JP2014067254A - 音声ガイドシステム - Google Patents

音声ガイドシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2014067254A
JP2014067254A JP2012212729A JP2012212729A JP2014067254A JP 2014067254 A JP2014067254 A JP 2014067254A JP 2012212729 A JP2012212729 A JP 2012212729A JP 2012212729 A JP2012212729 A JP 2012212729A JP 2014067254 A JP2014067254 A JP 2014067254A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
voice
guide
code
guide information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012212729A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotaka Seki
博孝 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CASSETTE MUSEUM CORP
Original Assignee
CASSETTE MUSEUM CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CASSETTE MUSEUM CORP filed Critical CASSETTE MUSEUM CORP
Priority to JP2012212729A priority Critical patent/JP2014067254A/ja
Publication of JP2014067254A publication Critical patent/JP2014067254A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 提供者が安全かつ確実にガイド情報を提供し、課金回収を容易に行うことができるとともに、利用者が簡単な操作によってガイド情報を入手することができ、利用者と提供者あるいは第三者とのコミュニケーションが容易にでき、かつ使用される音声ガイド装置および提供されるガイド情報の形態に最適な音声ガイドシステムを提供すること。
【解決手段】 ガイド情報の提供に係るセキュリティーコード2が読み取り可能に備えられた定形の媒体1と、セキュリティーコード2を読み取るコード読取部等を有する可搬の音声ガイド装置を備え、サーバーから送信されたガイド情報を、受信部によって受信されダウンロードされるとともに、ガイド情報の利用者が定形の媒体1を入手し、音声ガイド装置10を用いてセキュリティーコード2を読み取ることによって、ガイド情報を出力することができることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、美術館や博物館等の各種展示場、観光名所あるいは各種の講演会や結婚式等各種の宴会等において利用されるガイド情報の提供に用いられる音声ガイドシステムに関する。
最近、遺跡や観光名所あるいは美術館や博物館等の各種展示場において、来客に対して対象物や展示物の紹介・説明を音声で行う可搬のガイド用の装置(以下「音声ガイド装置」という)が用意されていることが多くなっている。特に、高齢者や若年者を伴う家族連れの場合には、配布された説明文書や展示物の前に掲示される説明書を読むことを躊躇することが多く、簡単な操作でその説明を聞くことができることは、こうした見学者にとっても非常に好ましい。また、主催者にとっても、説明のために停滞を招き見学者の流れが悪くなることは好ましくない。こうした両者の不都合を改善する手段としても音声ガイドの有用性が認められている。
一方、昨今の携帯端末の普及に伴い、貸出し専用の音声ガイド装置等の専用機器以外のツールとして、携帯電話やインターネットなどを用いたガイド情報の入手や利用が要請されてきた。実際に、こうした携帯端末を利用したガイド情報の提供が実用化されている。例えば、図6に示すような情報配信サービスシステムおよび移動体データ送受信装置が提案されている。特定の場所に存在する携帯電話などの移動体通信端末に対して、ガイドなどの情報を配信することによって、場所に適した情報を配信することができ、誰もが簡単に、自由に情報を操作することが可能な情報配信サービスを提供することを目的とする。具体的には、移動体データ送受信手段101は、現在位置の位置情報を取得し、データ送受信手段103を介して情報制御手段105に送信する。情報制御手段105は、受信した位置情報から判断して、移動体データ送受信手段101がエリア106内にある場合のみ情報記憶手段104からエリア106に関連付けられた情報を読み出し、データ送受信手段103を介して移動体データ送受信手段101に送信することを特徴とする(例えば特許文献1参照)。ここで、102はユーザー、107は情報表示手段、108は操作手段を示す。
特開2002−245077号公報
しかしながら、こうした従来の携帯端末を用いたガイド情報の提供や利用に対しては、以下のような新たな要求や課題があった。
(i)従来の専用の音声ガイドを用いた場合においては、ガイド情報の提供者(以下「提供者」ということがある)は、ガイド情報の利用者(以下「利用者」ということがある)と直接接する機会があり、ガイド情報の評価や種々の要望等を直接得ることが容易であった。また、その利用毎に、あるいは貸し出し期間等に応じて、所定の課金を徴収することができた。しかしながら、上記のような携帯端末を利用する場合には、提供者が、予め携帯端末の提供者あるいは通信サービス提供者等(以下「通信関係者」という)との間において課金支払い処理を含む種々の取決め事項を設定する必要があり、通信関係者を仲介した利用者からのメッセージの入手あるいは課金支払い処理となる。
(ii)こうしたサービスは、提供される内容によって金額が異なることがあり、利用者にサービスが提供されるときに、その内容に応じた課金支払い処理ができることが好ましい一方、従前、通信関係者との種々の取決め事項等により、簡便な統一的取り扱いを行うことが困難であった。
(iii)また、携帯電話やインターネットを利用したガイド情報の提供において、通常、利用されたガイド情報は、利用者と提供者あるいは通信関係者との取り決めによって、利用者が第三者に無断で提供することはできない。一方、利用者が、特定の第三者にガイド情報の利用を奨めるために、利用したガイド情報の内容や入手方法を伝達する場合、提供者へのアクセスだけでなく、その内容を正確に伝達することは、必ずしも容易ではなく、ガイド情報に係るコミュニケーションツールの要請があった。
(iv)さらに、美術館や各種展示場に限らず、各種の講演会やレセプションあるいは結婚式等の各種の宴会等が行われた場合、後日、その様子(音声を含む)が記録された情報(ガイド情報)を、参加者あるいは参加できなかった人や関係者等、特定の人に記念品や引出物等としてプレゼントしたい要望があっても、カセットやCDとして準備し供給するために多くの時間や費用が発生することから、迅速に対応することができなかった。簡便で安全かつ確実にガイド情報を提供する要請があった。
(v)また、観光名所や博物館等あるいは情報提供者等においては、ガイド情報に見合った個性的な産品(例えばキャラクタグッズ等を含む)を介して、当該ガイド情報を提供することがあり、こうした産品の形態にあったガイド情報の提供の要請があった。
(vi)さらに、昨今、画像情報に対して2次元画像だけではなく3次元画像の提供、あるいは現状のガイド対象物だけではなく過去や将来の画像の提供が求められることが多く、こうしたガイド情報の提供には、通常の画像情報の提供に比べて多くの費用は発生し、その確実な回収が要求される。また、使用される音声ガイド装置が、3次元画像表示が可能な機種あるいは複数同時表示可能な機種等によって、その提供される情報の価値が異なることから、こうした使用者側の要求に合致したガイド情報の提供が可能なシステムの要請があった。
