JP2014070984A - アナログ電子時計 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザがより容易に所望の位置へ指針を移動させることのできるアナログ電子時計を提供する。
【解決手段】文字盤に対して回転自在に設けられた第1指針と、第1指針の回転動作を制御する駆動制御手段と、ユーザの入力操作を受け付ける操作手段と、を備え、駆動制御手段は、操作手段への所定の開始操作に応じ、第1指針を2以上の所定ステップ数早送りで回転動作させるごとに、この回転動作を所定時間一時停止させる早送り動作を行う間欠早送り手段を備える。
【選択図】図5

Description

この発明は、アナログ電子時計に関する。
複数の指針に文字盤の所定の位置を指し示させることで時刻を表示するアナログ電子時計がある。このアナログ電子時計では、従来、ステッピングモータに駆動パルス電圧を印加してこのステッピングモータのロータを回転させ、歯車の配列である輪列機構によりこのロータの回転を所定のギア比で指針に伝達することで、指針を回転動作させている。
アナログ電子時計では、この駆動パルス電圧の出力間隔を制御することで、各指針を連続的に複数ステップ早送り移動させることができる。このようなアナログ電子時計では、外部から電波受信などにより取得された正確な現在時刻への修正、電力状態に応じた指針動作の制限や解除、及び、ユーザによる押しボタンスイッチの操作に応じた表示モードや動作状態の切り替えなどに応じて、自動的に設定された目標位置まで指針を早送りする動作が行われる。
一方、アラーム報知機能を有するアナログ時計において、従来、一本の目安針を用い、この目安針の位置に対応したアラーム時刻に報知動作を行う目安機構を備えたものがある。特許文献1には、この報知動作の検査の際に、目安針により設定されたアラーム時刻の数秒前まで時刻を表す各指針を早送り移動させ、その後通常の動作速度に落として指針を移動させることで、指針位置と報知動作のタイミングのずれを検査する技術が開示されている。また、特許文献2には、指針を所定の基準位置に早送り移動させる際に、当該基準位置の近傍に目安針を用いた位置検出機構を設定して当該位置まで早送りをさせた後に、正確な位置まで手動で動作させることで、目安針による設定時刻の機械的誤差に対応させる技術が開示されている。
また、近年、アナログ電子時計において、ユーザが押しボタンスイッチやりゅうずの操作により手動でデータ設定などの指針動作を行わせる場合には、ユーザによって押しボタンスイッチやりゅうずに対して所定の操作がなされることで、1ステップずつ指針を移動させたり、再度の所定の操作がなされるまで早送り動作を継続的に行わせたりすることが選択的に可能となっている。
特開2002−323579号公報 特開2004−354349号公報
しかしながら、高速で指針を早送り移動させると、ユーザが所望の位置の近くで指針の早送りを停止させるのが難しくなるという課題がある。即ち、ユーザの所望の位置から大きく離れた位置から1ステップずつ指針を移動させなければならない場合が生じるという課題がある。
この発明の目的は、ユーザがより容易に所望の位置へ指針を移動させることができるアナログ電子時計を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、
文字盤に対して回転自在に設けられた第1指針と、
前記第1指針の回転動作を制御する駆動制御手段と、
ユーザの入力操作を受け付ける操作手段と
を備え、
前記駆動制御手段は、
前記操作手段への所定の開始操作に応じ、前記第1指針を2以上の所定ステップ数早送りで回転動作させるごとに、当該回転動作を所定時間一時停止させる早送り動作を行う間欠早送り手段を備える
ことを特徴とするアナログ電子時計である。
本発明に従うと、アナログ電子時計において、ユーザがより容易に所望の位置へ指針を移動させることができるという効果がある。
本発明の第1実施形態のアナログ電子時計の内部構成を示すブロック図である。 指針を1ステップ移動させる運針処理の制御手順を示すフローチャートである。 本実施形態のアナログ電子時計における指針の手動移動動作の動作手順を説明する図である。 指針の手動移動動作に係る運針設定処理の制御手順を示すフローチャートである。 操作設定処理で起動される早送り駆動制御処理の制御手順を示すフローチャートである。 第2実施形態のアナログ電子時計の内部構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態のアナログ電子時計100の内部構成を示すブロック図である。
