JP2014074441A - 密封構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】断面サイズの小さなガスケットであっても、ガスケットの脱落を抑制しつつ、ガスケットの姿勢の安定化を図ることのできる密封構造を提供する。
【解決手段】装着溝220を有する第1部材200と、第1部材200に固定される第2部材300と、装着溝220に装着されて、第1部材200と第2部材300との対向面間の隙間を封止するガスケット100と、を備える密封構造において、装着溝220の両側壁面のうちの一方の側壁面には、装着溝220が伸びる方向に沿ってそれぞれ間隔を空けて複数の係止突起230が設けられており、ガスケット100には、複数の係止突起230に対して、装着溝220の溝底側からそれぞれ係止される被係止突起120が複数設けられていることを特徴とする。
【選択図】図8

Description

本発明は、ガスケットを備える密封構造に関するものである。
従来、装着溝に装着されるガスケットを備える密封構造において、ガスケット側または装着溝側に突起を設けて、ガスケットの一部が溝幅方向に圧縮することによる弾性反発力を利用して、ガスケットが装着溝から脱落してしまうことを防止する構造が知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、断面サイズの小さなガスケットの場合には、ガスケット全体が変形し易いため、上記のような構造では、ガスケットを装着する際に、ガスケットがねじれてしまったり、異常に変形してしまったりすることがある。そのため、正しい姿勢でガスケットを装着し難く、また、脱落してしまい易い問題がある。
特開平10−9395号公報 特開2011−236996号公報
本発明の目的は、断面サイズの小さなガスケットであっても、ガスケットの脱落を抑制しつつ、ガスケットの姿勢の安定化を図ることのできる密封構造を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明の密封構造は、
装着溝を有する第1部材と、
第1部材に固定される第2部材と、
前記装着溝に装着されて、第1部材と第2部材との対向面間の隙間を封止するガスケットと、
を備える密封構造において、
前記装着溝の両側壁面のうちの一方の側壁面には、該装着溝が伸びる方向に沿ってそれぞれ間隔を空けて複数の係止突起が設けられており、
前記ガスケットには、前記複数の係止突起に対して、前記装着溝の溝底側からそれぞれ係止される被係止突起が複数設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、ガスケットは、ガスケットに設けられた複数の被係止突起が、装着溝に設けられた複数の係止突起に対して装着溝の溝底側からそれぞれ係止されることによって、ガスケットの脱落が抑制される。これにより、弾性反発力を利用してガスケットの脱落を抑制した構造に比べて、ガスケットの弾性的な変形を抑制することが可能となる。従って、断面サイズの小さなガスケットであっても、装着溝にガスケットが装着された際に、ガスケットがねじれてしまったり、異常に変形してしまったりすることを抑制でき、ガスケットの姿勢を安定させることができる。
前記装着溝の両側壁面のうちの他方の側壁面には、前記複数の係止突起に対向するそれ
ぞれの位置に、前記ガスケットにおける前記被係止突起が設けられている部位の反対側をそれぞれ支持する複数の支持突起が設けられているとよい。
このように、ガスケットにおける被係止突起が設けられている部位の反対側を、複数の支持突起によって、それぞれ支持する構成を採用することで、ガスケットにおいて溝幅方向に圧縮される部位が部分的で済む。そのため、装着溝の他方の側壁面全体でガスケットを支持する場合に比して、ガスケットの圧縮量を緩和でき、ガスケットの装着性が高まると共に、装着溝内でのガスケットの姿勢をより一層安定化させることができる。
以上説明したように、本発明によれば、ガスケットの脱落を抑制しつつ、ガスケットの姿勢の安定化を図ることができる。
