JP2014073022A - 車両用充電制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】充電制御手段の受電待機状態をある程度継続できながら、無給電状態が長時間にわたって継続した後、その無給電状態が解消されたときに、充電制御手段を起動させることができる、車両用充電制御装置を提供する。
【解決手段】外部電源10の停電などにより、外部電源10と充電レセプタクル14とが電気的に接続されていながら、外部電源10から充電器15に電力が供給されない無給電状態が生じた場合、補機バッテリ17の容量が許容限界に達するまでは、補機バッテリ17から充電制御部41への動作電力の供給が継続されて、充電制御部41の受電待機状態が継続する。
【選択図】図1
【解決手段】外部電源10の停電などにより、外部電源10と充電レセプタクル14とが電気的に接続されていながら、外部電源10から充電器15に電力が供給されない無給電状態が生じた場合、補機バッテリ17の容量が許容限界に達するまでは、補機バッテリ17から充電制御部41への動作電力の供給が継続されて、充電制御部41の受電待機状態が継続する。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両の蓄電装置の充電を制御する車両用充電制御装置に関する。
電気自動車(EV:Electric Vehicle)やプラグインハイブリッドカー(PHV:Plug-in Hybrid Vehicle)では、急速充電用DC電源および家庭用電源(商用交流電源)などの外部電源からの電力で高圧バッテリが充電される。
車体には、高圧バッテリと電気的に接続された充電レセプタクルが設けられている。高圧バッテリの充電の際には、外部電源から延びる充電ケーブルの先端に設けられた充電プラグが充電レセプタクルに接続される。
充電プラグが充電レセプタクルに接続されると、充電ケーブルから充電レセプタクルを介して車両制御ユニットに向けて、その接続されたことを表す充電プラグ接続検出信号が出力される。この充電プラグ接続検出信号の出力に応答して、車両制御ユニット内の充電制御部に動作電力が供給され、充電制御部が起動する。これにより、充電制御部は、外部電源から車載の充電器への電力の供給を待つ受電待機状態となる。外部電源から充電器に交流電力が供給されると、電源制御部によって充電器が制御されて、交流電力が充電器で高圧バッテリを充電可能な直流電力に変換され、直流電力が高圧バッテリに供給される。
高圧バッテリの充電中に外部電源の停電が発生しても、その停電からの復帰後に充電を直ちに再開できるように、補機バッテリから充電制御部への動作電力の供給は継続される。充電制御部の動作電力は、補機の電源として車両に搭載された補機バッテリ(12Vバッテリ)から供給される。そのため、外部電源の停電が長時間継続すると、補機バッテリの容量が空になる。
高圧バッテリには、高圧バッテリから出力される電圧を降圧させるためのDC/DCコンバータが接続されている。DC/DCコンバータを動作させれば、高圧バッテリからDC/DCコンバータを介して補機バッテリに電力を供給することができる。ところが、外部電源の停電が長時間継続すると、高圧バッテリの容量が空になり、その後、補機バッテリの容量が空になってしまう。
そこで、高圧バッテリの充電中に外部電源の停電が発生した場合に、充電制御部を通常電力で動作する通常電力動作モードから低電力で動作する低電力モードに切り替えることが提案されている。
しかしながら、従来の提案に係る手法は、補機バッテリの容量が空になるという問題を完全に解決できていない。充電制御部の動作モードが通常電力動作モードから低電力動作モードに切り替えられても、補機バッテリの容量が空になるまでの時間を延長できるにすぎず、高圧バッテリの充電中に外部電源の停電が長時間継続すると、補機バッテリの容量が空になる。
補機バッテリの容量が空になると、外部電源が停電から復帰した後、充電プラグを充電レセプタクルに接続し直しても、充電制御部を起動させることができないため、高圧バッテリを充電することができない。
