JP2014067936A - レシピ作成装置、レシピ作成方法および基板処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】適切なレシピを優れた操作性で短時間に作成することができるレシピ作成技術、ならびに当該レシピ作成技術を利用した基板処理装置を提供する。
【解決手段】レシピに規定される連続するステップで構成される第1レシピブロックと、第1レシピブロック以降で連続するステップで構成される第2レシピブロックとを編集するレシピ編集部211と、第1レシピブロックを実行することで基板Wに対して行われる第1処理と、第1処理に続いて第2レシピブロックを実行することで基板Wに対して行われる第2処理との間に整合が取れていることを確認する整合チェック部212と、整合チェック部212による確認が得られないとき、第1処理と第2処理とが不整合であることを報知する報知部の一例である表示部261とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】レシピに規定される連続するステップで構成される第1レシピブロックと、第1レシピブロック以降で連続するステップで構成される第2レシピブロックとを編集するレシピ編集部211と、第1レシピブロックを実行することで基板Wに対して行われる第1処理と、第1処理に続いて第2レシピブロックを実行することで基板Wに対して行われる第2処理との間に整合が取れていることを確認する整合チェック部212と、整合チェック部212による確認が得られないとき、第1処理と第2処理とが不整合であることを報知する報知部の一例である表示部261とを備える。
【選択図】図1
Description
この発明は、基板に対して実行する複数のステップの動作順序および各ステップに対応する動作内容を規定した、レシピを作成するレシピ作成技術、ならびに当該レシピにしたがって基板を処理する基板処理装置に関するものである。なお、当該基板には、半導体ウエハ、フォトマスク用ガラス基板、液晶表示用ガラス基板、プラズマ表示用ガラス基板、FED(Field Emission Display)用基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板などの各種基板が含まれる。
半導体装置や液晶表示装置などの電子部品の製造工程では、基板処理装置は薬液ステップ、洗浄ステップ、リンスステップ、乾燥ステップなどの種々のステップを実行して基板に対して所望の処理を施す。具体的には、基板処理装置はレシピファイルに保存されるレシピにしたがって装置各部を制御し、当該レシピに規定されたステップの動作順序で、かつ各ステップに対応する動作を実行する。したがって、基板処理装置による基板処理前に、レシピを作成しておく必要がある。そこで、レシピ作成の容易化を図るために、種々の提案がなされている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、レシピを作成にあたっては、ステップ単位でレシピ編集を行う必要があり、必ずしもレシピ作成が容易であるといえず、合理的かつ迅速なレシピ作成が要望されている。また、編集されたレシピが適切なものであるとの確認作業にも多大な労力を必要としていた。
この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、適切なレシピを優れた操作性で短時間に作成することができるレシピ作成技術、ならびに当該レシピ作成技術を利用した基板処理装置を提供することを目的とする。
この発明にかかるレシピ作成装置の一態様は、基板に対して実行する複数のステップの動作順序および各ステップに対応する動作内容を規定した、レシピを作成するレシピ作成装置であって、レシピに規定される連続するステップで構成される第1レシピブロックと、第1レシピブロック以降で連続するステップで構成される第2レシピブロックとを編集するレシピ編集部と、第1レシピブロックを実行することで基板に対して行われる第1処理と、第1処理に続いて第2レシピブロックを実行することで基板に対して行われる第2処理との間に整合が取れていることを確認する整合チェック部と、整合チェック部による確認が得られないとき、第1処理と第2処理とが不整合であることを報知する報知部とを備えている。
この発明にかかるレシピ作成方法の一態様は、基板に対して実行する複数のステップの動作順序および各ステップに対応する動作内容を規定した、レシピを作成するレシピ作成方法であって、レシピに規定される連続するステップで構成される第1レシピブロックを編集する工程と、第1レシピブロック以降で連続するステップで構成される第2レシピブロックを編集する工程と、第1レシピブロックまたは第2レシピブロックを編集する毎に、第1レシピブロックを実行することで基板に対して行われる第1処理と、第1処理に続いて第2レシピブロックを実行することで基板に対して行われる第2処理との間に整合が取れていることを確認する工程と、確認が得られないとき、第1処理と第2処理とが不整合であることを報知する工程とを備えている。
この発明にかかるレシピ作成装置の他の態様は、基板に対して実行する複数のステップの動作順序および各ステップに対応する動作内容を規定した、レシピを作成するレシピ作成装置であって、既存レシピファイルを取得する情報取得部と、取得された既存ファイルに含まれるレシピにより規定される複数ステップ中の任意のステップをブロック開始ステップとして指定するとともに、当該開始ステップより後の任意のステップをブロック終了ステップとして指定する指定手段と、指定手段により指定された、ブロック開始ステップからブロック終了ステップまでの複数のステップについてそれぞれの属性を取得するステップ属性取得手段と、所定のステップ設定条件を記憶するステップ設定条件記憶手段と、ステップ属性取得手段が取得した複数のステップの属性がステップ設定条件記憶手段が記憶するステップ設定条件を満たすことを確認するステップ設定条件確認手段と、ステップ設定条件による確認が得られないとき、指定手段により指定された複数のステップがレシピ編集単位としては不適格であることを報知する報知部と、を備えている。
この発明にかかる基板処理装置の一態様は、上記レシピ作成装置と同一構成を有する制御部と、制御部により作成されたレシピにしたがって基板に対して第1処理および第2処理を行う基板処理部とを備えている。
以上のように、本発明によれば、レシピに規定される連続するステップをレシピブロックとし、レシピブロック単位でレシピ編集を行うことが可能となっている。このため、レシピ作成の操作性を向上させるとともに、レシピ作成に要する時間を短縮することができる。しかも、第1レシピブロックを実行することで基板に対して行われる処理を第1処理とし、第1処理に続いて第2レシピブロックを実行することで基板に対して行われる処理を第2処理としたとき、両処理の間に整合が取れていることが確認される。そして、当該確認が得られないとき、第1処理と第2処理とが不整合であることを報知する。このため、不適切なレシピの作成を未然に防止することができる。その結果、適切なレシピを優れた操作性で短時間に作成することができる。
図1は、本発明にかかるレシピ作成装置の第1実施形態を装備する基板処理装置の構成を示す図である。この基板処理装置は、基板処理部1と、レシピ作成装置として機能するとともに基板処理部1の動作を制御する制御部2とを有している。