本発明の目的は、こうした要請に対応し、提供者が安全かつ確実にガイド情報を提供し、課金回収を容易に行うことができるとともに、利用者が簡単な操作によってガイド情報を入手することができ、利用者と提供者あるいは第三者とのコミュニケーションが容易にでき、かつ使用される音声ガイド装置および提供されるガイド情報の形態に最適な音声ガイドシステムを提供することにある。
本発明者は、鋭意研究を重ねた結果、以下に示す音声ガイドシステムによって上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに到った。
本発明に係る音声ガイドシステムは、
画像や地図あるいは文字などの表示情報およびこれにリンクする音声情報を含むガイド情報の提供に係るセキュリティーコードが読み取り可能に備えられた定形の媒体と、
前記セキュリティーコードを読み取るコード読取部、前記ガイド情報を受信する受信部、受信されたガイド情報および読み取られたコード情報を保存・処理する処理部、前記表示情報を画面表示として出力する表示部、前記音声情報を音声出力する音声出力部、前記表示情報および音声情報から任意の選択を担う操作部から構成され、前記ガイド情報をダウンロードする手段を有する可搬の音声ガイド装置を備え、
前記ガイド情報を記憶する手段および該ガイド情報を送信する手段を有するサーバーによって送信・提供され、該サーバーから送信されたガイド情報を、前記音声ガイド装置に中継、仲介あるいはこれと交信する伝達手段として、該ガイド情報を交信する手段を有する電子通信手段、該ガイド情報を受信し仲介する手段を有する電子機器、該ガイド情報を受信し記憶する手段を有する電子媒体、のいずれかまたはその組合せを介して、前記受信部によって受信されダウンロードされ、
前記ガイド情報の利用者が前記定形の媒体を入手し、前記セキュリティーコードを読み取ることによって、前記音声ガイド装置において前記ガイド情報を出力することができることを特徴とする。
上記のような種々の課題に対し、本発明は、セキュリティーコードが読み取り可能に収容された定形の媒体(以下「本媒体」ということがある)を介して、MP3方式などを内蔵した携帯電話やデジタルプレーヤーなどを利用して、神社・仏閣などの観光清報を表示および音声にて案内する音声ガイド装置を提供するものである。つまり、本発明に係る音声ガイドシステムは、本媒体によるセキュリティーコードの供給を契機として、以下の7つの機能を有することができる。
(1)ガイド情報の提供者によるセキュリティーコードを供給する機能
(2)利用者が有料のガイド情報を安全かつ確実に入手できる機能
(3)利用者と提供者あるいは第三者とのコミュニケーション機能
(4)ガイド情報の提供者によるガイド情報に対する課金を回収する機能
(5)特にガイド情報の内容に見合った課金を確実に回収する機能
(6)各種の催しの参加者等に対する迅速なガイド情報の提供を行う機能
(7)ガイド情報の内容に見合った安全性の高いガイド情報の提供を行う機能
これによって、提供者が安全かつ確実にガイド情報を提供し、課金回収を容易に行うことができるとともに、利用者が簡単な操作によってガイド情報を入手することができ、利用者と提供者あるいは第三者とのコミュニケーションが容易にでき、かつ使用される音声ガイド装置および提供されるガイド情報の形態に最適な音声ガイドシステムを提供することが可能となる。
本発明は、上記音声ガイドシステムであって、前記定形の媒体が、以下の(A)または/および(B)の形態を構成し、
(A)前記コード読取部が光読み取り式の場合には、表面に前記セキュリティーコードが付記された物品
(B)前記コード読取部が通信式の場合には、有線あるいは無線で前記音声ガイド装置と接続可能で、該接続操作、または前記音声ガイド装置あるいは定形の媒体の所定の操作によって、収容された前記セキュリティーコードが読み取り可能な物品
該定形の媒体を介して、前記セキュリティーコードを読み取ることができることを特徴とする。
上記のように、本発明は、音声ガイドシステムの利用者が、本媒体の入手を介してセキュリティーコードの読み取りを行うことを1つの特徴としている。ここで、セキュリティーコードの安全確実な授受には、音声ガイド装置に備えられたコード読取部の仕様に合った本媒体の態様が好ましい。本発明は、コード読取部が、光読み取り式および通信式(光通信を含む)の場合のそれぞれに対応した本媒体の態様を規定することによって、操作性を上げて安全確実なセキュリティーコードの読み取りを行い、利用者の便を図ることが可能となる。
本発明は、上記音声ガイドシステムであって、前記定形の媒体が、以下の(Aa)または/および(Ba)〜(Bc)のいずれかとの組合せに係る形態を構成し、
(Aa)前記(A)の1態様として、前記セキュリティーコードが付記された葉書や封書,便箋,しおり,カード,シート等の郵送可能な物品
(Ba)前記(B)の1態様として、前記セキュリティーコードが収容されたチップが付設された葉書や封書,便箋,しおり,カード,シート等の郵送可能な物品
(Bb)前記(B)の1態様として、前記セキュリティーコードが収容され、前記音声ガイド装置内部に装着可能な物品
(Bc)前記(B)の1態様として、前記セキュリティーコードが収容され、前記音声ガイド装置を内包可能な物品
該定形の媒体を介して、前記セキュリティーコードを読み取ることができることを特徴とする。
上記のように、音声ガイドシステムにおける本媒体は、コード読取部の仕様に合ったセキュリティーコードの伝達機能以外に、上記のような種々の課題に対応可能であることが要求される。具体的には、提供者における課金処理の容易性、利用者におけるコミュニケーションの容易性、ガイド対象物の関係者(観光名所や博物館等)における関連製品との一体的な提供、および提供されるガイド情報の高度化に適合したこれらの機能の提供、等の要求がある。本発明は、これに合致した形態として、例えばガイド対象物の画像が記載された絵葉書等のような、セキュリティーコードを付記した郵送物あるいはこれに準ずる便箋等の郵送可能な物品や、例えばセキュリティーコードが収容されたチップやこれを内包するキャラクターグッズ等のような、音声ガイド装置内部に装着可能なセキュリティーコードが収容された物品、あるいは、例えばこうしたチップ等が装着された音声ガイド装置を内包可能なキャラクターグッズ等の物品を挙げるものである。
本発明は、上記音声ガイドシステムであって、前記定形の媒体とともにあるいは一体として、前記音声ガイド装置と有線あるいは無線で接続可能な音声入出力手段が提供され、該音声入出力手段の所定の操作あるいはこれに対する音声入力によって、または前記音声ガイド装置あるいは定形の媒体の所定の操作によって、該音声入出力手段からの前記音声情報の音声出力が可能であることを特徴とする。
ガイド情報の利用者は、本媒体を介して入手可能となったガイド情報について、画像情報とは別に音声情報のみを利用する場合や、所定の操作を行った後は表示情報とは別に音声情報のみを利用する場合、あるいは音声ガイド装置の操作をフリーハンドで行い音声情報を利用したい場合がある。本発明は、本媒体とともに、音声ガイド装置と接続可能な音声入出力手段を提供することによって、こうした機能を確保し、音声情報の入手を行うことが可能となる。特に、通信手段の発達に伴い、音声の入出力機能に加えメモリ機能を有する小型の音声入出力手段が容易に入手することが可能となり、こうした機能を本媒体と組合せることによって、フリーハンドを含む、より操作性の高い高機能の音声ガイドシステムを構成することが可能となった。
本発明は、上記音声ガイドシステムであって、前記表示情報として、現在を起点として1または複数に区分された過去、あるいは将来の情報として作成された、人物像や遺跡や建物または風景等のガイド対象物の時間軸の画像情報、または/および該対象物の3次元の画像情報を含み、前記セキュリティーコードによって、該時間軸の画像情報または/および3次元の画像情報の選択が設定されることを特徴とする。
上記のように、本発明に係るセキュリティーコードの供給は、提供者における課金回収機能を有するとともに、利用者における提供されるガイド情報の選択機能を有する。ここで供給されるガイド情報には、提供される場所や提供される内容によって、提供者の負荷が変動するとともに、情報の価値が変動する。本発明は、ガイド対象物の過去あるいは将来の画像情報または/および3次元の画像情報という、特に情報の価値が高く、提供者の負荷が大きいガイド情報について、セキュリティーコードの供給時に、その価値と負担を選択可能にしたもので、提供者と利用者の要求に合致したガイド情報の提供が可能なシステムを形成することが可能となった。
