JP2014069952A - エレベータ - Google Patents

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Abstract

【課題】従来技術においては、停電時におけるエレベータの運転の点でさらなる改善の余地があった。
【解決手段】本実施形態のエレベータは、乗りかごと、巻上機と、インターフェースとを設ける。乗りかごは、昇降路内を昇降する。巻上機は、動力用電源の電力により乗りかごを昇降させる。インターフェースは、昇降路の外部に配設され、外部電源を電気的に接続可能な接続部を有し、当該接続部に接続された外部電源からの電力を巻上機に供給可能である。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、エレベータに関する。
従来、エレベータにおいては、動力用電源から電力の供給が停止された停電時に、バッテリからの電力によりエレベータを一定時間継続運転させる機能があった。
特開昭61−55077号公報
ところで、従来技術においては、例えば、バッテリの容量が限られているため停電時にエレベータを長時間継続運転させることができなかった。また、従来技術においては、停電時に電力供給源として利用されるバッテリの交換作業等を、利用者が対象のエレベータの外部から容易に行うことができないため、停電時に利用者の裁量でエレベータの運転時間を延長させることができなかった。このように、従来技術においては、停電時におけるエレベータの運転の点でさらなる改善の余地があった。
本実施形態のエレベータは、乗りかごと、巻上機と、インターフェースとを設ける。乗りかごは、昇降路内を昇降する。巻上機は、動力用電源の電力により乗りかごを昇降させる。インターフェースは、昇降路の外部に配設され、外部電源を電気的に接続可能な接続部を有し、当該接続部に接続された外部電源からの電力を巻上機に供給可能である。
図1は、実施形態に係るエレベータの概略構成例を示す模式図である。 図2は、実施形態に係るエレベータに対する外部電源からの電力供給について説明するためのブロック図である。 図3は、実施形態に係るエレベータにおける制御の一例を示すフローチャートである。
[実施形態]
図1は、実施形態に係るエレベータの概略構成例を示す模式図である。図2は、実施形態に係るエレベータに対する外部電源からの電力供給について説明するためのブロック図である。図3は、実施形態に係るエレベータにおける制御の一例を示すフローチャートである。
図1に示すように、本実施形態のエレベータ1は、乗りかご2、カウンタウェイト3、メインロープ4、巻上機5、インバータ6、コンバータ7、乗り場8、主制御装置10、停電時運転装置11、動力用電源20、バッテリ21、インターフェース30等を含んで構成される。本実施形態のエレベータ1は、昇降路R内で乗りかご2とカウンタウェイト3とをメインロープ4で連結した、いわゆるつるべ式のエレベータである。
乗りかご2は、建物に設けられた昇降路R内を昇降可能である。乗りかご2は、一対のかご用ガイドレール(不図示)により、互いの間に位置付けられているとともに、鉛直方向へ昇降自在に支持されている。かご用ガイドレールは、直線状に延びかつ鉛直方向と平行に設けられ、互いに間隔をあけて平行な状態で昇降路R内に設けられている。乗りかご2は、かご操作盤2a等を含んで構成される。かご操作盤2aは、乗りかご2の内部に設けられる。かご操作盤2aは、利用者による操作入力に応じていわゆるかご呼び登録等を行う。
カウンタウェイト3は、乗りかご2に対するつり合いおもりである。カウンタウェイト3は、一対のウェイト用ガイドレール(不図示)により、互いの間に位置付けられているとともに、鉛直方向へ昇降自在に支持されている。ウェイト用ガイドレールは、直線状に延びかつ鉛直方向と平行に設けられ、互いに間隔をあけて平行な状態で昇降路R内に設けられている。
メインロープ4は、昇降路Rの上部に設けられた巻上機5のメインシーブ5aやそらせシーブ(不図示)等に掛けられる。メインロープ4は、一端に乗りかご2が接続され、他端にカウンタウェイト3が接続される。
巻上機5は、例えば、動力を発生させる電動機(モータ)5bを有する。電動機5bには、動力用電源20からの電力が、動力用電源20のコンバータ7−1、後述の主制御装置10、インバータ6を介して供給される。ここで、動力用電源20は、主にエレベータ1の通常運転時に利用される主電源である。動力用電源20は、典型的にはいわゆる商用電源(三相交流電源)等が用いられる。本実施形態において、コンバータ7−1は、動力用電源20から供給された電力を交流から直流に変換する。主制御装置10は、この直流電力をインバータ6に供給する。インバータ6は、主制御装置10から供給された直流電力を、任意の電流、周波数の三相交流に変換し、巻上機5の電動機5bに供給する。巻上機5は、この供給された電力により、電動機5bを駆動させることで、この電動機5bに連結されたメインシーブ5aを回転駆動させる。そして、巻上機5は、メインシーブ5aとメインロープ4との間に生じる摩擦力を利用してメインロープ4を電動で巻き上げる。