本実施形態のアナログ電子時計100は、特には限られないが、例えば、腕時計型のものである。このアナログ電子時計100は、時計の文字盤上を各々所定の角度ステップで回転する秒針12(第1指針)、分針13(第2指針)、及び、時針14と、文字盤の下を回転する日車15と(以降まとめて時刻指針12〜15とも記す)、輪列機構22〜25と、ステッピングモータ32、34と、駆動回路40と、CPU41(Central Processing Unit)(駆動制御手段、間欠早送り手段、連続早送り手段、早送り種別切替手段、ステップ数設定手段)と、ROM42(Read Only Memory)と、RAM43(Random Access Memory)と、発振回路44と、分周回路45と、計時回路46と、ピエゾ素子48及びドライバ47と、操作部49(操作手段)と、電源部50などを備えている。
秒針12は、ステッピングモータ32の回転が輪列機構22を介して伝達されて回転動作する。また、分針13は、輪列機構22における所定の歯車の回転を所定のギア比で更に伝達する輪列機構23を介して伝達された回転により回転動作する。即ち、このアナログ電子時計100では、秒針12と分針13が連動してステッピングモータ32の回転駆動に応じて回転動作する。一方、時針14は、ステッピングモータ34の回転が輪列機構24を介して伝達されて回転動作する。また、日車15は、輪列機構24における所定の歯車の回転が所定の間隔で周期的に伝達される輪列機構25を介して間欠的に所定角度ずつ回転動作する。即ち、このアナログ電子時計100では、時針14と日車15がステッピングモータ34の回転駆動に応じて回転動作する。
秒針12は、輪列機構22により6度ステップで回転移動する。通常の時刻表示状態では、秒針12は、1秒ごとに1ステップ回転移動することで、60秒で一周し、時刻の秒桁の値を表示する。また、本実施形態のアナログ電子時計100では、分針13は、秒針12が10ステップ(単位ステップ数)、即ち、60度移動するごとに1回、輪列機構22及び23により1度ステップで回転移動する。通常の時刻表示状態では、分針13は、10秒ごとに1ステップ回転移動することで、3600秒(1時間)で一周し、時刻の分桁の値を表示する。また、秒針12及び分針13を早送り移動させる場合には、例えば、秒針12を正転方向又は逆転方向にそれぞれ64pps(Pulse per second)で早送り移動させることが可能であり、分針13は、秒針12が10ステップ移動するごとに1ステップの割合で移動する。
時針14は、輪列機構24により1度ステップで回転移動する。通常の時刻表示状態では、時針14は、2分ごとに1ステップ回転移動することで、720分(12時間)で一周し、時刻の時桁の値を表示する。また、本実施形態のアナログ電子時計100では、日車15は、時針14が2周する間、即ち、24時間に1回所定の期間(例えば、22時から2時の間)にのみ時針14の回転動作に連動して回転する。円環状の日車15の表面には、日付を示す1〜31の標識が設けられており、何れかの標識が選択的に文字盤における所定の位置から露出表示されることで、現在の日付を表示する。上記所定の期間における日車15の回転動作が1回行われるごとに、露出表示される日付の標識が1日分変化する角度だけ日車15が回転移動する。また、時針14と日車15を早送り移動させる場合、アナログ電子時計100が現在時刻やアラーム設定時刻、タイマー時刻といった時間についての表示を行っているときには、CPU41により、時針14の移動を分針13及び秒針12の早送り移動に連動して移動させるように制御される。即ち、この早送り制御では、分針13が12ステップ移動するごとに時針14が1ステップ移動するようにCPU41からステッピングモータ32、34に対して駆動制御信号が出力される。
駆動回路40は、CPU41から入力される駆動制御信号に基づいて、ステッピングモータ32、34にロータの回転駆動に係る電圧パルス信号を出力する。このアナログ電子時計100では、駆動回路40による電圧パルス信号の出力は、複数の指針に対して同時に行われないように適宜調節される。
CPU41は、各種演算処理を行い、アナログ電子時計100の全体動作を統括制御する。CPU41は、ROM42から読み出された制御プログラムを実行することで、アナログ電子時計100の各部に時刻表示機能をはじめとする種々の機能に係る動作を行わせる。
ROM42は、アナログ電子時計100が実行する各種機能に係る制御プログラムや初期設定データを記憶する。本実施形態のアナログ電子時計100では、この制御プログラムにより、時刻表示機能に係る動作制御のほか、例えば、アラーム報知機能に係る動作、ストップウォッチ機能に係る表示動作、及び、タイマー機能に係る表示及び動作の制御を行うことが可能となっている。
このROM42の一部又は全部は、フラッシュメモリなどのデータ書き換えが可能な不揮発性メモリであってもよい。
