JP6062162B2 - 充放電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、蓄電機能を有する電動車両を充放電する充放電装置に関する。
近年、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV)といった電動車両の蓄電機能を活用しようとする動きが活発化し始めている。震災時など非常時に電力系統が停電したとき、電気自動車等に用いる2次電池に蓄えられた電力を家庭や電力網に供給するものである。このような電動車両には、単なる移動手段というだけではなく、災害時や停電時における電力確保のための役割が期待されて来ている。
このような状況を考慮して、震災時など非常時に電力系統が停電した場合に、電気自動車の電力を家庭内の負荷機器へ供給できる家庭用電力供給システムが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。このシステムでは、停電などの非常時に、車両用蓄電池から住宅用電気機器への電力供給が可能となる。
また、車載バッテリーの充電中に停電が発生した場合、充電器および電動車両間の充電制御を的確に行なうことが可能な充電システムが提案されている(例えば、特許文献2を参照)。この充電システムでは、電気自動車は、補助バッテリーから出力される制御用電力を、停電用の制御用電力として、車両側コネクタを介して充電器に供電する。充電器は、交流電源が停電した場合に、充電器の制御・通信系への制御用電力源を、制御用電源から電気自動車の補助バッテリーに切り替えるとともに、電気自動車と通信して電気自動車と所定の充電終了手順を実施する。このため、車載バッテリーの充電中に停電が発生した場合でも、充電器および電気自動車間の充電制御を的確に行なうことができる。停電時に電気自動車側の制御用電源を利用することにより、充電器側に別途バックアップ用のバッテリーを搭載する必要がなくなるので、充電器の製造コストを抑制することができる。
特開平11−178234号公報(1999年7月2日公開) 特開2010―239850号公報(2010年10月21日公開)
特許文献1の家庭用電力供給システムでは、電力系統の停電時に、電気自動車の電力を家庭内の負荷機器へ供給するためには、電気自動車に接続される充放電器に電力を供給しなければならない。しかしながら、充放電器は家庭用電源から電力供給されており、停電時には充放電器への電力供給が停止してしまう。このため、停電時に充放電器に電力供給する手段が必須となるが、その手段については特許文献1には記載されていない。
一方、特許文献2の充電システムでは、電気自動車は、補助バッテリーから出力される制御用電力を、停電用の制御用電力として、車両側コネクタを介して充電器に供電する。このため、停電時、充電器への電力供給は確保することができる。しかしながら、上述の制御用電力を電気自動車側から充放電器側へと供電するための制御電力用ラインは、停電時のみに利用されるものである。このような制御電力用ラインは、電気自動車および充放電器のいずれにも設けなければならず、電気自動車および充放電器の製造コストの増大を招くことになる。
本発明の目的は、蓄電機能を有する電動車両に充電された電力を商用電力の停電時に家庭等に供給可能な充放電装置を提供することにある。
本発明に係る充放電装置は、蓄電機能を有する電動車両を充放電する充放電装置であって、給電される電力を用いて、前記電動車両の放電を制御する制御部と、主電源から前記制御部への主電力の給電が停止したとき、当該主電力給電停止のタイミングを起点として前記制御部への補助電力の給電を開始する補助電源とを備え、前記制御部は、前記主電力の電圧値から前記補助電力の電圧値への電圧値変化を前記主電力給電停止として検知し、前記補助電源はさらに、前記電動車両から前記制御部への放電電力の給電が開始したとき、当該放電電力給電開始のタイミングを起点として前記制御部への補助電力の給電を停止し、前記主電源、前記補助電源および前記電動車両のうちの一つから前記制御部へ給電するための給電経路を設定する設定部をさらに備え、前記設定部は、前記補助電源と前記制御部との間を接続する第1給電線を有し、前記給電経路は、前記主電源が前記第1給電線へ前記主電力を給電する場合には、前記補助電源からの前記補助電力に代えて、前記主電力を前記制御部に給電する一方、前記電動車両が前記第1給電線へ前記放電電力を給電する場合には、前記補助電源からの前記補助電力に代えて、前記放電電力を前記制御部に給電すべく、前記設定部により設定され、前記設定部は、前記主電源と接続する第2給電線と、前記電動車両と接続する第3給電線と、前記第2給電線または前記第3給電線を前記第1給電線に接続する接続部とをさらに有し、前記補助電力の電圧値は、前記主電力および前記放電電力の各電圧値よりも低く、前記接続部は、前記主電力給電停止のタイミングを起点として前記第3給電線を前記第1給電線に接続する。
また、本発明に係る充放電装置は、蓄電機能を有する電動車両を充放電する充放電装置であって、給電される電力を用いて、前記電動車両の放電を制御する制御部と、主電源から前記制御部への主電力の給電が停止したとき、当該主電力給電停止のタイミングを起点として前記制御部への補助電力の給電を開始する補助電源とを備え、前記制御部は、前記主電力の電圧値から前記補助電力の電圧値への電圧値変化を前記主電力給電停止として検知し、前記補助電源はさらに、前記電動車両から前記制御部への放電電力の給電が開始したとき、当該放電電力給電開始のタイミングを起点として前記制御部への補助電力の給電を停止し、前記補助電源は、少なくとも、前記主電力給電停止のタイミングから当該放電電力給電開始のタイミングまでの間において、前記補助電力を用いて、前記制御部が前記電動車両の放電を制御可能となるような電力容量を有し、前記主電源、前記補助電源および前記電動車両のうちの一つから前記制御部へ給電するための給電経路を設定する設定部をさらに備え、前記設定部は、前記補助電源と前記制御部との間を接続する第1給電線を有し、前記給電経路は、前記主電源が前記第1給電線へ前記主電力を給電する場合には、前記補助電源からの前記補助電力に代えて、前記主電力を前記制御部に給電する一方、前記電動車両が前記第1給電線へ前記放電電力を給電する場合には、前記補助電源からの前記補助電力に代えて、前記放電電力を前記制御部に給電すべく、前記設定部により設定され、前記設定部は、前記主電源と接続する第2給電線と、前記電動車両と接続する第3給電線と、前記第2給電線または前記第3給電線を前記第1給電線に接続する接続部とをさらに有し、前記補助電力の電圧値は、前記主電力および前記放電電力の各電圧値よりも低く、前記接続部は、前記主電力給電停止のタイミングを起点として前記第3給電線を前記第1給電線に接続する。
