JP2014071193A - プロジェクター - Google Patents
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Abstract
【課題】外装筐体に露出して設置される操作部材の設置位置の自由度を向上させ、投写光学装置を交換する際の操作部材の操作性を向上させるプロジェクターを提供する。
【解決手段】プロジェクター1のレンズ着脱装置6は、係合位置P1と非係合位置P2の間を移動するロックスライダー63と、ロックスライダー63を係合位置P1に向けて付勢する第1付勢部材61と、外装筐体2に露出して設けられて押圧操作される操作ボタン65と、投写方向に沿って進退移動するロッド62と、軸部を有して操作ボタン65とロッド62との間に回動可能に設置され、操作ボタン65とロッド62とが軸部から離間してそれぞれ逆方向から当接するボタン当接部6621、ロッド当接部6631を有する伝達レバー66と、を備える。
【選択図】図4
【解決手段】プロジェクター1のレンズ着脱装置6は、係合位置P1と非係合位置P2の間を移動するロックスライダー63と、ロックスライダー63を係合位置P1に向けて付勢する第1付勢部材61と、外装筐体2に露出して設けられて押圧操作される操作ボタン65と、投写方向に沿って進退移動するロッド62と、軸部を有して操作ボタン65とロッド62との間に回動可能に設置され、操作ボタン65とロッド62とが軸部から離間してそれぞれ逆方向から当接するボタン当接部6621、ロッド当接部6631を有する伝達レバー66と、を備える。
【選択図】図4
Description
本発明は、プロジェクターに関する。
従来、画像光を拡大投写する投写光学装置と、投写光学装置を収納する外装筐体とを備えたプロジェクターが知られている。また、このようなプロジェクターにおいて、投写光学装置(投写レンズ)を交換可能とする種々の技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、移動部材を有して投写光学装置の投写位置を調整する投写位置調整装置と、投写光学装置を交換可能とする着脱装置とを備えた構成が開示されている。着脱装置は、移動部材に支持されて投写光学装置の係合用凹部に係合する係合位置と係合用凹部に係合しない非係合位置との間を移動する係合部材や、外装筐体に露出して設置される操作部材や、移動部材に支持されて進退移動する操作伝達部材等を備えている。そして、操作部材が押圧操作された場合、操作伝達部材にこの押圧力が伝達され、係合部材を非係合位置に移動させることにより、投写光学装置を交換可能としている。
しかし、特許文献1では、操作部材と操作伝達部材とが概ね直線上に設置され、操作部材の押圧方向と操作伝達部材の移動方向とが概ね直線的に重なる構成となっている。この構成のため、外装筐体に露出して設置される操作部材の設置位置の自由度が狭められるという課題があった。これにより、操作部材を含めたプロジェクターの外装デザインの自由度が狭められるという課題があった。
従って、外装筐体に露出して設置される操作部材の設置位置の自由度を向上させ、投写光学装置を交換する際の操作部材の操作性を向上させるプロジェクターが要望されていた。
従って、外装筐体に露出して設置される操作部材の設置位置の自由度を向上させ、投写光学装置を交換する際の操作部材の操作性を向上させるプロジェクターが要望されていた。
本発明は、上述した課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るプロジェクターは、(a)画像光を拡大投写すると共に、外面には内部に向けて窪む係合用凹部が形成される投写光学装置と、(b)投写光学装置を支持する支持装置と、(c)支持装置に対して投写光学装置を着脱する着脱装置と、(d)投写光学装置、支持装置、および着脱装置を収納する外装筐体と、を備え、着脱装置は、(e)投写方向に直交する面内で係合用凹部に係合する係合位置、および係合用凹部に係合しない非係合位置の間を移動する係合部材と、(f)係合部材を係合位置に向けて付勢する付勢部材と、(g)外装筐体に露出して設けられて押圧操作される操作部材と、(h)投写方向に沿って進退移動する第1操作伝達部材と、(i)軸部を有して操作部材と第1操作伝達部材との間に回動可能に設置され、操作部材と第1操作伝達部材とが軸部から離間してそれぞれ逆方向から当接する当接部を有する第2操作伝達部材と、を備え、操作部材が押圧操作された際、第2操作伝達部材は、操作部材の押圧力を、軸部を中心に回転する回転方向の力に変換して第1操作伝達部材に伝達し、第1操作伝達部材は、第2操作伝達部材の回転方向の力を投写方向に直交する面内方向の力に変換して係合部材に伝達し、付勢部材の付勢力に抗して係合部材を非係合位置に移動させることを特徴とする。
このようなプロジェクターによれば、係合部材、付勢部材、操作部材、第1操作伝達部材、および第2操作伝達部材を有し、支持装置に対して投写光学装置を着脱する着脱装置を備える。これにより、以下に示すように、外装筐体外部から支持装置に対して投写光学装置を着脱できる。利用者により操作部材が押圧操作されていない状態(通常状態)では、係合部材は、付勢部材の付勢力により、係合位置に位置する。投写光学装置が支持装置に設置されている状態では、投写光学装置の係合用凹部に係合部材が係合するため、投写光学装置を取り外すことが不可能な状態(取り付けられた状態)となる。一方、利用者により操作部材が押圧操作されると、第2操作伝達部材は、操作部材の押圧力を、軸部を中心に回転する回転方向の力に変換して第1操作伝達部材に伝達する。第1操作伝達部材は、第2操作伝達部材の回転方向の力を投写方向に直交する面内方向の力に変換して係合部材に伝達し、付勢部材の付勢力に抗して係合部材を非係合位置に移動させる。これにより、係合用凹部と係合部材との係合が解除されたロック解除状態となる。このため、投写光学装置を取り外すことが可能となる。
なお、第2操作伝達部材は、軸部を有して操作部材と第1操作伝達部材との間に回動可能に設置され、操作部材と第1操作伝達部材とが軸部から離間してそれぞれ逆方向から当接する当接部を有している。これにより、操作部材と第1操作伝達部材とを従来のように概ね直線上に設置する必要がなくなるため、外装筐体に露出して設置される操作部材の設置位置の自由度を向上させることができる。これにより、投写光学装置を交換する際の操作部材の操作性も向上させることができる。
[適用例2]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、操作部材の押圧操作は、投写方向に対して反対方向に押圧され、第2操作伝達部材の当接部は、第1操作伝達部材と当接する第1当接部と、操作部材と当接する第2当接部と、を有して構成され、第1当接部および第2当接部は、投写方向に直交する面に沿って延出していることが好ましい。
このようなプロジェクターによれば、投写方向に直交する面に沿って延出する第1当接部と第2当接部を有する第2操作伝達部材を設置することにより、操作部材と第1操作伝達部材とを、投写方向に直交する面に沿って設置することができる。これにより、操作部材と第1操作伝達部材とを直線的に設置する必要がなく、設置の自由度を向上させることができる。
[適用例3]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、軸部の中心軸を通る投写方向に直交する面内において、中心軸から操作部材が当接する第2当接部の当接部位までの直交距離は、第1操作伝達部材が当接する第1当接部の当接部位までの直交距離よりも長く構成されていることが好ましい。
このようなプロジェクターによれば、第2操作伝達部材は、軸部(中心軸)を中心(支点)として回動可能に設置され、第1操作伝達部材と操作部材とが軸部から離間して第1当接部と第2当接部とに当接することにより、第2動作伝達部材は、いわゆる「てこ」の構成と同様に構成される。従って、操作部材の押圧操作で、第1操作伝達部材を動作させる場合、第2操作伝達部材により、てこの原理を利用することができる。そして、軸部の中心軸を通る投写方向に直交する面内において、第2当接部の当接部位までの直交距離が第1当接部の当接部位までの直交距離よりも長く構成されることにより、第2当接部の当接部位までの直交距離が第1当接部の当接部位までの直交距離と同じに構成(操作部材と第1操作伝達部材とを直線的に設置する従来の場合に対応する構成)される場合に比べ、操作部材を軽い押圧力で押圧操作することで、第1操作伝達部材を押圧することができる。従って、投写光学装置を交換する際の操作部材の操作性を向上させることができる。
[適用例4]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、支持装置は、投写方向に直交する面内で移動して投写光学装置の投写位置を調整する移動部材を備えていることが好ましい。
このようなプロジェクターによれば、移動部材により、投写方向に直交する面内、例えば、左右方向や上下方向に投写光学装置を移動させることができるため、例えば、スクリーン上の投写画像の位置を調整することができる。従って、プロジェクターの利便性を向上させることができる。
[適用例5]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、移動部材は、着脱装置の係合部材、付勢部材、および第1操作伝達部材を支持していることが好ましい。
