JP2014062706A - レンジフード - Google Patents
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Abstract
【課題】捕集された油煙や埃等による開閉弁の固着を防止することを目的とする。
【解決手段】洗浄タンク7内に洗浄液10を貯排する開閉弁15を設け、開閉弁15の下方に回収機構16を設けたを構成したことにより、羽根車6に付着した油煙や埃等を洗浄タンク7内に貯め、その都度開閉弁15を開閉させることで、油や埃等を排出するので、捕集された油煙や埃等による開閉弁15の固着を防止することができるレンジフードを得られる。
【選択図】図1
【解決手段】洗浄タンク7内に洗浄液10を貯排する開閉弁15を設け、開閉弁15の下方に回収機構16を設けたを構成したことにより、羽根車6に付着した油煙や埃等を洗浄タンク7内に貯め、その都度開閉弁15を開閉させることで、油や埃等を排出するので、捕集された油煙や埃等による開閉弁15の固着を防止することができるレンジフードを得られる。
【選択図】図1
Description
本発明は、レンジフードに取り付ける開閉弁の固着防止に関するものである。
従来、この種のレンジフードは、調理で発生する油煙や埃等を捕集する目的としてフィルターが取り付けられているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、そのレンジフードについて図3を参照しながら説明する。
図3は、特許文献1に開示されている従来のレンジフード100の構成図である。油等の汚れを含む空気101は、吸込口102を通過して排気装置103の前方に配置されたフィルター104を通過する。センサー106がフィルター104の汚れを検知すると、駆動装置105がフィルター104を回転させて、汚れを遠心力で除去する。
また、この種のレンジフードには、調理で発生する油煙や埃等を捕集する目的としてフィルターを取り付け、そこのフィルターを洗浄液に浸漬させて洗浄するものもある(例えば、特許文献2参照)。
以下、そのレンジフードについて図4を参照しながら説明する。
図4は、特許文献2に開示されている他の従来のレンジフード200の構成図である。
レンジフード200は、吸込口201とファン202との間に設けられるフィルター203を備える。フィルター203は、略水平に延びる回転軸204で回転できる。フィルター203の回転軸204より下方の部分が、洗浄タンク206に収容された洗浄液205に浸漬される。フィルター203の回転軸204より上方の部分には、油、埃等の汚れを含む空気が通過してその汚れが付着している。フィルター203を回転軸204で回転させることで、汚れが付着した部分を回転軸204より下方に位置させて洗浄液205に浸漬させて洗浄する。
このような従来のレンジフードにおいては、洗浄した油煙や埃等が含有した洗浄液および捕集した油煙や埃等を排出しなければならなく、そのためには開閉弁が必要となるが、その開閉弁が油で固着される、という課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、開閉弁を設けてもその開閉弁が油で固着されることを防止することができるレンジフードを提供することを目的としている。
そして、この目的を達成するために、本発明は、厨房器具上方に位置するよう設けられ、吸込口と排出口とを有するフードと、前記フードの前記排出口付近に設けられる電動機を備えてなるレンジフードにおいて、水平に位置する回転軸により羽根車を回動自在に設け、前記回転軸に保持された前記羽根車の円周上に金属製のフィルターを備え、前記回転軸より下方に位置する前記フィルターが洗浄液に浸漬されるよう洗浄タンクを設け、前記洗浄タンク内に前記洗浄液および前記フィルターで捕集した油煙や埃等を貯排する開閉弁を設け、前記開閉弁の下方に回収機構を設けたこととしたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、厨房器具上方に位置するよう設けられ、吸込口と排出口とを有するフードと、前記フードの前記排出口付近に設けられる電動機を備えてなるレンジフードにおいて、水平に位置する回転軸により羽根車を回動自在に設け、前記回転軸に保持された前記羽根車の円周上に金属製のフィルターを備え、前記回転軸より下方に位置する前記フィルターが洗浄液に浸漬されるよう洗浄タンクを設け、前記洗浄タンク内に前記洗浄液を貯排する開閉弁を設け、前記開閉弁の下方に回収機構を設けたという構成にしたことにより、フィルターに付着した油煙や埃等を洗浄タンク内に貯め、その都度開閉弁を開閉させることで、油や埃等を排出することとなるので、捕集された油煙や埃等による開閉弁の固着を防止することができる、という効果を得ることができる。
本発明の請求項1記載のレンジフードは、厨房器具上方に位置するよう設けられ、吸込口と排出口とを有するフードと、前記フードの前記排出口付近に設けられる電動機を備えてなるレンジフードにおいて、水平に位置する回転軸により羽根車を回動自在に設け、前記回転軸に保持された前記羽根車の円周上に金属製のフィルターを備え、前記回転軸より下方に位置する前記フィルターが洗浄液に浸漬されるよう洗浄タンクを設け、前記洗浄タンク内に前記洗浄液を貯排する開閉弁を設け、前記開閉弁の下方に回収機構を設けたという構成を有する。これにより、フィルターに付着した油煙や埃等を洗浄タンク内に貯め、その都度開閉弁を開閉させることで、油や埃等を排出することとなるので、捕集された油煙や埃等による開閉弁の固着を防止することができることができるという効果を奏する。
また、開閉弁の稼動部を油煙や埃等や洗浄液の排出経路外に設けた構成にしてもよい。これにより、捕集された油煙や埃等による稼動部の固着による開閉弁の固着を防止することができることとなるので、捕集された油煙や埃等による開閉弁の固着を防止することができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、本実施の形態1では、厨房器具(図示せず)の上方に、厨房器具から発生する油煙や周囲に浮遊する埃等を捕集する吸込口1を設けたフード2を壁面17に設置し、フード2には、天面には屋外と連通したダクト3を介して連通する排出口4を設け、内部には排出口4付近に設けられた電動機の回転軸に、円周面上に金属製の油捕集機構部5を設けた羽根車6を回転自在に設置した構造を包括した洗浄タンク7を配設し、この羽根車6を介し吸込口1と排出口4を結ぶ通風路8を形成している。
図1に示すように、本実施の形態1では、厨房器具(図示せず)の上方に、厨房器具から発生する油煙や周囲に浮遊する埃等を捕集する吸込口1を設けたフード2を壁面17に設置し、フード2には、天面には屋外と連通したダクト3を介して連通する排出口4を設け、内部には排出口4付近に設けられた電動機の回転軸に、円周面上に金属製の油捕集機構部5を設けた羽根車6を回転自在に設置した構造を包括した洗浄タンク7を配設し、この羽根車6を介し吸込口1と排出口4を結ぶ通風路8を形成している。
また、フード2の吸込口1近傍には箱状の整流板9が配設されている。
また、洗浄タンク7より下方に洗浄液10を貯水する貯水装置11と給水ポンプ12を設け、給水ポンプ12により接続され、洗浄タンク7と羽根車6との間に配設した散水ノズル13により散水手段14を構成している。
また、洗浄タンク7の下端部に孔を設けて、洗浄タンク7内に洗浄液10を貯排する開閉弁15を設け、開閉弁15の下方において洗浄タンク7内に散乱した汚水を回収することにより回収機構16を構成している。
図2に示すように、開閉弁15の構成としては、開閉レバー18とゴム製のストッパー19で構成され、そして、開閉レバー18を開閉弁穴20(例えば直径数十mm)を塞ぐ方向に回転させる。
上記構成において、厨房器具によって調理あるいは換気するとき羽根車6より生じる風が通風路8外に漏れないように、開閉レバー18を回転させストッパー19で開閉弁穴20を塞ぐ。電動機に通電し、電動機の回転軸を介して羽根車6の回転を開始すると、油煙や埃等は吸込口1から吸込まれ整流板9を回り込みフード2内に進入するが、その際整流板9の裏側端部には通気の滞留作用により汚れが付着堆積される。その後、通過した油煙や埃等は羽根車6に向かい、油捕集機構部5にて捕集される。捕集された油煙や埃等の一部は羽根車6の遠心力により、円周方向に飛ばされ洗浄タンク7に堆積される。その後、羽根車6の回転を停止し、調理あるいは換気を終了する度に、開閉レバー18を回転させで開閉弁穴20を開き、洗浄タンク7内に堆積された油煙や埃等は開閉弁穴20を通過し、下方の回収機構16へ回収される。つまり、油捕集機構部5で捕集した油煙や埃等を洗浄タンク7内に貯め、その都度開閉弁穴20を開閉させるので、捕集された油煙や埃等による開閉弁の固着を防止することができることとなる。
