JP2014063305A - 自動改札機および自動改札機の制御方法 - Google Patents

自動改札機および自動改札機の制御方法 Download PDF

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Abstract


【課題】係員対応による復旧作業を効率よく行える自動改札機および自動改札機の制御方法を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、自動改札機は、第1の通信手段と、通行判定手段と、通行制御手段と、第2の通信手段と、移行手段とを有する。第1の通信手段は、運用カードを券種コードとして指定した第1の捕捉コマンドを送信し、第1の捕捉コマンドに対して応答した運用カードと通信する。通行判定手段は、第1の捕捉コマンドに対して応答した運用カードから取得する情報に基づいて利用者の通行の可否を判定する。通行制御手段は、通行判定手段による通行の可否の判定結果に応じて当該利用者の通行を制御する。第2の通信手段は、運用カードとは券種コードが異なる係員カードを券種コードとして指定した第2の捕捉コマンドを送信し、第2の捕捉コマンドに対して応答した運用カードと通信する。移行手段は、第2の捕捉コマンドに対して正当な係員カードからの応答を受信した場合、係員が保守作業を行える状態に移行する。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、自動改札機および自動改札機の制御方法に関する。
鉄道或いはバスなどの交通機関で運用されている自動改札機は、機器異常あるいは無札者を検知した場合、利用者が所持する乗車券としてのICカードとの通信が不可の状態となる。この状態となった自動改札機は、係員の手作業により復旧作業が行われる。このため、機器異常あるいは無札者の検知などに対する復旧作業が簡単に行える自動改札機が要望されている。
特開2004−145863号公報
本発明が解決しようとする課題は、係員対応による復旧作業を効率よく行える自動改札機および自動改札機の制御方法を提供することを目的とする。
実施形態によれば、自動改札機は、第1の通信手段と、通行判定手段と、通行制御手段と、第2の通信手段と、移行手段とを有する。第1の通信手段は、運用カードを券種コードとして指定した第1の捕捉コマンドを送信し、第1の捕捉コマンドに対して応答した運用カードと通信する。通行判定手段は、第1の捕捉コマンドに対して応答した運用カードから取得する情報に基づいて利用者の通行の可否を判定する。通行制御手段は、通行判定手段による通行の可否の判定結果に応じて当該利用者の通行を制御する。第2の通信手段は、運用カードとは券種コードが異なる係員カードを券種コードとして指定した第2の捕捉コマンドを送信し、第2の捕捉コマンドに対して応答した運用カードと通信する。移行手段は、第2の捕捉コマンドに対して正当な係員カードからの応答を受信した場合、係員が保守作業を行える状態に移行する。
図1は、実施形態に係る自動改札機の外観構成を示す外観図である。 図2は、実施形態に係る自動改札機の制御系統の構成例を示すブロック図である。 図3は、実施形態に係るカードリーダライタの構成例を示すブロック図である。 図4は、実施形態に係るICカード内の構成例を示すブロック図である。 図5は、実施形態に係る自動改札機が状況に応じて切り替える動作状態の例を示す図である。 図6は、実施形態に係る自動改札機における通常運用状態での動作例を説明するためのフローチャートである。 図7は、実施形態に係る自動改札機における係員カード受付状態での動作例を説明するためのフローチャートである。 図8は、実施形態に係る自動改札機における係員カード受付済み状態での動作例を説明するためのフローチャートである。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、実施形態に係る自動改札機1の外観構成を概略的に示す斜視図である。
図1に示すような自動改札機1は、例えば、鉄道関係の駅の改札口等に設置され、利用者に対する入場業務や出場業務などの通行制御(改札処理)を行うものである。自動改札機1は、例えば、2台1組で1つの改札用の通路を形成する。自動改札機1は、改札用の通路を1方向にのみ通過可能な入場専用あるいは出場専用の専用機として用いられる場合と、改札用の通路を両方向に通過可能な両用機として用いられる場合とがある。自動改札機1は、予め入場用の専用機、出場用の専用機あるいは両用機の何れかに設定される。
自動改札機1は、無線通信機器としての非接触式ICカード(以下、単に、ICカードとも称する)Cとの無線によるデータ通信を行う機能を有する。本実施形態において、自動改札機1は、利用者が所持する乗車券として利用されるICカードCa、および、駅などの係員が所持する保守用のカードとして利用されるICカードCbと選択的に通信する機能を有する。