上記構成において、主電源から主電力が給電されている場合であれば、その主電力を用いて制御部は電動車両の放電を制御し、電動車両から放電される電力を家庭等に供給することができる。
しかし、主電源からの主電力給電が停止すると、その代わりの電力給電が無い限り、制御部は電動車両の放電を制御することができない。
上記構成によれば、主電源からの電力給電が停止した場合でも、その停止のタイミングを起点として制御部への補助電力の給電を開始することができる。
したがって、制御部は、主電力の給電の代わりに、補助電力の給電を受けることができるので、主電源の停電時であっても、電動車両の放電を制御することができる。
それゆえ、主電源の停電時、電動車両の放電を制御し、電動車両から放電される電力を家庭等に供給することができる。
上記構成によれば、補助電源は、主電源からの主電力の給電停止から、電動車両からの放電電力の給電開始までの間において、制御部に電力給電を行なうことになる。すなわち、補助電源は、少なくとも、主電源からの電力給電停止のタイミングから電動車両からの電力給電開始のタイミングまでの間において、制御部が電動車両の放電を制御可能となるような電力容量を有していれば良いことになる。
それゆえ、補助電源の容量の少量化を図ることができ、ひいては、充放電装置の製造コストを削減することができる。
上記構成によれば、主電源、補助電源および電動車両のうちの一つから制御部へ給電するための給電経路を設定することができる。
上記構成によれば、主電源が第1給電線へ主電力を給電する場合および電動車両が第1給電線へ放電電力を給電する場合には、補助電力に代えて、各々の電力を制御部に給電し、それ以外の場合には補助電力を制御部に給電することができる。
前記充放電装置において、前記制御部は、前記主電力給電停止が検知されると、前記接続部を用いて、前記第3給電線を前記第1給電線に接続することが好ましい。
前記充放電装置において、前記制御部は、前記主電源から前記主電力が出力されているか否かを監視する監視部をさらに備えることが好ましい。
前記充放電装置において、前記主電源と前記第2給電線との間に接続されており、前記主電力を電力変換する主電力変換器と、前記電動車両と前記第3給電線との間に接続されており、前記放電電力を電力変換する放電電力変換器とをさらに備えることが好ましい。
本発明に係る充放電装置は、蓄電機能を有する電動車両を充放電する充放電装置であって、給電される電力を用いて、前記電動車両の放電を制御する制御部と、主電源から前記制御部への主電力の給電が停止したとき、当該主電力給電停止のタイミングを起点として前記制御部への補助電力の給電を開始する補助電源とを備え、前記制御部は、前記主電力の電圧値から前記補助電力の電圧値への電圧値変化を前記主電力給電停止として検知し、前記補助電源はさらに、前記電動車両から前記制御部への放電電力の給電が開始したとき、当該放電電力給電開始のタイミングを起点として前記制御部への補助電力の給電を停止し、前記主電源、前記補助電源および前記電動車両のうちの一つから前記制御部へ給電するための給電経路を設定する設定部をさらに備え、前記設定部は、前記補助電源と前記制御部との間を接続する第1給電線を有し、前記給電経路は、前記主電源が前記第1給電線へ前記主電力を給電する場合には、前記補助電源からの前記補助電力に代えて、前記主電力を前記制御部に給電する一方、前記電動車両が前記第1給電線へ前記放電電力を給電する場合には、前記補助電源からの前記補助電力に代えて、前記放電電力を前記制御部に給電すべく、前記設定部により設定され、前記設定部は、前記主電源と接続する第2給電線と、前記電動車両と接続する第3給電線と、前記第1給電線と前記第2給電線との間に接続されており、前記第2給電線から前記第1給電線に向かう方向に電流を流す第1整流素子と、前記第1給電線と前記第3給電線との間に接続されており、前記第3給電線から前記第1給電線に向かう方向に電流を流す第2整流素子とをさらに有し、前記主電力の電圧値、前記放電電力の電圧値および前記補助電力の電圧値は、この順に、低くなる。
また、本発明に係る充放電装置は、蓄電機能を有する電動車両を充放電する充放電装置であって、給電される電力を用いて、前記電動車両の放電を制御する制御部と、主電源から前記制御部への主電力の給電が停止したとき、当該主電力給電停止のタイミングを起点として前記制御部への補助電力の給電を開始する補助電源とを備え、前記制御部は、前記主電力の電圧値から前記補助電力の電圧値への電圧値変化を前記主電力給電停止として検知し、前記補助電源はさらに、前記電動車両から前記制御部への放電電力の給電が開始したとき、当該放電電力給電開始のタイミングを起点として前記制御部への補助電力の給電を停止し、前記補助電源は、少なくとも、前記主電力給電停止のタイミングから当該放電電力給電開始のタイミングまでの間において、前記補助電力を用いて、前記制御部が前記電動車両の放電を制御可能となるような電力容量を有し、前記主電源、前記補助電源および前記電動車両のうちの一つから前記制御部へ給電するための給電経路を設定する設定部をさらに備え、前記設定部は、前記補助電源と前記制御部との間を接続する第1給電線を有し、前記給電経路は、前記主電源が前記第1給電線へ前記主電力を給電する場合には、前記補助電源からの前記補助電力に代えて、前記主電力を前記制御部に給電する一方、前記電動車両が前記第1給電線へ前記放電電力を給電する場合には、前記補助電源からの前記補助電力に代えて、前記放電電力を前記制御部に給電すべく、前記設定部により設定され、前記設定部は、前記主電源と接続する第2給電線と、前記電動車両と接続する第3給電線と、前記第1給電線と前記第2給電線との間に接続されており、前記第2給電線から前記第1給電線に向かう方向に電流を流す第1整流素子と、前記第1給電線と前記第3給電線との間に接続されており、前記第3給電線から前記第1給電線に向かう方向に電流を流す第2整流素子とをさらに有し、前記主電力の電圧値、前記放電電力の電圧値および前記補助電力の電圧値は、この順に、低くなる。
前記充放電装置において、前記電動車両と前記第3給電線との間に接続されており、前記放電電力を電力変換する放電電力変換器をさらに備え、前記放電電力変換器は、前記制御部により、自身が電力変換を行なうか否かを制御されることが好ましい。
前記充放電装置において、前記主電源と前記第2給電線との間に接続されており、前記主電力を電力変換する主電力変換器をさらに備えることが好ましい。
以上のように、本発明に係る充放電装置は、蓄電機能を有する電動車両を充放電する充放電装置であって、
給電される電力を用いて、前記電動車両の放電を制御する制御部と、
主電源から前記制御部への主電力の給電が停止したとき、当該主電力給電停止のタイミングを起点として前記制御部への補助電力の給電を開始する補助電源と
を備える。
それゆえ、蓄電機能を有する電動車両に充電された電力を商用電力の停電時に家庭等に供給可能であるというという効果を奏する。
