JP2014061846A - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関の始動時におけるドライバビリティの悪化を防止可能なハイブリッド車両の制御装置を提供する。
【解決手段】デュアルクラッチ式の変速機10と、変速機10の第1入力軸13と動力伝達可能に接続された第1MG3と、変速機10の第2入力軸14と動力伝達可能に接続された第2MG4とを備えたハイブリッド車両1に適用される制御装置において、第1MG3又は第2MG4で車両1を走行させるEV走行モードでは、車両1の走行に関与していない非走行側の入力軸と出力系12とが、非走行側のクラッチを半クラッチ状態にした場合に非走行側のMGが最大出力を出力可能な所定回転数以上で回転し、かつ内燃機関2をクランキングできる回転数で非走行側の入力軸が回転するギヤ列で動力伝達可能に接続されるように変速機10が制御される。
【選択図】図1

Description

本発明は、デュアルクラッチ式の変速機を備え、その変速機の2つの入力軸にそれぞれ電動機が接続されたハイブリッド車両に適用される制御装置に関する。
第1入力軸と出力系との間及び第2入力軸と出力系との間のそれぞれにギヤ列が設けられ、それら2つの入力軸のいずれか一方を選択的に内燃機関と接続するデュアルクラッチ式の変速機が知られている。また、このようなデュアルクラッチ式の変速機が搭載され、2つの入力軸のうちの一方の入力軸にモータ(電動機)が接続されたハイブリッド車両が知られている(特許文献1参照)。この特許文献1の車両では、モータのみで車両を走行させているモータ走行中に内燃機関をクランキングする場合、クランキング時の内燃機関の回転速度が予め設定された必要回転速度以上となり且つ最も低くなるように、モータが接続されていない他方の入力軸側の変速段を選択する。そして、その他方の入力軸側のクラッチを係合状態にして内燃機関をクランキングする。その他、本発明に関連する先行技術文献として特許文献2が存在する。
特開2009−083520号公報 特開2012−076594号公報
デュアルクラッチ式の変速機が搭載されたハイブリッド車両では、2つの入力軸のそれぞれに電動機を接続することができる。このような車両では、一方の入力軸側のギヤ列が使用されるとともにその一方の入力軸側の電動機で車両を走行させ、他方の入力軸側では次の変速に備えて現在の変速段よりも高速段側のギヤ列を準備しておく場合がある。このような場合には、他方の電動機の回転数が最大出力を出力可能な所定回転数未満になるおそれがある。そのため、このような場合に内燃機関のクランキングを行うと、他方の電動機から十分な駆動力を出力できず、ドライバビリティが悪化するおそれがある。
そこで、本発明は、内燃機関の始動時におけるドライバビリティの悪化を防止可能なハイブリッド車両の制御装置を提供することを目的とする。
本発明の制御装置は、内燃機関と、前記内燃機関と第1クラッチを介して接続された第1入力軸と、前記内燃機関と第2クラッチを介して接続された第2入力軸と、駆動輪と動力伝達可能に接続された出力系と、一部が前記第1入力軸と前記出力系との間に介在するとともに残りが前記第2入力軸と前記出力系との間に介在し、かつ互いに変速比が相違する複数のギヤ列と、前記第1入力軸と前記出力系との間の動力伝達をそれらの間に介在するギヤ列のうちの1つにより選択的に成立させることが可能な第1変速機構と、前記第2入力軸と前記出力系との間の動力伝達をそれらの間に介在するギヤ列のうちの1つにより選択的に成立させることが可能な第2変速機構と、を有するデュアルクラッチ式の変速機と、前記第1入力軸と動力伝達可能に接続された第1電動機と、前記第2入力軸と動力伝達可能に接続された第2電動機と、前記第1入力軸及び前記第2入力軸のうち前記駆動輪の駆動に関与していない非走行側の入力軸と前記出力系との間に介在するギヤ列のうちのいずれか1つのギヤ列により、前記非走行側の入力軸と前記出力系との間の動力伝達が成立するように前記第1変速機構又は前記第2変速機構を制御するプレシフト制御を実行するプレシフト制御手段と、を備え、前記内燃機関を停止させ、前記第1電動機及び前記第2電動機のいずれか一方の電動機で前記駆動輪を駆動するEV走行モードでは、前記第1クラッチ及び前記第2クラッチをいずれも解放状態に切り替え、かつ前記プレシフト制御を実行するハイブリッド車両に適用され、前記EV走行モードの実行中であり、かつ前記内燃機関を始動する所定の始動条件が成立した場合には、前記第1電動機及び前記第2電動機のうち前記駆動輪の駆動に関与していない他方の電動機が接続されている前記非走行側の入力軸に設けられている非走行側のクラッチを、前記内燃機関と前記非走行側の入力軸とが異なる回転数で回転しつつ前記内燃機関と前記非走行側の入力軸との間で動力が伝達される半クラッチ状態に切り替えて前記内燃機関をクランキングする始動手段を備え、前記プレシフト制御手段は、前記EV走行モードの実行中に前記非走行側のクラッチを前記半クラッチ状態に切り替えたと仮定した場合に、前記他方の電動機が最大出力を出力可能な所定回転数以上で回転し、かつ前記内燃機関をクランキングできる回転数で前記非走行側の入力軸が回転するように、前記EV走行モードの実行中に前記非走行側の入力軸と前記出力系との間の動力伝達に用いる1つのギヤ列を設定するギヤ列設定手段を備えている(請求項1)。
