JP2014072558A - 携帯端末装置、プログラムおよび情報通知方法 - Google Patents

携帯端末装置、プログラムおよび情報通知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが通話中に表示面を確認できる状態にせずとも、情報が確認可能な携帯端末装置を提供する。
【解決手段】携帯電話機1は、文字情報を触覚情報として出力する触覚情報出力部である振動アクチュエータ8と、振動アクチュエータ8の制御を行う駆動制御部22と、通話中に、情報通知の契機を検出する契機検出部21と、を備える。ここで、駆動制御部22は、契機検出部21により契機が検出されたことに基づいて、情報内容を表す文字を通知するように振動アクチュエータ8を制御する。たとえば、情報内容は、電子メールの内容を含み得る。この場合、契機検出部21は、電子メールの受信を検出する。
【選択図】図6

Description

本発明は、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、タブレットPC(Tablet PC)、電子書籍端末等の携帯端末装置に関する。また、本発明は、かかる携帯端末装置に用いて好適な、プログラムおよび情報通知方法に関する。
従来、携帯電話機では、電子メールが受信されると、音、振動等により報知が行われる(特許文献1参照)。受信を知ったユーザは、受信した電子メールを開封するための所定の操作を行うことにより、その電子メールの内容、即ち、発信先(発信者名、メールアドレス等)、タイトル、本文等を表示面に表示させることができる。
特開平08−339733号公報
通話中に電子メールが受信された場合には、ユーザは、電子メールの受信を知ることはできるものの、携帯電話機を耳から離して表示面を見られる状態にしなければ、電子メールの内容までは知ることができない。
また、スケジュール管理機能を備える携帯電話機では、スケジュールを設定する際にアラームの設定がなされた場合、予定日時が到来すると、音、振動等により報知が行われるとともに、スケジュールの内容(件名、日時、場所等)が表示面に表示される。通話中に予定日時が到来した場合には、通話中に電子メールが受信された場合と同様、ユーザは、表示面を見られる状態にしなければ、スケジュールの内容を知ることができない。
そこで、本発明は、ユーザが通話中に表示面を確認できる状態にせずとも、情報が確認可能な携帯端末装置、プログラムおよび情報通知方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、通話機能を有する携帯端末装置に関する。本態様に係る携帯端末装置は、文字情報を触覚情報として出力する触覚情報出力部と、前記触覚情報出力部の制御を行う出力制御部と、通話中に、情報通知の契機を検出する契機検出部と、を備える。ここで、前記出力制御部は、前記契機検出部により前記契機が検出されたことに基づいて、情報内容を表す文字を通知するように前記触覚情報出力部を制御する。
本態様に係る携帯端末装置において、前記触覚情報出力部は、マトリクス状に配置された複数の振動素子を有し、これら複数の振動素子によりユーザに触れられる接触面が形成される振動アクチュエータを含むような構成とされ得る。この場合、前記出力制御部は、前記情報内容を表す文字が前記各振動素子の振動の有無により前記接触面に形成されるように前記振動アクチュエータを駆動する。
本態様に係る携帯端末装置において、前記情報内容は、電子メールの内容を含み得る。この場合、前記契機検出部は、前記電子メールの受信を検出する。
あるいは、前記情報内容は、スケジュール管理機能において予定日時とともに設定され
るスケジュールの内容を含み得る。この場合、前記契機検出部は、前記予定日時の到来を検出する。
あるいは、前記情報内容は、アラーム機能において報知時刻とともに設定されるメモの内容を含み得る。この場合、前記契機検出部は、前記報知時刻の到来を検出する。
本態様に係る携帯端末装置は、報知動作を行う報知部と、前記触覚情報出力部による前記情報内容の通知に先立って前記報知部を作動させる報知制御部と、をさらに備えるような構成とされ得る。
本態様に係る携帯端末装置において、前記出力制御部は、前記情報内容の通知が繰り返されるように、前記触覚情報出力部を制御するような構成とされ得る。
このような構成とした場合、携帯端末装置は、報知動作を行う報知部と、前記触覚情報出力部による前記情報内容の各通知の間に前記報知部を作動させる報知制御部と、をさらに備えるような構成とされ得る。
本態様に係る携帯端末装置は、前記情報内容が通知条件を満たすか否かを判定する条件判定部を、さらに備えるような構成とされ得る。この場合、前記出力制御部は、前記条件判定部により前記情報内容が前記通知条件を満たすと判定された場合に、前記情報内容の通知のため前記触覚情報出力部を作動させる。
本態様に係る携帯端末装置は、物体の近接を検出する近接検出部を、さらに備えるような構成とされ得る。この場合、前記出力制御部は、前記近接検出部が物体の近接を検出している場合に、前記情報内容の通知のため前記触覚情報出力部を作動させる。
本発明の第2の態様に係るプログラムは、通話機能を有するとともに、文字情報を触覚情報として出力する触覚情報出力部を備える携帯端末装置のコンピュータに、通話中に、情報通知の契機を検出する機能と、前記契機が検出されたことに基づいて、前記情報内容を表す文字を通知するように前記触覚情報出力部を制御する機能と、を付与する。
