JP2014064766A - 傘装着具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】傘装着具は、傘の柄を挟持する柄保持具2と、柄保持具2を表面に備えた面ファスナー3とを有する。柄保持具2は傘の柄受け部6と、面ファスナー3に裏面が固着された基板5と、傘の柄押圧部材7と、傘の柄押圧部材7の操作レバー9と、傘の柄押圧部材7を閉じる向きの操作レバー9の操作により傘の柄押圧部材7を押圧するコイルばね10と、傘の柄押圧部材7を閉じた状態で操作レバー9を基板5に係止する係止手段とを有する。面ファスナー3を着衣の面ファスナー4aに貼着した状態において、操作レバー9は、傘の柄押圧部材7が開いた状態になるように自重で垂れ下がる。
【選択図】図2
Description
本発明は、傘装着具への傘の着脱操作が容易であり、傘の傘装着具への装着状態も安定し、身体の胴部前面における傘装着具の着脱も容易であり、かつ身体の胴部前面における傘装着具の取り付け位置の選択も比較的自由に選べる傘装着具の提供を目的とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の傘装着具において、前記柄保持具を表面に備えた前記マジックシートはフック状を、前記着衣側マジックシートはパイル状をそれぞれ有することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の傘装着具において、第一及び第二の柄保持具を表面両端部に備えたマジックシートは、第一の柄保持具と第二の柄保持具との間で折り畳み自在であることを特徴とする傘装着具。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか一つに記載の傘装着具において、前記着衣はチョッキであって、その胴部の寸法が調整自在であることを特徴とする傘装着具。
図6において、傘の柄1をその下部における上下二箇所で挟持固定する柄保持具2はマジックシート3に設けられ、このマジックシート3は着衣であるチョッキ4の胴部前面に設けられたマジックシート4aに装着される。下方の柄保持具2は手元(ハンドル)を挟持する。着衣としては、チョッキの他にコート、ジャケット等がある。
柄保持具の上下方向のサイズを変えることにより、例えば長くすることによって、一個の柄保持具で目的を達成することも可能である。
本発明において、マジックシートとは幅広いマジックテープ(登録商標)を意味する。マジックシート3はフック状を、マジックシート4aはパイル状をそれぞれ備える。
以下説明する柄保持具2と略同じ構成は、書類などを綴じて保存するファイルの書類挟持具として知られている。
コイルばね10は、操作レバー9をその垂れ下った状態から、傘の柄押圧部材7を閉じる向きに回動させることにより、その一端10aで傘の柄押圧部材7を弾性的に押圧する。
基板5は、その一側縁が折り曲げられて側壁12を形成しており、この側壁12には、軸8の外端を支持する孔12aと前記係止爪11が形成されている。この係止爪11は、操作レバー9に設けられた係止穴13とにより、操作レバー9の基板5に対する係止手段を構成する。
図4は、操作レバー9が係止手段により基板5に係止固定された状態を示す。
コイルばね10は、傘の柄押圧部材7を閉じる矢印Bの向きに操作レバー9を揺動させることにより、その一端10aが矢印Cの向きに回動して傘の柄押圧部材7を閉じる向きに弾性的に押圧する。傘の柄押圧部材7の内面上下端部には、硬質ゴムからなる柄押さえ片14がそれぞれ設けられている。
傘の柄を柄保持具2に挟持固定する操作を終えた操作レバー9は、図4に示すように、その係止穴13を基板5の係止爪11に係合させることにより、傘装着具への傘の装着を終了する。
マジックシート3はフック状を備えているので、図8に示すように、上端部3aにパイル状を帯状に設けることにより、マジックシート3を折り畳み線部15で折り畳んだ状態で、その上端部3aに下端部3bが貼着するので、傘と共に傘装着具の携帯が容易になる。
この胴部周囲の寸法の調整用マジックテープ(登録商標)は、チョッキの内側面に設けてもよく、また、胴部周囲長の調整用の用具としては、マジックテープ(登録商標)の代わりにベルトや、適当な紐などを用いることができる。
図9は、揺動板ではなく平行移動板からなる傘の柄押圧部材の変形例を示す。