本発明の目的は、充電制御手段の受電待機状態をある程度継続できながら、無給電状態が長時間にわたって継続した後、その無給電状態が解消されたときに、充電制御手段を起動させることができる、車両用充電制御装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る車両用充電制御装置は、充電可能な蓄電装置と、外部電源と電気的に接続される接続部と、前記外部電源から前記接続部を介して供給される電力で前記蓄電装置を充電する充電器とを有する車両に適用される。前記車両用充電制御装置は、前記外部電源と前記接続部とが電気的に接続されているか否かを検出する接続検出手段と、前記外部電源と前記接続部とが電気的に接続されている状態で、前記充電器を制御する充電制御手段と、前記接続検出手段によって前記外部電源と前記接続部との接続が検出されたことに応答して、前記蓄電装置から前記充電制御手段への動作電力の供給を開始し、前記充電制御手段を起動させる起動制御手段と、前記充電制御手段への動作電力の供給による電力消費を許容できる限界である許容限界を設定する許容限界設定手段と、前記外部電源と前記接続部とが電気的に接続されていながら、前記外部電源から前記充電器に電力が供給されない無給電状態において、所定のパラメータが前記許容限界設定手段によって設定された許容限界に達していないときには、前記蓄電装置から前記充電制御手段への動作電力の供給を継続し、前記パラメータが当該許容限界に達したときには、前記蓄電装置から前記充電制御手段への動作電力の供給を停止する電力供給制御手段とを含む。
この構成によれば、外部電源と接続部とが電気的に接続されると、接続検出手段により、その接続が検出される。接続検出手段による接続の検出に応答して、起動制御手段により、蓄電装置から充電制御手段への動作電力の供給が開始され、充電制御手段が起動する。これにより、充電制御手段は、外部電源から充電器への電力の供給を待つ受電待機状態となる。また、許容限界設定手段により、充電制御手段への動作電力の供給による電力消費を許容できる限界である許容限界が設定される。
外部電源から接続部を介して充電器に電力が供給可能な状態では、充電制御手段が充電器を制御することにより、充電器から蓄電装置に電力が供給され、蓄電装置が充電される。
外部電源の停電などにより、外部電源と接続部とが電気的に接続されていながら、外部電源から充電器に電力が供給されない無給電状態が生じることがある。
無給電状態において、所定のパラメータが許容限界に達するまでは、蓄電装置から充電制御手段への動作電力の供給が継続されて、充電制御手段の受電待機状態が継続する。そのため、受電待機状態中に無給電状態が解消された場合には、充電制御手段による充電器の制御を直ちに開始させることができる。
無給電状態において、所定のパラメータが許容限界に達すると、蓄電装置から充電制御手段への動作電力の供給が停止される。これにより、それ以上の蓄電装置の容量の低下が抑制される。そのため、許容限界が適切に設定されていれば、充電制御手段に動作電力を供給可能な容量を蓄電装置に残すことができる。その結果、無給電状態の解消後、外部電源と接続部とが再接続されたときに、蓄電装置から充電制御手段に動作電力を供給することができ、充電制御手段を起動させて、外部電源から供給される電力で蓄電装置を充電することができる。
本発明によれば、充電制御手段の受電待機状態をある程度継続できながら、無給電状態が長時間にわたって継続した後、その無給電状態が解消されたときに、充電制御手段を起動させることができる。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<車両の構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用充電制御装置が搭載された車両の要部の構成を示す図である。
車両1は、電気自動車またはプラグインハイブリッドカーである。車両1は、モータ2、高圧バッテリ3およびインバータ4を備えている。
モータ2は、交流電力の供給を受けて、車両1の走行のための駆動力を発生する。
高圧バッテリ3は、複数の二次電池を組み合わせた組電池からなる。高圧バッテリ3のプラス端子およびマイナス端子には、それぞれプラス配線5およびマイナス配線6が接続されている。プラス配線5およびマイナス配線6の途中部には、それぞれ高圧リレー7,8が介装されている。また、プラス配線5には、予備充電リレー9および予備充電抵抗(図示せず)の直列回路が高圧リレー7と並列に接続されている。
インバータ4には、プラス配線5およびマイナス配線6が接続されている。モータ2の駆動時には、高圧リレー7,8がオンされている状態で、高圧バッテリ3からインバータ4に直流電力が供給される。そして、インバータ4により、直流電力が交流電力に変換されて、交流電力がモータ2に供給される。
