JP2014069127A - 基板洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 純水の使用量を低減した場合においても、基板を均一に洗浄処理することが可能な基板洗浄装置を提供する。
【解決手段】 基板100の搬送方向の下流側に向けて純水を供給する第1スリットノズル1と、基板100の表面に対して鉛直方向または基板100の搬送方向の上流側に向けて純水を供給する第2スリットノズル2と、基板100の裏面に対して純水を供給する裏面洗浄ノズル4と、基板の両面に対して純水を供給する第3スリットノズル3と、基板100の両面に対して乾燥用の気体を噴射する一対のエアナイフ5とを備える。第1、第2スリットノズル1、2、第3スリットノズル3およびエアナイフ5の基板100の搬送方向に対する傾斜角度を、第1、第2スリットノズル1,2、第3スリットノズル3、エアナイフ5の順で大きく設定する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、薬液処理後の基板を洗浄液により洗浄する基板洗浄装置に関する。
例えば、アモルファスシリコン表面の自然酸化膜除去工程においては、フッ酸(HF)による処理によりシリコン(Si)が露出した基板に対して純水を供給して洗浄処理を実行している。基板に対する洗浄液の供給は、シャワーノズルを利用することにより純水を基板に噴霧する構成が採用される。そして、洗浄処理効果を高めるため、基板を複数の洗浄部を連続して通過させる構成が採用されている(特許文献1参照)。
特開2011−66352号公報
シャワーノズルを利用して洗浄液である純水を基板に供給する場合には、洗浄を基板の全面で均一に実行するため、基板の全面に対して純水を均一に噴霧する必要がある。このため、基板の洗浄に要する純水の量が極めて多量となるという問題が生ずる。例えば、第6世代と呼称される1500mm×1800mmのサイズの基板の全面に純水を供給するためには、毎分100リットル程度の純水を使用する必要が生ずる。このため、複数の洗浄部で連続して基板を洗浄した場合には、純水の使用量が極めて多量となるという問題が生ずる。
純水の使用量を低減するためには、複数の洗浄部のうち、基板の搬送方向の下流側の洗浄部においては新しい純水を使用するとともに、この洗浄部で使用された純水を回収して、回収した純水を基板の搬送方向の上流側の洗浄部で再利用する構成を採用することができる。しかしながら、このような構成を採用した場合には、洗浄に使用された純水の使用により基板が汚染する可能性がある。
すなわち、アモルファスシリコン表面の自然酸化膜除去工程において、フッ酸による処理によりシリコンが露出した基板は、シリコン表面が極めて汚染されやすい状態となっていることから、このシリコンの表面に対して洗浄に使用された純水を供給した場合には、シリコンの表面が汚染されてしまうという問題を生ずる。
また、シャワーノズルを利用して純水を基板の表面に供給した場合には、基板の表面にウォーターマークが生ずるという問題も発生する。すなわち、シャワーノズルから基板の表面に純水を供給した場合、シャワーノズルから噴霧された純水は細かい水滴となって基板の表面に到達する。このとき、基板の表面にシリコンが露出した状態では、シリコン面の接触角が高い状態となっていることから、細かい水滴が集まったとしてもシリコン面が均一に濡れないという現象が発生する。シャワーノズルから基板に噴霧された純水中には、空気中の酸素が溶解されている。このため、純水とシリコン面とが接触すると、その界面でシリコン面が酸化されることになるが、シリコン面が均一に濡れていない場合には、局所的な酸化が進行して一部の領域で接触角が低下することから、基板を均一に洗浄処理できないという問題が生ずる。
さらに、基板の表面に噴霧された純水中には、基板からごくわずかな量のシリコンが溶解することが知られている。このため、この純水を後段の乾燥工程でエアナイフにより除去するときに、純水とシリコン面との界面の接触角の影響により、シリコンが溶解した純水が基板の表面に残存する場合がある。このような場合に、シリコンが溶解した純水が乾燥すると、基板の表面に純水に溶解していたシリコンが析出することにより、基板を均一に洗浄処理できないという問題が生ずる。