JP2014069524A - 被成形体組立体、被成形体組立体の製造装置および被成形体組立体の製造・使用方法 - Google Patents

被成形体組立体、被成形体組立体の製造装置および被成形体組立体の製造・使用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】転写によって被成形体に形成された微細な転写パターンが傷付くおそれを極力回避する。
【解決手段】被成形体3と、シート状に形成され、厚さ方向の一方の面に微細な転写パターン7が形成されており、被成形体3に微細な転写パターン7を転写したことによって被成形体3に貼り付き被成形体3に形成された微細な転写パターン9を保護しているモールド5とを有する被成形体組立体1である。
【選択図】図1

Description

本発明は、被成形体組立体、被成形体組立体の製造装置および被成形体組立体の製造・使用方法に係り、特に、モールドから被成形体に微細な転写パターンが転写されたもの(転写されるもの)に関する。
近年、電子線描画法などで石英基板等に超微細な転写パターンを形成して型(モールド)を作製し、被成型品に前記型を所定の圧力で押圧して、当該型に形成された転写パターンを転写するナノインプリント技術が研究開発されている(たとえば、非特許文献1参照)。
例を掲げて説明すると、図12(a)で示すように、モールド301と被成形体309とを対向させておく。
モールド301は、モールド用基材303と転写パターン形成体305とで構成されており、微細な転写パターン307は、転写パターン形成体305に形成されている。被成形体309は、被成形体用基材311と被成形物313とで構成されている。被成形物313としてたとえば未硬化の紫外線硬化樹脂が採用されている。
図12(a)で示す状態からモールド301を下降し、図12(b)で示すように、モールド301を被成形体309に接触させ、モールド301で被成形体309を押圧するともに紫外線を照射して被成形物313を硬化している。
この後、図12(d)で示すように、モールド301を被成形体309から離すことで、微細な転写パターン315が転写された被成形体309を得ている。
Precision Engineering Journal of the International Societies for Precision Engineering and Nanotechnology 25(2001) 192-199
ところで、図12(d)で示す微細な転写パターン315が形成されている被成形体309は、たとえば、スマートフォンの表示部の光学フィルタとして使用されるのである。しかし、図12(d)で示す状態で搬送され、スマートフォン等の製品に組み込まれると、搬送のときや組み付けのときに、微細な転写パターンが傷付くおそれがあるという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、転写によって被成形体に形成された微細な転写パターンが傷付くおそれを極力回避することができる被成形体組立体、被成形体組立体の製造装置および被成形体組立体の製造・使用方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、被成形体と、シート状に形成され、厚さ方向の一方の面に微細な転写パターンが形成されており、前記被成形体に前記微細な転写パターンを転写したことによって前記被成形体に貼り付き前記被成形体に形成された微細な転写パターンを保護しているモールドとを有する被成形体組立体である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の被成形体組立体において、前記転写は、ロール状に巻かれているモールド原反から延出している未切断モールドの一部を用いてなされたものであり、前記モールドは、前記未切断モールドを長手方向の所定の部位で切断して形成されたものであり、前記モールドの長手方向で、前記モールドの寸法が前記被成形体の寸法よりも大きくなっており、前記モールドの長手方向の両端部が前記被成形体の両端から所定の長さ延出している被成形体組立体である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の被成形体組立体の製造・使用方法において、前記モールドの微細な転写パターンを前記被成形体に転写する転写工程と、前記転写工程での転写によってお互いが貼り付いている前記モールドと前記被成形体とを所定の場所に搬送する搬送工程と、前記搬送工程で搬送されてきた被成形体組立体から前記モールドを引き剥がす引き剥がし工程とを有する被成形体組立体の製造・使用方法である。
