JP2014074800A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ミラー部の透過光を受光する透過光受光部に有効な光量の透過光を受光させると共に、反射光を受光する反射光受光部に有効な光量の反射光を受光させる撮像装置を提案する。
【解決手段】撮像レンズを通過した被写体光を、ミラー面において透過光と反射光に分離するミラー部と、前記ミラー面の第1部分で分離された反射光を受光する反射光受光部と、前記ミラー面の前記第1部分と他の部分とで分離された透過光を受光する透過光受光部と、を備え、前記第1部分での前記被写体光の透過率は、前記他の部分での前記被写体光の透過率と異なる、撮像装置。
【選択図】図2

Description

本開示は、撮影光学系を通った被写体光を透過光と反射光とに分離するミラー部を備えた撮像装置に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置の中には、撮影レンズを通った被写体光の光路上に設けられたミラー部(半透過ミラー)と、ミラー部の透過光を受光する透過光受光部と、ミラー部の反射光を受光する反射光受光部と、を有するものがある。
例えば、下記の特許文献1には、ミラー部(ハーフミラー)による透過光を撮像素子に入射させて被写体に係る画像を取得をする一方で、反射光を測距センサ(AFセンサ)や測光センサ(AEセンサ)に入射させて被写体に係る焦点検出等を行うことが可能な撮像装置が開示されている。
特開2011−139325号公報
ところで、上記のミラー部においては、透過光と反射光を分離する分光特性が、ミラー面全体で均一となっている。このため、透過光受光部と反射光受光部のうちの一方の受光部は有効な光量の光を受光できるが、他方の受光部は有効な光量の光を受光できない。この結果、透過光受光部又は反射光受光部の機能が、有効に発揮されない恐れがある。
そこで、本開示は、ミラー部の透過光を受光する透過光受光部に有効な光量の透過光を受光させると共に、反射光を受光する反射光受光部に有効な光量の反射光を受光させる撮像装置を提案する。
本開示によれば、撮像レンズを通過した被写体光を、ミラー面において透過光と反射光に分離するミラー部と、前記ミラー面の第1部分で分離された反射光を受光する反射光受光部と、前記ミラー面の前記第1部分と他の部分とで分離された透過光を受光する透過光受光部と、を備え、前記第1部分での前記被写体光の透過率は、前記他の部分での前記被写体光の透過率と異なる、撮像装置が提供される。
かかる撮像装置によれば、透過光受光部と反射光受光部が受光する透過光や反射光の光量に応じて、第1部分と他の部分での被写体光の透過率を異ならせることで、ミラー部の透過光を受光する第1受光素子に有効な光量の透過光を受光させると共に、反射光を受光する第2受光素子に有効な光量の反射光を受光させることが可能となる。
以上説明したように本開示によれば、ミラー部の透過光を受光する透過光受光部に有効な光量の透過光を受光させると共に、反射光を受光する反射光受光部に有効な光量の反射光を受光させることが可能となる。
第1実施形態に係る撮像装置1の外観構成を示す正面図である。 第1の実施形態に係る撮像装置1の縦断面図である。 第1の実施形態に係る撮像装置1の電気的な構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係るハーフミラー130の詳細構成を示す模式図である。 第1の実施形態に係るハーフミラー130の面内の分光特性のイメージを示す図である。 ハーフミラー130の面内の位置と、光の透過率及び反射率との関係を示すグラフである。 第2の実施形態に係るハーフミラー230の詳細構成を示す模式図である。 第2の実施形態に係るハーフミラー230の面内の分光特性のイメージを示す図である。 ハーフミラー230の面内の位置と、光の透過率及び反射率との関係を示すグラフである。 第3の実施形態に係るハーフミラー330の詳細構成を示す模式図である。 その他の実施形態に係るハーフミラー430の詳細構成を示す模式図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.第1の実施形態
1−1.撮像装置の外観構成例
1−2.撮像装置の内部構成例
1−3.撮像装置の電気的構成例
1−4.ハーフミラーの詳細構成例
2.第2の実施形態
3.第3の実施形態
4.まとめ
<1.第1の実施形態>
(1−1.撮像装置の外観構成例)
図1を参照しながら、本開示の第1の実施形態に係る撮像装置1の外観構成例について説明する。
図1は、第1実施形態に係る撮像装置1の外観構成を示す正面図である。撮像装置1は、デジタルスチルカメラとして構成されており、カメラボディ10と、カメラボディ10に着脱自在な撮影レンズとしての交換レンズ2とを備えている。
