JP2011188248A - オーディオアンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの移動に対応して音場の設定を微調整をすることができるマルチチャンネルのオーディオアンプを提供することを目的とする。
【解決手段】マルチチャンネルのオーディオ信号を再生または入力するオーディオ信号取得部、マルチチャンネルのスピーカが接続されるスピーカ接続部、マルチチャンネルのオーディオ信号が予め定められたリスニングポイントに同時に到達するように、各チャンネルのオーディオ信号の出力タイミングを調整して前記スピーカ接続部から出力する信号処理部を備え、信号処理部は、聴取者の位置と前記リスニングポイントとのずれを検出し、このずれに応じてオーディオ信号の出力タイミングを修正する。
【選択図】図1

Description

この発明は、ユーザの居場所(リスニングポイント)における視聴環境を最適化するオーディオアンプに関する。
マルチチャンネルオーディオオーディオシステムにおいて、複数のスピーカから放音される音声がリスニングポイントでバランス良く聴こえるように、放音タイミングや音量レベル、周波数特性を調整する技術が実用化されている(たとえば特許文献1)。
特許文献1の技術は、リスニングポイントにマイクを設置し、マルチチャンネルの各スピーカからテスト音声を放音してマイクで収音し、その収音した音声信号に基づいてスピーカ距離、チャンネル間レベル差、周波数特性等を測定する音場測定を行い、この測定結果に基づいて各チャンネルのオーディオ信号の放音タイミング、音量レベル、周波数特性を補正する音場補正パラメータを算出して、オーディオ信号処理に適用するものである。
特許2867769号公報
特許文献1の技術は、予め定めたリスニングポイントにマイクを設置し、その1点における視聴環境を最適化するものである。したがって、ユーザ(リスナ)がリスニングポイントから移動した場合、すなわち、ユーザがリスニングポイント以外の場所でオーディオを聴く場合でも、音場補正パラメータを変更することができないため、最適でない設定でオーディオを聴かなければならなかった。
もし移動した地点で視聴環境を最適化しようとすれば、その位置をリスニングポイントと定め再度マイクを設置して音場測定をし直す必要があった。
この発明は、ユーザの移動に対応して音場の設定を微調整をすることができるマルチチャンネルのオーディオアンプを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、マルチチャンネルのオーディオ信号を再生または入力するオーディオ信号取得部と、スピーカが接続されるスピーカ接続部と、前記マルチチャンネルのオーディオ信号が予め定められたリスニングポイントに同時に到達するように、各チャンネルのオーディオ信号の出力タイミングを調整して前記スピーカ接続部から出力する信号処理部と、を備え、前記信号処理部は、聴取者の位置と前記リスニングポイントとのずれを検出し、このずれに応じて前記オーディオ信号の出力タイミングを修正することを特徴とする。
請求項2の発明は、前記信号処理部は、前記リスニングポイントに設置されたマイクで前記スピーカ接続部に接続されたスピーカから放音されたテスト信号を収音することにより、前記スピーカと前記リスニングポイントとの距離であるスピーカ距離を測定し、このスピーカ距離に応じて前記各チャンネルのオーディオ信号の出力タイミングを調整することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記信号処理部は、前記リスニングポイント以外の位置に設置された複数のマイクで、前記テスト信号を収音することにより、前記スピーカおよびリスニングポイントの配置を検出することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、テレビが接続され、該テレビと制御信号を送受信するテレビ接続部をさらに設け、前記リスニングポイント以外の位置に配置された複数のマイクは、前記テレビに設けられていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項3、4の発明において、前記リスニングポイント以外の位置に設置された複数のマイクで、前記聴取者の位置を検出することを特徴とする。