このようなプロジェクターによれば、着脱装置の係合部材、付勢部材、および第1操作伝達部材を移動部材に支持していない場合に比べて、係合部材、付勢部材、および第1操作伝達部材をコンパクトに構成することができる。そして、移動部材に支持される投写光学装置を着脱させるための動作を確実に行わせることができる。
[適用例6]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、第2操作伝達部材は移動部材とは異なる部材に支持され、第1操作伝達部材は、投写方向に直交する面に沿って延出し、第2操作伝達部材の第1当接部に当接する当接面を有し、当接面および第1当接部の少なくともいずれか一方は、移動部材の移動方向に沿う長さ寸法が移動部材の設定された移動可能寸法以上に設定されていることが好ましい。
このようなプロジェクターによれば、第1操作伝達部材は移動部材に支持され、第2操作伝達部材は移動部材とは異なる部材に支持される場合、移動部材の設定された移動可能寸法の範囲内で、第1操作伝達部材が移動しても、第1操作伝達部材の当接面が第2操作伝達部材の第1当接部から(逆に、第1当接部が当接面から)外れることを防止することができる。
[適用例7]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、第2操作伝達部材は移動部材に支持され、操作部材は、投写方向に直交する面に沿って延出し、第2操作伝達部材の第2当接部に当接する当接面を有し、当接面および第2当接部の少なくともいずれか一方は、移動部材の移動方向に沿う長さ寸法が移動部材の設定された移動可能寸法以上に設定されていることが好ましい。
このようなプロジェクターによれば、第2操作伝達部材が移動部材に支持される場合、移動部材の移動可能寸法の範囲内で、第2操作伝達部材が移動しても、操作部材の当接面が第2操作伝達部材の第2当接部から(逆に、第2当接部が当接面から)外れることを防止することができる。
[適用例8]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、第1操作伝達部材は、投写方向に沿って延出するロッドで構成され、ロッドは、屈曲部を有するクランク状に形成され、屈曲部の外面には、投写方向に直交する面に対して傾斜し、互いに対向する一対の押圧面が形成され、係合部材は、投写方向に貫通してロッドを挿通可能とし、周縁が一対の押圧面に当接する貫通孔を備えて構成されていることが好ましい。
このようなプロジェクターによれば、第1操作伝達部材は、上述したロッドで構成されているため、利用者による操作部材の押圧操作に応じて投写方向に対して反対方向に移動することで一方の押圧面で貫通孔の周縁を押圧し、係合部材を投写方向と直交する面内で移動させて非係合位置に位置させることができる。また、例えば、上述した付勢部材がロッドを投写方向に付勢するように構成した場合、通常状態では、付勢部材の付勢力により、他方の押圧面で貫通孔の周縁を押圧し、係合部材を投写方向と直交する面内で移動させて係合位置に位置させることができる。従って、操作部材の押圧力を投写方向に直交する面内方向の力に変換して係合部材に伝達する構成を簡素な構成であるロッドで構成でき、ロッドにより係合部材を係合位置および非係合位置に容易に移動させることができる。
[適用例9]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、投写光学装置は、複数のレンズを内部に収納する円筒状の鏡筒を備え、鏡筒の外周には、先端に係合用凹部を有する取付用突起部が形成され、支持装置には、鏡筒を挿通可能とする円形状の挿通孔が形成され、挿通孔の内周には、投写方向に沿って切り欠かれ取付用突起部を挿通可能とする突起挿通部と、突起挿通部に連設され鏡筒の筒状軸を中心とする回転方向に切り欠かれて取付用突起部を挿通可能とする突起係合部とが形成され、支持装置は、突起係合部に連通し、係合部材の一部が突起係合部に突没可能に係合部材を収納支持する収納支持部を有し、係合部材には、回転方向に沿って次第に突起挿通部に近接するように傾斜し、投写光学装置が回転方向に回転され取付用突起部が突起係合部に挿通される際に取付用突起部に当接する斜面が形成されていることが好ましい。
このようなプロジェクターによれば、投写光学装置を構成する鏡筒の外周には、先端に係合用凹部を有する取付用突起部が形成されている。また、支持装置には、内周に突起挿通部および突起係合部を有する挿通孔が形成されている。すなわち、支持装置と投写光学装置とは、いわゆるバヨネット式の接続構造で接続されている。
ここで、係合部材は、斜面が形成されていると共に、支持装置の収納支持部に収納支持された状態でその一部が突起係合部に突没可能に構成されている。これにより、上述した通常状態で、突起挿通部に取付用突起部を合わせて投写光学装置を挿通孔に挿通し、投写光学装置を回転させて取付用突起部を突起係合部に挿通させて移動部材に取り付ける際、斜面が取付用突起部に押圧され、係合部材が付勢部材の付勢力に抗して非係合位置に向けて移動することとなる。そして、投写光学装置をさらに回転させて取付用突起部の係合用凹部を係合部材の先端位置に位置させると、取付用突起部の押圧が解除されて、付勢部材の付勢力により係合部材が係合位置に移動し係合用凹部に係合する。そして、係合用凹部と係合部材との係合により、投写光学装置を回転できない状態となり、すなわち、移動部材に対して投写光学装置が取り付けられた状態となる。従って、操作部材を押圧操作して係合部材を非係合位置に移動させなくても、投写光学装置を回転させることで、投写光学装置を移動部材に取り付けることができ、利便性の向上がさらに図れる。
また、突起係合部内で取付用突起部と係合部材とが当接するため、利用者は、投写光学装置を挿通孔に挿通する際には手に負荷を感じることがなく、投写光学装置を回転させて取付用突起部を突起係合部に挿通する際に取付用突起部と突起係合部との当接により手に負荷を感じることとなる。このため、例えば、投写光学装置を挿通孔に挿通する際に手に負荷が感じられる構成と比較して、誤った取付状態で投写光学装置が放置されることなく、より確実に投写光学装置を支持装置に取り付けることができる。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態)
(実施形態)
〔プロジェクターの外観構成〕
図1は、実施形態に係るプロジェクター1の外観を示す斜視図である。詳細には、図1は、プロジェクター1が机上等に設置された状態を前面側の上方から見た斜視図である。図1を参照して本実施形態のプロジェクター1の外観構成を説明する。
図1は、実施形態に係るプロジェクター1の外観を示す斜視図である。詳細には、図1は、プロジェクター1が机上等に設置された状態を前面側の上方から見た斜視図である。図1を参照して本実施形態のプロジェクター1の外観構成を説明する。
なお、以降で記載する「上」、「下」、「左」、「右」は、図1における図面視において、上下左右に相当するものである。また、以下で記載する「前面」、「背面」も、図1における図面視における前面、背面に相当するものである。
プロジェクター1は、光源から射出された光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成し、形成した画像光をスクリーン(図示省略)上に拡大投写する。プロジェクター1は、図1に示すように、外装を構成する外装筐体2を備える。
外装筐体2は、プロジェクター1の装置本体を収納する。この外装筐体2は、プロジェクター1の天面、前面、背面、および側面をそれぞれ構成するアッパーケース21と、プロジェクター1の底面、前面、背面、および側面をそれぞれ構成するロアーケース22とを備える。
外装筐体2の上面には、後述する投写位置調整装置5を構成する第1ダイヤル541および第2ダイヤル551が露出している。そして、利用者により各ダイヤル541,551が回転操作されることで、後述する投写レンズ3が上下方向および左右方向に移動し、スクリーン上の投写画像の位置(投写位置)が調整される。
また、外装筐体2の前面の左右方向略中央部分には、投写レンズ3の先端を露出させる露出用開口部2Aが形成されている。さらに、外装筐体2の露出用開口部2Aの右下部分には、後述するレンズ着脱装置6を構成する操作ボタン65が露出している。利用者により、この操作ボタン65が投写方向に対して反対方向に押圧操作されることで、投写レンズ3の交換が可能となる。
〔プロジェクターの内部構成〕
図2は、外装筐体2の内部に収容される装置本体を模式的に示す図である。図2を参照してプロジェクター1の内部構成を説明する。
図2は、外装筐体2の内部に収容される装置本体を模式的に示す図である。図2を参照してプロジェクター1の内部構成を説明する。
外装筐体2の内部には、図2に示す装置本体が収納されている。装置本体は、投写光学装置としての投写レンズ3と、光学ユニット4と、投写位置調整装置5と、レンズ着脱装置6(図3参照)等を備える。なお、具体的な図示は省略するが、外装筐体2内において、各部材3〜6以外の空間には、プロジェクター1内部を冷却する冷却ファン等を備えた冷却ユニット、プロジェクター1の各構成部材に電力を供給する電源ユニット、プロジェクター1の各構成部材の動作を統括制御する制御装置等が配置されている。
〔光学ユニットの構成〕
