JP2014063305A - 自動改札機および自動改札機の制御方法 - Google Patents
自動改札機および自動改札機の制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014063305A JP2014063305A JP2012207524A JP2012207524A JP2014063305A JP 2014063305 A JP2014063305 A JP 2014063305A JP 2012207524 A JP2012207524 A JP 2012207524A JP 2012207524 A JP2012207524 A JP 2012207524A JP 2014063305 A JP2014063305 A JP 2014063305A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- automatic ticket
- ticket gate
- state
- clerk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
Abstract
【課題】係員対応による復旧作業を効率よく行える自動改札機および自動改札機の制御方法を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、自動改札機は、第1の通信手段と、通行判定手段と、通行制御手段と、第2の通信手段と、移行手段とを有する。第1の通信手段は、運用カードを券種コードとして指定した第1の捕捉コマンドを送信し、第1の捕捉コマンドに対して応答した運用カードと通信する。通行判定手段は、第1の捕捉コマンドに対して応答した運用カードから取得する情報に基づいて利用者の通行の可否を判定する。通行制御手段は、通行判定手段による通行の可否の判定結果に応じて当該利用者の通行を制御する。第2の通信手段は、運用カードとは券種コードが異なる係員カードを券種コードとして指定した第2の捕捉コマンドを送信し、第2の捕捉コマンドに対して応答した運用カードと通信する。移行手段は、第2の捕捉コマンドに対して正当な係員カードからの応答を受信した場合、係員が保守作業を行える状態に移行する。
【選択図】図2
Description
図1は、実施形態に係る自動改札機1の外観構成を概略的に示す斜視図である。
図1に示すような自動改札機1は、例えば、鉄道関係の駅の改札口等に設置され、利用者に対する入場業務や出場業務などの通行制御(改札処理)を行うものである。自動改札機1は、例えば、2台1組で1つの改札用の通路を形成する。自動改札機1は、改札用の通路を1方向にのみ通過可能な入場専用あるいは出場専用の専用機として用いられる場合と、改札用の通路を両方向に通過可能な両用機として用いられる場合とがある。自動改札機1は、予め入場用の専用機、出場用の専用機あるいは両用機の何れかに設定される。
上記自動改札機1を形成する筐体の通路側の側面の両端部には、それぞれ通行者の通行の許可不許可を行う開閉動作可能なドア6、6が設けられている。上記ドア6は、通常運用状態においては、利用者が所持する運用カードCaに対する判定結果、あるいは、人間検知センサの検知結果などに基づいて開閉制御される。また、係員カード受付可能状態(通常運用停止状態)および係員カード受付済み状態(係員作業状態)においては、ドア6は、開放状態に制御される。
図2に示すように、自動改札機1は、制御部31により全体が制御される。上記制御部31には、ROM(リード・オンリ・メモリ)32、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)33、データメモリ34、表示制御回路36、ドア開閉機構37、人間検知センサS、カードリーダライタ4、リセットスイッチ8、および、伝送制御回路38などが接続されている。
図3は、上記カードリーダライタ4の構成例を示すブロック図である。
上記カードリーダライタ4は、図3に示すように、制御部41、メモリ42、インターフェース43、送受信回路44、アンテナ45などを有している。
図4は、上記ICカードCの構成例を示すブロック図である。
ICカードCは、図4に示すように、CPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)51、ROM52、RAM53、不揮発性メモリ54、送受信回路55、アンテナ56、および電源生成部57を有している。上記CPU51、ROM52、RAM53、不揮発性メモリ54、送受信回路55及び電源生成部57などの各部は、ICチップにより構成され、ICチップと送受信回路55とを接続したモジュールMがプラスチックなどで形成されたカード状の本体(筐体)内に埋設されたICカードCを構成している。
上述したように、運用カードおよび係員カードとしてのICカードCは、無線通信によりカードリーダライタ4との通信を行う機能を有する。また、運用カードCaおよび係員カードCbは、それぞれ異なる券種コードが記録される。運用カードCaは、運用カードを示す券種コードを指定した捕捉コマンドに応答し、それ以外の券種コードを指定した捕捉コマンドには応答しない。また、係員カードCbは、係員カードを示す券種コードを指定した捕捉コマンドに応答し、それ以外の券種コードを指定した捕捉コマンドには応答しない。
図5は、自動改札機1が状況に応じて切り替える動作状態の例を示す図である。
図5に示す例では、自動改札機1は、動作状態として、通常運用状態(状態A)、係員カード受付可能状態(状態B)、および、係員カード受付済み状態(状態C)を有する。