RAM43は、CPU41に作業用のメモリ空間を提供し、一時データを記憶する揮発性メモリである。このRAM43には、時刻指針12〜15の設定位置を示す設定位置データと、実際の時刻指針12〜15の位置を示す指針位置データとが記憶されている。また、RAM43には、ユーザの手動操作により指針を早送り移動させる場合には、早送り状態を示すフラグが記憶される。
発振回路44は、所定の周波数の信号を生成して出力する回路であり、例えば、水晶発振回路である。分周回路45は、発振回路44から出力された所定の周波数の信号をCPU41や計時回路46が利用する予め設定された周波数の信号に分周して出力する。この出力信号に係る周波数設定は、CPU41からの入力命令により変更可能である。計時回路46は、分周回路45から入力された周波数信号の入力回数を計数し、初期設定時刻データに加算していくことで現在時刻を計数する。
ピエゾ素子48は、CPU41から入力される制御信号に基づいてドライバ47から出力される電圧信号により動作してブザー音を発生する。このブザー音は、例えば、アラーム設定時刻やタイマー機能における設定時間経過を報知する場合に用いられる。
操作部49は、押しボタンスイッチやりゅうずといったユーザインタフェイスを備え、押しボタンスイッチの押下や、りゅうずの引き出し動作、押し戻し動作、正転方向又は逆転方向への所定角度の回転動作といった入力操作を検出して電気信号に変換し、入力信号としてCPU41に出力する。これらの押しボタンスイッチやりゅうずは、特には限られないが、腕時計における表示面に対して側面部分に設けられている。
電源部50は、CPU41やアナログ電子時計100の各部に電力を供給する。この電源部50としては、軽量、且つ、長時間継続的に電力供給が可能な構成が用いられる。例えば、この電源部50としては、ソーラ電池と二次電池とが組み合わせて用いられる。また、ボタン型乾電池を用いたり、ボタン型乾電池とソーラ電池とを併用したりしてもよい。
次に、本実施形態のアナログ電子時計100における運針動作について説明する。
本実施形態のアナログ電子時計100では、時間の経過に伴う指針(以下、この指針として秒針12の時刻表示状態における動作について示すが、分針13は、秒針12の回転移動に連動して自動的に回転し、また、時針14及び日車15は、分針13の回転に連動して回転するように制御される)の1ステップ分の自動移動動作、機能モードの切り替えなどにより予め定められた初期位置へ自動的に指針を移動させる自動早送り動作、操作部49へのユーザの入力操作に基づく指針位置の1ステップ分の手動移動動作、及び、連続的な手動早送り動作が可能となっている。
このアナログ電子時計100では、1ステップ分の自動移動動作、及び、手動移動動作は、CPU41がRAM43に記憶された設定位置データを更新することで行われる。この更新は、定期的に実行される運針処理において設定位置データと指針位置データとの差異として検出され、差異が検出されると、時刻指針12〜15を設定位置に合うように移動させる運針処理が行われる。
図2は、運針処理のCPU41による制御手順を示すフローチャートである。
運針処理が開始されると、CPU41は、RAM43に記憶された設定位置データと指針位置データとが異なるか否かを判別する(ステップS101)。異ならない(等しい)と判別された場合には(ステップS101で“NO”)、CPU41は、そのまま運針処理を終了する。一方、異なると検出された場合には(ステップS101で“YES”)、CPU41は、内部動作上運針を許可するフラグである運針開始フラグがセットされているか否かを判別する(ステップS102)。運針開始フラグがセットされてないと判別された場合には(ステップS102で“NO”)、CPU41は、そのまま運針処理を終了する。運針開始フラグがセットされていると判別された場合には(ステップS102で“YES”)、CPU41は、設定位置データに係る指針位置まで指針を移動させる駆動制御信号を駆動回路40に出力する(ステップS103)。そして、CPU41は、指針位置データを更新した後、運針処理を終了する。
一方、連続的な自動早送り動作又は手動早送り動作が行われる場合には、まとめて早送り動作に係る処理が呼び出されて優先的に指針の早送り動作がなされる。このとき、自動早送り動作では、予め設定された早送り速度(64pps)で指針が移動目標位置まで継続的に早送り移動される。これに対し、本実施形態のアナログ電子時計100では、手動早送り動作が実行された場合に、早送りの停止動作が入力されるまで継続的に予め設定された早送り速度(64pps)で指針を早送りさせる連続早送りモードと、所定ステップ数早送りが行われるごとに所定時間一時停止状態が挿入される間欠早送りモードの二種類の何れかが実施可能となっている。本実施形態のアナログ電子時計100では、間欠早送りモードにおいて、例えば、秒針1周分60ステップ、即ち、1分の早送りが行われるごとに、0.5秒間ずつ一時停止が挿入される。
