒートシンクとの密着性を高め、放熱を促進させることが記載されている。
特開2012−33662号公報 特開2011−9298号公報
しかしながら、LEDを用いた発光装置では、基板上の温度分布が不均一となると、発光面における発光ムラが生じるため、放熱材を均一に塗布することは重要である。特に、中心部での光量低下を抑えるためには、発光面の中心部に放熱材を均一に塗布することが重要である。しかしながら、上記従来の発光装置では、基板とヒートシンクとの間で放熱材が均一とならない問題があった。これは以下の理由による。
上記発光装置では、ヒートシンクは基板に対してネジ止めにて取り付けられる。このとき、固定用ネジのネジ先と基板、ネジ軸と基板、およびネジ軸と基板の間に隙間が存在し、ネジ先と基板、ネジ軸と基板、ネジ首と基板との間には僅かではあるが隙間が生じる。そして、この隙間には放熱材が回り込みにくく、固定用ネジの周辺で基板からヒートシンクへの放熱性が低下する。
特に、小型の発光装置では、ヒートシンクは基板に対して中心部に配置される一本のネジで固定されるため、ネジによって放熱性が低下すると、発光面中心部での光量低下が生じやすくなるといった課題があった。
また、従来の発光装置では、ネジの周辺以外でも基板からヒートシンクへの放熱性が均一にならない場合がありうる。放熱性グリースは比較的大きな粘度を有するため、例えば、基板およびヒートシンクの対向面が共に平面であるような場合には、基板とヒートシンクとの間で放熱性グリースが十分に広がらずに隙間が生じる場合がある。このような場合には、上記隙間のできた箇所で放熱性が低下する。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、基板の放熱性を均一化できる発光装置および発光装置へのヒートシンク取付方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の発光装置は、基板と、前記基板の第1面に実装された発光素子とを備えており、前記基板における前記第1面と反対側の第2面に凹部が設けられ、前記凹部を放熱性グリースで充填するように、放熱性グリース層が形成されていることを特徴としている。
上記発光装置では、前記凹部は、前記基板の第2面にヒートシンクを固定用ネジを用いて固定するためのネジ穴である構成とすることができる。
上記構成によれば、凹部の放熱性グリースをネジにより均一に、ネジ周りに放熱性グリースを広げることができる。
上記発光装置では、前記凹部は、発光素子の搭載領域とほぼ対応するように形成された、一定の深さを有する凹部である構成とすることができる。
上記発光装置では、前記放熱性グリース層は、前記基板の第2面全体を覆うように形成されている構成とすることができる。
上記発光装置では、前記放熱性グリース層は、前記凹部のみに形成されている構成とすることができる。
上記発光装置では、前記放熱性グリース層の表面が剥離紙によって覆われている構成とすることができる。
また、本発明の他の発光装置は、上記発光装置に、ヒートシンクを取り付けてなる発光装置であって、前記ヒートシンクには凸部が形成されており、前記凸部が前記凹部の内部に完全に嵌まり込むようにして、前記ヒートシンクが前記基板の第2面に取り付けられていることを特徴としている。
上記の構成によれば、凸部は、ヒートシンクの固定用、および取り付ける際のマーカとして使用でき、凸部により凹部内の放熱性グリースを基板裏面及びヒートシンク上に均一にかつ全面に広げることができる。
また、上記の課題を解決するために、本発明の発光装置へのヒートシンク取付方法は、ヒートシンクには凸部が形成されており、前記凸部が前記凹部の内部に完全に嵌まり込むようにして、前記ヒートシンクが前記基板の第2面に取り付けられる構成とすることができる。
上記構成によれば、凸部は、ヒートシンクの固定用、および取り付ける際のマーカとして使用でき、凸部により凹部内の放熱性グリースを基板裏面及びヒートシンク上に均一にかつ全面に広げることができる。
また、本発明の他の発光装置へのヒートシンク取付方法は、前記放熱性グリース層と接触するようにヒートシンクを前記基板の第2面に取り付け、前記固定用ネジを用いて前記ヒートシンクを前記基板の第2面に固定することを特徴としている。
上記発光装置へのヒートシンク取付方法では、前記剥離紙を剥がして前記放熱性グリース層を露出させ、露出した前記放熱性グリース層と接触するようにヒートシンクを前記基板の第2面に取り付ける構成とすることができる。