乗り場8−1〜3は、乗りかご2が着床可能なエレベータ停止階床にそれぞれ設けられる。つまり、乗り場8−1〜3は、昇降路Rの外部に配設される。乗り場8−1〜3は、それぞれ乗り場操作盤8a−1〜3等を含んで構成される。乗り場操作盤8a−1〜3は、それぞれ利用者による操作入力に応じていわゆる乗り場呼び登録等を行う。
主制御装置10は、通常の形式の双方向コモン・バスにより相互に連結されたCPU(中央演算処理装置)、ROM、RAM、バックアップRAM及び入出力ポート装置を有するマイクロコンピュータ及び駆動回路を備えている。ROM(Read Only Memory)は、所定の制御プログラム等を予め記憶している。RAM(Random Access Memory)は、CPUの演算結果を一時記憶する。バックアップRAMは、予め用意されたエレベータ1の仕様等の情報を記憶する。主制御装置10は、種々のセンサ、検出器、かご操作盤2a、乗り場操作盤8a−1〜3、巻上機5のインバータ6、主制御装置10のコンバータ7−1等のエレベータ1の各部と電気的に接続される。主制御装置10は、エレベータ1の各部の動作を統括的に制御する。主制御装置10は、例えば、かご操作盤2a、乗り場操作盤8a−1〜3等への利用者からの呼び登録に基づいて、巻上機5の駆動を制御し、この呼び登録に応じて乗りかご2を目的階に移動させる。
停電時運転装置11は、通常の形式の双方向コモン・バスにより相互に連結されたCPU(中央演算処理装置)、ROM、RAM、バックアップRAM及び入出力ポート装置を有するマイクロコンピュータ及び駆動回路を備えている。ROM(Read Only Memory)は、所定の制御プログラム等を予め記憶している。RAM(Random Access Memory)は、CPUの演算結果を一時記憶する。バックアップRAMは、予め用意されたエレベータ1の仕様等の情報を記憶する。停電時運転装置11は、種々のセンサ、検出器、かご操作盤2a、乗り場操作盤8a−1〜3、巻上機5のインバータ6、停電時運転装置11のコンバータ7−2等のエレベータ1の各部と電気的に接続される。停電時運転装置11は、少なくとも動力用電源20からの電力の供給が停止された時(停電時)に乗りかご2が昇降路R内を昇降中であった場合、バッテリ21からの電力により昇降中であった乗りかご2を最寄り階まで着床させるよう巻上機5を制御する自動着床を実行する。ここで、バッテリ21は、主にエレベータ1の停電時、すなわち、動力用電源20からの電力供給が停止した停電時に自動着床を実行するために利用される非常用の補助電源である。本実施形態において、バッテリ21からの電力により乗りかご2を昇降させる場合、インバータ6は、バッテリ21から供給される直流電力を、任意の電流、周波数の三相交流に変換し、巻上機5の電動機5bに供給する。
本実施形態において、停電時運転装置11は、後述のインターフェース30を介して供給される外部電源40からの電力により、利用者の呼び登録に応じて乗りかご2を昇降させるよう巻上機5を制御する継続運転を実行する。本実施形態において、インターフェース30は、昇降路Rの外部に配設され、好適には乗りかご2が着床する階の乗り場8に配設される。インターフェース30は、例えば、基準階となるエレベータ停止階床の乗り場8−1の乗り場操作盤8a−1内に設置される。これにより、利用者は、外部電源40の接続操作が容易な乗り場8にて、停電時に外部電源40をインターフェース30に接続させることができる。
ここで、図2を参照して、本実施形態に係るインターフェース30について詳細に説明する。図2に示すように、インターフェース30は、接続部30a、および、切替部30b等を含んで構成される。
接続部30aは、外部電源40を電気的に接続可能である。接続部30aは、停電時運転装置のコンバータ7−2とも電気的に接続されているため、当該接続部30aに接続された外部電源40からの電力を、停電時運転装置11を介して巻上機5の電動機5bに供給可能である。本実施形態において、外部電源40からの電力により乗りかご2を昇降させる場合、コンバータ7−2は、外部電源40からインターフェース30を介して供給される電力を交流から直流に変換し、停電時運転装置11は、コンバータ7−2で変換された直流電力を、インバータ6に供給する。そして、インバータ6は、停電時運転装置11から供給される直流電力を、任意の電流、周波数の三相交流に変換し、巻上機5の電動機5bに供給する。