請求項4に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の被成形体組立体の製造装置において、被成形体が設置されて保持される被成形体保持体と、モールド原反が設置される原反ロール設置部と、前記モールド原反から延出する未切断モールドの先端部を保持し、前記被成形体保持体に対して移動するモールド保持体と、前記未切断モールドの微細な転写パターンを前記被成形体保持体に設置され保持されている被成形体に転写する転写部と、
前記未切断モールドをこの長手方向の所定の部位で切断する切断部と、前記被成形体が前記被成形体保持体に設置され保持されており、前記原反ロール設置部にモールド原反が設置されており、前記モールド保持体が前記未切断モールドの先端部を保持している状態で、前記未切断モールドの微細な転写パターンが前記被成形体保持体に設置され保持されている被成形体と対向するように、前記モールド保持体を移動して、前記未切断モールドを前記原反ロール設置部に設置されているモールド原反から引き出し、前記転写部で、前記未切断モールドの微細な転写パターンを、前記被成形体保持体に設置され保持されている被成形体に転写し、前記被成形体保持体による前記被成形体の保持を開放し、前記転写によって前記未切断モールドに貼り付いている被成形体が前記未切断モールドの長手方向で前記被成形体保持体から離れるまで、前記モールド保持体を移動して、前記未切断モールドを前記張り付いている被成形体とともに、前記原反ロール設置部に設置されているモールド原反からさらに引き出し、前記未切断モールドを、前記切断部によって、前記原反ロール設置部に設置されているモールド原反側の前記貼り付いている被成形体から離れた所定の部位で切断するように、前記被成形体保持体と前記モールド保持体と前記転写部と前記切断部とを制御する制御部とを有する被成形体組立体の製造装置である。
本発明によれば、転写によって被成形体に形成された微細な転写パターンが傷付くおそれを極力回避することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態に係る被成形体組立体の製造装置の概略構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る被成形体組立体の製造装置の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る被成形体組立体の製造装置の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る被成形体組立体の製造装置の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る被成形体組立体の製造装置の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る被成形体組立体の製造装置の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る被成形体組立体の製造装置の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る被成形体組立体の製造装置の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る被成形体組立体の製造装置の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る被成形体組立体の製造装置の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る被成形体組立体の製造装置の動作を示す図である。 転写について説明する図であって、(c)は、本発明の実施形態に係る被成形体組立体の概略構成を示す図である。
本発明の実施形態に係る被成形体組立体1は、図12(c)で示すように、被成形体3とモールド5とを備えて構成されている。
被成形体3とモールド5は、シート状(フィルム状)に形成されている。
モールド5の厚さ方向の一方の面には、微細な転写パターン7が形成されている。モールド5は、微細な転写パターン7を転写したことによって、たとえば、転写したままの状態で被成形体3に貼り付き、被成形体3に形成された微細な転写パターン9を保護している。
モールド5は、被成形体3から剥がすことができるようになっている。微細な転写パターン9が形成された被成形体3が製品もしくは半製品として使用されるときには、モールド5は被成形体3から剥がされる。