(a)は、本発明の一実施形態に係る充放電システムの概略構成を示すブロック図であり、(b)は、当該充放電システムの概略構成を示す斜視図であり、(c)は、充放電コネクタの構成を示す斜視図である。 上記充放電システムのさらに詳細な構成を示すブロック図である。 上記電気自動車の充放電ポートの平面図である。 本発明の一実施形態に係る充放電器の設定部の概略構成を示す説明図である。 上記設定部の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る充放電器の設定部の概略構成を示す説明図である。 上記設定部の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る充放電器の設定部の概略構成を示す説明図である。 補助バッテリーの概略構成を示すブロック図である。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1について図1〜図5に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
以下で説明する実施形態では、一例として、本発明の充放電装置により充放電される電動車両を、電気自動車(EV)に適用した場合について説明する。ただし、本発明の充放電装置による充放電される電動車両は、上記の例に限定されず、大容量の2次電池を搭載する(蓄電機能を有する)ハイブリッド車(HEV)、プラグイン・ハイブリッド車(PHEV)、あるいは、2次電池を搭載する(蓄電機能を有する)燃料電池車(FCV)であってもよい。
(充放電システムの概略)
図1の(a)は、本実施形態に係る充放電システム1の概略構成を示すブロック図である。充放電システム1は、電気自動車(電動車両)2と、充放電器(充放電装置)3と、電力系統(主電源)7と、負荷機器8とを具備している。
電気自動車2は、駆動用バッテリー21を備えている。駆動用バッテリー21に蓄えられた電力を図示しない電気モータに供給して、当該電気モータを駆動することにより、電気自動車2は走行する。また、電気自動車2は、充放電器3への放電を行なう機能を有している。
充放電器3は、例えば、一般家庭の電気自動車2の駐車スペースに設置され、電気自動車2への充電を行なう機能、および電気自動車2からの放電を受け入れる機能を有している。充放電器3は、本体部4と、充放電ケーブル5と、充放電コネクタ(コネクタ)6と、を備えている。電気自動車2および充放電器3のさらに詳細な構成は、後述する。
本体部4は、ACバス9を介して電力系統7および家電製品などの負荷機器8に接続されている。
図1の(b)は、充放電システム1の概略構成を示す斜視図である。充放電コネクタ6を電気自動車2の充放電ポート22に接続することにより、電気自動車2と充放電器3の本体部4とが電気的に接続される。
図1の(c)は、充放電コネクタ6の構成を示す斜視図である。充放電コネクタ6には、レバー61が設けられている。レバー61を握りながら、先端部62を充放電ポート22の所定の深さまで差し込むことにより、充放電ポート22が電気自動車2に接続される。
(電気自動車の構成)
図2は、充放電システム1のさらに詳細な構成を示すブロック図である。電気自動車2は、上述の駆動用バッテリー21および充放電ポート22と、コンタクタ23と、EV通信部24と、当該EV通信部24を含むEV制御部25と、を備えている。
駆動用バッテリー21は、図示しない電気モータに供給するための電力を蓄える大容量の蓄電池である。
コンタクタ23は、駆動用バッテリー21と充放電ポート22との間の電流路の開閉を行なう電磁接触器である。
EV通信部24は、充放電コネクタ6が充放電ポート22に接続された場合に、充放電器3の充放電器通信部45と電気的に接続される。EV通信部24と充放電器通信部45との間では、例えば、充放電器3の定格電力や、駆動用バッテリー21の電圧・残量を示す情報等が送受信される。
図3は、充放電ポート22の平面図である。図3に示すように、充放電ポート22は、高電圧電力ポートP1および通信ポートP2を備えている。また、図2に示すように、高電圧電力ポートP1は、コンタクタ23を介して駆動用バッテリー21に電気的に接続されており、通信ポートP2は、EV通信部24に電気的に接続されている。
(充放電器の構成)
充放電器3は、電気自動車2の駆動用バッテリー21への充電を行なう機能、および、電気自動車2の駆動用バッテリー21からの放電を受け入れる機能を有している。充放電器3の本体部4は、主回路部41と、充放電器制御部(制御部)42と、主電力変換器(主電源)43と、放電電力変換器44と、充放電器制御部42に含まれる充放電器通信部45と、設定部46aと、補助バッテリー(補助電源)47と、を備えている。
主回路部41は、スイッチ素子のスイッチング動作により、電流路の電圧および電流のうちの少なくとも1つを制御するものである。電気自動車2への充電時には、電力系統7からの電力が主回路部41を介して、駆動用バッテリー21に供給される。このとき、主回路部41は、電力系統7からの交流電力を直流電力に変換する。一方、電気自動車12を外部電源として使用する場合は、駆動用バッテリー21からの放電電力が、主回路部41を介して負荷機器8に供給される。このとき、主回路部41は、駆動用バッテリー21からの直流電力を交流電力に変換する。
充放電器制御部42は、主回路部41のスイッチング動作を制御するための制御信号を出力することにより、電気自動車2への充電、および電気自動車2からの放電電力の受け入れを制御する。具体的には、充電時において、充放電器制御部42は、主回路部41が、ACバス9からの電力を、所定の電圧に変換して電気自動車2に供給するように制御する。一方、放電時において、充放電器制御部42は、主回路部41が、電気自動車2から供給される高圧電力を、所定の電圧に変換してACバス9に供給するように制御する。
主電力変換器43は、ACバス9または主回路部41から供給される電力を、低電圧の制御電力(主電力)に変換して充放電器制御部42に供給する。このとき、ACバス9または主回路部41から供給される電力は交流電力であるため、主電力変換器43により、直流電力に変換される。
放電電力変換器44は、電気自動車2から供給される電力を、低電圧の制御電力(放電電力)に変換して充放電器制御部42に供給する。なお、本実施の形態においては、放電電力変換器44を必ずしも設ける必要は無い。放電電力変換器44が無い場合には、電気自動車2から供給される直流電力を主回路部41により交流電力に変換し、主電力変換器43により再び直流電力に変換して充放電器制御部42に供給するようにしてもよい。
充放電器通信部45は、充放電コネクタ6が充放電ポート22に接続された状態で、電気自動車2のEV通信部24と、必要な情報を送受信する。