利用者が所持する乗車券としてのICカード(以下、運用カードとも称する)Caは、定期券、運賃精算のための料金前払い方式のストアードフェアカード、あるいは、運賃精算のための料金後払い方式のカードなどとして利用される。自動改札機1は、通常の動作モード(通常運用状態)において、乗車券としてのICカードCaを捕捉し(ICカードCaと通信し)、ICカードCaに記憶されている乗車券としての情報により改札処理を行う。
自動改札機1が形成する通路を通行しようとする利用者が運用カードCaを所定の通信領域に提示すると、自動改札機1は、利用者が提示した運用カードCaを捕捉し、当該運用カードCaに記録されている情報を読み取る。自動改札機1は、運用カードCaから読み取った情報に基づいて当該利用者の通行の可否を判断し、その判断結果に基づいて当該利用者の通行を制御するとともに、改札処理の結果としての情報を当該運用カードCaに書き込む。
また、駅の係員が所持する保守用のICカード(以下、係員カードとも称する)Cbは、機器異常あるいは無札者の検知などにより停止した自動改札機における停止状態を解除したり保守作業を行ったりするために用いられる。自動改札機1は、停止状態(係員カードの受付可能状態)において、係員カードCbを捕捉した場合、つまり、係員カードCbを受け付けた場合(正当な係員カードと通信した場合)、係員が保守作業を行える状態(係員カード受付済み状態、保守作業状態)へ移行する。なお、係員カード受付済み状態(保守作業状態)は、係員による保守作業の終了(或いは通常運用状態への移行)を指示するイベントが発生した場合に解除される。
自動改札機1は、入場用あるいは出場用の通路を形成する筐体2を有する。自動改札機1の筐体2の上面および側面は、筐体内部における係員による保守作業などのために開閉可能なカバー3を有する。カバー3は、通常運用状態において、図示しない施錠機構によりロックされており、係員による保守作業を受け付ける動作状態において、施錠機構によるロックが解除される。
また、図1に示す構成例において、自動改札機1を形成する筐体上面の一端部には、乗車券として用いられるICカードとしての運用カードCaあるいは保守用のICカードとしての係員カードCbとの無線通信を選択的に行うカードリーダライタ4が設けられている。カードリーダライタ4は、電波の送受信を行うアンテナ及び送受信回路などにより構成され、筐体上面の一端部分が通信範囲となっている。
上記自動改札機1を形成する筐体上面の他端部には、利用者あるいは係員などに対して案内を行うための案内表示部5が設けられている。上記案内表示部5は、例えば、液晶表示装置などにより構成される。
上記自動改札機1を形成する筐体の通路側の側面の両端部には、それぞれ通行者の通行の許可不許可を行う開閉動作可能なドア6、6が設けられている。上記ドア6は、通常運用状態においては、利用者が所持する運用カードCaに対する判定結果、あるいは、人間検知センサの検知結果などに基づいて開閉制御される。また、係員カード受付可能状態(通常運用停止状態)および係員カード受付済み状態(係員作業状態)においては、ドア6は、開放状態に制御される。
上記自動改札機1を形成する筐体上面には、小児券や無効券が投入されたことなどの動作状態を表示する状態表示部7が設けられている。上記自動改札機1を形成する筐体上面のセンサカバー内には、複数の人間検知センサSが設けられている。さらに、自動改札機1を形成する筐体の通路側の側面には、複数の人間検知センサSが設けられている。上記人間検知センサSは、反射型の検知センサ、あるいは透過型の検知センサにより構成される。上記人間検知センサSは、通路内の人間を検知するものである。これらの人間検知センサSの検知結果に基づいて通路を通過中の利用者の位置、あるいは、利用者が大人か子供かなどが判定されるようになっている。
さらに、自動改札機1は、リセットスイッチ8が設けられている。リセットスイッチ3は、自動改札機1の動作モード(状態)を係員による保守作業を受け付ける動作モード(係員カード受付済み状態、保守作業状態)から通常運用状態へ移行する場合に、係員により押されるボタンである。たとえば、保守作業を終了した場合、係員は、リセットスイッチ8を押すことのより、自動改札機1の動作モードを通常運用状態へ移行させるようになっている。
また、入場用或いは出場用の専用機として用いられる自動改札機1では、利用者が通行する方向が定められており、その方向に対して利用者が通路に進入する側のドアは開放された状態となっており、通路を退場する側のドアが通行可否の判定結果などに応じて制御される。これに対して、上記両用機として用いられる自動改札機1では、利用者が通行する方向が予め決まっていない。このため、上記両用機として用いられる自動改札機1では、図示しない接近センサなどの検知結果に基づいて自動改札機に接近してきた利用者を検知し、利用者が接近してきた側からの通行を制御する。
