JP2014074323A - マンホール鉄蓋補修リング及び補修工法 - Google Patents

マンホール鉄蓋補修リング及び補修工法 Download PDF

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JP2014074323A JP2012235136A JP2012235136A JP2014074323A JP 2014074323 A JP2014074323 A JP 2014074323A JP 2012235136 A JP2012235136 A JP 2012235136A JP 2012235136 A JP2012235136 A JP 2012235136A JP 2014074323 A JP2014074323 A JP 2014074323A
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Kazunori Tomohiro
和典 友廣
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Abstract

【課題】 従来の技術は、新たに設置される受枠と円形開口部の間に、早強無収縮性モルタルが装填されてなるものであり、再度補修する場合、早強無収縮性モルタルを破壊するのに多大な労力と時間を必要とし、かつ、騒音も問題であり、実用上問題がある。また、専用の切断機が必要であり、かつ、再度補修する場合もマンホール蓋の取り外し、取り付けに、これもまた多大な労力と時間を必要とするものである。
【解決手段】鉄蓋を取り付ける基板リングと、鉄蓋の周囲を補強する補強リングとからなることを特徴とするマンホール鉄蓋補修リング。
【選択図】図1

Description

本発明は、既築の上下水道・通信・電力・ガス等のマンホール鉄蓋を取り替えるためマンホール鉄蓋補修リング及び補修工法に関するものである。
従来の技術として、マンホールの蓋体周囲の舗装が円形に切断され、切断された舗装が蓋体の受枠ごと取り出されて、その切除後の円形開口部のマンホール上に受枠が再設置されて構成されるマンホール補修部の構造であって、新たに設置される受枠と円形開口部の間に、早強無収縮モルタルが装填されてなることを特徴とするマンホール補修部の構造がある。(特許文献1参照)
また、別の従来の技術として、回転円弧状または球面状カッターを、マンホール蓋の中心を中心として、前記マンホール蓋の外周外方に沿って360°旋回させて回転円弧状または球面状切り込みを入れる舗装切断工程と、前記舖装切断工程で形成された切込みと、前記蓋を受ける蓋受枠との間の前記蓋受枠と舗装材を一体構造とした擬似円環状の切断片を形成する切断片形成工程と、下桝の上面を清掃し、アンカーボルトを介して、新しい蓋受枠を取り付ける蓋受枠取り付け工程と、前記擬似円環状の切断片を除去して形成される空間に、路盤材、調整部材、表層材を充填する材料充填工程と、よりなることを特徴とするマンホール蓋枠取替え工法がある。(特許文献2参照)
実用新案登録第3070638号公報 特開2006−233754号公報
上記前者の場合、新たに設置される受枠と円形開口部の間に、早強無収縮性モルタルが装填されてなるものであり、再度補修する場合、早強無収縮性モルタルを破壊するのに多大な労力と時間を必要とし、実用上問題がある。
また、上記後者においても、専用の切断機が必要であり、かつ、再度補修する場合もマンホール蓋の取り外し、取り付けに、これもまた多大な労力と時間を必要とし、長時間の交通障害を起因するものである。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするもので、マンホール鉄蓋補修リングにより、簡単に、しかも短時間に施工でき、再補修を簡単にできるマンホール鉄蓋補修リング及び補修工法を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、鉄蓋を取り付ける基板リングと、鉄蓋の周囲を補強する補強リングとからなること。基板リングに、鉄蓋を取り付ける取付孔を穿設した鉄蓋受部をもうけてなること。基板リングの内寸がφ300mm〜φ1500mmで、外寸φ400mm〜φ1800mm、厚み50mm〜150mmであること。補強リングに、基板リングの取付孔と同位置に連結孔を設けてなること。補強リングの内寸がφ300mm〜φ1500mmで、外寸がφ400mm〜φ1800mmで、厚み20mm〜80mmであること。既築の鉄蓋周囲を取り除く撤去工程と、基板リングと補強リングを連結し、マンホール鉄蓋補修リングの基板リングに鉄蓋を取り付ける取付工程と、マンホール補強リングの高さ調整を行う設置工程と、無収縮モルタルを打設する打設工程と、表層材を打設する仕上工程とからなることを特徴とする補修工法。
まず、マンホール鉄蓋補修リングにおいて、
1)、基板リングと補強リングとから構成するマンホール鉄蓋補修リングにより、鉄蓋を
簡単に取り付けることができ、かつ、底部及び側部(外周)を保護できる。
2)、取付孔により、鉄蓋を確実に取り付けることができる。
3)、連結孔により、基板リングと補強リングを位置ズレを起こすことなく連結できる。4)、各サイズの基板リングと補強リングにより、いろいろな大きさのマンホールに対応
できる。
つぎに、補修工法においては、
1)、既築のマンホール鉄蓋周囲を取り除いた後は、鉄蓋を取り付けたマンホール鉄蓋補
修リングを設置するのみで、施工も簡単で、特に技術を要しない。
2)、また、再度補修工事を行う場合においてもマンホール補強リングを引き抜くことに
より取り外すことができ、短時間に施工できると共に、騒音も低減でき、かつ、設置
も簡単に施工できる。
本発明の一実施例を示すマンホール鉄蓋補修リングの補強リングの縦断正面図。 本発明の一実施例を示すマンホール鉄蓋補修リングの補強リングの平面図。 本発明の一実施例を示すマンホール鉄蓋補修リングの基板リングの縦断正面図。 本発明の一実施例を示すマンホール鉄蓋補修リングの基板リングの平面図。 本発明の一実施例を示すマンホール鉄蓋補修リングに鉄蓋を取り付けてなる一部縦断正面図。 本発明の一実施例を示す補修工法のフローチャート図。
発明の実施するための形態
まず、マンホール鉄蓋補修リングについて説明する。
マンホール鉄蓋補修リング1は、補強リング2と基板リング3とより構成される。
補強リング2は、厚さCは50mm〜150mmで、内寸bはφ300mm〜φ1500mmで、外寸aはφ400mm〜φ1800mmである。
材質は、特に限定するものではないが、合成樹脂製等が望ましい。
また、受部2aに取付孔2a1−−−(この実施例の場合、12箇所)を穿設してある。(図1・図2参照)
基板リング3は、厚さC1は30mm〜80mmで、内寸b1はφ300mm〜1500mmで、外寸aはφ400mm〜φ1800mmである。
材質は、特に限定するものではない。
また、取付孔2a1−−−と同位置に連結孔3a1−−−(この実施例の場合、12箇所)。。
さらに、取付孔2a1の3箇所に連結ボルトの頭を収納するための収納穴3bを設けてある。(図3・図4参照)
上記のように、マンホール鉄蓋補修リング1の補強リング2と基板リング3とはボルトB・ナットNにて連結するものである。(図5参照)
つぎに、補修工法について説明する。
前段取りとして、補強リング2と基板リング3をボルトB・ナットNにて連結し、マンホール鉄蓋補修リング1を作る。
この時、ボルトBは収納穴3b(3箇所)より挿入し、鉄蓋Tの孔を通してナットNにて固定する。(図5参照)
補修工法の手順としては、以下の流れとなる。
まず、数十年前に施工されたマンホール鉄蓋MTは、表面のアスファルトASの下にモルタルMや砕石Sにて固定(施工)している。(図6(1)参照)
このマンホール鉄蓋MTの周囲SIを切断や掘削K等して、除去Zする撤去工程。(図6(2)(3)(4)参照)
つぎに、予め鉄蓋Tを取り付けたマンホール鉄蓋補修リング1(図5参照)を施工する取付工程、調整ナットTNを設けたアンカーボルトAB(例えば、3箇所)を立設し、上方より工具(図示せず)にて調整ナットTNを上下させレベル調整を行った後、アンカーボルトABを所要の取付孔2a1と連結孔3a1に連通して仮置きし、固定ナットKNにて固定する。(図6(5)参照)
その後、キャップCを各アンカーボルトABに装着した後、その周囲に無収縮モルタルMMを打設すると共に、同じくマンホール鉄蓋補修リング1の外周にも無収縮モルタルMM1を打設する打設工程。(図6(6)(7)参照)
最後に、マンホール鉄蓋補修リング1を上面を表層材Hにて仕上げる仕上工程。(図6(5)参照)
なお、再度補修工事を行う場合には、表層材Hを取り除き、ボルトBのキャップCを取外し、既築のマンホール鉄蓋を撤去し、上方へマンホール鉄蓋補修リング1を引き抜き、新しいマンホール鉄蓋補修リング1を施工することができるものである。
上記実施例において、掘削方法や高さ調整方法は、従来例ある技術を使用すればよく、特に限定するものではない。
1−−−マンホール鉄蓋補修リング
2−−−補強リング
2a−−受部
2a1−取付孔
3−−−基板リング
3a1−連結孔
3b−−収納穴
T−−−鉄蓋
B−−−ボルト
N−−−ナット
C−−−キャップ