本発明の第3の態様は、通話機能を有するとともに、文字情報を触覚情報として出力する触覚情報出力部を備える携帯端末装置の情報通知方法に関する。本態様に係る情報通知方法は、通話中に、情報通知の契機を検出するステップと、前記契機が検出されたことに基づいて、前記情報内容を表す文字を通知するように前記触覚情報出力部を制御するステップと、を含む。
本発明によれば、ユーザが通話中に表示面を確認できる状態にせずとも、情報が確認可能な携帯端末装置、プログラムおよび情報通知方法を提供することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施形態の説明によりさらに明らかとなろう。ただし、以下の実施形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
実施の形態に係る、携帯電話機の構成を示す図である。 実施の形態に係る、振動アクチュエータの構成を示す図である。 実施の形態に係る、携帯電話機の全体構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る、振動パターンテーブルの構成および振動アクチュエータの振動面に文字が形成される様子を示す図である。 実施の形態に係る、メール内容通知処理の処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態に係る、振動アクチュータによって、電子メールのタイトルが通知される様子を示す図である。 変更例1に係る、メール内容通知処理の処理手順を示すフローチャートである。 変更例1に係る、振動アクチュータによって、電子メールのタイトルが繰り返し通知される様子を示す図である。 変更例2に係る、携帯電話機の全体構成を示すブロック図である。 変更例2に係る、電話帳テーブルの構成を示す図である。 変更例2に係る、メール内容通知処理の処理手順を示すフローチャートである。 変更例3に係る、メール内容通知処理の処理手順を示すフローチャートである。 変更例4に係る、スケジュール内容通知処理について説明するための図である。 変更例5に係る、メモ内容通知処理について説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、携帯電話機1の構成を示す図である。図1(a)および(b)は、それぞれ、携帯電話機1の正面図および背面図である。
以下、説明の便宜上、図1に示すように、キャビネット2の長手方向を上下方向と定義し、キャビネット2の短手方向を左右方向と定義する。
携帯電話機1は、キャビネット2と、表示面3と、マイクロフォン4と、通話スピーカ5と、キー操作部6と、外部スピーカ7と、振動アクチュエータ8と、近接センサ9とを備えている。
キャビネット2は、正面から見て、ほぼ長方形状を有する。キャビネット2の正面に、後述する表示部13の表示面3が配されている。表示面3には、各種の画像(画面)が表示される。
キャビネット2の内部には、下端部にマイクロフォン4が配されており、上端部に通話スピーカ5が配されている。マイクロフォン4には、キャビネット2の正面に形成されたマイク孔4aを通じて音声が入力される。マイクロフォン4は、入力した音に応じた電気信号を生成する。通話スピーカ5からは、音声が出力される。出力された音声は、キャビネット2の正面に形成された出力孔5aを通じて外部に放出される。
キャビネット2の正面には、キー操作部6が設けられている。キー操作部6は、複数の操作キーから構成されている。各操作キーには、実行中のプログラムを操作するための各種の機能が割り当てられる。
キャビネット2の内部には、外部スピーカ7が配されている。キャビネット2の背面には、外部スピーカ7に対応する出力孔7aが形成されている。外部スピーカ7から出力された音(音声、報知音等)は、出力孔7aを通じて外部に放出される。
キャビネット2の内部には、さらに、上部に振動アクチュエータ8が配されている。図
2に振動アクチュエータ8の構成を示す。図2(a)は、振動アクチュエータ8の構成を示す斜視図である。図2(b)は、図2(a)のA−A´断面図である。図2(c)および(d)は、振動アクチュエータ8を構成する振動素子51の動作について説明するための図である。
振動アクチュエータ8は、上面が開口するケース50と、ケース50内に、マトリクス状に配置された複数の丸棒状の振動素子51により構成されている。振動アクチュエータ8は、たとえば、上下8列、左右6列に並べられた48個の振動素子51により構成される。マトリクス状に並ぶ振動素子51の先端により、振動アクチュエータ8の振動面Sが形成される。
図2(b)に示すように、振動素子51は、シム材51aと、シム材51aの両側に装着された第1圧電素子51bおよび第2圧電素子51cとを備える。
第1圧電素子51bおよび第2圧電素子51cには、それぞれ、正の電圧および負の電圧からなり互いに逆の位相となる交流電圧が印加される。交流電圧が印加されると、図2(c)に示すような、第1圧電素子51bが縮み、第2圧電素子51cが伸びる動作と、図2(d)に示すような、第1圧電素子51bが伸び、第2圧電素子51cが縮む動作とが繰り返される。これにより、振動素子51が左右方向に振動する。
図1に戻り、キャビネット2の背面には、振動アクチュエータ8に対応して開口部8aが形成されている。開口部8aを通じて、マトリクス状の振動素子51が外部に露出する。振動アクチュエータ8の振動面Sは、キャビネット2の背面とほぼ面一となる。ユーザは、図1(b)に示すように、キャビネット2の背面を保持した手の人差し指で振動アクチュエータ8の振動面Sに触れる。
通話スピーカ5の隣には、近接センサ9が配されている。近接センサ9は、たとえば、静電容量式の近接センサである。近接センサ9は、物体(ユーザの耳等)が近接することにより静電容量が増加し、静電容量が閾値を越えると、検出信号を出力する。なお、近接センサ9は、静電容量式の近接センサに限られず、たとえば、超音波式や誘導式の近接センサであっても良い。