また、高圧バッテリ3は、外部電源10から供給される電力で充電可能である。外部電源10は、たとえば、家庭用電源(単相100Vまたは単相200VのAC電源)である、外部電源10には、充電ケーブル11の一端が接続されている。充電ケーブル11の他端には、充電プラグ12が設けられている。充電ケーブル11途中部には、CCID(Charging Circuit Interrupt Device)13が介装されている。
高圧バッテリ3の充電のために、車両1は、充電レセプタクル14および充電器15を備えている。
充電レセプタクル14は、充電プラグ12を接続(結合)可能に構成されている。充電プラグ12が充電レセプタクル14に接続されることにより、外部電源10と充電レセプタクル14とが電気的に接続される。充電レセプタクル14には、電力線16の一端が接続されている。
充電器15には、電力線16の他端が接続されている。充電プラグ12が充電レセプタクル14に接続されると、電力線16は、充電ケーブル11に含まれる電力線と電気的に接続される。充電プラグ12が充電レセプタクル14に接続された状態で、外部電源10から出力される交流電力は、充電ケーブル11および電力線16を通して、充電器15に供給される。
充電器15は、プラス配線5およびマイナス配線6に接続されている。充電器15は、電力線16から供給される交流電力を高圧バッテリ3を充電可能な直流電力に変換し、その直流電力をプラス配線5およびマイナス配線6に出力する機能を有している。
また、車両1は、補機バッテリ17およびDC/DCコンバータ18を備えている。
補機バッテリ17は、二次電池からなり、車両1に搭載されたモータ2以外の電気負荷の12V電源として備えられている。補機バッテリ17のプラス端子は、バッテリ電圧線19およびIGCT電圧線20と電気的に接続されている。補機バッテリ17のプラス端子とIGCT電圧線20とを接続する接続線21の途中部には、IGCT(Integrated Gate-Commutated Thyristor)からなるIGCTリレー22が介装されている。補機バッテリ17のマイナス端子は、アースに接続されている。
DC/DCコンバータ18の入力側のプラス端子およびマイナス端子は、それぞれプラス配線5およびマイナス配線6と電気的に接続されている。DC/DCコンバータ18の出力側のプラス端子は、バッテリ電圧線19と電気的に接続されている。DC/DCコンバータ18の出力側のマイナス端子は、アースに接続されている。高圧リレー7,8がオンされている状態で、DC/DCコンバータ18が動作することにより、高圧バッテリ3または充電器15から出力される直流電力が降圧され、その降圧された直流電力により、補機バッテリ17が充電される。
車両1は、VCU(車両制御ユニット)23を備えている。
VCU23は、CAN(Controller Area Network)通信プロトコルにより、高圧バッテリ3、インバータ4および充電器15に付属したECU(電子制御ユニット)と相互に通信可能に接続されている。また、車両1の車室内には、計器類およびランプ類などが配置されたメータパネル24が設けられており、VCU23は、CAN通信プロトコルにより、メータパネル24に付属したECUと相互に通信可能に接続されている。
また、VCU23には、高圧リレー制御信号線25,26、予備充電リレー制御信号線27、コントロールパイロット信号線28、充電プラグ接続検出信号線29、電圧モニタ信号線30、電流モニタ信号線31、DC/DCコンバータ制御信号線32、DC/DCコンバータ運転状態モニタ信号線33、充電インジケータ駆動信号線34およびリレー駆動信号線35の各一端が接続されている。
高圧リレー制御信号線25,26の他端は、それぞれ高圧リレー7,8に接続されている。
予備充電リレー制御信号線27の他端は、予備充電リレー9に接続されている。
コントロールパイロット信号線28および充電プラグ接続検出信号線29の各他端は、充電レセプタクル14に接続されている。充電プラグ12が充電レセプタクル14に接続されると、コントロールパイロット信号線28は、充電ケーブル11に含まれる信号線と電気的に接続される。
電圧モニタ信号線30の他端は、補機バッテリ17のプラス端子に接続されている。
電流モニタ信号線31の他端は、補機バッテリ17のプラス端子に入出力される電流を検出する電流センサ36に接続されている。
DC/DCコンバータ制御信号線32およびDC/DCコンバータ運転状態モニタ信号線33の各他端は、DC/DCコンバータ18に接続されている。
