JP2014074763A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】速度切り替えの発生を低減し、生産性を高めることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】表紙となる1枚の合紙を挿入する際、待ち合わせの経過時間t1が閾値Yに達する前に、次の普通紙の印刷ジョブの出力パラメータが得られると、合紙の搬送速度を普通紙の搬送速度と同じにする。また、厚紙の印刷ジョブの終了後、1枚の合紙を挿入する際、次の普通紙の印刷ジョブの出力パラメータが得られる前に、待ち合わせの経過時間t3が閾値Yに達すると、合紙の搬送速度を最大搬送速度に決定する。この場合、合紙の出力後、速度切り替え動作が行われ、その後、普通紙の出力が開始される。普通紙の印刷ジョブの終了後、OHPを出力する前に合紙を連続して挿入する際、合紙連続指示回数が閾値Xを超えると、合紙の搬送速度を最大搬送速度に決定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、印刷ジョブに従って出力されるシートの間に合紙を挿入する画像形成装置が知られている。この画像形成装置は、合紙を出力する際、あらかじめ固定値に設定された最速の速度で制御していた。
この種の先行技術として、合紙の出力時に、合紙以外の出力用紙の印刷ジョブのパラメータに応じて合紙の搬送速度を決定することで、速度切り替えによる生産性の低下を防ぐ画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2002−265135号公報
しかしながら、従来の画像形成装置には、つぎのような問題があった。特許文献1の画像形成装置では、合紙の出力時に、合紙以外の出力用紙の印刷ジョブのパラメータが決定されていない場合、従来通り、最速の速度で合紙を出力できるように搬送速度を固定的に決めなければならなかった。
つまり、合紙の出力を開始した後に、合紙以外の出力用紙の印刷ジョブのパラメータが決定され、かつ、このパラメータに応じた搬送速度が最速とならない場合、次の出力用紙の出力時に、速度切り替えが発生し、生産性が低下するおそれがあった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、速度切り替えの発生を低減し、生産性を高めることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、印刷ジョブに従ってシートに画像形成する画像形成部を備え、前記画像形成部で画像形成されるシートに合紙を挿入する際、前記シートおよび前記合紙をそれぞれの搬送速度で給紙部から搬送路を経由して排出部に出力する画像形成装置であって、前記合紙の出力時、次のシートの印刷ジョブの出力パラメータが決定されていない場合、前記出力パラメータが決定されるまで前記合紙の搬送速度の決定を待ち合わせ、前記待ち合わせ中に、前記出力パラメータが決定された場合、前記合紙の搬送速度を、前記出力パラメータに対応する搬送速度に決定することを特徴とする画像形成装置である。
上記画像形成装置であって、前記出力パラメータが決定されず、前記待ち合わせ中の合紙の出力が予め定められた数になるまで連続した場合、前記合紙の搬送速度を、前記合紙の出力を制御可能な最大搬送速度に決定することを特徴とする画像形成装置である。
上記画像形成装置であって、前記出力パラメータが決定されず、最後に前記合紙の出力を待ち合わせてからの経過時間が予め定められた時間に達した場合、前記合紙の搬送速度を、前記合紙の出力を制御可能な最大搬送速度に決定することを特徴とする画像形成装置である。
上記画像形成装置であって、前記給紙部は、前記シートを格納する第1格納部と、前記合紙を格納する第2格納部とを有し、前記第1格納部に格納されたシートおよび前記第2格納部に格納された合紙を前記搬送路に送り出すことを特徴とする画像形成装置である。
上記画像形成装置であって、前記出力パラメータは、前記シートの種類および前記シートに画像形成される色の種別を含むことを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、速度切り替えの発生を低減し、生産性を高めることができる画像形成装置を提供することができる。
実施の形態における画像形成装置の内部構成を示す図である。 制御ユニット10のハードウェア構成を示す図である。 印刷ジョブ19およびテーブル15aの登録内容を示す。 出力制御手順を示すフローチャートである。 記録紙および合紙の出力時期および搬送速度を説明する図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は実施の形態における画像形成装置1の内部構成を示す図である。この画像形成装置1は、装置本体20内の中央に4色(ブラック、イエロ、マゼンタ、シアン)の画像形成ユニット24a〜24dが水平方向に配列されたタンデム型のものである。各画像形成ユニット24a〜24dは、それぞれ後述する感光体ユニット26および現像ユニット28を内蔵する。