図1において、カメラボディ10の正面側には、正面略中央に交換レンズ2が装着されるマウント部301と、マウント部301の右横に配置されたレンズ交換ボタン302と、把持可能とするためのグリップ部303とが設けられている。また、カメラボディ10には、正面左上部に配置されたモード設定ダイアル305と、正面右上部に配置された制御値設定ダイアル306と、グリップ部303の上面に配置されたシャッターボタン307とが設けられている。
また、カメラボディ10は、その上部に、ポップアップ式の内蔵フラッシュとして構成されるフラッシュ部318と、外部フラッシュ等をカメラボディ10に取り付ける際に使用される接続端子部319とを備えている。
マウント部301には、装着された交換レンズ2との電気的接続を行うためコネクタEc(図3参照)や、機械的接続を行うためのカプラ75(図3参照)が設けられている。レンズ交換ボタン302は、マウント部301に装着された交換レンズ2を取り外す際に押下されるボタンである。
グリップ部303は、ユーザが撮影時に撮像装置1を把持する部分であり、フィッティング性を高めるために指形状に合わせた表面凹凸が設けられている。なお、グリップ部303の内部には電池収納室およびカード収納室(不図示)が設けられている。電池収納室にはカメラの電源として電池69B(図3参照)が収納されており、カード収納室には撮影画像の画像データを記録するためのメモリカード67(図3参照)が着脱可能に収納されるようになっている。なお、グリップ部303には、当該グリップ部303をユーザが把持したか否かを検出するためのグリップセンサを設けるようにしても良い。
モード設定ダイアル305及び制御値設定ダイアル306は、カメラボディ10の上面と略平行な面内で回転可能な略円盤状の部材からなる。モード設定ダイアル305は、自動露出(AE)制御モードや自動焦点(AF;オートフォーカス)制御モード、或いは1枚の静止画を撮影する静止画撮影モードや連続撮影を行う連続撮影モード等の各種撮影モード、記録済みの画像を再生する再生モード等、撮像装置1に搭載されたモードや機能を択一的に選択するためのものである。一方、制御値設定ダイアル306は、撮像装置1に搭載された各種の機能に対する制御値を設定するためのものである。
シャッターボタン307は、途中まで押し込んだ「半押し状態」の操作と、さらに押し込んだ「全押し状態」の操作とが可能とされた押下スイッチである。静止画撮影モードにおいてシャッターボタン307が半押しされると、被写体の静止画を撮影するための準備動作(露出制御値の設定や焦点検出等の準備動作)が実行される。また、シャッターボタン307が全押しされると、撮影動作(撮像素子101(図2参照)を露光し、その露光によって得られた画像信号に所定の画像処理を施してメモリカード67(図3参照)等に記録する一連の動作)が実行される。
交換レンズ2は、被写体からの光(光像)を取り込むレンズ窓として機能するとともに、当該被写体光をカメラボディ10の内部に配置されている撮像素子101に導くための撮影光学系として機能するものである。この交換レンズ2は、上述のレンズ交換ボタン302を押下操作することで、カメラボディ10から取り外すことが可能となっている。
交換レンズ2は、光軸LTに沿って直列的に配置された複数の撮像レンズからなるレンズ群21を備えている(図2参照)。このレンズ群21には、焦点の調節を行うためのフォーカスレンズ211(図3参照)と、変倍を行うためのズームレンズ212(図3参照)とが含まれており、それぞれ光軸LT(図2参照)方向に駆動されることで、変倍や焦点調節が行われる。また、交換レンズ2には、その鏡胴の外周適所に該鏡胴の外周面に沿って回転可能な操作環が備えられており、上記のズームレンズ212は、マニュアル操作或いはオート操作により、上記操作環の回転方向及び回転量に応じて光軸方向に移動し、その移動先の位置に応じたズーム倍率(撮影倍率)に設定されるようになっている。
(1−2.撮像装置の内部構成例)
次に、図2を参照しながら、第1の実施形態に係る撮像装置1の内部構成例について説明する。
図2は、第1の実施形態に係る撮像装置1の縦断面図である。図2に示すように、カメラボディ10の内部には、透過光受光部の一例である撮像素子101、ミラー部13、反射光受光部の一例である位相差AFモジュール107などが設けられている。
撮像素子101は、カメラボディ10に交換レンズ2が装着された場合の当該交換レンズ2が備えているレンズ群21の光軸LT上において、光軸LTに対して垂直となる方向に配置されている。撮像素子101としては、例えばフォトダイオードを有して構成される複数の画素がマトリクス状に2次元配置され、各画素の受光面に、それぞれ分光特性の異なる例えばR(赤)、G(緑)、B(青)の三原色のカラーフィルタが1:2:1の比率で配設されたベイヤー配列のCMOSカラーエリアセンサ(CMOS型の撮像素子)が用いられる。そして、撮像素子101は、ハーフミラー130からの透過光Laを受光する受光センサとして機能する。