基板処理部1は、次に説明する構成を有しており、制御部2で作成されたレシピにしたがって基板Wの表面に薬液によるエッチング処理、洗浄液による洗浄処理やDIW(脱イオン水:deionized water)によるリンス処理などを行ったり、基板Wを回転させて基板Wの表面の乾燥処理を行う。すなわち、基板処理部1では、駆動モータ11が設けられている。この駆動モータ11の回転軸12が鉛直上方に延設されている。この回転軸12の上端部にスピンベース13が取り付けられており、駆動モータ11の作動に応じて回転軸12を軸心として回転駆動する。スピンベース13の回転スピードは、後で説明する制御部2の動作制御部によって自在に変えることができる。また、スピンベース13の上面には、基板Wの端部を保持する保持部材14が複数設けられ、これらの保持部材14が基板Wを水平に保持する。
スピンベース13の外側には、スピンベース13を囲うように環状のカップ15が設けられている。このため、基板処理中に基板Wから飛散してくる、薬液、洗浄液、DIWなどの液体、つまり基板処理装置で使用される処理液がカップ15に補集され、装置周辺への飛散が防止される。
カップ15の上方には、処理液供給ノズル16が配置されている。この処理液供給ノズル16は、複数種類の処理液供給源と接続されている。本実施形態では、以下の4つの処理液供給源、つまり
・塩酸(HCl)を供給する供給源17a、
・DIWを供給する供給源17b、
・SC1(アンモニア水と過酸化水素水との混合水溶液)を供給する供給源17c、
・硫酸(H2SO4)を供給する供給源17d
が設けられている。また、これらの供給源17a〜17dは、それぞれ開閉弁18a〜18dを介して処理液供給ノズル16に接続されており、各開閉弁18a〜18dの開閉に応じて処理液をノズル16に圧送可能となっている。
・塩酸(HCl)を供給する供給源17a、
・DIWを供給する供給源17b、
・SC1(アンモニア水と過酸化水素水との混合水溶液)を供給する供給源17c、
・硫酸(H2SO4)を供給する供給源17d
が設けられている。また、これらの供給源17a〜17dは、それぞれ開閉弁18a〜18dを介して処理液供給ノズル16に接続されており、各開閉弁18a〜18dの開閉に応じて処理液をノズル16に圧送可能となっている。
制御部2は、制御ユニット21と、レシピファイル保存部22と、レシピファイル記憶部23と、情報取得部24と、条件ファイル記憶部25と、表示操作端末26とを備えている。これらのうち制御ユニット21は、CPU(Central Processing Unit)およびメモリなどを有するコンピュータを主体とするものであり、予めメモリに記憶されているプログラムにしたがって、レシピ編集部211、整合チェック部212、画面表示制御部213および動作制御部214として機能する。
レシピ編集部211は、基板Wに対して実行する複数のステップの動作順序および各ステップに対応する動作内容を規定したレシピに関する情報(以下「レシピ情報」という)と、レシピ中の連続するステップで構成される各レシピブロックに関する情報(以下「ブロック情報」という)とに基づいてレシピ編集を行う。また、レシピ編集部211は後述するようにレシピ編集を行う毎にレシピ情報およびブロック情報を所定のレシピファイル形式に整形し、レシピファイル保存部22に与える。すると、レシピファイル保存部22はレシピ情報およびブロック情報を含むレシピファイルをレシピファイル記憶部23に書き込む。なお、レシピ情報およびブロック情報の詳細について後で具体例を示しながら詳述する。
整合チェック部212は、情報取得部24がレシピファイル記憶部23に記憶されているレシピファイルを読み出して取得したブロック情報を受け取るとともに、条件ファイル記憶部25に予め保存されている整合チャック条件ファイルを読み出し、整合チャック条件ファイルに含まれる整合チャック条件およびブロック情報に基づいて整合チェックを行う。この「整合チェック条件」とは、一のレシピブロック(第1レシピブロック)を実行することで基板Wに対して行われる第1処理と、第1処理に続いて他のレシピブロック(第2レシピブロック)を実行することで基板Wに対して行われる第2処理との整合に関連する条件である。例えば塩酸による第1処理と硫酸による第2処理とは不整合であり、これらの処理を連続的に行うことは現状では避けるのが望ましく、本実施形態では当該組み合わせが整合チェック条件に含められている。したがって、第1処理と第2処理の組み合わせが整合チェック条件としてリストアップされていないことに基づいて、両処理の間に整合が取れていることを確認することができる。一方、不整合であることを確認すると、整合チェック部212はその旨を画面表示制御部213に与える。
画面表示制御部213は、整合チェック部212からの情報のみならず、情報取得部24がレシピファイル記憶部23に記憶されているレシピファイルを読み出して取得したレシピ情報およびブロック情報を受け取る。そして、それらの情報に基づいて画面表示制御部213は表示操作端末26の表示部261に表示される画面を制御する。
動作制御部214はレシピ情報に基づいて基板処理部1の各部を制御してレシピに規定された一連の処理を実行させる機能を有している。
なお、図1中の符号262は制御ユニット21に各種指令、情報やデータなどを与えるための入力部であり、ユーザーやオペレータなどが後述する編集画面におけるセル位置を指定する際や各種指令などを入力する際に使用される。
図2は図1の基板処理装置によるレシピ作成動作を示すフローチャートであり、制御ユニット21が不揮発性メモリに予め記憶されているレシピ作成プログラムにしたがって以下の動作を実行してレシピを作成する。レシピ作成を開始すると、制御ユニット21は新規レシピであるか否かを判断する(ステップS1)。ここで、既存のレシピファイルを利用して所望のレシピを作成する(ステップS1で「NO」)場合のみ、制御ユニット21はステップS2を実行して既存レシピファイルを読み込み、表示部261に表示する(ステップS3)。一方、新規作成する(ステップS1で「YES」)場合には、制御ユニット21は新規編集用の画面を表示部261に表示する(ステップS3)。そして、ユーザーやオペレータなどが表示部261に映し出された編集画面を参照しながら入力部262を操作してレシピ情報を入力する。
図3は編集画面の一例を示す図である。ここでは従来技術と同様にして各ステップに対応する動作内容が入力された状態を示しており、レシピブロックが1つも設定してない状態を示している。なお本実施形態では表形式で編集画面を構成しており、太線で囲ったセルまたはセル群がアクティブ状態となっていることを示しており、編集対象であることを示している。また、各項目は以下のとおり、
・BL…レシピブロックの番号
・ST…ステップ番号
・回転数:基板の指定回転数
・加速時間:上記指定回転数に達する時間
・保持時間:上記指定回転数を保持する時間
・薬液:ノズル16に供給する処理液の種類
・流量:上記処理液の供給流量
である。上記情報がレシピ情報に含まれる。
・BL…レシピブロックの番号
・ST…ステップ番号
・回転数:基板の指定回転数
・加速時間:上記指定回転数に達する時間
・保持時間:上記指定回転数を保持する時間
・薬液:ノズル16に供給する処理液の種類
・流量:上記処理液の供給流量
である。上記情報がレシピ情報に含まれる。
また、表示部261上の編集画面の右上部分に表示されている各ボタンは以下のとおり、つまり、
・Cleat Block:ブロックの作成
・Delete Block:ブロックの削除
・Change Block Name...:ブロック名などの変更