充電インジケータ駆動信号線34の他端は、メータパネル24に備えられた充電インジケータランプ37に接続されている。
リレー駆動信号線35の他端は、IGCTリレー22に接続されている。
そして、VCU23は、高圧バッテリ3および補機バッテリ17の充電を制御するための充電制御部41と、充電制御部41の起動を制御するための起動制御部42とを備えている。
<制御内容>
図2Aおよび図2Bは、VCUによって実行される制御の流れを示すフローチャートである。
充電プラグ12が充電レセプタクル14に接続されると、充電プラグ接続検出信号が充電プラグ接続検出信号線29を介して起動制御部42に入力される。これにより、起動制御部42は、充電プラグ12が充電レセプタクル14に接続されたことを検知する(ステップS1のYES)。そして、その検知に応答して、以下の処理が実行される。
起動制御部42は、充電プラグ12が充電レセプタクル14に接続されたことを検知すると、IGCTリレー22をオンにするためのリレー駆動信号をリレー駆動信号線35に出力する。これにより、IGCTリレー22がオンになり(ステップS2)、補機バッテリ17の出力電圧がIGCT電圧線20に供給される。
充電制御部41には、IGCT電圧線20が接続されている。IGCTリレー22がオンになると、IGCT電圧線20から充電制御部41に動作電圧が供給され、充電制御部41が起動する。充電制御部41は、起動後、コントロールパイロット信号線28から受信するコントロールパイロット信号に基づいて、充電ケーブル11の定格電流を検知する。コントロールパイロット信号は、CCID13から出力される。また、充電制御部41は、充電インジケータランプ37を点滅させるための充電インジケータ駆動信号を充電インジケータ駆動信号線34に出力する。これにより、充電インジケータランプ37が点滅し、高圧バッテリ3への充電動作の待機中である旨が報知される。
その後、充電制御部41は、電力線16から充電器15に入力される電圧を充電器15に付属したECUから取得する。そして、充電制御部41は、その入力電圧が所定電圧(たとえば、AC180V)を超えているか否かを判断する(ステップS3)。
入力電圧が所定電圧を超えている場合には(ステップS3のYES)、充電制御部41は、高圧リレー7,8をオンにする(ステップS4)。
高圧リレー7,8をオンする際には、突入電流が回路に流れることを防止するため、充電制御部41は、プラス側の高圧リレー7のオンに先立ち、マイナス側の高圧リレー8をオンにするための高圧リレー制御信号および予備充電リレー9をオンにするための予備充電リレー制御信号をそれぞれ高圧リレー制御信号線26および予備充電リレー制御信号線27に出力する。これにより、マイナス側の高圧リレー8および予備充電リレー9がオンになり、高圧バッテリ3から出力される電流が予備充電リレー9と直列に接続された予備充電抵抗を流れ、その電流により、プラス配線5とマイナス配線6との間に介装されているコンデンサ(図示せず)が予備充電される。そして、そのコンデンサの予備充電により、高圧バッテリ3の出力電圧とコンデンサの電圧との差が小さくなった後、充電制御部41は、プラス側の高圧リレー7をオンにするための高圧リレー制御信号を高圧リレー制御信号線25に出力するとともに、予備充電リレー制御信号の出力を停止(予備充電リレー9をオフにするための予備充電リレー制御信号を出力)する。これにより、プラス側の高圧リレー7がオンになり、予備充電リレー9がオフになる。
その後、充電制御部41は、充電器15を制御し、充電器15による充電動作を開始させる(ステップS5)。充電動作により、電力線16から充電器15に供給される交流電力が高圧バッテリ3を充電可能な直流電力に変換され、その直流電力が充電器15からプラス配線5およびマイナス配線6に出力される。これにより、高圧バッテリ3が充電される。また、充電制御部41は、充電インジケータランプ37を点灯させるための充電インジケータ駆動信号を充電インジケータ駆動信号線34に出力する。これにより、充電インジケータランプ37が点灯し、高圧バッテリ3への充電中である旨が報知される。
また、充電制御部41は、DC/DCコンバータ制御信号をDC/DCコンバータ制御信号線32に出力する。これを受けて、DC/DCコンバータ18が動作する。DC/DCコンバータ18の動作中、DC/DCコンバータの運転状態を表すDC/DCコンバータ運転状態モニタ信号がDC/DCコンバータ運転状態モニタ信号線33を通して充電制御部41に入力される。DC/DCコンバータ18の動作により、充電器15から出力される直流電力が補機バッテリ17を充電可能な電圧に降圧され、その降圧された直流電力がバッテリ電圧線19を通して補機バッテリ17に供給される。これにより、補機バッテリ17が充電される。