通常運用状態は、利用者が提示する運用カードに記憶されている情報に基づいて通行判定および通行制御を行う動作モードである。係員カード受付可能状態は、通常運用(運用カードによる通行判定及び通行制御)を停止し、係員カードを所持する係員による対応待ちとなっている動作モードである。係員カード受付済み状態は、係員カードを所持する係員による作業中(係員対応中)の動作モードである。
図6乃至9は、自動改札機1による動作状態の切り替え制御の例を説明するためのフローチャートである。
まず、図6に示す例では、通常運用状態において、自動改札機1の制御部31は、カードリーダライタ4により券種コードとして運用カードを指定する捕捉コマンドを送信する(ステップS11)。たとえば、制御部31は、カードリーダライタ4の通信範囲に利用者が運用カードを提示すると直ぐに応答できるように、券種コードとして運用カードを指定する捕捉コマンドを連続的(所定周期)で送信する。また、カードリーダライタ4は、捕捉コマンドに対する運用カードからの応答信号を受信できるようになっている。
機器異常が有った場合(ステップS17、YES)、あるいは、無札者を検知した場合(ステップS18、YES)、制御部31は、ドア6を閉鎖し(ステップS15)、当該自動改札機1の動作モードを係員カード受付可能状態に移行させる。
また、機器異常の解除が無いと判断した場合(ステップS27、NO)、あるいは、無札者の検知状態を解除しないと判断した場合(ステップS28、NO)、制御部31は、ドア6を閉鎖したままとして、上記ステップS21及びS22へ戻り、当該自動改札機1の動作モードを係員カード受付可能状態のままとする。
Claims (7)
- 運用カードを券種コードとして指定した第1の捕捉コマンドを送信し、前記第1の捕捉コマンドに対して応答した運用カードと通信する第1の通信手段と、
前記第1の捕捉コマンドに対して応答した運用カードから取得する情報に基づいて前記利用者の通行の可否を判定する通行判定手段と、
前記通行判定手段による通行の可否の判定結果に応じて当該利用者の通行を制御する通行制御手段と、
前記運用カードとは券種コードが異なる係員カードを券種コードとして指定した第2の捕捉コマンドを送信し、前記第2の捕捉コマンドに対して応答した運用カードと通信する第2の通信手段と、
前記第2の捕捉コマンドに対して正当な係員カードからの応答を受信した場合、係員が保守作業を行える状態に移行する移行手段と、
を有する自動改札機。 - さらに、前記第1の通信手段による運用カードとの通信状態を停止する場合、前記第2の通信手段による係員カードとの通信状態に切り換える切換手段を有する、
前記請求項1に記載の自動改札機。 - 前記切換手段は、前記第1の通信手段により運用カードと通信する通信状態において機器異常を検知した場合、前記第1の通信手段による通信状態を停止して前記第2の通信手段による通信状態に切り換える、
前記請求項2に記載の自動改札機。 - 前記切換手段は、前記第1の通信手段により運用カードと通信する通信状態において無札者を検知した場合、前記第1の通信手段による通信状態を停止して前記第2の通信手段による通信状態に切り換える、
前記請求項2また3の何れか1項に記載の自動改札機。 - さらに、前記保守作業の終了を指示するイベントが検知された場合、前記第1の通信手段による運用カードとの通信状態に復帰する復帰手段を有する、
前記請求項1乃至4の何れか1項に記載の自動改札機。 - 前記移行手段は、前記保守作業を行うためのカバーのロックを解除する、
前記請求項1乃至5の何れか1項に記載の自動改札機。 - カードとの通信機能を有する自動改札機の制御方法において、
運用カードを券種コードとして指定した第1の捕捉コマンドを送信し、前記第1の捕捉コマンドに対して応答した運用カードと通信し、
前記第1の捕捉コマンドに対して応答した運用カードから取得する情報に基づいて前記利用者の通行の可否を判定し、
前記通行の可否の判定結果に応じて当該利用者の通行を制御し、
前記運用カードとは券種コードが異なる係員カードを券種コードとして指定した第2の捕捉コマンドを送信し、
前記第2の捕捉コマンドに対して正当な係員カードからの応答を受信した場合、係員が保守作業を行える状態に移行する、
自動改札機の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012207524A JP5931665B2 (ja) | 2012-09-20 | 2012-09-20 | 自動改札機および自動改札機の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012207524A JP5931665B2 (ja) | 2012-09-20 | 2012-09-20 | 自動改札機および自動改札機の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014063305A true JP2014063305A (ja) | 2014-04-10 |
JP5931665B2 JP5931665B2 (ja) | 2016-06-08 |
Family
ID=50618494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012207524A Active JP5931665B2 (ja) | 2012-09-20 | 2012-09-20 | 自動改札機および自動改札機の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5931665B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04256089A (ja) * | 1991-02-07 | 1992-09-10 | Nippon Signal Co Ltd:The | 非接触カード式自動改札装置 |