図3は、携帯電話機1の全体構成を示すブロック図である。携帯電話機1は、制御部11と、記憶部12と、表示部13と、タッチ検出部14と、音声入力部15と、音声出力部16と、音声処理部17と、キー入力部18と、通信部19と、近接検出部20と、振動アクチュエータ8とを備えている。
記憶部12は、ROM、RAM、外部メモリー等から構成される。記憶部12には、各種のプログラムが記憶されている。記憶部12に記憶されるプログラムは、携帯電話機1の各部を制御するための制御プログラムの他、各種アプリケーション(たとえば、電話、電子メール、電話帳、地図、ゲーム、スケジュール管理、等)を含む。プログラムは、メーカによって携帯電話機1の製造時に記憶部12に記憶される他、ユーザによって通信網や記憶媒体を介して記憶部12に記憶される。
記憶部12には、プログラムの実行の際、一時的に利用または生成されるデータを記憶するワーキング領域も含まれる。
制御部11は、CPU等から構成されている。制御部11は、プログラムに従って、携帯電話機1を構成する各部(記憶部12、表示部13、タッチ検出部14、音声入力部15、音声出力部16、音声処理部17、キー入力部18、通信部19、振動アクチュエー
タ8、近接検出部20等)を制御する。
表示部13は、液晶ディスプレイ等から構成される。表示部13は、制御部11からの制御信号と画像信号に基づき、表示面3に画像(画面)を表示する。表示部13は、液晶ディスプレイに限らず、有機ELディスプレイ等、他の表示装置から構成されてもよい。
タッチ検出部14は、表示面3への指の接触を検出するタッチパネル等から構成されている。タッチパネルは、透明なシート状に形成され、表示面3上を覆いキャビネット2の正面に配される。タッチパネルは、静電容量式、超音波式、感圧式、抵抗膜式、光検知式等、各種方式のタッチパネルであってよい。
タッチ検出部14は、指が触れた表示面3上の位置をタッチ位置として検出し、検出したタッチ位置に応じた位置信号を制御部11へ出力する。
ユーザは、表示面3に指を触れることにより各種のタッチ操作を行うことができる。タッチ操作の種類として、タップ操作、フリック操作、スライド操作等が挙げられる。タップ操作は、表示面3に指を接触させた後、短時間のうちに離す操作である。フリック操作は、表示面3を指で任意の方向に弾く操作である。スライド操作は、表示面3に指を接触させたまま任意の方向へ移動させる操作である。フリック操作およびスライド操作は、タッチ位置の移動を伴うタッチ操作である。
タッチ操作についてより具体的に説明する。たとえば、タッチ検出部14により表示面3に対するタッチ位置が検出された後、予め定めた第1時間以内にタッチ位置が検出されなくなった場合、制御部11によりタップ操作がなされたと判定される。タッチ検出部14により表示面3に対するタッチ位置が検出され、予め定めた第2時間以内に予め定めた第1距離以上タッチ位置が移動した後、タッチ位置が検出されなくなった場合、制御部11によりフリック操作がなされたと判定される。タッチ検出部14により表示面3に対するタッチ位置が検出された後、予め定めた第2距離以上タッチ位置が移動すると、制御部11によりスライド操作がなされたと判定される。
音声入力部15は、マイクロフォン4等から構成される。音声入力部15は、マイクロフォン4からの電気信号を音声処理部17へ出力する。
音声出力部16は、通話スピーカ5および外部スピーカ7を含む。音声出力部16には、音声処理部17からの電気信号が入力され、通話スピーカ5または外部スピーカ7から音(音声、報知音等)が出力される。
音声処理部17は、音声入力部15からの電気信号にA/D変換等を施し、変換後のデジタルの音声信号を制御部11へ出力する。音声処理部17は、制御部11からのデジタルの音声信号にデコード処理およびD/A変換等を施し、変換後の電気信号を音声出力部16に出力する。
キー入力部18は、キー操作部6の各操作キーが押下されたときに、押下された操作キーに応じた信号を制御部11へ出力する。
通信部19は、通話や通信を行うため、信号を変換するための回路、電波を送受信するアンテナ等を備える。通信部19は、制御部11から入力される通話や通信のための信号を無線信号に変換し、変換された無線信号を、アンテナを介して基地局や他の通信装置等の通信先へ送信する。さらに、通信部19は、アンテナを介して受信した無線信号を制御部11が利用できる形式の信号へ変換し、変換された信号を制御部11へ出力する。
近接検出部20は、近接センサ9等から構成される。近接検出部20は、近接センサ9からの検出信号を制御部11に出力する。
本実施の形態の携帯電話機1では、通話中に電子メールの受信があった場合に、受信した電子メールの内容(以下、「メール内容」という)を、振動アクチュエータ8を利用してユーザに通知するメール内容通知処理が、メール内容通知処理のための制御プログラムに従って制御部11により実行される。
制御部11は、メール内容通知処理を実行するために、契機検出部21と、駆動制御部22と、報知制御部23とを備えている。
契機検出部21は、ユーザにメール内容を通知するための契機となる、電子メールの受信を検出する。
駆動制御部22は、振動アクチュエータ8の駆動制御を行う。駆動制御部22は、各振動素子51に、それぞれ個別に交流電圧を供給することにより、各振動素子51を個別に制御する。
記憶部12には、振動アクチュエータ8の駆動に用いられる振動パターンテーブル12aが記憶されている。図4(a)に、振動パターンテーブル12aの構成を示す。