被成形体組立体1では、被成形体3の厚さ方向とモールド5の厚さ方向とがお互いに一致しており、被成形体3にモールド5がくっついて重なっている。また、モールド5の微細な転写パターン7が形成されている面と被成形体3の微細な転写パターン9が転写された面とがお互いに密着している。
微細な転写パターン9が形成された被成形体3は、たとえば、スマートフォン(多機能携帯電話)やタブレットPC(板状の携帯コンピュータ)の画像表示部でフィルタ等の光学素子として使用される。また、微細な転写パターン9が形成された被成形体3は、たとえば、ウェハー(wafer)やレクチル基板(たとえば、6025レチクル基板)として使用される。
被成形体組立体1での転写は、ロール状に巻かれているモールド原反(原反ロール)11から延出している帯状の未切断モールド(長尺モールド)13の一部(図1等参照)を用いてなされたものである。
モールド5は、モールド原反11から延出している帯状の未切断モールド13を長手方向の所定の部位で切断して形成されたものである。
図12(c)で示すように、モールド5の長手方向(図12(c)の左右方向)では、モールド5の寸法が被成形体3の寸法よりも大きくなっており、モールド5の長手方向の両端部が被成形体3の両端から所定の長さ延出(突出)している。
シート状(薄い板状)のモールド5の微細な転写パターン7は、ピッチや高さが、たとえば可視光線の波長程度である凹凸で形成されている。転写によって、モールド5に形成されている転写パターン7が被成形体3に転写され、モールド5に形成されている転写パターン7とは逆形態の転写パターン9が被成形体3に形成されるようになっている。
モールド5は、可撓性を備えている。さらに説明すると、シート状のモールド5は、この厚さ方向に対して直交する方向の引張り力が加えられても弾性変形をほとんどせずほぼ剛体とみなせるが、紙幣等のように厚さ方向でめくれるような変形(厚さ方向に対して直交する方向に延伸している軸まわりのモーメントによる変形)を容易にするようになっている。したがって、モールド5は、引き剥がしのときに、被成形体3から容易にめくりあがるようになっている。
また、シート状のモールド5は、シート状の基材(モールド用基材)15と転写パターン形成体17とを備えて構成されている(図12(a)参照)。
シート状のモールド用基材15は、たとえば、紫外線が透過可能なPET樹脂等の樹脂材料で板状に形成されている。
微細な転写パターン7が形成されている転写パターン形成体17は、たとえば、紫外線が透過可能な硬化した紫外線硬化樹脂(熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂等の他の樹脂であってもよい。)で薄い膜状に形成されている。転写パターン形成体17は、この厚さ方向がモールド用基材15の厚さ方向と一致するようにして、シート状のモールド用基材15の厚さ方向の一方の面でモールド用基材15に一体に設けられている。
転写パターン形成体17の微細な転写パターン7は、転写パターン形成体17の表面(厚さ方向における一方の面であって、モールド用基材15に接している面とは反対の面)に形成されている。なお、転写パターン形成体17の微細な転写パターン7は、図示しないマスターモールドに形成されている微細な転写パターンを転写することで生成されたものである。
モールド用基材15は、たとえば、矩形な板状に形成されている。モールド用基材15の幅寸法(図12(c)の紙面に直交する方向の寸法)や長さ寸法(図12(c)の左右方向の寸法)はモールド用基材15の厚さ寸法(図12(c)の上下方向の寸法)に比べてかなり大きくなっている。
転写パターン形成体17も、たとえば、矩形な板状に形成されている。転写パターン形成体17は、幅方向がモールド用基材15の幅方向と一致し、長さ方向がモールド用基材15の長さ方向と一致するようにしてモールド用基材15に設けられている。
転写パターン形成体17の幅寸法は、モールド用基材15の幅寸法よりも小さくなっており、転写パターン形成体17の幅方向の中心と、モールド用基材15の幅方向の中心とはお互いに一致している。
転写パターン形成体17の長さ寸法は、モールド用基材15の長さ寸法よりも小さくなっており、転写パターン形成体17の長さ方向の中心と、モールド用基材15の長さ方向の中心とはお互いに一致している。
これにより、モールド5の外周部には、「ロ」字状の転写パターン形成体非存在部(モールド用基材だけの部位)19が形成されている。
被成形体3は、可撓性を備えているが、モールド5よりも剛性が高くなっている。したがって、モールド5を転写後、被成形体3からモールド5を引き剥がすとき、被成形体3はモールド5といっしょにめくり上がりにくくなっている。