光学ユニット4は、制御装置による制御の下、光源から射出された光束を光学的に処理して画像情報に対応した画像光を形成する。光学ユニット4は、図2に示すように、外装筐体2の背面に沿って左方向から右方向に延出し、さらに前方向に屈曲して延出する平面視略L字形状を有している。光学ユニット4は、光源装置41と、照明光学装置42と、色分離光学装置43と、リレー光学装置44と、光学装置45と、これら各光学部品41〜45を収納する光学部品用筐体46とを備える。
光学ユニット4は、制御装置による制御の下、光源から射出された光束を光学的に処理して画像情報に対応した画像光を形成する。光学ユニット4は、図2に示すように、外装筐体2の背面に沿って左方向から右方向に延出し、さらに前方向に屈曲して延出する平面視略L字形状を有している。光学ユニット4は、光源装置41と、照明光学装置42と、色分離光学装置43と、リレー光学装置44と、光学装置45と、これら各光学部品41〜45を収納する光学部品用筐体46とを備える。
光学ユニット4は、図2に示すように、光源411およびリフレクター412を有する光源装置41と、レンズアレイ421,422、偏光変換素子423、および重畳レンズ424を有する照明光学装置42とを備えている。また、光学ユニット4は、ダイクロイックミラー431,432、および反射ミラー433を有する色分離光学装置43と、入射側レンズ441、リレーレンズ443、および反射ミラー442,444を有するリレー光学装置44とを備えている。
また、光学ユニット4は、光変調装置としての3つの液晶パネル451(赤色光用の液晶パネルを451R、緑色光用の液晶パネルを451G、青色光用の液晶パネルを451Bとする)、3つの入射側偏光板452、3つの射出側偏光板453、および色合成光学装置としてのクロスダイクロイックプリズム454を有する光学装置45と、光学部品用筐体46と、投写光学装置としての投写レンズ3とを備えている。
光学ユニット4は、上述した構成により、光源装置41から射出されて照明光学装置42を介した光束を、色分離光学装置43で赤色(R)光、緑色(G)光、青色(B)光の3つの色光に分離する。また、分離された各色光は、各液晶パネル451で画像情報に応じてそれぞれ変調され、色光毎の画像光として形成される。色光毎の画像光は、クロスダイクロイックプリズム454に入射して合成され、投写レンズ3を介してスクリーン等に拡大投写される。なお、上述した各部材41〜46については、種々の一般的なプロジェクーの光学系として利用されているため、具体的な説明を省略する。
図3は、投写位置調整装置5およびレンズ着脱装置6の構造を示す斜視図である。詳細には、図3は、アッパーケース21を取り外した状態で、露出用開口部2A近傍を前面側の上方から見た斜視図である。図4は、移動部材52およびレンズ着脱装置6の一部を前面側の上方から見た分解斜視図である。
〔投写レンズの構成〕
最初に、図4を参照して投写レンズ3の構成を説明する。
投写レンズ3は、光学ユニット4で形成された画像光をスクリーン上に拡大投写する。投写レンズ3は、具体的な図示は省略するが、鏡筒31内に複数のレンズが収納された組レンズとして構成されている。鏡筒31の先端側には、投写レンズ3を交換する際の目印となる円形状の凹部311が形成されている。
最初に、図4を参照して投写レンズ3の構成を説明する。
投写レンズ3は、光学ユニット4で形成された画像光をスクリーン上に拡大投写する。投写レンズ3は、具体的な図示は省略するが、鏡筒31内に複数のレンズが収納された組レンズとして構成されている。鏡筒31の先端側には、投写レンズ3を交換する際の目印となる円形状の凹部311が形成されている。
また、鏡筒31の基端側には、レンズ軸を中心とする同一の周上に、レンズ軸を中心とする回転方向に延出する3つの取付用突起部312が形成されている。3つの取付用突起部312は、レンズ軸を中心とする略120°の回転対称位置に形成されている。
3つの取付用突起部312において、延出方向の一方の端部(前面側から見て時計回りの終端)は、レンズ軸に向うに従って取付用突起部312の延出方向の長さ寸法が次第に小さくなるように斜面3121が形成されている。3つの取付用突起部312のうち、1つの取付用突起部312Aの先端部分の外面には、内部に向けて窪み、レンズ着脱装置6を構成する後述するロックスライダー63と係合するための係合用凹部3122が形成されている。
〔投写位置調整装置の構成〕
次に、図3を参照して投写位置調整装置5の構成を説明する。
投写位置調整装置5は、投写レンズ3を支持する支持装置として構成され、投写レンズ3を支持すると共に、投写レンズ3を上下方向および左右方向に移動させることで、投写レンズ3の投写位置を調整する。
次に、図3を参照して投写位置調整装置5の構成を説明する。
投写位置調整装置5は、投写レンズ3を支持する支持装置として構成され、投写レンズ3を支持すると共に、投写レンズ3を上下方向および左右方向に移動させることで、投写レンズ3の投写位置を調整する。
投写位置調整装置5は、図3に示すように、プロジェクター1内部に固定される固定部材51と、投写レンズ3を支持して投写方向に直交する面内を上下方向および左右方向に移動する移動部材52と、固定部材51および移動部材52間に介装され、移動部材52に係合して移動部材52と共に左右方向に移動する第2移動板53とを備える。また、投写位置調整装置5は、第1ダイヤル541を有して移動部材52を上下方向に移動させる第1調整駆動部54と、第2ダイヤル551を有して第2移動板53を左右方向に移動させる第2調整駆動部55と、固定部材51の背面側から固定部材51に対して移動部材52を移動可能に連結する連結部材(図示省略)とを備える。
そして、第1ダイヤル541が、利用者により回転操作されることで、第1調整駆動部54を構成するウォーム等の伝達変換機構により、第1ダイヤル541の回転力が直線移動力に変換されて移動部材52に伝達され、固定部材51に対して移動部材52が上下方向に移動する。移動部材52が上下方向に移動することで、移動部材52に接続する投写レンズ3の投写位置が上下方向に変更される。
また、第2ダイヤル551が、利用者により回転操作されることで、第2調整駆動部55を構成するウォーム等の伝達変換機構により、第2ダイヤル551の回転力が直線移動力に変換されて第2移動板53に伝達され、固定部材51に対して第2移動板53が左右方向に移動する。第2移動板53が左右方向に移動することで、第2移動板53に係合する移動部材52が連動し、移動部材52に接続する投写レンズ3の投写位置が左右方向に変更される。
なお、以下では、本実施形態の要部となるレンズ着脱装置6に関連する移動部材52の構造を説明し、部材51,53〜55等の他の部材の詳細な構造については説明を省略する。
〔第1移動板の構成〕
図3、図4を参照して第1移動板の構成を説明する。
移動部材52は、図3、図4に示すように、第1移動板56と取付部材57とを備えている。第1移動板56は、図4に示すように、平面視略矩形状の板体で構成されている。第1移動板56の略中央部分には、鏡筒31の外径寸法と略同一の寸法を有し、鏡筒31の基端部分を挿通可能とする開口部561が形成されている。
図3、図4を参照して第1移動板の構成を説明する。
移動部材52は、図3、図4に示すように、第1移動板56と取付部材57とを備えている。第1移動板56は、図4に示すように、平面視略矩形状の板体で構成されている。第1移動板56の略中央部分には、鏡筒31の外径寸法と略同一の寸法を有し、鏡筒31の基端部分を挿通可能とする開口部561が形成されている。
また、第1移動板56の前面側の端面には、右下の角隅部分にレンズ着脱装置6を構成する後述する第1付勢部材61とロッド62とロックスライダー63とを支持する第1支持部562が形成されている。第1支持部562は、付勢部材収納部563と、一対のレール部564とを備える。付勢部材収納部563は、第1移動板56の前面側の端面から突出して略矩形枠形状に形成されている。そして、付勢部材収納部563は、第1付勢部材61が収納されると共に、ロッド62の一端側を挿通可能とする。
一対のレール部564は、第1移動板56の前面側の端面から突出して板状に形成されている。また、一対のレール部564は、付勢部材収納部563を挟んで各板面が互いに対向すると共に、各板面が右下から左上への方向(ロックスライダー63の移動方向)に沿うように形成されている。そして、一対のレール部564は、その間にロックスライダー63が配置され、ロックスライダー63に当接した状態でロックスライダー63の移動を案内する。
第1移動板56の右上端部には、前方向に突出し、後述する伝達レバー66を回動可能に支持するレバー支持部565が形成されている。レバー支持部565の先端近傍の左右側面には、中心軸が同一の2つの挿通孔565Aが形成され、軸ピンPIが挿通される。
〔取付部材の構成〕
取付部材57は、第1移動板56に対して投写レンズ3を取り付ける。取付部材57は、図4に示すように、略中央部分にレンズ挿通孔571を有する板状部57Aと、レンズ挿通孔571の周縁部分から板状部57Aの背面側に延出する略円形枠状の張出部57Bとを備える。
取付部材57は、第1移動板56に対して投写レンズ3を取り付ける。取付部材57は、図4に示すように、略中央部分にレンズ挿通孔571を有する板状部57Aと、レンズ挿通孔571の周縁部分から板状部57Aの背面側に延出する略円形枠状の張出部57Bとを備える。
レンズ挿通孔571は、前面側に位置して鏡筒31の外径寸法よりも大きい寸法を有する第1レンズ挿通孔572と、背面側に位置して鏡筒31の外径寸法と略同一の寸法を有する第2レンズ挿通孔573とで構成され、前面側から背面側にかけて段付き状に形成されている。