充電制御部41には、電流センサ36の検出信号が電流モニタ信号線31を通して入力されている。充電制御部41は、電流センサ36の検出信号に基づいて、補機バッテリ17の容量(SOC:State Of Charge)を演算する。また、充電制御部41は、充電制御部41への動作電力の供給による補機バッテリ17の電力の消費を許容できる限界である許容限界を設定する。具体的には、次回、充電プラグ12が充電レセプタクル14に接続されたときに、充電制御部41を確実に起動させることができるとともに、高圧リレー7,8および予備充電リレー9を確実にオンさせることができる容量が許容限界に設定される。そして、充電制御部41は、補機バッテリ17の容量がその許容限界(たとえば、80%)を超えているか否かを判断する(ステップS6)。
補機バッテリ17の容量が許容限界を超えている場合には(ステップS6のYES)、つづいて、充電制御部41は、高圧バッテリ3の容量が所定の満充電容量(100%)を超えているか否かを判断する(ステップS7)。高圧バッテリ3の容量は、高圧バッテリ3に付属したECUから通知される。高圧バッテリ3に付属したECUは、高圧バッテリ3に入出力される電流値に基づいて、高圧バッテリ3の容量を演算している。
高圧バッテリ3の充電が進み、高圧バッテリ3の容量が満充電容量を超えると(ステップS7のYES)、充電制御部41は、充電器15を制御し、充電器15による充電動作を停止させる(ステップS8)。また、充電制御部41は、充電インジケータランプ37を消灯させるための充電インジケータ駆動信号を充電インジケータ駆動信号線34に出力する。これにより、充電インジケータランプ37が消灯し、高圧バッテリ3への充電が停止した旨が報知される。
次いで、充電制御部41は、高圧リレー制御信号の出力を停止(高圧リレー7,8をオフにするための高圧リレー制御信号をそれぞれ高圧リレー制御信号線25,26に出力)する。これにより、高圧リレー7,8がオフになる(ステップS9)。
その後、充電制御部41から起動制御部42に、IGCTリレー22をオフにする指令が出される。起動制御部42は、その指令を受けて、リレー駆動信号の出力を停止(IGCTリレー22をオフにするためのリレー駆動信号をリレー駆動信号線35に出力)する。これにより、IGCTリレー22がオフになり(ステップS10)、充電制御部41への動作電力の供給が停止されて、充電制御部41の動作が停止する。
以上により、高圧バッテリ3を充電するための一連の制御が終了する。
充電プラグ12が充電レセプタクル14に接続されて、充電制御部41が起動された後、充電器15に入力される電圧が所定電圧以下である場合には(ステップS3のNO)、充電制御部41は、外部電源10から充電器15に電力が供給されていないと判断する。この場合、充電制御部41は、補機バッテリ17の容量が許容限界を超えているか否かを判断する(ステップS11)。
補機バッテリ17の容量が許容限界を超えている場合には(ステップS11のYES)、充電制御部41は、充電器15への入力電圧が所定電圧を超えているか否かを再び判断する(ステップS3)。
こうして、補機バッテリ17の容量が許容限界に低下するまでは、充電制御部41への動作電力の供給が続けられて、充電器15への入力電圧が所定電圧を超えているか否か、つまり外部電源10から充電器15に電力が供給されたか否かが繰り返し判断される。そして、外部電源10から充電器15に電力が供給され、充電器15への入力電圧が所定電圧を超えると、高圧リレー7,8がオンにされて、充電器15による充電動作が開始される。
一方、補機バッテリ17の容量が許容限界に低下すると(ステップS11のNO)、充電制御部41から起動制御部42に、IGCTリレー22をオフにする指令が出される。また、充電制御部41は、充電インジケータランプ37を消灯させるための充電インジケータ駆動信号を充電インジケータ駆動信号線34に出力する。これにより、充電インジケータランプ37が消灯する。