また、装置本体20内の上方には、転写ユニット30が配置される。転写ユニット30は、画像形成ユニット24a〜24dの配列方向に沿って循環して搬送される中間転写ベルト31を有する。
また、画像形成ユニット24a〜24dの下方には、感光体ユニット26内の感光体ドラム36を露光する共通の露光ユニット29が設けられている。
さらに、露光ユニット29の下方には、シート(記録紙ともいう)Sが格納される給紙カセット21が設けられている。一方、装置本体20の側面の下方には、合紙Iが格納される給紙トレイ23が設けられている。
給紙カセット21に収納されたシートS、あるいは給紙トレイ23に載置された合紙Iが搬送される搬送路25は、装置本体20の上部に設けられた排出口まで略鉛直方向に配置されている。装置本体20の上部には、排出トレイ35(排出部)が形成されており、排出口から排出されたシートSおよび合紙Iを積載する。
感光体ユニット26は、感光体ドラム36と、この感光体ドラム36を予め帯電する帯電装置37と、感光体ドラム36上の残留トナーを除去するクリーナ38とが一体化された、カートリッジ式のものである。
露光ユニット29は、各色に対応する4つの半導体レーザ(図示せず)、1つのポリゴンミラー41、結像レンズ(図示せず)及び各感光体ユニット26に対応するそれぞれミラー(図示せず)を格納する。各色の半導体レーザからの光は、ポリゴンミラー41で偏向・走査され、結像レンズおよびミラーを介して、対応する感光体ドラム36の表面に導かれ、静電潜像を形成する。
現像ユニット28は、帯電された感光体ドラム36上に露光ユニット29で露光・形成された静電潜像を、対応する色トナーで現像するものである。
転写ユニット30は、例えば一対の張架ロール32,33間に中間転写ベルト31を掛け渡したものである。中間転写ベルト31の裏面には、一次転写装置45が配置される。この一次転写装置45にトナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加することで、感光体ドラム36上のトナー像は、中間転写ベルト31に転写される。
また、中間転写ベルト31の下流側の張架ロール33には、二次転写装置48が配置されている。二次転写装置48では、中間転写ベルト31上の一次転写像がシートSに二次転写される。一方、中間転写ベルト31の上流側には、ベルトクリーナ49が配置されており、中間転写ベルト31上の残留トナーは除去される。
また、給紙カセット21には、シートSをピックアップするローラ51が設けられている。一方、給紙トレイ23には、合紙Iをピックアップするローラ52が設けられている。ローラ51,52の直後には、シートSおよび合紙Iを搬送路25に送り出すローラ55が配置される。
搬送路25の、二次転写装置48の直前の位置には、シートSを所定のタイミングで二次転写装置48に供給するレジストローラ58が配置されている。
一方、搬送路25の、二次転写装置48の下流側の位置には、定着装置60が設けられている。さらに、この定着装置60の下流側には、シート排出装置61が設けられており、排出トレイ35にシートSおよび合紙Iを排出する。
このような構成を有する画像形成装置では、画像形成時、給紙カセット21に収容(格納)されたシートSは、ローラ51によって1枚ピックアップされ、ローラ55によって搬送路25に送り出される。搬送路25に送り出されたシートSは、レジストローラ58によってタイミング調整された後、二次転写装置48でトナー像が転写され、定着装置60で定着された後、排出トレイ35に排出される。
シートSが給紙カセット21から給紙され、搬送路25を経由して画像形成部(二次転写装置48)で画像形成された後、排紙するまでの動作は、後述するように、印刷ジョブの出力パラメータに対応する搬送速度で行われる。
一方、合紙Iの挿入時、給紙トレイ23に載置された合紙Iは、ローラ52によって1枚ピックアップされ、ローラ55によって搬送路25に送り出される。搬送路25に送り出された合紙Iは、通常、レジストローラ58によってタイミング調整されることなく、また、二次転写装置48でトナー像が転写されることなく、定着装置60を通過して排出トレイ35に排出される。
合紙Iが給紙トレイ23から給紙され、搬送路25を経由して排紙するまでの動作は、後述するように、あらかじめ決定された搬送速度で行われる。
搬送速度を切り替える場合、この切り替えに伴って動作が変更される部材として、搬送制御部(ローラ51,52、レジストローラ58等)や、画像形成部(二次転写装置48、定着装置60、転写ユニット30、画像形成ユニット24a〜24d等)が挙げられる。