・Copy:コピー(複写)
・Cut:カット(切り取り)
・Paste:貼り付け
である。
・Cleat Block:ブロックの作成
・Delete Block:ブロックの削除
・Change Block Name...:ブロック名などの変更
・Copy:コピー(複写)
・Cut:カット(切り取り)
・Paste:貼り付け
である。
図2に戻って説明を続ける。図3に示す編集画面に表示されたボタンが選択的にクリックされる(ステップS4〜S10)と、次に説明するようにクリックされたボタンに応じた編集動作が実行されるとともに、必要に応じて整合チェック動作が実行される。このような動作は、ステップS10でユーザー等が編集終了を選択するまで繰り返して行われる。
本実施形態では編集動作として6種類の動作を準備している。以下、各動作について順番に説明する。
<レシピブロックの作成動作(ステップS11)>
ユーザー等がブロック化したいステップ行に含まれる複数のセル(例えば図3では、ステップ行7〜ステップ行9の加速時間のセル)を選択した後で、「Cleat Block」のボタンをクリックすると、当該選択指定されたブロックをレシピブロックとして作成する動作、つまりレシピブロックの作成動作が制御ユニット21により実行される(ステップS11)。
ユーザー等がブロック化したいステップ行に含まれる複数のセル(例えば図3では、ステップ行7〜ステップ行9の加速時間のセル)を選択した後で、「Cleat Block」のボタンをクリックすると、当該選択指定されたブロックをレシピブロックとして作成する動作、つまりレシピブロックの作成動作が制御ユニット21により実行される(ステップS11)。
図4はレシピブロックの作成動作を示すフローチャートである。また、図5はブロック作成編集画面の一例を示す図である。制御ユニット21は表示部261にブロック作成編集画面を表示する(ステップS111)。ブロック作成編集画面には、選択指定されたレシピブロックの名称を入力するための名称ボックスが表示されており、ユーザー等は当該名称ボックスに任意のレシピブロック名を入力することが可能となっている。また、名称ボックスの直下位置にレシピブロックの色を指定する色ボックスが表示されている。ユーザー等が当該色ボックスをクリックすると、カラーピッカーが表示される。したがって、ユーザー等は希望する色を選択することが可能となっている。さらに、色ボックスの直下位置に当該レシピブロックを実行することで基板Wに行われる処理を指定する属性ボックスが表示される。この実施形態では、複数の処理内容が予め用意されており、ユーザー等はそれらから選択してレシピブロックの整合チェック用の属性を指定することができる。
上記レシピブロック名などの入力中にユーザー等が「Cancel」のボタンをクリックする(ステップS112で「YES」)と、制御ユニット21は入力された情報を破棄して表示部261を例えば図3に示す編集画面に切り替える(ステップS113)。こうして、レシピブロックの作成動作を中止する。一方、情報入力が完了してユーザー等が「OK」のボタンをクリックする(ステップS114で「YES」)と、制御ユニット21は、ユーザー指定のセルを含む複数行をレシピブロックとして設定する。こうして作成されたレシピブロックの名称、色および属性に加え、当該レシピブロックの開始ステップおよび終了ステップを当該レシピブロックに関するブロック情報として制御ユニット21は取得する(ステップS115)。
制御ユニット21はレシピ情報およびブロック情報をレシピファイル形式に整形した(ステップS116)後、レシピファイル保存部22に与える。そして、これらの情報を含むレシピファイルをレシピファイル保存部22がレシピファイル記憶部23に書き込む(ステップS117)。さらに、制御ユニット21は、情報取得部24が上記レシピファイルから読み出して取得したレシピ情報およびブロック情報に基づいてレシピブロック作成処理後の編集画面を表示部261に表示する。
このようなレシピブロック作成処理を繰り返して行うことで、例えば図6に示すように、複数のレシピブロックを作成することができる。なお、同図中のレシピブロック「Block-A」、「Block-B」、「Block-C」の各々に記載された数字はレシピブロックの順番を示しており、レシピブロックの新規作成、削除、移動および挿入などに応じて適宜再付番される。
<レシピブロックの削除動作(ステップS12)>
削除したいレシピブロックがある場合、ユーザー等は編集画面において削除したいレシピブロックをクリックして選択する。例えば図6中のレシピブロック「Block-B」をクリックすると、レシピブロック「Block-B」に属するステップ行7〜ステップ行9が選択状態となる。その上で、ユーザー等が編集画面中の「Delete Block」のボタンをクリックすると、制御ユニット21は以下のレシピブロック削除動作を実行する(ステップS12)。
削除したいレシピブロックがある場合、ユーザー等は編集画面において削除したいレシピブロックをクリックして選択する。例えば図6中のレシピブロック「Block-B」をクリックすると、レシピブロック「Block-B」に属するステップ行7〜ステップ行9が選択状態となる。その上で、ユーザー等が編集画面中の「Delete Block」のボタンをクリックすると、制御ユニット21は以下のレシピブロック削除動作を実行する(ステップS12)。
図7はレシピブロックの削除動作を示すフローチャートである。制御ユニット21は選択指定されたレシピブロック「Block-B」を削除する(ステップS121)。すると、制御ユニット21は、当該削除処理に伴って削除されたレシピブロック以降のブロック情報を修正する(ステップS122)。つまり、レシピブロック「Block-B」の削除に伴ってレシピブロック「Block-C」を繰り上げる。したがって、レシピブロック「Block-C」の開始ステップおよび終了ステップはともに削除レシピブロック「Block-B」の行数分だけ繰り上げられる。
次のステップS123で、制御ユニット21は削除後のレシピ情報およびブロック情報をレシピファイル形式に整形する。それに続いて、これらの情報を含むレシピファイルをレシピファイル保存部22がレシピファイル記憶部23に書き込む(ステップS124)。さらに、制御ユニット21は、情報取得部24が上記レシピファイルから読み出して取得したレシピ情報およびブロック情報に基づいてレシピブロック削除処理後の編集画面(例えば図8参照)を表示部261に表示する。
<レシピブロックの名称等の変更動作(ステップS13)>
レシピブロックの名称等を変更する必要が生じると、ユーザー等は編集画面において変更したいレシピブロックをクリックして選択する。例えば図6中のレシピブロック「Block-B」をクリックすると、削除動作と同様に、レシピブロック「Block-B」に属するステップ行7〜ステップ行9が選択状態となる。その上で、ユーザー等が編集画面中の「Change Block Name...」のボタンをクリックすると、制御ユニット21は以下のレシピブロック名称等の変更動作を実行する(ステップS13)。
レシピブロックの名称等を変更する必要が生じると、ユーザー等は編集画面において変更したいレシピブロックをクリックして選択する。例えば図6中のレシピブロック「Block-B」をクリックすると、削除動作と同様に、レシピブロック「Block-B」に属するステップ行7〜ステップ行9が選択状態となる。その上で、ユーザー等が編集画面中の「Change Block Name...」のボタンをクリックすると、制御ユニット21は以下のレシピブロック名称等の変更動作を実行する(ステップS13)。