図1は本発明の実施例1に係るガスケットの平面図である。 図2は本発明の実施例1に係るガスケットの断面図である。 図3は本発明の実施例1に係るガスケットの断面図である。 図4は本発明の実施例に係る第1部材の主要部を示す平面図である。 図5は図4の一部拡大図である。 図6は本発明の実施例に係る第1部材の断面図の一部である。 図7は本発明の実施例に係る第1部材の断面図の一部である。 図8は本発明の実施例1に係る密封構造の模式的断面図である。 図9は本発明の実施例2に係るガスケットの平面図である。 図10は本発明の実施例2に係るガスケットの断面図である。 図11は本発明の実施例2に係るガスケットの断面図である。 図12は本発明の実施例2に係る密封構造の模式的断面図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。なお、本発明に係る密封構造は、例えば、インバーターやコンバーターなどの電子機器のケースに好適に用いることができる。特に、コネクター部において、ガスケットの線径が小さなものに好適に用いることができる。
(実施例1)
図1〜図8を参照して、本発明の実施例1に係る密封構造について説明する。
<ガスケット>
特に、図1〜図3を参照して、本発明の実施例1に係るガスケットについて説明する。図1は本発明の実施例1に係るガスケット全体を示す平面図であり、図2は図1中のAA断面図であり、図3は図1中のBB断面図である。
ガスケット100は、ゴム状弾性体製であり、ガスケット本体110と、複数の被係止突起120とから構成される。ガスケット本体110は、その平面形状は環状であり、より具体的にはトラック形状となっている。また、ガスケット本体110の断面形状は円形である。
複数の被係止突起120は、ガスケット本体110の外周面側に、それぞれ間隔を空けて設けられている。なお、図示の例では、8か所に設けられている。また、本実施例に係
る被係止突起120は、突出量に対する突起の幅を数倍程度に設定している。例えば、ガスケット本体110の断面の円の直径を1.6mmに設定し、被係止突起120の突出量を0.2mm、突起の根元付近の幅を0.8mmに設定することができる。
<第1部材>
図4〜図7を参照して、本実施例に係るガスケット100が装着される装着溝を有する第1部材について説明する。図4は本実施例に係る第1部材における主要部(装着溝が設けられている部分)の平面図であり、図5は図4中X部分の拡大図であり、図6は図4中CC断面図であり、図7は図4中DD断面図である。なお、図4においては、装着溝以外の構成は、密封構造とは関係がないため、便宜上省略している。
第1部材200には、環状の装着溝220が設けられている。この装着溝220の平面形状は、ガスケット100の平面形状と同様にトラック形状である。また、第1部材200は、少なくとも装着溝220が形成されている部位は樹脂製である。
そして、装着溝220の両側壁面のうちの一方の側壁面(外周面側の側壁面)には、装着溝220が伸びる方向に沿ってそれぞれ間隔を空けて複数の係止突起230が設けられている。これらの係止突起230は、第1部材200の端面210側に設けられている。従って、係止突起230と装着溝220の溝底との間には空間が形成されている。また、これら複数の係止突起230は、ガスケット本体110に設けられた複数の被係止突起120に対応する位置にそれぞれ設けられている。従って、図示の例では、係止突起230は8か所に設けられている。
また、装着溝220の両側壁面のうちの他方の側壁面(内周面側の側壁面)には、複数の係止突起230に対向するそれぞれの位置に、複数の支持突起240が設けられている。これらの支持突起240は、装着溝220の溝底面から第1部材200の端面210に至る位置まで伸びるように構成されている。
<密封構造>
特に、図8を参照して、本発明の実施例1に係る密封構造について説明する。図8は本発明の実施例1に係る密封構造の模式的断面図である。なお、図8においては、第2部材300を第1部材200に固定する前の状態を示している。また、各部の寸法関係を明確にするために、ガスケット100については、外力を受ける前の状態を示している。
第1部材200に対して第2部材300を固定させた状態では、これらの対向面間に隙間が形成される。ガスケット100は、これら第1部材200と第2部材300との対向面間の隙間を封止するために設けられている。すなわち、ガスケット100は、第1部材200に設けられた装着溝220に装着された状態で、第2部材300が第1部材200に対して図中矢印方向に固定されることで、装着溝220の溝底と第2部材300の端面に密着して、上記隙間を封止する。
本実施例に係る密封構造においては、ガスケット100を装着溝220に装着すると、ガスケット100に設けられている複数の被係止突起120が、装着溝220の溝底側から、装着溝220に設けられた複数の係止突起230にそれぞれ係止された状態となる。このとき、それぞれの被係止突起120は、多少の弾性変形を伴いつつ、係止突起230と装着溝220の溝底との間に形成された空間内に入り込んだ状態となる。また、ガスケット100において、被係止突起120が設けられている側とは反対側は、複数の係止突起230にそれぞれ対向して設けられた複数の支持突起240によって支持された状態となる。