本発明は、上記音声ガイドシステムであって、前記セキュリティーコードが、少なくともバーコード,2次元コード,3次元コード,ユーザーIDあるいはパスワードのいずれかまたはいずれか2以上の組合せからなり、前記コード読取部による読み取りあるいは前記操作部による入力によって、前記ガイド情報を出力することができることを特徴とする。
上記のように、ガイド情報は、利用者のみならず提供者にとっても、そのセキュリティを確保することが重要となる。本発明は、こうしたセキュリティーコードの供給・入手を契機として、両者が課金や情報の安全かつ簡易な交換操作を行うことを可能にした。このとき、音声ガイドシステムに利用可能なコードして、1次元のバーコード等,QRコード(登録商標)等の2次元コード,3次元コード,あるいはこれらの組合せを挙げることができる。また、バーコード等の読み取りのみでガイド情報を入手できるような方法を採ることもできるが、例えば、バーコード等とユーザーID、あるいはこれらとパスワードを組合せて、ガイド装置で読み取ることによって、より安全性を確保することができる。
本発明は、上記音声ガイドシステムであって、前記音声ガイド装置が、前記コード情報および/または処理されたコード情報を送信する送信部を有し、前記セキュリティーコードの、前記コード読取部による読み取りまたは前記操作部による入力によって、新たなセキュリティーコードが前記サーバーから送信され、該新たなセキュリティーコードの前記操作部による入力によって、前記ガイド情報が、前記受信部によって受信されることを特徴とする。
上記のように、本発明は、本媒体によるセキュリティーコードの供給を契機として、提供者と利用者間の双方向のコミュニケーションが可能となるという技術的効果を得ることができる。このとき、送信機能を有する音声ガイド装置を用い、常に双方向の通信を可能とすることによって、より高い安全性と確実性が確保された、ガイド情報の提供・受信とコミュニケーションが可能となる。つまり、本発明は、1回のセキュリティーコードの読み取りによってガイド情報を出力させる場合だけではなく、情報量あるいはその内容によって、提供者として再度の確認を行い、ガイド情報の提供・受信の開始したい場合において、一旦セキュリティーコードを受信した後、再度サーバーから送信された新たなセキュリティーコードの入力操作によって、より高い安全性と確実性を確保することができる。
本発明の音声ガイドシステムの構成を例示した説明図である。 本発明における定形の媒体の1の態様を例示した説明図である。 本発明における定形の媒体の他の態様を例示した説明図である。 本発明における定形の媒体の他の態様を例示した説明図である。 本発明のガイド情報の受信方法を例示した説明図である。 従来の情報配信サービスシステムの構成を例示した説明図である。
本発明に係る音声ガイドシステム(以下「本システム」という)は、ガイド情報の利用者が、ガイド情報の提供に係るセキュリティーコード(以下「SC」ということがある)が読み取り可能に備えられた定形の媒体(本媒体)を入手し、供給されたSCを読み取ることによって、音声ガイド装置においてガイド情報を出力することができることを特徴とする。ガイド情報は、画像や地図あるいは文字などの表示情報およびこれにリンクする音声情報からなり、音声ガイド装置は、該SCを読み取るコード読取部、該ガイド情報を受信する受信部、該受信されたガイド情報および読み取られたコード情報を保存・処理する処理部、表示情報を画面表示として出力する表示部、音声情報を音声出力する音声出力部、表示情報および音声情報から任意の選択を担う操作部から構成され、ガイド情報をダウンロードする手段を有する。また、ガイド情報は、該ガイド情報を記憶する手段および該ガイド情報を送信する手段を有するサーバーによって送信・提供され、該サーバーから送信されたガイド情報を、音声ガイド装置に中継、仲介あるいはこれと交信する伝達手段として、該ガイド情報を交信する手段を有する電子通信手段、該ガイド情報を受信し仲介する手段を有する電子機器、該ガイド情報を受信し記憶する手段を有する電子媒体、のいずれかまたはその組合せを介して、受信部によって受信されダウンロードされる。以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
ここでいう「ガイド情報」とは、各種展示場の対象物や観光名所あるいは旧跡に係る、画像や地図あるいは文字などの表示情報およびこれにリンクする音声情報に限らず、例えば、各種の講演会の講演内容やその場の様子あるいは参加者のコメント等を整理した情報、各種のレセプションの様子や参加者名簿あるいは参加者のコメント等を整理した情報、結婚式等の各種の宴会等の様子あるいは参加者のコメント等を整理した情報、あるいは特定の関係者向けの特定企業の商品情報やIP情報、等を含む広い範囲のガイド情報をいう。ガイド情報は、現在のみならず過去あるいは将来に係る情報を含む。また、画像についても、静止画像のみならず、動画像または動画像と静止画像との組合せや、を含み、2次元のみならず3次元の画像を含む。
「セキュリティーコード」(SC)は、少なくともバーコード,2次元コード,3次元コード,ユーザーIDあるいはパスワードのいずれかまたはいずれか2以上の組合せを含むことが好ましい。バーコード,2次元コードあるいは3次元コード(以下「バーコード等」という)を用いることによって、提供者が提供するガイド情報を確実に特定し、安全に利用者に供給することができるとともに、提供者において、種々のガイド情報を分類し、利用実績やコミュニケーションによって得られた情報を、適正に管理することができる。ユーザーIDあるいはパスワードを用いることによって、利用者の特定を確実に行うことができるとともに、上記同様ガイド情報を確実に特定し、安全に利用者に供給し、合せて適正に管理することができる。
このとき、バーコード等と、ユーザーIDあるいはパスワードが組み合わされたSCを用いることが好ましい。例えば、ユーザーIDまたはパスワードを含むQRコード(登録商標)を用いることによって、より安全性を確保することができる。また、バーコード等の読み取りだけではなく、バーコード等の読み取りに加えて、ユーザーIDやパスワードの入力操作との組合せによって、さらに高い安全性を確保することができる。例えば、具体的には、バーコード等の読み取りによって、ユーザーIDやパスワード等の新たなSCが供給され、こうしたユーザーIDやパスワードの入力操作によって、ガイド情報が得られることが好ましい。2段階の操作を行うことによって、より高い安全性を確保することができる。
<本発明に係る音声ガイドシステムの構成例>
図1に、本システムの構成例を示す。ガイド情報をサーバー11によって送信・提供され、電子機器12、電子媒体13あるいは電気通信手段14のいずれかの手段を介してもダウンロードすることができるシステムであって、各手段に接続された可搬の音声ガイド装置10によってガイド情報が受信されて、音声ガイド装置10の利用者に伝達され利用に供される。ここで、ガイド情報は、ガイド情報の利用者が、本媒体1を入手し、供給されたセキュリティーコード(SC)2を音声ガイド装置10によって読み取ることによって、音声ガイド装置10においてガイド情報を出力することができる。
音声ガイド装置10として使用可能な機器としては、SC2を読み取る機能を有し、該読取りを契機としてガイド情報のダウンロードが可能となり、画像や地図あるいは文字などの表示情報および/または音声情報を受信することができ、利用者がその情報の選択を行うことができる機能を有するものであれば、限定されるものではなく、図1に、10a〜10fの6種類を例示する。具体的には、図1(a),(b)に示すように、モバイル本体でガイド情報の送受信が可能な機器として、スマートフォン等を含むPHSや携帯電話(以下「携帯電話」という)10aやタブレット端末等を含むPDA10bを挙げることができ、図1(c),(d)に示すように、受信専用機器として、電子機器12(端末専用機器12aを含む)を介して直接ダウンロード可能なMP3プレーヤーなどのデジタルプレーヤー10c,10dや、図1(e),(f)に示すように、電子媒体13(電子機器12用の電子媒体13aおよび端末専用機器12b用の電子媒体13bを含む)を介して受信可能なポータブルプレーヤー10e,10fなどを挙げることができる。また、音声ガイド装置10におけるSC2の読み取り機構(図示せず、以下「SC読取部」ということがある)は、特に限定されるものではなく、例えば光読み取り式や通信式等を挙げることができる。