第2レンズ挿通孔573の内周には、投写レンズ3の3つの取付用突起部312に対応して、3つの取付用凹部574が形成されている。3つの取付用凹部574は、第1レンズ挿通孔572の内周と略面一となるように前面側から背面側にかけて切り欠かれた突起挿通部575と、突起挿通部575の背面側から、レンズ挿通孔571の中心軸を中心として前面側から見て時計回りに切り欠かれた突起係合部576とを備え、略L字形状を有している。以上のように構成される移動部材52は、固定ネジ(図示省略)により、第1移動板56の前面側に取付部材57が固定される。
ここで、投写レンズ3の移動部材52への取り付け方を説明する。
最初に、凹部311が上方側に位置するように投写レンズ3を持ち、取付部材57の各突起挿通部575に各取付用突起部312を合わせた状態で、投写レンズ3をレンズ挿通孔571および開口部561に挿通する。そして、各取付用突起部312が第1移動板56の前面側の端面に当接した際に、投写レンズ3を前面側から見て時計回りに回転させ、各取付用突起部312を各突起係合部576に移動させる。これにより、各突起係合部576と第1移動板56の前面側の端面との間に各取付用突起部312が挟持された状態となり、移動部材52に対して投写レンズ3が取り付けられる。投写レンズ3および移動部材52は、いわゆるバヨネット式の構造で接続される。
最初に、凹部311が上方側に位置するように投写レンズ3を持ち、取付部材57の各突起挿通部575に各取付用突起部312を合わせた状態で、投写レンズ3をレンズ挿通孔571および開口部561に挿通する。そして、各取付用突起部312が第1移動板56の前面側の端面に当接した際に、投写レンズ3を前面側から見て時計回りに回転させ、各取付用突起部312を各突起係合部576に移動させる。これにより、各突起係合部576と第1移動板56の前面側の端面との間に各取付用突起部312が挟持された状態となり、移動部材52に対して投写レンズ3が取り付けられる。投写レンズ3および移動部材52は、いわゆるバヨネット式の構造で接続される。
板状部57Aの背面側の端面には、第1支持部562に対応した位置に、背面側に向けて突出する第2支持部577が形成されている。第2支持部577は、ロックスライダー63の外形形状に対応した枠状に形成され、第1移動板56と取付部材57とが固定された状態で、第1支持部562とで第1付勢部材61、ロッド62、およびロックスライダー63を支持する。第1支持部562および第2支持部577は、収納支持部52Aに相当する。言い換えると、第1付勢部材61、ロッド62、およびロックスライダー63は、収納支持部52A(第1支持部562および第2支持部577)により、移動部材52に支持される。
また、第2支持部577は、上方側の側壁部分が切り欠かれ、3つの取付用凹部574のうち取付用突起部312Aに対応した取付用凹部574の突起係合部576に連通する(図10(b)、図12(b)参照)。さらに、板状部57Aの前面側の端面には、前面側に向けて突出する筒形状を有し、第2支持部577内部に連通するロッド挿通部578が形成されている。ロッド挿通部578は、収納支持部52Aに支持されたロッド62の他端側を挿通可能とする。
〔レンズ着脱装置の構成〕
レンズ着脱装置6は、移動部材52に対して投写レンズ3を着脱する。レンズ着脱装置6は、図3、図4に示すように、付勢部材としての第1付勢部材61(図4参照)と、第1操作伝達部材としてのロッド62と、係合部材としてのロックスライダー63(図4参照)と、第2操作伝達部材としての伝達レバー66と、第2付勢部材64(図7参照)と、操作部材としての操作ボタン65(図3参照)とを備える。
レンズ着脱装置6は、移動部材52に対して投写レンズ3を着脱する。レンズ着脱装置6は、図3、図4に示すように、付勢部材としての第1付勢部材61(図4参照)と、第1操作伝達部材としてのロッド62と、係合部材としてのロックスライダー63(図4参照)と、第2操作伝達部材としての伝達レバー66と、第2付勢部材64(図7参照)と、操作部材としての操作ボタン65(図3参照)とを備える。
〔第1付勢部材の構成〕
第1付勢部材61は、図4に示すように、コイルバネで構成され、付勢部材収納部563内に収納される。そして、第1付勢部材61は、ロッド62の一端に当接し、ロッド62を投写方向に付勢する。
第1付勢部材61は、図4に示すように、コイルバネで構成され、付勢部材収納部563内に収納される。そして、第1付勢部材61は、ロッド62の一端に当接し、ロッド62を投写方向に付勢する。
〔ロッドの構成〕
ロッド62は、第1付勢部材61の付勢力により投写方向に移動してロックスライダー63を係合位置P1(図10(a)参照)に移動させる。また、ロッド62は、利用者による操作ボタン65の押圧操作により、伝達レバー66が押圧され、その伝達レバー66の回転動作により、投写方向に対して反対方向に押圧される。この力の伝達により、ロッド62は、最終的に、操作ボタン65の押圧力を、投写方向に直交する面内方向の力に変換してロックスライダー63に伝達し、ロックスライダー63を非係合位置P2(図12(a)参照)に移動させる。
ロッド62は、第1付勢部材61の付勢力により投写方向に移動してロックスライダー63を係合位置P1(図10(a)参照)に移動させる。また、ロッド62は、利用者による操作ボタン65の押圧操作により、伝達レバー66が押圧され、その伝達レバー66の回転動作により、投写方向に対して反対方向に押圧される。この力の伝達により、ロッド62は、最終的に、操作ボタン65の押圧力を、投写方向に直交する面内方向の力に変換してロックスライダー63に伝達し、ロックスライダー63を非係合位置P2(図12(a)参照)に移動させる。
ロッド62は、図4に示すように、略中央部分に屈曲部621を有し、一端側と他端側とが投写方向に沿って略平行に延出するクランク状に形成されている。屈曲部621は、ロッド62の一端側から他端側に向けて左上から右下に延出する略四角柱形状を有している。そして、屈曲部621の外面には、互いに対向し投写方向に直交する平面に対して傾斜した平坦状の第1押圧面622および第2押圧面623が形成されている。
ロッド62は、一端側が付勢部材収納部563内に遊嵌状態で配設され、他端側がロッド挿通部578に挿通された状態で、投写方向に沿って進退自在に収納支持部52Aに支持される。なお、ロッド62の他端は、投写方向に直交する面に沿って延出し、伝達レバー66(後述するロッド当接部6631)に当接するレバー当接面624として機能する。
〔ロックスライダーの構成〕
ロックスライダー63は、投写方向に直交する面内で、投写レンズ3の係合用凹部3122と係合する左上の係合位置P1、または、係合用凹部3122と係合しない右下の非係合位置P2に移動する。ロックスライダー63は、図4に示すように、投写方向に直交する平面に沿って延出する板体で構成されている。ロックスライダー63の外周端部には、収納支持部52Aに支持された状態で、一対のレール部564に当接する一対のレール当接面631が形成されている。
ロックスライダー63は、投写方向に直交する面内で、投写レンズ3の係合用凹部3122と係合する左上の係合位置P1、または、係合用凹部3122と係合しない右下の非係合位置P2に移動する。ロックスライダー63は、図4に示すように、投写方向に直交する平面に沿って延出する板体で構成されている。ロックスライダー63の外周端部には、収納支持部52Aに支持された状態で、一対のレール部564に当接する一対のレール当接面631が形成されている。
ロックスライダー63の左上側端部には、係合用凹部3122と係合する係合用突部632が形成されている。係合用突部632は、先端に向うに従って断面積が小さくなる斜面6321を有している。また、ロックスライダー63の略中央部分には、表裏を貫通し、収納支持部52Aに支持された状態で、付勢部材収納部563およびロッド62が挿通する略矩形状の貫通孔633(図10(b)、図12(b)参照)が形成されている。
ロックスライダー63の前面側の板面には、貫通孔633の周縁から前面側に向けて突出する矩形枠状のロッド案内部634が形成されている。また、ロッド案内部634の対向する一対の側壁には、屈曲部621の第1押圧面622および第2押圧面623にそれぞれ当接する第1押圧受け面635および第2押圧受け面636が形成されている。
〔伝達レバーの構成〕
図5は、伝達レバー66を示す斜視図であり、図5(a)は、伝達レバー66を前面側の上方から見た斜視図であり、図5(b)は、伝達レバー66を背面側の上方から見た斜視図である。また、図6は、伝達レバー66および操作ボタン65を前面側の上方から見た斜視図である。図4、図5、図6を参照して伝達レバー66の構成を説明する。
図5は、伝達レバー66を示す斜視図であり、図5(a)は、伝達レバー66を前面側の上方から見た斜視図であり、図5(b)は、伝達レバー66を背面側の上方から見た斜視図である。また、図6は、伝達レバー66および操作ボタン65を前面側の上方から見た斜視図である。図4、図5、図6を参照して伝達レバー66の構成を説明する。
伝達レバー66は、操作ボタン65が押圧操作された場合、その押圧力を後述する軸部を中心に回転する回転方向の力に変換してロッド62に伝達する部材である。伝達レバー66は、断面略U字状に延出するレバー本体661を有している。伝達レバー66は、レバー本体661の右側に延びる側面部の下端部から右方向に曲折して延出するボタン側当接部662を有している。伝達レバー66は、レバー本体661の左側に延びる側面部の中央部から下端部にかけて左方向に曲折して延出するロッド側当接部663を有している。