ここで、本実施例に係る密封構造における各部の寸法関係について説明する。ガスケット100におけるガスケット本体110の円形断面の直径をC1、被係止突起120の先端からその裏側までの距離をC2とする。また、装着溝220において、溝幅をW1、一方の側壁面から支持突起240の先端までの距離をW2、係止突起230の先端から支持突起240の先端までの距離をW3とする。
このとき、
C1≦W3<C2<W2<W1
を満たすように構成されている。
例えば、C1=W3=1.6mm,C2=1.8mm,W2=1.9mm,W1=2.2mmに設定することができる。
<本実施例に係る密封構造の優れた点>
本実施例に係る密封構造によれば、ガスケット100は、ガスケット100に設けられた複数の被係止突起120が、装着溝220に設けられた複数の係止突起230に対して、装着溝220の溝底側からそれぞれ係止される。これにより、第2部材300が第1部材200に固定される前の状態においても、ガスケット100が装着溝220から脱落してしまうことが抑制される。
そして、本実施例に係る密封構造の場合には、係止突起230と被係止突起120との係止によって、ガスケット100の脱落を抑制する構成を採用しているため、従来のような弾性反発力を利用してガスケットの脱落を抑制した構造に比べて、ガスケット100の弾性的な変形を抑制することが可能となる。従って、ガスケット100の断面サイズが小さくても、装着溝220にガスケット100が装着された際に、ガスケット100がねじれてしまったり、異常に変形してしまったりすることを抑制でき、ガスケット100の姿勢を安定させることができる。
また、本実施例に係る密封構造の場合には、ガスケット100における被係止突起120が設けられている部位の反対側を、複数の支持突起240によって、それぞれ支持する構成を採用している。これにより、ガスケット100において溝幅方向に圧縮される部位が部分的で済む。そのため、装着溝220の他方の側壁面(内周面側の側壁面)全体でガスケット100を支持する場合に比して、ガスケット100の圧縮量を緩和でき、反力が高くなり過ぎてしまうことを抑制できる。従って、ガスケット100の装着性が高まると共に、装着溝220内でのガスケット100の姿勢をより一層安定させることができる。
ここで、本実施例に係る密封構造において、各部の寸法関係を上記のように設定したことに伴う優位な点を説明する。まず、C1≦W3に設定したことにより、ガスケット100をスムーズに装着することができる。また、W3<C2に設定したことにより、被係止突起120は、係止突起230に対してより確実に係止される。更に、C2<W2に設定したことにより、ガスケット100をスムーズに装着することができ、かつガスケット100の変形量を抑制することができる。なお、ガスケット本体110自体は殆ど変形することなく、被係止突起120は、係止突起230によってのみ部分的に変形する。つまり、本実施例においては、被係止突起120は、一部が部分的に弾性変形しつつ、係止突起230に対して溝底側から係止された状態となる。従って、ガスケット100は、装着溝220に対して脱落が抑制されつつ、位置決めされる。
(実施例2)
図9〜図12には、本発明の実施例2が示されている。本実施例においては、ガスケットにおける被係止突起の形状が上記実施例1とは異なる場合の構成を示す。その他の構成
および作用については実施例1と同一なので、同一の構成部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
<ガスケット>
特に、図9〜図11を参照して、本発明の実施例2に係るガスケットについて説明する。図9は本発明の実施例2に係るガスケット全体を示す平面図であり、図10は図9中のAA断面図であり、図11は図9中のBB断面図である。
ガスケット100は、ゴム状弾性体製であり、ガスケット本体110と、複数の被係止突起120aとから構成される。ガスケット本体110は、その平面形状は環状であり、より具体的にはトラック形状となっている。また、ガスケット本体110の断面形状は円形である。
複数の被係止突起120aは、ガスケット本体110の外周面側に、それぞれ間隔を空けて設けられている。なお、図示の例では、8か所に設けられている。また、本実施例に係る被係止突起120aは、上記実施例1に比して、突出量を大きくし、薄いバリ形状にしている。例えば、ガスケット本体110の断面の円の直径を1.6mmに設定し、被係止突起120aの突出量を0.45mm、突起の中央付近の幅を0.3mmに設定することができる。