撮像素子101は、交換レンズ2およびハーフミラー130を通って結像された被写体の光像をR(赤)、G(緑)、B(青)各色成分のアナログの電気信号(画像信号)に変換し、R、G、B各色の画像信号として出力する。すなわち、撮像素子101は、ハーフミラー130からの透過光Laを受光して被写体に係る画像信号の出力が可能な撮像センサとして構成されている。
上記の光軸LT上における撮像素子101の前方には、ハーフミラー(半透過ミラー)130を備えてなるペリクルミラー(固定式のミラー)としてのミラー部13がカメラボディ10に対して固定的に設けられている。このハーフミラー130は、交換レンズ2を通過した被写体光の一部を透過させる一方、それ以外の光を位相差AFモジュール107に向けて反射させるように構成されている。換言すれば、ハーフミラー130により交換レンズ2を通った被写体光は透過光Laと反射光Lbとに分離され、透過光Laを受光した撮像素子101で被写体に係る画像が生成される。なお、ハーフミラー130の構成については、後で詳述する。
位相差AFモジュール107は、ハーフミラー130からの反射光Lbを受光して被写体に係る焦点検出信号の出力が可能な焦点検出センサ(AFセンサ)として構成されている。この位相差AFモジュール107は、ハーフミラー130に対して斜め前上方に配設されており、ハーフミラー130からの反射光Lb(図2)を受光して位相差検出方式の焦点検出(以下では「位相差AF」ともいう)により合焦位置を検出する。なお、位相差AFモジュール107では、撮影等の際にハーフミラー130からの反射光Lbを常に受光できるため、被写体に係る常時の焦点検出が可能である。
撮像素子101の前方には、シャッタユニット40が配置されている。このシャッタユニット40は、上下方向に移動する幕体を備え、その開動作および閉動作により光軸LTに沿って撮像素子101に導かれる被写体光の光路開口動作および光路遮断動作を行うメカニカルフォーカルプレーンシャッタとして構成されている。なお、シャッタユニット40は、撮像素子101が完全電子シャッター可能な撮像素子である場合には省略可能である。
また、カメラボディ10の背面には、LCD(Liquid Crystal Display)311が備えられている。LCD311は、画像表示が可能なカラー液晶パネルを備えており、撮像素子101で撮像された画像の表示や記録済みの画像の再生表示等を行うとともに、撮像装置1に搭載される機能やモードの設定画面を表示するものである。このLCD311では、本撮影前における被写体の構図決め(フレーミング)の際、ハーフミラー130の透過光Laを受光する撮像素子101で順次に生成される画像信号に基づき動画的態様で被写体を表示するライブビュー(プレビュー)表示が行われることとなる。
(1−3.撮像装置の電気的構成例)
次に、図3を参照しながら、第1の実施形態に係る撮像装置1の電気的構成例について説明する。
図3は、第1の実施形態に係る撮像装置1の電気的な構成を示すブロック図である。ここで、図1及び図2と同一の部材等については、同一の符号を付している。以下では、交換レンズ2の電気的構成について説明した後に、カメラボディ10の電気的構成について説明する。
交換レンズ2は、図3に示すように、上述したレンズ群21に加え、レンズ駆動機構24と、レンズ位置検出部25と、レンズ制御部26と、絞り駆動機構27とを備えている。
レンズ群21では、フォーカスレンズ211及びズームレンズ212と、カメラボディ10に備えられた撮像素子101へ入射される光量を調節するための絞り23とが、鏡胴22内において光軸LT(図2)方向に保持されており、被写体の光像を取り込んで撮像素子101に結像させる。AF制御では、フォーカスレンズ211が交換レンズ2内のAFアクチュエータ71Mにより光軸LT方向に駆動されることで焦点調節が行われる。
フォーカス駆動制御部71Aは、レンズ制御部26を介してメイン制御部62から与えられるAF制御信号に基づき、フォーカスレンズ211を合焦位置に移動させるために必要な、AFアクチュエータ71Mに対する駆動制御信号を生成するものである。AFアクチュエータ71Mは、ステッピングモータ等からなり、レンズ駆動機構24にレンズ駆動力を与える。
レンズ駆動機構24は、例えばヘリコイド及び該ヘリコイドを回転させる図示省略のギア等で構成され、AFアクチュエータ71Mからの駆動力を受けて、フォーカスレンズ211等を光軸LTと平行な方向に駆動させるものである。なお、フォーカスレンズ211の移動方向及び移動量は、それぞれAFアクチュエータ71Mの回転方向及び回転数に従う。