同図において、柄押え片24を有する傘の柄押圧部材27は、その両側縁に折曲げ部27aを有し、この折曲げ部27aにコイルばね20の一端部20aと、屈曲針金軸21の一端部21aがそれぞれ差し通されている。そして、コイルばね20を支持する軸28と、屈曲針金軸21の他端部21bが傘装着具の基板に支持されることにより、傘の柄押圧部材27は基板に対し平行移動自在に支持される。
コイルばね20の柄押圧部材27への取り付け位置は、屈曲針金軸21を柄押圧部材27の上下端部の二箇所に設ける形態の場合は、柄押圧部材27の中央部分とする。
2 柄保持具
3 マジックシート
4 チョッキ
5 基板
6 傘の柄受け部
7、27 傘の柄押圧部材
8、28 軸
9 操作レバー
10、20 コイルばね
11 係止爪
13 係止穴
14 柄押え片
本発明は、傘装着具への傘の着脱操作が容易であり、傘の傘装着具への装着状態も安定し、身体の胴部前面における傘装着具の着脱も容易であり、かつ身体の胴部前面における傘装着具の取り付け位置の選択も比較的自由に選べる傘装着具の提供を目的とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の傘装着具において、前記柄保持具を表面に備えた前記面ファスナーはフック状を、前記着衣側面ファスナーはパイル状をそれぞれ有することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の傘装着具において、第一及び第二の柄保持具を表面両端部に備えた面ファスナーは、第一の柄保持具と第二の柄保持具との間で折り畳み自在であることを特徴とする傘装着具。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか一つに記載の傘装着具において、前記着衣はチョッキであって、その胴部の寸法が調整自在であることを特徴とする傘装着具。
図6において、傘の柄1をその下部における上下二箇所で挟持固定する柄保持具2は面ファスナー3に設けられ、この面ファスナー3は着衣であるチョッキ4の胴部前面に設けられた面ファスナー4aに装着される。下方の柄保持具2は手元(ハンドル)を挟持する。着衣としては、チョッキの他にコート、ジャケット等がある。
柄保持具の上下方向のサイズを変えることにより、例えば長くすることによって、一個の柄保持具で目的を達成することも可能である。
本発明において、面ファスナーとは幅広いマジックテープ(登録商標)を意味する。面ファスナー3はフック状を、面ファスナー4aはパイル状をそれぞれ備える。
以下説明する柄保持具2と略同じ構成は、書類などを綴じて保存するファイルの書類挟持具として知られている。
コイルばね10は、操作レバー9をその垂れ下った状態から、傘の柄押圧部材7を閉じる向きに回動させることにより、その一端10aで傘の柄押圧部材7を弾性的に押圧する。
基板5は、その一側縁が折り曲げられて側壁12を形成しており、この側壁12には、軸8の外端を支持する孔12aと前記係止爪11が形成されている。この係止爪11は、操作レバー9に設けられた係止穴13とにより、操作レバー9の基板5に対する係止手段を構成する。
図4は、操作レバー9が係止手段により基板5に係止固定された状態を示す。
コイルばね10は、傘の柄押圧部材7を閉じる矢印Bの向きに操作レバー9を揺動させることにより、その一端10aが矢印Cの向きに回動して傘の柄押圧部材7を閉じる向きに弾性的に押圧する。傘の柄押圧部材7の内面上下端部には、硬質ゴムからなる柄押さえ片14がそれぞれ設けられている。
傘の柄を柄保持具2に挟持固定する操作を終えた操作レバー9は、図4に示すように、その係止穴13を基板5の係止爪11に係合させることにより、傘装着具への傘の装着を終了する。
面ファスナー3はフック状を備えているので、図8に示すように、上端部3aにパイル状を帯状に設けることにより、面ファスナー3を折り畳み線部15で折り畳んだ状態で、その上端部3aに下端部3bが貼着するので、傘と共に傘装着具の携帯が容易になる。
この胴部周囲の寸法の調整用マジックテープ(登録商標)は、チョッキの内側面に設けてもよく、また、胴部周囲長の調整用の用具としては、マジックテープ(登録商標)の代わりにベルトや、適当な紐などを用いることができる。
図9は、揺動板ではなく平行移動板からなる傘の柄押圧部材の変形例を示す。