図2は制御ユニット10のハードウェア構成を示す図である。なお、ここでは、搬送速度の決定に係わる部分の構成だけを示し、その他の画像形成動作に係わる部分の構成については省略する。
制御ユニット10は、制御部11、メモリ12、カウント部13、タイマ部14および搬送速度決定部15を有する。
メモリ12は、後述する制御プログラムや各種パラメータを格納するROM、ワークメモリとして使用されるRAM等を有する。メモリ12には、時系列に印刷ジョブを蓄積する印刷ジョブ記憶部12cが割り当てられている。また、メモリ12には、合紙連続出力枚数の閾値X(例えば、X=3)を記憶する閾値X記憶部12a、および合紙出力指示を受信してからの経過時間の閾値Y(例えば、Y=2)を記憶する閾値Y記憶部12bが割り当てられている。閾値Xおよび閾値Yは、生産性を著しく低下させないように決められる値であり、出荷時に設定される、あるいは操作パネル(図示)から任意に設定可能である。
カウント部13は、合紙を連続して出力する指示の回数(合紙連続指示回数)を計数する。タイマ部14は、合紙出力の指示を受信してからの経過時間を計時する。
搬送速度決定部15は、印刷ジョブの出力パラメータに対応する搬送速度が登録されたテーブル15aを有し、このテーブル15aを用いて、印刷ジョブ19に含まれる出力パラメータからシートの搬送速度を決定する。
図3は印刷ジョブ19およびテーブル15aの登録内容を示す。図3(A)に示すように、シートに画像形成するための印刷ジョブ19には、印刷部数、カラー/モノクロ、紙種、給紙口、印刷データ等の情報が含まれている。ここでは、出力パラメータ19aとして、紙種とカラー/モノクロの2つが登録されている。なお、合紙を挿入するための印刷ジョブ(図示せず)には、給紙口だけが登録されている。また、図3(B)に示すように、テーブル15aには、出力パラメータ19aに対応する記録紙の搬送速度が登録されている。モノクロの搬送速度は、通常、カラーに比べて大きい値である。また、普通紙の搬送速度は、通常、厚紙やOHPシート(単にOHPともいう)に比べて大きな値である。例えば、普通紙のカラーの場合、搬送速度Aは100mm/secに設定され、普通紙のモノクロの場合、搬送速度Bは150mm/secに設定される。また、厚紙の場合、カラーの搬送速度C、モノクロの搬送速度Dはそれぞれ70mm/sec、80mm/secに設定される。また、OHPの場合、カラーの搬送速度E、モノクロの搬送速度Fはそれぞれ60mm/sec、70mm/secに設定される。
搬送速度決定部15は、カウント部13で計数された合紙連続出力枚数、タイマ部14で計時した経過時間、およびメモリ12に記憶された閾値X、Yをもとに、合紙の搬送速度を決定する。なお、合紙の最大搬送速度は、合紙の出力を制御可能な値として、画像形成装置の機械的配置や性能で決められるものであり、メモリ12内にあらかじめ固定値(例えば300mm/sec)で設定されている。
制御部11は、操作パネルあるいはPC等(図示せず)から出力指示を受けると、画像形成装置1の全体動作を制御し、画像形成動作を行う。また、制御部11は、カウント部13で計数された合紙連続出力枚数、タイマ部14で計時した経過時間、およびメモリ12内の閾値X、Yを搬送速度決定部15に送り、搬送速度決定部15で決定された搬送速度を用いて、記録紙および合紙を出力する制御を行う。本実施形態では、記録紙は給紙カセット21から給紙され、一方、合紙は給紙トレイ23から給紙される。
上記構成を有する画像形成装置1の動作を示す。図4は出力制御手順を示すフローチャートである。この制御プログラムは、制御部11内のROMに格納されており、制御部11内のCPUによって画像形成開始時に実行される。
制御部11は、まず、初期化処理を行い、カウント部13内の合紙連続指示回数を値0にクリアするとともに、タイマ部14内の経過時間を値0にリセットする(ステップS1)。
制御部11は、経過時間が閾値Y(例えば2秒)以上になったか否かを判別する(ステップS2)。閾値Yに達していない場合、制御部11は、操作パネルあるいはPC等から出力指示を受信したか否かを判別する(ステップS3)。出力指示を受信していない場合、制御部11は、ステップS2の処理に戻る。すなわち、制御部11は、経過時間が閾値Yに達するまでの待ち合わせ中の期間を設け、出力指示を受信するまで待つ。
一方、待ち合わせ中の期間内に出力指示を受信すると、制御部11は、この出力指示が合紙の出力指示であったか否かを判別する(ステップS4)。合紙以外の出力指示であった場合、つまり、記録紙の出力指示であった場合、制御部11は、記録紙(合紙以外)の印刷ジョブの出力パラメータを決定する(ステップS5)。