<本発明に係るSC供給用の定形の媒体の構成>
本発明に係るSC供給用の定形の媒体(本媒体)1とは、ガイド情報の利用者がガイド情報の提供者から入手可能な形態を構成し、SC2が音声ガイド装置10(SC読取部)によって読み取り可能に備えられた物品をいう。具体的には、SC読取部の構成によって以下のような物品を構成する。
(A)SC読取部が光読み取り式の場合には、表面にSC2が付記された物品
(B)SC読取部が通信式の場合には、有線あるいは無線で音声ガイド装置10と接続可能な物品
前者については、本媒体1から直接SC2を読み取ることができ、後者については、本媒体1と音声ガイド装置10の接続操作、または有線あるいは無線による接続状態で音声ガイド装置10あるいは本媒体1の所定の操作によって、本媒体1に収容されたSC2を読み取ることができる。
本媒体1によるSC2の供給を契機として、以下の7つの機能を有することができる。
(1)ガイド情報の提供に係るSC2を利用者に供給する機能
本媒体の供給により、提供者は特定の利用者に対してガイド情報を安全に確実に供給することができる。特に、ガイド情報に関する個性的な産品(例えばキャラクタグッズ等を含む)を介して提供することによって、真に当該ガイド情報を求める利用者に見合った方法によって提供することができる。
(2)郵送によるSC2を利用者に供給する機能
郵送可能な本媒体を用いることによって、安全性を確保しながら特定の利用者に対してガイド情報を安全に確実に供給することができる。
(3)郵送および本媒体への記載による利用者と提供者とのコミュニケーション機能
郵送可能な本媒体に、提供者からのメッセージやガイド情報に係る画像情報の一部、利用者からのメッセージや要望等を記載することによって、一方向のガイド情報の提供にとどまらず、双方向のコミュニケーションを図ることができる。
(4)ガイド情報の提供者によるガイド情報に対する課金を回収する機能
本媒体の販売により、提供者はガイド情報に対する課金を回収することができる。
(5)特にガイド情報の内容に見合った課金を確実に回収する機能
ガイド対象物の3次元画像の提供、あるいは現在だけではなく、過去や将来の画像の提供等、提供される情報の価値に合致した費用の確実な回収を図ることができる。
(6)各種の催しの参加者等に対する迅速なガイド情報の提供を行う機能
各種の催し等の参加者あるいは参加できなかった人や関係者等、特定の人に提供する記念品や引出物等として、催し等の記録された情報(ガイド情報)を、迅速に準備し提供することができる。
(7)ガイド情報の内容に見合った安全性の高いガイド情報の提供を行う機能
ガイド情報の提供者の利益だけではなく、利用者の利便性やガイド情報の機密性からも、高い安全性のあるガイド情報を提供することができる。
さらに、具体的には、本媒体1が、以下の(Aa)または/および(Ba)〜(Bc)のいずれかとの組合せに係る形態を構成することができる。
(Aa)構成(A)の1態様として、葉書や封書,便箋,しおり,カード,シート等の郵送可能な物品
(Ba)構成(B)の1態様として、SC2が収容されたチップが付設された葉書や封書,便箋,しおり,カード,シート等の郵送可能な物品
(Bb)構成(B)の1態様として、SC2が収容され、音声ガイド装置10内部に装着可能な物品
(Bc)構成(B)の1態様として、SC2が収容され、音声ガイド装置10を内包可能な物品
(Aa)の本媒体の具体例
SC2が記載されたはがきや封書等の郵便物のみならず、封書に入れるSC2が記載された便箋やしおり等、あるいはSC2を郵送手段によって供給可能なカードやシート等(図示せず)を挙げることができる。図2(a)〜(c)は、ガイド情報の提供に係るSC2が付記されたはがき1,封書3および便箋4について、SC2として、本媒体1にバーコード等2aとユーザーIDあるいはパスワード2bが付記された場合を例示する。むろん、SC2の配置やその内容について、これに限定されるものではないことはいうまでもない。本媒体を用いたガイド情報の提供方法には、種々の実施態様が挙げられる。具体的には、美術館や各種展示場におけるガイド情報を異なる時間や場所で得ることができる媒体としてだけではなく、例えば、各種の講演会の講演内容等をガイド情報として提供する媒体、各種のレセプションの様子等をガイド情報として提供する媒体、あるいは各種の宴会等の様子等を引き出物の一部として提供する媒体、さらには、特定の企業情報(ガイド情報)を特定の関係者に提供する媒体として用いることができる。
図2(a)は、表面1aに、SC2が付記され、裏面1bに、コミュニケーション用の記載欄1cが設けられ、ガイド情報の対象物(例えば祇園祭等)に関する印刷物1d(例えば巡行する山鉾)が付記されたはがき1(絵葉書)を例示する。記載欄1cに提供者や第三者(友人等)へのメセッージや要望事項等を記載し郵送することによって、コミュニケーション機能を働かせることができる。提供者からのメッセージやガイド情報に係る画像情報の一部として印刷物1dを付記することによってコミュニケーション機能を活かすことができる。SC2部分は、利用者が購入するまでシール材(図示せず)によって被覆され、利用時に剥がされ、コードが読取とられることによって、盗用や汚染を防止し、安全性を確保することができる。
図2(b)は、裏面3bに、SC2が付記された封書3を例示する。封書3本来の機能を活かしながら、図2(a)と同様の機能を有することができる。このとき、提供されるガイド情報の概要等(例えば、展示会のパンフレットやレセプションのスケジュールや関係者名等)を封書内に入れることによって、動的な表示情報や音声情報とともに静的な表示情報を供給することができる。また、SC2部分のシールは、図2(a)と同様にすることができる。なお、上述のように、SC2を表面3aに設けることも可能である。
図2(c)は、市販の封書3等に入れる便箋4にSC2が付記された構成を例示する。コミュニケーション用の記載欄4cが設けられ、SC2,およびガイド情報の対象物に関する印刷物4dが付記されている。SC2部分は、シール等特別な処理は必要とされない。こうした便箋4に代えて、封書3によって供給可能なしおり,カードやシート等を用いることも可能である。
また、図3(a)に例示するように、観光名所や博物館等あるいは情報提供者等において提供される個性的な産品(例えばキャラクターグッズ)の表面にSC2が付記された物品(以下「キャラクターグッズ等」という)1や、図3(b)に例示するように、SC2が付記されたカードやシート5がキャラクターグッズ等1に内包された態様を挙げることができる。ガイド情報の利用者は、キャラクターグッズ等1の購入を契機として、上記の本システムの機能を獲得することができる。一方提供者は、こうした産品の販売を介してSC2を供給することによって、ガイド情報の内容や提供場所に見合ったSC2の提供を可能とし、課金回収も容易に行うことができる。
(Ba)の本媒体の具体例
音声ガイド装置10のコード読取部と無線で接続可能な通信式の例として、SCが収容されたICタグ等のコード発信部(図示せず)が付設された葉書や封書,便箋,しおり,カード,シート等の郵送可能な物品、あるいはキャラクターグッズ等を挙げることができる。図2,3のようにバーコード等2aとユーザーIDあるいはパスワード2bが付記されたSC2に代え、コード発信部からのSCに係る信号をコード読取部にて読み取ることによって、SCの入手ができる。非常に小さなチップを付設することによって、本媒体1を要求に対応した種々の態様とすることができる。使用者が、音声ガイド装置10の仕様に合致した本媒体1を購入し、SCを安全かつ確実に確保し、これを契機として上記の本システムの機能を獲得することができる。また、提供者についても、SCを安全かつ確実に提供し、これを契機として確実な課金の回収等上記の本システムの機能を獲得することができる。
(Bb)の本媒体の具体例
音声ガイド装置10のコード読取部と直接(有線で)接続可能な通信式の例として、SCが収容されたチップ等のような、音声ガイド装置内部に装着可能な物品、例えばFD,CD,メモリスティック,メモリカード,USBフラッシュメモリなどを挙げることができる(図示せず)。近年種々の電子媒体、特に小型で大容量のメモリが実用化されていることから、SCの安全かつ確実な伝達機能を有するものであれば、いずれも使用することが可能である。使用者が、音声ガイド装置10の仕様に合致した本媒体を購入し、音声ガイド装置10内部に装着することによって、SCを安全かつ確実に確保し、これを契機として上記の本システムの機能を獲得することができる。また、提供者についても、SCを安全かつ確実に提供し、これを契機として確実な課金の回収等上記の本システムの機能を獲得することができる。
(Bc)の本媒体の具体例
音声ガイド装置10のコード読取部と無線で接続可能ICタグ等のコード発信部(図示せず)が付設され、音声ガイド装置を内包可能なキャラクターグッズ等を挙げることができる。使用者が、キャラクターグッズ等を購入し、キャラクターグッズ等に音声ガイド装置10を収容させることによって、安全かつ確実に、コード発信部からのSCに係る信号をコード読取部にて読み取ることができるとともに、音声ガイド装置10の可搬性を高めることができる。また、提供者についても、SCを安全かつ確実に提供し、これを契機として確実な課金の回収等上記の本システムの機能を獲得することができる。
<ガイド情報の具体例>
本システムにおいて得ることができるガイド情報は、表示情報として、現在を起点として1または複数に区分された過去、あるいは将来の情報として作成された、人物像や遺跡や建物または風景等のガイド対象物の時間軸の画像情報、または/および該対象物の3次元の画像情報を含む。観光ガイドの利用者に対して、多様なガイド情報を提供することが可能となる。と同時に、SCによって、その選択が設定される構成とすることによって、SC供給時に、その選択内容によって変動する情報の価値に対応する課金の回収を可能となる。具体的には、図4(a)〜(d)に例示するような、表示情報の態様を挙げることができる。図4(a)は、通常の態様によって、京都市西大路八条通り付近にある「若一神社」を例示する。「若一神社」全体が表示されるとともに、その名所・旧跡のいくつかが、2次元の画像情報として表示されるとともに、利用者は、そのガイド案内情報を音声で聞くことができる。また、画像上の該当旧跡(番号表示する場合を含む)に対してクリック等操作することによって、さらに、その詳細な画像が表示されるとともに、音声情報としてその詳細な説明を聞くことができる。
図4(b),(c)は、ガイド対象物の過去の画像情報を選択した場合のガイド情報を例示する。具体的には、例えば「平清盛ゆかりの地を巡る」というテーマで平安時代後期の歴史遺産建築物を案内した場合の「若一神社」について、現在の画像から平安時代当時の建物の画像を選択した場合を例示する。このとき、画像情報にリンクして、例えば「平安時代の後期、1167年に平清盛は太政大臣にのぼりつめます。平家絶頂の時代です。この頃、この周辺は、平家一門の邸宅が立ち並んでいました。ここ若一神社は、清盛の邸宅=西八条殿があったところです。さて、ここには、清盛の寵愛を一心に受けている一人の女性がいました。白拍子の祇王です。都の人々は、清盛の寵愛を受け、幸せに暮らす祇王がうらやましくて仕方ありません・・」といった音声情報が提供されることによって、目前の建築物から、利用者は音声ガイドシステムでしか得られない過去に思いをはせることができる。また、3次元の画像情報表示が可能な音声ガイド装置を用い、建築物のガイド情報が3次元の画像情報として提供された場合には、さらに1200年前の時代にタイムスリップをした高い臨場感を得ることができる。当時の建物、歴史史話などをリアルに再現することができ、現在では、石碑、案内板でしか当時の面影を案内できなかった潜在的な観光遺産を顕在化することができる。3次元の画像情報は、寺院等の古文書の文字情報あるいは画像情報を基に作成されたコンピュータグラフィック(CG)によるものや、レプリカがあれば複数の角度の画像情報から作成されたものが挙げられる。
また、立体カメラ機能を有するスマートフォン等を音声ガイド装置として利用した場合には、位置特定手段であるGPS等による位置情報を基に、カメラの方向に対応した建築物のガイド情報を3次元の画像情報として提供することができる。図4(d)は、例えば「中京区釜座通押小路西北角上松屋町付近の藤原氏の邸宅・東三条殿」について、現在の画像から平安時代当時の建物の画像を選択した場合に表示される3次元の画像情報を例示する。中京区釜座通押小路付近で、スマートフォンに搭載しているセカイカメラを起動させると、「東三条殿」の3次元の画像情報がディスプレイに表示されるとともに、例えば「平安時代の昔、このあたり一帯は、藤原良房によって建てられたと伝えられている広大な邸宅がありました・・。中央に寝殿がおかれ、その左右に東対・西対が連なる本院と、敷地の南側には別邸である南院がありました。藤原道長の時代には、庭内池に竜頭船が浮べられ、天皇の行幸が行われ、公家の遊宴が盛んに行われたといわれます・・」といった音声案内情報が流れる。
このとき、時代の区分は、等年間隔(100年,10年等),対象物の性質,表示される画像情報の内容等により任意に設定することができる。例えば、宇治の平等院を例にとれば、9世紀末の別荘建設時、11世紀初めの道長・頼道時代、14世紀の楠木−足利の争時の焼失(鳳凰堂を除く)、15世紀末〜16世紀初めの再建、20世紀末の鳳凰堂堂内装飾のCGによる再現あるいは「平成の修理」後の姿等、対象物特有の節目となる時期を、節目として区分することによって、対象物特有の情報価値を得ることができる。
<音声ガイド装置の構成>
次に、本媒体を用いて、ガイド情報をダウンロードする手段を有する可搬の音声ガイド装置について説明する。例えば、SCを読み取るコード読取部、ガイド情報を受信する受信部、受信された情報および読み取られたコード情報を保存・処理する処理部、表示情報を画面表示する表示部、音声情報を音声出力する音声出力部、表示情報および音声情報から任意の選択を担う操作部から構成される(図示せず)。コード読取部において、本媒体のSC部分から1次元スキャナーによるバーコードの読み取りや2次元スキャナーによるQRコード(登録商標)あるいは3次元コードの読み取りを行うことによって、ガイド情報を入手することができる。音声情報は、スピーカによる出力部や端子を介したイヤホンなどにより出力することができる。操作部には、任意の表示情報あるいは音声情報を選ぶことができる操作キーが設けられ、所望の画像情報や音声情報を入手することができる。ここで、画像情報としては、静止画像のみならず動画像、また3次元の静止画像や動画像とすることも可能である。
音声ガイド装置として使用可能な機器としては、コード読取機能を有し、画像や地図あるいは文字などの表示情報および音声情報を受信することができ、利用者がその情報の選択を行うことができる機能を有するものであれば、特に限定されるものではない。具体的には、モバイル本体でガイド情報の送受信が可能な機器として、携帯電話やPDAを挙げることができ、受信専用機器として、電子機器(端末専用機器を含む)を介して直接ダウンロード可能なMP3プレーヤーなどのデジタルプレーヤーや、電子媒体(電子機器用の電子媒体および端末専用機器用の電子媒体を含む)を介して受信可能なポータブルプレーヤーなどを挙げることができる。
このとき、読み取られたコード情報および/または処理されたコード情報を送信する送信部を有する場合には、常に利用者と提供者との双方向の通信が可能となり、SCの読み取りを行うことによって、コードガイド情報に関する提供者やそのアクセスを行うサイト情報などを入手することができる。また、SCの読み取りをトリガとして、後述する電気通信手段等を介して、ガイド情報をダウンロードする構成とすることができる。音声ガイド装置にガイド情報をダウンロードした状態で、SCの読み取りを行う必要がなく、小容量の携帯端末であっても高画質の画像情報や高品質の音声情報を得ることができる。
また、SCのコード読取部による読み取りまたは操作部による入力によって、新たなSCを入手することができ、これを操作部に入力することによって、ガイド情報を受信することができ、2重のセキュリティーチェックを行うことができる。