ボタン側当接部662は、詳細には、レバー本体661の右側に延びる側面部の下端部から右方向(水平方向)に曲折して延出する接続部6622と、接続部の前面側端部から上方向に曲折して延出するボタン当接部6621とで構成されている。なお、ボタン当接部6621は、操作ボタン65と当接する第2当接部として構成されている。ボタン当接部6621の前面側の面に、操作ボタン65の後述するレバー当接部656が当接する。
ロッド側当接部663は、詳細には、レバー本体661の左側に延びる側面部の中央部から下端部にかけて左方向(鉛直方向)に曲折して延出するロッド当接部6631と、ロッド当接部6631の下端部から背面側に延出する補強部6632とで構成されている。なお、ロッド当接部6631は、ロッド62と当接する第1当接部として構成されている。ロッド当接部6631の背面側の面にロッド62のレバー当接面624が当接する。
なお、ボタン当接部6621とロッド当接部6631とは、投写方向に直交する面に沿って延出する状態となる。
なお、ボタン当接部6621とロッド当接部6631とは、投写方向に直交する面に沿って延出する状態となる。
また、レバー本体661左右側の側面部の上端部には、中心軸が同一の2つの挿通孔661Aが形成されている。そして、伝達レバー66は、図4、図6に示すように、第1移動板56のレバー支持部565を、レバー本体661の左右側の側面部で挟み込むように設置され、レバー支持部565の挿通孔565Aと伝達レバー66の挿通孔661Aとに、軸ピンPIを挿通し、挿通した軸ピンPIをEリングE1で止める。
これにより、伝達レバー66は、操作ボタン65とロッド62との間に設置され、第1移動板56(レバー支持部565)に対し、軸部(軸ピンPI)を中心として、回動可能に支持される。なお、挿通孔565A,661A、軸ピンPI、EリングE1により、軸部が構成される。また、伝達レバー66のボタン当接部6621とロッド当接部6631には、操作ボタン65とロッド62とが軸部から離間してそれぞれ逆方向から当接する。
〔操作ボタンの構成〕
図7は、操作ボタン65を前面側の上方から見た分解斜視図である。図6、図7を参照して操作ボタン65の構成を説明する。
図7は、操作ボタン65を前面側の上方から見た分解斜視図である。図6、図7を参照して操作ボタン65の構成を説明する。
操作ボタン65は、その一部が外装筐体2の前面から露出し、投写レンズ3の交換時に、利用者により投写方向に対して反対方向に押圧操作される操作用のボタンである。操作ボタン65は、図6、図7に示すように、上方向からの平面視で略台形形状に形成されるボタン本体651を有して構成されている。
操作ボタン65は、ボタン本体651の前面側に、ロアーケース22の前面から露出し、前面の面形状に沿う板状に起立して形成されたボタン部652を有している。ボタン本体651の左右端部には、前面側から背面側に沿って上方向に起立したレール当接部653が形成されている。ボタン本体651の中央部分には、操作ボタン65をロアーケース22の後述する操作ボタン保持部225に移動可能に固定される固定用ダボ654が上方向に突出して形成されている。
固定用ダボ654の背面側には、第2付勢部材64を収納する収納凹部655が形成されている。収納凹部655の左側の背面側端部には、上方向に起立するレバー当接部656が形成されている。なお、レバー当接部656の背面側の面が、レバー当接面656Aとして機能する。このレバー当接面656Aが、伝達レバー66のボタン当接部6621に当接する。左側のレール当接部653とレバー当接部656との間には、後述する操作ロック板658を、固定ネジSC2により固定する固定用ダボ657が上方向に突出して形成されている。
〔操作ロック板の構成〕
操作ロック板658は、操作ボタン65の移動を規制する(押圧操作できない状態にする)部材である。操作ロック板658は、トラック形状の板状に形成されている。操作ロック板658は、一方の端部側に、固定用ダボ657に固定される孔部6581が形成されている。また、操作ロック板658は、他方の端部側に操作ロックネジSC3と螺合するネジ孔6582が形成されている。
操作ロック板658は、操作ボタン65の移動を規制する(押圧操作できない状態にする)部材である。操作ロック板658は、トラック形状の板状に形成されている。操作ロック板658は、一方の端部側に、固定用ダボ657に固定される孔部6581が形成されている。また、操作ロック板658は、他方の端部側に操作ロックネジSC3と螺合するネジ孔6582が形成されている。
〔操作ボタン保持部の構成〕
操作ボタン保持部225は、操作ボタン65を投写方向および投写方向と反対方向(前面側および背面側)に移動可能に保持するものであり、操作ボタン65の左右側および上面側を覆うように凸状に起立して形成されている。操作ボタン保持部225の左右側面の内面には、レール部2251が形成されており、操作ボタン65のレール当接部653を摺動させる。
操作ボタン保持部225は、操作ボタン65を投写方向および投写方向と反対方向(前面側および背面側)に移動可能に保持するものであり、操作ボタン65の左右側および上面側を覆うように凸状に起立して形成されている。操作ボタン保持部225の左右側面の内面には、レール部2251が形成されており、操作ボタン65のレール当接部653を摺動させる。
操作ボタン保持部225の上面側中央部には、表裏に貫通する長孔部2252が形成されている。操作ボタン保持部225の左側面の背面側には、操作ロックネジSC3を挿通する挿通孔2253Aを有する挿通孔部2253が形成されている。また、操作ボタン保持部225には、操作ボタン65の収納凹部655に対応して、上面側の背面端部から下方向に突出するバネ受部(図示省略)が形成されている。
〔操作ボタンの操作ボタン保持部への組み込み〕
図6、図7を参照して操作ボタン65の操作ボタン保持部225への組み込みを説明する。
操作ボタン65を操作ボタン保持部225へ組み込む場合、最初に、操作ボタン65の両側のレール当接部653を、両側のレール部2251に当接させて、操作ボタン保持部225に前面側から背面側に向けて挿入する。
図6、図7を参照して操作ボタン65の操作ボタン保持部225への組み込みを説明する。
操作ボタン65を操作ボタン保持部225へ組み込む場合、最初に、操作ボタン65の両側のレール当接部653を、両側のレール部2251に当接させて、操作ボタン保持部225に前面側から背面側に向けて挿入する。
次に、第2付勢部材64を操作ボタン保持部225の上方から長孔部2252を介して、収納凹部655に収納する。なお、第2付勢部材64は、コイルバネで構成されている。第2付勢部材64を収納凹部655に収納した場合、第2付勢部材64の一端部は固定用ダボ654の側面に当接し、他端部は図示省略するバネ受部に当接する。
次に、固定ネジSC1を円板部材D1に挿通し、長孔部2252を介して固定用ダボ654に螺合させる。これにより、操作ボタン65が操作ボタン保持部225に保持され、レール部2251と長孔部2252とに案内されて摺動することにより、前面側および背面側に移動可能となる。次に、操作ロック板658を、固定ネジSC2により孔部6581を介して固定用ダボ657に螺合して固定する。
以上の組み立てにより、操作ボタン65は、操作ボタン保持部225に移動可能に保持され、第2付勢部材64により、投写方向に付勢された状態となる。
以上の組み立てにより、操作ボタン65は、操作ボタン保持部225に移動可能に保持され、第2付勢部材64により、投写方向に付勢された状態となる。
〔操作ロック板の動作〕
図8は、操作ボタン65が押圧操作された状態を前面側の上方から見た斜視図である。なお、前記した図6は、操作ボタン65が押圧操作されていない状態(通常状態)を示し、図8は、操作ボタン65が押圧操作された状態(押圧状態)を示している。図6〜図8を参照して操作ロック板の動作を説明する。
図8は、操作ボタン65が押圧操作された状態を前面側の上方から見た斜視図である。なお、前記した図6は、操作ボタン65が押圧操作されていない状態(通常状態)を示し、図8は、操作ボタン65が押圧操作された状態(押圧状態)を示している。図6〜図8を参照して操作ロック板の動作を説明する。
操作ロック板658は、上述したように、操作ボタン65の押圧操作を規制する(押圧操作できない状態とする)部材である。操作ボタン65は、通常状態では、図6に示すように、第2付勢部材64により投写方向(前面側)に付勢されおり、その状態では、操作ボタン65に固定された操作ロック板658のネジ孔6582は、挿通孔部2253の挿通孔2253Aと重なる状態となる。
また、操作ボタン65は、押圧状態では、図8に示すように、背面側(投写方向に対して反対方向)に移動する。この移動に従動して、操作ロック板658も移動する。これにより、押圧状態では、操作ロック板658のネジ孔6582は、挿通孔部2253の挿通孔2253Aからずれて、背面側に移動した状態となる。
ここで、利用者は、操作ボタン65を押圧操作できない状態、すなわち、投写レンズ3の交換を禁止する状態とする際には、図6、図7に示すように、通常状態において、操作ロックネジSC3を操作ボタン保持部225に形成された挿通孔部2253の挿通孔2253Aに下方向から挿通する。そして、挿通孔2253Aの上方向に位置する操作ロック板658のネジ孔6582に螺合させる。
このように、操作ボタン65の操作ロック板658に挿通孔部2253(挿通孔2253A)を介して操作ロックネジSC3を螺合させることにより、操作ボタン65が、操作ボタン保持部225(挿通孔部2253)に固定される。この状態では、操作ボタン65が押圧操作されても、操作ボタン65が背面方向に移動できない、すなわち、押圧操作できない状態となる。
〔操作ボタン、伝達レバー、ロッドの当接関係〕
図6に示すように、操作ボタン65のレバー当接部656(レバー当接面656A)は、伝達レバー66のボタン当接部6621の前面側に位置して、ボタン当接部6621の前面側の面に当接する。また、伝達レバー66のロッド当接部6631は、ロッド62のレバー当接面624の前面側に位置して、ロッド当接部6631の背面側の面がロッド62のレバー当接面624に当接する。本実施形態の伝達レバー66は、いわゆる「てこ」の構成と同様に構成されており、てこの原理を利用できる。
図6に示すように、操作ボタン65のレバー当接部656(レバー当接面656A)は、伝達レバー66のボタン当接部6621の前面側に位置して、ボタン当接部6621の前面側の面に当接する。また、伝達レバー66のロッド当接部6631は、ロッド62のレバー当接面624の前面側に位置して、ロッド当接部6631の背面側の面がロッド62のレバー当接面624に当接する。本実施形態の伝達レバー66は、いわゆる「てこ」の構成と同様に構成されており、てこの原理を利用できる。
図6に示すように、中心軸A1を通る投写方向に直交する面内において、中心軸A1(支点)から、操作ボタン65のレバー当接部656が当接する伝達レバー66のボタン当接部6621(第2当接部)の当接部位(力点)までの直交距離を距離Aとする。また、中心軸A1を通る投写方向に直交する面内において、中心軸A1から、ロッド62のレバー当接面624が当接する伝達レバー66のロッド当接部6631(第1当接部)の当接部位(作用点)までの直交距離を距離Bとする。
そして、距離Aと距離Bとを比較した場合、本実施形態では、距離Aが、距離Bよりも長くなるように設定されている。従って、本実施形態では、従来のように、操作部材と操作伝達部材とが概ね直線上に設置される場合に比較して、操作ボタン65を軽い押圧力で押圧操作することで、その押圧力が回転方向の力としてレバー当接面624に伝達され、ロッド62を押圧することができる。なお、操作部材と操作伝達部材とが概ね直線上に設置される従来構造を、本実施形態での部材を用いて例えた場合には、ロッド62のレバー当接面624を、操作ボタン65のレバー当接部656が直接押圧する場合に対応する。
本実施形態では、各ダイヤル541,551を回転させることにより、図示省略するが、移動部材52(投写レンズ3)を、左上、右上、右下、および左下に、設定された離間距離を有して位置させることができる。
操作ボタン65のレバー当接面656Aは、上下方向の長さ寸法が、第1ダイヤル541を回転させた際の移動部材52の上下方向の設定された移動可能寸法と略同一、若しくは若干大きくなるように設定されている。また、伝達レバー66のボタン当接部6621は、左右方向の長さ寸法が、第2ダイヤル551を回転させた際の移動部材52の左右方向の設定された移動可能寸法と略同一、若しくは若干大きくなるように設定されている。
そして、操作ボタン65は、図3に示すように、各ダイヤル541,551が回転されて移動部材52が上下方向の移動可能寸法の中心位置で、かつ、左右方向の移動可能寸法の中心位置に位置した際に、レバー当接面656Aの略中心位置にボタン当接部6621の略中心位置が位置するように配設されている。これにより、各ダイヤル541,551が回転され、移動部材52が、左上、右上、右下、および左下のいずれの位置に位置した状態でも、レバー当接面656Aとボタン当接部6621とが当接可能となっている。
なお、本実施形態では、伝達レバー66は移動部材52に回転可能に支持され、ロッド62も移動部材52に支持されている。従って、伝達レバー66のロッド当接部6631とロッド62のレバー当接面624とは、各ダイヤル541,551が回転されて移動部材52が移動してもその相対位置を変化させない。
〔レンズ着脱装置の動作〕
図9は、通常状態(ロック状態)におけるレンズ着脱装置6の一部を切断した主要断面図である。図10は、通常状態(ロック状態)における移動部材52、投写レンズ3、レンズ着脱装置6の一部を示す図であり、図10(a)は、前面側から見た図であり、図10(b)は、図10(a)のXI-XI線で切断した断面図である。なお、図10(b)は、図10(a)との大きさの比較において拡大して図示している。図11は、押圧状態(ロック解除状態)におけるレンズ着脱装置6の一部を切断した主要断面図である。図12は、押圧状態(ロック解除状態)における移動部材52、投写レンズ3、レンズ着脱装置6の一部を示す図であり、図12(a)は、前面側から見た図であり、図12(b)は、図12(a)のXII-XII線で切断した断面図である。なお、図12(b)は、図12(a)との大きさの比較において拡大して図示している。図6、図9、図10、および図8、図11、図12を参照してレンズ着脱装置6による投写レンズ3の着脱動作を説明する。
図9は、通常状態(ロック状態)におけるレンズ着脱装置6の一部を切断した主要断面図である。図10は、通常状態(ロック状態)における移動部材52、投写レンズ3、レンズ着脱装置6の一部を示す図であり、図10(a)は、前面側から見た図であり、図10(b)は、図10(a)のXI-XI線で切断した断面図である。なお、図10(b)は、図10(a)との大きさの比較において拡大して図示している。図11は、押圧状態(ロック解除状態)におけるレンズ着脱装置6の一部を切断した主要断面図である。図12は、押圧状態(ロック解除状態)における移動部材52、投写レンズ3、レンズ着脱装置6の一部を示す図であり、図12(a)は、前面側から見た図であり、図12(b)は、図12(a)のXII-XII線で切断した断面図である。なお、図12(b)は、図12(a)との大きさの比較において拡大して図示している。図6、図9、図10、および図8、図11、図12を参照してレンズ着脱装置6による投写レンズ3の着脱動作を説明する。
通常状態では、図6、図9に示すように、操作ボタン65は、第2付勢部材64により投写方向に付勢され、初期位置に位置している。伝達レバー66は、図6、図9に示すように、操作ボタン65のレバー当接面656Aにより背面方向に押圧されていないため、操作ボタン65とロッド62との間に軸ピンPIを中心に初期位置に設置されている。また、ロッド62も同様に、図6、図10に示すように、伝達レバー66のロッド当接部6631により背面方向に押圧されていないため、第1付勢部材61により投写方向に付勢され、初期位置に位置している。
この場合、ロックスライダー63は、図10に示すように、第1押圧受け面635がロッド62の第1押圧面622により押圧され、一対のレール部564に案内されながら左上の係合位置P1に移動し、係合用突部632が投写レンズ3の係合用凹部3122と係合する(ロック状態)。そして、ロック状態では、係合用凹部3122と係合用突部632との係合により、投写レンズ3を前面側から見て反時計回りに回転させることができない状態となり、投写レンズ3を移動部材52から取り外すことが不可能な状態となる。
一方、操作ボタン65は、押圧操作された押圧状態では、図8、図11に示すように、第2付勢部材64の付勢力に抗して、初期位置から背面方向に移動し、レバー当接面656Aにより伝達レバー66を押圧する。伝達レバー66は、操作ボタン65により押圧されると、図8、図11に示すように、軸ピンPIを中心に初期位置から背面方向に回転することで、ロッド当接部6631によりロッド62を押圧する。ロッド62は、伝達レバー66により押圧されると、図8、図12に示すように、第1付勢部材61の付勢力に抗して、初期位置から背面方向に移動する。
この場合、ロックスライダー63は、図12に示すように、第2押圧受け面636がロッド62の第2押圧面623により押圧され、一対のレール部564に案内されながら右下の非係合位置P2に移動し、係合用凹部3122に対する係合用突部632の係合が解除される(ロック解除状態)。そして、ロック解除状態では、投写レンズ3を前面側から見て反時計回りに回転させることが可能な状態となり、投写レンズ3を移動部材52から取り外すことが可能な状態となる。
なお、上記では、移動部材52に投写レンズ3が取り付けられた状態、および移動部材52から投写レンズ3を取り外し可能な状態をそれぞれ説明したが、移動部材52に投写レンズ3を取り付ける際には、レンズ着脱装置6は、以下に示すように動作する。
すなわち、レンズ着脱装置6が上述した通常状態の場合、各突起挿通部575に各取付用突起部312を挿通し、投写レンズ3を前面側から見て時計回りに回転させて各取付用突起部312を各突起係合部576に移動させると、取付用突起部312Aの斜面3121がロックスライダー63の斜面6321を押圧する。そして、ロックスライダー63は、係合用突部632が取付用突起部312Aの外周端部に摺接しつつ、一対のレール部564に案内されながら右下に移動する。
投写レンズ3をさらに回転させて、係合用突部632の先端位置に係合用凹部3122が位置すると、取付用突起部312Aからロックスライダー63への押圧が解除され、ロックスライダー63は、第1付勢部材61の付勢力により一対のレール部564に案内されながら左上の係合位置P1に移動し、係合用突部632が係合用凹部3122と係合する(図10に示す状態)。