本体部4は、ACバス9を介して電力系統7および家電製品などの負荷機器8に接続されている。充放電コネクタ6が電気自動車2の充放電ポート22に接続されることにより、主回路部41と、駆動用バッテリー21とが、コンタクタ23を介して電気的に接続される。また、充放電器通信部45とEV通信部24とが電気的に接続され、EV通信部24と充放電器通信部45との間で、例えば、充放電器3の定格電力や、駆動用バッテリー21の電圧・残量を示す情報等が送受信される。
充放電コネクタ6は、高電圧電力ポートP4および通信ポートP5を備えている。充放電コネクタ6が充放電ポート22に接続された状態において、高電圧電力ポートP4および通信ポートP5は、それぞれ充放電ポート22の高電圧電力ポートP1および通信ポートP2と接触する。
高電圧電力ポートP4は主回路部41に電気的に接続されており、通信ポートP5は充放電器通信部45に電気的に接続されている。
設定部46aは、充放電器制御部42へ電力を給電可能な、主電力変換器43、放電電力変換器44および補助バッテリー47のうちの一つから、充放電器制御部42へ電力を給電するための給電経路を設定するためのものである。設定部46aは、主電力変換器43、放電電力変換器44、補助バッテリー47および充放電器制御部42の各々と接続されている。設定部46aは、後述するように、主電力変換器43、放電電力変換器44、補助バッテリー47のうちの一つを用いて、充放電器制御部42に給電する。
図4は、設定部46aの概略構成図である。図4に示すように、設定部46aは、充放電器制御部42と補助バッテリー47との間を接続する第1給電線51aと、主電力変換器43と接続する第2給電線52aと、放電電力変換器44と接続する第3給電線53aと、スイッチ(接続部)54と、を有している。
第1給電線51aは、スイッチ54の動作により、第2給電線52aまたは第3給電線53aと接続される。第1給電線51aと第2給電線52aとが接続されると、主電力変換器43から給電される制御電力が、第2給電線52aおよび第1給電線51aを介して、充放電器制御部42に給電される。この場合、設定部46aは、第1給電線51aと第2給電線52aとを用いて、主電力変換器43の制御電力を充放電器制御部42へ給電するための給電経路を設定したことになる。
一方、第1給電線51aと第3給電線53aとが接続されると、放電電力変換器44から給電される制御電力が、第3給電線53aおよび第1給電線51aを介して、充放電器制御部42に給電される。この場合、この場合、設定部46aは、第1給電線51aと第2給電線52aとを用いて、主電力変換器43の制御電力を充放電器制御部42へ給電するための給電経路を設定したことになる。
ここで、第1給電線51aには、スイッチ54の動作により、上述の主電力変換器43および放電電力変換器44のいずれか一方が接続されると共に、補助バッテリー47が常時接続されている。補助バッテリー47は、電気自動車2の駆動用バッテリー21とは異なり、小容量の蓄電池である。特に、補助バッテリー47は、主電力変換器43および放電電力変換器44の各制御電力の電圧値よりも低い電圧値のものを用意する。例えば、補助バッテリー47の電力の電圧値が12V、主電力変換器43および放電電力変換器44の各制御電力の電圧値が13Vの如くである。
補助バッテリー47の電力の電圧値が主電力変換器43および放電電力変換器44の各制御電力の電圧値よりも低いので、例えば、スイッチ54により、第1給電線51aと第2給電線52aとが接続されている場合においては、主電力変換器43の制御電力が充放電器制御部42に給電されることになる。同様に、スイッチ54により、第1給電線51aと第3給電線53aとが接続されている場合においては、放電電力変換器44の制御電力が充放電器制御部42に給電されることになる。
言い換えると、補助バッテリー47から放電される電力が第1給電線51aを介して、充放電器制御部42に給電されるのは、以下のいずれかの場合となる。
(1)第1給電線51aと第2給電線52aとが接続されているときであれば、主電力変換器43から制御電力が給電されないとき
(2)第1給電線51aと第3給電線53aとが接続されているときであれば、放電電力変換器44から制御電力が給電されないとき
スイッチ54の切替動作は、充放電器制御部42により制御されている。充放電器制御部42は、主電力変換器43からの制御電力を自身に給電させる場合であれば、スイッチ54を用いて、第1給電線51aに第2給電線52aを接続することになる。一方、放電電力変換器44からの制御電力を自身に給電させる場合であれば、スイッチ54を用いて、第1給電線51aに第3給電線53aを接続することになる。
ここで、図9に、補助バッテリー47の概略構成を示す。図9に示すように、補助バッテリー47は、バッテリー本体部71と、ダイオード72と、スイッチ73とを有している。補助バッテリー47においては、バッテリー本体部71を充放電器制御部42との間に、主電力変換器43または放電電力変換器44(ここでは、両者を併せて、単に「変換器」と呼ぶ。)からバッテリー本体部71への逆流を防止するためのダイオード72が設けられている。ダイオード72は、このような逆流を防止することにより、バッテリー本体部71の過充電を防止する。
ダイオード72を設けなければ、バッテリー本体部71と変換器との出力電圧に電圧差がある場合、変換器側からバッテリー本体部71側に充電電流が流れ、バッテリー本体部71が変換器の電圧に近づく、あるいは、バッテリー本体部71と変換器とが同じ電圧になってしまう。この場合、小容量の補助バッテリー47は過充電されてしまう。
なお、上述の逆流を防止するという観点からは、ダイオード72に代えて、抵抗器を用いても同様の効果を得ることができる。
また、後述するように、例えば主電力変換器43の制御電力を用いて、補助バッテリー47の充電を行なうことも可能である。この場合、スイッチ73を用いて、設定部46aとバッテリー本体部71とを短絡させればよい。このスイッチ73の切替は、例えば、充放電器制御部42が行なえばよい。
次に、図4および図5を用いて、設定部46aの動作について説明する。図5は、図4の設定部46aの動作を説明するためのフローチャートである。
図5に示すように、先ず、充放電器制御部42は、スイッチ54を用いて、第1給電線51aと第2給電線52aとを接続する(ステップS101)。本ステップS101において、電力系統7から電力が給電されていれば、主電力変換器43から制御電力が第2給電線52aに給電され、その制御電力が、第2給電線52a、第1給電線51aを介して、充放電器制御部42に給電される。第1給電線51aには補助バッテリー47が接続されているが、補助バッテリー47の電力の電圧値が主電力変換器43の制御電力の電圧値より低いので、主電力変換器43の制御電力が第1給電線51aを介して充放電器制御部42に給電されることになる。このとき、主電力変換器43の制御電力を用いて、補助バッテリー47の充電を行なっても良い。
次に、震災時など非常時に電力系統7が停電すると、主電力変換器43からの制御電力の給電が停止する(ステップS102)。本ステップS102において、主電力変換器43からの制御電力の給電が停止した場合、その代わりとなる電力の給電が必要となる。
次に、主電力変換器43からの制御電力の給電が停止すると、第1給電線51aに接続されている補助バッテリー47からの電力の給電が開始する(ステップS103)。本ステップS103においては、主電力変換器43からの制御電力の停止のタイミングを起点として、補助バッテリー47からの電力の給電が開始する。補助バッテリー47からの給電を停止させていた、主電力変換器43からの制御電力の給電が停止したからである。
本ステップS103により、主電力変換器43からの制御電力の給電が停止しても、その停止のタイミングを起点として、補助バッテリー47からの電力の給電が引き続き行なわれることになる。充放電器制御部42には、このような電力給電の連係により、主電力変換器43からの制御電力の給電の停止、すなわち、電力系統7の停電の後も、引き続き電力の給電が行なわれることになる。
次に、充放電器制御部42は、第1給電線51aを介して給電される電力の電圧値の変化を検知する(ステップS104)。本ステップS104においては、例えば、主電力変換器43の制御電力の電圧値が13V、補助バッテリー47の電力の電圧値が12Vであれば、充放電器制御部42は、それらの差である「1V」の電圧値の変化を検知する。充放電器制御部42は、この電圧値の変化を検知することにより、主電力変換器43からの制御電圧の給電の停止、つまり、電力系統7の停電を認識する。例えば、このような検知を行なうために、充放電器制御部42は、主電力変換器43から給電される制御電力の電圧値と補助バッテリー47から給電される補助電力の電圧値とを予め認識していても良い。
次に、充放電器制御部42は、第1給電線51aを介して給電される電力の電圧値の変化を検知すると、スイッチ54を用いて、第2給電線52aに代えて、第3給電線53aを、第1給電線51aに接続する(ステップS105)。本ステップS105においては、充放電器制御部42は、主電力変換器43に変えて、放電電力変換器44からの制御電力の給電を受けるべく、第1給電線51aの接続先を、主電力変換器43が接続されている第2給電線52aから第3給電線53aに切り替える。
ここで、電気自動車2が充放電器3に接続されていなければ、放電電力変換器44からの制御電力の給電は行なわれない。上述したとおり、主電力変換器43からの制御電力の給電停止の後、補助バッテリー47からの電力の給電が継続されている。充放電器制御部42の動作は、この電力の給電により、継続する。本ステップS105においては、電力系統7の停電の後であっても、充放電器制御部42は、主回路部41のスイッチング動作を制御するための制御信号を出力し、電気自動車2からの放電電力の受け入れを制御することが可能となる。
そして、充放電器制御部42の制御により、電気自動車2からの放電電力の受け入れが開始すると、放電電力変換器44からの制御電力の給電が開始する(ステップS106)。本ステップS106においては、スイッチ54を用いて、第1給電線51aに第3給電線53aが接続されている。第3給電線53aを介して、放電電力変換器44からの制御電力が給電されると、第1給電線51aに接続された補助バッテリー47からの電力給電は停止する。第1給電線51aへの放電電力変換器44からの制御電力の給電が開始したからである。例えば、放電電力変換器44からの制御電力の電圧値が13V、補助バッテリー47からの電力の電圧値が12Vであれば、電圧値の高い、放電電力変換器44からの制御電力が第1給電線51aを介して、充放電器制御部42に給電されることになる。
このとき、放電電力変換器44からの制御電力を用いて、補助バッテリー47の充電を行なっても良い。
このように補助バッテリー47は、主電力変換器43からの制御電力の給電停止から、放電電力変換器44からの制御電力の給電開始までの間において、第1給電線51aを介して、充放電器制御部42に電力給電を行なうことになる。すなわち、補助バッテリー47は、少なくとも、主電力変換器43からの電力給電停止のタイミングから放電電力変換器44からの電力給電開始のタイミングまでの間において、充放電器制御部42が電気自動車2の放電を制御可能となるような電力容量を有していれば良いことになる。このことは、補助バッテリー47の容量の少量化を図ることができ、ひいては、充放電器3の製造コストを削減することができる。
以上説明したように、充放電器3によれば、主電力変換器43からの制御電力の給電が停止した場合でも、補助バッテリー47からの電力給電を継続させることができる。このため、充放電器制御部42の動作を停止させることなく、放電電力変換器44からの制御電力の給電を開始させることができる。
また、補助バッテリー47は、主電力変換器43の給電停止のタイミングから放電電力変換器44からの給電開始のタイミングまでの間において、充放電器制御部42に電力給電を行なうことができればよい。すなわち、補助バッテリー47による給電時間が不必要に増大することはない。このため、補助バッテリー47の容量を少量化することができるので、充放電器制御部42の製造コストの増大を招くことはない。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について説明する。図6は、本発明の実施の形態2に係る設定部46bの概略構成図である。本発明の実施の形態2が上記の実施の形態1と異なる点は、上記の実施の形態1の設定部46aのスイッチ54を、第1ダイオード(第1整流素子)55および第2ダイオード(第2整流素子)56に置き換えた点である。なお、本実施の形態において説明すること以外の構成は、上記実施の形態1と同じである。また、説明の便宜上、上記実施の形態1の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図6に示すように、設定部46bは、充放電器制御部42と補助バッテリー47との間を接続する第1給電線51bと、主電力変換器43と接続する第2給電線52bと、放電電力変換器44と接続する第3給電線53bと、第2給電線52bの途中に配置された第1ダイオード55と、第3給電線53bの途中に配置された第2ダイオード56と、を有している。
第1給電線51bは、充放電器制御部42と補助バッテリー47との間を接続すると共に、第2給電線52bおよび第3給電線53bの各々と接続されている。