油捕集機構部5の洗浄を行う時は、まず、羽根車6が回転し、散水ノズル13から油捕集機構部5の中央に散水し油捕集機構部5表面を洗浄し、開閉弁穴20を塞ぐことで洗浄タンク7内部に洗浄液10を貯水し、油捕集機構部5を浸漬させる。
そして、散水により剥がされた油煙や埃等を含有する洗浄液10は開閉レバー18を回転させて開閉弁穴20を開くことで、開閉弁穴20を通過し、下方の回収機構16へ回収される。
また、開閉レバー支持部21と開閉弁穴20との間にリブ22を設け、開閉レバー支持部21の一部分である稼動部23を、油煙や埃等が含有された洗浄液10および油捕集機構部5で捕集した油煙や埃等が排出される排出経路外に設ける構成とする。
このような構成により、油煙や埃等が含有された洗浄液10および油捕集機構部5で捕集した油煙や埃等を開閉弁15の稼動部23外に流すことができるので、捕集された油煙や埃等による稼動部23の固着による開閉弁15の固着を防止することができる。
本発明にかかるレンジフードは、開閉弁への油の固着の防止を可能とするものであるので、汚れを捕集する換気装置等にも適用することができる。
1 吸込口
2 フード
3 ダクト
4 排出口
5 油捕集機構部
6 羽根車
7 洗浄タンク
8 通風路
9 整流板
10 洗浄液
11 貯水装置
12 給水ポンプ
13 散水ノズル
14 散水手段
15 開閉弁
16 回収機構
17 壁面
18 開閉レバー
19 ストッパー
20 開閉弁穴
21 開閉レバー支持部
22 リブ
23 稼動部
2 フード
3 ダクト
4 排出口
5 油捕集機構部
6 羽根車
7 洗浄タンク
8 通風路
9 整流板
10 洗浄液
11 貯水装置
12 給水ポンプ
13 散水ノズル
14 散水手段
15 開閉弁
16 回収機構
17 壁面
18 開閉レバー
19 ストッパー
20 開閉弁穴
21 開閉レバー支持部
22 リブ
23 稼動部
Claims (2)
- 厨房器具上方に位置するよう設けられ、吸込口と排出口とを有するフードと、前記フードの前記排出口付近に設けられる電動機を備えてなるレンジフードにおいて、水平に位置する回転軸により羽根車を回動自在に設け、前記回転軸に保持された前記羽根車の円周上に金属製のフィルターを備え、前記回転軸より下方に位置する前記フィルターが洗浄液に浸漬されるよう洗浄タンクを設け、前記洗浄タンク内に前記洗浄液を貯排する開閉弁を設け、前記開閉弁の下方に回収機構を設けたことを特徴とするレンジフード。
- 開閉弁の稼動部を油煙や埃等や洗浄液の排出経路外に設けたことを特徴とする請求項1に記載のレンジフード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012209220A JP2014062706A (ja) | 2012-09-24 | 2012-09-24 | レンジフード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012209220A JP2014062706A (ja) | 2012-09-24 | 2012-09-24 | レンジフード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014062706A true JP2014062706A (ja) | 2014-04-10 |
Family
ID=50618094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012209220A Pending JP2014062706A (ja) | 2012-09-24 | 2012-09-24 | レンジフード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014062706A (ja) |
-
2012
- 2012-09-24 JP JP2012209220A patent/JP2014062706A/ja active Pending
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Legal Events
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A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20150312 |