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、純水の使用量を低減した場合においても、基板を均一に洗浄処理することが可能な基板洗浄装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、薬液処理後の基板を洗浄する基板洗浄装置において、基板をその主面が略水平となる状態で水平方向に搬送する搬送機構と、前記搬送機構により搬送される基板の表面に対して、前記基板の上方から前記基板の搬送方向の下流側に向けて洗浄液を供給する第1スリットノズルと、前記第1スリットノズルに対して前記基板の搬送方向の下流側に所定の距離だけ離隔して配置され、前記搬送機構により搬送される基板の表面に対して、前記基板の上方から鉛直方向または前記基板の搬送方向の上流側に向けて、前記第1スリットノズルからの洗浄液の供給量より多量の洗浄液を供給する第2スリットノズルと、前記基板の搬送方向における前記第1スリットノズルと前記第2スリットノズルとの間の位置に配設され、前記搬送機構により搬送される基板の裏面に対して基板の下方から洗浄液を供給する裏面洗浄ノズルと、前記第2スリットノズルに対して、前記基板の搬送方向の下流側に配置され、前記搬送機構により搬送される基板の表面に対して、前記基板の上方から洗浄液を供給する第3スリットノズルと、前記第3スリットノズルに対して、前記基板の搬送方向の下流側に配置され、前記搬送機構により搬送される基板の表面および裏面に対して乾燥用の気体を噴射する一対のエアナイフと、を備え、前記第2スリットノズル、前記第3スリットノズルおよび前記エアナイフの前記基板の搬送方向に対する傾斜角度を、前記第2スリットノズル、前記第3スリットノズル、前記エアナイフの順で大きく設定したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記第3スリットノズルは、前記搬送機構により搬送される基板の表面に対して鉛直方向または前記基板の搬送方向の上流側に向けて洗浄液を供給する。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記第1スリットノズルおよび前記第2スリットノズルは、前記基板の搬送方向と直交する方向に向けて配置される。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明において、前記第1スリットノズルは、前記搬送機構により搬送される基板の表面に対して、20度乃至30度の角度で洗浄液を供給する。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明において、前記第2スリットノズルは、前記搬送機構により搬送される基板の表面に対して、45度乃至90度の角度で洗浄液を供給する。
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の発明において、前記第3スリットノズルから基板に供給された洗浄液を回収する洗浄液回収部と、前記洗浄液回収部に回収された洗浄液を、前記第1スリットノズル、前記第2スリットノズルおよび前記裏面洗浄ノズルの少なくとも一つに供給する洗浄液供給機構と、をさらに備える。
請求項1から請求項6に記載の発明によれば、第1スリットノズルと第2スリットノズルの間の領域において、搬送機構により搬送される基板の表面に第1スリットノズルおよび第2スリットノズルから供給される洗浄液を貯留することにより、基板の表面全域を均一に洗浄処理することが可能となる。また、第1スリットノズルと第2スリットノズルの間の領域において裏面洗浄ノズルから基板の裏面に供給された洗浄液が、第1スリットノズルから基板搬送方向の下流側に向けて供給される洗浄液の流動により基板の表面側に回り込むことを防止することができる。さらに、第3スリットノズルから供給される洗浄液により、基板に洗浄液の液滴を残存させないために基板の搬送方向に傾斜して配置された一対のエアナイフと、第2スリットノズルとの間で基板が乾燥することを防止することができる。従って、基板の全面を均一に処理することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、基板の搬送方向と直交する方向の全域において均一に処理することが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、第3スリットノズルから供給された洗浄液を再利用することが可能となる。
