JP2014065152A - 成形品の製造方法 - Google Patents

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【課題】試作品を、正規の製品と同じ材料で形成するとともに、短納期で、しかも、廉価に形成すること。
【解決手段】正規の製品1の全周にわたって削り代2を肉付けした一次製品1A用の簡易金型10を製作する。簡易金型10を射出成形機20に装着して、正規の製品1と同じ材料を充填して、一次製品1Aを成形する。簡易金型10から取り出した一次製品1Aを、マシニングセンタに装着して切削加工して、正規の製品1に仕上げる。
【選択図】図1

Description

本発明は、成形品の製造方法に関し、特に、樹脂又は金属で形成された小ロット部品や試作部品等を成形する際の成形品の製造方法に関する。
従来、新たな製品を開発する際に、その製品を構成する構成部品等の試作品はその製品の目的とする性能や安全面に対してクリアできるように物性試験や耐久試験、必要によっては衝突試験等を経なければならない。例えば、自動車の内装部品や外装部品等を樹脂で成形する場合、曲面や傾斜面を有すると共に凹凸状に形成され、さらに、部品の強度も必要となることから、通常、射出成形で形成することが多い。この場合、物性試験や耐久試験または衝突試験等を行なうためには、試作品が、正規の部品と同一の材料で射出成形によって形成されなければならず、そのためには、射出成形用の金型を新たに製作して試作品を作る必要があった。例えば、自動車の内装部品は凹凸状に形成されて複雑な形状であるから、この部品を成形する射出成形用の金型も複雑に形成されることになる。
しかし、試作品は、各種の試験に合格した上で量産品として生産できるものであるから、例えば、1個の試作品を上述のような新たな金型を製作して成形するのでは、金型製作コストに見合うことはできない。しかも納期も長期間かかることになって、実質的には射出成形用金型を製作して試作品を製作することは現実的でなかった。
従来では、このような試作品を製作する方法としては、例えば、特許文献1に示されるように、レーザー光を照射することで硬化する液体樹脂を用いた光造型法や、図8に示すような市販されている樹脂ブロック50を購入して、マシニングセンタやNCフライス盤等の切削機械で切削加工を施すことによって行なわれていた。
特開2001−260204号公報
特許文献1の光造型法は、液体状の光硬化性樹脂中に造型ベースをセットし、レーザー光を造型ベース上の光硬化性樹脂に照射して一層分の造型を行なう。これを繰り返して積層し1個の製品を形成している。光硬化性樹脂は、レーザー光で照射された部分が硬化されることから、硬化された部分が1個の製品として造型されることとなる。そのため、複雑な形状でも早期に製品を完成することができることとなっていた。
しかし、この光造型法では、成形可能な材質が限定されており、正規の部品と同一の材料で製作することができないことから、成形された部品は、組付け試験はできても、物性試験や耐久試験または衝突試験はできなかった。
また、図8に示すような市販の樹脂ブロックで切削加工を行なって試作品を形成する場合、全て切削加工で行なうため、1個の試作品を形成することは短期間で容易に行なえるものの、一般の樹脂ブロックは、決められた材料で形成されているため、メーカーが要求する材料のものと一致するものではないことから、やはり、組付け試験はできても、物性試験や耐久試験または衝突試験はできなかった。物性試験や耐久試験または衝突試験等をできるようにするには、やはり、正規の部品と同一の材料で成形できる金型を製作して成形する必要があった。
本願発明は、上記の課題に鑑み、小ロット部品や、試作品であっても、簡易金型を製作して、短納期で廉価に成形できる成形品の製造方法を提供するものである。
本願発明の成形品の製造方法は、以下のように行うものである。すなわち、
本発明の請求項1記載に係る成形品の製造方法は、正規の製品の形状に削り代を肉付けした一次製品を成形するための簡易金型を製作し、前記簡易金型に前記正規の製品と同一の材料を注入して、前記一次製品を前記正規の製品と同一の成形法で成形し、前記簡易金型から取り出した前記一次製品の前記削り代分を、切削加工により削り落として、正規の製品寸法に仕上げることを特徴とするものである。