ここで、音声ガイド装置10と有線あるいは無線で接続可能な音声入出力手段(図示せず)が、本媒体1とともにあるいは音声ガイド装置10と一体として提供される構成を用いることができる。該音声入出力手段の所定の操作あるいはこれに対する音声入力によって、または音声ガイド装置10あるいは本媒体1の所定の操作によって、該音声入出力手段から音声情報を得ることができる。音声ガイド装置10の操作をフリーハンドで行い音声情報を利用することができる。特に、通信手段の発達に伴い、音声の入出力機能に加えメモリ機能を有する小型の音声入出力手段が容易に入手することが可能となり、こうした機能を本媒体1と組合せることによって、より操作性の高い音声ガイド装置10を構成することができる。
<本システムの構成>
本システムを構成するサーバー11は、表示情報と音声情報を含むガイド情報の基となる情報を記憶する手段と、記憶されたデータベースから表示情報と音声情報とをリンクさせて多段階のガイド情報を作成する手段と、このガイド情報を上記ダウンロードできる手段に転送する手段と、を備えた構成とすることが好ましい。具体的には、情報専用サーバーやパーソナルコンピュータ(PC)等を用いて構成される。
ここでいう電子機器12とは、PCやプロバイダ専用機器あるいはガイド情報の中継基地局のように、ガイド情報をサーバー11からの受信し音声ガイド装置10に送信する機能を有する機器をいう。電子機器12においてダウンロードされたガイド情報を、音声ガイド装置10に直接ダウンロードする場合、音声ガイド装置10と送受信を行う場合、あるいは電子媒体13にダウンロードし音声ガイド装置10に取り込む場合などがある。あるいは、電子機器12においてはダウンロードせずに、サーバー11からのガイド情報の中継のみを行うことも可能である。
電子媒体13とは、上記のように電子機器12と音声ガイド装置10の間においてガイド情報を仲介する媒体をいう。具体的には、FD,CD,メモリスティック,メモリカード,USBフラッシュメモリなどを挙げることができる。近年種々の電子媒体、特に小型で大容量のメモリが実用化されていることから、これらの媒体について、上記機能を有するものであれば、いずれも使用することが可能である。また、音声ガイド装置10に内蔵するタイプ以外に、薄型や軽量であることから、外付けの媒体も利用可能である。
ここでいう電子通信手段14とは、広く有線・無線を問わず、通信プロトコルを用いて情報の交信が可能な手段をいう。具体的には、インターネット,イントラネット,インターネットと接続された基地局との交信が可能な無線LANなどを挙げることができる。上記のように、サーバー11から音声ガイド装置10へのガイド情報の送信・伝達経路中にいくつかの中継手段が用いられる場合には、その中継手段の間のいずれかにおいて使用することが可能である。
<本媒体を用いたガイド情報の出力方法>
次に、ガイド情報の出力方法について、例えば、QRコード(登録商標)2aおよびユーザーIDとパスワード2bが付記された本媒体1を用いた場合を例に、図5(a)〜(g)に基づいて述べる。ここでは、送信機能を有する携帯電話やPDAなどの携帯端末10(音声ガイド装置)を用いた場合を例として説明する。
(a)QRコード(登録商標)の読み取り
図5(a),(b)に例示するように、本媒体1のSC部分2に施されていたシール(図示せず)を剥がし、音声ガイド装置10に備えられたコード読取部によって、バーコード等2aの読み取り操作を行う。読み取られたバーコード等2aをトリガとして、バーコード等2aによって選択された特定の対象物のガイド情報が送信され、これを音声ガイド装置10にダウンロードすることができる。このとき、図5(c)に例示するように、表示部には、バーコード等2aの読み取り完了の指示とともに、次のガイド情報の出力を選択操作に移行できるように、表示が切り替わる。
(b)ユーザーIDとパスワードの入力
表示部には、図5(d)に例示するように、ユーザーIDとパスワードの入力欄が表示され、指定の位置に各々供給されたユーザーID(例えばgion)とパスワード(例えばabc123)2bの入力操作を行う。入力されたユーザーIDとパスワード2bをトリガとして、ダウンロードされた特定の対象物のガイド情報を出力することができる。
(c)ガイド情報の出力
図5(e)に例示するように、所望のガイド情報を得ることができる。表示部には、選択された特定の対象物の画像情報(例えば巡行中の山鉾の動画)が出力表示されるとともに、図5(f),(g)に例示するように、音声出力部から、特定の対象物の音声情報(例えば「この山鉾は長刀鋒で、常に祭りの先頭を巡行します・・」)が音声出力される。このとき、利用者が音声ガイド装置10から音声情報を入手する態様を、図5(f)に例示する。図5(g)は、キャラクターグッズに装着した音声ガイド装置10から音声情報を入手する態様を例示する。
本媒体を用いたガイド情報の出力方法については、図5(a)〜(e)に限られるものではない。
(i)例えば、携帯端末が送信機能を有していない場合には、予め所望の対象物のガイド情報を含む情報を既述の中継あるいは仲介する伝達手段等を用いて、受信部によって受信しダウンロードしておき、上記操作(a)によって、選択された特定の対象物のガイド情報を得ることができ、以下、操作(b)および(c)によって、ガイド情報を出力させる方法を採ることができる。
(ii)また、上記のように、1回のSCの読み取りによってガイド情報を出力させる場合だけではなく、SCの、コード読取部による読み取りまたは操作部による入力によって、新たなSCがサーバーから送信され、該新たなSCの操作部による入力によって、ガイド情報を受信あるいは出力させる方法を採ることができる。提供者として再度の確認を行い、より高い安全性と確実性を確保することができる。
<ガイド情報の受信方法>
次に、音声ガイド装置10のガイド情報の受信方法について、図1に基づいて述べる。音声ガイド装置10においては、本媒体1の入手およびSCの読み取りを契機として、ガイド情報が、サーバー11によって送信・提供され、電子機器12、電子媒体13あるいは電気通信手段14を介して、音声ガイド装置10の受信部によって受信されダウンロードされる。ここで、電子媒体13とは、電子機器12用の電子媒体13aおよび端末専用機器1Ba用の電子媒体13bを含む。具体的には、次のようなガイド情報の受信ルートを採ることができる。
(1)サーバー11から送信されたガイド情報を直接受信するルート
具体的には、図1(a)に例示するように、携帯電話10aやPDA10bなどを音声ガイド装置として用い、サーバー11からインターネットなどの電子通信手段14を介して送信されたガイド情報を、直接受信し、ダウンロードするルートである。昨今の携帯端末の普及および高機能化によって、一層容易に、かつ簡単な操作で情報が入手でき利用することが可能となった。この場合、携帯電話10aやPDA10bなどの携帯端末においては送信機能を有することから、利用者のSCの読み取り操作あるいは操作部の操作と同時に出力を送信し、読み取られたSCの情報をトリガとして、該当する情報が送信され、これをダウンロードすることによって、携帯端末の負荷を軽減することができる。
(2)電子機器12を介してガイド情報を直接受信するルート
図1(b)に例示するように、サーバー11からインターネットなどの電子通信手段14を介して送信されたガイド情報を一旦電子機器12にダウンロードし、これと接続してデジタルプレーヤー10cにダウンロードするルートである。携帯電話10aやPDA10bなどの携帯端末においては、こうしたルートを利用することも可能である。また、図1(c)に例示するように、電子機器12にダウンロードしたガイド情報を、これと接続あるいは送受信可能な端末専用機器1Bにおいて、MP3プレーヤーなどのデジタルプレーヤー10dにダウンロードするルートも同様である。なお、電子機器12においてダウンロードされたガイド情報を音声ガイド装置10と送受信を行う場合については、電子機器12がプロバイダ専用機器あるいはガイド情報の中継基地局のような役割を果たし、読み取られたSCの情報をトリガとして、実質的に図1(a)と同様のルートとすることができる。
(3)電子媒体13を介してガイド情報を受信するルート