振動パターンテーブル12aには、各種の文字と、当該文字を振動アクチュエータ8の振動面Sに形成するための各振動素子51の制御データとが関連付けられて記憶されている。振動面Sには、図4(b)に示すように、振動する振動素子51によって文字が形成される。
駆動制御部22は、契機検出部21により電子メールの受信が検出されたことに基づいて、受信された電子メールのメール内容を表すための文字が振動面Sに形成されるように、振動アクチュエータ8の個々の振動素子51を駆動する。
報知制御部23は、メール内容を通知するための振動アクチュエータ8の駆動に先立って、通話スピーカ5および外部スピーカ7から報知音を出力させる。これにより、電子メールの受信がユーザに知らされるとともに、これから振動アクチュエータ8によりメール内容が通知されることがユーザに知らされる。
図5は、メール内容通知処理の処理手順を示すフローチャートである。図6は、振動アクチュエータ8によって、電子メールのタイトルが通知される様子を示す図である。以下、図5および図6を参照し、メール内容通知処理について説明する。
携帯電話機1へ電話の着信があり、ユーザが所定の応答操作を行うと通話が開始される。通話の開始により、メール内容通知処理が開始される。
通信部19は、通話中も電子メールを受信する。通信部19により電子メールが受信されると、制御部11(契機検出部21)が電子メールの受信を検出する(S101:YES)。制御部11(報知制御部23)は、通話スピーカ5および外部スピーカ7から報知音を出力することにより、電子メールの受信を報知する(S102)。通話スピーカ5および外部スピーカ7の双方でなく、何れか一方から報知音が出力されてもよい。
この電子メールの受信報知は、これから振動アクチュエータ8によってメール内容が通
知されることをユーザに知らせる予告報知を兼ねる。予告報知は、図1(b)に示すように指で振動アクチュエータ8の振動面Sを触れるようユーザに促すための通知である。
制御部11は、受信した電子メールから、通知するメール内容、たとえば、タイトルを抽出する。(S103)。
制御部11(駆動制御部22)は、抽出されたメール内容を表す文字が振動面Sに形成されるように、振動アクチュエータ8を駆動する(S104)。即ち、図6に示すように、制御部11(駆動制御部22)は、メール内容、たとえば、タイトルを構成する各文字を、順番に数秒ずつ振動面Sに形成させる。振動面Sに形成された文字は、振動面Sに触れたユーザの指に触覚により伝達される。ユーザは、振動面Sに触れた指で、順番に文字を読み取ることにより、通知されたメール内容を把握する。
なお、振動アクチュエータ8によりユーザに通知されるメール内容は、タイトルに限られず、差出人の名前、本文(本文の一部)等、他の内容であってもよい。これらメール内容のうち、一つが通知されてもよいし複数が通知されてもよい。
制御部11は通知を終了するタイミングが到来したか否かを判定する(S105)。たとえば、通話が終了すると、制御部11は通知を終了するタイミングが到来したと判定し(S105:YES)、制御部11は、メール内容通知処理を終了する。
以上、本実施の形態によれば、通話中に電子メールが受信された場合に、振動アクチュエータ8によって、受信した電子メールのメール内容、即ちメール内容を表す文字を触覚によりユーザに伝達することができる。よって、ユーザは、携帯電話機1を耳元から離して表示面3を見られる状態にせずとも、メール内容を知ることが可能となる。
さらに、本実施の形態によれば、振動アクチュエータ8によるメール内容の通知に先立って通話スピーカ5および外部スピーカ7から報知音が出力される。そのため、ユーザは、これからメール内容が振動アクチュエータ8を介して通知されることを知ることができる。
<変更例1>
図7は、本変更例に係る、メール内容通知処理の処理手順を示すフローチャートである。図8は、本変更例に係る、振動アクチュエータ8によって、電子メールのタイトルが繰り返し通知される様子を示す図である。
本変更例のメール内容通知処理では、図5に示す上記実施の形態のメール内容通知処理に対してステップS111およびS112の処理が追加されている。以下、本変更例のメール内容通知処理について説明する。上記実施の形態と同じ処理については、同じステップ番号を付し、説明を省略する。
制御部11は、振動アクチュエータ8によりメール内容を一通り通知し終えると(S104)、メール内容の通知回数が予め定めた規定回数(たとえば、3回)に到達したか否かを判定する(S111)。制御部11(報知制御部23)は、通知回数が規定回数に到達していなければ(S111:NO)、通話スピーカ5および外部スピーカ7から報知音を出力することにより、再び振動アクチュエータ8によりメール内容が通知されることを予告する報知を行う(S112)。その後、制御部11(駆動制御部22)は、再び、メール内容を表す文字が振動面Sに形成されるように、振動アクチュエータ8を駆動する(S104)。
図8に示すように、予告報知を挟んで、振動アクチュエータ8によるメール内容、たとえばタイトルの通知が繰り返される。
制御部11は、通知回数が規定回数に到達すると(S111:YES)、今回のメール内容の通知を終了し、通知を終了するタイミングが到来すれば(S105:YES)、メール内容通知処理を終了する。
このように、本変更例では、振動アクチュエータ8によるメール内容の通知が繰り返し行われる。よって、メール内容がユーザに伝わりやすい。
さらに、本変更例では、次回のメール内容の通知に先立って予告報知が行われるので、次回のメール内容の通知が開始されることがユーザに分かりやすい。