第1部材200については、上記実施例1で説明した構成と同一であるので、その説明は省略する。
<密封構造>
特に、図12を参照して、本発明の実施例2に係る密封構造について説明する。図12は本発明の実施例2に係る密封構造の模式的断面図である。なお、図12においては、第2部材300を第1部材200に固定する前の状態を示している。また、各部の寸法関係を明確にするために、ガスケット100については、外力を受ける前の状態を示している。
ガスケット100は、第1部材200と第2部材300との対向面間の隙間を封止するために設けられていることについては、上記実施例1で説明した通りである。
本実施例に係る密封構造においても、ガスケット100を装着溝220に装着すると、ガスケット100に設けられている複数の被係止突起120aが、装着溝220の溝底側から、装着溝220に設けられた複数の係止突起230にそれぞれ係止された状態となる。このとき、それぞれの被係止突起120aは、多少の弾性変形を伴いつつ、係止突起230と装着溝220の溝底との間に形成された空間内に入り込んだ状態となる。また、ガスケット100において、被係止突起120aが設けられている側とは反対側は、複数の係止突起230にそれぞれ対向して設けられた複数の支持突起240によって支持された状態となる。
ここで、本実施例に係る密封構造における各部の寸法関係について説明する。ガスケット100におけるガスケット本体110の円形断面の直径をC1、被係止突起120aの先端からその裏側までの距離をC2とする。また、装着溝220において、溝幅をW1、一方の側壁面から支持突起240の先端までの距離をW2、係止突起230の先端から支持突起240の先端までの距離をW3とする。
このとき、
C1≦W3<W2<C2<W1
を満たすように構成されている。
例えば、C1=W3=1.6mm,W2=1.9mm,C2=2.05mm,W1=2.2mmに設定することができる。
以上のように構成される密封構造においても、上記実施例1で示した密封構造と同様の効果を得ることができる。
なお、実施例1の場合には、C2<W2であったのに対して、本実施例の場合には、W2<C2となっている。しかしながら、本実施例においては、ガスケット100に設けられた被係止突起120aは、薄いバリ形状であるので、実施例1の場合と同様に、ガスケット本体110自体は殆ど変形することなく、被係止突起120aが、係止突起230及び装着溝220の一方の側壁面によって部分的に変形する。
(その他)
上記実施例1,2においては、ガスケット100の圧縮量を緩和するために、複数の支持突起240によって、ガスケット100における被係止突起120,120aが設けられている部位の反対側を支持する構成を示した。しかしながら、ガスケット100の圧縮量を緩和させる必要がない場合には、装着溝220の他方の側壁面(内周面側の側壁面)全体でガスケット100を支持する構成を採用してもよい。この場合には、上述した図8や図12に示す構成において、支持突起240をなくして、溝幅をW2に設定すればよい。
本発明が適用されるガスケットは、特に限定されるものではないが、その断面サイズが小さなもの(例えば、上述したガスケット本体の直径が2mm以下のもの)に対して、特に有効である。
100 ガスケット
110 ガスケット本体
120,120a 被係止突起
200 第1部材
210 端面
220 装着溝
230 係止突起
240 支持突起
300 第2部材

Claims (2)

  1. 装着溝を有する第1部材と、
    第1部材に固定される第2部材と、
    前記装着溝に装着されて、第1部材と第2部材との対向面間の隙間を封止するガスケットと、
    を備える密封構造において、
    前記装着溝の両側壁面のうちの一方の側壁面には、該装着溝が伸びる方向に沿ってそれぞれ間隔を空けて複数の係止突起が設けられており、
    前記ガスケットには、前記複数の係止突起に対して、前記装着溝の溝底側からそれぞれ係止される被係止突起が複数設けられていることを特徴とする密封構造。
  2. 前記装着溝の両側壁面のうちの他方の側壁面には、前記複数の係止突起に対向するそれぞれの位置に、前記ガスケットにおける前記被係止突起が設けられている部位の反対側をそれぞれ支持する複数の支持突起が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の密封構造。
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