また、シート状の被成形体3は、シート状の基材(被成形体用基材)21と被成形物23とで構成されている。
シート状の被成形体用基材21は、たとえば、PET樹脂等の樹脂材料で板状に形成されている。シート状のモールド5の微細な転写パターン7が転写される被成形物23は、たとえば、紫外線硬化樹脂(熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂等の他の樹脂であってもよい。)で薄い膜状に形成されている。
被成形体用基材21も、たとえば矩形な板状に形成されている。被成形体用基材21の幅寸法は、モールド用基材15の幅寸法と同程度になっており、被成形体用基材21の長さ寸法は、モールド用基材15の長さ寸法よりも小さくなっている。
被成形物23も矩形な板状になって設けられている。被成形物23は、この厚さ方向が被成形体用基材21の厚さ方向と一致するようにして、シート状の被成形体用基材21の厚さ方向の一方の面に設けられている。また、被成形物23は、幅方向が被成形体用基材21の幅方向と一致しており、長さ方向が被成形体用基材21の長さ方向と一致している。
被成形物23の幅寸法は、被成形体用基材21の幅寸法よりも小さくなっており、被成形物23の長さ寸法も、被成形体用基材21の長さ寸法よりも小さくなっている。
被成形物23の幅方向の中心と、被成形体用基材21の幅方向の中心とはお互いに一致しており、被成形物23の長さ方向の中心と、被成形体用基材21の長さ方向の中心とはお互いに一致している。
これにより、被成形体23の外周部には、「ロ」字状の被成形物非存在部(被成形体用基材21だけの部位)25が形成されている。
被成形物23の微細な転写パターン9は、被成形物23の表面(厚さ方向における一方の面であって、被成形体用基材21に接している面とは反対の面)に形成されるようになっている。
被成形物23が紫外線硬化樹脂や熱硬化性樹脂である場合、モールド5の微細な転写パターン7が転写される前の被成形物(未硬化の樹脂)23は、液体状もしくは流動体状になっている。転写がなされるときに、被成形物23が硬化し、転写終了時には、被成形物23は硬化している。
被成形体組立体1では、モールド用基材15の幅方向と被成形体用基材21の幅方向とはお互いに一致しており、モールド用基材15の長さ方向と被成形体用基材21の長さ方向とはお互いに一致している。
また、モールド用基材15の幅方向の中心と被成形体用基材21の幅方の中心とはお互いに一致しており、モールド用基材15の長さ方向の中心と被成形体用基材21の長さ方の中心とはお互いに一致している。
これにより、被成形体組立体1の外周には、モールド5が被成形体3から離れている「ロ」字状の非密着部位27が形成されている。
モールド原反(反物状のモールド)11は、転写に使用される前の長い未切断モールド13がロール状に巻かれているものである。すなわち、モールド原反11は、帯状の未切断モールド13を、円柱状の芯材の外周に、この外周の周方向とシート状の未切断モールド13の長手方向とがお互いに一致するようにして巻き重ね、円筒状もしくは円柱状に形成されている。
帯状の未切断モールド13では、転写パターン形成体17が、帯状の長いモールド用基材13(未切断モールド基材15)の長さ方向で所定の間隔をあけて断続的に複数設けられている。帯状の未切断モールド13は、お互いが隣接している転写パターン形成体17の間の部位において切断ながされ、モールド5が生成されるようになっている。
次に、被成形体組立体1の製造・使用方法について説明する。
まず、モールド5の微細な転写パターン7を被成形体3に転写する(図12(a)、(b)参照;転写工程)。
続いて、転写工程での転写によってお互いが貼り付いているモールド5と被成形体3(図12(c)参照)とを所定の場所に(たとえば、後工程まで、もしくは、製品に組み付けられた後も)搬送する(搬送工程)。
続いて、搬送工程で搬送されてきた被成形体組立体1からモールド5を引き剥がし、被成形体3に転写された微細な転写パターン9を露出させる(図12(d)参照;引き剥がし工程)。
次に、被成形体組立体1の製造装置(被成形体組立体製造装置)29について説明する。
被成形体組立体製造装置29は、図1等で示すように、被成形体保持体31と原反ロール設置部(モールド原反設置部)33とモールド保持体35と転写部37と切断部39と制御部41とを備えて構成されている。
被成形体保持体31には、被成形体3が設置されて保持されるようになっている。
原反ロール設置部33には、モールド原反が設置されるようになっている。なお、被成形体保持体31に対する、原反ロール設置部33に設置されたモールド原反(設置済みモールド原反)11の回転中心軸C2の位置は一定である。すなわち、設置済みモールド原反11の回転中心軸C2は、被成形体保持体31に対して移動することはない。