レンズ位置検出部25は、レンズ群21の移動範囲内において光軸LT方向に複数個のコードパターンが所定ピッチで形成されたエンコード板と、このエンコード板に摺接しながらレンズと一体的に移動するエンコーダブラシとを備えており、レンズ群21の焦点調節時の移動量を検出する。
レンズ制御部26は、例えば制御プログラムを記憶するROMや状態情報に関するデータを記憶するフラッシュメモリ等のメモリが内蔵されたマイクロコンピュータからなっている。また、レンズ制御部26は、コネクタEcを介してカメラボディ10のメイン制御部62との間で通信を行う通信機能を有している。これにより、例えばレンズ群21の焦点距離、射出瞳位置、絞り値、合焦距離及び周辺光量状態等の状態情報データや、レンズ位置検出部25で検出されるフォーカスレンズ211の位置情報をメイン制御部62に送信できるとともに、メイン制御部62から例えばフォーカスレンズ211の駆動量のデータを受信できる。
絞り駆動機構27は、カプラ75を介して絞り駆動アクチュエータ76Mからの駆動力を受けて、絞り23の絞り径を変更するものである。
次に、カメラボディ10の電気的構成について説明する。カメラボディ10は、図3に示すように、先に説明した撮像素子101、シャッタユニット40等の他に、AFE(アナログフロントエンド)5、画像処理部61、画像メモリ614、メイン制御部62、フラッシュ回路63、操作部64、VRAM65、カードI/F66、メモリカード67を備えて構成される。また、カメラボディ10は、通信用I/F68、電源回路69、電池69B、シャッタ駆動制御部73A及びシャッタ駆動アクチュエータ73M、絞り駆動制御部76A及び絞り駆動アクチュエータ76Mを備えて構成されている。
撮像素子101は、先に説明した通りCMOSカラーエリアセンサからなり、後述のタイミング制御回路51により、当該撮像素子101の露光動作の開始(及び終了)や、撮像素子101が備える各画素の出力選択、画素信号の読出し等の撮像動作が制御される。
AFE5は、撮像素子101に対して所定の動作を行わせるタイミングパルスを与えるとともに、撮像素子101から出力される被写体の画像信号に所定の信号処理を施し、デジタル信号に変換して画像処理部61に出力するものである。このAFE5は、タイミング制御回路51、信号処理部52及びA/D変換部53などを備えて構成されている。
タイミング制御回路51は、メイン制御部62から出力される基準クロックに基づいて所定のタイミングパルス(垂直走査パルスφVn、水平走査パルスφVm、リセット信号φVr等を発生させるパルス)を生成して撮像素子101に出力し、撮像素子101の撮像動作を制御する。また、所定のタイミングパルスを信号処理部52やA/D変換部53にそれぞれ出力することにより、信号処理部52及びA/D変換部53の動作を制御する。
信号処理部52は、撮像素子101から出力されるアナログの画像信号に所定のアナログ信号処理を施すもので、CDS(相関二重サンプリング)回路、AGC(オートゲインコントロール)回路及びクランプ回路等が設けられている。このAGC回路では、撮像素子101で生成された画像信号を増幅率(ゲイン)可変に増幅することができ、このゲインを変化させることで銀塩フィルムに対応したISO感度の変更が可能である。また、A/D変換部53は、信号処理部52から出力されたアナログのR、G、Bの画像信号を、タイミング制御回路51から出力されるタイミングパルスに基づいて、複数のビット(例えば12ビット)からなるデジタルの画像信号に変換するものである。
画像処理部61は、AFE5から出力される画像データに所定の信号処理を行って画像ファイルを作成するもので、黒レベル補正回路611、ホワイトバランス制御回路612及びガンマ補正回路613等を備えて構成されている。なお、画像処理部61へ取り込まれた画像データは、撮像素子101の読み出しに同期して画像メモリ614に一旦書き込まれ、以後この画像メモリ614に書き込まれた画像データにアクセスして、画像処理部61の各ブロックにおいて処理が行われる。
黒レベル補正回路611は、A/D変換部53によりA/D変換されたR、G、Bの各デジタル画像信号の黒レベルを、基準の黒レベルに補正するものである。
ホワイトバランス補正回路612は、光源に応じた白の基準に基づいて、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色成分のデジタル信号のレベル変換(ホワイトバランス(WB)調整)を行うものである。すなわち、ホワイトバランス制御回路612は、メイン制御部62から与えられるWB調整データに基づき、撮影被写体において輝度や彩度データ等から本来白色であると推定される部分を特定し、その部分のR、G、Bそれぞれの色成分の平均と、G/R比及びG/B比とを求め、これをR、Bの補正ゲインとしてレベル補正する。
ガンマ補正回路613は、WB調整された画像データの階調特性を補正するものである。具体的にはガンマ補正回路613は、画像データのレベルを色成分毎に予め設定されたガンマ補正用テーブルを用いて非線形変換するとともにオフセット調整を行う。