なお、次回の通知回数に応じた予告報知が行われるようにすれば、たとえば、次が2回目のメール内容の通知であれば、“ピー、ピー”とアラーム音を2回鳴らすようにすれば、次に行われるメール内容の通知が、前回のメール内容の通知の繰り返しであることがユーザに分かりやすい。
<変更例2>
上記実施の形態では、受信した全ての電子メールについて、そのメール内容が振動アクチュエータ8により通知される。
これに対し、本変更例では、受信した電子メールが予め定められた通知条件を満たす場合に、振動アクチュエータ8によりメール内容の通知が行われる。
図9は、本変更例に係る、携帯電話機1の全体構成を示すブロック図である。
記憶部12には、振動パターンテーブル12aに加えて、電話帳テーブル12bが記憶されている。電話帳テーブル12bには、図10(a)に示すように通信相手の連絡先情報が登録されている。連絡先情報は、名前、電話番号、メールアドレス、住所、所属グループ等の通信相手に係る連絡先の情報により構成される。ユーザは、電話帳のアプリケーションを実行し、所定の登録画面を用いて通信相手毎に連絡先情報を入力する。入力された連絡先情報が電話帳テーブル12bに登録される。
制御部11は、契機検出部21、駆動制御部22および報知制御部23に加えて、条件判定部24を備えている。条件判定部24は、受信した電子メール、即ち、受信した電子メールのメール内容が通知条件を満たすか否かを判定する。たとえば、電子メールの差出人(差出人のメールアドレス)が電話帳、即ち電話帳テーブル12bに登録されていることが通知条件とされる。
また、電子メールの差出人が、メール内容を通知する差出人としてユーザに設定されていることが通知条件とされる。たとえば、ユーザにより、電話帳に登録された通信相手の一覧画面から所望の通信相手が選択されると、選択された通信相手がメール内容を通知する差出人として設定される。ユーザにより、所属グループが選択されると、選択された所属グループに属する通信相手が一括してメール内容を通知する差出人として設定されるようにしてもよい。図10(b)に示すように、電話帳テーブル12bには通知フラグが設けられる。メール内容を通知する差出人として設定された通信相手の通知フラグが「1」に設定される。
図11は、本変更例に係る、メール内容通知処理の処理手順を示すフローチャートである。
本変更例のメール内容通知処理では、図5に示す上記実施の形態のメール内容通知処理に対してステップS121の処理が追加されている。以下、本変更例のメール内容通知処理について説明する。上記実施の形態と同じ処理については、同じステップ番号を付し、説明を省略する。
電子メールの受信が報知されると(S102)、制御部11(条件判定部24)は、受信された電子メールが通知条件を満たすか否かを判定する(S121)。
通知条件が、電子メールの差出人の電話帳への登録である場合、受信された電子メールの差出人のメールアドレスが電話帳テーブル12bに登録されていれば、通知条件が満たされたと判定される。通知条件が、メール内容を通知する差出人として設定されていることである場合、電子メールの差出人のメールアドレスが電話帳テーブル12bに登録されており、且つその差出人に付された通知フラグが「1」であれば、通知条件が満たされたと判定される。
制御部11(条件判定部24)により、通知条件が満たされていると判定された場合(S121:YES)、受信された電子メールから、通知するメール内容が抽出され、振動アクチュエータ8によって通知される(S103、S104)。
本変更例によれば、ユーザは、通話中に受信された全ての電子メールのメール内容を、通話を継続しながら確認しなくて済み、所望の相手先からの受信メールのみその内容を知ることができる。
<変更例3>
図12は、本変更例に係る、メール内容通知処理の処理手順を示すフローチャートである。
本変更例のメール内容通知処理では、図5に示す上記実施の形態のメール内容通知処理に対してステップS131の処理が追加されている。以下、本変更例のメール内容通知処理について説明する。上記実施の形態と同じ処理については、同じステップ番号を付し、説明を省略する。
電子メールの受信が報知されると(S102)、制御部11は、近接検出部20により物体、即ち、ユーザの耳や頬の近接が検出されているかを判定する(S131)。制御部11により、ユーザの耳等の近接が検出されていると判定された場合(S131:YES)、受信された電子メールから、通知するメール内容が抽出され、振動アクチュエータ8によって通知される(S103、S104)。
以上、本変更例では、携帯電話機1に耳に近づけられていると考えられる場合に、メール内容が振動アクチュエータ8により通知される。即ち、携帯電話機1から耳が離されており、表示面3にメール内容を表示させて確認することが可能な状態にあるときには、振動アクチュエータ8によりメール内容の通知が行われない。よって、振動アクチュエータ8によって無駄にメール内容が通知されることを抑制できる。
<変更例4>
上記実施の形態では、通話中に電子メールが受信された際のメール内容の通知に本発明が適用されている。
本変更例では、アラーム設定がなされたスケジュールの予定日時が通話中に到来した際
のスケジュールの内容(以下、「スケジュール内容」という)の通知に本発明が適用される。
ユーザは、スケジュール管理のアプリケーションを実行し、所定の設定画面を用いて、予定日時(日付、時刻)、用件、場所、アラームの有無等の設定を行う。設定された項目は、図13(a)に示すように、スケジュールテーブル12cに登録される。スケジュールテーブル12cは、記憶部12に記憶されている。
本変更例の携帯電話機1では、アラーム設定がなされたスケジュールの予定日時が通話中に到来した場合に、スケジュール内容を、振動アクチュエータ8を利用してユーザに通知するスケジュール内容通知処理が、制御部11により実行される。