制御部11は、この決定した出力パラメータを搬送速度決定部15に送り、搬送速度決定部15から得られた搬送速度を決定する(ステップS6)。そして、制御部11は、この決定した搬送速度で記録紙の出力を開始し(ステップS7)、本動作を終了する。
また、ステップS4で出力指示が合紙出力指示であった場合、制御部11は、記録紙の印刷ジョブの出力パラメータが未決定であるか否かを判別する(ステップS8)。この出力パラメータが決定済みである場合、制御部11は、ステップS6の処理に進み、決定済みの出力パラメータから得られる搬送速度を決定する。
一方、ステップS8で記録紙の印刷ジョブの出力パラメータが未決定である場合、制御部11は、合紙連続指示回数を値1増加させ(ステップS9)、合紙連続指示回数が閾値X以上になったか否かを判別する(ステップS10)。
合紙連続指示回数が閾値X以上になった場合、制御部11は、合紙の搬送速度を、前述した最大搬送速度(固定値)に決定する(ステップS11)。この後、制御部11はステップS7の処理に進み、合紙の出力を開始する。
一方、ステップS10で合紙連続指示回数が閾値X未満である場合、制御部11は、タイマ部14の経過時間を値0にリセットし(ステップS12)、タイマ部14による経過時間の計測を開始する(ステップS13)。この後、制御部11はステップS2の処理に戻り、待ち合わせの期間に入る。
そして、ステップS2で経過時間が閾値Y以上である場合、つまり、前述した待ち合わせの期間待っても、記録紙の出力バラメータが未決定である場合、制御部11は、ステップS11の処理を行い、合紙の搬送速度を最大搬送速度に決定する。そして、制御部11は、ステップS7の処理に進み、合紙の出力を開始する。
図5は記録紙および合紙の出力時期および搬送速度を説明する図である。ここでは、記録紙として、OHPシート、普通紙、厚紙を出力し、表紙としてあるいはこれらの記録紙の間に合紙を挿入する場合を考える。
表紙となる1枚の合紙Iを挿入する際、待ち合わせの経過時間t1が閾値Y(例えば2秒)に達する前に、普通紙Sの印刷ジョブの出力パラメータが得られたので、合紙Iの搬送速度は普通紙の搬送速度Aと同じ速度となる。
普通紙Sの印刷ジョブの終了後、次の1枚の合紙Iを挿入する際、同様に、待ち合わせの経過時間t2が閾値Yに達する前に、厚紙Sの印刷ジョブの出力パラメータが得られたので、合紙Iの搬送速度は厚紙の搬送速度Cと同じ速度となる。
厚紙Sの印刷ジョブの終了後、次の1枚の合紙Iを挿入する際、次の普通紙Sの印刷ジョブの出力パラメータが得られる前に、待ち合わせの経過時間t3が閾値Yに達したので、合紙Iの搬送速度は最大搬送速度に決定される。この場合、合紙Iの出力後、速度切り替え(最大搬送速度→搬送速度A)が行われ、その後に、普通紙Sの出力が開始される。
普通紙Sの印刷ジョブの終了後、OHPシートSを出力する前に合紙連続指示回数が閾値X(例えば3枚)を超えたので、合紙Iの搬送速度は最大搬送速度に決定される。この場合、合紙Iの出力後、速度切り替え(最大搬送速度→搬送速度E)が行われ、その後に、OHPシートSの出力が開始される。
このように、合紙を出力する際、合紙の搬送速度を記録紙(シート)の搬送速度に揃えることで、記録紙の出力時に速度切り替えの動作を不要にすることができる。また、印刷ジョブの遅れ等により、記録紙の出力パラメータの決定が遅れる場合、また、合紙の連続出力回数が多い場合、合紙の搬送速度を最大搬送速度に設定することで、合紙の出力が大幅に遅れることを回避できる。
以上が実施形態の画像形成装置の説明である。このような実施形態によれば、速度切り替えの発生を低減し、生産性を高めることができる。また、速度切り替え時の切替動作を減らすことで、速度切り替えに伴う部材の劣化を防ぎ、長寿命化に繋がる。
また、合紙連続指示回数を閾値X未満とすることによって、出力されない合紙が滞留することを回避することができる。また、最後に合紙の出力を待ち合わせてからの所定時間(閾値Y)の経過によって待ち合わせを解除することができ、合紙の出力が大幅に遅れることを回避できる。
また、シートと合紙を別々の格納部に格納するので、共通の搬送路で搬送されるシートと合紙を分けて収容することができ、取扱いが容易になる。また、出力パラメータはシートの種類および画像形成される色の種別(カラー/モノクロ)を含むので、搬送速度を適正に設定することができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、上記実施形態では、待ち合わせの経過時間が閾値Yを経過した場合、合紙の搬送速度を、合紙を搬送可能な最大搬送速度に決定し、合紙の搬送を行った。この時、合紙を最大搬送速度で搬送し、途中で次のシートの印刷ジョブの出力パラメータが決定された場合、この出力パラメータに対応する搬送速度となるように、合紙の搬送速度を緩めるように、あるいは一旦停止して切り替えるようにしてもよい。これにより、次のシートの画像形成時に速度の切り替えを行わなくて済むようになる。
