JP2014070647A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 原動機に連結される入力部材と、変速装置の入力軸に連結される出力部材と、前記入力部材に連結されるポンプインペラおよび該ポンプインペラと共に回転可能であって前記出力部材に直接または間接的に連結されるタービンランナを含む流体伝動装置と、油圧によりロックアップピストンを移動させて前記ポンプインペラと前記タービンランナとを機械的に連結するロックアップおよび該ロックアップの解除を選択的に実行する油圧式ロックアップクラッチと、第１弾性体、第２弾性体、および前記第１弾性体を介して前記入力部材に連結される第１中間部材と前記第２弾性体を介して前記出力部材に連結される第２中間部材とを含む中間部材を有するダンパ機構と、前記中間部材に連結される遠心振子式吸振装置とを備える発進装置であって、
   前記油圧式ロックアップクラッチは、前記ロックアップの実行に際して前記第１中間部材と前記第２中間部材とを連結すると共に、前記ロックアップの解除に際して前記第１中間部材と前記第２中間部材との連結を解除することを特徴とする発進装置。
2. 請求項１に記載の発進装置において、
   前記タービンランナは、前記出力部材に連結されることを特徴とする発進装置。
3. 請求項１に記載の発進装置において、
   前記タービンランナは、前記ダンパ機構の前記中間部材に連結されることを特徴とする発進装置。
4. 請求項１から３の何れか一項に記載の発進装置において、
   前記出力部材または前記ダンパ機構の前記中間部材には、質量体および該質量体に連結される第３弾性体を含むダイナミックダンパが連結されることを特徴とする発進装置。
5. 請求項１から４の何れか一項に記載の発進装置において、
   前記第１弾性体と前記第２弾性体とは、前記発進装置の径方向に離間して配置され、
   前記油圧式ロックアップクラッチの摩擦係合部は、前記第１弾性体と前記第２弾性体との間に配置されることを特徴とする発進装置。
6. 請求項５に記載の発進装置において、
   前記ロックアップピストンには、環状凹部が形成されており、
   前記油圧式ロックアップクラッチは、前記ロックアップピストンと共に係合側油室を画成する油室画成部材を含み、
   前記油室画成部材の外周部は、前記環状凹部内に突出するように形成されることを特徴とする発進装置。
7. 請求項６に記載の発進装置において、
   前記入力部材の内径部には、前記原動機側に窪む凹部が形成され、
   前記油圧式ロックアップクラッチの一部は、前記凹部内に配置されることを特徴とする発進装置。
8. 請求項６または７に記載の発進装置において、
   前記第１弾性体は、前記油圧式ロックアップクラッチよりも外周側に配置され、
   前記第１中間部材は、前記入力部材の内面に沿って前記径方向に延在するように形成されることを特徴とする発進装置。
9. 請求項６から８の何れか一項に記載の発進装置において、
   前記油圧式ロックアップクラッチは、多板クラッチとして構成されることを特徴とする発進装置。
10. 請求項６から９の何れか一項に記載の発進装置において、
    前記油室画成部材は、前記出力部材に固定され、
    前記出力部材には、前記径方向に延在すると共に前記係合側油室と連通する油路が形成されていることを特徴とする発進装置。