画像メモリ614は、撮影モード時には、画像処理部61から出力される画像データを一時的に記憶するとともに、この画像データに対しメイン制御部62により所定の処理を行うための作業領域として用いられるメモリである。また、再生モード時には、メモリカード67から読み出した画像データを一時的に記憶する。
メイン制御部62は、コンピュータとして働くCPUと、制御プログラム等を記憶するROMと、一時的にデータを記憶するRAMとを備えて構成され、撮像装置1各部の動作を制御するものである。
フラッシュ回路63は、フラッシュ撮影モードにおいて、フラッシュ部318または接続端子部319に接続される外部フラッシュの発光量を、メイン制御部62により設定された発光量に制御するものである。
操作部64は、上述のシャッターボタン307等を含み、操作情報をメイン制御部62に入力するためのものである。
VRAM65は、LCD311の画素数に対応した画像信号の記憶容量を有し、メイン制御部62とLCD311との間のバッファメモリである。カードI/F66は、メモリカード67とメイン制御部62との間で信号の送受信を可能とするためのインターフェースである。メモリカード67は、メイン制御部62で生成された画像データを保存する記録媒体である。通信用I/F68は、パーソナルコンピュータやその他の外部機器に対する画像データ等の伝送を可能とするためのインターフェースである。
電源回路69は、例えば定電圧回路等からなり、メイン制御部62等の制御部、撮像素子101、その他の各種駆動部等、撮像装置1全体を駆動させるための電圧を生成する。なお、撮像素子101への通電制御は、メイン制御部62から電源回路69に与えられる制御信号により行われる。電池69Bは、ニッケル水素充電池等の二次電池や、アルカリ乾電池等の一次電池からなり、撮像装置1全体に電力を供給する電源である。
シャッタ駆動制御部73Aは、メイン制御部62から与えられる制御信号に基づき、シャッタ駆動アクチュエータ73Mに対する駆動制御信号を生成するものである。シャッタ駆動アクチュエータ73Mは、シャッタユニット40の開閉駆動(開閉動作)を行うアクチュエータである。
絞り駆動制御部76Aは、メイン制御部62から与えられる制御信号に基づき、絞り駆動アクチュエータ76Mに対する駆動制御信号を生成するものである。絞り駆動アクチュエータ76Mは、カプラ75を介して絞り駆動機構27に駆動力を与える。
(1−4.ハーフミラーの詳細構成例)
図4を参照しながら、第1の実施形態に係るハーフミラー130の詳細構成例について説明する。
図4は、第1の実施形態に係るハーフミラー130の詳細構成を示す模式図である。図4(a)は、ハーフミラー130の正面図であり、図4(b)は、図4(a)のA−A断面図である。
ハーフミラー130は、撮像レンズであるレンズ群21(図2)を通った被写体光を、ミラー面において透過光Laと反射光Lbに分離する。ハーフミラー130は、矩形の形状を成している。そして、ハーフミラー130は、基材の一例であるミラー基材131と、ミラー基材131上に成膜し形成された成膜層の一例である無機層132とを有する。なお、ミラー基材131と無機層132のうちの無機層132が、レンズ群21側に配置されている。ただし、これに限定されず、無機層132は、レンズ群21とは反対側に配置しても良い。
ミラー基材131は、例えば光透過性のフィルムであり、被写体光を透過させる。フィルムとしては、例えば光学的等方性を有して一定の剛性を持つ素材で形成することが望ましい。これにより、ミラー基材131の破損を抑止できるとともに、光量ロスを低減できる。なお、光学的等方性を有する素材としては、例えばシクロオレフィンポリマーやポリカーボネートが挙げられる。
無機層132は、ミラー基材131の第1部分の一例である中央部のみに成膜され、被写体光を透過又は分離する。無機層132の層厚を変化させることで、透過光Laと反射光Lbに関する分光特性を調整可能である。無機層132は、例えば、五酸化ニオブ(Nb)等の高屈折率材料(H)の層と、例えば二酸化ケイ素(SiO)等の低屈折率材料(L)の層とが交互に積層されて成膜されても良い。
上記の構成のハーフミラー130にレンズ群21を通った光が入射されると、無機層132により透過光Laと反射光Lbに分離される。なお、無機層132が形成されていないミラー基材131に入射した光は、ほとんどが透過光となる。このため、無機層132に入射した光が、反射光Lbとなる。すなわち、第1の実施形態では、ハーフミラー130の中央部(無機層132)での被写体光の透過率は、中央部以外の部分(ミラー基材131)での被写体光の透過率よりも小さい。