図9はレシピブロック名称等の変更動作を示すフローチャートである。制御ユニット21は、レシピブロック作成動作(ステップS11)と同様に、表示部261にブロック作成編集画面を表示する(ステップS131)。そして、レシピブロック名などの変更中にユーザー等が「Cancel」のボタンをクリックする(ステップS132で「YES」)と、制御ユニット21は変更された情報を破棄して表示部261を元の編集画面に切り替える(ステップS133)。こうして、レシピブロック名称等の変更動作を中止する。一方、レシピブロック名称等の変更が完了してユーザー等が「OK」のボタンをクリックする(ステップS134で「YES」)と、制御ユニット21は、変更対象となったレシピブロックのブロック情報を更新する(ステップS135)。それ以降については、レシピブロック削除動作と同様の処理が実行される。つまり、制御ユニット21は変更後のレシピ情報およびブロック情報をレシピファイル形式に整形する(ステップS136)。それに続いて、これらの情報を含むレシピファイルをレシピファイル保存部22がレシピファイル記憶部23に書き込む(ステップS137)。さらに、制御ユニット21は、情報取得部24が上記レシピファイルから読み出して取得したレシピ情報およびブロック情報に基づいてレシピブロック名称等の変更処理後の編集画面を表示部261に表示する。
<コピー動作(ステップS15)>
本実施形態では、制御ユニット21は、従来技術と同様にセル単位、行単位および列単位でコピー可能となっているのみならず、レシピブロック単位でもコピー可能となっている。つまり、レシピブロック単位でコピーするとき、ユーザー等は編集画面においてコピーしたいレシピブロックをクリックして選択する。例えば図6中のレシピブロック「Block-B」をクリックすると、削除動作と同様に、レシピブロック「Block-B」に属するステップ行7〜ステップ行9が選択状態となる。その上で、ユーザー等が編集画面中の「Copy」のボタンをクリックすると、制御ユニット21はレシピブロックのレシピ情報のみならずブロック情報を図示省略のメモリに一時的に記憶する。
本実施形態では、制御ユニット21は、従来技術と同様にセル単位、行単位および列単位でコピー可能となっているのみならず、レシピブロック単位でもコピー可能となっている。つまり、レシピブロック単位でコピーするとき、ユーザー等は編集画面においてコピーしたいレシピブロックをクリックして選択する。例えば図6中のレシピブロック「Block-B」をクリックすると、削除動作と同様に、レシピブロック「Block-B」に属するステップ行7〜ステップ行9が選択状態となる。その上で、ユーザー等が編集画面中の「Copy」のボタンをクリックすると、制御ユニット21はレシピブロックのレシピ情報のみならずブロック情報を図示省略のメモリに一時的に記憶する。
<カット動作(ステップS16)>
本実施形態では、制御ユニット21は、コピー動作と同様に、カット動作についても通常のセル単位、行単位および列単位に加え、レシピブロック単位で実行可能となっている。
本実施形態では、制御ユニット21は、コピー動作と同様に、カット動作についても通常のセル単位、行単位および列単位に加え、レシピブロック単位で実行可能となっている。
<ペースト動作(ステップS14)>
本実施形態では、制御ユニット21は、コピー動作やカット動作と同様に、通常のセル単位、行単位および列単位でペースト動作を行うことが可能となっているが、これら以外にレシピブロック単位でのペースト動作を実行可能となっている。つまり、ユーザー等がレシピブロック単位でコピー動作(ステップS15)やカット動作(ステップS16)を実行した後で、編集画面中の「Paste」のボタンをクリックすると、制御ユニット21は編集画面においてアクティブ状態となっている選択セルに対してレシピブロックのペースト動作を実行する(ステップS14)。
本実施形態では、制御ユニット21は、コピー動作やカット動作と同様に、通常のセル単位、行単位および列単位でペースト動作を行うことが可能となっているが、これら以外にレシピブロック単位でのペースト動作を実行可能となっている。つまり、ユーザー等がレシピブロック単位でコピー動作(ステップS15)やカット動作(ステップS16)を実行した後で、編集画面中の「Paste」のボタンをクリックすると、制御ユニット21は編集画面においてアクティブ状態となっている選択セルに対してレシピブロックのペースト動作を実行する(ステップS14)。
図10はレシピブロックのペースト動作を示すフローチャートである。制御ユニット21はペースト操作前に行われた操作がカット動作であるかコピー動作であるかを判断する(ステップS141)。そして、カット動作である場合、制御ユニット21は選択セルを含むステップ行にカットしたレシピブロックを移動させる(ステップS142)。このようにレシピブロックの移動に伴いレシピブロックの開始ステップおよび終了ステップは変化するため、制御ユニット21はレシピブロック移動後のブロック情報を修正する(ステップS143)。
一方、ステップS141でコピー動作であると判断すると、制御ユニット21は選択セルを含むステップ行にコピーしたレシピブロックを複写させる(ステップS145)。このようにレシピブロックの複写を行った場合も、それに伴いレシピブロックの開始ステップおよび終了ステップは変化する。そこで、制御ユニット21はレシピブロックの複写後のブロック情報を修正する(ステップS145)。
こうしてレシピブロック単位でのペースト動作が完了すると、次のステップS146で、制御ユニット21はペースト処理後のレシピ情報およびブロック情報をレシピファイル形式に整形する。それに続いて、これらの情報を含むレシピファイルをレシピファイル保存部22がレシピファイル記憶部23に書き込む(ステップS147)。さらに、制御ユニット21は、情報取得部24が上記レシピファイルから読み出して取得したレシピ情報およびブロック情報に基づいてペースト処理後の編集画面を表示部261に表示する。
図2に戻って図1の基板処理装置によるレシピ作成動作の説明を続ける。上記した6種類の編集動作のうちレシピブロック作成動作(ステップS11)、レシピブロック削除動作(ステップS12)、名称等の変更動作(ステップS13)およびレシピブロックのペースト動作(ステップS14)のいずれかを行うと、レシピブロックの連続状態が変化する可能性がある。そして、一のレシピブロック(第1レシピブロック)を実行することで基板Wに対して行われる第1処理と、第1処理に続いて他のレシピブロック(第2レシピブロック)を実行することで基板Wに対して行われる第2処理とが不整合状態となる場合がある。そこで、本実施形態では、制御ユニット21は、上記ステップS11〜S14のいずれかを実行した際には、整合チェック動作を実行する(ステップS17)。
図11は整合チェック動作を示すフローチャートである。制御ユニット21は情報取得部24により読み出されたブロック情報を取得する(ステップS171)とともに、条件ファイル記憶部25に予め保存されている整合チャック条件ファイルを読み出す(ステップS172)。各ブロック情報には、レシピブロックの属性、つまり当該レシピブロックを実行することで基板Wに行われる処理に関する情報が含まれている。そこで、本実施形態では、制御ユニット21は属性情報と整合チャック条件ファイルに基づいて連続するレシピブロック間の整合をチェックする(ステップS173)。そして、制御ユニット21はチェック結果とレシピ情報を編集画面に表示する(ステップS174)。