起動制御部42は、充電制御部41からの指令を受けて、リレー駆動信号の出力を停止する。これにより、IGCTリレー22がオフになり(ステップS10)、充電制御部41への動作電力の供給が停止されて、充電制御部41の動作が停止する。このとき、補機バッテリ17には、許容限界の容量が残っているので、次回、充電プラグ12が充電レセプタクル14に接続されたときに、高圧バッテリ3への充電が可能である。
また、高圧バッテリ3の充電中に、外部電源10の停電などの原因で、外部電源10から充電器15への電力の供給が停止することがある。これを想定して、充電器15の動作中、充電制御部41は、補機バッテリ17の容量が許容限界を超えているか否かを繰り返し判断する(ステップS6)。そして、外部電源10から充電器15への電力の供給が停止した後も、充電制御部41などへの動作電力の供給が継続されることにより、補機バッテリ17の容量が許容限界まで低下すると(ステップS6のNO)、充電制御部41は、充電器15による充電動作を停止させ(ステップS8)、高圧リレー7,8をオフにした後(ステップS9)、充電インジケータランプ37を消灯させる。また、充電制御部41は、IGCTリレー22をオフにする指令を起動制御部42に与える。そして、IGCTリレー22がオフされて(ステップS10)、充電制御部41への動作電力の供給が停止されることにより、充電制御部41の動作が停止する。このときにも、補機バッテリ17には、許容限界の容量が残っているので、次回、充電プラグ12が充電レセプタクル14に接続されたときに、高圧バッテリ3への充電が可能である。
<作用効果>
以上のように、外部電源10から充電レセプタクル14を介して充電器15に電力が供給可能な状態では、充電制御部41が充電器15を制御することにより、充電器15から高圧バッテリ3および補機バッテリ17に電力が供給され、高圧バッテリ3および補機バッテリ17が充電される。
外部電源10の停電などにより、外部電源10と充電レセプタクル14とが電気的に接続されていながら、外部電源10から充電器15に電力が供給されない無給電状態が生じることがある。
無給電状態において、所定のパラメータである補機バッテリ17の容量が許容限界に達するまでは、補機バッテリ17から充電制御部41への動作電力の供給が継続されて、充電制御部41の受電待機状態が継続する。そのため、受電待機状態中に無給電状態が解消された場合には、充電制御部41による充電器15の制御を直ちに開始させることができる。
無給電状態において、補機バッテリ17の容量が許容限界に達すると、補機バッテリ17から充電制御部41への動作電力の供給が停止される。これにより、それ以上の高圧バッテリ3および補機バッテリ17の容量の低下が抑制される。そのため、充電制御部41に動作電力を供給可能な容量を補機バッテリ17に残すことができる。その結果、無給電状態の解消後、外部電源10と充電レセプタクル14とが再接続されたときに、高圧バッテリ3および補機バッテリ17から充電制御部41に動作電力を供給することができ、充電制御部41を起動させて、外部電源10から供給される電力で高圧バッテリ3および補機バッテリ17を充電することができる。
よって、充電制御部41の受電待機状態をある程度継続できながら、無給電状態が長時間にわたって継続した後、その無給電状態が解消されたときにも、充電制御部41を起動させることができる。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、前述の実施形態では、外部電源10から充電器15に電力が供給されていない場合に、補機バッテリ17の容量が許容限界に低下するまで、充電制御部41への動作電力の供給が継続されるとした。
これに代えて、外部電源10から充電器15に電力が供給されていない場合に、その電力の供給が停止された時点での補機バッテリ17の容量に基づいて、充電制御部41への動作電力の供給を継続可能な時間が許容限界として設定され、充電器15への電力の供給の停止から許容限界の時間が経過するまで、充電制御部41への動作電力の供給が継続されて、充電制御部41が受電待機状態とされてもよい。
また、電圧モニタ信号線30から充電制御部41に入力される電圧モニタ信号に基づいて、充電制御部41により、補機バッテリ17の出力電圧が検知され、補機バッテリ17の出力電圧をパラメータとして、補機バッテリ17の出力電圧が許容限界として設定される電圧(たとえば、13V)まで低下するまで、充電制御部41への動作電力の供給が継続されて、充電制御部41が受電待機状態とされてもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 車両
3 高圧バッテリ(蓄電装置)