本発明の発光装置および発光装置へのヒートシンク取付方法では、発光装置の基板に凹部が設けられ、その凹部を放熱性グリースで充填するように、放熱性グリース層が形成されている。発光装置へヒートシンクを取り付ける時には、固定用ネジやヒートシンク側に設けられた凸部などが上記凹部に入り込む。このため、発光装置の基板とヒートシンクとの間の全ての隙間に放熱性グリースが入り込み、基板の放熱性を均一化できるといった効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る発光装置の構成例を示すものであり、(a)は上面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 図1に示す発光装置に対してヒートシンクを取り付ける方法を示す分解断面図である。 本発明の実施の形態2に係る発光装置の構成例を示すものであり、(a)は上面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 図3に示す発光装置に対してヒートシンクを取り付ける方法を示す図であり、(a)は分解断面図、(b)は取り付け後の断面図である。 本発明の実施の形態3に係る発光装置の構成例を示すものであり、(a)は上面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 図5に示す発光装置に対してヒートシンクを取り付ける方法を示す図であり、(a)は分解断面図、(b)は取り付け後の断面図である。 本発明の実施の形態3に係る発光装置の他の構成例を示すものであり、(a)は上面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 図7に示す発光装置に対してヒートシンクを取り付ける方法を示す図であり、(a)は分解断面図、(b)は取り付け後の断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
〔実施の形態1〕
図1は、実施の形態1に係る発光装置10の一構成例を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)のA−A断面図である。尚、発光装置10は、ヒートシンクと組み合わせてその放熱性を高めることを想定した構造となっているが、ヒートシンク自体は発光装置10に含めず、発光装置10に後付けする構成であっても良い。すなわち、発光装置10は、ヒートシンクを含まない構成で販売されるものであっても良い。このため、図1は、ヒートシンクを含まない構成を図示している。
発光装置10は、LED等の発光素子を用いた発光装置であり、概略的には、基板11、発光素子12、枠部13、封止樹脂層14を備えた構成を有している。
基板11は、例えばセラミックからなる単層構造のセラミック基板である。基板11は、上面視で矩形の外形形状を有している。基板11の一方の面(以下、表面と称する)に、発光素子12、枠部13、および封止樹脂層14が設けられる。また、基板11の表面には、導電体配線15、ランド部としてのアノード電極16およびカソード電極17、アライメントマーク、および極性マーク等が直接形成されている。
導電体配線15は、ワイヤボンディングにより発光素子12と電気的に接続される電極であり、電気的な接続を行うために引き回された配線である。アノード電極16およびカソード電極17は、発光素子12に電源を供給するための電極(ランド部)であり、発光装置10の外部電源と接続可能となっている。アノード電極16およびカソード電極17は、基板11の表面における、対角線上の各隅付近(図1(a)中の左上および右下)に配置されている。
発光素子12は、例えば、発光ピーク波長が450nm付近の青色発光素子であるが、これに限るものではない。発光素子12としては、例えば、発光ピーク波長が390nm〜420nmの紫外(近紫外)発光素子を用いてもよく、これにより、さらなる発光効率の向上を図ることができる。発光素子12は、基板11の表面に、所定の発光量を満たすような所定の位置に複数(本実施例では20個)搭載されている。発光素子12の電気的接続は、ワイヤ18を用いたワイヤボンディングによって行われている。ワイヤ18は、例えば金ワイヤを用いることができる。
枠部13は、発光素子12からの光を反射するとともに、導電体配線15による光の吸収を防止するものである。また、枠部13は導電体配線15の押さえにもなる。枠部13は、全ての発光素子12が搭載される搭載領域を囲むように、例えば、上面視で円環状に設けられている。また、枠部13が導電体配線15を覆うように形成されることで、導電体配線15による光の吸収が防止される。このため、枠部13が円環状に形成される場合は、導電体配線15も上記円環の一部の円弧状となるように形成される。枠部13は、例えばアルミナフィラー含有シリコーン樹脂からなるが、これに限らず、光反射特性を持つ絶縁性樹脂を用いればよい。また、枠部13および導電体配線15の形状は、上述のような円環状(円弧状)に限定されるものではなく、任意の形状とすることができる。