図12は整合チェック動作中の編集画面の一例を示す図であり、ここではレシピブロック「Block-A」、「Block-B」が不整合状態にあることを示している。具体的には、レシピブロック「Block-A」は塩酸を薬液として用いた処理であるのに対し、レシピブロック「Block-B」は硫酸を薬液として用いた処理である。この場合、混触が発生してガスや高温の反応熱が発生することがあるために、これらの処理を連続的に行うことは現状では避けるのが望ましい。そこで本実施形態では、制御ユニット21は、不整合状態のレシピブロック「Block-A」、「Block-B」の表示色を変更して際立たせるとともに、混触が発生する旨ならびに不整合状態を解消するための方策の一例を編集画面の「Hint」欄に表示する。こうして、ユーザー等に対して注意を喚起し、適正なレシピ作成に導く。
以上のように、第1実施形態では、レシピブロック単位でのレシピ編集が可能となっているため、レシピ作成の操作性を向上させるとともに、レシピ作成に要する時間を短縮することができる。また、レシピブロック単位で名称を付したり、色分けして編集画面に表示することが可能となっている。したがって、レシピにより実行される処理の大まかな流れをユーザー等は簡単に把握することができる。
レシピブロック単位のレシピ編集を行う毎に、連続するレシピブロック間に整合が取れていることを確認している。そして、当該確認が得られないとき、例えば図12に示すように表示部261上の編集画面で不整合状態となっているレシピブロックを特定するとともに解消方策を表示している。したがって、不適切なレシピの作成を未然に、かつ効果的に防止することができる。その結果、適切なレシピを優れた操作性で短時間に作成することができる。
また、第1実施形態では、レシピブロックを実行することで基板Wに行われる処理に関する情報を本発明の「属性情報」としてブロック情報に含め、これらを整合チェック条件と照合することで上記整合確認を行っている。このように属性情報を用いることで整合チェックを合理的、かつ確実に実行することが可能となっている。
ところで、上記第1実施形態では、編集画面でレシピステップの挿入を行う際、選択セルにしかペーストすることができない。したがって、行やレシピブロックを挿入するためには、選択セルの直前や直後に新規の行を予め挿入しておく必要がある。この点については改良の余地があり、レシピ編集の操作性をさらに高めるためには、次に説明するように編集動作に挿入動作を追加するのが好適である。以下、図13ないし図22を参照しつつ本発明の第2実施形態について説明する。
図13は本発明の第2実施形態で表示される編集画面の一例を示す図である。この第2実施形態が第1実施形態と相違する点は、挿入動作が編集動作として追加されている点のみであり、その他の構成および動作は第1実施形態と同一である。したがって、以下においては相違点を中心に説明する。
第2実施形態では、レシピ編集を行う際、図13に示すように、編集画面に対して「Insert」のボタンが追加表示される。そして、ユーザー等が編集画面中の「Insert」のボタンをクリックすると、制御ユニット21は編集画面においてアクティブ状態となっている選択セルに対して編集動作の一態様として挿入動作を実行する。
図14は本発明の第2実施形態で実行される挿入動作を示すフローチャートである。制御ユニット21は挿入操作前にカット動作またはコピー動作が実行されたか否かを判断する(ステップS21)。いずれも実行されていないと判断すると、制御ユニット21は新規行挿入動作を実行する(ステップS22)。
また、ステップS21でいずれかが実行されたと判断すると、さらに制御ユニット21はそれが行単位であるかブロック単位であるかを判断する(ステップS23)。そして、行単位である場合には、さらに制御ユニット21は挿入操作前に行われた操作がカット動作であるかコピー動作であるかを判断する(ステップS24)。カット動作である場合には制御ユニット21は行移動挿入動作を実行し(ステップS25)、コピー動作である場合には制御ユニット21は行複写挿入動作を実行する(ステップS26)。
一方、ステップS23でブロック単位であると判断すると、さらに制御ユニット21は挿入操作前に行われた操作がカット動作であるかコピー動作であるかを判断する(ステップS27)。そして、カット動作である場合には制御ユニット21はブロック移動挿入動作を実行し(ステップS28)、コピー動作である場合には制御ユニット21はブロック複写挿入動作を実行する(ステップS29)。
このように第2実施形態では5種類の挿入動作を有しており、挿入操作前の操作内容に応じて選択実行することが可能となっている。これら新規行挿入動作(ステップS22)、行移動挿入動作(ステップS25)、行複写挿入動作(ステップS26)、ブロック移動挿入動作(ステップS28)およびブロック複写挿入動作(ステップS29)は以下の通りである。
<新規行挿入動作(ステップS22)>
図15は新規行挿入動作を示すフローチャートである。制御ユニット21は編集画面の一部の最下段部分または編集画面に重ねて第1行挿入画面(図16(a))を追加表示する(ステップS221)。この第1行挿入画面には、アクティブ状態となっている選択セルの直前に新規行を挿入する「前に挿入」ボタンと、当該選択セルの直後に新規行を挿入する「後ろに挿入」ボタンとが表示されている。
図15は新規行挿入動作を示すフローチャートである。制御ユニット21は編集画面の一部の最下段部分または編集画面に重ねて第1行挿入画面(図16(a))を追加表示する(ステップS221)。この第1行挿入画面には、アクティブ状態となっている選択セルの直前に新規行を挿入する「前に挿入」ボタンと、当該選択セルの直後に新規行を挿入する「後ろに挿入」ボタンとが表示されている。
次のステップS222では、ユーザー等がいずれのボタンをクリックしたかと判断する。そして、「前に挿入」ボタンがクリックされた場合、制御ユニット21は選択セルの位置(以下「編集位置」という)の直前に新規行を挿入する(ステップS223)。これにより、例えば図17中の太破線で示すように、ステップ行10が新規行となる。一方、元のステップ行10以降はそれぞれ1つずつ繰り下げられる。
一方、「後ろに挿入」ボタンがクリックされた場合、制御ユニット21は編集位置の直後に新規行を挿入する(ステップS224)。これにより、例えば図18中の太破線で示すように、ステップ行11が新規行となる。一方、元のステップ行11以降はそれぞれ1つずつ繰り下げられる。
このように新規行の挿入に伴いステップ行の部分繰り下げが発生し、レシピブロックの開始ステップおよび終了ステップが変化することがある。そこで、制御ユニット21は新規行の挿入後のブロック情報を修正する(ステップS225)。
<行移動挿入動作(ステップS25)>
図19は行移動挿入動作を示すフローチャートである。制御ユニット21は編集画面の一部の最下段部分または編集画面に重ねて第2行挿入画面(図16(b))を追加表示する(ステップS251)。この第2行挿入画面には、アクティブ状態となっている選択セルの直前に挿入操作前にカットされたステップ行(以下「カットステップ行」という)を挿入する行の移動挿入用の「前に挿入」ボタンと、当該選択セルの直後にカットステップ行を挿入する行の移動挿入用の「後ろに挿入」ボタンとが追加表示される。なお、本実施形態では、新規行挿入動作(ステップS22)と同様に新規行の挿入用の「前に挿入」ボタンおよび「後ろに挿入」ボタンも表示されており、行移動挿入動作時に新規行を適宜挿入可能となっている。この点については、後で詳述する行複写挿入動作(ステップS26)、ブロック移動挿入動作(ステップS28)およびブロック複写挿入動作(ステップS29)においても同様である。