すなわち、両用機として用いられる自動改札機1では、利用者の接近してきた方向に応じて通路の通行方向が決定され、入場用の自動改札機として機能するか、出場用の自動改札機として機能するかが切り替えられる。このような自動改札機1は、利用者の接近してきた方向に応じた通路の通行方向に対して、利用者が通路に進入する側のドア6を開放し、退場する側のドア6を通行可否の判定結果などに応じて制御する。また、両用機として用いられる自動改札機1では、利用者の接近に応じて通行方向が決定されるため、利用者が自動改札機1近傍にいない場合には両側のドア6が開放された状態で待機するようになっている。
また、自動改札機1は、磁気情報を記憶する磁気式の記録媒体で構成され、有効期間や利用区間などの改札情報が磁気エンコード記録された磁気式乗車券(定期券や普通乗車券など)を処理するための磁気券処理部を有する構成としても良い。磁気券処理部は、磁気式乗車券(磁気券)を搬送する搬送機構、および、搬送機構により搬送される磁気券に対して磁気情報の読取および書込みを行う処理機構などにより構成されるものである。図1に示す構成例において、自動改札機1は、上面の一端部(通路の進入口側の端部)に磁気券が投入される投入口が設けられ、上面の他端部(通路の退出口側の端部)に案内表示部5の手前に、装置内部の磁気券処理部で処理された磁気券を排出する取出口が設けられる。
図2は、上記のように構成された自動改札機1の制御系統の構成を示すものである。
図2に示すように、自動改札機1は、制御部31により全体が制御される。上記制御部31には、ROM(リード・オンリ・メモリ)32、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)33、データメモリ34、表示制御回路36、ドア開閉機構37、人間検知センサS、カードリーダライタ4、リセットスイッチ8、および、伝送制御回路38などが接続されている。
制御部31は、CPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)などにより構成され、ROMなどのメモリに記憶されているプログラムを実行することにより種々の処理機能を実現する。たとえば、制御部31は、CPUがプログラムを実行することにより、1又は複数のICカードから読み取った情報に基づく入場又は出場の判定処理(通行判定手段)、動作モードの切り替えを制御する機能(移行手段)、通信モードを切り替える機能(切換手段)、カードリーダライタ4を制御してICカードに情報を書き込ませる書込処理、ドアの開閉などを制御した利用者の入場又は出場を制御する入場又は出場の通行制御処理(通行制御手段)などを実現する。
上記ROM32は、予めデータが記憶されている不揮発性のメモリで構成される。例えば、上記ROM32には、制御部31により実行される制御プログラムや制御データなどが記憶されている。上記RAM33は、一時的にデータを記憶する揮発性メモリで構成される。例えば、上記RAM33は、上記制御部31にて実行される制御プログラムなどのバッファメモリとして機能する。
上記データメモリ34は、書き換え可能な不揮発性メモリにより構成される。上記データメモリ34には、例えば、運賃情報や上位装置としてのホストコンピュータ(図示しない)からダウンロードされたデータなどが記憶されている。
上記表示制御回路36は、上記案内表示部5の表示制御を行うものである。例えば、上記表示制御回路36は、上記制御部31からの指示に応じて上記案内表示部5に通行の可否を示す情報などを表示する。上記ドア開閉機構37は、上記ドア6を開閉する機構である。上記ドア開閉機構37は、上記制御部31による制御に基づいて上記ドア6を開閉駆動するようになっている。
また、上記カードリーダライタ4は、上記制御部31からの動作指示に基づいてICカードC(運用カードCa又は係員カードCb)とのデータの送受信を行う。上記伝送制御回路38は、各自動改札機の稼働状況を監視するための監視盤、あるいは、データ集計などを行う上位装置としてのホストコンピュータ(図示しない)とのデータ通信を行うインターフェースである。
次に、上記カードリーダライタ4の構成について説明する。
図3は、上記カードリーダライタ4の構成例を示すブロック図である。
上記カードリーダライタ4は、図3に示すように、制御部41、メモリ42、インターフェース43、送受信回路44、アンテナ45などを有している。
上記制御部41は、カードリーダライタ全体の制御を司るものである。上記メモリ42は、上位装置として上記自動改札機1本体の制御部31から与えられたデータや上記ICカードCとの通信データなどを一時的に記憶するものである。上記インターフェース43は、上記自動改札機本体の制御部31とのデータの送受信を行うインターフェースである。