封止樹脂層14は、枠部13により囲まれた領域に透光性樹脂を充填することによって形成されている。すなわち、封止樹脂層14は、発光素子12の搭載領域上に形成され、発光素子12、ワイヤ18等を封止する。
上記封止樹脂には蛍光体を含有させることができる。上記蛍光体としては、発光素子12から放出された1次光によって励起され、1次光よりも長波長の光を放出する蛍光体が用いられ、所望の白色の色度に応じて適宜選択することができる。例えば、昼白色や電球色の組合せとして、YAG黄色蛍光体と(Sr、Ca)AlSiN3:Eu赤色蛍光体との組合せや、YAG黄色蛍光体とCaAlSiN3:Eu赤色蛍光体との組合せがあり、高演色の組合せとして、(Sr、Ca)AlSiN3:Eu赤色蛍光体とCa3(Sc、Mg)2Si312:Ce緑色蛍光体との組合せなどがある。但し、これらに限らず、他の蛍光体の組み合わせでもよく、擬似白色としてYAG黄色蛍光体のみを含む構成でもよい。
上述したように、発光装置10は、ヒートシンクと組み合わせてその放熱性を高めることを想定した構造となっている。このため、基板11は、その裏面にヒートシンクをネジ止めするためのネジ穴11Aを有している。
また、発光装置10は、基板11の裏面に放熱性グリース層19を有している。さらに、放熱性グリース層19は、基板11のネジ穴11Aの内部にまで放熱性グリースが充填されるように形成されている。ヒートシンク取り付け前の発光装置10においては、放熱性グリース層19の表面は剥離紙20によって覆われている。
図1に示す発光装置10に対して、ヒートシンクを取り付ける方法を、図2を参照して説明する。発光装置10の基板11の裏面にヒートシンク30を取り付ける時には、剥離紙20を剥がして放熱性グリース層19を露出させる。そして、露出した放熱性グリース層19と接触するように、ヒートシンク30を基板11の裏面に取り付ける。ヒートシンク30には、ネジ孔としての貫通孔30Aが形成されており、この貫通孔30Aに固定用ネジ31を通し、固定用ネジ31を基板11のネジ穴11Aに締め付けることによって、ヒートシンク30が発光装置10に固定される。
これにより、放熱性グリースによって基板11とヒートシンク30との密着性が高まり、発光装置10の放熱を促進させることができる。また、発光装置10において、放熱性グリース層19が予め形成されているため、発光装置10に対してヒートシンクを取り付ける組立中において放熱性グリースを塗布する工程が必要でなく、発光装置の組立工程を簡略化できる。
また、発光装置10にヒートシンク30を取り付ける時には、固定用ネジ31がネジ穴11Aに入り込むが、ネジ穴11Aの内部には放熱性グリースが充填されているため、固定用ネジ31とネジ穴11Aとの間が放熱性グリースによって確実に埋められる。このため、固定用ネジ31の周辺で放熱性が低下することを防止でき、基板11の放熱性を均一化できる。
尚、基板11の裏面にネジ穴11Aを形成しなくてもよく、基板11の裏面に放熱性グリース層19のみが形成されていても良い。この場合、基板11の表面を押さえ冶具等により固定する。つまり、ヒートシンクへの固定前の発光装置10の形態は、基板表面に発光部が形成されており、基板裏面に放熱性グリース層、剥離紙がこの順で形成されている構成となる。
〔実施の形態2〕
図3は、実施の形態2に係る発光装置40の一構成例を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)のA−A断面図である。尚、図3の発光装置40は、ヒートシンクを含まない構成を図示している。なお、説明の便宜上、前記実施の形態1にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
発光装置40は、LED等の発光素子を用いた発光装置であり、実施の形態1の発光装置10と同様に、概略的には、基板41、発光素子12、枠部13、封止樹脂層14を備えた構成を有している。
本実施の形態2に係る発光装置40では、基板41は例えばセラミックからなる単層構造のセラミック基板であり、その裏面に凹部41Aを有している。凹部41Aは、発光素子12の搭載領域(すなわち、枠部13の枠内)とほぼ対応するように形成されており、一定の深さを有して形成されている。
また、発光装置40は、放熱性グリースにて凹部41Aを充填するように基板41の裏面に放熱性グリース層42を有している。さらに、ヒートシンク取り付け前の発光装置40においては、放熱性グリース層42の表面は剥離紙43によって覆われている。
図3に示す発光装置40に対して、ヒートシンクを取り付ける方法を、図4を参照して説明する。発光装置40の基板41の裏面にヒートシンク50を取り付ける時には、剥離紙43を剥がして放熱性グリース層42を露出させる(図4(a)参照)。そして、露出した放熱性グリース層42と接触するように、ヒートシンク50を基板41の裏面に取り付ける(図4(b)参照)。