この発明によれば、ユーザ位置と標準の聴取位置であるリスニングポイントとのずれを検出して、リスニングポイントに対するオーディオ信号の出力タイミングを微調整するため、ユーザがリスニングポイント以外の位置でオーディオを聴く場合でも、その位置に応じて各チャンネルのオーディオ信号の出力タイミングを最適に維持することができ、リスニングポイントと同様の良好な音場でオーディオを聴くことが可能になる。
この発明の実施形態であるAVシステムの構成図 AVアンプおよびテレビの要部ブロック図 AVシステムのスピーカ、テレビ、リスニングポイントの配置を示す図 音場測定処理の手順を示すフローチャート 音場補正パラメータの修正手順を示すフローチャート
図1はこの発明の実施形態であるAVシステムの構成図である。AVシステムは、リスニングルーム9に設置されている。この実施形態のリスニングルーム9は、リビングスペース9Aとダイニングスペース9Bを有し、AVシステムはリビングスペース9Aに設置されている。AVシステムは、ソース機器4、オーディオアンプであるAVアンプ1、テレビ(TV)2、および、複数のスピーカ3を有している。ソース機器4は、たとえばBluRayプレーヤやセットトップボックス等である。
複数のスピーカ3は、センタスピーカ3C、フロント左スピーカ3FL、フロント右スピーカ3FR、サラウンド左スピーカ3SL、サラウンド右スピーカ3SRおよびサブウーファ3SWの6台のスピーカからなり、リビングスペース9Aを囲むように配置されている。すなわち、リビングスペース9Aの前方にセンタスピーカ3C、フロント左スピーカ3FLおよびフロント右スピーカ3FRが配置され、リビングスペース9Aの後方左右にサラウンド左スピーカ3SLおよびサラウンド右スピーカ3SRが配置され、リビングスペース9Aの左方にサブウーファ3SWが配置されている。AVシステムは、リビングスペース9A内に設定されたリスニングポイント8における視聴環境が最適になるように各スピーカ3から放音されるオーディオ信号を調整する。リスニングポイント8は、ユーザ(リスナ)が通常座る位置に設定される。たとえば、ソファ等が設置された位置がリスニングポイント8として設定される。
リスニングポイント8の前方正面(フロント左右スピーカ3FL,3FRの間)にラック5が配置され、このラック5の上にテレビ受像機(テレビ)2、ラック5の内部にAVアンプ1およびソース機器4が設置されている。テレビ2は、フロントパネルに複数のマイク27(27L,27R)を備えている。なお、テレビ2が備えるマイクの数は2つに限定されない。
ソース機器4は、映像信号および5.1チャンネルのオーディオ信号を有するオーディオ・ビデオ信号を再生出力する。ここで5.1チャンネルは、センタチャンネルCch、フロント左チャンネルFLch、フロント右チャンネルFRch、サラウンド左チャンネルSLch、サラウンド右チャンネルSRch、サブウーファチャンネルSWchであり、上記の6台のスピーカ3にそれぞれ対応している。ソース機器4によって再生されたオーディオ・ビデオ信号は、HDMIケーブルを介してAVアンプ1に入力される。
AVアンプ1は、入力されたオーディオ・ビデオ信号のうち、ビデオ信号をテレビ2に転送するとともに、5.1チャンネルのオーディオ信号をそれぞれ対応するスピーカ3に出力する。
このとき、AVアンプ1は、リスニングポイント8において視聴環境が最適になるように各チャンネルのオーディオ信号の出力タイミングや周波数特性等を調整する(音場補正)。すなわち、各チャンネルの6台のスピーカ3は、音量レベルや周波数特性が同一ではなくリスニングポイント8からの距離(スピーカ距離)も同一でない。これを補償して6台のスピーカ3から放音されたオーディオ信号が、リスニングポイント8で最適のバランスで同時に聴こえるように、各チャンネルから放音されるオーディオ信号のタイミング、音量レベル、周波数特性等を調整する。
この放音タイミング、音量レベル、周波数特性を調整するパラメータである音場補正パラメータを取得するため、AVシステムの設置時に音場測定を行う。音場測定は、スピーカ3からテスト音声を放音し、AVアンプ1に接続される測定用のマイク17およびテレビ2に設けられているマイク27L,Rでこれを受信して、スピーカ距離、チャンネル間レベル差、周波数特性を測定する処理である。この音場測定については、図3、図4を参照して後述する。