10 外部電源
14 充電レセプタクル(接続部)
15 充電器
17 補機バッテリ(蓄電装置)
22 IGCTリレー(電力供給制御手段)
29 充電プラグ接続検出信号線(接続検出手段)
35 リレー駆動信号線(電力供給制御手段)
41 充電制御部(充電制御手段、許容限界設定手段、電力供給制御手段)
42 起動制御部(接続検出手段、起動制御手段)
3 高圧バッテリ(蓄電装置)
10 外部電源
14 充電レセプタクル(接続部)
15 充電器
17 補機バッテリ(蓄電装置)
22 IGCTリレー(電力供給制御手段)
29 充電プラグ接続検出信号線(接続検出手段)
35 リレー駆動信号線(電力供給制御手段)
41 充電制御部(充電制御手段、許容限界設定手段、電力供給制御手段)
42 起動制御部(接続検出手段、起動制御手段)
Claims (1)
- 充電可能な蓄電装置と、外部電源と電気的に接続される接続部と、前記外部電源から前記接続部を介して供給される電力で前記蓄電装置を充電する充電器とを有する車両に適用される車両用充電制御装置であって、
前記外部電源と前記接続部とが電気的に接続されているか否かを検出する接続検出手段と、
前記外部電源と前記接続部とが電気的に接続されている状態で、前記充電器を制御する充電制御手段と、
前記接続検出手段によって前記外部電源と前記接続部との接続が検出されたことに応答して、前記蓄電装置から前記充電制御手段への動作電力の供給を開始し、前記充電制御手段を起動させる起動制御手段と、
前記充電制御手段への動作電力の供給による電力消費を許容できる限界である許容限界を設定する許容限界設定手段と、
前記外部電源と前記接続部とが電気的に接続されていながら、前記外部電源から前記充電器に電力が供給されない無給電状態において、所定のパラメータが前記許容限界設定手段によって設定された許容限界に達していないときには、前記蓄電装置から前記充電制御手段への動作電力の供給を継続し、前記パラメータが当該許容限界に達したときには、前記蓄電装置から前記充電制御手段への動作電力の供給を停止する電力供給制御手段とを含む、車両用充電制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012218635A JP2014073022A (ja) | 2012-09-28 | 2012-09-28 | 車両用充電制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012218635A JP2014073022A (ja) | 2012-09-28 | 2012-09-28 | 車両用充電制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014073022A true JP2014073022A (ja) | 2014-04-21 |
Family
ID=50747748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012218635A Pending JP2014073022A (ja) | 2012-09-28 | 2012-09-28 | 車両用充電制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014073022A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9884560B2 (en) | 2015-05-21 | 2018-02-06 | Hyundai Motor Company | Method and system for controlling on-board battery charger of vehicle |
-
2012
- 2012-09-28 JP JP2012218635A patent/JP2014073022A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9884560B2 (en) | 2015-05-21 | 2018-02-06 | Hyundai Motor Company | Method and system for controlling on-board battery charger of vehicle |
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