契機検出部21は、ユーザにスケジュール内容を通知するための契機となる、アラーム設定がなされたスケジュールの予定日時の到来を検出する。
駆動制御部22は、契機検出部21により予定日時の到来が検出されたことに基づいて、対象となるスケジュールのスケジュール内容を表すための文字が振動面Sに形成されるように、振動アクチュエータ8の個々の振動素子51を駆動する。
図13(b)は、スケジュール内容通知処理の処理手順を示すフローチャートである。以下、図13(b)を参照し、スケジュール内容通知処理について説明する。
通話か開始されると、スケジュール内容通知処理が開始される。アラーム設定がなされたスケジュールの予定日時が到来すると、制御部11(契機検出部21)により、予定日時の到来が検出される(S201:YES)。制御部11(報知制御部23)は、通話スピーカ5および外部スピーカ7から報知音を出力することにより、予定日時の到来を報知する(S202)。通話スピーカ5および外部スピーカ7の双方でなく、何れか一方から報知音が出力されてもよい。
この予定日時の到来の報知は、これから振動アクチュエータ8によってスケジュール内容が通知されることをユーザに知らせる予告報知を兼ねる。予告報知は、図1(b)に示すように指で振動アクチュエータ8の振動面Sを触れるようユーザに促すための通知である。
制御部11は、対象となるスケジュールに関して、スケジュールテーブル12cから、通知するスケジュール内容、たとえば、用件を抽出する(S203)。
制御部11(駆動制御部22)は、スケジュール内容を表す文字が振動面Sに形成されるように、振動アクチュエータ8を駆動する(S204)。ユーザは、振動面Sに触れた指で、振動面Sに順番に形成された文字を読み取ることにより、通知されたスケジュール内容を把握する。
なお、振動アクチュエータ8によりユーザに通知されるスケジュール内容は、用件に限られず、場所等、他の内容であってもよい。これらスケジュール内容のうち、一つが通知されてもよいし複数が通知されてもよい。
通知を終了するタイミングが到来すると(S205:YES)、制御部11は、スケジュール内容通知処理を終了する。
本変更例によれば、アラーム設定がなされたスケジュールの予定日時が通話中に到来し
た場合に、振動アクチュエータ8によって、対象となるスケジュールのスケジュール内容を触覚によりユーザに伝達することができる。よって、ユーザは、携帯電話機1を耳元から離して表示面3を見られる状態にせずとも、スケジュール内容を知ることが可能となる。
さらに、本変更例によれば、振動アクチュエータ8によるスケジュール内容の通知に先立って通話スピーカ5および外部スピーカ7から報知音が出力される。そのため、ユーザは、これからスケジュール内容が振動アクチュエータ8を介して通知されることを知ることができる。
<変更例5>
本変更例では、アラームの報知時刻が通話中に到来した際のアラームに関連付けられたメモの内容(以下、「メモ内容」という)の通知に本発明が適用される。
ユーザは、アラームのアプリケーションを実行し、所定の設定画面を用いて、報知時刻、アラーム音、音量等の設定を行う。さらに、アラームに関連付けられるメモ内容を記入する。設定された項目は、図14(a)に示すように、アラームテーブル12dに登録される。アラームテーブル12dは、記憶部12に記憶されている。
本変更例の携帯電話機1では、アラームの報知時刻が通話中に到来した場合に、アラームに関連付けられたメモ内容を、振動アクチュエータ8を利用してユーザに通知するメモ内容通知処理が、制御部11により実行される。
契機検出部21は、ユーザにメモ内容を通知するための契機となる、アラームの報知時刻の到来を検出する。
駆動制御部22は、アラームの報知時刻の到来が検出されたことに基づいて、対象となるアラームに関連付けられたメモ内容を表すための文字が振動面Sに形成されるように、振動アクチュエータ8の個々の振動素子51を駆動する。
図14(b)は、メモ内容通知処理の処理手順を示すフローチャートである。以下、図14(b)を参照し、メモ内容通知処理について説明する。
通話か開始されると、メモ内容通知処理が開始される。アラームの報知時刻が到来すると、制御部11(契機検出部21)により、報知時刻の到来が検出される(S301:YES)。制御部11(報知制御部23)は、通話スピーカ5および外部スピーカ7から報知音を出力することにより、アラーム報知を行う(S302)。通話スピーカ5および外部スピーカ7の双方でなく、何れか一方から報知音が出力されてもよい。
このアラーム報知は、これから振動アクチュエータ8によってメモ内容が通知されることをユーザに知らせる予告報知を兼ねる。予告報知は、図1(b)に示すように指で振動アクチュエータ8の振動面Sを触れるようユーザに促すための通知である。
制御部11は、対象となるアラームに関して、アラームテーブル12dから、通知するメモ内容を抽出する(S303)。メモ内容の全部が抽出されてもよいし、メモ内容の一部が抽出されてもよい。
制御部11(駆動制御部22)は、抽出されたメモ内容を表す文字が振動面Sに形成されるように、振動アクチュエータ8を駆動する(S304)。ユーザは、振動面Sに触れた指で、振動面Sに順番に形成された文字を読み取ることにより、通知されたメモ内容を
把握する。
通知を終了するタイミングが到来すると(S305:YES)、制御部11は、メモ内容通知処理を終了する。
本変更例によれば、通話中にアラームの報知時刻が到来した場合に、振動アクチュエータ8によって、対象となるアラームに関連付けられたメモ内容を触覚によりユーザに伝達することができる。よって、ユーザは、携帯電話機1を耳元から離して表示面3を見られる状態にせずとも、メモ内容を知ることが可能となる。