図1(d)に例示するように、ガイド情報がサーバー11→電子通信手段14→電子機器12→電子媒体13a→音声ガイド装置10と送信されるルートである。つまり、サーバー11からインターネットなどの電子通信手段14を介して送信されたガイド情報を一旦電子機器12にダウンロードし、これと接続された電子媒体13aにガイド情報がダウンロードされる。次に、この電子媒体13aをデジタルオーディオプレーヤーなどのポータブルプレーヤー10eに装着することによって、ガイド情報を受信し利用することができる。携帯電話10aやPDA10bなどの携帯端末においては、こうしたルートを利用することも可能である。小型・軽量で大容量のメモリが実用化されていることから、本音声ガイドシステムにおいて、ガイド情報の授受にこうした電子媒体13aを利用することが可能となった。また、図1(f)に例示するように、電子機器12にダウンロードしたガイド情報を、これと接続あるいは送受信可能な端末専用機器1Baにおいて、これと接続された電子媒体13bにダウンロードし、この電子媒体13bをデジタルオーディオプレーヤーなどのポータブルプレーヤー10fに装着するルートも同様である。
1 定形の媒体(本媒体)
2 セキュリティーコード(SC)
2a バーコード等
2b ユーザーIDあるいはパスワード
10 音声ガイド装置
10a PHS,携帯電話
10b PDA
10c,10d デジタルプレーヤー
10e,10f ポータブルプレーヤー
11 サーバー
12 電子機器
12a,12b 端末専用機器
13 電子媒体
13a,13b 電子媒体
14 電気通信手段

Claims (7)

  1. 画像や地図あるいは文字などの表示情報およびこれにリンクする音声情報からなるガイド情報の提供に係るセキュリティーコードが読み取り可能に備えられた定形の媒体と、
    前記セキュリティーコードを読み取るコード読取部、前記ガイド情報を受信する受信部、受信されたガイド情報および読み取られたコード情報を保存・処理する処理部、前記表示情報を画面表示として出力する表示部、前記音声情報を音声出力する音声出力部、前記表示情報および音声情報から任意の選択を担う操作部から構成され、前記ガイド情報をダウンロードする手段を有する可搬の音声ガイド装置を備え、
    前記ガイド情報を記憶する手段および該ガイド情報を送信する手段を有するサーバーによって送信・提供され、該サーバーから送信されたガイド情報を、前記音声ガイド装置に中継、仲介あるいはこれと交信する伝達手段として、該ガイド情報を交信する手段を有する電子通信手段、該ガイド情報を受信し仲介する手段を有する電子機器、該ガイド情報を受信し記憶する手段を有する電子媒体、のいずれかまたはその組合せを介して、前記受信部によって受信されダウンロードされる音声ガイドシステムであって、
    前記ガイド情報の利用者が前記定形の媒体を入手し、前記音声ガイド装置を用いて前記セキュリティーコードを読み取ることによって、前記ガイド情報を出力することができることを特徴とする音声ガイドシステム。
  2. 前記定形の媒体が、以下の(A)または/および(B)のような形態を構成し、
    (A)前記コード読取部が光読み取り式の場合には、表面に前記セキュリティーコードが付記された物品
    (B)前記コード読取部が通信式の場合には、有線あるいは無線で前記音声ガイド装置と接続可能で、該接続操作、または前記音声ガイド装置あるいは定形の媒体の所定の操作によって、収容された前記セキュリティーコードが読み取り可能な物品
    該定形の媒体を介して、前記セキュリティーコードを読み取ることができることを特徴とする請求項1記載の音声ガイドシステム。
  3. 前記定形の媒体が、以下の(Aa)または/および(Ba)〜(Bc)のいずれかとの組合せに係る形態を構成し、
    (Aa)前記(A)の1態様として、前記セキュリティーコードが付記された葉書や封書,便箋,しおり,カード,シート等の郵送可能な物品
    (Ba)前記(B)の1態様として、前記セキュリティーコードが収容されたチップが付設された葉書や封書,便箋,しおり,カード,シート等の郵送可能な物品
    (Bb)前記(B)の1態様として、前記セキュリティーコードが収容され、前記音声ガイド装置内部に装着可能な物品
    (Bc)前記(B)の1態様として、前記セキュリティーコードが収容され、前記音声ガイド装置を内包可能な物品
    該定形の媒体を介して、前記セキュリティーコードを読み取ることができることを特徴とする請求項1または2記載の音声ガイドシステム。
  4. 前記定形の媒体とともにあるいは一体として、前記音声ガイド装置と有線あるいは無線で接続可能な音声入出力手段が提供され、該音声入出力手段の所定の操作あるいはこれに対する音声入力によって、または前記音声ガイド装置あるいは定形の媒体の所定の操作によって、該音声入出力手段からの前記音声情報の音声出力が可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の音声ガイドシステム。
  5. 前記表示情報として、現在を起点として1または複数に区分された過去、あるいは将来の情報として作成された、人物像や遺跡や建物または風景等のガイド対象物の時間軸の画像情報、または/および該対象物の3次元の画像情報を含み、前記セキュリティーコードによって、該時間軸の画像情報または/および3次元の画像情報の選択が設定されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の音声ガイドシステム。
  6. 前記セキュリティーコードが、少なくともバーコード,2次元コード,3次元コード,ユーザーIDあるいはパスワードのいずれかまたはいずれか2以上の組合せからなり、前記コード読取部による読み取りあるいは前記操作部による入力によって、前記ガイド情報を出力することができることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の音声ガイドシステム。
  7. 前記音声ガイド装置が、前記コード情報および/または処理されたコード情報を送信する送信部を有し、前記セキュリティーコードの、前記コード読取部による読み取りまたは前記操作部による入力によって、新たなセキュリティーコードが前記サーバーから送信され、該新たなセキュリティーコードの前記操作部による入力によって、前記ガイド情報が前記受信部によって受信されることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の音声ガイドシステム。
JP2012212729A 2012-09-26 2012-09-26 音声ガイドシステム Pending JP2014067254A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012212729A JP2014067254A (ja) 2012-09-26 2012-09-26 音声ガイドシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012212729A JP2014067254A (ja) 2012-09-26 2012-09-26 音声ガイドシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014067254A true JP2014067254A (ja) 2014-04-17

Family

ID=50743584

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012212729A Pending JP2014067254A (ja) 2012-09-26 2012-09-26 音声ガイドシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014067254A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9749785B2 (en) 2015-03-20 2017-08-29 Ricoh Company, Ltd. Information providing system and information providing method