図2は、AVアンプ1、テレビ2の要部のブロック図である。AVアンプ1は、制御部10、メモリ11、操作・表示部12、HDMI受信部(Rx)13、HDMI送信部(Tx)16、音声処理部14および映像バッファ15を備えている。制御部10はAVアンプ1全体の動作を制御する。メモリ11はフラッシュメモリであり、装置の動作を制御するプログラムや設定されたパラメータ等を不揮発に記憶する。操作・表示部12はユーザの操作を受け付けるとともに、現在の動作状態を表示する。HDMI受信部13は、ソース機器4のHDMI送信部41からオーディオ・ビデオ信号を受信する。また、HDMI送信部16はテレビ2のHDMI受信部21に対してオーディオ・ビデオ信号を送信する。なお、HDMIは、上流装置から下流装置に向けたオーディオ・ビデオ信号に加えて、上流装置・下流装置相互に送受信されるコマンド信号(CECコマンド)を伝送することができる。
音声処理部14はDSPで構成され、HDMI受信部13から入力されたオーディオ信号の音場を補正し、補正したオーディオ信号をスピーカ接続部17を介してスピーカ3に出力する。映像バッファ15は、HDMI受信部13から入力されたビデオ信号を一旦バッファしたのちHDMI送信部16に出力する。また、映像バッファ15は、制御部10から入力されたガイダンス画像をビデオ信号にOSD合成する。
なお、図2では、スピーカ接続部17に直接スピーカ3が接続されているが、スピーカ接続部17とスピーカ3との間に別体のパワーアンプ等の機器が挿入されていてもよい。
テレビ2は、制御部20、HDMI受信部21、音声処理部22、映像処理部23、スピーカ24、ディスプレイ25、信号処理部26、および、マイク27L,Rを備えている。HDMI受信部21は、AVアンプ1からオーディオ・ビデオ信号を受信する。HDMI受信部21が受信したオーディオ・ビデオ信号のうち、オーディオ信号は音声処理部22に入力され、ビデオ信号は映像処理部23に入力される。また、HDMIケーブルを介して送られてきたコマンド信号は制御部20に入力される。映像処理部23は、入力されたビデオ信号をデコードしてディスプレイ25に表示する。音声処理部22は、入力されたオーディオ信号の音量を制御してスピーカ24に出力する。
マイク27L,Rは、音場測定時にスピーカ3から放音されるテスト音声を収音して信号処理部26に入力する。信号処理部26はDSPで構成され、テスト音声の受信時刻等を測定する。測定結果は、制御部20が、CECコマンドとしてAVアンプ1に送信される。
ここで、図3、図4を参照して、音場補正および音場補正パラメータを決定するための音場測定処理について説明する。
音場測定処理では、センタスピーカ3C、フロント左スピーカ3FL、フロント右スピーカ3FR、サラウンド左スピーカ3SL、サラウンド右スピーカ3SRおよびサブウーファ3SWの6台のスピーカから順次テスト音声を放音する。このテスト音声をリスニングポイント8に設置したマイク17で収音し、スピーカ距離、チャンネル間レベル差、周波数特性を測定する。AVアンプ1の制御部10は、この測定結果に基づいて音場補正パラメータを算出する。また、テレビ2に設置したマイク27L,Rでもテスト音声を受信し、その収音時刻をCECコマンドとしてAVアンプ1に送信する。AVアンプ1の制御部は、テレビ2から受信した収音時刻に基づいて各スピーカ3の位置を割り出す。
図3は、リスニングルーム9内における6台のスピーカ3、テレビ2およびリスニングポイント8の配置を示す図である。この図では、フロント右スピーカ3FRからリスニングポイント8(マイク17)までの距離100、テレビ2のマイク27L,Rまでの距離101、距離102をそれぞれ直線で示す。また、サラウンド左スピーカ3SLからリスニングポイント8(マイク17)までの距離200、テレビ2のマイク27L,Rまでの距離201、距離202を直線で示す。