この発明の第1実施形態に係る基板洗浄装置の側面概要図である。 第1スリットノズル1により基板100に純水を供給する状態を示す模式図である。 第2スリットノズル2により基板100に純水を供給する状態を示す模式図である。 第3スリットノズル3により基板100に純水を供給する状態を示す模式図である。 第1スリットノズル1、第2スリットノズル2、第3スリットノズル3およびエアナイフ5の配置関係を示す平面概要図である。 この発明の第2実施形態に係る基板洗浄装置の側面概要図である。 第2実施形態に係る裏面洗浄ノズル4の概要図である。 この発明の第3実施形態に係る基板洗浄装置の側面概要図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はこの発明の第1実施形態に係る基板洗浄装置の側面概要図である。
この基板洗浄装置は、例えば、フッ酸等の薬液により処理されてシリコンが露出した液晶パネル用の矩形状の基板100に対して、その両面に洗浄液としての純水を供給することにより、この基板100の洗浄処理を実行するためのものである。この基板洗浄装置は、互いに同期して回転する複数の搬送ローラ6により基板100をその主面が略水平となる状態で支持して、この基板100を、搬入口15から、第1処理室11、第2処理室12、第3処理室13および第4処理室14を介して搬出口16まで順次搬送する構成を有する。
なお、図1においては、基板100は、複数の搬送ローラ6により、基板100の搬送方向の上流側に形成された搬入口15から、基板100の搬送方向の下流側に形成された搬出口16に向けて搬送される。図1においては、基板100の搬送方向の上流側は左側であり、基板100の搬送方向の下流側は右側である。
第1処理室11には、第1スリットノズル1が配設されている。この第1スリットノズル1は、搬送ローラ6により搬送される基板100の表面に対して、基板100の上方から基板100の搬送方向の下流側に向けて純水を供給するためのものである。この第1スリットノズル1は、管路34および図示しないポンプ等の送液手段を介して、純水の供給部31と接続されている。管路34には、第1スリットノズル1に供給される純水の流量を調整するための流量調整弁21が配設されている。
図2は、第1スリットノズル1により基板100に純水を供給する状態を示す模式図である。
この第1スリットノズル1は、基板100に対して純水を供給するためのスリット41と、管路34から流量調整弁21を介して供給された純水を一時的に貯留する貯留部42とを備える。第1スリットノズル1におけるスリット41は、後述するように、搬送ローラ6により搬送される基板100の搬送方向と直交する方向に延び、搬送ローラ6により搬送される基板100の搬送方向と直交する方向全域にわたって純水を供給する構成を有する。なお、図2に示すように、第1スリットノズル1から搬送ローラ6により搬送される基板100の表面に対して純水を供給する供給角度θ1は、基板100の搬送方向の下流側に向けて、20度乃至30度の角度となっている。
再度図1を参照して、第2処理室12には、第2スリットノズル2が配設されている。この第2スリットノズル2は、第1スリットノズル1に対して基板100の搬送方向に下流側に、後述する所定の距離Dだけ離隔して配置されている。この第2スリットノズル2は、搬送ローラ6により搬送される基板100の表面に対して、基板100の上方から鉛直方向または基板100の搬送方向の上流側に向けて純水を供給するためのものである。この第2スリットノズル2は、管路34および図示しないポンプ等の送液手段を介して、純水の供給部31と接続されている。管路34には、第2スリットノズル2に供給される純水の流量を調整するための流量調整弁21が配設されている。なお、この第2スリットノズル2から基板100に供給される純水の供給は、第1スリットノズル1から基板100に供給される純水の供給量より多量となっている。
図3は、第2スリットノズル2により基板100に純水を供給する状態を示す模式図である。
この第2スリットノズル2は、基板100に対して純水を供給するためのスリット43と、管路34から流量調整弁22を介して供給された純水を一時的に貯留する貯留部44とを備える。第2スリットノズル2におけるスリット43は、後述するように、搬送ローラ6により搬送される基板100の搬送方向と直交する方向に延び、搬送ローラ6により搬送される基板100の搬送方向と直交する方向全域にわたって純水を供給する構成を有する。なお、図3に示すように、第2スリットノズル2から搬送ローラ6により搬送される基板100の表面に対して純水を供給する供給角度θ2は、鉛直方向(基板100の搬送方向の上流側に向けて0度)乃至基板100の搬送方向の上流側に向けて45度の角度となっている。