モールド保持体(モールドガイド体)35は、モールド原反11から延出する帯状の未切断モールド13の先端部を保持し、被成形体保持体31に対して移動するようになっている。
転写部37は、帯状の未切断モールド13の微細な転写パターン7を被成形体保持体31に設置され保持され被成形体3に転写するものである。
切断部39は、帯状の未切断モールド13をこの長手方向の所定の部位で切断するものである。
制御部(CPUを含む制御部)41は、被成形体保持体31と原反ロール設置部33とモールド保持体35と転写部37と切断部39とを、次のようにして制御するものである。
初期状態として、被成形体3が被成形体保持体31に設置され保持されており、原反ロール設置部33にモールド原反11が設置されており、帯状の未切断モールド13がモールド原反11から僅かに延出しており、モールド保持体35が、モールド原反11の近くで帯状の未切断モールド13の先端部を保持しているものとする(図2参照)。
上記初期状態において、帯状の未切断モールド13の微細な転写パターン7が被成形体保持体31に設置された被成形体3と対向するように、モールド保持体35を移動して、帯状の未切断モールド13を原反ロール設置部33に設置されているモールド原反11から引き出すようになっている(図3参照)。
引き出された帯状の未切断モールド13は、被成形体保持体31に設置され保持されている被成形体3を間にして、被成形体保持体31とは反対側に位置しており、たとえば、被成形体保持体31に設置され保持されている被成形体3から僅かに離れている。
モールド保持体35による引き出しがなされた後に、転写部37で、未切断モールド13の微細な転写パターン7を、被成形体保持体31に設置され保持されている被成形体3に転写するようになっている(図4〜図7参照)。
転写部37での転写がなされた後に、被成形体保持体31による被成形体3の保持を開放するようになっている(図8参照)。
被成形体保持体31による被成形体3の保持を開放した後、転写によって帯状の未切断モールド13に貼り付いている被成形体3が帯状の未切断モールド13の長手方向で被成形体保持体31から離れるまで、モールド保持体35を移動して、帯状の未切断モールド13を張り付いている被成形体3とともに、原反ロール設置部33に設置されているモールド原反11からさらに引き出すようになっている(図9参照)。
モールド保持体35によるさらなる引き出しをした後、帯状の未切断モールド13を、切断部39によって、原反ロール設置部33に設置されているモールド原反11側の貼り付いている被成形体3から離れた所定の部位で切断するようになっている(図10、図11参照)。
これにより、図12(c)で示す被成形体組立体1を得ることができるようになっている。
なお、制御部41の制御の下、上記動作をしているときには、モールド保持体35で保持している帯状の未切断モールド13は、モールド保持体35と原反ロール設置部33に設置されているモールド原反11との間で、この長手方向で所定の張力を持ち弛みの無い状態で延出している。
また、被成形体組立体製造装置29には、仮保持部43とガイドローラ45(45A,45B)とが設けられている。
仮保持部43は、切断部39で帯状の未切断モールド13を切断するときに、制御部41の制御の下、帯状の未切断モールド13をこの長手方向の所定の部位で保持するものである。
仮保持部43で帯状の未切断モールド13を保持し、切断部39で帯状の未切断モールド13を切断するときには、原反ロール設置部33に設置されているモールド原反11から延出している帯状の未切断モールド13の長手方向(延出方向)で、帯状の未切断モールド13の基端側(モールド原反11側)から先端側(モールド保持体35側)に向かって、被成形体保持体31(転写部37)、仮保持部43、切断部39、転写によって帯状の未切断モールド13に貼り付いている被成形体3、モールド保持体35がこの順にならんでいる(図10参照)。
仮保持部43で、帯状の未切断モールド13を保持することにより、切断部39で切断した後も、仮保持部43と原反ロール設置部33に設置されているモールド原反11との間では、帯状の未切断モールド13がこの長手方向で所定の張力を持ち弛みの無い状態で延出している。
切断部39での切断がなされた後、モールド保持体35を移動して切断された帯状の未切断モールド13の先端部を保持し(図11参照)、仮保持部43による保持を開放し(保持を止め)、原反ロール設置部33に設置されているモールド原反11でモールド(未切断モールド13)を巻き取るとともにモールド保持体35を原反ロール設置部33に設置されているモールド原反11の近くに移動し、次の被成形体3を被成形体保持体31に設置し被成形体保持体31で保持することで、上記初期状態に戻るようになっている(図2参照)。
ガイドローラ45(45A,45B)は、未切断モールド13を間にして被成形体保持体31と反対側に設けられており、制御部41の制御の下、被成形体保持体31に対して接近・離反する方向で移動位置決め自在になっている。
一方のガイドローラ45Aは、未切断モールド13の長手方向では、被成形体保持体31の一端から僅かに離れており、他方のガイドローラ45Bは、被成形体保持体31の他端から僅かに離れている。
そして、転写部37での転写のときに、未切断モールド13を被成形体保持体31側に適宜移動するガイドをするようになっている。
ここで、被成形体組立体製造装置29についてさらに詳しく説明する。
説明の便宜のために水平な一方向をX軸方向とし、水平な他の一方向であってX軸方向に対して直交する方向をY軸方向とし、X軸方向とY軸方向とに対して直交する上下方向をZ軸方向とする。
被成形体組立体製造装置29は、ベース体47を備えている。
被成形体保持体31は、ベース体47に一体的に設けられている。被成形体保持体31の上端には、Z軸方向に対して直交している平面(被成形体設置面)49が形成されている。被成形体3は、たとえば、真空吸着によって、被成形体保持体31に保持されるようになっている。
被成形体保持体31に保持されている被成形体3は、被成形体用基材21の厚さ方向の他方の面(被成形物23とは反対側の面)が、被成形体設置面49に面接触しており、被成形物23が被成形体用基材21の上面に存在している。
原反ロール設置部33に設置されたモールド原反11は、Z軸方向では、被成形体保持体31の上側に位置しており、X軸方向では、被成形体保持体31の一端から離れており、Y軸方向に延びた軸C2を回転中心にして回転するようになっている。
モールド保持体35は、たとえば、未切断モールド13の先端をこの厚さ方向から把持することで保持するようになっている。モールド保持体35は、Z軸方向では、被成形体保持体31の上側に位置している。
また、モールド保持体35は、図示しないリニアガイドベアリングを介してベース体47に支持されており、図示しないサーボモータ等のアクチュエータにより、X軸方向で移動位置決めされるようになっている。
原反ロール設置部33は、モータ等のアクチュエータとトルクリミッタとを用いて、モールド原反11から延出している帯状の未切断モールド13を巻き取る方向の回転トルクを、原反ロール設置部33に設置されているモールド原反11に付与するようになっている。
これにより、モールド保持体35とモールド原反11との間で延出している未切断モールド13には、X軸方向で所定の張力がかかるようになっている。
モールド保持体35とモールド原反11との間で延出している未切断モールド13は、厚さ方向がZ軸方向になっており、長さ方向がX軸方向になっており、幅方向がY軸方向になっている。転写パターン形成体17は、モールド用基材15の下面に位置している。
また、モールド保持体35が適宜移動位置決めされ転写の準備ができた状態をZ軸方向から見ると、未切断モールド13の微細な転写パターン7が、被成形体保持体31に設置され保持されている被成形体3の被成形物23に重なっている。
ガイドローラ45(45A,45B)は、図示しないガイドローラ支持体に支持されており、Y軸方向に延びた軸C3,C4を中心にして回転するようになっている。ガイドローラ支持体は図示しないリニアガイドベアリングを介してベース体47に支持されており、制御部41の制御の下、Z軸方向で移動位置決めされるようになっている。
転写部37は、押圧ローラ51と紫外線発生装置53とを備えて構成されている。
押圧ローラ51は、図示しない押圧ローラ支持体に支持されており、Y軸方向に延びた軸C1を中心にして回転するようになっている。押圧ローラ支持体は図示しないリニアガイドベアリングを介してベース体47に支持されており、制御部41の制御の下、Z軸方向とX軸方向で移動位置決めされるようになっている。
また、押圧ローラ51は、アクチュエータ等のサーボモータにより、軸C1を中心にして回転駆動するようになっている。
すなわち、転写の際に、押圧ローラ51は、制御部41の制御の下、Z軸方向で移動位置決めされ、被成形体保持体31と協同して被成形体3を挟み込んで押圧するようになっている。また、被成形体3を挟み込んで押圧している状態で、X軸方向に移動することで、未切断モールド13ところがり対偶をなし、未切断モールド13と被成形体3との押圧されている部位が、X軸方向の一端側から他端側に移動するようになっている。
これにより、被成形体3の被成形物23の総てが、X軸方向の一端から他端に向かって順に押圧されるようになっている。
このX軸方向で移動をするときに、押圧ローラ51と未切断モールド13との間に滑りが発生しないように、押圧ローラ51が同期した速度(押圧ローラ51のX軸方向の移動速度に同期した回転速度)で回転するようになっている。なお、押圧ローラ51がフリーな状態で回転し、上記滑りの発生を防止する構成であってもよい。
紫外線発生装置53が発した紫外線は、押圧ローラ51で押圧されている部位の近傍で被成形物23に照射されて、被成形物23が硬化するようになっている。
仮保持部43は、一対のクランパ55によって形成されている。クランパ55はシリンダ等のアクチュエータで、制御部41の制御の下、Z軸方向で移動し、未切断モールド13をこの厚さ方向で把持することで保持するようになっている。
なお、クランパ55は、X軸方向では、他方のガイドローラ45Bを間にして被成形体保持体31とは反対側に位置している。
切断部39は、一対のカッタ57によって形成されている。カッタ57はシリンダ等のアクチュエータで、制御部41の制御の下、Z軸方向で移動し、未切断モールド13をこの厚さ方向で挟み切断するようになっている。
なお、カッタ57は、X軸方向では、クランパ55を間にしてガイドローラ45Bとは反対側に位置している。
また、モールド保持体35は、Z軸方向では、被成形体保持体31の上側に存在し、ガイドローラ45の下側に存在し、各クランパ55の間に存在し、各カッタ57の間に存在している。そして、X軸方向に移動するようになっている。
次に、被成形体組立体製造装置29の動作について説明する。
上述した初期状態では、図2で示すように、被成形体保持体31に被成形体3が設置されて保持されており、原反ロール設置部33に設置されたモールド原反11から延出している未切断モールド13の先端をモールド保持体35が保持しており、ガイドローラ45が上昇しており、押圧ローラ51が上昇しているとともにX軸方向の一端に位置しており、紫外線発生装置53は紫外線を発生しておらず、クランパ55とカッタ57は開いている。
初期状態から、制御部41の制御の下、モールド保持体35が、カッタ57の近傍でカッタ57の他端側に位置するまで、モールド保持体35を移動する(図3参照)。この状態では、未切断モールド13の下面に設けられている転写パターン形成体17(図1〜図11では図示せず)が、被成形体3から離れて被成形体3の真上に位置している。
続いて、ガイドローラ45を下降する(図4参照)。図4に示す状態では、各ローラ45A,45Bの間に存在している未切断モールド13が、被成形体3に接している。
続いて、押圧ローラ51を下降して、押圧ローラ51をX軸方向に移動して、被成形体3と未切断モールド13とを、被成形体保持体31と押圧ローラ51を挟み込んで押圧する。このときに、紫外線発生装置53が紫外線を発して被成形物23を硬化し転写を行う(図5、図6参照)。
続いて、押圧ローラ51を上昇し(図7参照)、被成形体保持体31での被成形体3の保持をやめる(被成形体3を開放する)。ガイドローラ45が上昇すると、被成形体3が未切断モールド13の張力で上昇し、被成形体保持体31から離れる(図8参照)。
続いて、未切断モールド13に貼り付いている被成形体3が、カッタ57の他端側に位置するまでモールド保持体35を移動する(図9参照)。
続いて、仮保持部43で未切断モールド13を保持し、切断部39で未切断モールド13を切断する(図10参照)。
続いて、カッタ57を開き、モールド保持体35によるモールド5(被成形体組立体1)の保持をやめ(被成形体組立体1を開放し)、被成形体組立体1を、被成形体組立体製造装置29から、図示しないロボット等を用いて搬出し、仮保持部43の近傍でモールド保持体35が未切断モールド13の端部を保持する(図11参照)。
続いて、仮保持部43での未切断モールド13の保持をやめ(未切断モールド13を開放し)、モールド保持体35をX軸方向の一端側に移動することで、図2に示す初期状態に戻る。
被成形体組立体1によれば、微細な転写パターン7を転写したことによって被成形体3に貼り付き被成形体3に形成された微細な転写パターン9を保護しているモールド5により、別途保護フィルムを設置することなく、被成形体3に形成された微細な転写パターン9が傷付くおそれを極力回避することができる。
すなわち、被成形体組立体1は、この状態で、後工程までもしくは製品に組み付けられた状態で製品の一部として搬送され、さらには、販売されるのであるが、被成形体3に貼り付いているモールド5によって保護されているので、被成形体3に形成された微細な転写パターン9が傷付くおそれがほぼ無くなる。
