JP2014070347A - 開閉装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】面方向へスライドして開閉動作する可撓性シート状の開閉体10と、開閉体10の横幅方向の両端側にそれぞれ開閉方向へわたって設けられるとともに開閉体10よりも開閉体厚さ方向の寸法が大きい係脱部材15と、開閉体10及び係脱部材15の開放方向側に設けられた環状係合部32d及び巻取体31とを備え、係脱部材15を環状係合部32dに掛けて導くとともに、開閉体10及び環状係合部32dを巻取体31によって巻き取ったり繰り出したりするようにした開閉装置において、前記開閉体10の横幅方向の中央寄りに、開閉体10の厚みを部分的に増加する可撓性厚肉部材を設け、開閉体10、環状係合部32d及び可撓性厚肉部材が巻取体31に巻き取られるようにした。
【選択図】図2
Description
そこで、前記環状係合部に対し略水平方向へ間隔を置いて巻取体を設け、この巻取体に、前記開閉体及び前記係脱部材を巻くようにした構成が提案される。
しかしながら、このような構成にした場合には、前記係脱部材の開閉体厚さ方向の寸法が前記開閉体の厚みよりも大きいために、前記開閉体及び両係脱部材を前記巻取体に巻いた際に、両係脱部材の間において、前記開閉体が自重によって垂れ下がるように弛み、巻取体に巻かれた開閉体が、前記弛みにより偏心した巻太りを生じたり、収納部等に接触したり等するおそれがある。
この構成によれば、開閉体及び両係脱部材を巻取体に巻いた際、両係脱部材の間において、開閉体が自重によって垂れ下がるように弛むのを、可撓性厚肉部材の介在により防ぐことができ、ひいては、巻取体に巻かれた開閉体が、前記弛みにより偏心した巻太りを生じたり、収納部等に接触したりするのを防ぐことができる。さらには、収納部等の上下寸法を小さくすることが可能になる。
この構成によれば、可撓性厚肉部材及び汚れ防止カバーが巻取体に巻かれる際に、巻取体外周面に沿う可撓性厚肉部材の屈曲が汚れ防止カバーによって抑制されてしまうのを防ぐことができ、ひいては、巻取体による開閉体及び可撓性厚肉部材の巻取りをスムーズに行うことができる。
この構成によれば、可撓性厚肉部材及び汚れ防止カバーが巻取体に巻かれる際に、巻取体外周面に沿う可撓性厚肉部材の屈曲が汚れ防止カバーによって抑制されてしまうのをより効果的に防ぐことができる。
この構成によれば、可撓性厚肉部材と開閉体との止着強度を向上することができ、可撓性厚肉部材が開閉体の面から容易に剥がれてしまうようなことを防ぐことができる。
この構成によれば、可撓性厚肉部材が収納部の挿通部分(まぐさ部分)に引っ掛かったり、可撓性厚肉部材が収納部外に露出して開閉体の意匠上の体裁を損ねたりするようなことを防ぐことができる。
この構成によれば、開閉体の全閉状態で可撓性厚肉部材が巻取体に巻かれないので、巻取体に巻き取られる可撓性厚肉部材の長さを比較的短くすることができ、ひいては、巻取体に巻かれた際の開閉体の巻径を小さくすることができる。
この構成によれば、巻取体の前記潰れた形状の部分を前記軸受部材に嵌め合すだけで、巻取体が回転不能に固定されるため、巻取体の潰れた形状の部分と軸受部材との間にボルト等の止着具を貫通挿入する場合に、双方の貫通孔の位置合わせを容易に行うことができ、さらには、前記止着具を省くことも可能である。
この製造方法によれば、前記重ね合わせ部分が上型と下型により押圧されることで、その押圧された部分における開閉面方向の端部に他の部分よりも盛り上がった隆起部が形成されるのを防ぐことができ、ひいては、開閉体の使用中に、前記隆起部に重ね合わせられた可撓性シートが、前記隆起部から受ける押圧力によって損傷や破断等するようなことを防ぐことができる。