前述した位相差AFモジュール107は、ハーフミラー130のミラー面の中央部(無機層132)で分離された反射光を受光する。また、撮像素子101は、ハーフミラー130の無機層132とミラー基材131で分離された透過光を受光する。
図5は、第1の実施形態に係るハーフミラー130の面内の分光特性のイメージを示す図である。図5に示すように、第1の実施形態では、ハーフミラー130の面内の分光特性は均一で無く、反射率の高い領域(ハーフミラー130の中央側)と透過率の高い領域(ハーフミラー130の端側)とが共存している。
図6は、ハーフミラー130の面内の位置(図5の左右方向における位置)と、光の透過率及び反射率との関係を示すグラフである。ハーフミラー130の中央部では、図6(b)に示すように反射率が高い(別言すれば、図6(a)に示すように透過率が低い)。そして、ハーフミラー130の中央部での反射率及び透過率は、ほぼ一定である。同様に、ハーフミラー130の端部での反射率及び透過率も、ほぼ一定である。
これにより、ハーフミラー130の中央部から反射される反射光Lbの光量が増えることになり、位相差AFモジュール107は、十分な光量の反射光Lbを受光できる。特に、第1の実施形態に係る位相差AFモジュール107は、ハーフミラー130の面のうち中央側からの光のみを用いて検出する場合には、検出対象の反射光Lbの有効な光量が増えるので、焦点検出の精度が向上する。
また、ハーフミラー130の中央部での透過率を低くする一方で、中央部以外での透過率を高めることで、撮像素子101が受光する透過光Laの光量の低下を防止できる。これにより、撮像素子101により取得される画像の画質劣化を抑制できる。
さらに、ハーフミラー130の端側の反射率を低くすることで、端側による反射光が位相差AFモジュール107に入射され難くなる。上述したように位相差AFモジュール107は、ハーフミラー130の中央側の反射光Lbを用いてAF検出を行うので、AF検出に有効でない端側の反射光を位相差AFモジュール107が受光することを防止できる。また、端側の反射光に起因するいわゆるゴーストを低減できる。
なお、上記では、ハーフミラー130の中央部の反射率を高くすることとしたが、これに限定されない。例えば、位相差AFモジュール107のAF検出の対象となる反射光が、ハーフミラー130の端部から反射される構成であれば、当該端部の反射率を高く(透過率を低く)し、それ以外の部分の反射率を低く(透過率を高く)しても良い。
<2.第2の実施形態>
図7を参照しながら、第2の実施形態に係るハーフミラー230の詳細構成について説明する。
図7は、第2の実施形態に係るハーフミラー230の詳細構成を示す模式図である。図7(a)は、ハーフミラー230の正面図であり、図7(b)は、図7(a)のB−B断面図である。
第1の実施形態では無機層132がハーフミラー130の中央部に均一に成膜(図4参照)されていたが、第2の実施形態では、無機層の層厚が均一では無く、図7に示すように、ミラー基材231の中央部に対応する無機層232の層厚が、中央部以外の部分に対応する無機層232の層厚よりも大きい。
具体的には、図7(b)に示すように、ハーフミラー230の中央側の無機層232の層厚が最も大きく、中央側から端側に向かって層厚が小さくなっている。無機層232に入射される光は、無機層232の層厚が大きいほど反射しやすい性質を有する。すなわち、ハーフミラー230の中央側の方が、反射光の割合が大きくなる。
図8は、第2の実施形態に係るハーフミラー230の面内の分光特性のイメージを示す図である。図8に示すように、第2の実施形態でも、ハーフミラー230の面内の分光特性は均一で無く、反射率の高い領域(ハーフミラー230の中央側)と透過率の高い領域(ハーフミラー230の端側)とが共存している。
図9は、ハーフミラー230の面内の位置と、光の透過率及び反射率との関係を示すグラフである。図9(b)に示すように、ハーフミラー230の中央における被写体光の反射率が最も大きく、中央側から端側に向かって反射率が徐々に低くなっている。別言すれば、図9(a)に示すように、ハーフミラー230の中央における被写体光の最も透過率が低く、中央側から端側に向かって透過率が大きくなっている。
ところで、交換レンズ2のレンズ群21を透過してきた光については、いわゆるコサイン4乗則にみられるように、中央側に比べて周辺側の光量が低下する。そこで、ハーフミラー130の中央側から端側に向かって透過率を高めることで、レンズ群21による周辺光量の低下を補うことができる。また、ハーフミラー130の端部側の透過率を高めることで、端部側に対応する画像の画質を向上させることができる。
第2の実施形態に係るハーフミラー230によれば、第1の実施形態と同様に、ハーフミラー230の中央部から反射される反射光Lbの光量が増えることになり、位相差AFモジュール107は、十分な光量の反射光Lbを受光できる。また、ハーフミラー130の中央部での透過率を低くする一方で、中央部以外での透過率を高めることで、撮像素子101が受光する透過光Laの光量の低下を防止できる。これにより、撮像素子101により取得される画像の画質劣化を抑制できる。