図19は行移動挿入動作を示すフローチャートである。制御ユニット21は編集画面の一部の最下段部分または編集画面に重ねて第2行挿入画面(図16(b))を追加表示する(ステップS251)。この第2行挿入画面には、アクティブ状態となっている選択セルの直前に挿入操作前にカットされたステップ行(以下「カットステップ行」という)を挿入する行の移動挿入用の「前に挿入」ボタンと、当該選択セルの直後にカットステップ行を挿入する行の移動挿入用の「後ろに挿入」ボタンとが追加表示される。なお、本実施形態では、新規行挿入動作(ステップS22)と同様に新規行の挿入用の「前に挿入」ボタンおよび「後ろに挿入」ボタンも表示されており、行移動挿入動作時に新規行を適宜挿入可能となっている。この点については、後で詳述する行複写挿入動作(ステップS26)、ブロック移動挿入動作(ステップS28)およびブロック複写挿入動作(ステップS29)においても同様である。
次のステップS252では、ユーザー等がいずれのボタンをクリックしたかと判断する。そして、行の移動挿入用の「前に挿入」ボタンがクリックされた場合、制御ユニット21は編集位置の直前にカットステップ行を移動挿入する(ステップS253)。一方、行の移動挿入用の「後ろに挿入」ボタンがクリックされた場合、制御ユニット21は編集位置の直後にカットステップ行を移動挿入する(ステップS254)。
これらの行移動挿入により、新規行挿入動作(ステップS22)と同様に、カットステップ行の移動挿入分だけステップ行の部分繰り下げなどが発生し、レシピブロックの開始ステップおよび終了ステップが変化することがある。そこで、制御ユニット21は行移動挿入後のブロック情報を修正する(ステップS255)。
<行複写挿入動作(ステップS26)>
図20は行複写挿入動作を示すフローチャートである。制御ユニット21は編集画面の一部の最下段部分または編集画面に重ねて第3行挿入画面(図16(c))を追加表示する(ステップS261)。この第3行挿入画面には、アクティブ状態となっている選択セルの直前に挿入操作前にコピーされたステップ行(以下「コピーステップ行」という)を挿入する行の複写挿入用の「前に挿入」ボタンと、当該選択セルの直後にコピーステップ行を挿入する行の複写挿入用の「後ろに挿入」ボタンとが追加表示される。
図20は行複写挿入動作を示すフローチャートである。制御ユニット21は編集画面の一部の最下段部分または編集画面に重ねて第3行挿入画面(図16(c))を追加表示する(ステップS261)。この第3行挿入画面には、アクティブ状態となっている選択セルの直前に挿入操作前にコピーされたステップ行(以下「コピーステップ行」という)を挿入する行の複写挿入用の「前に挿入」ボタンと、当該選択セルの直後にコピーステップ行を挿入する行の複写挿入用の「後ろに挿入」ボタンとが追加表示される。
次のステップS262では、ユーザー等がいずれのボタンをクリックしたかと判断する。そして、行の複写挿入用の「前に挿入」ボタンがクリックされた場合、制御ユニット21は編集位置の直前にコピーステップ行を複写挿入する(ステップS263)。一方、行の複写挿入用の「後ろに挿入」ボタンがクリックされた場合、制御ユニット21は編集位置の直後にコピーステップ行を複写挿入する(ステップS264)。
これらの行複写挿入により、新規行挿入動作(ステップS22)と同様に、コピーステップ行の複写挿入分だけステップ行の部分繰り下げなどが発生し、レシピブロックの開始ステップおよび終了ステップが変化することがある。そこで、制御ユニット21は行複写挿入後のブロック情報を修正する(ステップS265)。
<ブロック移動挿入動作(ステップS28)>
図21はブロック移動挿入動作を示すフローチャートである。制御ユニット21は編集画面の一部の最下段部分または編集画面に重ねて第1ブロック挿入画面(図16(d))を追加表示する(ステップS281)。この第1ブロック挿入画面には、アクティブ状態となっている選択セルの直前に挿入操作前にカットされたレシピブロック(以下「カットブロック」という)を挿入するブロックの移動挿入用の「前に挿入」ボタンと、当該選択セルの直後にカットブロックを挿入するブロックの移動挿入用の「後ろに挿入」ボタンとが追加表示される。
図21はブロック移動挿入動作を示すフローチャートである。制御ユニット21は編集画面の一部の最下段部分または編集画面に重ねて第1ブロック挿入画面(図16(d))を追加表示する(ステップS281)。この第1ブロック挿入画面には、アクティブ状態となっている選択セルの直前に挿入操作前にカットされたレシピブロック(以下「カットブロック」という)を挿入するブロックの移動挿入用の「前に挿入」ボタンと、当該選択セルの直後にカットブロックを挿入するブロックの移動挿入用の「後ろに挿入」ボタンとが追加表示される。
次のステップS282では、ユーザー等がいずれのボタンをクリックしたかと判断する。そして、ブロックの移動挿入用の「前に挿入」ボタンがクリックされた場合、制御ユニット21は編集位置の直前にカットブロックを移動挿入する(ステップS283)。一方、ブロックの移動挿入用の「後ろに挿入」ボタンがクリックされた場合、制御ユニット21は編集位置の直後にカットブロックを移動挿入する(ステップS284)。このようにブロック移動挿入動作では、カットブロックが本発明の「第3レシピブロック」に相当している。
これらのブロック移動挿入により、新規行挿入動作(ステップS22)と同様に、カットブロックの移動挿入分だけステップ行の部分繰り下げなどが発生し、レシピブロックの開始ステップおよび終了ステップが変化することがある。そこで、制御ユニット21は行移動挿入後のブロック情報を修正する(ステップS285)。
<ブロック複写挿入動作(ステップS29)>
図22はブロック複写挿入動作を示すフローチャートである。制御ユニット21は編集画面の一部の最下段部分または編集画面に重ねて第2ブロック挿入画面(図16(e))を追加表示する(ステップS291)。この第2ブロック挿入画面には、アクティブ状態となっている選択セルの直前に挿入操作前にコピーされたレシピブロック(以下「コピーブロック」という)を挿入するブロックの複写挿入用の「前に挿入」ボタンと、当該選択セルの直後にコピーブロックを挿入するブロックの複写挿入用の「後ろに挿入」ボタンとが追加表示される。
図22はブロック複写挿入動作を示すフローチャートである。制御ユニット21は編集画面の一部の最下段部分または編集画面に重ねて第2ブロック挿入画面(図16(e))を追加表示する(ステップS291)。この第2ブロック挿入画面には、アクティブ状態となっている選択セルの直前に挿入操作前にコピーされたレシピブロック(以下「コピーブロック」という)を挿入するブロックの複写挿入用の「前に挿入」ボタンと、当該選択セルの直後にコピーブロックを挿入するブロックの複写挿入用の「後ろに挿入」ボタンとが追加表示される。
次のステップS292では、ユーザー等がいずれのボタンをクリックしたかと判断する。そして、ブロックの複写挿入用の「前に挿入」ボタンがクリックされた場合、制御ユニット21は編集位置の直前にコピーブロックを複写挿入する(ステップS293)。一方、ブロックの複写挿入用の「後ろに挿入」ボタンがクリックされた場合、制御ユニット21は編集位置の直後にコピーブロックを複写挿入する(ステップS294)。このようにブロック複写挿入動作では、コピーブロックが本発明の「第3レシピブロック」に相当している。