再度図1を参照して、第2処理室12には、一対の裏面洗浄ノズル4も配設されている。この裏面洗浄ノズル4は、基板100の搬送方向における第1スリットノズル1と第2スリットノズル2との間の位置に配設され、搬送ローラ6により搬送される基板100の裏面に対して基板100の下方から純水を供給するためのものである。この一対の裏面洗浄ノズル4は、各々、管路34および図示しないポンプ等の送液手段を介して、純水の供給部31と接続されている。管路34には、裏面洗浄ノズル4に供給される純水の流量を調整するための流量調整弁24が配設されている。
この裏面洗浄ノズル4は、搬送ローラ6により搬送される基板100の裏面に対して純水を供給する多数の純水吐出口を備える。裏面洗浄ノズル4における純水吐出口は、搬送ローラ6により搬送される基板100の搬送方向と直交する方向に列設されており、搬送ローラ6により搬送される基板100の裏面における搬送方向と直交する方向全域にわたって純水を供給する構成を有する。
第3処理室13には、一対の第3スリットノズル3が配設されている。これら一対の第3スリットノズル3は、第2スリットノズル2に対して基板100の搬送方向の下流側に配置され、搬送ローラ6により搬送される基板100の表面および裏面に対して、基板100の上方および下方から基板100の搬送方向の上流側に向けて純水を供給するためのものである。これら一対の第3スリットノズル3は、各々、管路34および図示しないポンプ等の送液手段を介して、純水の供給部31と接続されている。管路34には、第3スリットノズル3に供給される純水の流量を調整するための流量調整弁23が配設されている。
図4は、第3スリットノズル3により基板100に純水を供給する状態を示す模式図である。
この一対の第3スリットノズル3は、各々、基板100に対して純水を供給するためのスリット45と、管路34から流量調整弁23を介して供給された純水を一時的に貯留する貯留部46とを備える。第3スリットノズル3におけるスリット45は、後述するように、搬送ローラ6により搬送される基板100の搬送方向と交差する方向に延び、搬送ローラ6により搬送される基板100の搬送方向と直交する方向全域にわたって純水を供給する構成を有する。なお、図4に示すように、第3スリットノズル3から搬送ローラ6により搬送される基板100の表面に対して純水を供給する供給角度θ3は、鉛直方向(基板100の搬送方向の上流側に向けて0度)乃至基板100の搬送方向の上流側に向けて45度の角度となっている。一方、第3スリットノズル3から搬送ローラ6により搬送される基板100の裏面に対して純水を供給する供給角度θ4は、基板100の裏面に純水が十分に供給されうる角度に設定されている。
再度図1を参照して、第4処理室14には、一対のエアナイフ5が配設されている。これら一対のエアナイフ5は、第3スリットノズル3に対して基板100の搬送方向の下流側に配置され、搬送ローラ6により搬送される基板100の表面および裏面に対して乾燥用の圧縮空気を噴射するためのものである。これら一対のエアナイフ5は、図示を省略した圧縮空気の供給源と接続されている。
これら一対のエアナイフ5は、各々、搬送ローラ6により搬送される基板100の表裏両面に対して圧縮空気を噴射供給するためのスリットを備える。各エアナイフ5における圧縮空気の噴射用のスリットは、後述するように、搬送ローラ6により搬送される基板100の搬送方向と交差する方向に延び、搬送ローラ6により搬送される基板100の搬送方向と直交する方向全域にわたって圧縮空気を噴射する構成を有する。
なお、図1に示すように、第1処理室11、第2処理室12、第3処理室13および第4処理室14の底部には、純水の排出口が形成されており、これらの排出口は、管路35を介して、ドレイン33に接続されている。基板100の洗浄処理に使用され、基板100より流下した純水は、これらの排出口から、管路35を介して、ドレイン33に回収される。
図5は、第1スリットノズル1、第2スリットノズル2、第3スリットノズル3およびエアナイフ5の配置関係を示す平面概要図である。