上記送受信回路44は、上記アンテナ45を介して上記ICカードCとのデータの送受信を行うものである。上記送受信回路44は、例えば、変復調回路、送信回路、受信回路などにより構成されている。上記アンテナ45は、無線電波を送信したり、無線電波を受信したりするものである。上記送受信回路44及び上記アンテナ45は、自動改札機1の送信手段あるいは通信手段として機能し、上記通信範囲内のICカードCとの無線通信を行う。
次に、上記ICカードCの構成例について説明する。
図4は、上記ICカードCの構成例を示すブロック図である。
ICカードCは、図4に示すように、CPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)51、ROM52、RAM53、不揮発性メモリ54、送受信回路55、アンテナ56、および電源生成部57を有している。上記CPU51、ROM52、RAM53、不揮発性メモリ54、送受信回路55及び電源生成部57などの各部は、ICチップにより構成され、ICチップと送受信回路55とを接続したモジュールMがプラスチックなどで形成されたカード状の本体(筐体)内に埋設されたICカードCを構成している。
上記CPU51は、ICカードの制御手段としての機能し、ICカード全体の制御を司るものである。CPU51は、ROM52、或いは不揮発性メモリ54などのメモリに記憶されたプログラムを実行することにより種々の処理機能を実現する。たとえば、CPU51は、ROM52に記憶されたプログラムを実行することにより、カードリーダライタ4から受信したコマンドに応じた各種の処理を実現するようになっている。
上記ROM52は、プログラムメモリとして機能し、例えば、マスクROMなどの書換え不可能な不揮発性メモリにより構成されている。上記ROM52には、当該ICカードCの動作を司る制御プログラムやデータなどが記憶されている。カードリーダライタ4などの外部からの種々のコマンドに対する当該ICカードCの動作は、上記ROM52に記憶される各コマンドに対応する各制御プログラムにより実現される。
上記RAM53は、ワーキングメモリとして機能し、書換え可能な揮発性メモリにより構成されている。上記RAM53は、例えば、外部との通信データや上記CPU51により実行される種々の処理における作業用のデータなどを一時的に記憶するバッファメモリとして利用される。
上記不揮発性メモリ54は、書換え可能な不揮発性のデータメモリとして機能し、たとえば、EEPROMやフラッシュメモリなどの記憶内容が書換え可能な不揮発性のメモリにより構成されている。上記不揮発性メモリ54には、当該ICカードの使用目的や使用用途に応じた運用データとしての各種データが格納(記憶)される。本実施の形態において、不揮発性メモリ54には、少なくとも当該ICカードの使用用途に応じて設定される券種コードが記録される。本実施形態において、運用カードCaの不揮発性メモリ54には、券種コードとして、運用カード(乗車券)であることを示す情報が記録され、係員カードCbの不揮発性メモリ54には、券種コードとして、係員カード(保守用のカード)であることを示す情報が記録される。
また、運用カードCaの不揮発性メモリ54には、運用カード(乗車券)であることを示す券種コードの他に、乗車券情報および改札情報などの情報も記録される。運用カードCaの不揮発性メモリ54に記憶される乗車券情報は、定期券、運賃精算のためのSFカード、あるいは、運賃精算のための料金後払い方式のカードとして当該ICカードCを使用するための情報である。乗車券情報は、自動改札機1等の駅務機器による処理によって一部の情報が書き換えられる。たとえば、乗車券情報は、カード固有の番号であるカード番号、カード発行会社情報、券種を示す券種情報、利用可能な利用区間(乗車区間)を示す利用区間情報、定期券情報(定期区間、有効期間)、SFカードの残額情報、個人情報(氏名、連絡先等)、利用ログ情報などの情報である。
また、運用カードCaの不揮発性メモリ54に記憶される改札情報は、自動改札機1による改札処理によって書き込まれる情報である。たとえば、自動改札機1での入場処理では、入場時間、入場駅、および入場フラグなどの入場情報が改札情報として不揮発性メモリ54に書き込まれ、自動改札機1での出場処理では、出場時間、出場駅、および、出場フラグなどの出場情報が改札情報として不揮発性メモリ54に書き込まれる。
上記送受信回路55は、上記アンテナ56を介して上記カードリーダライタ4などの外部機器とのデータ通信を行うものである。上記送受信回路55は、例えば、変調回路、復調回路、送信回路及び受信回路などにより構成される。上記アンテナ56は、電波の送受信を行うものである。上記アンテナ56は、例えば、当該ICカードCの筐体内に埋設され、上記CPU51、ROM52、RAM53、不揮発性メモリ54、送受信回路55及び電源生成部57などの機能を有するICチップに接続されている。