また、本明細書中において「開閉体幅方向」及び「開閉体の横幅方向」とは、上記開閉体の開閉方向と略直交する方向であって、上記開閉体の厚さ方向ではない前記開閉体の幅方向を意味する。
また、本明細書中において「開閉体開閉方向」とは、上記開閉体が空間を仕切ったり開放したりするためにスライドする方向を意味する。
また、本明細書中において開閉体の「面方向」とは、閉鎖状態で開閉体の表面又は裏面が連続する方向を意味し、この方向には、前記開閉体開閉方向及び前記開閉体幅方向を含む。
以下に説明する開閉装置は、住宅やビル、倉庫、工場、地下街、トンネル、車両の荷台等の躯体の開口部分や内部に配設され、前記開口部分を開閉したり、躯体内部の空間を仕切ったり開放したりするシャッター装置として適用可能である。
なお、図5は、ロッド部材14及び係脱部材15を省いた状態を示している。
また、この吊元側シート11の閉鎖方向端部側には、横幅方向の略中央寄りにマーキング11bが設けられる。このマーキング11bは、例えば、下向き三角形状を呈し、塗料を塗布した態様や、シート材を止着した態様等とすればよい。
そして、この吊元側シート11の閉鎖方向側の端部には、着脱手段13の係合片が止着されている。
この着脱手段13は、図3に示すように、本体シート12の開放方向側(巻取体31側)に設けられる余巻部分の内面と、該内面に重ね合わせられる吊元側シート11の外面との間に挟むようにして配置される。
ここで、前記余巻部分とは、開閉体10の閉鎖方向端部を着座対象部位p(例えば、床面や地面、下枠等)に接触させた全閉状態で、巻取体31に巻き残される開閉体10の一部分である。
また、前記外面とは、開閉体10が巻取体31に巻かれた際に外径側となる面であり、前記内面とは、前記外面に対する反対側の面である。
この本体シート12は、複数の可撓性シートを開閉方向へ着脱不能に止着してなり、図示例によれば、それぞれ可撓性の上部側シート12aと、中央側シート12bと、下部側シート12cの三枚のシートから構成される。
この上部側シート12aの開放方向端部側には、吊元側シート11のマーキング11bに対応するようにマーキング12a1が設けられる。このマーキング12a1は、例えば、マーキング11bに対向する三角形状を呈し、塗料を塗布した態様や、シート材を止着した態様等とすればよい。
また、上部側シート12aにおける下端寄りの表面には、本体シート12の厚みを部分的に増加する厚み調整手段16が設けられる。
この可撓性厚肉部材16bの両端部の各々には、該可撓性厚肉部材16bの長手方向の一方へ向かって該可撓性厚肉部材16bの厚みを徐々に小さくする傾斜面16b1(図7参照)が形成される。この傾斜面16b1は、後述する汚れ防止カバー16cの接着面積を確保するために設けられる。
この汚れ防止カバー16cは、接着剤や加熱溶着等の止着手段によって、開閉体開放方向の端部側と開閉体閉鎖方向の端部側に、開閉体側の面(詳細には基部シート16a表面と可撓性厚肉部材16b表面との双方)に止着される止着部16c1(図8の二点鎖線のハッチングで示す部分)を有するとともに、これら止着部16c1,16c1の間に、可撓性厚肉部材16bに対しては止着されない非止着部16c2を有する。
各止着部16c1の止着箇所について詳細に説明すれば、上側の止着部16c1は、その上端側が基部シート16a表面に止着され、この止着箇所よりも下側の部分が可撓性厚肉部材16bの傾斜面16b1に止着され、さらに下側の部分が可撓性厚肉部材16bの平坦状分の上端寄りに止着される。下側の止着部16c1は、前記と上下対称に構成される。
この構成によれば、汚れ防止カバー16cが可撓性厚肉部材16bと基部シート16aとの双方に跨るようにして止着されるため、可撓性厚肉部材16bの止着強度を増強して、可撓性厚肉部材16bが基部シート16aから剥がれてしまうようなことを防ぐことができる。
