JP2014072871A5 - - Google Patents
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Description
以下、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態と称する)について説明する。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.音声処理システム1の構成
2.CPU21の機能的構成
3.DSP22の機能的構成
4.音場補正データマップ
5.音場補正処理
6.位置検出処理
7.変形例
8.本技術のプログラムへの適用
9.その他の構成
なお、説明は以下の順序で行う。
1.音声処理システム1の構成
2.CPU21の機能的構成
3.DSP22の機能的構成
4.音場補正データマップ
5.音場補正処理
6.位置検出処理
7.変形例
8.本技術のプログラムへの適用
9.その他の構成
以上においては、スピーカ32’の位相に関する音場補正を例として説明したが、実際には、イコライザ、ゲイン、ディレイ等、位相以外の音場補正データも取得される。つまり、各周辺基準聴取点P’ i において標準基準聴取点P’0と同様に、目標音場を実現するのに必要なすべての音場補正データが取得され、不揮発性メモリ28’に音場補正データマップ101として記憶される。この不揮発性メモリ28’に記憶された音場補正データマップ101が、不揮発性メモリ28に記憶される。あるいは、この不揮発性メモリ28’が不揮発性メモリ28として使用される。
ステップS42において判定部42は、マイクロフォン31が音場空間13の標準基準聴取点P0に位置するかを判定する。つまりユーザは、音場空間13内の任意の位置にマイクロフォン31を配置する。マイクロフォン31は、ユーザが音楽等を聴取するのに支障が無い位置に配置することができる。そしてユーザは、マイクロフォン31を配置した位置が、標準基準聴取点P0であるのかを、操作部26を操作して入力する。判定部42は、このユーザからの入力に基づいて、ステップS42の判定処理を行う。
ステップS50においてDSP22は、音場を補正する。すなわち、以上のようにして式(3)に基づき演算された音場補正データPRjが補正部71(音場処理装置61、イコライザ装置62、ディレイ装置63)にパラメータとして設定される。これにより、メーカーの理想的な音場空間とほぼ同じ(すなわち、相似の)目標音場が音場空間13の聴取点Pkに形成される。その結果、以後、再生モードが設定され、再生装置11に対して再生が指示され、そこから再生され、DIR23を介して入力される音声信号は、DSP22の補正部71により適正に補正され、増幅器27を介してスピーカ32から出力される。従って、ユーザは音場空間13内の基準聴取点P j だけでなく、その周辺の任意の聴取点Pkにおいても、高品質の音声情報を聴取することができる。
ステップS63においてステンシルフィルタ処理部83は、ステンシルフィルタ処理を行う。すなわち、収音信号の周波数毎に、周期的に現れる位相差パターンを累積するステンシルフィルタ処理が施される。
さらに、上述の実施の形態では、フロント左チャンネルおよびフロント右チャンネルの音声信号に対して周波数特性の補正処理を施す場合について説明したが、次のようにすることもできる。すなわち、サラウンド左チャンネルおよびサラウンド右チャンネル、ならびにサラウンドバック左チャンネルおよびサラウンドバック右チャンネルなどの音声信号に対して周波数特性の補正処理を施すようにしてもよい。
なお、周波数特性の補正処理を施す音声信号は任意である。これをサラウンド左チャンネルおよびサラウンド右チャンネル、ならびにサラウンドバック左チャンネルおよびサラウンドバック右チャンネルなどのユーザの側方または後方から出力されるチャンネルの音声信号とすると好適である。適切なサラウンド効果を得るためには、サラウンド左チャンネルおよびサラウンド右チャンネル、ならびにサラウンドバック左チャンネルおよびサラウンドバック右チャンネルなどの音声信号に位相のずれが少ないことが好ましいからである。
第1の補正部301には、図8のステップS41で不揮発性メモリ28に記憶された第1の音場補正データとしての式(3)のパラメータPR0が設定される。第2の補正部302には、不揮発性メモリ28に予め記憶されている音場補正データマップ101の第2の音場補正データである音場補正データD’jが設定される。その結果、第1の補正部301によりパラメータPR0による音場補正処理が行われ、第2の補正部302により音場補正データD’jによる音場補正処理が行われ、総合的に、式(3)のパラメータPRjによる音場補正処理が行われる。聴取点Pkが標準基準聴取点P0に位置する場合、音場補正データD’0は0となる。従って、第2の補正部302は、実質的に特別の処理を行わず、第1の補正部301から入力された音声信号をそのまま後段に出力する。この実施の形態においても、図3の実施の形態の場合と同様の効果を実現することができる。