上記送受信回路55及び上記アンテナ56は、ICカードの通信手段として機能し、上記カードリーダライタ4とのデータの送受信を実現するものである。例えば、上記カードリーダライタ4から電波で送信されたコマンドは、上記アンテナ56により受信されて受信信号として上記送受信回路55に供給される。上記送受信回路55では、上記アンテナ56から供給された受信信号を復調して上記CPU51へ供給するようになっている。また、当該ICカードC内で生成された送信データは、上記送受信回路55により変調されて上記アンテナ56を介して外部へ送信される。
上記電源生成部57は、ICカードの電源生成手段として機能し、アンテナ56が受信した電力波から動作電圧を生成するものである。上記電源生成部57は、上記アンテナ56が受信した電力波から生成した動作電圧を当該ICカードC内の各部に供給するようになっている。
次に、自動改札機1とICカードCとの通信制御について概略的に説明する。
上述したように、運用カードおよび係員カードとしてのICカードCは、無線通信によりカードリーダライタ4との通信を行う機能を有する。また、運用カードCaおよび係員カードCbは、それぞれ異なる券種コードが記録される。運用カードCaは、運用カードを示す券種コードを指定した捕捉コマンドに応答し、それ以外の券種コードを指定した捕捉コマンドには応答しない。また、係員カードCbは、係員カードを示す券種コードを指定した捕捉コマンドに応答し、それ以外の券種コードを指定した捕捉コマンドには応答しない。
このようなICカードCに対して自動改札機1は、上記カードリーダライタ4により種々の処理命令をコマンドとして送信する。これらの自動改札機1からのコマンドに対してICカードCでは、受信したコマンドに対応する処理を実行し、その実行結果を自動改札機1へ返すようになっている。
たとえば、自動改札機1は、待機状態において、カードリーダライタ4によりICカードCからの応答を要求する信号(捕捉コマンド)を連続的に(所定周期で)発信することによりポーリングを行っている。捕捉コマンドは、応答すべきICカードの種類を指定する券種コードを含む。本実施形態において、自動改札機1は、状況に応じて指定する券種コードを含む捕捉コマンドを送信する。たとえば、通常運用状態において、自動改札機1は、運用カードCaを指定する券種コードを含む捕捉コマンドを送信し、通常運用を停止して係員による保守作業の開始を受け付ける係員カード受付状態においては、係員カードCbを指定する券種コードを含む捕捉コマンドを送信する。
上記のような捕捉コマンドを受信したICカードは、受信した捕捉コマンドに含まれる券種コードが自身の券種コードに一致すれば、自動改札機1へ応答信号を出力する。ICカードCからの応答信号を受信すると、自動改札機1は、応答を発信したICカードCとの通信を開始する。また、捕捉コマンドを受信した場合であっても、受信した捕捉コマンドに含まれる券種コードが自身の券種コードと一致しなければ、当該ICカードCは、応答信号を出力することなく、無応答のままとする。すなわち、本実施形態に係る自動改札機1は、捕捉コマンドで指定する券種コードを切り替えることにより、状況に応じて通信可能なICカードの券種(捕捉するICカードの種類)を選択する。
次に、実施形態に係る自動改札機1が有する動作状態(動作モード)について説明する。
図5は、自動改札機1が状況に応じて切り替える動作状態の例を示す図である。
図5に示す例では、自動改札機1は、動作状態として、通常運用状態(状態A)、係員カード受付可能状態(状態B)、および、係員カード受付済み状態(状態C)を有する。
通常運用状態は、利用者が提示する運用カードに記憶されている情報に基づいて通行判定および通行制御を行う動作モードである。係員カード受付可能状態は、通常運用(運用カードによる通行判定及び通行制御)を停止し、係員カードを所持する係員による対応待ちとなっている動作モードである。係員カード受付済み状態は、係員カードを所持する係員による作業中(係員対応中)の動作モードである。
図5に示す例では、通常運用状態において、自動改札機1は、運用カードに対する捕捉コマンドを送信する。つまり、通常運用状態の自動改札機1において、カードリーダライタ4は、運用カードの券種コードをセットした捕捉コマンドを出力している。通常運用状態において運用カードからの応答があれば、自動改札機1は、当該運用カードから乗車券情報および改札情報などを読み出して通行判定処理を行い、通行判定結果に応じた通行制御を行う。
また、通常運用状態において、機器異常が発生した場合、あるいは、無札者(無効なカードを提示した利用者あるいはカードの提示無しの利用者)を検知した場合、自動改札機1は、ドア6を閉鎖して運用カードに対する捕捉コマンドの送信を中止し、係員カード受付待ち状態に移行する。