この方法によれば、正規の製品の形状に削り代を肉付けし、肉付けされた部位を切削加工で仕上げることができるから、簡易金型を製作する際に、簡易金型のキャビティ部分をラフに仕上げることができる。つまり、樹脂成形品の場合、細かい溝やリブ、又は、主要形状部位の屈曲部や傾斜部が多く複雑に形成されていることが多いため、正規に金型を製作しようとすると、手間がかかって多くの時間を費やし、またコストも大幅にかかってしまう。金型のキャビティ部に係る部位の加工精度をラフにすることによって、簡易金型を短納期で廉価に製作できる。そして、その簡易金型から取り出した成形品には、正規の部品に対して削り代を設けてあるから、その削り代分を、切削機械で切削加工をすることによって精度良く仕上げることができる。したがって、このように成形された製品は短納期で廉価なコストで形成することができるとともに、仕上げられた製品は、正規の部品と同一の材質で、また同一の成形方法で形成されているから、そのまま物性試験や耐久試験または衝突試験等を行なうことが可能となる。
また、金型をラフな精度で製作できることによって、通常、成形品を押し出すための金型内に設置する押し出しピンを設置しなくてもよい。
なお、本発明は試作品ばかりでなく、小ロット部品用の金型であっても廉価で容易に製作できるとともに、補充部品として要求された、例えば、中古車の部品の場合、上述の簡易金型を容易に製作できることから、古い金型を保管する必要がなく処分しておくことが可能となる。
また、本発明の請求項2記載に係る成形品の製造方法は、請求項1に係るものであって、前記簡易金型が、射出成形用の金型であり、前記一次製品が射出成形により成形されることを特徴としている。
射出成形で成形できることは、成形された成形品に射出圧力がかかった状態で成形できるので、必要な部品強度を保つことができる。
正規の試作品に、削り代を付けた一次製品用の金型を形成する流れを示す流れ図である。 図1の金型を装着した射出成形機を示す正面図である。 図2の射出成形機から取り出した一次製品を示す正面図である。 図3の一次製品の削り代を切削加工している状態の正面図である。 完成品を示す正面図である 別の形状の試作品を示す斜視図(a)及びX−X断面図(b)である 図6の試作品に削り代を設けた状態の斜視図(a)及びY−Y断面図(b)である。 従来の製造方法で使用していた樹脂ブロックを示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
以下の説明では、成形される製品を、開発される試作品1で説明するが、成形される製品は、小ロット製品や、旧タイプに使用されていた補充部品であってもよい。
図1は、新たに開発される試作品1の製品データ(a)から、削り代2を設けた状態の一次製品1Aのデータ(b)を示し、その一次製品1Aを成形するための簡易金型10を示すものである。なお、図1(b)、図4、図7(b)において、削り代2は、薄墨を施した部分である。
試作品1は、例えば、自動車の内装部品又は外装部品を示すものであり、長手方向の中央部において、一方の面側に向かって凸状に湾曲され、紙面の奥行き方向にその長手方向の長さより短い幅を有して湾曲された板状の本体3として形成されている。長手方向に沿った本体3の他方の面側に位置される凹状内側面4に、凹状内側面4から凸状に湾曲された方向と逆方向に向かって多数の突起部5を有して形成されている。
図1(b)における削り代2を設けた一次製品1Aは、図1の試作品1の全周にわたって、削り代2が0.1〜10mmの厚さ寸法に肉付けされて形成されている。削り代2は、前述の寸法範囲内において、夫々の試作品の各部位によって適宜決定される。実施形態では、全周面全てにおいて、2〜3mm程度としている。
なお、試作品1の表面に図示しない溝やリブ等の細かい形状が形成されている場合、一次製品1Aの削り代2がその部位を埋めた状態になるので、たとえ、図1(a)に示すことがあっても、図1(b)にはその形状が示されない。
次に、一次製品1Aのデータに沿って新たな簡易金型10を製作する。簡易金型10は、固定型11と可動型12とを備えており、固定型11の凹部11aに可動型12の凸部12aが挿入可能に形成される。固定型11の凹部11aと可動型12の凸部12aとの間に形成された隙間が、図2の一次製品1Aの形状と一致するキャビティ13を示すことになる。
このキャビティ13の形状は、その表面粗さがラフとなるように形成されている。つまり、キャビティ13の表面粗さ及び突起部5の高さや外径寸法精度、突起部5,5のピッチ間の精度等が削り代2分を含めて大まかな寸法に形成されていればよい。また、一次製品1Aをキャビティ13から取り出す場合、簡易金型10を開いたときに、押し出しピンで押し出すことをしないで剥ぎ取るように取り出す。つまり、押し出しピンの設置を必要としないように簡易金型10を製作することができる。したがって、簡易金型10の製作を短納期でしかも低コストで提供することが可能となる。
このように製作された簡易金型10を射出成形機20に装着する。図2に示す射出成形機20は、一般的に使用されるものであり、機体21上の一方側に型締め機構22が配置されている、型締め機構22に固定型11と可動型12が装着され、可動型12が水平方向に移動することによって、簡易金型10の開閉が行なわれる。機体21の他方側には、固定型11に向かうシリンダ23が装着され、シリンダ23の後方(反型締め機構22側)には、材料を注入するホッパー24が配置されている。さらにホッパー24の後方には、射出装置25が配置されて、ホッパー24から注入された樹脂材をシリンダ23から型締め機構22内に充填可能に構成している。