第2給電線52bの途中には第1ダイオード55が配置されている。この第1ダイオード55は、主電力変換器43側から第1給電線51b側に向かう方向に電流を流し、その逆方向に電流を流さない作用を有する半導体素子である。すなわち、第2給電線52bは、一定方向に電流を流す整流作用を有する素子である。この整流作用により、例えば、主電力変換器43側に向かう電流の流れを遮断することができるので、放電電力変換器44や補助バッテリー47側から主電力変換器43側で電流が流れ込むことを阻止することができる。
同様に、第3給電線53bの途中には第2ダイオード56が配置されている。この第2ダイオード56の作用は上述の第1ダイオード55の作用と同一であるので、説明は繰り返さない。
設定部46bでは、上記の実施の形態1の設定部46aと異なり、第1給電線51b、第2給電線52bおよび第3給電線53bはお互いに接続されている。このため、第2給電線52bを介する主電力変換器43からの電力給電と第3給電線53bを介する放電電力変換器44からの電力給電とがあった場合、主電力変換器43からの電力給電が充放電器制御部42に行なわなければならない。
そこで、設定部46bでは、主電力変換器43からの制御電圧の電圧値、放電電力変換器44からの制御電力の電圧値、補助バッテリー47からの電力の電圧値が、この順で、低くなっている。このため、主電力変換器43および放電電力変換器44のいずれからの制御電力が給電される場合でも、補助バッテリー47からの電力の給電が停止する。さらに、主電力変換器43からの制御電力が給電される場合には、放電電力変換器44からの制御電力の給電が停止する。
なお、放電電力変換器44からの制御電力の給電が停止する場合、放電電力変換器44を動作させることは不要となる。このため、充放電器制御部42は、主電力変換器43からの制御電力の給電を受ける場合には、放電電力変換器44の電力変換を停止させることにより、放電電力変換器44の消費電力を削減することができる。
次に、図6および図7を用いて、設定部46bの動作について説明する。図7は、図6の設定部46bの動作を説明するためのフローチャートである。
先ず、図6の設定部46bにおいては、第1給電線51b、第2給電線52bおよび第3給電線53bとはお互いに接続されている。このため、電力系統7から電力が給電されていれば、主電力変換器43から制御電力が第2給電線52bに給電され、その制御電力が、第2給電線52b、第1給電線51bを介して、充放電器制御部42に給電される。第1給電線51bには補助バッテリー47が接続され、第3給電線53bには放電電力変換器44が接続されているが、補助バッテリー47の電力の電圧値、放電電力変換器44の制御電力の電圧値はいずれも主電力変換器43の制御電力の電圧値より低いので、主電力変換器43の制御電力が第1給電線51bを介して充放電器制御部42に給電されることになる。このとき、主電力変換器43の制御電力を用いて、補助バッテリー47の充電を行なっても良い。また、主電力変換器43の制御電力が、第2給電線52b、第3給電線53bを介して、放電電力変換器44に給電されることはない。なぜなら、第3給電線53bの途中に配置された第2ダイオード56の整流作用により、放電電力変換器44へ電流が流れ込むことを防止することができるからである。
そして、震災時など非常時に電力系統7が停電すると、主電力変換器43からの制御電力の給電が停止する(ステップS201)。本ステップS201においても、上述の図5のステップS102と同様、主電力変換器43からの制御電力の給電が停止した場合、その代わりとなる電力の給電が必要となる。
次に、主電力変換器43からの制御電力の給電が停止すると、第1給電線51bに接続されている補助バッテリー47からの電力の給電が開始する(ステップS202)。本ステップS202においては、主電力変換器43からの制御電力の停止のタイミングを起点として、補助バッテリー47からの電力の給電が開始する。補助バッテリー47からの給電を停止させていた、主電力変換器43からの制御電力の給電が停止したからである。
本ステップS202により、主電力変換器43からの制御電力の給電が停止しても、その停止のタイミングを起点として、補助バッテリー47からの電力の給電が引き続き行なわれることになる。充放電器制御部42には、このような電力給電の連係により、主電力変換器43からの制御電力の給電の停止、すなわち、電力系統7の停電の後も、引き続き電力の給電が行なわれることになる。
また、補助バッテリー47の電力が、第1給電線51b、第2給電線52bを介して、主電力変換器43に給電されることはない。同様に、補助バッテリー47の電力が、第1給電線51b、第3給電線53bを介して、放電電力変換器44に給電されることはない。なぜなら、第2給電線52bの途中に配置された第1ダイオード55および第3給電線53bの途中に配置された第2ダイオード56の各整流作用により、主電力変換器43および放電電力変換器44へ電流が流れ込むことを防止することができるからである。
次に、充放電器制御部42は、第1給電線51bを介して給電される電力の電圧値の変化を検知する(ステップS203)。本ステップS203においては、例えば、主電力変換器43の制御電力の電圧値が13V、補助バッテリー47の電力の電圧値が12Vであれば、充放電器制御部42は、それらの差である「1V」の電圧値の変化を検知する。充放電器制御部42は、この電圧値の変化を検知することにより、主電力変換器43からの制御電圧の給電の停止、つまり、電力系統7の停電を認識する。例えば、このような検知を行なうために、充放電器制御部42は、主電力変換器43から給電される制御電力の電圧値と補助バッテリー47から給電される補助電力の電圧値とを予め認識していても良い。
ここで、電気自動車2が充放電器3に接続されていなければ、放電電力変換器44からの制御電力の給電は行なわれない。上述したとおり、主電力変換器43からの制御電力の給電停止の後、補助バッテリー47からの電力の給電が継続されている。充放電器制御部42の動作は、この電力の給電により、継続する。
電力系統7の停電の後、充放電器制御部42は、主回路部41のスイッチング動作を制御するための制御信号を出力し、電気自動車2からの放電電力の受け入れを制御する(ステップS204)。
なお、本ステップS204において、充放電器制御部42が電気自動車2からの放電電力の受け入れに備え、放電電力変換器44の電力変換を開始させるようにしてもよい。言い換えれば、充放電器制御部42が、電気自動車2からの放電電力の受け入れ時のみ、放電電力変換器44を動作させるようにしてもよい。これにより、放電電力変換器44の消費電力を削減することができる。