この図に示すように、第1スリットノズル1および第2スリットノズル2は、搬送ローラ6による基板100の搬送方向と直交する方向に向けて配置されている。すなわち、第1スリットノズル1の基板100の搬送方向に対する角度θ5と、第2スリットノズル2の基板100の搬送方向に対する角度θ6とは、90度となっている。そして、第1スリットノズル1と第2スリットノズル2との距離は、Dとなっている。一方、第3スリットノズル3の基板100の搬送方向に対する角度はθ7となっており、エアナイフ5の基板100の搬送方向に対する角度はθ8となっている。この角度θ7は、角度θ8より大きくなっている。すなわち、第1、第2スリットノズル1、2、第3スリットノズル3およびエアナイフ5の基板100の搬送方向に対する傾斜角度は、第1、第2スリットノズル1、2、第3スリットノズル3、エアナイフ5の順で大きく設定されていることになる。なお、上述したように、裏面洗浄ノズル4は、搬送ローラ6による基板100の搬送方向と直交する方向に向けて配置されている。
なお、第1スリットノズル1、第2スリットノズル2、第3スリットノズル3およびエアナイフ5を図5に示す角度位置に配置しているのは、以下のような理由によるものである。
すなわち、第1スリットノズル1から基板100の表面に供給される純水は、基板100の表面に最初に供給されるものであり、第2スリットノズル2から供給される純水は基板100の洗浄処理を実質的に終了させるためのものである。このため、基板100の全域を均一に洗浄処理するためには、基板100の表面における洗浄処理の開始時および洗浄処理の終了時を基板表面の全域において同一とする必要性から、第1スリットノズル1および第2スリットノズル2は、搬送ローラ6による基板100の搬送方向と直交する方向に向けて配置されている。
一方、エアナイフ5を、搬送ローラ6による基板100の搬送方向と直交する方向に向けて配置した場合には、基板100の後端縁(基板100の搬送方向上流側の端縁)に純水の水滴が残存する場合がある。このため、エアナイフ5を、基板100の搬送方向に対して所定の角度θ8だけ傾斜させて配置する必要がある。
このようにエアナイフ5を基板100の搬送方向に対して角度θ8だけ傾斜させた場合には、搬送ローラ6により搬送される基板100の搬送方向を向く端縁の一方(図5に示す下側の端縁)で、第2スリットノズル2とエアナイフ5との距離が比較的大きなものとなる。この第3スリットノズル3は、第2スリットノズル2を通過後の基板100の表面の乾燥を防止するためのものであるが、このような場合に、第3スリットノズル3を搬送ローラ6による基板100の搬送方向と直交する方向に向けて配置した場合には、搬送ローラ6により搬送される基板100の搬送方向を向く端縁の一方(図5に示す下側の端縁)で、基板100の表面がエアナイフ5に到達する前に乾燥するという問題が発生する。このため、第3スリットノズル3を、基板100の搬送方向に対して所定の角度θ7だけ傾斜させて配置する必要がある。
そして、基板100の乾燥を防止するためのみであれば、上述したエアナイフ5の傾斜角度θ8と第3スリットノズル3の傾斜角度θ7とを同一の角度にすればよいが、これらを同一の角度とした場合には、第3スリットノズル3から基板100の表面に供給された純水が基板100の乾燥方向と交差する方向に流出することから、搬送ローラ6により搬送される基板100の搬送方向を向く端縁の一方(図5に示す上側の端縁)付近において、第3スリットノズル3から供給された純水が第2スリットノズル2による純水の供給位置まで到達しないという問題が生ずる。このため、第3スリットノズル3の傾斜角度θ7を、エアナイフ5の傾斜角度θ8より大きく設定する必要がある。
次に、上述した基板洗浄装置による基板100の洗浄動作について説明する。以上のような構成を有する基板洗浄装置において基板100の洗浄処理を実行する場合には、フッ酸等の薬液により処理されてシリコンが露出した液晶パネル用の矩形状の基板100を搬入口15より第1処理室11に搬入する。第1処理室11においては、第1スリットノズル1から、搬送ローラ6により搬送される基板100の表面に対して基板100の上方から基板100の搬送方向の下流側に向けて純水が供給される。この純水は、基板100の表面に沿って基板100の搬送方向の下流側に移動する。
基板100がさらに搬送されて第2処理室12に進入すれば、第2スリットノズル2から、搬送ローラ6により搬送される基板100の表面に対して基板100の上方から鉛直方向または基板100の搬送方向の上流側に向けて純水が供給される。この純水の流れにより、基板100の表面に沿って基板100の搬送方向上流側に移動する純水の流れが堰き止められる。