JP7015082B1 (ja) 2021-05-31 2022-02-14 株式会社エンペイ 集金システム、プログラム、および方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004102835A (ja) * 2002-09-11 2004-04-02 Univ Waseda 情報提供方法およびそのシステム、携帯型端末装置、頭部装着装置、並びにプログラム
JP2007086974A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Masatoshi Takahashi 印刷教材を入手した受講者のみに授業データのダウンロードを許す講座提供方法
JP2007316315A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Cassette Museum Corp 音声ガイド
JP2012129964A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Tadeusz Adam Ozog 携帯電話用音声案内システム(VoiceGuide)

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004102835A (ja) * 2002-09-11 2004-04-02 Univ Waseda 情報提供方法およびそのシステム、携帯型端末装置、頭部装着装置、並びにプログラム
JP2007086974A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Masatoshi Takahashi 印刷教材を入手した受講者のみに授業データのダウンロードを許す講座提供方法
JP2007316315A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Cassette Museum Corp 音声ガイド
JP2012129964A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Tadeusz Adam Ozog 携帯電話用音声案内システム(VoiceGuide)

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6016003015; 森岡 園深: '博物館収蔵物の3次元電子カタログ化に関する検討' 第64回(平成14年)全国大会講演論文集(4) , 20020312, pp.203-204, 情報処理学会 *
JPN6016014321; 'サウンド年賀を作ってみました。聞いて〜' [online] , 20091217, 有限会社インターキュー *

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9749785B2 (en) 2015-03-20 2017-08-29 Ricoh Company, Ltd. Information providing system and information providing method
US10278007B2 (en) 2015-03-20 2019-04-30 Ricoh Company, Ltd. Information providing system and information providing method
JP7015082B1 (ja) 2021-05-31 2022-02-14 株式会社エンペイ 集金システム、プログラム、および方法
JP2022183572A (ja) * 2021-05-31 2022-12-13 株式会社エンペイ 集金システム、プログラム、および方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Canadi et al. Application of QR codes in online travel distribution
US10402650B1 (en) User created augmented reality moment file content tagged to location and/or object viewable by future spatially colocated readers via an augmented reality icon
US9158770B1 (en) Memorytag hybrid multidimensional bar text code
WO2001067326A1 (fr) Appareil de traitement de l'information equipe d'un lecteur de donnees optiques, serveurs et procede de commerce electronique
JP5780372B1 (ja) 拡張現実システム
US20190332912A1 (en) Web based applications linked to near field communication tags
US9607094B2 (en) Information communication method and information communication apparatus
US11044393B1 (en) System for curation and display of location-dependent augmented reality content in an augmented estate system
US10805696B1 (en) System for recording and targeting tagged content of user interest
CN106779898A (zh) 通过电子明信片赠送礼物的方法及系统
JP2014067254A (ja) 音声ガイドシステム
JP2010272099A (ja) メッセージの伝達システムとその媒体
Sun et al. Smart device interlocked robot partners for information support systems in sightseeing guide
Hornecker et al. Technology in tourism: Handheld guide systems and museum technologies
JP2005182653A (ja) サービスサーバおよびナビゲーションサービス方法
JP3179247U (ja) 音声ガイド情報提供に係るセキュリティーコード供給用の郵送可能な物品
JPH09244567A (ja) 案内情報装置
JPH09233465A (ja) 案内撮影システム
JP2012014663A (ja) 電子祈願システム、分身祈願及びロボット祈願システム、電子祈願入出力携帯端末
JP6535776B2 (ja) 表示装置及び表示装置の制御方法
US20150073700A1 (en) Data processing system and method for generating guiding information
JP2005208499A (ja) インデックスプリント作成装置、サービスサーバおよびサービス方法
JP3169374U (ja) 通信お守り
JP4785467B2 (ja) 受注システム
JP6473953B2 (ja) カレンダー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150312

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150428

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160128

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160324

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160414