上述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
本実施形態のプロジェクター1は、ロックスライダー63、第1付勢部材61、操作ボタン65、ロッド62、および伝達レバー66を有し、移動部材52に対して投写レンズ3を着脱するレンズ着脱装置6を備える。これにより、以下に示すように、外装筐体2外部から移動部材52に対して投写レンズ3を着脱できる。利用者により操作ボタン65が押圧操作されていない状態(通常状態)では、ロックスライダー63は、第1付勢部材61の付勢力により、係合位置P1に位置する。投写レンズ3が移動部材52に設置されている状態では、投写レンズ3の係合用凹部3122にロックスライダー63の係合用突部632が係合するため、投写レンズ3を取り外すことが不可能な状態(取り付けられた状態)となる。一方、利用者により操作ボタン65が押圧操作された状態(押圧状態)では、伝達レバー66は、操作ボタン65の押圧力を、軸部(軸ピンPI)を中心に回転する回転方向の力に変換してロッド62に伝達する。そして、ロッド62は、伝達レバー66の回転方向の力を投写方向に直交する面内方向の力に変換してロックスライダー63に伝達し、第1付勢部材61の付勢力に抗してロックスライダー63を非係合位置P2に移動させる。これにより、係合用凹部3122とロックスライダー63(係合用突部632)との係合が解除されたロック解除状態となる。このため、投写レンズ3を取り外すことが可能となる。
本実施形態のプロジェクター1は、ロックスライダー63、第1付勢部材61、操作ボタン65、ロッド62、および伝達レバー66を有し、移動部材52に対して投写レンズ3を着脱するレンズ着脱装置6を備える。これにより、以下に示すように、外装筐体2外部から移動部材52に対して投写レンズ3を着脱できる。利用者により操作ボタン65が押圧操作されていない状態(通常状態)では、ロックスライダー63は、第1付勢部材61の付勢力により、係合位置P1に位置する。投写レンズ3が移動部材52に設置されている状態では、投写レンズ3の係合用凹部3122にロックスライダー63の係合用突部632が係合するため、投写レンズ3を取り外すことが不可能な状態(取り付けられた状態)となる。一方、利用者により操作ボタン65が押圧操作された状態(押圧状態)では、伝達レバー66は、操作ボタン65の押圧力を、軸部(軸ピンPI)を中心に回転する回転方向の力に変換してロッド62に伝達する。そして、ロッド62は、伝達レバー66の回転方向の力を投写方向に直交する面内方向の力に変換してロックスライダー63に伝達し、第1付勢部材61の付勢力に抗してロックスライダー63を非係合位置P2に移動させる。これにより、係合用凹部3122とロックスライダー63(係合用突部632)との係合が解除されたロック解除状態となる。このため、投写レンズ3を取り外すことが可能となる。
本実施形態のプロジェクター1は、投写レンズ3を移動部材52に取り付ける際には、操作ボタン65を押圧操作しなくても、通常状態において、各突起挿通部575に各取付用突起部312を挿通し、投写レンズ3を前面側から見て時計回りに回転させて各取付用突起部312を各突起係合部576に移動させることでよい。この動作により、取付用突起部312Aの斜面3121がロックスライダー63の斜面6321を押圧することにより、ロックスライダー63は、右下に移動する。そして、投写レンズ3をさらに回転させて、係合用突部632の先端位置に係合用凹部3122が位置すると、ロックスライダー63は、係合位置P1に移動し、係合用突部632が係合用凹部3122と係合することで、投写レンズ3を移動部材52に取り付けられる。
本実施形態のプロジェクター1は、伝達レバー66が、軸部(軸ピンPI)を有して操作ボタン65とロッド62との間に回動可能に設置され、操作ボタン65とロッド62とが軸ピンPIから離間してそれぞれ逆方向から当接する当接部(レバー当接部656、レバー当接面624)を有している。これにより、操作ボタン65とロッド62とを従来のように概ね直線上に設置する必要がなくなるため、外装筐体2に露出して設置される操作ボタン65の設置位置の自由度を向上させることができる。これにより、操作ボタン65の位置も自由に設定することができるため、押圧し易い位置に設置でき、投写レンズ3を交換する際の操作ボタン65の操作性を向上させることができる。
本実施形態のプロジェクター1は、伝達レバー66が、投写方向に直交する面に沿って延出するボタン当接部6621(第2当接部)とロッド当接部6631(第1当接部)を有することにより、操作ボタン65とロッド62とを、投写方向に直交する面に沿って設置することができる。これにより、操作ボタン65とロッド62とを直線的に設置する必要がなく、設置の自由度を向上させることができる。
本実施形態のプロジェクター1は、伝達レバー66において、軸ピンPIの中心軸A1を通る投写方向に直交する面内で、中心軸A1から操作ボタン65が当接するボタン当接部6621の当接部位までの直交距離(距離A)が、ロッド62が当接するロッド当接部6631の当接部位までの直交距離(距離B)より長く設定されている。これにより、従来のように、操作部材と操作伝達部材とが概ね直線上に設置される場合と比較して、操作ボタン65を軽い押圧力で押圧操作することで、押圧状態(ロック解除状態)とさせることができる。従って、投写レンズ3を交換する際の操作ボタン65の操作性を向上させることができる。
本実施形態のプロジェクター1は、支持装置として移動部材52を備えている。これにより、投写方向に直交する面内で、左右方向や上下方向に投写レンズ3を移動させることができるため、スクリーン上の投写画像の位置を調整することができる。従って、プロジェクター1の利便性を向上させることができる。
本実施形態のプロジェクター1は、移動部材52は、レンズ着脱装置6のロックスライダー63、第1付勢部材61、およびロッド62を支持している。これにより、ロックスライダー63、第1付勢部材61、およびロッド62をコンパクトに構成することができる。そして、移動部材52に支持される投写レンズ3を着脱させるための動作を確実に行わせることができる。
本実施形態のプロジェクター1は、移動部材52が伝達レバー66を支持している。また、操作ボタン65は、投写方向に直交する面に沿って延出し、伝達レバー66のボタン当接部6621に当接するレバー当接面656Aを有している。ボタン当接部6621は、移動部材52の左右方向の移動に沿う長さ寸法が移動部材52の設定された移動可能寸法以上に設定されている。また、レバー当接面656Aは、移動部材52の上下方向の移動に沿う長さ寸法が移動部材52の設定された移動可能寸法以上に設定されている。これにより、移動部材52の移動可能寸法の範囲内で、伝達レバー66が上下左右に移動しても、レバー当接面656Aがボタン当接部6621から外れることを防止することができる。
本実施形態のプロジェクター1は、ロッド62は、投写方向に沿って延出し、屈曲部621を有するクランク状に形成され、屈曲部621の外面には、投写方向に直交する面に対して傾斜し、互いに対向する一対の押圧面(第1押圧面622、第2押圧面623)が形成されている。また、ロックスライダー63は、投写方向に貫通してロッド62を挿通可能とし、周縁が一対の押圧面(第1押圧面622、第2押圧面623)に当接する貫通孔633を備えている。利用者による操作ボタン65の押圧操作に応じてロッド62が背面方向に移動することで第2押圧面623で第2押圧受け面636を押圧し、ロックスライダー63を投写方向と直交する面内で移動させて非係合位置P2に位置させることができる。また、第1付勢部材61がロッド62を投写方向に付勢するため、通常状態では、第1付勢部材61の付勢力により、第1押圧面622で第1押圧受け面635を押圧し、ロックスライダー63を投写方向と直交する面内で移動させて係合位置P1に位置させることができる。従って、操作ボタン65の押圧力を投写方向に直交する面内方向の力に変換してロックスライダー63に伝達する構成を簡素な構成であるロッド62で構成でき、ロッド62によりロックスライダー63を係合位置P1および非係合位置P2に容易に移動させることができる。
本実施形態のプロジェクター1において、ロックスライダー63は、斜面6321が形成されていると共に、移動部材52の収納支持部52Aに収納支持された状態でその一部が突起係合部576に突没可能に構成されている。これにより、通常状態で、突起挿通部575に取付用突起部312Aを合わせて投写レンズ3を第1レンズ挿通孔572に挿通し、投写レンズ3を回転させて取付用突起部312Aを突起係合部576に挿通させて移動部材52に取り付ける際、斜面6321が取付用突起部312Aに押圧され、ロックスライダー63が第1付勢部材61の付勢力に抗して非係合位置P2に向けて移動することとなる。そして、投写レンズ3をさらに回転させて取付用突起部312Aの係合用凹部3122をロックスライダー63の先端位置に位置させると、取付用突起部312Aの押圧が解除されて、第1付勢部材61の付勢力によりロックスライダー63が係合位置P1に移動し係合用凹部3122に係合する。そして、係合用凹部3122とロックスライダー63との係合により、投写レンズ3を回転できない状態となり、移動部材52に対して投写レンズ3が取り付けられた状態となる。従って、操作ボタン65を押圧操作してロックスライダー63を非係合位置P2に移動させなくても、投写レンズ3を回転させることで、投写レンズ3を移動部材52に取り付けることができ、利便性の向上がさらに図れる。