被成形体組立体1の被成形体3に貼り付いているモールド5は、必要なときに被成形体3から剥がされるようになっている。
また、被成形体組立体1によれば、転写がロール状に巻かれているモールド原反11から延出している帯状の未切断モールド13の一部を用いてなされ、モールド5の両端部が被成形体3の両端から所定の長さ延出しているので、転写を効率良く行うことができるとともに、モールド5を被成形体から剥がしやすくなっている。
ここでは、モールド5の転写パターン7は連続して設けられていないが、連続して設けられていてもよい。また、押圧ローラ51で押圧するようになっているが、平面状の押圧装置でモールド5を押圧してもよい。
1 被成形体組立体
3 被成形体
5 モールド
7 モールドの微細な転写パターン
9 被成形体の微細な転写パターン
11 モールド原反
13 未切断モールド
29 被成形体組立体製造装置
31 被成形体保持体
33 原反ロール設置部
35 モールド保持体
37 転写部
39 切断部
41 制御部

Claims (4)

  1. 被成形体と、
    シート状に形成され、厚さ方向の一方の面に微細な転写パターンが形成されており、前記被成形体に前記微細な転写パターンを転写したことによって前記被成形体に貼り付き前記被成形体に形成された微細な転写パターンを保護しているモールドと、
    を有することを特徴とする被成形体組立体。
  2. 請求項1に記載の被成形体組立体において、
    前記転写は、ロール状に巻かれているモールド原反から延出している未切断モールドの一部を用いてなされたものであり、前記モールドは、前記未切断モールドを長手方向の所定の部位で切断して形成されたものであり、
    前記モールドの長手方向で、前記モールドの寸法が前記被成形体の寸法よりも大きくなっており、前記モールドの長手方向の両端部が前記被成形体の両端から所定の長さ延出していることを特徴とする被成形体組立体。
  3. 請求項1または請求項2に記載の被成形体組立体の製造・使用方法において、
    前記モールドの微細な転写パターンを前記被成形体に転写する転写工程と、
    前記転写工程での転写によってお互いが貼り付いている前記モールドと前記被成形体とを所定の場所に搬送する搬送工程と、
    前記搬送工程で搬送されてきた被成形体組立体から前記モールドを引き剥がす引き剥がし工程と、
    を有することを特徴とする被成形体組立体の製造・使用方法。
  4. 請求項1または請求項2に記載の被成形体組立体の製造装置において、
    被成形体が設置されて保持される被成形体保持体と、
    モールド原反が設置される原反ロール設置部と、
    前記モールド原反から延出する未切断モールドの先端部を保持し、前記被成形体保持体に対して移動するモールド保持体と、
    前記未切断モールドの微細な転写パターンを前記被成形体保持体に設置され保持されている被成形体に転写する転写部と、
    前記未切断モールドをこの長手方向の所定の部位で切断する切断部と、
    前記被成形体が前記被成形体保持体に設置され保持されており、前記原反ロール設置部にモールド原反が設置されており、前記モールド保持体が前記未切断モールドの先端部を保持している状態で、
    前記未切断モールドの微細な転写パターンが前記被成形体保持体に設置され保持されている被成形体と対向するように、前記モールド保持体を移動して、前記未切断モールドを前記原反ロール設置部に設置されているモールド原反から引き出し、
    前記転写部で、前記未切断モールドの微細な転写パターンを、前記被成形体保持体に設置され保持されている被成形体に転写し、
    前記被成形体保持体による前記被成形体の保持を開放し、
    前記転写によって前記未切断モールドに貼り付いている被成形体が前記未切断モールドの長手方向で前記被成形体保持体から離れるまで、前記モールド保持体を移動して、前記未切断モールドを前記張り付いている被成形体とともに、前記原反ロール設置部に設置されているモールド原反からさらに引き出し、
    前記未切断モールドを、前記切断部によって、前記原反ロール設置部に設置されているモールド原反側の前記貼り付いている被成形体から離れた所定の部位で切断するように、
    前記被成形体保持体と前記モールド保持体と前記転写部と前記切断部とを制御する制御部と、
    を有することを特徴とする被成形体組立体の製造装置。
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