JP2014071211A - 定着装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の定着装置は、定着ベルト110と、定着ベルト110の摺動方向に直交する方向に延びるニップ板130と、定着ベルト110に対し、ニップ板130の長手方向の両側に配置され、定着ベルト110の長手方向の移動を規制する規制面410を有する一対の規制部材400とを備える。ニップ板130は、ガイド面に隣接する位置で、ニップ板130の長手方向の一端部から他端部へ延び、定着ベルト110との間に隙間を空けて設けられた保持面136を有し、当該保持面136は、定着ベルト110との間に潤滑剤を保持している。さらに、定着装置は、保持面136の長手方向の両端側に、潤滑剤の移動を規制する一対の壁134を備え、一対の壁134は、長手方向において、規制面410より外側の位置に配置される。
【選択図】図3
Description
ガイドは、ガイド面に隣接する位置で、ガイドの前記長手方向の一端部から他端部へ延び、ベルトとの間に隙間を空けて設けられた保持面を有し、当該保持面は、前記ベルトとの間に潤滑剤を保持している。
さらに、定着装置は、保持面の前記長手方向の両端側に、潤滑剤の移動を規制する一対の壁を備え、一対の壁は、前記長手方向において、規制面と同じ位置または規制面より外側の位置に配置される。
図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体筐体2内に、用紙Sを供給する給紙部3と、露光装置4と、用紙S上にトナー像(現像剤像)を転写するプロセスカートリッジ5と、用紙S上に転写されたトナー像を熱定着する定着装置100とを主に備えている。
図2(a)に示すように、定着装置100は、ベルトの一例としての定着ベルト110と、ハロゲンランプ120とニップ部材(ガイド)の一例としてのニップ板130と、回転体の一例としての加圧ローラ140と、反射板150と、ステイ160と、カバー部材210とを主に備えている。
板状部131は、左右方向に延びる板状に形成され、加圧ローラ140との間で定着ベルト110を上下に挟むことで、定着ベルト110との間でニップ部Nを形成している。そして、この板状部131は、ハロゲンランプ120の下方に配置されて、当該ハロゲンランプ120からの熱を定着ベルト110を介して用紙S上のトナーに伝達するようになっている。
一対の壁134は、左右方向に面直となるように形成されている。また、一対の壁134は、左右方向から見たときにおいて、定着ベルト110と凹部133の内面とで形成される半円状の隙間(図2参照)を埋めるような形状(半円状の隙間以上の大きさ)形成されることで、凹部133の左右方向両端側へ潤滑剤Gが移動するのを規制するような構成となっている。つまり、一対の壁134は、左右方向から見て前述した保持空間と重なるような形状に形成されることで、一対の壁134によって、凹部133の左右方向両端側から潤滑剤Gが漏れるのを規制することが可能となっている。
そして、各フランジ152は、ステイ160とニップ板130とで挟まれている。
このようなステイ160は、比較的剛性が高い、例えば、鋼板などを折り曲げることで形成されている。
下流ガイド320は、定着ベルト110の摺動方向下流側に設けられ、左右方向に沿って長く延びるように形成されている。この下流ガイド320は、定着ベルト110の内周面を案内している。
一対の規制部材400は、定着ベルト110の左右方向の両側に配置され、それぞれに規制面410を有している。
規制面410は、定着ベルト110の左右方向の移動を規制する面であり、左右方向に直交するように形成されるとともに、定着ベルト110の端に左右方向で対向している。
前記実施形態では、凹部133および一対の壁134が、ニップ板130に一体的に構成されていたが、一対の壁を凹部が形成される部材とは別に設けてもよい。例えば、図4に示すように、壁420Aを規制部材400Aと一体に構成してもよい。
規制部材400Aは、上壁411Aと、後壁412Aと、前壁413Aとから構成されており、前壁413Aの下端部から壁420Aが後方に突出して形成されている。
例えば、図5(a),(b)に示すような構成では、凹部311Bは、上流ガイド310Bの前側上端部において、定着ベルト110が上流ガイド310Bに摺動するガイド面314Bに隣接する位置で、上流ガイド310Bの左右方向における一端部から他端部へ連続的に延びている。そして、凹部311Bは、上流ガイド310Bの摺動方向上流側が開放されている。つまり、凹部311Bの左右方向両端側に配置された一対の壁313Bと、凹部311Bの摺動方向下流側の側壁315Bにより摺動方向上流側へ開口する略U字形状部が形成された構成となっている。なお、図5(b)では、便宜上、上流ガイド310Bを簡略化して図示している。