また、係員カード受付待ち状態に移行すると、自動改札機1は、カードリーダライタ4により係員カードCbに対する捕捉コマンドを送信する。すなわち、係員カード受付待ち状態の自動改札機1において、カードリーダライタ4は、係員カードの券種コードをセットした捕捉コマンドを出力する。係員カード受付待ち状態において係員カードCbからの応答があれば、自動改札機1は、当該係員カードから情報を読み出して当該係員カードの正当性を確認する。係員カードの正当を確認すると、自動改札機1は、係員カード受付済み状態に移行する。なお、自動改札機1は、係員カード受付待ち機器異常の解除、或いは無札者の検知状態の解除を検知した場合、通常運用状態に移行するようにしても良い。
また、係員カード受付済み状態に移行すると、自動改札機1は、カードリーダライタ4により捕捉コマンドの送信を中止し、係員による保守作業を受け付ける。たとえば、自動改札機1は、係員カード受付済み状態において、カバー3のロックを解除し、装置内部の保守作業ができるようにする。また、係員カード受付済み状態において、自動改札機1は、リセットボタン8への入力待ちとなる。ここでは、係員カード受付済み状態において、リセットボタン8への入力が、ドア開放解除イベント(通常運用状態への移行を指示するイベント)とする。すなわち、自動改札機1は、係員カード受付済み状態においてリセットボタン8への入力を検知すると、通常運用状態に移行する。
次に、自動改札機1における動作状態(動作モード)の切り替え制御について説明する。
図6乃至9は、自動改札機1による動作状態の切り替え制御の例を説明するためのフローチャートである。
まず、図6に示す例では、通常運用状態において、自動改札機1の制御部31は、カードリーダライタ4により券種コードとして運用カードを指定する捕捉コマンドを送信する(ステップS11)。たとえば、制御部31は、カードリーダライタ4の通信範囲に利用者が運用カードを提示すると直ぐに応答できるように、券種コードとして運用カードを指定する捕捉コマンドを連続的(所定周期)で送信する。また、カードリーダライタ4は、捕捉コマンドに対する運用カードからの応答信号を受信できるようになっている。
運用カードCaからの応答が有った場合、つまり、運用カードCaからの捕捉コマンドに対する応答信号をカードリーダライタ4により受信した場合(ステップS12、YES)、制御部31は、応答信号の送信元の運用カードCaに対する通行可否判定処理を実施する(ステップS13)。通行可否判定処理において、制御部31は、当該運用カードCaから乗車券情報および改札情報を読み取り、読み取った情報に基づいて利用者の通行の可否を判定する。
通行可否判定処理により通行可と判定した場合(ステップS14、YES)、制御部31は、案内表示部5に通行を許可する旨の案内を表示し、ドア6を開放する(ステップS15)。これにより、自動改札機1は、当該運用カードCaを提示した利用者の通行が許可される。
また、通行可否判定処理により通行不可と判定した場合(ステップS14、NO)、制御部31は、案内表示部5に通行を不可する旨の案内を表示し、ドア6を閉鎖する(ステップS15)。これにより、当該運用カードCaを提示した利用者の通行が阻止される。ドア6を閉鎖すると、制御部31は、自動改札機1の動作モードを係員カード受付可能状態に移行させる。
ただし、再び運用カードCaと通信(読取或いは書込み)することで通行を許可する可能性がある状態(たとえば、書き込み未了などで通行不可と判定した場合)において、制御部31は、所定時間、運用カードCaの再提示を受け付けて運用カードCaの再提示が上記ステップS13へ戻り、運用カードCaの再提示が無ければ、ステップS16へ進んで、ドア6を閉鎖し、係員カード受付可能状態に移行するようにしても良い。
また、運用カードCaからの応答が無い場合、つまり、運用カードCaからの捕捉コマンドに対する応答信号の受信待ち状態である場合(ステップS12、N0)、制御部31は、当該自動改札機1における機器異常の有無をチェックする(ステップS17)。機器異常が無ければ(ステップS17、NO)、制御部31は、さらに、無札者を検知したか否かをチェックする(ステップS18)。ここで、無札者とは、正当な運用カードの提示なし、或いは、通行不可と判定された状態で通路を強行突破した人物を意味するものとし、無札者は、人間検知センサSによる検知結果および通行可否判定処理の判定結果などにより検知する。
機器異常が無く、かつ、無札者が検知されていない場合(ステップS18、YES)、制御部31は、ステップS11およびS12へ戻り、上述した処理を繰り返し実行する。
機器異常が有った場合(ステップS17、YES)、あるいは、無札者を検知した場合(ステップS18、YES)、制御部31は、ドア6を閉鎖し(ステップS15)、当該自動改札機1の動作モードを係員カード受付可能状態に移行させる。
次に、図7に示す例では、係員カード受付可能状態において、自動改札機1の制御部31は、カードリーダライタ4により券種コードとして係員カードを指定する捕捉コマンドを送信する(ステップS21)。たとえば、通常運用状態から係員カード受付可能状態へ移行する場合、制御部31は、捕捉コマンドの券種コードを運用カードから係員カードに変更し、カードリーダライタ4により係員カードを指定する捕捉コマンドを連続的(所定周期)で送信する。