さらに、本変更例によれば、振動アクチュエータ8によるメモ内容の通知に先立って通話スピーカ5および外部スピーカ7から報知音が出力される。そのためユーザは、これからメモ内容が振動アクチュエータ8を介して通知されることを知ることができる。
<その他>
以上、本発明の実施の形態および変更例について説明したが、本発明は、上記実施の形態等によって何ら制限されるものではなく、また、本発明の実施の形態も、上記以外に種々の変更が可能である。
たとえば、上記実施の形態では、通話スピーカ5および外部スピーカ7からの報知音により、振動アクチュエータ8によりメール内容を知らせる際の予告報知(電子メールの受信の報知と兼用)が行われる。しかしながら、携帯電話機1がバイブレータを備える場合、バイブレータの振動により上記予告報知が行われてもよい。また、携帯電話機1がLED等の表示灯を備える場合、表示灯の発光により上記予告報知が行われてもよい。さらに、携帯電話機1が、通話中、表示部13のバックライトが消灯される構成である場合には、バックライトを点灯させることにより上記予告報知が行われてもよい。
上記と同様に、上記変更例1のステップS112の予告報知が、バイブレータの振動、表示灯の点灯、またはバックライトの点灯により行われてもよい。また、上記変更例4の振動アクチュエータ8によりスケジュール内容を知らせる際の予告報知(予定日時の到来の報知と兼用)が、バイブレータの振動、表示灯の点灯、またはバックライトの点灯により行われてもよい。さらに、上記変更例5の振動アクチュエータ8によりメモ内容を知らせる際の予告報知(報知時刻の到来の報知と兼用)が、バイブレータの振動、表示灯の点灯、またはバックライトの点灯により行われてもよい。
さらに、上記実施の形態および上記変更例1ないし上記変更例5において、メール内容、スケジュール内容またはメモ内容を表すために振動アクチュエータ8の振動面Sに形成される文字は、点字であってもよい。このようにすれば、ユーザは、振動面Sに振動で表わされる点字の各点を読みとるだけでよいため、文字を把握しやすい。
さらに、上記実施の形態では、振動アクチュエータ8の振動面Sが、キャビネット2の裏面上部に配置されている。しかしながら、指で触れられる位置であれば、側面、正面の表示面3以外の位置等、キャビネット2のどの位置に振動面Sが配置されてもよい。ただし、振動アクチュエータ8の振動面Sが、キャビネット2の裏面上部に配置された場合、ユーザは、携帯電話機1を持った手の指(たとえば、人差し指)で、振動面Sに容易に触れることができる。
さらに、上記実施の形態、上記変更例4および上記変更例5では、メール内容、スケジュール内容およびメモ内容を表す文字を触覚によりユーザに伝達するため、文字情報を触覚情報として出力する触覚情報出力部として、振動アクチュエータ8が用いられている。
しかしながら、文字情報を触覚情報として出力するための構成を有するものであれば、他の構成のアクチュエータが触覚情報出力部として用いられてもよい。たとえば、マトリクス状に配置され、接触面から前方に突き出すことが可能な複数のピンを備え、接触面から突き出したピンにより文字が形成されるような構成のアクチュエータが用いられてもよい。この場合、文字を形成するように突き出したピンが接触面に触れているユーザの指に当たることにより、ユーザは文字を読み取ることができる。
さらに、上記変更例1ないし上記変更例3の構成は、適宜、組み合せることができる。さらに、上記変更例1ないし上記変更例3の構成およびこれらを適宜組み合せた構成を、上記変更例4の構成または上記変更例5の構成に適用することもできる。
上記変更例4の構成に、上記変更例2の構成が適用される場合、たとえば、対象となるスケジュールが、スケジュール内容を通知するスケジュールとしてユーザに設定されていることが通知条件とされる。たとえば、設定画面には、日時、用件等のスケジュールに係る項目(内容)とともに通知の有無を設定するため項目が表示される。ユーザは、スケジュールに係る項目を設定する際、通知の有無を設定する。スケジュールテーブル12cには通知フラグが設けられ、スケジュール内容を通知するスケジュールとして設定されたスケジュールの通知フラグが「1」に設定される。
上記変更例5の構成に、上記変更例2の構成が適用される場合、たとえば、対象となるアラームが、メモ内容を通知するアラームとしてユーザに設定されていることが通知条件とされる。たとえば、設定画面には、報知時刻、アラーム音等のアラームに係る項目とともに通知の有無を設定するため項目が表示される。ユーザは、アラームに係る項目を設定する際、通知の有無を設定する。アラームテーブル12dには通知フラグが設けられ、メモ内容を通知するアラームとして設定されたアラームの通知フラグが「1」に設定される。
さらに、上記変更例3において、近接検出部20によりユーザの耳等の近接が検出されない場合に、表示面3にメール内容を表示することとしてもよい。その際、メール内容を表示面3の全面に表示することとしてもよいし、表示面3の一部の領域(例えばピクト領域)にメール内容の全て、または、一部を表示することとしてもよい。
上記変更例1では、規定回数だけメール内容の通知が繰り返されると、そのメール内容に関する通知が終了する。しかしながら、規定回数に到達する前に、電子メールを開封する操作が行われてメール内容が表示面3に表示された場合、そのメール内容に関する通知が終了されてもよい。さらに、電子メールを開封する操作が行われ、メール内容が表示面3に表示されるまで、そのメール内容に関する通知が繰り返し行われてもよい。