本形態では、正規の試作品1は自動車の内装部品であり、材料は正規の部品と同一の樹脂材料、例えば、TSOP又はPAG−GF30で形成されている。正規の試作品1は、前述のように、長手方向の中央部を一方の面側に湾曲させた板状の本体3を形成しているものであり、他方の面側には、長手方向に沿って突起部5を複数個形成しているものである。また、突起部5は、紙面の奥行き方向の幅方向に複数個並設されている。削り代2を設けた一次製品1Aは、正規の試作品1に対して削り代2を全周にわたって2〜3mm厚くするように設けたもので、全ての突起部5、5間には凹部6が形成されて、下面視では、凸凹状になっている。
一次製品1Aの表面粗さは、粗く形成され、突起部5、5間のピッチは一般公差程度であり、凹部6の深さも一般公差程度に形成されている。このような一次製品1Aを形成すべき簡易金型10をまず製作することとなる。この簡易金型10では、前述のように、通常必要とされる押し出しピン用孔を形成することはなく、そのため、押し出しピンも設置されていない。
簡易金型10が製作されると、図2に示す射出成形機20に簡易金型10を装着する。ホッパー24には、正規の試作品1の材料、例えば、TSOP又はPAG−GF30が貯留され、シリンダ23を介して簡易金型10内に充填される。射出成形機20で成形された一次製品1Aは、表面粗さの精度が高くないので、キャビティ13内に強く接触しているわけではなく、型開き時に、そのまま落下するか、或いは剥ぎ取りによって取り出される。
取り出された一次製品1Aは、図3に示すように、図1(b)の一次製品1Aのデータと同様の形状に形成されている。
次に、図4に示すように、射出成形機20から取り出された一次製品1Aを、例えば、治具等を用いてマシニングセンタやNCフライス盤等の切削機械28に装着する。切削機械28では、数値制御によって、湾曲状の本体3の全周面や突起部5の周りに設けられた削り代2を切削する。これによって図5に示すように、図面に要求された精度の高い正規の試作品1に仕上げることができる。上述のように成形された試作品1は、正規の製品と同一の材料で、しかも同一の成形方法で形成されているため、組付け試験はもちろん、物性試験、耐久試験あるいは衝突試験等をも行なうことができる。
次に、図6に示すように、溝やリブが形成された試作品31を成形する場合について説明をする。
試作品31は、やはり、自動車の内装部品または外装部品であって、平面視、長方形に形成され、短手方向の中央部が湾曲された薄板プレート本体33を有し、長手方向の両端部には凹状の内側面34から立ち上がる壁部35、35が形成されるとともに、凹状の内側面34には、縦横に形成されたリブ36が設けられている。凹状の内側面34の短手方向両端側には、長手方向に沿って夫々直列的に並設された複数個の突出部37が内側面34から立上るように配置され、突出部37に薄板プレート本体33の長手方向に沿った溝38が形成されている。
この試作品31に削り代32を設けたものが、図7によって示される。つまり、この試作品31の一次製品31Aは、薄板プレート本体33の両面及び、両側壁部35、35、及び突出部37の全周面に肉付けされた2〜3mmの削り代32を設けている。削り代32は、縦横に形成されたリブ36の厚みを超えた厚みであり、また溝38は削り代32によって埋められている。したがって、図7には、リブ36、溝38は現れてこない。
そして、この試作品31の一次製品31Aの形状に合わせて、簡易金型40を製作する。簡易金型40は、固定型41と可動型42とを備えて図3と同様に構成されている。簡易金型40の図面は図3を兼用する。固定型41と可動型42との間に形成されるキャビティ43は、図7に示すような試作品31の一次製品31Aの形状と同一に形成される。この金型を図2の射出成形機20に装着する。前述と同様に、樹脂材料を充填して、図7に示すような、一次製品31Aが成形され、金型の型開き時に、やはり、型締め機構22より剥ぎ取られることになる。
そして、取り出された一次製品31Aを、治具等を用いてマシニングセンタやNCフライス盤等の切削機械28に取り付けて、仕上げ加工を行うことになる。一次製品31Aの場合は、薄板プレート本体33を切削加工する際、突出部37を除いた平面部位を切削すると同時に、リブ36が内側面34から立上るように形成するとともに、突出部37を形成する際に、溝38部分の削り代32を取り除いて、溝38を形成する。