AVアンプ1の制御部10は、テスト音声をフロント右スピーカ3FRから放音したのちこの音声がマイク17で収音されるまでの時間に基づいて距離100を算出する。また、テスト音声をフロント右スピーカ3FRから放音した時刻とこの音声がマイク27L、Rで収音された時刻に基づいて距離101,102を算出し、この距離101,102に基づいて(三角法で)フロント右スピーカ3FRの位置を算出する。同様に、テスト音声をサラウンド左スピーカ3SLから放音したのちこの音声がマイク17で収音されるまでの時間に基づいて距離100を算出する。また、テスト音声をフロント右スピーカ3FRから放音した時刻とこの音声がマイク27L、Rで収音された時刻に基づいて距離201,202を算出し、この距離201,202に基づいてサラウンド左スピーカ3SLの位置を算出する。他のスピーカについても同様にテスト音声を用いてスピーカ距離と位置を算出する。
このように、リスニングポイント8に設置したマイク17を用いて各スピーカ3の音場補正パラメータを決定するとともに、テレビ2のマイク27L、Rを用いて各スピーカ3の位置を割り出すことにより、ユーザがリスニングポイント8以外の位置で視聴する場合でも、その位置とスピーカの位置との位置関係に応じて音場補正パラメータを修正し、その位置に最適な設定でオーディオ信号を放音することができる。
図4は、音場補正パラメータの算出処理を示すフローチャートである。ユーザが、リスニングポイント8にマイク17を設置したのち、AVアンプ1に対して音場補正パラメータの算出処理を開始する操作を行うとこの動作がスタートする。まず、テレビ2に現在時刻を送信してテレビ2、AVアンプ1の内蔵時計の時刻を同期させる(S1)。そして、最初に測定するスピーカ3のチャンネルを1つ選択する(S2)。
テレビ2にテスト音声の収音を指示して(S3)、選択されたチャンネルのスピーカ3に対してパルス音を出力して放音させる(S4)。このパルス音がマイク17へ到達して収音されるまでの時間を測定すとともに(S5)、テレビ2からマイク27L、Rによるパルス音の収音時刻を受信する(S6)。これに基づきスピーカ距離補償パラメータが算出される。
次に、選択されたチャンネルのスピーカ3に対してホワイトノイズを出力して放音させる(S7)。ホワイトノイズは全ての周波数成分を均等に含む信号である。マイク17が収音したこの信号をFFTして周波数成分を測定する(S8)。この測定結果に基づき、選択されたチャンネルのスピーカ3からリスニングポイント8へ到達する音声の周波数特性がフラットになるように調整する周波数特性補償パラメータを決定する(S9)。次に、選択されたチャンネルのスピーカ3に最大音量(0dB)の音を出力して放音させ(S10)、この音をマイク6で収音してその音圧レベルを測定する(S11)。これに基づき音量補償パラメータが決定される。
こののち、全チャンネルのスピーカ3についてS3〜S11の処理が終了したかを判断する(S12)。全チャンネルの処理が終了していない場合には(S12でNO)、次のチャンネルを選択して(S13)、S3にもどる。全チャンネルのスピーカについて処理が終了すると(S12でYES)、S20に進む。
S20では、各チャンネルのスピーカ距離補償パラメータを以下の処理で算出する(S20)。スピーカ距離補償パラメータは、オーディオ信号をスピーカ3に供給するタイミングを遅延させる遅延時間であり、この遅延時間の算出手順は以下のとおりである。各チャンネルのテスト音声のリスニングポイント8(マイク17)への到達時間を比較し、音声の到達時間が最も長いチャンネル(最遅チャンネル)の遅延時間を0に設定する。他のチャンネルの遅延時間は、そのチャンネルの音声の到達時間と上記最遅チャンネルの音声の到達時間との差とする。
次に、各チャンネルの音量補償パラメータ(減衰量)を以下の処理で算出する(S21)。各チャンネルのスピーカ3から放音した音声のリスニングポイント8における音圧レベルを比較し、最も音圧レベルの小さいチャンネル(最小チャンネル)の減衰量0dBに設定し、他のチャンネルの減衰量は、そのチャンネルの音声の音圧レベルと上記最小チャンネルの音声の音圧レベルとの差とする。
S22では、各スピーカ3とリスニングポイント8のレイアウトを以下の処理で算出する。パルス音の放音時刻とテレビ2のマイク27L、Rの収音時刻との時間差に基づいてスピーカ3とマイク27L、Rの距離を算出し、この距離を用いて三角法でスピーカ3の位置を割り出す。また、各スピーカ3の位置およびスピーカ距離に基づいてリスニングポイント8の位置を割り出す。
以上の処理で設定されたパラメータおよびスピーカ3、リスニングポイント8の配置データをメモリ11のテーブルに書き込み(S23)、パラメータを音声処理部14に設定して(S24)処理を終了する。