ここで、外部電源40は、主にエレベータ1の停電時、すなわち、動力用電源20からの電力供給が停止した停電時に継続運転を実行するために利用される補助電源である。外部電源40は、取外可能であり、インターフェース30の接続部30aに電気的に接続されることで利用可能となる。これにより、利用者は、停電時に外部電源40をインターフェース30の接続部30aに接続させることで、停電時に利用者の裁量でエレベータ1の運転時間を延長させることができる。外部電源40は、例えば、交流の電力を発電する家庭用の発電機等が用いられる。交流の電力は、例えば、100Vの交流電力である。接続部30aは、例えば、外部電源40が交流の電力を発電する発電機である場合、ケーブルを介して発電機を電気的に接続可能な汎用コンセントである。
切替部30bは、自動着床を実行する第1モードと継続運転を実行する第2モードとを切替える。切替部6bには、例えば、切替スイッチが用いられる。切替部30bは、第1モードまたは第2モードに対応する信号を、停電時運転装置11へ送信する。本実施形態において、インターフェース30は、第1モードにおいて自動着床を実行後、切替部30bにより第1モードから第2モードに切替えられた場合、外部電源40からの電力をコンバータ7−2を介して停電時運転装置11へ供給することで、停電時運転装置11に継続運転を実行させる。これにより、利用者は、停電時に対象のエレベータ1を外部電源40からの電力により継続運転するか否かを利用者の裁量で決定することができるので、復電時までの間の効率的なエレベータ1の運転計画を利用者の裁量で調整することができる。
停電時運転装置11は、継続運転を実行する場合、通常時に実行される動力用電源20からの電力による運転である通常運転の場合と比較して相対的に低い昇降速度で、外部電源40からの電力による継続運転を実行する。これにより、停電時運転装置11は、外部電源40からの電力による継続運転の運転時間を、通常の昇降速度で運転させる場合よりも、可能な限り延長させることができる。
次に、図3のフローチャートを参照して主制御装置10または停電時運転装置11によるエレベータ1の制御の一例について説明する。
図3に示すように、主制御装置10は、動力用電源20の停電が発生したか否かを判定する(ステップST1)。
主制御装置10は、ステップST1で停電が発生したと判定した場合(ステップST1:Yes)、動力用電源20からバッテリ21へ電力供給ラインを切り替えて、停電時運転装置11を作動させる(ステップST2)。
停電時運転装置11は、バッテリ21からの電力により、自動着床を実行する(ステップST3)。具体的には、停電時運転装置11は、エレベータ1の動力用電源20の停電時に、乗りかご2が昇降路R内を昇降中であった場合に、当該昇降中であった乗りかご2を駆動させるバッテリ21の電力を用いて、当該乗りかご2を最寄り階に着床させる自動着床を実行する。その後、ステップST4へ移行する。
一方、主制御装置10は、停電が発生していないと判定した場合(ステップST1:No)、ステップST1へ戻る。つまり、停電時運転装置11は、主制御装置10により停電が発生したと判定されるまで、ステップST2以降の制御を実行しない。なお、図示しないが、主制御装置10は、停電が発生していない場合は動力用電源20からの電力によりエレベータ1の通常運転を実行しているものとする。
停電時運転装置11は、復電したか否か、すなわち、動力用電源20の停電が復旧したか否かを判定する(ステップST4)。
停電時運転装置11は、ステップST4で復電していないと判定した場合(ステップST4:No)、すなわち、動力用電源20の停電が復旧していないと判定した場合、インターフェース30に外部電源40の電力供給があるか否かを判定する(ステップST5)。具体的には、停電時運転装置11は、インターフェース30の接続部30aに、外部電源40が電気的に接続されたか否か判定する。
より具体的には、外部電源40が燃料により駆動する発電機の場合を一例として説明すると、ステップST5において、停電時運転装置11は、例えば、発電機がケーブル等を介して接続部30aに物理的に接続され、かつ、発電機の燃料があり発電機が発電状態にある場合、外部電源40が電気的に接続されていると判定する。つまり、この場合、停電時運転装置11は、インターフェース30に外部電源40の電力供給があると判定する。一方、停電時運転装置11は、例えば、発電機がケーブル等を介して接続部30aに物理的に接続された場合であっても、発電機の燃料が切れて発電状態になく、発電機が電力をインターフェース30に供給できていない場合は、外部電源40が電気的に接続されていないと判定する。つまり、この場合、停電時運転装置11は、インターフェース30に外部電源40の電力供給がないと判定する。
停電時運転装置11は、ステップST5で外部電源40の電力供給があると判定した場合(ステップST5:Yes)、インターフェース30の切替部30bが自動着床を行う第1モードに設定されているか、または、継続運転を行う第2モードに設定されているかを判定する(ステップST6)。ステップST6において、停電時運転装置11は、インターフェース30の切替部30bから送信される信号に基づいて、第1モード(自動着床モード)または第2モード(継続運転モード)のいずれかに設定されているかを判定する。
停電時運転装置11は、ステップST6で継続運転を行う第2モードに設定されていると判定した場合(ステップST6:継続運転)、バッテリ21から外部電源40へ電力供給ラインを切り替えて、外部電源40の電力により低速運転にて継続運転のサービスを実行する(ステップST7)。その後、ステップST4へ移行し、復電が確認されるまで、停電時に行われる制御を繰り返す。
ここで、ステップST5に戻り、制御の説明を続ける。停電時運転装置11は、ステップST5で外部電源40の電力供給がないと判定した場合(ステップST5:No)、ステップST3へ移行する。例えば、外部電源40が燃料により駆動する発電機の場合を一例に説明すると、発電機が接続部30aに物理的に接続された場合であっても、発電機の燃料が切れて発電状態になく、発電機が電力をインターフェース30に供給できていない場合は、ステップST3へ移行する。そして、停電時運転装置11は、外部電源40からバッテリ21へ電力供給ラインを切り替えて、自動着床を実行する。つまり、停電時運転装置11は、外部電源40からの電力供給停止時に、乗りかご2が継続運転により昇降路R内を昇降中であった場合に、当該昇降中であった乗りかご2を駆動させるバッテリ21の電力を用いて、当該乗りかご2を最寄り階に着床させる自動着床を実行する。これにより、停電時運転装置11は、外部電源40の電力供給停止時においても、継続運転により昇降中の乗りかご2を最寄り階に自動着床させることができる。
また、ステップST6から、制御の説明を続ける。停電時運転装置11は、ステップST6で自動着床を行う第1モードに設定されていると判定した場合(ステップST6:自動着床)、ステップST3に移行する。例えば、外部電源40からの電力により継続運転を実行中の場合、停電時運転装置11は、外部電源40からバッテリ21へ電力供給ラインを切り替えて、自動着床を実行する。これにより、利用者は、切替部30bを介して外部電源40から停電時運転装置11への電力供給を意図的に停止させて、バッテリ21からの電力により乗りかご2を最寄り階に着床させることができる。その結果、利用者は、例えば、自動着床させたエレベータ1のインターフェース30に接続していた外部電源40を取り外し、この外部電源40をその他のエレベータの乗り場8に移動させて、その他のエレベータを継続運転させるためにこの外部電源40の電力を用いることができる。また、利用者は、対象のエレベータの運転状況に応じて、利用者の裁量で外部電源40の電力による継続運転を実行し続けるか否かを決定できるので、復電するまでの間、可能な限り効率的なエレベータの運転計画を実施することができる。
更に、ステップST4に戻り、制御の説明を続ける。停電時運転装置11は、ステップST4で復電したと判定した場合(ステップST4:Yes)、すなわち、動力用電源20の停電が復旧したと判定した場合、外部電源40(またはバッテリ21)から動力用電源20へ電力供給ラインを切り替えて、停電時運転装置11の作動を停止させた上で、通常運転を復帰させる(ステップST8)。その後、この制御を終了する。
上述したように、本実施形態に係るエレベータ1によれば、停電時において、利用者が発電機等の外部電源40をエレベータ1の昇降路Rの外部に配設されたインターフェース30の接続部30aに接続することにより、この発電機の燃料切れまで低速にて継続運転を実行することができる。そのため、本実施形態に係るエレベータ1によれば、バッテリ21による停電時の運転と異なり、利用者に非常時の備えを一任することができる。具体的には、長時間にわたる停電時にエレベータ1のサービスができる時間を利用者の裁量に委ねることができるので、停電時におけるエレベータ1の運転を更に改善させることができ有益である。