Claims (6)

  1. 鉄蓋を取り付ける基板リングと、鉄蓋の周囲を補強する補強リングとからなることを特徴とするマンホール鉄蓋補修リング。
  2. 基板リングに、鉄蓋を取り付ける取付孔を穿設した鉄蓋受部を設けてなることを特徴とする請求項1記載のマンホール鉄蓋補修リング。
  3. 基板リングの内寸がφ300mm〜φ1500mmで、外寸φ400mm〜φ1800mm、厚み50mm〜150mmであることを特徴とする請求項1又は2記載のマンホール鉄蓋補修リング。
  4. 補強リングに、基板リングの取付孔と同位置に連結孔を設けてなることを特徴とする請求項1、2又は3記載のマンホール鉄蓋補修リング。
  5. 補強リングの内寸がφ300mm〜φ1500mmで、外寸がφ400mm〜φ1800mmで、厚み20mm〜80mmであることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のマンホール鉄蓋補修リング。
  6. 既築の鉄蓋周囲を取り除く撤去工程と、基板リングと補強リングを連結し、マンホール鉄蓋補修リングの基板リングに鉄蓋を取り付ける取付工程と、マンホール鉄蓋補修リングの高さ調整を行う設置工程と、無収縮モルタルを打設する打設工程と、表層材を打設する仕上工程とからなることを特徴とする補修工法。
JP2012235136A 2012-10-05 2012-10-05 マンホール鉄蓋補修リング及び補修工法 Pending JP2014074323A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023248354A1 (ja) * 2022-06-21 2023-12-28 日本電信電話株式会社 地中埋設型構造物の補強方法

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