さらに、上記実施の形態と、上記変更例4と、上記変更例5とが適宜組み合わされてもよい。
本発明は、携帯電話機に限られず、PDA(Personal DigitalAssistant)、タブレットPC(Tablet PC)、電子書籍端末等の各種の携帯端末装置に適用可能である。
この他、本発明の実施形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
5 通話スピーカ(報知部)
7 外部スピーカ(報知部)
8 振動アクチュエータ(触覚情報出力部)
51 振動素子
S 振動面(接触面)
9 近接センサ
11 制御部
12 記憶部
13 表示部
20 近接検出部
21 契機検出部
22 駆動制御部(出力制御部)
23 報知制御部
24 条件判定部

Claims (12)

  1. 通話機能を有する携帯端末装置において、
    文字情報を触覚情報として出力する触覚情報出力部と、
    前記触覚情報出力部の制御を行う出力制御部と、
    通話中に、情報通知の契機を検出する契機検出部と、を備え、
    前記出力制御部は、前記契機検出部により前記契機が検出されたことに基づいて、情報内容を表す文字を通知するように前記触覚情報出力部を制御する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 請求項1に記載の携帯端末装置において、
    前記触覚情報出力部は、マトリクス状に配置された複数の振動素子を有し、これら複数の振動素子によりユーザに触れられる接触面が形成される振動アクチュエータを含み、
    前記出力制御部は、前記情報内容を表す文字が前記各振動素子の振動の有無により前記接触面に形成されるように前記振動アクチュエータを駆動する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  3. 請求項1または2に記載の携帯端末装置において、
    前記情報内容は、電子メールの内容を含み、
    前記契機検出部は、前記電子メールの受信を検出する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  4. 請求項1または2に記載の携帯端末装置において、
    前記情報内容は、スケジュール管理機能において予定日時とともに設定されるスケジュールの内容を含み、
    前記契機検出部は、前記予定日時の到来を検出する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  5. 請求項1または2に記載の携帯端末装置において、
    前記情報内容は、アラーム機能において報知時刻とともに設定されるメモの内容を含み、
    前記契機検出部は、前記報知時刻の到来を検出する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  6. 請求項1ないし5の何れか一項に記載の携帯端末装置において、
    報知動作を行う報知部と、
    前記触覚情報出力部による前記情報内容の通知に先立って前記報知部を作動させる報知制御部と、をさらに備える、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  7. 請求項1ないし5の何れか一項に記載の携帯端末装置において、
    前記出力制御部は、前記情報内容の通知が繰り返されるように、前記触覚情報出力部を制御する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  8. 請求項7に記載の携帯端末装置において、
    報知動作を行う報知部と、
    前記触覚情報出力部による前記情報内容の各通知の間に前記報知部を作動させる報知制御部と、をさらに備える、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  9. 請求項1ないし8の何れか一項に記載の携帯端末装置において、
    前記情報内容が通知条件を満たすか否かを判定する条件判定部を、さらに備え、
    前記出力制御部は、前記条件判定部により前記情報内容が前記通知条件を満たすと判定された場合に、前記情報内容の通知のため前記触覚情報出力部を作動させる、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  10. 請求項1ないし9の何れか一項に記載の携帯端末装置において、
    物体の近接を検出する近接検出部を、さらに備え、
    前記出力制御部は、前記近接検出部が物体の近接を検出している場合に、前記情報内容の通知のため前記触覚情報出力部を作動させる、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  11. 通話機能を有するとともに、文字情報を触覚情報として出力する触覚情報出力部を備える携帯端末装置のコンピュータに、
    通話中に、情報通知の契機を検出する機能と、
    前記契機が検出されたことに基づいて、前記情報内容を表す文字を通知するように前記触覚情報出力部を制御する機能と、
    を付与するプログラム。
  12. 通話機能を有するとともに、文字情報を触覚情報として出力する触覚情報出力部を備える携帯端末装置の情報通知方法であって、
    通話中に、情報通知の契機を検出するステップと、
    前記契機が検出されたことに基づいて、前記情報内容を表す文字を通知するように前記触覚情報出力部を制御するステップと、
    を含む情報通知方法。
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