また、突起係合部576内で取付用突起部312Aとロックスライダー63とが当接するため、利用者は、投写レンズ3を第1レンズ挿通孔572に挿通する際には手に負荷を感じることがなく、投写レンズ3を回転させて取付用突起部312Aを突起係合部576に挿通する際に取付用突起部312Aと突起係合部576との当接により手に負荷を感じることとなる。このため、投写レンズ3を第1レンズ挿通孔572に挿通する際に手に負荷が感じられる構成と比較して、誤った取付状態で投写レンズ3が放置されることなく、より確実に投写レンズ3を移動部材52に取り付けることができる。
なお、上述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更や改良等を加えて実施することが可能である。変形例を以下に述べる。
前記実施形態のプロジェクター1は、伝達レバー66において、中心軸A1を通る投写方向に直交する面内で、中心軸A1から操作ボタン65が当接するボタン当接部6621の当接部位までの直交距離(距離A)が、ロッド62が当接するロッド当接部6631の当接部位までの直交距離(距離B)より長く設定されている。しかし、これに限られず、距離Aが距離Bと同じに設定されていてもよいし、距離Aが距離Bより短く設定されていてもよい。これにより、押圧力の大きさの設定の自由度が向上する。
前記実施形態のプロジェクター1は、ロッド62と伝達レバー66とが移動部材52に支持されている。しかし、伝達レバー66は移動部材52とは異なる別部材に支持されていてもよい。この場合、各ダイヤル541,551が回転されて移動部材52が、左上、右上、右下、および左下のいずれの位置に位置した状態でも、伝達レバー66のロッド当接部6631と、ロッド62のレバー当接面624との少なくともいずれか一方は、移動部材52の移動方向に沿う長さ寸法が移動部材52の設定された移動可能寸法以上に設定することでよい。これにより、移動部材52の設定された移動可能寸法の範囲内で、ロッド62が移動しても、レバー当接面624がロッド当接部6631から(逆に、ロッド当接部6631がレバー当接面624から)外れることを防止することができる。
前記実施形態のプロジェクター1は、支持装置として、投写レンズ3を左右方向や上下方向に移動させる移動部材52を備えている。しかし、これに限られず、支持装置は、投写レンズ3を移動させずに支持するのみの構成であってもよい。
前記実施形態のプロジェクター1は、R光、G光、B光に対応する3つの液晶パネル451を用いる、いわゆる3板方式を採用している。しかし、これに限られず、単板方式の液晶パネルを採用してもよい。また、コントラストを向上させるための液晶パネルを追加して採用してもよい。
前記実施形態において、光変調装置は、透過型の液晶パネル451を用いているが、反射型の液晶パネル等、反射型の光変調装置を用いることも可能である。また、一般に、入射する光束を画像情報に基づいて変調するものであればよく、例えば、マイクロミラー型の光変調装置等、他の方式の光変調装置を採用することができる。なお、マイクロミラー型の光変調装置としては、例えば、DMD(Digital Micromirror Device)を採用することができる。
1…プロジェクター、2…外装筐体、3…投写レンズ(投写光学装置)、6…レンズ着脱装置(着脱装置)、31…鏡筒、52…移動部材(支持装置)、52A…収納支持部、61…第1付勢部材(付勢部材)、62…ロッド(第1操作伝達部材)、63…ロックスライダー(係合部材)、64…第2付勢部材、65…操作ボタン(操作部材)、66…伝達レバー(第2操作伝達部材)、312A…取付用突起部、571…レンズ挿通孔、574…取付用凹部、575…突起挿通部、576…突起係合部、621…屈曲部、622…第1押圧面、623…第2押圧面、624…レバー当接面(当接面)、632…係合用突部、633…貫通孔、656A…レバー当接面(当接面)、3121…斜面、3122…係合用凹部、6621…ボタン当接部(第2当接部)、6631…ロッド当接部(第1当接部)、A1…中心軸、P1…係合位置、P2…非係合位置、PI…軸ピン(軸部)。
Claims (9)
- 画像光を拡大投写すると共に、外面には内部に向けて窪む係合用凹部が形成される投写光学装置と、
前記投写光学装置を支持する支持装置と、
前記支持装置に対して前記投写光学装置を着脱する着脱装置と、
前記投写光学装置、前記支持装置、および前記着脱装置を収納する外装筐体と、を備え、
前記着脱装置は、
投写方向に直交する面内で前記係合用凹部に係合する係合位置、および前記係合用凹部に係合しない非係合位置の間を移動する係合部材と、
前記係合部材を前記係合位置に向けて付勢する付勢部材と、
前記外装筐体に露出して設けられて押圧操作される操作部材と、
前記投写方向に沿って進退移動する第1操作伝達部材と、
軸部を有して前記操作部材と前記第1操作伝達部材との間に回動可能に設置され、前記操作部材と前記第1操作伝達部材とが前記軸部から離間してそれぞれ逆方向から当接する当接部を有する第2操作伝達部材と、を備え、
前記操作部材が押圧操作された際、前記第2操作伝達部材は、前記操作部材の押圧力を、前記軸部を中心に回転する回転方向の力に変換して前記第1操作伝達部材に伝達し、前記第1操作伝達部材は、前記第2操作伝達部材の前記回転方向の力を前記投写方向に直交する面内方向の力に変換して前記係合部材に伝達し、前記付勢部材の付勢力に抗して前記係合部材を前記非係合位置に移動させることを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1に記載のプロジェクターであって、
前記操作部材の前記押圧操作は、前記投写方向に対して反対方向に押圧され、
前記第2操作伝達部材の前記当接部は、前記第1操作伝達部材と当接する第1当接部と、前記操作部材と当接する第2当接部と、を有して構成され、
前記第1当接部および前記第2当接部は、前記投写方向に直交する面に沿って延出していることを特徴とするプロジェクター。 - 請求項2に記載のプロジェクターであって、
前記軸部の中心軸を通る投写方向に直交する面内において、前記中心軸から前記操作部材が当接する前記第2当接部の当接部位までの直交距離は、前記第1操作伝達部材が当接する前記第1当接部の当接部位までの直交距離よりも長く構成されていることを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
前記支持装置は、前記投写方向に直交する面内で移動して前記投写光学装置の投写位置を調整する移動部材を備えていることを特徴とするプロジェクター。 - 請求項4に記載のプロジェクターであって、
前記移動部材は、前記着脱装置の前記係合部材、前記付勢部材、および前記第1操作伝達部材を支持していることを特徴とするプロジェクター。 - 請求項5に記載のプロジェクターであって、
前記第2操作伝達部材は前記移動部材とは異なる部材に支持され、
前記第1操作伝達部材は、前記投写方向に直交する面に沿って延出し、前記第2操作伝達部材の前記第1当接部に当接する当接面を有し、
前記当接面および前記第1当接部の少なくともいずれか一方は、前記移動部材の移動方向に沿う長さ寸法が前記移動部材の設定された移動可能寸法以上に設定されていることを特徴とするプロジェクター。 - 請求項5に記載のプロジェクターであって、
前記第2操作伝達部材は前記移動部材に支持され、
前記操作部材は、前記投写方向に直交する面に沿って延出し、前記第2操作伝達部材の前記第2当接部に当接する当接面を有し、
前記当接面および前記第2当接部の少なくともいずれか一方は、前記移動部材の移動方向に沿う長さ寸法が前記移動部材の設定された移動可能寸法以上に設定されていることを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
前記第1操作伝達部材は、前記投写方向に沿って延出するロッドで構成され、
前記ロッドは、屈曲部を有するクランク状に形成され、
前記屈曲部の外面には、前記投写方向に直交する面に対して傾斜し、互いに対向する一対の押圧面が形成され、
前記係合部材は、前記投写方向に貫通して前記ロッドを挿通可能とし、周縁が前記一対の押圧面に当接する貫通孔を備えて構成されている
ことを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
前記投写光学装置は、複数のレンズを内部に収納する円筒状の鏡筒を備え、
前記鏡筒の外周には、先端に前記係合用凹部を有する取付用突起部が形成され、
前記支持装置には、前記鏡筒を挿通可能とする円形状の挿通孔が形成され、
前記挿通孔の内周には、前記投写方向に沿って切り欠かれ前記取付用突起部を挿通可能とする突起挿通部と、前記突起挿通部に連設され前記鏡筒の筒状軸を中心とする回転方向に切り欠かれて前記取付用突起部を挿通可能とする突起係合部とが形成され、
前記支持装置は、前記突起係合部に連通し、前記係合部材の一部が前記突起係合部に突没可能に前記係合部材を収納支持する収納支持部を有し、
前記係合部材には、前記回転方向に沿って次第に前記突起挿通部に近接するように傾斜し、前記投写光学装置が前記回転方向に回転され前記取付用突起部が前記突起係合部に挿通される際に前記取付用突起部に当接する斜面が形成されている
ことを特徴とするプロジェクター。
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