これらのブロック複写挿入により、新規行挿入動作(ステップS22)と同様に、コピーブロックの複写挿入分だけステップ行の部分繰り下げなどが発生し、レシピブロックの開始ステップおよび終了ステップが変化することがある。そこで、制御ユニット21は行複写挿入後のブロック情報を修正する(ステップS295)。
図14に戻って挿入動作の説明を続ける。各挿入動作が完了する毎に、次のステップS30で、制御ユニット21は挿入処理後のレシピ情報およびブロック情報をレシピファイル形式に整形する。それに続いて、これらの情報を含むレシピファイルをレシピファイル保存部22がレシピファイル記憶部23に書き込む(ステップS31)。さらに、制御ユニット21は、情報取得部24が上記レシピファイルから読み出して取得したレシピ情報およびブロック情報に基づいて挿入処理後の編集画面を表示部261に表示する(ステップS32)。
以上のように、第2実施形態では挿入動作を実行可能となっている。特に、レシピブロック単位での移動挿入や複写挿入が可能であり、第1実施形態に比べてレシピブロック単位での編集効率を格段に向上させることができる。また、挿入動作を実行する毎にブロック情報を自動修正しており、挿入動作はレシピブロック単位でレシピ編集するレシピ作成技術に好適な編集動作といえる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記実施形態では、表示部261を本発明の「報知部」の一例として用いている。つまり、連続するレシピブロック間で整合が取れていない、つまり不整合状態である場合、その旨を表示部261上の編集画面に表示してユーザー等に報知しているが、報知部の構成や報知態様はこれに限定されない。例えばスピーカーやブザー等の報知部から音声を発生させて報知してもよい。また、ランプなどの報知部を発光させて報知してもよい。さらに、基板処理装置において、制御ユニット21の動作制御部214が不整合状態である旨の情報を受けてレシピに基づく基板処理を規制するように構成してもよい。この場合、少なくとも第2処理の実行を規制するのが望ましく、レシピで規定された全処理の実行を規制するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、レシピブロック間の整合チェックを行っているが、制御ユニット21の整合チェック部212が各レシピブロックにおいてステップ間の整合についてもチェックするように構成してもよい。これによりレシピブロック内での不整合状態を未然に防止することができ、当該レシピブロック内における薬液混触の発生などを効果的に防止することができる。これにより、作業者により指定された複数ステップからなるレシピブロックがレシピ編集の単位として適切であるかが確認できる。ここで、基板処理装置における基板処理を例示してステップ間での整合チェックについて説明する。
基板処理装置は、例えば薬液により基板Wを処理する薬液ステップ、基板Wを洗浄する洗浄ステップ、DIW等の純水により基板Wをリンスするリンスステップおよび基板Wを乾燥する乾燥ステップを実行することがある。そして、これらのステップを1つのレシピブロックにまとめることがある。ところで、薬液の混触を未然に防止するために重要となるのが薬液ステップとリンスステップの順番である。つまり、薬液ステップの後でリンスステップを実行することにより当該薬液ステップで使用した薬液がその他の薬液と混触するのを未然に、かつ確実に防止することができる。そこで、薬液ステップの後にリンスステップが規定されているという条件をステップ設定条件として予め登録するとともに、当該ステップ設定条件がレシピブロック内で満足されることを確認するのが好適である。これによって、ステップ間での整合チェックを良好に行うことができる。また、同一のレシピブロックで薬液ステップ、洗浄ステップ、リンスステップおよび乾燥ステップがこの順序で行われることをステップ設定条件としてもよい。
これらのステップ設定条件が第1レシピブロックで満足されている場合、当該第1レシピブロックに続く第2レシピブロックで使用する薬液が第1レシピブロックで使用する薬液と混触する可能性はなく、整合状態が確保される。そこで、ステップ設定条件が第1レシピブロックで満足されていることを整合チェック部212が確認すると、第1レシピブロックで実行される第1処理が第2レシピブロックで実行される第2処理に影響を与えない旨を本発明の「第3属性情報」の一例としてブロック情報に加えてもよい。このような属性情報を有する場合には、それを参照することで整合チェックをより簡易に行うことができ、好適である。
また、上記したレシピブロックがレシピ編集の単位として適切であるかの確認については、これを単独で実行するように構成してもよく、これによって、ブロック単位でのレシピの適正を確認することができる。つまり、第1実施形態と同一の構成を有する装置において以下のように動作させてもよい。この実施形態では、情報取得部24が既存レシピファイルを取得すると、その取得された既存ファイルに含まれるレシピが表示部261に表示される。そして、入力部262を介し、レシピに規定される複数ステップ中の任意のステップがブロック開始ステップとして指定されるとともに、当該開始ステップより後の任意のステップがブロック終了ステップとして指定される。このように本実施形態では入力部262が本発明の「指定部」として機能し、入力部262によりブロックが指定される。すると、制御ユニット21は、本発明の「ステップ属性取得手段」および「ステップ設定条件確認手段」としての機能を果たす。具体的には、制御ユニット21は、指定されたブロック開始ステップからブロック終了ステップまでの複数のステップについてそれぞれの属性を取得する。制御ユニット21は、本発明の「ステップ設定条件記憶手段」として機能する条件ファイル記憶部25に記憶されている所定のステップ設定条件を読み出し、複数のステップの属性がステップ設定条件を満たすことを確認する。そして、ステップ設定条件による確認が得られないとき、指定された複数のステップがレシピ編集単位としては不適格であることが表示部261などの報知部に報知される。これにより、不適切なレシピの作成を未然に、かつ効果的に防止することができる。その結果、適切なレシピを優れた操作性で短時間に作成することができる。
また、上記実施形態では、薬液の種類を属性情報として整合チェックに用いているが、その他の事項、例えば各レシピブロックで実行される機械動作を属性情報として整合チェックに用い、基板処理装置1における機械的な干渉を未然に防止するように構成してもよい。
この発明は、基板処理装置で実行する動作ステップを規定するレシピを作成するレシピ作成技術全般に適用することができる。
1…基板処理部
2…制御部(レシピ作成装置)
21…制御ユニット
25…条件ファイル記憶部
26…表示操作端末
211…レシピ編集部
212…整合チェック部
213…画面表示制御部
214…動作制御部
261…表示部
262…入力部
W…基板
2…制御部(レシピ作成装置)
21…制御ユニット
25…条件ファイル記憶部
26…表示操作端末
211…レシピ編集部
212…整合チェック部
213…画面表示制御部
214…動作制御部
261…表示部
262…入力部
W…基板
Claims (20)