Claims (15)
- 音場空間の音を聴取する聴取点の標準基準聴取点に対するずれを検出するずれ検出部と、
前記聴取点が前記標準基準聴取点である場合における音場を補正する第1の音場補正データと、前記聴取点が前記標準基準聴取点からずれた場合における前記聴取点の音場を補正する第2の音場補正データとに基づいて、音声信号を補正する補正部と
を備える音声処理装置。 - 前記第2の音場補正データは、前記標準基準聴取点からずれた位置の周辺基準聴取点のデータである
請求項1に記載の音声処理装置。 - 前記聴取点の位置が、前記周辺基準聴取点の位置と異なる場合には、最も近傍の前記周辺基準聴取点の前記第2の音場補正データが、前記聴取点の前記第2の音場補正データとされる
請求項2に記載の音声処理装置。 - 前記聴取点の前記標準基準聴取点に対するずれは、前記聴取点から発生された測定音を収音して検出される
請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の音声処理装置。 - 前記聴取点の前記標準基準聴取点に対するずれは、前記聴取点から発生された測定音を収音した位置に対する前記聴取点の位置と、前記標準基準聴取点に対する前記測定音を収音した位置から検出される
請求項4に記載の音声処理装置。 - 前記聴取点から発生された前記測定音を収音した位置に対する前記聴取点の位置は、前記聴取点から発生された前記測定音を収音して得られる音声信号から検出される
請求項5に記載の音声処理装置。 - 前記標準基準聴取点に対する前記測定音を収音した位置は、前記測定音を収音した位置に対する、前記音場空間に前記聴取点で聴取される音を放音する放音部の位置情報と、前記標準基準聴取点に対する前記放音部の位置情報とから検出される
請求項5または請求項6に記載の音声処理装置。 - 前記音場空間の音場を測定して前記第1の音場補正データを得る測定部を
さらに備える請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載の音声処理装置。 - 前記第2の音場補正データを予め記憶する記憶部を
さらに備える請求項1乃至請求項8の何れか一項に記載の音声処理装置。 - 前記記憶部は、前記測定部により測定された前記第1の音場補正データをさらに記憶する
請求項9に記載の音声処理装置。 - 前記第1の音場補正データと前記第2の音場補正データとにより演算されたパラメータが前記補正部に設定される
請求項1乃至請求項10の何れか一項に記載の音声処理装置。 - 前記第1の音場補正データと前記第2の音場補正データは、異なる前記補正部に個別にパラメータとして設定される
請求項1乃至請求項10の何れか一項に記載の音声処理装置。 - 音場空間の音を聴取する聴取点の標準基準聴取点に対するずれを検出するステップと、
前記聴取点が前記標準基準聴取点である場合における音場を補正する第1の音場補正データと、前記聴取点が前記標準基準聴取点からずれた場合における前記聴取点の音場を補正する第2の音場補正データとに基づいて、音声信号を補正するステップと
を含む音声処理方法。 - 音場空間の音を聴取する聴取点の標準基準聴取点に対するずれを検出するステップと、
前記聴取点が前記標準基準聴取点である場合における音場を補正する第1の音場補正データと、前記聴取点が前記標準基準聴取点からずれた場合における前記聴取点の音場を補正する第2の音場補正データとに基づいて、音声信号を補正するステップと
を含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。 - 音場空間の音を聴取する聴取点の標準基準聴取点に対するずれを検出するステップと、
前記聴取点が前記標準基準聴取点である場合における音場を補正する第1の音場補正データと、前記聴取点が前記標準基準聴取点からずれた場合における前記聴取点の音場を補正する第2の音場補正データとに基づいて、音声信号を補正するステップと
を含む処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録されている記録媒体。
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