なお、この間欠早送りモードにおける一回当たりの早送りステップ数は、ユーザ個々の利便性や指針の1ステップ当たりの移動角度などに基づき、操作部49への入力操作などによって可変に設定されてもよい。同様に、一時停止時間の長さも、操作部49への入力操作などによって可変に設定されても良い。
ここで、手動による指針の移動動作の切り替え制御について説明する。
手動移動動作及び手動早送り動作は、例えば、アラーム動作の設定モードやタイマー機能モードにおいて、アラーム時刻やタイマー時間を設定する場合に用いられる。
図3は、本実施形態のアナログ電子時計100における手動での指針移動動作の切り替えについて説明する図である。この図において、時間軸(横軸)に対して垂直に設けられた実線がユーザによるりゅうずの回転操作を表す。
このアナログ電子時計100では、りゅうずを引き出す操作により指針位置の移動可能状態に移行する(p)。この移動可能状態においてりゅうずが回転動作されることで、移動対象の指針について1ステップずつ手動移動動作が行われる((q)〜(r))。次いで、所定時間(例えば、0.5秒)内に所定回数(例えば、3回)のりゅうず回転動作(所定の開始操作)が検出されると、間欠早送りモードに移行する(r)。更に、この状態で所定時間内に所定回数のりゅうず回転動作が検出されると、連続早送りモードに移行する(s)。間欠早送りモード、又は、連続早送りモードにおいて、早送り回転方向に応じたりゅうずの回転方向とは反対向きにりゅうずの回転動作がなされると、手動早送り動作が終了する(t)。その後、再度、指針を移動させることが可能であり((t)〜(u))、最後に、りゅうずが押し込まれることで、移動可能状態が解除される(u)。
図4は、りゅうずが引き出されたことで開始される運針設定処理のCPU41による制御手順を示すフローチャートである。
運針設定処理が開始されると、CPU41は、先ず、りゅうずの回転動作が検出されたか否かを判別する(ステップS111)。りゅうずの回転動作が検出されていないと判別された場合には(ステップS111で“NO”)、CPU41の処理は、ステップS124に移行する。りゅうずの回転動作が検出されたと判別された場合には(ステップS111で“YES”)、次に、CPU41は、検出されたりゅうずの回転動作が、その検出前所定時間(0.5秒)以内における所定回目(3回目)の回転動作の検出であるか否かを判別する(ステップS112)。
所定回目の回転動作の検出であると判別された場合には(ステップS112で“YES”)、CPU41は、間欠早送りモードを示す一時停止フラグがセットされているか否かを判別する(ステップS113)。一時停止フラグがセットされていないと判別された場合には(ステップS113で“NO”)、CPU41は、続いて、連続早送りモードを示す連続早送りフラグがセットされているか否かを判別する(ステップS114)。連続早送りフラグがセットされていないと判別された場合には(ステップS114で“NO”)、指針の早送りがなされていない状態であり、CPU41は、一時停止フラグをセットした後(ステップS115)、後述する早送り駆動制御処理を起動する(ステップS116)。それから、CPU41の処理は、ステップS124に移行する。連続早送りフラグがセットされていると判別された場合には(ステップS114で“YES”)、既に早送り駆動制御処理が起動され、連続早送りモードとなっているので、CPU41の処理は、そのままステップS124に移行する。
ステップS113の判別処理で、一時停止フラグがセットされていると判別された場合には(ステップS113で“YES”)、既に早送り駆動制御処理が起動され、間欠早送りモードとなっているので、CPU41は、一時停止フラグをリセットし、また、連続早送りフラグをセットすることで連続早送りモードに移行させる(ステップS117)。それから、CPU41の処理は、ステップS124に移行する。
一方、ステップS112の判別処理で、連続した所定回目の回転動作の検出ではないと判別された場合には(ステップS112で“NO”)、次いで、CPU41は、現在早送り動作中であるか否かを判別する(ステップS118)。早送り動作中、即ち、間欠早送りモード、又は、連続早送りモードにあると判別された場合には(ステップS118で“YES”)、CPU41は、検出されたりゅうず操作が早送り停止操作であるか否かを判別する(ステップS119)。具体的には、CPU41は、早送りの方向に対応するりゅうずの回転方向とは反対向きにりゅうずの回転操作がなされたのか否かを判別する。早送り停止操作であると判別された場合には(ステップS119で“YES”)、CPU41は、起動中の早送り駆動制御処理を終了させる(ステップS120)。また、CPU41は、一時停止フラグ及び連続早送りフラグをリセットする(ステップS121)。それから、CPU41の処理は、ステップS124に移行する。早送り停止操作ではないと判別された場合には(ステップS119で“NO”)、CPU41の処理は、そのままステップS124に移行する。