そして、充放電器制御部42の制御により、電気自動車2からの放電電力の受け入れが開始すると、放電電力変換器44からの制御電力の給電が開始する(ステップS205)。本ステップS205においては、第3給電線53bを介して、放電電力変換器44からの制御電力が給電されると、第1給電線51bに接続された補助バッテリー47からの電力給電は停止する。第1給電線51bへの放電電力変換器44からの制御電力の給電が開始したからである。例えば、放電電力変換器44からの制御電力の電圧値が13V、補助バッテリー47からの電力の電圧値が12Vであれば、電圧値の高い、放電電力変換器44からの制御電力が第1給電線51bを介して、充放電器制御部42に給電されることになる。このとき、放電電力変換器44からの制御電力を用いて、補助バッテリー47の充電を行なっても良い。
以上説明したように、充放電器3によれば、主電力変換器43からの制御電力の給電が停止した場合でも、補助バッテリー47からの電力給電を継続させることができる。このため、充放電器制御部42の動作を停止させることなく、放電電力変換器44からの制御電力の給電を開始させることができる。
また、補助バッテリー47は、主電力変換器43の給電停止のタイミングから放電電力変換器44からの給電開始のタイミングまでの間において、充放電器制御部42に電力給電を行なうことができればよい。すなわち、補助バッテリー47による給電時間が不必要に増大することはない。このため、補助バッテリー47の容量を少量化することができるので、充放電器制御部42の製造コストの増大を招くことはない。
(その他の実施の形態)
上記の実施の形態1および2では、充放電器制御部42は、第1給電線51aを介して給電される電力の電圧値の変化を検知することにより、主電力変換器43からの制御電力の給電の停止、すなわち、電力系統7の停電を検知していた。例えば、このような検知のやり方に代えて、図8に示すように、充放電器制御部42が、電力系統7の停電を監視する監視部48をさらに備えていてもよい。
監視部48は、電力系統7に接続されており、電力系統7からの給電の有無を監視し、充放電器制御部42は、この監視部48を用いて、電力系統7の停電の有無を検知することができる。この場合、上記の実施の形態1および2とは異なり、電圧値の変化を検知する処理が不要となり、その分だけ、充放電器制御部42の負荷を軽減することができる。
また、上記の実施の形態1および2では、電気自動車2の充放電停止時において電力系統7の停電が発生した場合を例に用いて説明したが、本発明は、電気自動車2の充放電時においても、同様の効果を得ることができる。
例えば、電力系統7の停電発生時、電気自動車2の充電が行なわれていた場合であれば、ACバス9から本体部4に供給されていた電力が停止する。この場合、上述の充放電停止時と同様の、設定部46aおよび46bの動作が行なわれる。
一方、電力系統7の停電発生時、電気自動車2の放電が行なわれていた場合であれば、(i)ACバス9から本体部4に供給されていた電力が停止したのか、(ii)主回路部41により駆動用バッテリー21からの直流電力が交流電力に変換された電力が停止したのか、を主回路部41が区別できることが好ましい。
例えば、電力系統7から電力が供給されている時であれば、主回路部41は、駆動用バッテリー21からの直流電力を交流電力に変換する処理を、電力系統7からの交流電力の交流波形を基に制御する。そして、電力系統7の停電発生時、主回路部41は、交流波形の変化から、上述の変換処理を停止する。主回路部41は、電力系統7からの交流電力の交流波形に基づく上述の変換処理の制御を停止し、自立して上述の変換処理を継続することになる。この場合、上述の充放電停止時と同様の、設定部46aおよび46bの動作が行なわれる。
なお、主回路部41が上述の(i)と(ii)とを区別できない場合、上述の(i)の場合であれば、電気自動車2の駆動用バッテリー21の放電が継続されることになる。一方、上述の(ii)の場合であれば、ACバス9から本体部4への電力供給が継続することになる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、蓄電機能を有する電動車両を充放電する充放電装置に好適である。
1 充放電システム
2 電気自動車
3 充放電器(充放電装置)
4 本体部
5 充放電ケーブル
6 充放電コネクタ
7 電力系統(主電源)
8 負荷機器
9 ACバス
21 駆動用バッテリー
22 充放電ポート
23 コンタクタ
24 EV通信部
25 EV制御部
41 主回路部
42 充放電器制御部(制御部)
43 主電力変換器
44 放電電力変換器
45 充放電器通信部
46a、46b 設定部
47 補助バッテリー(補助電源)
48 監視部
51a、51b 第1給電線
52a、52b 第2給電線
53a、53b 第3給電線
54 スイッチ
55 第1ダイオード(第1整流素子)
56 第2ダイオード(第2整流素子)

Claims (9)

  1. 蓄電機能を有する電動車両を充放電する充放電装置であって、
    給電される電力を用いて、前記電動車両の放電を制御する制御部と、
    主電源から前記制御部への主電力の給電が停止したとき、当該主電力給電停止のタイミングを起点として前記制御部への補助電力の給電を開始する補助電源とを備え、
    前記制御部は、前記主電力の電圧値から前記補助電力の電圧値への電圧値変化を前記主電力給電停止として検知し、
    前記補助電源はさらに、前記電動車両から前記制御部への放電電力の給電が開始したとき、当該放電電力給電開始のタイミングを起点として前記制御部への補助電力の給電を停止し、
    前記主電源、前記補助電源および前記電動車両のうちの一つから前記制御部へ給電するための給電経路を設定する設定部をさらに備え、
    前記設定部は、前記補助電源と前記制御部との間を接続する第1給電線を有し、
    前記給電経路は、前記主電源が前記第1給電線へ前記主電力を給電する場合には、前記補助電源からの前記補助電力に代えて、前記主電力を前記制御部に給電する一方、前記電動車両が前記第1給電線へ前記放電電力を給電する場合には、前記補助電源からの前記補助電力に代えて、前記放電電力を前記制御部に給電すべく、前記設定部により設定され、
    前記設定部は、
    前記主電源と接続する第2給電線と、
    前記電動車両と接続する第3給電線と、
    前記第2給電線または前記第3給電線を前記第1給電線に接続する接続部と
    をさらに有し、
    前記補助電力の電圧値は、前記主電力および前記放電電力の各電圧値よりも低く、
    前記接続部は、前記主電力給電停止のタイミングを起点として前記第3給電線を前記第1給電線に接続することを特徴とする充放電装置。
  2. 蓄電機能を有する電動車両を充放電する充放電装置であって、
    給電される電力を用いて、前記電動車両の放電を制御する制御部と、
    主電源から前記制御部への主電力の給電が停止したとき、当該主電力給電停止のタイミングを起点として前記制御部への補助電力の給電を開始する補助電源とを備え、
    前記制御部は、前記主電力の電圧値から前記補助電力の電圧値への電圧値変化を前記主電力給電停止として検知し、