上述の実施形態において、主制御装置10および停電時運転装置11が個別にエレベータ1に設けられた例を説明したがこれに限定されない。例えば、エレベータ1に主制御装置10のみを設けて、主制御装置10が単体で、上述の停電時運転装置11の機能を実行可能なように構成してもよい。つまり、主制御装置10が単体で状況に応じて通常運転と停電時の自動着床または継続運転を実行するように構成してもよい。この場合、上述した実施形態では、主制御装置10のコンバータ7−1、および、停電時運転装置11のコンバータ7−2の2つのコンバータを設ける例を説明したが、1つのコンバータとしてもよい。
上述の実施形態において、外部電源40を電気的に接続可能なインターフェース30が、乗りかご2が着床する基準階の乗り場8−1に配設される例を説明したが、これに限定されない。インターフェース30は、乗りかご2が着床する各階の乗り場8−1〜3にそれぞれ配設されてもよい。また、インターフェース30は、エレベータ1の昇降路Rの外部に配設されればよく、例えば、エレベータ1が設けられた建物の駐車場等の乗り場8から比較的離れた場所に配設されてもよい。この場合、例えば、外部電源40からの電力として、発電機能を有する自動車から供給される電力を用いることができる。
以上で説明した実施形態、変形例に係るエレベータによれば、外部電源40からの電力を活用し停電時の運転を最適化することができる。
以上、本発明に関する実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態等は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 エレベータ
2 乗りかご
2a かご操作盤
3 カウンタウェイト
4 メインロープ
5 巻上機
5a メインシーブ
5b 電動機
6 インバータ
7−1〜2 コンバータ
8−1〜3 乗り場
8a−1〜3 乗り場操作盤
10 主制御装置
11 停電時運転装置
20 動力用電源
21 バッテリ
30 インターフェース
30a 接続部
30b 切替部
40 外部電源
R 昇降路

Claims (5)

  1. 昇降路内を昇降する乗りかごと、
    動力用電源の電力により前記乗りかごを昇降させる巻上機と、
    前記昇降路の外部に配設され、外部電源を電気的に接続可能な接続部を有し、当該接続部に接続された前記外部電源からの電力を前記巻上機に供給可能なインターフェースと、
    を設けたことを特徴とするエレベータ。
  2. 前記インターフェースは、前記乗りかごが着床する階の乗り場に配設されることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  3. 少なくとも前記動力用電源からの電力の供給が停止された時に前記乗りかごが昇降中であった場合、前記昇降中であった乗りかごをバッテリからの電力により最寄り階まで着床させるよう前記巻上機を制御する自動着床を実行するか、あるいは、前記外部電源からの電力により利用者の呼び登録に応じて前記乗りかごを昇降させるよう前記巻上機を制御する継続運転を実行する停電時運転装置
    を更に設け、
    前記インターフェースは、
    前記自動着床を実行する第1モードと前記継続運転を実行する第2モードとを切替える切替部を有し、
    前記第1モードにおいて前記自動着床を実行後、前記切替部により前記第1モードから前記第2モードに切替えられた場合、前記外部電源からの電力を前記停電時運転装置へ供給することで前記継続運転を実行させることを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ。
  4. 前記停電時運転装置は、
    前記動力用電源からの電力による運転である通常運転の場合と比較して相対的に低い昇降速度で、前記外部電源からの電力による前記継続運転を実行することを特徴とする請求項3に記載のエレベータ。
  5. 前記外部電源は、交流の電力を発電する発電機であり、
    前記接続部は、ケーブルを介して前記発電機を電気的に接続可能な汎用コンセントであり、
    前記インターフェースから供給される前記電力を交流から直流に変換するコンバータ
    を更に設け、
    前記コンバータは、変換した前記直流の電力を前記停電時運転装置へ供給することを特徴とする請求項3または4に記載のエレベータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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