ステップS118の判別処理で、現在、早送り動作中ではないと判別された場合には(ステップS118で“NO”)、CPU41は、RAM43が記憶している指針(秒針12)の設定位置データをりゅうずの回転方向に従って正転方向又は逆転方向の何れかに1ステップ移動させ(ステップS122)、また、運針開始フラグをセットする(ステップS123)。それから、CPU41の処理は、ステップS124に移行する。
ステップS111、S114、S116、S117、S119、S121、S123の処理からステップS124の処理に移行すると、CPU41は、運針設定終了操作が検出されたか否かを判別する。即ち、CPU41は、りゅうずの押し戻し動作が検出されたか否かを判別し、検出されていないと判別された場合には(ステップS124で“NO”)、CPU41の処理は、ステップS111に戻る。運針設定終了操作が検出されたと判別された場合には(ステップS124で“YES”)、CPU41は、運針設定処理を終了する。
図5は、運針設定処理で起動される早送り駆動制御処理のCPU41による制御手順を示すフローチャートである。
この早送り駆動制御処理は、上記の運針設定処理におけるステップS116の処理で起動されると、ステップS120の処理で終了動作がなされるか、又は、例えば、りゅうずが押し戻されて強制終了されるなどによる外部からの終了動作が行われるまで、上記運針設定処理と並行して継続的に実行される。
早送り駆動制御処理が起動されると、CPU41は、先ず、駆動回路40に駆動制御信号を出力して指針を1ステップ運針させる(ステップS131)。次に、CPU41は、一時停止フラグがセットされているか否かを判別する(ステップS132)。一時停止フラグがセットされていないと判別された場合には(ステップS132で“NO”)、CPU41の処理は、ステップS131に戻り、所定駆動速度(間隔)で次の駆動制御信号を出力する。
一時停止フラグがセットされていると判別された場合には(ステップS132で“YES”)、次に、CPU41は、前回の指針早送りの一時停止以降、予め設定された所定ステップ数(例えば、60ステップ)指針を運針させたか否かを判別する(ステップS133)。所定ステップ数運針させていないと判別された場合には(ステップS133で“NO”)、CPU41の処理は、ステップS131に戻り、所定駆動速度(間隔)で次の駆動制御信号を出力する。
所定ステップ数運針させたと判別された場合には(ステップS133で“YES”)、CPU41は、次いで、今回の一時停止の開始から所定時間(例えば、0.5秒)が経過したか否かを判別する(ステップS134)。ここで、一時停止がまだ開始されていない場合には、CPU41は、経過時間の計数を開始する。そして、所定時間が経過したと判別された場合には(ステップS134で“YES”)、CPU41の処理は、ステップS131に戻り、再び所定駆動速度(間隔)で次の駆動制御信号を出力する。一方、所定時間が経過していないと判別された場合には(ステップS134で“NO”)、CPU41の処理は、ステップS132に戻る。即ち、CPU41は、この間、駆動回路40に駆動制御信号を出力しない。
ここで、上記のように、この早送り駆動制御処理は、運針設定処理と並行で実行されるので、運針設定処理で一時停止フラグの設定が変更された場合には、早送り駆動制御処理におけるステップS132の判別処理の結果も即座に変更されて、指針の早送り動作が間欠早送りモードから連続早送りモードに移行する。
以上のように、第1実施形態のアナログ電子時計100は、文字盤に対して回転自在に設けられた秒針12と、秒針12の回転動作を制御するCPU41と、りゅうずを含む操作部49とを備え、CPU41は、りゅうずの回転操作に基づき、秒針12を所定ステップ数早送り移動させるごとに所定時間一時停止させる間欠早送りモードによる早送り駆動制御を行うので、ユーザがタイミングよく早送りを終了させられずに秒針12が所望の位置から大きくずれた位置で早送りを停止せざるを得ない状況の発生を低減させることができる。
また、ユーザが秒針12を複数ステップ移動させようとする場合などに、りゅうずを意図せず連続回転させてしまい、遥か先の位置まで秒針12が移動してしまったりする可能性を低減させることができる。また、もし誤って早送りを行ってしまった場合でも、同様に逆回転で間欠早送りモードによる早送り移動をさせることで元の位置に戻し易いので、更に指針位置の修正が容易になる。