ヒートシンク50には一定の高さを有する凸部51が形成されている。この凸部51は、凹部41Aとほぼ同じ形状であるが、その形成面積は凹部41Aの形成面積よりも小さい。また、凸部51の高さは、凹部41Aの深さよりも小さい。このため、ヒートシンク50を基板41の裏面に取り付ける時には、ヒートシンク50の凸部51が、基板41の凹部41Aの内部に完全に嵌まり込む。
このように、ヒートシンク50の凸部51が基板41の凹部41Aの内部に完全に嵌まり込むことによって、凸部51が放熱性グリース層42に埋まり、基板41とヒートシンク50との間を隙間なく放熱性グリースが介在する。すなわち、基板41とヒートシンク50とが完全に密着する。これにより、発光装置40の放熱を促進させることができる。尚、図4では図示が省略されているが、ヒートシンク50の上面にも放熱性グリースを塗布しておいても良い。
尚、図3,4では、基板41およびヒートシンク50のそれぞれに、凹部41Aおよび凸部51を一つずつ設けた例を示したが、凹部41Aおよび凸部51を複数のペアとして基板41およびヒートシンク50に設けても良い。この場合は、凹部41Aは、発光素子12の搭載領域とほぼ対応するように形成されるとは限らないため、ヒートシンク50の上面にも放熱性グリースを塗布した状態で、発光装置40にヒートシンク50を取り付けることが好ましい。
ヒートシンク50は、基板41に対してネジ(図示せず)によって固定されるが、本実施の形態に係る発光装置40では、ネジ穴は放熱性グリース層42の領域内には配置されていない。すなわち、ネジ穴は、基板41の裏面における、対角線上の各隅付近(図3(a)中の左下および右上)に配置されている。このネジ穴の配置箇所は、放熱性グリース層42の領域外、すなわち、発光素子12の搭載領域外にあるため、少なくとも発光素子12の搭載領域内ではネジと基板との隙間による放熱性の低下が生じることはない。このため、発光素子12の搭載領域内において基板の放熱性を均一化できる。無論、ネジ穴の内部をも充填するように放熱性グリース層を形成しておけば、基板全体での放熱性を均一化することができる。
〔実施の形態3〕
図5は、実施の形態3に係る発光装置60の一構成例を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)のA−A断面図である。尚、図5の発光装置60は、ヒートシンクを含まない構成を図示している。なお、説明の便宜上、前記実施の形態1,2にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
発光装置60は、LED等の発光素子を用いた発光装置であり、実施の形態1,2の発光装置10,40と同様に、概略的には、基板61、発光素子12、枠部13、封止樹脂層14を備えた構成を有している。
本実施の形態3に係る発光装置60では、基板61は例えばセラミックからなる単層構造のセラミック基板であり、その裏面にネジ穴61Aを有している。さらに、ネジ穴61Aの内部に放熱性グリースが充填されるように、放熱性グリース層62が形成されている。ヒートシンク取り付け前の発光装置60においては、放熱性グリース層62の表面は剥離紙63によって覆われている。
図5に示す発光装置60に対して、ヒートシンクを取り付ける方法を、図6を参照して説明する。発光装置60の基板61の裏面にヒートシンク70を取り付ける時には、剥離紙63を剥がして放熱性グリース層62を露出させる(図6(a)参照)。そして、露出した放熱性グリース層62と接触するように、ヒートシンク70を基板61の裏面に取り付ける(図6(b)参照)。尚、このとき、ヒートシンク70側の表面(基板61との接触面)にも放熱性グリースを塗布しておく。
ヒートシンク70には、ネジ孔としての貫通孔70Aが形成されており、この貫通孔70Aに固定用ネジ71を通し、固定用ネジ71を基板61のネジ穴61Aに締め付けることによって、ヒートシンク70が発光装置60に固定される。
これにより、放熱性グリースによって基板61とヒートシンク70との密着性が高まり、発光装置60の放熱を促進させることができる。また、ネジ穴61Aの内部にまで放熱性グリースが充填されているため、固定用ネジ71とネジ穴61Aとの間が放熱性グリースによって確実に埋められる。このため、固定用ネジ71の周辺で放熱性が低下することを防止できる。
図5,6は、基板の中央部において1本のネジにてヒートシンクを固定している場合の例を示しているが、基板の隅部において2本のネジにてヒートシンクを固定している場合の例を図7,8に示す。
図7は、実施の形態3に係る他の発光装置80の一構成例を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)のA−A断面図である。尚、図7の発光装置80は、ヒートシンクを含まない構成を図示している。図7に示す発光装置80は、図5に示す発光装置60と比べ、基板におけるネジ穴の位置が異なっているだけの構成である。
すなわち、発光装置80における基板81では、対角線上の各隅付近の2箇所(図8(a)中の左下および右上)にネジ穴81Aが設けられている。そして、ネジ穴81Aの内部に放熱性グリースが充填されるように、放熱性グリース層82が形成され、放熱性グリース層82の表面が剥離紙83によって覆われているのは、図5に示す発光装置60と同様である。
図7に示す発光装置80に対してヒートシンクを取り付ける方法も、発光装置60の場合と同様である。すなわち、剥離紙83を剥がして放熱性グリース層82を露出させ(図8(a)参照)、露出した放熱性グリース層82と接触するように、ヒートシンク90を基板81の裏面に取り付ける(図8(b)参照)。このとき、ヒートシンク90側の表面(基板81との接触面)にも放熱性グリースを塗布しておく。
ヒートシンク90には、ネジ孔としての貫通孔90Aが2箇所形成されており、この貫通孔90Aに固定用ネジ91を通し、固定用ネジ91を基板81のネジ穴81Aに締め付けることによって、ヒートシンク90が発光装置80に固定される。
これにより、放熱性グリースによって基板81とヒートシンク90との密着性が高まり、発光装置80の放熱を促進させることができる。また、ネジ穴81Aの内部にまで放熱性グリースが充填されているため、固定用ネジ91とネジ穴81Aとの間が放熱性グリースによって確実に埋められる。このため、固定用ネジ91の周辺で放熱性が低下することを防止できる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
10,40,60,80 発光装置
11,41,61,81 基板
11A,61A,81A ネジ穴(凹部)
12 発光素子
13 枠部
14 封止樹脂層
19,42,62,82 放熱性グリース層
20,43,63,83 剥離紙
30,50,70,90 ヒートシンク
30A,70A,90A 貫通孔
31,71,91 固定用ネジ
41A 凹部
51 凸部

Claims (10)

  1. 基板と、
    前記基板の第1面に実装された発光素子とを備えており、
    前記基板における前記第1面と反対側の第2面に凹部が設けられ、
    前記凹部を放熱性グリースで充填するように、放熱性グリース層が形成されていることを特徴とする発光装置。
  2. 請求項1に記載の発光装置であって、
    前記凹部は、前記基板の第2面にヒートシンクを固定用ネジを用いて固定するためのネジ穴であることを特徴とする発光装置。
  3. 請求項1に記載の発光装置であって、
    前記凹部は、発光素子の搭載領域とほぼ対応するように形成された、一定の深さを有する凹部であることを特徴とする発光装置。
  4. 請求項2に記載の発光装置であって、
    前記放熱性グリース層は、前記基板の第2面全体を覆うように形成されていることを特徴とする発光装置。
  5. 請求項2または3に記載の発光装置であって、
    前記放熱性グリース層は、前記凹部のみに形成されていることを特徴とする発光装置。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載の発光装置であって、
    前記放熱性グリース層の表面が剥離紙によって覆われていることを特徴とする発光装置。
  7. 請求項3に記載の発光装置に、ヒートシンクを取り付けてなる発光装置であって、
    前記ヒートシンクには凸部が形成されており、
    前記凸部が前記凹部の内部に完全に嵌まり込むようにして、前記ヒートシンクが前記基板の第2面に取り付けられていることを特徴とする発光装置。
  8. 請求項3に記載の発光装置へのヒートシンク取付方法であって、
    ヒートシンクには凸部が形成されており、
    前記凸部が前記凹部の内部に完全に嵌まり込むようにして、前記ヒートシンクが前記基板の第2面に取り付けられることを特徴とする発光装置へのヒートシンク取付方法。
  9. 請求項2に記載の発光装置へのヒートシンク取付方法であって、
    前記放熱性グリース層と接触するようにヒートシンクを前記基板の第2面に取り付け、
    前記固定用ネジを用いて前記ヒートシンクを前記基板の第2面に固定することを特徴とする発光装置へのヒートシンク取付方法。
  10. 請求項6に記載の発光装置へのヒートシンク取付方法であって、
    前記剥離紙を剥がして前記放熱性グリース層を露出させ、
    露出した前記放熱性グリース層と接触するようにヒートシンクを前記基板の第2面に取り付けることを特徴とする発光装置へのヒートシンク取付方法。
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