- 基板に対して実行する複数のステップの動作順序および各ステップに対応する動作内容を規定した、レシピを作成するレシピ作成装置であって、
前記レシピに規定される連続するステップで構成される第1レシピブロックと、前記第1レシピブロック以降で連続するステップで構成される第2レシピブロックとを編集するレシピ編集部と、
前記第1レシピブロックを実行することで前記基板に対して行われる第1処理と、前記第1処理に続いて前記第2レシピブロックを実行することで前記基板に対して行われる第2処理との間に整合が取れていることを確認する整合チェック部と、
前記整合チェック部による確認が得られないとき、前記第1処理と前記第2処理とが不整合であることを報知する報知部と
を備えるレシピ作成装置。 - 請求項1に記載のレシピ作成装置であって、
前記整合チェック部は、前記第1処理の内容に関連する第1属性情報と、前記第2処理の内容に関連する第2属性情報とに基づいて前記整合の確認を行うレシピ作成装置。 - 請求項2に記載のレシピ作成装置であって、
前記第1処理で使用する薬液と、前記第2処理で使用する薬液との整合条件を示す整合チェック条件を記憶する記憶部をさらに備え、
前記第1属性情報は前記第1処理で使用する第1薬液に関する情報であり、
前記第2属性情報は前記第2処理で使用する第2薬液に関する情報であり、
前記整合チェック部は、前記整合チェック条件に基づいて前記第1薬液と前記第2薬液との整合が取れていることを確認するレシピ作成装置。 - 請求項1ないし3のいずれか一項に記載のレシピ作成装置であって、
前記整合チェック部は、前記第1レシピブロックに含まれる各ステップに対応する動作内容が互いに整合が取れていることを確認するレシピ作成装置。 - 請求項4に記載のレシピ作成装置であって、
前記第1レシピブロックに含まれる各ステップに対応する動作内容として、薬液により前記基板を処理する薬液ステップと、純水により前記基板をリンスするリンスステップとを含み、
前記整合チェック部は、ステップ設定条件が満足されることを確認し、
前記ステップ設定条件は、前記薬液ステップの後に前記リンスステップが規定されるという条件を含むレシピ作成装置。 - 請求項5に記載のレシピ作成装置であって、
前記第1レシピブロックに含まれる各ステップとして、前記基板を洗浄する洗浄ステップと、前記基板を乾燥する乾燥ステップとをさらに含み、
前記ステップ設定条件は、前記薬液ステップと前記リンスステップとの間に前記洗浄ステップが規定されるという条件と、前記リンスステップの後に前記乾燥ステップが規定されるという条件とをさらに含むレシピ作成装置。 - 請求項5または6に記載のレシピ作成装置であって、
前記整合チェック部は、前記ステップ設定条件が満足されることを確認したとき、前記第1処理が前記第2処理に影響を与えない旨の第3属性情報を出力するレシピ作成装置。 - 請求項1ないし7のいずれか一項に記載のレシピ作成装置であって、
前記整合チェック部は、前記第2レシピブロックに含まれる各ステップに対応する動作内容が互いに整合が取れていることを確認するレシピ作成装置。 - 請求項1ないし8のいずれか一項に記載のレシピ作成装置であって、
前記レシピ編集部は連続するステップで構成されるレシピブロック単位で前記レシピを編集可能となっているレシピ作成装置。 - 請求項9に記載のレシピ作成装置であって、
前記レシピに対して編集する位置を示す編集位置情報が入力される入力部をさらに備え、
前記レシピ編集部は、前記編集位置情報で示される編集位置のステップに対し、連続するステップで構成される第3レシピブロックを挿入するブロック挿入動作を実行可能となっているレシピ作成装置。 - 請求項10に記載のレシピ作成装置であって、
前記レシピ編集部は、前記第3レシピブロックの挿入位置として前記編集位置のステップに対する前側および後側のいずれか一方を選択し、前記ブロック挿入動作を実行するレシピ作成装置。 - 基板に対して実行する複数のステップの動作順序および各ステップに対応する動作内容を規定した、レシピを作成するレシピ作成方法であって、
前記レシピに規定される連続するステップで構成される第1レシピブロックを編集する工程と、
前記第1レシピブロック以降で連続するステップで構成される第2レシピブロックを編集する工程と、
前記第1レシピブロックまたは前記第2レシピブロックを編集する毎に、前記第1レシピブロックを実行することで前記基板に対して行われる第1処理と、前記第1処理に続いて前記第2レシピブロックを実行することで前記基板に対して行われる第2処理との間に整合が取れていることを確認する工程と、
前記確認が得られないとき、前記第1処理と前記第2処理とが不整合であることを報知する工程と
を備えるレシピ作成方法。 - 請求項12に記載のレシピ作成方法であって、
前記第1レシピブロックの編集中に、前記第1レシピブロックに含まれる各ステップに対応する動作内容が互いに整合が取れていることを確認するレシピ作成方法。 - 請求項12または13に記載のレシピ作成方法であって、
前記第2レシピブロックの編集中に、前記第2レシピブロックに含まれる各ステップに対応する動作内容が互いに整合が取れていることを確認するレシピ作成方法。 - 請求項1ないし11に記載のレシピ作成装置と同一構成を有する制御部と、
前記制御部により作成されたレシピにしたがって基板に対して前記第1処理および第2処理を行う基板処理部と
を備える基板処理装置。 - 請求項15に記載の基板処理装置であって、
前記制御部の前記整合チェック部による確認が得られないとき、前記基板処理部が少なくとも前記第2処理を実行するのを規制する動作制御部をさらに備える基板処理装置。 - 請求項16に記載の基板処理装置であって、
前記制御部の前記動作制御部は、前記整合チェック部による確認が得られないとき、前記動作制御部は前記レシピに基づく前記基板に対する全処理の実行を規制する基板処理装置。 - 基板に対して実行する複数のステップの動作順序および各ステップに対応する動作内容を規定した、レシピを作成するレシピ作成装置であって、
既存レシピファイルを取得する情報取得部と、
前記取得された既存ファイルに含まれるレシピにより規定される複数ステップ中の任意のステップをブロック開始ステップとして指定するとともに、当該開始ステップより後の任意のステップをブロック終了ステップとして指定する指定手段と、
前記指定手段により指定された、前記ブロック開始ステップから前記ブロック終了ステップまでの複数のステップについてそれぞれの属性を取得するステップ属性取得手段と、
所定のステップ設定条件を記憶するステップ設定条件記憶手段と、
前記ステップ属性取得手段が取得した前記複数のステップの属性が前記ステップ設定条件記憶手段が記憶するステップ設定条件を満たすことを確認するステップ設定条件確認手段と、
前記ステップ設定条件による確認が得られないとき、前記指定手段により指定された複数のステップがレシピ編集単位としては不適格であることを報知する報知部と、を備えるレシピ作成装置。 - 前記ステップ設定条件は、前記複数のステップの中に薬液ステップが含まれる場合には、前記基板を純水によりリンスするステップが前記薬液ステップの後に含まれるか否かの条件である、請求項18記載のレシピ作成装置。
- 前記ステップ設定条件は、前記複数のステップの中に第1薬液を使用するステップと第2薬液ステップとが含まれるときに、当該第1薬液と前記第2薬液との整合性に関する条件である、請求項18または請求項19記載のレシピ作成装置。
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