この第1スリットノズル1と第2スリットノズル2との間の領域においては、基板100の表面の薬液成分は、第1スリットノズル1から供給される純水により希釈され、基板100の表面が洗浄される。一方、第1スリットノズル1から供給された純水は、第2スリットノズル2から基板100の表面に対して、基板100の上方から鉛直方向または基板100の搬送方向の上流側に向けて供給される純水により堰き止められる。これにより、第2処理室12より基板100の搬送方向の下流側に、薬液成分を含む純水が流出することを防止することができる。基板100に対する洗浄処理は、第1スリットノズル1と第2スリットノズル2との間の領域においてほぼ完了する。この場合においては、従来のようにシャワーノズルを利用して純水を基板100の表面に供給した場合と比較して、基板100の表面にウォーターマークが生ずるという問題を防止することができ、また、純水の使用量を低減することが可能となる。
ここで、第1スリットノズル1から基板100の表面に対して基板100の搬送方向の下流側に向けて供給される純水は、その初速と基板100自体の搬送速度との作用により、基板100の搬送方向の下流側に移動する。しかしながら、上述したように、第2スリットノズル2から基板100に供給される純水の供給量は、第1スリットノズル1から基板100に供給される純水の供給量より多量となっている。このため、第2スリットノズル2から基板100の表面に供給される純水の作用により、基板100の表面に沿って基板100の搬送方向下流側に移動する純水の流れを確実に堰き止めることが可能となる。
なお、互いに平行(基板100の搬送方向と直交する方向)に配置される第1スリットノズル1と第2スリットノズル2との距離D(図5参照)は、第2スリットノズル2から基板100の表面に対して鉛直方向または基板100の搬送方向の上流側に向けて供給された純水が、第1スリットノズル1から基板100の表面に対して基板100の搬送方向の下流側に向けて供給された純水を、第1スリットノズル1より上流側にさらに逆流させないために必要な距離であり、かつ、基板100の表面を十分に洗浄しうる距離となるように設定される。この距離Dは、基板100として、例えば、第6世代と呼称される1500mm×1800mmのサイズのものを使用した場合には、700mm程度の距離となる。
第2処理室12においては、搬送ローラ6により搬送される基板100の裏面に対して、裏面洗浄ノズル4から純水が供給される。これにより、基板100の裏面が洗浄される。なお、第1スリットノズル1と第2スリットノズル2の間の領域において裏面洗浄ノズル4から基板100の裏面に供給された洗浄液は、第1スリットノズル1から基板搬送方向の下流側に向けて供給される純水の流動により基板100の表面側に回り込むことが防止される。基板100の裏面を洗浄した純水は、自重で第2処理室12の底面に落下する。なお、この実施形態においては、基板100の裏面を十分に洗浄するために、一対の裏面洗浄ノズル4を配設している。
基板100がさらに搬送されて第3処理室13に進入すれば、一対の第3スリットノズル3から、搬送ローラ6により搬送される基板100の表面および裏面に対して純水が供給される。第2処理室12の後段においては、第2スリットノズル2の作用により基板100の表面における純水が堰き止められることから、基板100の表面の接触角が大きい場合には、基板100の表面が部分的に乾燥する場合がある。このように基板100の表面が部分的に乾燥した場合には、シリコンが析出すること等により、基板100を均一に洗浄処理できないという問題が生ずる。しかしながら、この位置において第3スリットノズル3から基板100の表面に純水を供給することにより、このような問題の発生を有効に防止することが可能となる。
なお、この一対の第3スリットノズル3から基板100の表面に供給される純水の供給量は、第3スリットノズル3から搬送ローラ6により搬送される基板100の両面における搬送方向の上流側に向けて供給された純水が、第2スリットノズル2による純水の供給位置まで到達し、かつ、基板100の両面に供給された純水が一対のエアナイフ5による圧縮空気の吹き付け位置まで乾燥せずに基板100の表面を濡らし続けられる量とすることが好ましい。
なお、この実施形態においては、搬送ローラ6により搬送される基板100の表面および裏面に対して、基板100の上方および下方から純水を供給する一対の第3スリットノズル3を採用しているが、基板100の下方から基板100の裏面に対して純水を供給する第3スリットノズル3は、これを省略するようにしてもよい。
基板100がさらに搬送されて第4処理室14に進入すれば、上下一対のエアナイフ5により、搬送ローラ6により搬送される基板100の表面および裏面に対して乾燥用の圧縮空気を噴射する。この圧縮空気の作用により、基板100に残存する純水が除去され、基板100が乾燥される。このとき、図5に示すように、一対のエアナイフ5は、基板100の搬送方向に対して所定の角度θ8だけ傾斜させて配置されていることから、基板100の後端縁に純水の水滴が残存することなく、基板100を確実に乾燥させることが可能となる。
乾燥後の基板100は、搬送ローラ6により搬出口16から搬出され、基板100に対する洗浄処理が完了する。
次に、この発明に係る基板洗浄装置の他の実施形態について説明する。図6は、この発明の第2実施形態に係る基板洗浄装置の側面概要図である。また、図7は、第2実施形態に係る裏面洗浄ノズル4の概要図である。なお、上述した第1実施形態と同様の部材については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
この第2実施形態に係る基板処理装置においては、第1実施形態に係る基板処理装置における一対の裏面洗浄ノズル4の代わりに、図7に示す裏面洗浄ノズル4を使用する点が、上述した第1実施形態とは異なる。
図7に示す裏面洗浄ノズル4は、基板100の搬送方向と直交する方向に向けて配設され、多数の純水吐出口が形成された管状体143と、この管状体143に付設された一対の支持部材141と、これらの支持部材141に連結され、各々、基板100の搬送方向の上流側および下流側に向けて突出する鍔部材142とを備える。管状体143は、供給管144および図6に示す流量調整弁24を介して管路34に接続されている。なお、一対の鍔部材142は、図7に示すように、基板100の搬送方向の上流側ほど基板100の裏面から離隔し、基板100の搬送方向の下流側ほど基板100の裏面に近接する状態で配置されている。
この裏面洗浄ノズル4においては、管状体143の吐出口から吐出された純水は、一対の鍔部材142の作用により、これらの鍔部材142と基板100の裏面との間に純水の液溜まりを形成する。これにより、基板100の裏面に供給する純水の流量を小さなものとした場合においても、基板100の裏面を十分に洗浄することが可能となる。そして、一対の鍔部材142が、基板100の搬送方向の上流側ほど基板100の裏面から離隔し、基板100の搬送方向の下流側ほど基板100の裏面に近接する状態で配置されていることから、基板100の裏面の洗浄に利用される純水は、基板100の搬送方向の下流側から上流側に移動しながら、鍔部材142から流下するため、基板100の裏面の汚染を防止して、基板100の裏面を確実に洗浄することが可能となる。
次に、この発明に係る基板洗浄装置のさらに他の実施形態について説明する。図8は、この発明の第3実施形態に係る基板洗浄装置の側面概要図である。なお、上述した第1実施形態と同様の部材については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
この第3実施形態に係る基板洗浄装置においては、第3処理室13において第3スリットノズル3から基板100に供給された純水を第1スリットノズル1、第2スリットノズル2および裏面洗浄ノズル4に供給することにより、純水を再利用できるようにしたものである。
この基板洗浄装置においては、第3処理室13において回収された純水は、回収槽32に一旦貯留される。回収槽32に貯留された純水は、ポンプ39の作用により、管路36を介して第1スリットノズル1、第2スリットノズル2および裏面洗浄ノズル4に供給され、基板100の洗浄に再利用される。なお、第1スリットノズル1、第2スリットノズル2および裏面洗浄ノズル4には、回収槽32からの純水だけではなく、純水の供給部31からも純水が供給される。
このような構成を採用することにより、純水の使用量を低減することが可能となる。しかも、従来のように、単に、基板100の搬送方向の下流側の洗浄部において使用された純水を基板100の搬送方向の上流側の洗浄部において再利用するのではなく、第1スリットノズル1、第2スリットノズル2および裏面洗浄ノズル4により十分洗浄処理された後の基板100に供給されて、この基板100の乾燥防止のために使用された純水を再利用する構成であることから、汚染されやすいシリコンが露出した基板100を洗浄するような場合であっても、基板100の表面が汚染されることはない。