JPH0728967A (ja) * | 1993-07-13 | 1995-01-31 | Toshiba Corp | 無線通信式の通行媒体 |
JP2001155198A (ja) * | 1999-11-29 | 2001-06-08 | Nippon Signal Co Ltd:The | メンテナンスカード及びそれを用いる非接触式自動改札機 |
JP2007141017A (ja) * | 2005-11-21 | 2007-06-07 | Bitwallet Inc | 通行制御システム、通行券情報処理装置、ゲート装置、及び精算端末 |
-
2012
- 2012-09-20 JP JP2012207524A patent/JP5931665B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04256089A (ja) * | 1991-02-07 | 1992-09-10 | Nippon Signal Co Ltd:The | 非接触カード式自動改札装置 |
JPH0728967A (ja) * | 1993-07-13 | 1995-01-31 | Toshiba Corp | 無線通信式の通行媒体 |
JP2001155198A (ja) * | 1999-11-29 | 2001-06-08 | Nippon Signal Co Ltd:The | メンテナンスカード及びそれを用いる非接触式自動改札機 |
JP2007141017A (ja) * | 2005-11-21 | 2007-06-07 | Bitwallet Inc | 通行制御システム、通行券情報処理装置、ゲート装置、及び精算端末 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5931665B2 (ja) | 2016-06-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3677778B2 (ja) | 自動改札機 | |
JP6592937B2 (ja) | 認証システム、認証制御装置用プログラム | |
JP2006195653A (ja) | 自動改札機 | |
JP5931665B2 (ja) | 自動改札機および自動改札機の制御方法 | |
JP4985063B2 (ja) | 自動改札システム | |
JP2014063261A (ja) | 自動改札機および自動改札システム | |
JP6009882B2 (ja) | 自動改札機および自動改札機の制御方法 | |
JP6147885B2 (ja) | 自動改札機および自動改札機の制御方法 | |
JP4070770B2 (ja) | ゲート管理システム及びicカード | |
JP5429217B2 (ja) | 非接触記憶媒体回収ユニット、および、ゲート装置 | |
JP6665574B2 (ja) | ゲート装置、通行管理システム、端末、通行管理方法、および通行管理プログラム | |
JP2013149217A (ja) | 改札機、駅務機器、及び制御方法 | |
JP3874588B2 (ja) | 非接触券処理装置 | |
JP3897950B2 (ja) | 非接触券処理装置 | |
JP5752477B2 (ja) | 自動改札機、及び自動改札機の制御方法 | |
JP5115950B2 (ja) | 自動改札機 | |
KR100213975B1 (ko) | 요금 자동징수를 위한 알에프 게이트 시스템 | |
JP5387511B2 (ja) | 入退室管理システム | |
JP4375714B2 (ja) | 非接触式自動改札機 | |
JP2006085302A (ja) | 非接触icカード処理装置、および自動改札機 | |
JP4703160B2 (ja) | 非接触式自動改札機 | |
JP6458600B2 (ja) | 認証システム、認証制御装置用プログラム | |
JP4186623B2 (ja) | 自動改札機 | |
CN114613020A (zh) | 一种轨道交通智能进出站系统及其实现方法 | |
JP2001273532A (ja) | 自動改札機、自動改札方法及び無線通信機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20140109 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150306 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160114 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160119 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160212 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160329 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160427 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5931665 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |