JP2014075262A - マグネトロン - Google Patents

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Yoshisuke Saito
悦扶 齋藤
Noriyuki Murao
則行 村尾
Takanori Handa
貴典 半田
Takeshi Ishii
健 石井
Katsuhiko Kaneda
克彦 金田
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Abstract

【課題】マグネトロンの外部からの給電線は、フィルター回路の一部であるチョークコイルを成形しているのが一般的であり、陰極側端子と外部からの給電線は、通常溶接にて接続しているが、接続部において、チョークコイルの一部である外部からの給電線の長さのバラツキにより、フィルター回路にバラツキが生じ、ノイズの抑制効果にバラツキが生じることがあった。また、溶接代にも同様のバラツキが生じ安定した溶接が困難であった。
【解決手段】マグネトロンの陰極側端子に接続され、外部からの給電を兼ねたチョークコイル2の先端に曲げ部2bを設け、その曲げ部2bを陰極側端子3の接続部に当接させて接続することにより、長さのバラツキを小さくすることが可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明はマグネトロン用フィルター回路に係り、チョークコイルを精度良く組み立てられることにより、ノイズ抑制効果の安定化、陰極側端子との接続の安定化が図れ、品質及び信頼性を高めたマグネトロンに関する。
マグネトロンは、2極真空管の一種で、マイクロ波を発生させるための電子管として、マイクロ波通信装置や家庭電化製品に広く利用されており、例えば、マイクロ波を食品に照射して、誘電加熱方式によって食品を加熱調理する電子レンジの主要部品として広く利用されている。
従来、この種のマグネトロンのフィルター回路は、例えば、図5に示す構造を有している。図5は、従来のマグネトロン用フィルター回路の構成例を示す平面図である。
図5において、フィルター回路は、外部からの給電用端子一対を備えた貫通型コンデンサ11と、前記給電用端子一対に電気的に接続されたチョークコイル12とを備えてLCフィルター回路を構成している。
また、チョークコイル12をマグネトロンの陰極部に繋がった陰極側端子13に電気的に接続する。その詳細な接続は、例えば、図6に示すように陰極側端子13の陰極側端子先端13aをU字もしくは略O字に成形したところへ、チョークコイル12の端部を挿入し、チョークコイル先端部12aをTig溶接等により溶融させ、陰極側端子13とチョークコイル12とを電気的に接続させる構造をしている。チョークコイル12の陰極側端子13付近ではストレート形状になっている。
特開平1−187738号公報
しかしながら、上記に示すようにチョークコイル12の陰極側端子13付近がストレートになっている場合には、チョークコイル12と陰極側端子13との相互の位置関係が定まらないという課題があった。
本発明は、上記課題を解決するために、位置決め用の形状を設けることにより相互の位置関係を安定させるとともに、チョークコイルの長さやチョークコイル先端部の長さの安定化を図ることにより、品質及び信頼性を高めたマグネトロンを提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明のマグネトロンは、マグネトロンの陰極側端子に接続され、外部からの給電を兼ねたチョークコイルのチョークコイル先端に曲げ部を有したものである。
これによって、チョークコイルは、陰極側端子の陰極側端子先端をU字もしくは略O字に成形したところへ挿入することにより、チョークコイルの曲げ部は、陰極側先端のU字
もしくは略○字の成形されたところで位置決めができ、精度良く組み立てることが可能になり、相互の位置関係を安定させるとともに、チョークコイルの長さやチョークコイル先端部の長さの安定化が図れ、フィルターの回路特性も安定化することができる。
また、チョークコイルに曲げ部を設け、この曲げ部を陰極側端子へ当接させてチョークコイルのチョークコイル先端部をTig溶接により接続する構造としたものである。
これによって、溶接しろ寸法のバラツキも小さくすることができるので、溶接の品質安定化を可能にすることができる。
チョークコイルの曲げ部の形状は、クランク状やL字状が好ましいが、陰極側端子の陰極側端子先端をU字もしくは略O字に成形した内寸より大きくする構造としてもよい。
本発明に係るマグネトロンのチョークコイル形状によれば、設計通りのLCフィルター回路特性が確保できるよう構成されているため、品質バラツキの少ないマグネトロンを実現することができる。また、溶接しろ寸法のバラツキも小さくすることができ、溶接の品質安定化が可能になる。
本発明の実施の形態1におけるマグネトロンのチョークコイルと陰極側端子の接続構造を示す斜視図 本発明の実施の形態2におけるマグネトロンのチョークコイルと陰極側端子の接続構造を示す斜視図 本発明の実施の形態3におけるマグネトロンのチョークコイルと陰極側端子の接続構造を示す斜視図 本発明の実施の形態4におけるマグネトロンのチョークコイルと陰極側端子の接続構造を示す斜視図 従来のマグネトロン用フィルター回路の構成例を示す平面図 従来のマグネトロンのチョークコイルと陰極側端子の接続構造を示す斜視図
第1の発明は、マグネトロンの陰極側端子に接続され外部からの給電を兼ねたチョークコイルのチョークコイル先端に曲げ部を有したものである。
これによって、チョークコイルは、陰極側端子の陰極側端子先端をU字もしくは略O字に成形したところへ挿入することにより、チョークコイルの曲げ部は、陰極側先端のU字もしくは略○字の成形されたところで位置決めができ、精度良く組み立てることが可能になり、相互の位置関係を安定させるとともに、チョークコイルの長さやチョークコイル先端部の長さの安定化が図れ、フィルターの回路特性も安定して、設計通りのLCフィルター回路特性が確保でき、品質バラツキの少ないマグネトロンを実現することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の前記チョークコイルの曲げ部を陰極側端子へ当接させたものである。
これによって、チョークコイルのチョークコイル先端部をTig溶接により接続する構造とすることができる。
また、チョークコイルの曲げ部の形状は、クランク状やL字状が好ましいが、陰極側端子の陰極側端子先端をU字もしくは略O字に成形した内寸より大きくする構造とすること
も可能となる。
以下、本発明の実施の形態1について図面を参照しながら説明する、なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態におけるマグネトロンのチョークコイルと陰極側端子の接続構造を示す斜視図である。
図1において、チョークコイル2にクランク状の曲げ部2bを設け、チョークコイル2の先端を陰極側端子3の陰極側端子先端3aに挿入し、クランク状の曲げ部2bを陰極側端子3の陰極側端子先端3aに当接させる構造とする。
以上のように構成されたマグネトロンのチョークコイルと陰極側端子の接続構造について、以下その作用を説明する。
マグネトロンの陰極側端子3の陰極側端子先端3aに挿入接続されたチョークコイル2の位置決め用としてのクランク状の曲げ部2bは、陰極側端子先端3aの成形されたU字に当接されるので、精度良く組み立てることができ、相互の位置関係を安定させるとともに、チョークコイル2の長さや、チョークコイル先端部の長さdの安定化が可能となるので、フィルターの回路特性のバラツキを小さくすることができ、マグネトロンの品質及び信頼性を高めることができる。
(実施の形態2)
図2は本発明の第2の実施の形態におけるマグネトロンのチョークコイルと陰極側端子の接続構造を示す斜視図である。
図2において、チョークコイル2にクランク状の曲げ部2bを設け、チョークコイル2のチョークコイル先端部2aを略円筒形状の陰極側端子4のU字に成形された陰極側端子先端4aに挿入する構造である。
これによって、陰極側端子4とチョークコイル2の相互の位置関係を安定にすることができるとともに、陰極側端子先端4aのU字の成形も容易におこなえる。
(実施の形態3)
図3は本発明の第3の実施の形態におけるマグネトロンのチョークコイルと陰極側端子の接続構造を示す斜視図である。
図3において、チョークコイル2にクランク状の曲げ部2bを設け、チョークコイル2のチョークコイル先端部2aを略円筒形状の陰極側端子5の○字に成形された陰極側端子先端5aに挿入する構造である。
これによって、陰極側端子5とチョークコイル2の相互の位置関係を安定にすることができる。
(実施の形態4)
図4は本発明の第4の実施の形態におけるマグネトロンのチョークコイルと陰極側端子の接続構造を示す斜視図である。
図4において、チョークコイル7にL字状の曲げ部7bを設け、チョークコイル7のチ
ョークコイル先端部7aを略円筒形状の陰極側端子6のU字に成形された陰極側端子先端6aに挿入する構造である。
これによって、陰極側端子6とチョークコイル7の相互の位置関係を安定にすることができる。
以上のように、本発明にかかるマグネトロンは、フィルターの回路特性のバラツキを小さくすることができ、マグネトロンの品質及び信頼性を高めることができるので、電子レンジなどに使用するマグネトロンへの適用が有効である。
2、7、12 チョークコイル
2a、7a、12a チョークコイル先端部
2b、7b 曲げ部
3、4、5、6、13 陰極側端子
3a、4a、5a、6a、13a 陰極側端子先端

Claims (2)

  1. マグネトロンの陰極側端子に接続され外部からの給電を兼ねたチョークコイルのチョークコイル先端に曲げ部を有したマグネトロン。
  2. 前記チョークコイルの曲げ部を前記陰極側端子に当接させた請求項1に記載のマグネトロン。
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