また、図6に示すような構成では、凹部312Bは、上流ガイド310Bの定着ベルト110が摺動するガイド面314Bに隣接する位置で、上流ガイド310Bの左右方向における一端部から他端部へ連続的に延びている。詳しくは、凹部312Bは、摺動方向上流側および下流側でガイド面314Bに挟まれている。
前記実施形態では、凹部133は、左右に長い略長方形状に形成されていたが、本発明はこれに限定されず、図7(a)に示す凹部133Dのように、長手方向の中央部から両端側へ向うにつれて摺動方向における寸法が大きくなるように形成されていてもよい。
110 定着ベルト
130 ニップ板
130A ニップ板
131 板状部
132 屈曲部
133 凹部
133A 凹部
133D 凹部
134 壁
134D 壁
135 ガイド面
136 保持面
140 加圧ローラ
310 上流ガイド
310B 上流ガイド
311B 凹部
312B 凹部
313B 壁
314B ガイド面
315B 側壁
400 規制部材
400A 規制部材
410 規制面
410A 規制面
420A 壁
G 潤滑剤
N ニップ部
Claims (14)
- ベルトと、
当該ベルトが摺動するガイド面を有し、前記ベルトの摺動方向に直交する方向に長く延びるガイドと、
前記ガイドとの間で前記ベルトを挟むことで前記ベルトとの間にニップ部を形成し、かつ、回転可能に設けられた回転体と、
前記ベルトに対し、前記ガイドの長手方向の両側に配置され、前記ベルトの前記長手方向の移動を規制する規制面を有する一対の規制部材とを備え、
前記ガイドは、前記ガイド面に隣接する位置で、前記ガイドの前記長手方向の一端部から他端部へ延び、前記ベルトとの間に隙間を空けて設けられた保持面を有し、
当該保持面は、前記ベルトとの間に潤滑剤を保持しており、
前記保持面の前記長手方向の両端側に、前記潤滑剤の移動を規制する一対の壁をさらに備え、
前記一対の壁は、前記長手方向において、前記規制面と同じ位置または前記規制面より外側の位置に配置されたことを特徴とする定着装置。 - 前記ガイドは、前記ガイド面に隣接する位置で、前記ガイドの前記長手方向の一端部から他端部へ延び、前記ベルトに対して凹む凹部を有し、
前記保持面は、前記凹部の一部であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。 - 前記凹部は、前記ニップ部に対して前記摺動方向上流側に配置されたことを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
- 前記凹部は、前記ニップ部に対して前記摺動方向上流側に隣り合っていることを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
- 前記凹部は、前記摺動方向上流側が開放されるように形成され、
前記凹部の前記摺動方向下流側の側壁と前記一対の壁により、前記摺動方向上流側へ開口する略U字形状部が形成されたことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の定着装置。 - 前記ガイドは、前記回転体との間で前記ベルトを挟むニップ部材と、前記ベルトを案内するガイド部材とを有し、
前記凹部は、前記ニップ部材に設けられたことを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の定着装置。 - 前記ガイドは、前記回転体との間で前記ベルトを挟むニップ部材と、前記ベルトを案内するガイド部材とを有し、
前記凹部は、前記ガイド部材に設けられたことを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の定着装置。 - 前記一対の壁は、前記凹部が形成される部材とは別に設けられることを特徴とする請求項2から請求項7のいずれか1項に記載の定着装置。
- 前記壁は、前記規制部材と一体に構成されたことを特徴とする請求項2から請求項8のいずれか1項に記載の定着装置。
- 前記壁は、前記凹部の長手方向両端部より中央側に位置することを特徴とする請求項8または請求項9に記載の定着装置。
- 前記ニップ部材は、金属製の板を含み、
前記凹部および前記一対の壁は、
前記金属製の板をプレス加工することにより一体的に形成されたことを特徴とする請求項6に記載の定着装置。 - 前記一対の壁は、前記長手方向において、前記規制面より外側の位置に配置されたことを特徴とする請求項11に記載の定着装置。
- 前記凹部は、前記長手方向の中央部から両端側へ向うにつれて、前記摺動方向における寸法が大きくなるように形成されたことを特徴とする請求項2から請求項12のいずれか1項に記載の定着装置。
- 前記一対の壁は、前記凹部が深くなるにつれ互いに近づくように傾斜することを特徴とする請求項2から請求項13のいずれか1項に記載の定着装置。
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