上述のように、実施形態の成形品の製造方法では、試作品1,31や小ロット部品の一次製品1A、31Aに合わせた簡易金型10、40を、先ず製作することになる。一次製品1A、31Aには切削機械28で切削する削り代2、32を設けているから、簡易金型(固定型と可動型)10、40自体を高精度に形成する必要はない。また、一次製品1A、31Aは、型開き時に容易に取り出せるから、通常の金型に成形品を押し出して引き離すための押し出しピンを必要としない。このことを含めて、簡易金型10、40を短納期及び低コストで製作することができる。しかも、本願発明の製造方法で成形された試作品1、31は、正規の製品と同じ材料で、しかも同じ成形方法で形成できるから、成形された試作品1、31は、組付け試験だけでなく、物性試験や耐久試験あるいは衝突試験等をも行なうことができる。
また、射出成形機20で成形すれば、成形品の材料が簡易金型10、40に充填される際に、射出圧力が加わった状態で成形できるので、開発のために要求された強度を保てることができる。
1、30、正規の試作品
1A、30A、正規の試作品に削り代を設けた一次製品
2、32、削り代
10、40、一次製品を成形するための簡易金型
20、簡易金型10、40を装着した射出成形機
28、切削機械
また、本発明の請求項2記載に係る成形品の製造方法は、請求項1に係るものであって、前記簡易金型が、射出成形用の金型であり、前記一次製品が射出成形により成形されることを特徴としている。射出成形で成形できることは、成形された成形品に射出圧力がかかった状態で成形できるので、必要な部品強度を保つことができる。
さらに、本発明の請求項3記載に係る一次製品の製造方法は、正規の製品の形状に削り代を肉付けした一次製品を成形するための簡易金型を製作し、前記簡易金型に前記正規の製品と同一の材料を注入して、前記一次製品を前記正規の製品と同一の成形法で成形し、前記簡易金型から取り出すことを特徴とするものである。この方法によれば、小ロット部品や、試作品等を形成する際、正規の製品の形状に削り代を肉付けした一次製品を成形するための簡易金型をラフな精度で製作することができる。そのため、簡易金型を短期間で廉価なコストで製作することができる。この簡易金型によって成形された成形品(一次製品)を、削り代を削り取る切削加工をすることによって、正規の製品(小ロット部品や試作品)を形成することができる。この製品は正規の部品と同一の材料で形成されているから、各種の試験、例えば、物性試験や耐久試験または衝突試験等を行なうことができる。
以下の説明では、成形される製品(成形品)を、開発される試作品1で説明するが、成形される製品は、小ロット部品や、旧タイプに使用されていた補充部品であってもよい。
試作品1は、例えば、自動車の内装部品又は外装部品を示すものであり、長手方向の中央部において、一方の面側に向かって凸状に湾曲され、紙面の奥行き方向にその長手方向の長さより短い幅を有して湾曲された板状の本体3として形成されている。長手方向に沿った本体3の他方の面側に位置される凹状内側面4に、凹状内側面4から凸状に湾曲された方向と逆方向に向かって多数の突起部5形成されている。
本形態では、正規の試作品1は自動車の内装部品または外装部品であり、材料は正規の部品と同一の樹脂材料、例えば、TSOP又はPAG−GF30で形成されている。正規の試作品1は、前述のように、長手方向の中央部を一方の面側に湾曲させた板状の本体3を形成しているものであり、他方の面側には、長手方向に沿って突起部5を複数個形成しているものである。また、突起部5は、紙面の奥行き方向の幅方向に複数個並設されている。削り代2を設けた一次製品1Aは、正規の試作品1に対して削り代2を全周にわたって2〜3mm厚くするように設けたもので、全ての突起部5、5間には凹部6が形成されて、下面視では、凸凹状になっている。
一次製品1Aの表面粗さは、粗く形成され、突起部5、5間のピッチは一般公差程度であり、凹部6の深さも一般公差程度に形成されている。このような一次製品1Aを成形すべき簡易金型10をまず製作することとなる。この簡易金型10では、前述のように、通常必要とされる押し出しピン用孔を形成することはなく、そのため、押し出しピンも設置されていない。

Claims (2)

  1. 正規の製品の形状に削り代を肉付けした一次製品を成形するための簡易金型を製作し、前記簡易金型に前記正規の製品と同一の材料を注入して、前記一次製品を前記正規の製品と同一の成形法で成形し、前記簡易金型から取り出した前記一次製品の前記削り代分を、切削加工により削り落として、正規の製品寸法に仕上げることを特徴とする成形品の製造方法。
  2. 前記簡易金型が、射出成形用の金型であり、前記一次製品が射出成形により成形されることを特徴とする請求項1記載の成形品の製造方法。
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