なお、図8に示す実施形態においては、第3処理室13において第3スリットノズル3から基板100に供給された純水を第1スリットノズル1、第2スリットノズル2および裏面洗浄ノズル4に供給しているが、第3処理室13において第3スリットノズル3から基板100に供給された純水を、第1スリットノズル1、第2スリットノズル2および裏面洗浄ノズル4の少なくとも一つに供給することにより、全体として、純水の使用量を低減するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、いずれも、複数の搬送ローラ6により基板100をその主面が略水平となる状態で支持して水平方向に搬送している。しかしながら、この明細書でいう略水平とは、水平方向を向く場合のみならず、水平方向から数度程度傾斜する場合をも含む概念である。
1 第1スリットノズル
2 第2スリットノズル
3 第3スリットノズル
4 裏面洗浄ノズル
5 エアナイフ
6 搬送ローラ
11 第1処理室
12 第2処理室
13 第3処理室
14 第4処理室
15 搬入口
16 搬出口
21 流量調整弁
22 流量調整弁
23 流量調整弁
24 流量調整弁
31 純水の供給部
32 回収槽
33 ドレイン
35 管路
36 管路
37 管路
39 ポンプ
41 スリット
43 スリット
45 スリット
100 基板
141 支持部材
142 鍔部

Claims (6)

  1. 薬液処理後の基板を洗浄する基板洗浄装置において、
    基板をその主面が略水平となる状態で水平方向に搬送する搬送機構と、
    前記搬送機構により搬送される基板の表面に対して、前記基板の上方から前記基板の搬送方向の下流側に向けて洗浄液を供給する第1スリットノズルと、
    前記第1スリットノズルに対して前記基板の搬送方向の下流側に所定の距離だけ離隔して配置され、前記搬送機構により搬送される基板の表面に対して、前記基板の上方から鉛直方向または前記基板の搬送方向の上流側に向けて、前記第1スリットノズルからの洗浄液の供給量より多量の洗浄液を供給する第2スリットノズルと、
    前記基板の搬送方向における前記第1スリットノズルと前記第2スリットノズルとの間の位置に配設され、前記搬送機構により搬送される基板の裏面に対して基板の下方から洗浄液を供給する裏面洗浄ノズルと、
    前記第2スリットノズルに対して、前記基板の搬送方向の下流側に配置され、前記搬送機構により搬送される基板の表面に対して、前記基板の上方から洗浄液を供給する第3スリットノズルと、
    前記第3スリットノズルに対して、前記基板の搬送方向の下流側に配置され、前記搬送機構により搬送される基板の表面および裏面に対して乾燥用の気体を噴射する一対のエアナイフと、
    を備え、
    前記第2スリットノズル、前記第3スリットノズルおよび前記エアナイフの前記基板の搬送方向に対する傾斜角度を、前記第2スリットノズル、前記第3スリットノズル、前記エアナイフの順で大きく設定したことを特徴とする基板洗浄装置。
  2. 請求項1に記載の基板洗浄装置において、
    前記第3スリットノズルは、前記搬送機構により搬送される基板の表面に対して鉛直方向または前記基板の搬送方向の上流側に向けて洗浄液を供給する基板洗浄装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の基板洗浄装置において、
    前記第1スリットノズルおよび前記第2スリットノズルは、前記基板の搬送方向と直交する方向に向けて配置される基板洗浄装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の基板洗浄装置において、
    前記第1スリットノズルは、前記搬送機構により搬送される基板の表面に対して、20度乃至30度の角度で洗浄液を供給する基板洗浄装置。
  5. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の基板洗浄装置において、
    前記第2スリットノズルは、前記搬送機構により搬送される基板の表面に対して、45度乃至90度の角度で洗浄液を供給する基板洗浄装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の基板洗浄装置において、
    前記第3スリットノズルから基板に供給された洗浄液を回収する洗浄液回収部と、
    前記洗浄液回収部に回収された洗浄液を、前記第1スリットノズル、前記第2スリットノズルおよび前記裏面洗浄ノズルの少なくとも一つに供給する洗浄液供給機構と、
    をさらに備える基板洗浄装置。
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