また、間欠的な早送りは、CPU41により自動的に繰り返され、ユーザが所定ステップ数の早送りを繰り返し行う必要がないので、ユーザによる早送り開始に係る操作の手間を増やさない。
また、CPU41は、りゅうずの回転操作に基づき、早送り駆動制御において秒針12を一時停止が行われない連続早送りモードで早送り移動させることが出来、また、ユーザによる操作により間欠早送りモード、又は、連続早送りモードの何れかによる早送り移動を選択的に実行させることができる。従って、間欠早送りモードで早送りさせるには大きなステップ数を移動させる場合には、先ず、所望の位置の近くまで指針を連続して移動させることができるので、秒針12の移動時間を短縮することができる。
また、秒針12の手動移動時には、1ステップずつの早送りから、先ず、間欠早送りモードに移行させた後、更に、連続早送りモードに移行させていく構成となっているので、上記のように、意図しない早送りへの移行に対応しつつ、必要に応じて速やかに連続早送りモードに移行させることができる。
また、特に、分針13が輪列機構22、23により秒針12と連動して回転動作する場合に、分針13を移動させるために秒針12を多数回早送りで回転させる必要が生じても容易に分針13及び秒針12を目標位置に到達させることができる。
また、分針13の動作間隔に対応したステップ数ごとに間欠的に指針の早送りを行うことで、ユーザは、残りどの程度間欠的な早送りが行われれば良いかを容易に判断して適切なタイミングで早送りを終了させることができる。
また、特に、表示時刻や時間が秒針12の一回転分、即ち、1分変更されるごとに間欠的に早送り動作が行われるので、ユーザは、更に容易に間欠的な早送りの行われる回数を判断して適切な位置で秒針12及び分針13を停止させることができる。
また、ユーザのりゅうず操作の癖や1ステップごとの指針移動を行ってもよいと感じるステップ数の違いなどに応じて間欠早送りモードにおける所定ステップ数を可変に設定することができるので、ユーザがより容易に所望の位置へ指針の早送り移動を行うことができる。
[第2実施形態]
図6は、第2実施形態のアナログ電子時計100aの内部構成を示すブロック図である。
この第2実施形態のアナログ電子時計100aは、ステッピングモータ32が輪列機構22を介して秒針12のみを回転動作させ、新たに追加されたステッピングモータ33により、分針13が輪列機構23を介して独立に回転動作される点を除き、第1実施形態のアナログ電子時計100の構成と同一である。同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
第2実施形態のアナログ電子時計100aにおける指針(秒針12)の手動移動動作の制御手順は、図2〜図5に示した内容と同一であり、説明を省略する。
ここで、独立に秒針12及び分針13の回転動作が可能な場合には、時刻表示や時間表示における分針13の動作タイミングは、秒針12の回転動作回数(位置情報)に基づいて制御される。従って、時刻表示や時間表示を早送りさせる場合にも、同様に、CPU41は、秒針12の回転動作回数に応じて分針13を回転動作させるための駆動制御信号を駆動回路40に出力する処理を行えばよい。
一方、単独の指針(秒針12)について、独立に間欠早送り動作及び連続早送り動作を行わせても良い。例えば、アナログ電子時計100aが世界の各都市の時刻表示を行うことが可能であって、秒針12の指し示す位置によって時刻を表示する都市の設定を行う場合、秒針12のみを一又は複数の都市分の変更に相当するステップ数(例えば、5ステップ)ずつ間欠的に早送り移動させる動作設定とすることが出来る。
このように、第2実施形態のアナログ電子時計100aによれば、秒針12と分針13とが異なるステッピングモータ32、33によって駆動される場合であっても、同様に間欠早送りモードでの秒針12の早送りを可能とすることで、より容易に秒針12の早送りを所望の位置近くで終了させることができる。
また、時刻や時間の表示に適合させ、連動して回転移動のタイミングが制御され、且つ、分針13の動作間隔に対応したステップ数ごとに間欠早送りを行うことで、ユーザは、残りどの程度間欠的な早送りを行えば良いかを容易に判断することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では、間欠早送りモードと連続早送りモードとが設けられたが、手動早送りの際には、間欠早送りモードのみとしても良い。
また、上記実施の形態では、一度間欠早送りモードから連続早送りモードに移行すると、早送り停止動作以外の動作が受け付けられない処理の例について説明したが、連続早送りモードから再度間欠早送りモードに戻すことが可能な処理であっても良い。
また、上記実施の形態では、りゅうずの回転動作により指針の移動を行わせることとしたが、その他の操作インタフェイス、例えば、押しボタンスイッチの押下によって指針の移動を行わせても良いし、1ステップ移動の場合、早送り移動の場合、或いは、指針の移動方向の違いなどにより異なる押しボタンスイッチを用いたり、押しボタンスイッチとりゅうずとを併用したりすることとしても良い。
また、上記実施の形態では、秒針12と分針13とが連動して回転する構成を例に挙げて説明したが、これに限られず、例えば、分針13と時針14とが連動して回転する構成でも良い。また、上記実施の形態では、独立に秒針12及び分針13の回転動作が可能な場合を挙げたが、独立に時針14及び日車15の回転動作が可能な構成としても良い。例えば、時針14について、独立に間欠早送り動作及び連続早送り動作を行わせ、間欠早送り動作では、60分(30ステップ)早送り移動させるごとに一時停止を挿入する動作設定としても良い。
また、上記実施の形態では、間欠早送りモードにおいて秒針12の一周に合わせて60ステップ早送りさせるごとに一時停止を挿入したが、この所定のステップ数の設定方法としては、この基準に限られない。例えば、分針13が1ステップ移動するのにあわせ、秒針12を10ステップ早送りさせるごとに一時停止を挿入しても良いし、分針13の動作とあわせずに、ユーザの好みで15ステップごとに一時停止を挿入しても良い。
また、上記実施の形態では、腕時計型のアナログ電子時計として説明したが、懐中時計や置時計に本発明を適用しても良い。
その他、上記実施の形態で示した具体的な構成、配置、動作制御などの細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
<請求項1>
文字盤に対して回転自在に設けられた第1指針と、
前記第1指針の回転動作を制御する駆動制御手段と、
ユーザの入力操作を受け付ける操作手段と
を備え、
前記駆動制御手段は、
前記操作手段への所定の開始操作に応じ、前記第1指針を2以上の所定ステップ数早送りで回転動作させるごとに、当該回転動作を所定時間一時停止させる早送り動作を行う間欠早送り手段を備える
ことを特徴とするアナログ電子時計。
<請求項2>
前記駆動制御手段は、
前記操作手段への所定の開始操作に応じ、前記第1指針を前記一時停止させずに連続的に早送りで回転動作させる早送り動作を行う連続早送り手段と、
前記操作手段への入力操作に応じ、前記間欠早送り手段による早送り動作と、前記連続早送り手段による早送り動作との間で切り替える早送り種別切替手段と
を備えることを特徴とする請求項1記載のアナログ電子時計。
<請求項3>
前記駆動制御手段は、
前記第1指針を前記一時停止させずに連続的に早送りで回転動作させる早送り動作を行う連続早送り手段を備え、
前記早送り動作がなされていないときに所定の開始操作が検出された場合には、前記間欠早送り手段による早送り動作を開始させ、
前記間欠早送り手段による早送り動作中に前記所定の開始操作が検出された場合には、前記連続早送り手段による早送り動作に移行させる
ことを特徴とする請求項1記載のアナログ電子時計。
<請求項4>
前記第1指針が所定の単位ステップ数回転動作されるごとに1ステップ回転動作するように輪列機構を介して設けられた第2指針を備え、
前記所定ステップ数は、前記単位ステップ数の整数倍に設定される
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のアナログ電子時計。
<請求項5>
前記文字盤に対して回転自在に配置された第2指針を備え、
前記駆動制御手段は、前記第1指針を所定の単位ステップ数回転動作させるごとに前記第2指針を1ステップ回転動作させ、
前記所定ステップ数は、前記単位ステップ数の整数倍に設定される
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のアナログ電子時計。
<請求項6>
前記所定ステップ数は、前記第1指針が前記文字盤に対して一周するのに要するステップ数に設定されることを特徴とする請求項4又は5記載のアナログ電子時計。
<請求項7>
前記操作手段への入力操作に基づいて、前記間欠早送り手段により前記第1指針を早送りさせる場合の前記所定ステップ数を設定するステップ数設定手段を備えることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載のアナログ電子時計。
12 秒針
13 分針
14 時針
15 日車
22 輪列機構
23 輪列機構
24 輪列機構
25 輪列機構
32 ステッピングモータ
33 ステッピングモータ
34 ステッピングモータ
40 駆動回路
41 CPU
42 ROM
43 RAM
44 発振回路
45 分周回路
46 計時回路
47 ドライバ