この配置によれば、厚み調整手段16が収納部30の挿通部分(まぐさ部分)に引っ掛かったり、可撓性厚肉部材が収納部外に露出して開閉体10の意匠上の体裁を損ねたりするようなことを防ぐことができる上、開閉体10の全閉状態で可撓性厚肉部材が巻取体31に巻かれないので、巻取体31に巻き取られる厚み調整手段16の長さを必要最小限にすることができ、ひいては、巻取体31に巻かれた際の開閉体10の巻径を小さくすることができる。
なお、図示例以外の他例としては、厚み調整手段16を着脱手段13や前記接続箇所に跨る構成とすることも可能である。
この下部側シート12cの上下方向の途中箇所には、必要に応じて、透明塩ビシートからなる窓部12c2が設けられる。
また、下部側シート12cの下端部には、開閉体10の全閉時の着座対象部位pに当接させるための座板部12c1が設けられる。この座板部12c1は、下部側シート12cの下端部側を、開閉体幅方向の略全長にわたって袋状に形成し、この袋状部位の内部に、錘部材(例えば、砂袋や、棒状部材等)を内在することで構成される。この座板部12c1は、その重量によって開閉体10全体を下方へ引っ張り、該開閉体10に撓みや皺等が発生するのを防いだり、停電等により収納部30の駆動機構が駆動しない場合等に自重によって開閉体10を閉鎖動作させたり等する。
前記止着手段として高周波溶着を用いた製造方法について詳細に説明すれば、この製造方法では、図10に示すように、例えば下部側シート12c等の下側シートS1に対し、例えば窓部12c2等の上側シートS2を重ね合わせた後、その重ね合わせ部分を、高周波溶着装置40に接続された上型41と下型42の間に挟んで高周波溶着する。この際、上型41における開閉体面方向の一端側(図10によれば左端側)を、下型42における同方向の一端部(図10によれば左端部)に被せるようにして開閉体面方向(図10によれば左方向)へずらし、この状態(図10(b)に示す状態)のまま、下型42に対し上型41を押圧し、高周波溶着が行われる。
この製造方法によれば、前記重ね合わせ部分が上型41と下型42により押圧されることで、その押圧された部分における開閉面方向の端部に他の部分よりも盛り上がった隆起部が形成されるのを防ぐことができ、ひいては、開閉体の使用中に、前記隆起部に重ね合わせられた可撓性シートが、前記隆起部から受ける押圧力によって損傷や破断等するようなことを防ぐことができる。
より詳細に説明すれば、例えば、従来の製造方法では、図13に示すように、下側シートS1’と上側シートS2’の重ね合わせ部分を、上型41’と下型42’に挟む際、上型41’の開閉面方向の端部側(図13によれば左端部側)が、下型42’の同面方向の端部(図13によれば左端部)よりも内側(図13によれば右側)に位置していた。そして、高周波溶着の後には、上型41’の開閉面方向の端部と下型42’面との間の近傍において、上側シートS2’の表面には、加熱押圧によって隆起部S1a’(図13(b)参照)が形成される。このため、開閉動作中の開閉体が障害物X(例えば、ガイドレールやまぐさ開口部等)に接触した際等に、上側シートS2’が隆起部S1a’に対応する箇所で破損するおそれがある。
しかしながら、本願発明にかかる上記製造方法によれば、前記隆起部S1a’が形成され難く、上側シートS2の破損を軽減することができる。
なお、前記隆起部S1a’の形成をより効果的に抑制するには、下側シートS1を、上側シートS2よりも熱変形し難い材料によって形成する。
前記ロッド部材挿通部11bは、本体シート12を部分的に二つ折りにして止着したり、該本体シート12に他のシート材を止着したり等することで形成された横幅方向の貫通孔であり、開閉体開閉方向へ間隔を置いて複数設けられる。
この係脱部材15は、開閉体10の全閉状態(図1に示す状態)で、該係脱部材15の開放方向側の部分が、ガイド軸32の環状係合部32dに係合するように、開閉体10の開閉方向へわたって設けられる。そして、開閉体10の全閉状態で、係脱部材15と環状係合部32dとが係合する部分よりも巻取体31側には、係脱部材15を有さない部分を設けている。
特に、本実施の形態の好ましい一例によれば、開閉体10の全閉状態で係脱部材15と環状係合部32dとが接触する位置まで係脱部材15を設け、この位置よりも巻取体31側(開閉体10における巻取体31に巻かれた部分を含む)には、係脱部材15を設けていない。この構成によれば、係脱部材15の長さを必要最小限に短くすることができる上、巻取体31に巻かれる開閉体10の巻径及び弛みをより小さくすることができる。
このガイド軸32は、ガイド本体32aの上部側に本体シート12を掛けるとともに、環状係合部32dの上部側に係脱部材15を掛けて、本体シート12及び係脱部材15を、開閉方向に交差する方向へ案内する。
また、軸受部材31cは、上方から固定軸31aの前記潰れ形状の部分を挿入可能な断面コ枠状の受部31c1と、該受部31c1を止着具(図示しないネジやボルト等)によって支持ブラケット33へ止着するための止着片部31c2とから一体に構成され、受部31c1の幅wを、固定軸31a端部の潰れ形状の部分の幅と略同等の幅に形成している。
固定軸31aは、軸受部材31cに嵌め合せられた後、図11に示すように、横方向へ貫通する軸状止着具31a1(例えば、ボルトやリベット等)によって固定される。この際、前記潰れ形状により固定軸31aが回転方向に位置決めされているため、軸状止着具31a1の挿入作業を容易に行うことができる。なお、他例としては、軸状止着具31a1を省いて、固定軸31aの前記潰れ形状の部分と幅狭状の軸受部材31cとの嵌合のみによって巻取体31を回転不能に固定することも可能である。
この筒部31bは、アルミニウム合金材料等から略筒状に成形され、その周壁には、開閉体10の上端部を止着するための係止凹部31b1を有する。また、筒部31bの内周部は、図示しない回転支持部材(ベアリング等を含む)を介して固定軸31aの外周部に回転自在に支持されるとともに、図示しない付勢部材(例えば、コイルスプリングやゼンマイバネ等)によって巻取り方向へ付勢されている。
なお、図9中、符号31b2は、前記回転支持部材に嵌り合うリブ、符号31b3は前記回転支持部材に嵌り合う嵌合凸部、符号31b4は、図示しない止着具を挿通して前記回転支持部材に止着するための止着孔である。
係止凹部31b1の開口縁側の内壁には、吊元側シート11を厚み方向へ挟むように対向する係止突起31b11,31b11が設けられる(図4参照)。
吊元側シート11の開放方向側の端部及び該端部の被係止突起11aは、筒部31bの係止凹部31b1に対し、軸方向の端部側から挿入されて、接線方向へ抜けないように係止突起31b11に係止される。
先ず、図1に示すように、開閉体10の閉鎖方向端部を着座対象部位pに当接させた全閉状態では、収納部30のケース部34内において、厚み調整手段16が巻取体31から引き出されてガイド軸32側に位置する。
このため、厚み調整手段16が収納部30の下方へ露出して意匠上の体裁を損ねてしまうようなことを防ぐことができる上、巻取体31に巻き残される開閉体10の外径が比較的小さく保持される。
また、この全閉状態では、吊元側シート11と本体シート12の止着箇所(着脱手段13)が、巻取体31の余巻部分に挟まれるため、開閉体10に加わる荷重や衝撃、風圧等に起因して、前記止着箇所が外れてしまうようなことを防ぐことができる。
さらに、汚れ防止カバー16cが、可撓性厚肉部材16bよりも開閉体開放方向へ長く、且つ長手方向の中央側に可撓性厚肉部材16bに対し止着されない非止着部16c2を有するため、巻取体31に厚み調整手段16を巻き取った際に、可撓性厚肉部材16bの屈曲が損ねられて外径形状がいびつになったり、汚れ防止カバー16cに過剰な張力が作用して破損や剥がれ等を生じたり等するのを防ぐこともできる。
また、新しい本体シート12を吊元側シート11に対し接続する際には、横幅方向において双方のマーキング11b,12a1を位置合わせし、吊元側シート11に対し本体シート12を重ね合わせて押圧すれば、これら双方のシートを容易に接続することができる。
11:吊元側シート 11a:被係止突起
11b,12a1:マーキング 12:本体シート
13:着脱手段 15:係脱部材
16:厚み調整手段 16c1:止着部
16c2:非止着部 16b:可撓性厚肉部材
16c:汚れ防止カバー 30:収納部
31:巻取体 31b11:係止突起
32:ガイド軸 32d:環状係合部
Claims (7)
- 面方向へスライドして開閉動作する可撓性シート状の開閉体と、前記開閉体の横幅方向の両端側にそれぞれ開閉方向へわたって設けられるとともに前記開閉体よりも開閉体厚さ方向の寸法が大きい係脱部材と、前記開閉体及び前記係脱部材の開放方向側に設けられた環状係合部及び巻取体とを備え、前記係脱部材を前記環状係合部に掛けて導くとともに、前記開閉体及び前記係脱部材を前記巻取体によって巻き取ったり繰り出したりするようにした開閉装置において、
前記開閉体の横幅方向の中央寄りに、前記開閉体の厚みを部分的に増加する可撓性厚肉部材を設け、前記開閉体、前記係脱部材及び前記可撓性厚肉部材が前記巻取体に巻き取られるようにしたことを特徴とする開閉装置。 - 前記可撓性厚肉部材の外面側を覆う可撓性の汚れ防止カバーを設け、前記可撓性厚肉部材の外面の異物が巻重ねられる開閉体に付着するのを前記汚れ防止カバーによって阻むようにしたことを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
- 前記可撓性厚肉部材は、前記開閉体が前記巻取体に巻かれた際に外径側となる面に固定され、
前記汚れ防止カバーは、前記可撓性厚肉部材より開閉体開閉方向へ長く形成されていることを特徴とする請求項2記載の開閉装置。 - 前記汚れ防止カバーは、開閉体開放方向の端部側と開閉体閉鎖方向の端部側にそれぞれ開閉体側の面に止着される止着部を有するとともに、これら止着部の間に、前記可撓性厚肉部材に対しては止着されない非止着部を有することを特徴とする請求項2又は3記載の開閉装置。
- 前記汚れ防止カバーは、前記開閉体側の面と前記可撓性厚肉部材との双方に止着される部分を有することを特徴とする請求項2乃至4何れか1項記載の開閉装置。
- 前記環状係合部、前記巻取体、及び前記巻取体に巻かれた際の前記開閉体を収納する収納部を備えた開閉装置であって、
前記可撓性厚肉部材は、前記開閉体の全閉状態で前記収納部から露出しないで該収納部内に位置するように設けられていることを特徴とする請求項1乃至5何れか1項記載の開閉装置。 - 前記開閉体の開放方向側に、軸方向の両端側に前記環状係合部を一体的に有するガイド軸を設け、このガイド軸の上半部側に前記開閉体を沿わせるとともに前記環状係合部の上半部側に前記係脱部材を掛合して、前記開閉体を開閉体開閉方向に対する交差方向へ導き、この開閉体を、前記ガイド軸から離隔した前記巻取体に巻き取らせるようにした開閉装置であって、
前記可撓性厚肉部材は、前記開閉体の全閉状態で前記巻取体に巻かれないように前記ガイド軸側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至6何れか1項記載の開閉装置。
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