また、第2の実施形態によれば、無機層232の層厚が中央側から端側へ向かって滑らかに小さくなっているので、ハーフミラー230による透過率や反射率も滑らかに変化する。
なお、上記では反射光受光部として位相差AFモジュール(AFセンサ)を例に挙げて説明したが、これに限定されず、反射光受光部が測距センサであっても良い。かかる場合に、測距センサはハーフミラー230の中心を検出するため、第2の実施形態の無機層232の構成を適用することで、測距センサの感度を高めることができる。
<3.第3の実施形態>
図10を参照しながら、第3の実施形態に係るハーフミラー330の詳細構成について説明する。
図10は、第3の実施形態に係るハーフミラー330の詳細構成を示す模式図である。第3の実施形態では、ハーフミラー330の中央部側における無機層332は、密状に(密集して)成膜され、ハーフミラー330の端部側における無機層332は、が疎状に(千鳥状に分散して)成膜されている。なお、無機層332の層厚については、密集している部分の層厚が、千鳥状に分散している部分の層厚よりも大きくても良いが、2つの部分の層厚が同じ大きさであっても良い。
上述したハーフミラー330の構成によれば、ハーフミラー330の中央側で反射される反射光Lbの割合が大きくなるので、位相差AFモジュール107は、十分な光量の反射光Lbを受光できる。また、ハーフミラー130の中央部での透過率を低くする一方で、中央部以外での透過率を高めることで、撮像素子101が受光する透過光Laの光量の低下を防止できる。
上記では、透過光と反射光を分離するハーフミラーとして、図4、図7、図10に示す構成のハーフミラー130、230、330を例に挙げて説明したが、これに限定されず、例えば図11に示す構成であっても良い。かかる構成であっても、ハーフミラー230の中央部から反射されて位相差AFモジュール107が受光する反射光Lbの光量が増えると共に、撮像素子101が受光する透過光Laの光量の低下を防止できる。
図11は、その他の実施形態に係るハーフミラー430の詳細構成を示す模式図である。図11(a)には、上述した第1の実施形態と第2の実施形態とを組み合わせた構成のハーフミラー430が示されている。図11(a)では、ハーフミラー430の中央側では第1の実施形態と同様に均一な層厚の無機層432が成膜され、端側に向かって第2の実施形態と同様に無機層432の層厚が小さくなっている。
図11(b)には、上述した第1の実施形態の無機層432の端を階段状に成膜したハーフミラー430が示されている。これにより、無機層432とミラー基材431の間の境界が急峻な状態となることを防止できる。また、図11(c)には、ミラー基材431の上に反射防止膜であるAR層433が設けられた構成が示されている。無機層432は、AR層433の一部の上に成膜されている。かかる場合には、無機層432が成膜されていない部分では、AR層433によって、より透過率を高く(反射率を低く)することができる。
<4.まとめ>
上述した実施形態の撮像装置1においては、ハーフミラー130の第1部分(中央部)での被写体光の透過率が、ハーフミラー130の他の部分での被写体光の透過率と異なる。かかる場合には、撮像素子101と位相差AFモジュール107が受光する透過光や反射受の光量に応じて、第1部分と他の部分での被写体光の透過率を異ならせることで、ハーフミラー130の透過光を受光する撮像素子101に有効な光量の透過光を受光させると共に、反射光を受光する位相差AFモジュール107に有効な光量の反射光を受光させることが可能となる。
例えば、図6や図9に示すように、ハーフミラー130の第1部分(中央部)での被写体光の透過率が、ハーフミラー130の他の部分での被写体光の透過率よりも小さい。これにより、ハーフミラー130の中央部での被写体光の反射率が高まり、位相差AFモジュール107が受光する反射光の光量が増加する。一方で、他の部分での被写体光の透過率が大きいので、中央部での被写体光の透過率が低くても、撮像素子101が受光する透過光の光量の減少を抑制できる。これにより、ハーフミラー130の透過光を受光する撮像素子101に有効な光量の透過光を受光させると共に、反射光を受光する位相差AFモジュール107に有効な光量の反射光を受光させることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
撮像レンズを通過した被写体光を、ミラー面において透過光と反射光に分離するミラー部と、
前記ミラー面の第1部分で分離された反射光を受光する反射光受光部と、
前記ミラー面の前記第1部分と他の部分とで分離された透過光を受光する透過光受光部と、