また、上記実施形態では、印字解像度は固定値(例えば、300dpi)であったが、印字解像度を任意に設定可能なものとし、印刷ジョブに印字解像度を含めてもよい。
また、上記実施形態では、印刷ジョブの出力パラメータとして、紙種(厚紙、普通紙、OHP等)、画像形成される色の種別(カラー/モノクロ)を挙げた。その他の出力パラメータとしては、排紙の向き(フェイスアップ排紙/フェイスダウン排紙)、給紙口(複数段の給紙カセットの中から指定/手差しトレイ)、排出先(装置上部/装置側部)や紙サイズが挙げられる。さらに、出力パラメータには、印字解像度や片面/両面印刷の指定等が挙げられる。これらの出力パラメータに対応する搬送速度を設定することで、様々な出力形態に対応することができる。
また、上記実施形態では、シートおよび合紙が収容される給紙部は別々に設けられていたが、これらの紙種が同じである場合、同一の給紙部に収容されてもよい。この場合、シートに対して画像形成され、合紙には画像形成されないが、搬送路はほぼ完全に共通に使用されることになり、また、合紙用の給紙部を設けないことで、部材の数を減らすことができる。
また、シート用の搬送路と合紙用の搬送路は、ほぼ完全に共通してもよいし、一部だけが共通してもよく、装置を設計する際の自由度が確保される。
また、上記実施形態では、合紙を挿入する際、合紙に画像形成を行わなかったが、合紙に画像形成(印刷)を行ってもよい。
また、印刷ジョブを実行する際、シートに画像を形成するための印刷ジョブと合紙を挿入するための印刷ジョブとを分けて(例えば交互に)実行してもよいし、1つの印刷ジョブの中に合紙を挿入するプロセスを含めておき、この印刷ジョブだけを実行してもよい。
また、シートおよび合紙には、普通紙、厚紙、OHPの他、色紙、タブ紙などを用いてもよい。
本発明は、画像形成されるシートに合紙を挿入する際、速度切り替えの発生を低減し、生産性を高めることができ、有用である。
1 画像形成装置
10 制御ユニット
11 制御部
12a 閾値X記憶部
12b 閾値Y記憶部
12c 印刷ジョブ記憶部
13 カウント部
14 タイマ部
15 搬送速度決定部
19 印刷ジョブ
19a 出力パラメータ
21 給紙カセット
23 給紙トレイ
24a〜24d 画像形成ユニット
25 搬送路
30 転写ユニット
35 排出トレイ
48 二次転写装置
58 レジストローラ
60 定着装置

Claims (5)

  1. 印刷ジョブに従ってシートに画像形成する画像形成部を備え、前記画像形成部で画像形成されるシートに合紙を挿入する際、前記シートおよび前記合紙をそれぞれの搬送速度で給紙部から搬送路を経由して排出部に出力する画像形成装置であって、
    前記合紙の出力時、次のシートの印刷ジョブの出力パラメータが決定されていない場合、前記出力パラメータが決定されるまで前記合紙の搬送速度の決定を待ち合わせ、
    前記待ち合わせ中に、前記出力パラメータが決定された場合、前記合紙の搬送速度を、前記出力パラメータに対応する搬送速度に決定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記出力パラメータが決定されず、前記待ち合わせ中の合紙の出力が予め定められた数になるまで連続した場合、前記合紙の搬送速度を、前記合紙の出力を制御可能な最大搬送速度に決定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記出力パラメータが決定されず、最後に前記合紙の出力を待ち合わせてからの経過時間が予め定められた時間に達した場合、前記合紙の搬送速度を、前記合紙の出力を制御可能な最大搬送速度に決定することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記給紙部は、前記シートを格納する第1格納部と、前記合紙を格納する第2格納部とを有し、前記第1格納部に格納されたシートおよび前記第2格納部に格納された合紙を前記搬送路に送り出すことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記出力パラメータは、前記シートの種類および前記シートに画像形成される色の種別を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
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WO2023013530A1 (ja) * 2021-08-06 2023-02-09 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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