    前記補助電源はさらに、前記電動車両から前記制御部への放電電力の給電が開始したとき、当該放電電力給電開始のタイミングを起点として前記制御部への補助電力の給電を停止し、
    前記補助電源は、少なくとも、前記主電力給電停止のタイミングから当該放電電力給電開始のタイミングまでの間において、前記補助電力を用いて、前記制御部が前記電動車両の放電を制御可能となるような電力容量を有し、
    前記主電源、前記補助電源および前記電動車両のうちの一つから前記制御部へ給電するための給電経路を設定する設定部をさらに備え、
    前記設定部は、前記補助電源と前記制御部との間を接続する第1給電線を有し、
    前記給電経路は、前記主電源が前記第1給電線へ前記主電力を給電する場合には、前記補助電源からの前記補助電力に代えて、前記主電力を前記制御部に給電する一方、前記電動車両が前記第1給電線へ前記放電電力を給電する場合には、前記補助電源からの前記補助電力に代えて、前記放電電力を前記制御部に給電すべく、前記設定部により設定され、
    前記設定部は、
    前記主電源と接続する第2給電線と、
    前記電動車両と接続する第3給電線と、
    前記第2給電線または前記第3給電線を前記第1給電線に接続する接続部と
    をさらに有し、
    前記補助電力の電圧値は、前記主電力および前記放電電力の各電圧値よりも低く、
    前記接続部は、前記主電力給電停止のタイミングを起点として前記第3給電線を前記第1給電線に接続することを特徴とする充放電装置。
  3. 前記制御部は、前記主電力給電停止が検知されると、前記接続部を用いて、前記第3給電線を前記第1給電線に接続することを特徴とする請求項1または2に記載の充放電装置。
  4. 前記制御部は、前記主電源から前記主電力が出力されているか否かを監視する監視部をさらに備えることを特徴とする請求項に記載の充放電装置。
  5. 前記主電源と前記第2給電線との間に接続されており、前記主電力を電力変換する主電力変換器と、
    前記電動車両と前記第3給電線との間に接続されており、前記放電電力を電力変換する放電電力変換器とをさらに備えることを特徴とする請求項のいずれか一項に記載の充放電装置。
  6. 蓄電機能を有する電動車両を充放電する充放電装置であって、
    給電される電力を用いて、前記電動車両の放電を制御する制御部と、
    主電源から前記制御部への主電力の給電が停止したとき、当該主電力給電停止のタイミングを起点として前記制御部への補助電力の給電を開始する補助電源とを備え、
    前記制御部は、前記主電力の電圧値から前記補助電力の電圧値への電圧値変化を前記主電力給電停止として検知し、
    前記補助電源はさらに、前記電動車両から前記制御部への放電電力の給電が開始したとき、当該放電電力給電開始のタイミングを起点として前記制御部への補助電力の給電を停止し、
    前記主電源、前記補助電源および前記電動車両のうちの一つから前記制御部へ給電するための給電経路を設定する設定部をさらに備え、
    前記設定部は、前記補助電源と前記制御部との間を接続する第1給電線を有し、
    前記給電経路は、前記主電源が前記第1給電線へ前記主電力を給電する場合には、前記補助電源からの前記補助電力に代えて、前記主電力を前記制御部に給電する一方、前記電動車両が前記第1給電線へ前記放電電力を給電する場合には、前記補助電源からの前記補助電力に代えて、前記放電電力を前記制御部に給電すべく、前記設定部により設定され、
    前記設定部は、
    前記主電源と接続する第2給電線と、
    前記電動車両と接続する第3給電線と、
    前記第1給電線と前記第2給電線との間に接続されており、前記第2給電線から前記第1給電線に向かう方向に電流を流す第1整流素子と、
    前記第1給電線と前記第3給電線との間に接続されており、前記第3給電線から前記第1給電線に向かう方向に電流を流す第2整流素子と
    をさらに有し、
    前記主電力の電圧値、前記放電電力の電圧値および前記補助電力の電圧値は、この順に、低くなることを特徴とする充放電装置。
  7. 蓄電機能を有する電動車両を充放電する充放電装置であって、
    給電される電力を用いて、前記電動車両の放電を制御する制御部と、
    主電源から前記制御部への主電力の給電が停止したとき、当該主電力給電停止のタイミングを起点として前記制御部への補助電力の給電を開始する補助電源とを備え、
    前記制御部は、前記主電力の電圧値から前記補助電力の電圧値への電圧値変化を前記主電力給電停止として検知し、
    前記補助電源はさらに、前記電動車両から前記制御部への放電電力の給電が開始したとき、当該放電電力給電開始のタイミングを起点として前記制御部への補助電力の給電を停止し、
    前記補助電源は、少なくとも、前記主電力給電停止のタイミングから当該放電電力給電開始のタイミングまでの間において、前記補助電力を用いて、前記制御部が前記電動車両の放電を制御可能となるような電力容量を有し、
    前記主電源、前記補助電源および前記電動車両のうちの一つから前記制御部へ給電するための給電経路を設定する設定部をさらに備え、
    前記設定部は、前記補助電源と前記制御部との間を接続する第1給電線を有し、
    前記給電経路は、前記主電源が前記第1給電線へ前記主電力を給電する場合には、前記補助電源からの前記補助電力に代えて、前記主電力を前記制御部に給電する一方、前記電動車両が前記第1給電線へ前記放電電力を給電する場合には、前記補助電源からの前記補助電力に代えて、前記放電電力を前記制御部に給電すべく、前記設定部により設定され、
    前記設定部は、
    前記主電源と接続する第2給電線と、
    前記電動車両と接続する第3給電線と、
    前記第1給電線と前記第2給電線との間に接続されており、前記第2給電線から前記第1給電線に向かう方向に電流を流す第1整流素子と、
    前記第1給電線と前記第3給電線との間に接続されており、前記第3給電線から前記第1給電線に向かう方向に電流を流す第2整流素子と
    をさらに有し、
    前記主電力の電圧値、前記放電電力の電圧値および前記補助電力の電圧値は、この順に、低くなることを特徴とする充放電装置。
  8. 前記電動車両と前記第3給電線との間に接続されており、前記放電電力を電力変換する放電電力変換器をさらに備え、
    前記放電電力変換器は、前記制御部により、自身が電力変換を行なうか否かを制御されることを特徴とする請求項6または7に記載の充放電装置。
  9. 前記主電源と前記第2給電線との間に接続されており、前記主電力を電力変換する主電力変換器をさらに備えることを特徴とする請求項6〜8のいずれか一項に記載の充放電装置。
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