同図において、柄押え片24を有する傘の柄押圧部材27は、その両側縁に折曲げ部27aを有し、この折曲げ部27aにコイルばね20の一端部20aと、屈曲針金軸21の一端部21aがそれぞれ差し通されている。そして、コイルばね20を支持する軸28と、屈曲針金軸21の他端部21bが傘装着具の基板に支持されることにより、傘の柄押圧部材27は基板に対し平行移動自在に支持される。
コイルばね20の柄押圧部材27への取り付け位置は、屈曲針金軸21を柄押圧部材27の上下端部の二箇所に設ける形態の場合は、柄押圧部材27の中央部分とする。
2 柄保持具
3 面ファスナー
4 チョッキ
5 基板
6 傘の柄受け部
7、27 傘の柄押圧部材
8、28 軸
9 操作レバー
10、20 コイルばね
11 係止爪
13 係止穴
14 柄押え片
Claims (5)
- 傘を身体の胴部に着衣を介して装着する傘装着具であって、
傘の柄の下端部分を挟持固定する柄保持具と、
前記柄保持具を表面に備えたマジックシートと、を有し、
前記マジックシートは、前記着衣に設けられた着衣側マジックシートに貼着することにより傘を略垂直に位置決めするシートであり、
一方、前記柄保持具は、装着される傘の柄に沿う傘の柄受け部を有し、裏面が前記マジックシートに固着された基板と、
前記基板に支持され、前記傘の柄受け部に対し開閉自在の傘の柄押圧部材と、
前記傘の柄押圧部材の操作レバーであって、傘の柄受け部に対し直交する方向の基軸により前記基板に基端部が枢着された操作レバーと、
前記傘の柄押圧部材と前記操作レバーとの間に設けられ、一端が前記傘の柄押圧部材に、他端が前記操作レバーにそれぞれ係合したコイルばねであって、前記傘の柄押圧部材を閉じる向きに前記操作レバーを揺動させることにより、該傘の柄押圧部材を弾性的に押圧するコイルばねと、
前記傘の柄押圧部材を閉じた状態の前記操作レバーを前記基板に係止固定する係止手段と、を有し、
傘を略垂直に位置決めする向きに前記マジックシートを前記着衣側マジックシートに貼着した状態において、前記柄保持具は、前記係止手段が前記基軸の上方に位置する向きに前記マジックシートに固着され、前記押圧部材操作レバーの前記基板に対する前記係止固定が解除されている状態では、前記操作レバーは前記傘の柄押圧部材が開いた状態になるように前記基軸を中心にその自重で垂れ下がることを特徴とする傘装着具。 - 請求項1に記載の傘装着具において、
傘を略垂直に位置決めする向きに前記マジックシートを前記着衣側マジックシートに貼着した状態で、該マジックシートは、その下端部に傘の柄の手元(グリップ)を挟持固定する第一の柄保持具を、その上端部に前記手元の上部を挟持固定する第二の柄保持具とを備えていることを特徴とする傘装着具。 - 請求項1または2に記載の傘装着具において、
前記柄保持具を表面に備えた前記マジックシートはフック状を、前記着衣側マジックシートはパイル状をそれぞれ有することを特徴とする傘装着具。 - 請求項2に記載の傘装着具において、
第一及び第二の柄保持具を表面両端部に備えたマジックシートは、第一の柄保持具と第二の柄保持具との間で折り畳み自在であることを特徴とする傘装着具。 - 請求項1乃至4の何れか一つに記載の傘装着具において、
前記着衣はチョッキであって、その胴部の寸法が調整自在であることを特徴とする傘装着具。
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KR101861967B1 (ko) | 2017-07-27 | 2018-06-29 | 한인석 | 다기능 등판패드 |
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JP5101745B1 (ja) * | 2012-05-29 | 2012-12-19 | 敏彦 尾世 | 傘装着具 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20160008924A (ko) * | 2014-07-15 | 2016-01-25 | 김성석 | 파라솔 장치 |
KR101651088B1 (ko) * | 2014-07-15 | 2016-08-25 | 김성석 | 파라솔 장치 |
KR101861967B1 (ko) | 2017-07-27 | 2018-06-29 | 한인석 | 다기능 등판패드 |
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