図5(A)は、AVシステムのユーザ(リスナ)がリスニングポイント8以外の位置でオーディオを聴くときの処理を示すフローチャートである。まずS30で、ユーザ(リスナ)の位置を検出する(S30)。ユーザ位置の検出方法については後述する。ユーザの位置が検出されると、テーブルに記憶しているスピーカの配置データに基づきユーザ位置から各スピーカまでの距離を算出する(S31)。この距離に基づいて各チャンネルのスピーカ距離補償パラメータを算出する(S32)。また、リスニングポイント8のスピーカ距離と今回のユーザ位置との比に基づき、音量補償パラメータを修正する(S33)。この修正は、たとえば、距離が倍になった場合にはパラメータを+6dBだけ修正し、距離が半分になった場合には−6dBだけ修正するようにすればよい。修正されたパラメータを音声処理部14に設定する(S34)。
同図(B)は、音場補正パラメータのリセット処理を示すフローチャートである。ユーザによりリセット操作がされると(S40)、メモリ11のテーブルに記憶されている音場補正パラメータを音声処理部14に再設定して(S41)、ユーザの移動によるパラメータの変更をリセットする。これにより、リスニングポイント8における視聴環境が最適に再設定される。
図5(A)のユーザ位置の検出は、テレビ2に設けられたマイク27L,Rによって行えばよい。たとえば、ユーザが自分の居場所を言葉(「リビング」、「フロント右スピーカの右1メートル」など)で発声し、この音声をマイク27L,Rで収音して、テレビ2またはAVアンプ1で音声認識して居場所を割り出せばよい。また、テレビ2に付属の赤外線リモコンを用いてもよい。たとえば、赤外線リモコンに赤外線信号を発生すると同時に検出用音声を発生する機能を設け、ユーザが自分の居場所で赤外線リモコンを操作して赤外線信号と検出用音声を発生させる。テレビ2は、赤外線信号を受信したのち、マイク27L,Rで検出用音声を収音するまでの時間によってユーザ(赤外線リモコン)の位置を三角法で算出する。ユーザ位置の検出方法はこれに限定されないが、テレビ2にマイク27L,Rを備え、常時環境音声の収音が可能であるため、これを利用すればよい。
また、ユーザ位置の検出はテレビ2が行い、検出したユーザ位置をCECコマンドとしてAVアンプ1に送信するようにしてもよい。
なお、テレビ2に代えてスピーカ3の一部または全部にマイクを設けておき、そのマイクを用いて音場測定やユーザ位置を検出するようにしてもよい。
1 AVアンプ
2 テレビ
3 スピーカ
4 ソース機器
8 リスニングポイント
17、27L,R マイク

Claims (5)

  1. マルチチャンネルのオーディオ信号を再生または入力するオーディオ信号取得部と、
    スピーカが接続されるスピーカ接続部と、
    前記マルチチャンネルのオーディオ信号が予め定められたリスニングポイントに同時に到達するように、各チャンネルのオーディオ信号の出力タイミングを調整して前記スピーカ接続部から出力する信号処理部と、
    を備え、
    前記信号処理部は、聴取者の位置と前記リスニングポイントとのずれを検出し、このずれに応じて前記オーディオ信号の出力タイミングを修正する
    オーディオアンプ。
  2. 前記信号処理部は、前記リスニングポイントに設置されたマイクで前記スピーカ接続部に接続されたスピーカから放音されたテスト信号を収音することにより、前記スピーカと前記リスニングポイントとの距離であるスピーカ距離を測定し、このスピーカ距離に応じて前記各チャンネルのオーディオ信号の出力タイミングを調整する請求項1に記載のオーディオアンプ。
  3. 前記信号処理部は、前記リスニングポイント以外の位置に設置された複数のマイクで、前記テスト信号を収音することにより、前記スピーカおよびリスニングポイントの配置を検出する請求項2に記載のオーディオアンプ。
  4. テレビが接続され、該テレビと制御信号を送受信するテレビ接続部をさらに設け、
    前記リスニングポイント以外の位置に配置された複数のマイクは、前記テレビに設けられている請求項3に記載のオーディオアンプ。
  5. 前記リスニングポイント以外の位置に設置された複数のマイクで、前記聴取者の位置を検出する請求項3または請求項4に記載のオーディオアンプ。
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