を備え、
前記第1部分での前記被写体光の透過率は、前記他の部分での前記被写体光の透過率と異なる、撮像装置。
(2)
前記第1部分での前記被写体光の透過率は、前記他の部分での前記被写体光の透過率よりも小さい、
前記(1)に記載の撮像装置。
(3)
前記第1部分は、前記ミラー面の中央部である、
前記(1)に記載の撮像装置。
(4)
前記ミラー面の端部側における前記被写体光の透過率が、最も大きい、
前記(3)に記載の撮像装置。
(5)
前記ミラー面における前記被写体光の透過率は、前記ミラー面の中央部側から端部側に向かって大きくなる、
前記(3)又は(4)に記載の撮像装置。
(6)
前記ミラー面の中央における前記被写体光の反射率が、最も大きい、
前記(3)〜(5)のいずれか1項に記載の撮像装置。
(7)
前記ミラー部は、
前記被写体光を透過させる基材と、
前記基材上に成膜され、前記被写体光を透過又は分離する成膜層と、
を有し、
前記成膜層は、前記第1部分を含む、
前記(1)〜(6)のいずれか1項に記載の撮像装置。
(8)
前記第1部分に対応する成膜層の層厚は、前記他の部分に対応する成膜層の層厚よりも大きい、
前記(7)に記載の撮像装置。
(9)
前記成膜層は、前記第1部分に対応する領域のみに成膜されている、
前記(7)に記載の撮像装置。
(10)
前記ミラー面は、矩形の形状を成しており、
前記ミラー面の中央部側における前記成膜層は、密集して成膜され、
前記ミラー面の端部側における前記成膜層は、千鳥状に分散して成膜されている、
前記(7)に記載の撮像装置。
(11)
前記透過光受光部は、前記透過光を受光して被写体に係る画像信号の出力が可能な撮像センサを有する、
前記(1)〜(10)のいずれか1項に記載の撮像装置。
(12)
前記反射光受光部は、前記反射光を受光して被写体に係る焦点検出信号の出力が可能な焦点検出センサを有する、
前記(1)〜(11)のいずれか1項に記載の撮像装置。
1 撮像装置
13 ミラー部
21 レンズ群
101 撮像素子
107 位相差AFモジュール
130 ハーフミラー
131 ミラー基材
132 無機層

Claims (12)

  1. 撮像レンズを通過した被写体光を、ミラー面において透過光と反射光に分離するミラー部と、
    前記ミラー面の第1部分で分離された反射光を受光する反射光受光部と、
    前記ミラー面の前記第1部分と他の部分とで分離された透過光を受光する透過光受光部と、
    を備え、
    前記第1部分での前記被写体光の透過率は、前記他の部分での前記被写体光の透過率と異なる、撮像装置。
  2. 前記第1部分での前記被写体光の透過率は、前記他の部分での前記被写体光の透過率よりも小さい、
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1部分は、前記ミラー面の中央部である、
    請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記ミラー面の端部側における前記被写体光の透過率が、最も大きい、
    請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記ミラー面における前記被写体光の透過率は、前記ミラー面の中央部側から端部側に向かって大きくなる、
    請求項3に記載の撮像装置。
  6. 前記ミラー面の中央における前記被写体光の反射率が、最も大きい、
    請求項3に記載の撮像装置。
  7. 前記ミラー部は、
    前記被写体光を透過させる基材と、
    前記基材上に成膜され、前記被写体光を透過又は分離する成膜層と、
    を有し、
    前記成膜層は、前記第1部分を含む、
    請求項1に記載の撮像装置。
  8. 前記第1部分に対応する成膜層の層厚は、前記他の部分に対応する成膜層の層厚よりも大きい、
    請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記成膜層は、前記第1部分に対応する領域のみに成膜されている、
    請求項7に記載の撮像装置。
  10. 前記ミラー面は、矩形の形状を成しており、
    前記ミラー面の中央部側における前記成膜層は、密集して成膜され、
    前記ミラー面の端部側における前記成膜層は、千鳥状に分散して成膜されている、
    請求項7に記載の撮像装置。
  11. 前記透過光受光部は、前記透過光を受光して被写体に係る画像信号の出力が可能な撮像センサを有する、
    請求項1に記載の撮像装置。
  12. 前記反射光受光部は、前記反射光を受光して被写体に係る焦点検出信号の出力が可能な焦点検出センサを有する、
    請求項1に記載の撮像装置。

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