48 ピエゾ素子
49 操作部
50 電源部
100 アナログ電子時計
100a アナログ電子時計
本発明は、上記目的を達成するため、
文字盤に対して回転自在に設けられた第1指針と、
前記第1指針の回転動作を制御する駆動制御手段と、
ユーザの入力操作を受け付ける操作手段と
を備え、
前記駆動制御手段は、
前記操作手段への所定の開始操作に応じ、前記第1指針を2以上の所定ステップ数早送りで回転動作させるごとに、当該回転動作を所定時間一時停止させる早送り動作を行う間欠早送り手段と、
前記操作手段への所定の開始操作に応じ、前記第1指針を前記一時停止させずに連続的に早送りで回転動作させる早送り動作を行う連続早送り手段と、
前記操作手段への入力操作に応じ、前記間欠早送り手段による早送り動作と、前記連続早送り手段による早送り動作との間で切り替える早送り種別切替手段と
を備えることを特徴とするアナログ電子時計である。
本発明は、上記目的を達成するため、
文字盤に対して回転自在に設けられた第1指針と、
前記第1指針の回転動作を制御する駆動制御手段と、
ユーザの入力操作を受け付ける操作手段と
を備え、
前記駆動制御手段は、
前記操作手段への所定の開始操作に応じ、前記第1指針を2以上の所定ステップ数早送りで回転動作させるごとに、当該回転動作を所定時間一時停止させる早送り動作を行う間欠早送り手段と、
前記第1指針を前記一時停止させずに連続的に早送りで回転動作させる早送り動作を行う連続早送り手段と、を備え、
前記早送り動作がなされていないときに所定の開始操作が検出された場合には、前記間欠早送り手段による早送り動作を開始させ、
前記間欠早送り手段による早送り動作中に前記所定の開始操作が検出された場合には、前記連続早送り手段による早送り動作に移行させる
ことを特徴とするアナログ電子時計である。

Claims (7)

  1. 文字盤に対して回転自在に設けられた第1指針と、
    前記第1指針の回転動作を制御する駆動制御手段と、
    ユーザの入力操作を受け付ける操作手段と
    を備え、
    前記駆動制御手段は、
    前記操作手段への所定の開始操作に応じ、前記第1指針を2以上の所定ステップ数早送りで回転動作させるごとに、当該回転動作を所定時間一時停止させる早送り動作を行う間欠早送り手段を備える
    ことを特徴とするアナログ電子時計。
  2. 前記駆動制御手段は、
    前記操作手段への所定の開始操作に応じ、前記第1指針を前記一時停止させずに連続的に早送りで回転動作させる早送り動作を行う連続早送り手段と、
    前記操作手段への入力操作に応じ、前記間欠早送り手段による早送り動作と、前記連続早送り手段による早送り動作との間で切り替える早送り種別切替手段と
    を備えることを特徴とする請求項1記載のアナログ電子時計。
  3. 前記駆動制御手段は、
    前記第1指針を前記一時停止させずに連続的に早送りで回転動作させる早送り動作を行う連続早送り手段を備え、
    前記早送り動作がなされていないときに所定の開始操作が検出された場合には、前記間欠早送り手段による早送り動作を開始させ、
    前記間欠早送り手段による早送り動作中に前記所定の開始操作が検出された場合には、前記連続早送り手段による早送り動作に移行させる
    ことを特徴とする請求項1記載のアナログ電子時計。
  4. 前記第1指針が所定の単位ステップ数回転動作されるごとに1ステップ回転動作するように輪列機構を介して設けられた第2指針を備え、
    前記所定ステップ数は、前記単位ステップ数の整数倍に設定される
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のアナログ電子時計。
  5. 前記文字盤に対して回転自在に配置された第2指針を備え、
    前記駆動制御手段は、前記第1指針を所定の単位ステップ数回転動作させるごとに前記第2指針を1ステップ回転動作させ、
    前記所定ステップ数は、前記単位ステップ数の整数倍に設定される
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のアナログ電子時計。
  6. 前記所定ステップ数は、前記第1指針が前記文字盤に対して一周するのに要するステップ数に設定されることを特徴とする請求項4又は5記載のアナログ電子時計。
  7. 前記操作手段への入力操作に基づいて、前記間欠早送り手段により前記第1指針を早送りさせる場合の前記所定ステップ数を設定するステップ数設定手段を備えることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載のアナログ電子時計。
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