係員カードCbからの応答が有った場合、つまり、係員カードCbからの捕捉コマンドに対する応答信号をカードリーダライタ4により受信した場合(ステップS22、YES)、制御部31は、応答信号の送信元の係員カードCbに対する係員カード正当性判定処理を実施する(ステップS23)。係員カード正当性判定処理において、制御部31は、当該係員カードCbから読み取った情報に基づいて当該カードの係員カードの正当性を判定する。なお、係員カードCbには、各種の権限が設定され、その権限が保守作業を実施できる権限であるか否かを正当性の有無のチェックとして判定するようにしても良い。
係員カード正当性判定処理により提示されたカードが係員カードとして正当であると判定した場合(ステップS24、YES)、制御部31は、案内表示部5に保守作業が可能である旨の案内を表示し、係員カード受付済み状態に移行する。係員カード受付済み状態は、当該係員カードCbを提示した係員が自動改札機1に対して保守作業が行える状態である。つまり、制御部31は、提示されたカードが係員カードとして正当である事を確認すると、保守作業を行える係員カード受付済み状態に移行する。
また、提示されたカードが正当な係員カードであると判定した場合(ステップS24、YES)、制御部31は、自動改札機1の筐体2の一部を構成するカバー3のロックを解除するようにしても良い。これにより、正当な係員カードが提示されると、制御部31は、係員が保守作業などを行えるように、カバー3を開放できる状態に制御するようにすることができる。
また、係員カード正当性判定処理により提示されたカードが係員カードとして正当でないと判定した場合(ステップS24、NO)、制御部31は、案内表示部5に正当な係員カードでない旨の案内を表示してドア6を閉鎖したままとし、上記ステップS21へ戻る。これにより、提示されたカードが正当な係員カードが提示なければ、保守作業を行う状態へは移行しないように制御できる。
また、係員カードCbからの応答が無い場合、つまり、係員カードCbからの捕捉コマンドに対する応答信号の受信待ち状態である場合(ステップS22、N0)、制御部31は、当該自動改札機1における機器異常が解除されたか否かをチェックする(ステップS27)。機器異常の解除が無い場合(あるいは、機器異常の状態ではなく、無札者の検知状態である場合)(ステップS27、NO)、制御部31は、さらに、無札者の検知状態を解除したか否かをチェックする(ステップS28)。
無札者の検知状態は、無札者を検知したことにより、ドアを閉鎖して運用カードの受付を停止している状態である事を意味するものとする。たとえば、無札者の検知状態は、所定時間が経過した場合に自動的に解除するようにしても良い。この場合、無札者を検知してから所定時間が経過すると、制御部31は、自動的に係員カード受付状態から通常運用状態に戻すような制御を行う。
機器異常が解除されたと判断した場合(ステップS27、YES)、あるいは、無札者の検知状態が解除されたと判断した場合(ステップS28、YES)、制御部31は、係員カード受付状態から通常運用状態に移行する。
また、機器異常の解除が無いと判断した場合(ステップS27、NO)、あるいは、無札者の検知状態を解除しないと判断した場合(ステップS28、NO)、制御部31は、ドア6を閉鎖したままとして、上記ステップS21及びS22へ戻り、当該自動改札機1の動作モードを係員カード受付可能状態のままとする。
次に、図8に示す例では、係員カード受付済み状態に移行すると、自動改札機1の制御部31は、カードリーダライタ4による捕捉コマンドの送信を停止し(ステップS31)、ドア6を開放状態とする(ステップS32)。この状態において、係員は、保守作業が可能となる。つまり、係員カード受付済み状態は、係員による保守作業が許可されている状態(保守作業状態)である。この状態において、制御部31は、ドア開放解除イベントの有無を検知する(ステップ33)。ドア開放解除イベントは、係員カード受付済み状態(保守作業状態)を終了し、係員カード受付済み状態から通常運用状態へ移行するためのイベントである。
たとえば、本実施形態に係る自動改札機1では、リセットボタン8が押されたことをドア開放解除イベントとして検知する。このような自動改札機1に対しては、係員は、保守作業を終了して通常運用状態への移行を指示する際、リセットボタン8を押す。たとえば、係員は、係員カード受付済み状態において、カバー3を開放して、自動改札機1内部の保守作業を実施する。この保守作業を実施した係員は、保守作業の終了後、カバー3を閉鎖し、通常運用状態への移行を指示するためのリセットボタン8を押す。リセットボタン8が押されると、制御部31は、自動改札機1を係員カード受付済み状態から通常運用状態へ移行させる。
ドア開放解除イベント(リセットボタン8への入力)を検知されていない間(ステップ33、NO)、制御部31は、ドア6を開放したままで動作モードを係員カード受付済み状態のままとして係員による保守作業を許容し、ドア開放解除イベント待ちの状態とする。また、ドア開放解除イベント(リセットボタン8への入力)を検知した場合(ステップ33、YES)、制御部31は、動作モードを係員カード受付済み状態から通常運用状態へ移行する。
上記のように、本実施形態において、利用者が所持する乗車券としての通常の運用カードとは券種コードが異なる係員カードを保守作業及び復旧作業を行う係員が所持し、本実施形態に係る自動改札機は、通常運用状態においては券種コードとして運用カードを指定する捕捉コマンドを送信することにより係員カードが応答しないようにする。また、本実施形態に係る自動改札機は、機器異常発生時或いは無札者検知時などの通常の運用カードを受け付けない状態(係員カード受付状態)においては、券種コードとして係員カードを指定する捕捉コマンドを送信することにより運用カードが応答しないようにする。
これにより、通常運用状態において、応答したカードが運用カードか(或いは係員カードか)を識別する処理が不要となり、通常運用状態における処理(例えば通行可否判定処理)に影響を与えずに係員カードを用いた保守作業などの運用が可能となる。また、本実施形態によれば、人手によるスイッチ操作など無しで動作状態の移行に伴って応答するカード(受付券種)を切り替えることができる。この結果として、係員以外の者が不正に保守作業状態に移行させるなどの不正利用などの行為を防止できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
C…ICカード、1…自動改札機、4…カードリーダライタ、5…案内表示部、6…ドア、8…リセットボタン、S…人間検知センサ、31…制御部、32…ROM、33…RAM、34…データメモリ、36…表示制御回路、37…ドア開閉機構。

Claims (7)

  1. 運用カードを券種コードとして指定した第1の捕捉コマンドを送信し、前記第1の捕捉コマンドに対して応答した運用カードと通信する第1の通信手段と、
    前記第1の捕捉コマンドに対して応答した運用カードから取得する情報に基づいて前記利用者の通行の可否を判定する通行判定手段と、
    前記通行判定手段による通行の可否の判定結果に応じて当該利用者の通行を制御する通行制御手段と、
    前記運用カードとは券種コードが異なる係員カードを券種コードとして指定した第2の捕捉コマンドを送信し、前記第2の捕捉コマンドに対して応答した運用カードと通信する第2の通信手段と、
    前記第2の捕捉コマンドに対して正当な係員カードからの応答を受信した場合、係員が保守作業を行える状態に移行する移行手段と、
    を有する自動改札機。
  2. さらに、前記第1の通信手段による運用カードとの通信状態を停止する場合、前記第2の通信手段による係員カードとの通信状態に切り換える切換手段を有する、
    前記請求項1に記載の自動改札機。
  3. 前記切換手段は、前記第1の通信手段により運用カードと通信する通信状態において機器異常を検知した場合、前記第1の通信手段による通信状態を停止して前記第2の通信手段による通信状態に切り換える、
    前記請求項2に記載の自動改札機。
  4. 前記切換手段は、前記第1の通信手段により運用カードと通信する通信状態において無札者を検知した場合、前記第1の通信手段による通信状態を停止して前記第2の通信手段による通信状態に切り換える、
    前記請求項2また3の何れか1項に記載の自動改札機。
  5. さらに、前記保守作業の終了を指示するイベントが検知された場合、前記第1の通信手段による運用カードとの通信状態に復帰する復帰手段を有する、
    前記請求項1乃至4の何れか1項に記載の自動改札機。
  6. 前記移行手段は、前記保守作業を行うためのカバーのロックを解除する、
    前記請求項1乃至5の何れか1項に記載の自動改札機。
  7. カードとの通信機能を有する自動改札機の制御方法において、
    運用カードを券種コードとして指定した第1の捕捉コマンドを送信し、前記第1の捕捉コマンドに対して応答した運用カードと通信し、
    前記第1の捕捉コマンドに対して応答した運用カードから取得する情報に基づいて前記利用者の通行の可否を判定し、
    前記通行の可否の判定結果に応じて当該利用者の通行を制御し、
    前記運用カードとは券種コードが異なる係員カードを券種コードとして指定した第2の捕捉コマンドを送信し、
    前記第2の捕捉コマンドに対して正当な係員カードからの応答を受信した場合、係員が保守作業を行える状態に移行する、
    自動改札機の制御方法。
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