本発明の制御装置によれば、EV走行モードの実行中に非走行側の入力軸が出力系と動力伝達可能に接続されているので、非走行側のクラッチを半クラッチ状態にすれば内燃機関をクランキングできる。そのため、内燃機関の始動時間を短縮できる。また、本発明では、EV走行モードの実行中における非走行側の入力軸と出力系とを接続するギヤ列として、非走行側のクラッチを半クラッチ状態にしたときに他方の電動機が最大出力を出力可能な所定回転数以上で回転し、かつ内燃機関をクランキングできる回転数で非走行側の入力軸が回転するギヤ列が設定される。そのため、内燃機関の始動時に各電動機から十分な駆動力を出力できる。従って、内燃機関を始動でき、かつその始動時におけるドライバビリティの悪化を防止できる。
本発明の制御装置の一形態において、前記ギヤ列設定手段は、前記EV走行モードの実行中に前記非走行側のクラッチを、前記内燃機関と前記非走行側の入力軸とが一体に回転する完全係合状態に切り替えたと仮定した場合に、前記内燃機関の回転数が前記内燃機関が自立運転可能となる所定の自立回転数以上になるように、前記EV走行モードの実行中に前記非走行側の入力軸と前記出力系との間の動力伝達に用いる1つのギヤ列を設定してもよい(請求項2)。この形態によれば、内燃機関を始動すべく非走行側のクラッチを半クラッチ状態や完全係合状態にしたときに、内燃機関の始動ができない状況になることを抑制できる。
以上に説明したように、本発明の制御装置によれば、内燃機関の始動時に各電動機から十分な駆動力を出力できるので、内燃機関の始動時におけるドライバビリティの悪化を防止できる。
本発明の一形態に係る制御装置が組み込まれた車両を概略的に示す図。 車両制御装置が実行するプレシフト変速段設定ルーチンを示すフローチャート。 図2に続くフローチャート。 MGの出力特性の一例を示す図。 車両制御装置が実行するモード切替制御ルーチンを示すフローチャート。 図5に続くフローチャート。
図1は、本発明の一形態に係る制御装置が組み込まれた車両を概略的に示している。この車両1は、走行用動力源として内燃機関(以下、エンジンと称することがある。)2と、第1電動機としての第1モータ・ジェネレータ(以下、第1MGと略称することがある。)3と、第2電動機としての第2モータ・ジェネレータ(以下、第2MGと略称することがある。)4とを備えている。すなわち、この車両1はハイブリッド車両として構成されている。エンジン2は、複数の気筒を有する周知の火花点火式内燃機関である。また、第1MG3及び第2MG4は、ハイブリッド車両に搭載されて電動機及び発電機として機能する周知のものである。そのため、これらに関する詳細な説明を省略する。
車両1には、複数の変速段(1速〜5速及び後進)に変速可能な変速機10が搭載されている。この変速機10は、デュアルクラッチ式の変速機として構成されている。変速機10は入力系11と、出力系12とを備えている。入力系11は、第1入力軸13と、第2入力軸14とを備えている。第1入力軸13は、第1クラッチ15を介してエンジン2と接続されている。第2入力軸14は、第2クラッチ16を介してエンジン2と接続されている。第1クラッチ15及び第2クラッチ16は、エンジン2と入力軸13、14とが一体に回転する完全係合状態及びエンジン2と入力軸13、14との間の動力伝達が遮断される解放状態に切替可能な周知の摩擦クラッチである。また、クラッチ15、16は、エンジン2と入力軸13、14とが異なる回転数で回転しつつこれらの間で動力が伝達される半クラッチ状態にすることができる。
出力系12は、第1出力軸17と、第2出力軸18と、駆動軸19とを備えている。この図に示すように第1出力軸17には、第1出力ギヤ20が設けられている。また、第2出力軸18には、第2出力ギヤ21が設けられている。駆動軸19には、被駆動ギヤ22が設けられている。そして、第1出力ギヤ20及び第2出力ギヤ21は、それぞれ被駆動ギヤ22と噛み合っている。駆動軸19は、デファレンシャル機構5と動力伝達可能なように接続されている。デファレンシャル機構5は、入力された動力を左右の駆動輪6に分配する周知の機構である。
入力系11と出力系12との間には、第1〜第5ギヤ列G1〜G5及び後進ギヤ列GRが介在している。この図に示すように第1ギヤ列G1、第3ギヤ列G3、及び第5ギヤ列G5は、第1入力軸13と第1出力軸17との間に介在している。第2ギヤ列G2、第4ギヤ列G4、及び後進ギヤ列GRは、第2入力軸14と第2出力軸18との間に介在している。このように複数の変速段は奇数段と偶数段とに分けて配置されている。
第1ギヤ列G1は互いに噛み合う第1ドライブギヤ23及び第1ドリブンギヤ24にて構成され、第2ギヤ列G2は互いに噛み合う第2ドライブギヤ25及び第2ドリブンギヤ26にて構成されている。第3ギヤ列G3は互いに噛み合う第3ドライブギヤ27及び第3ドリブンギヤ28にて構成され、第4ギヤ列G4は互いに噛み合う第4ドライブギヤ29及び第4ドリブンギヤ30にて構成されている。第5ギヤ列G5は互いに噛み合う第5ドライブギヤ31及び第5ドリブンギヤ32にて構成されている。第1〜第5ギヤ列G1〜G5は、ドライブギヤとドリブンギヤとが常時噛み合うように設けられている。各ギヤ列G1〜G5には互いに異なる変速比が設定されている。変速比は、第1ギヤ列G1、第2ギヤ列G2、第3ギヤ列G3、第4ギヤ列G4、第5ギヤ列G5の順に小さい。そのため、第1ギヤ列G1が1速に、第2ギヤ列G2が2速に、第3ギヤ列G3が3速に、第4ギヤ列G4が4速に、第5ギヤ列G5が5速にそれぞれ対応する。後進ギヤ列GRは、後進ドライブギヤ33、中間ギヤ34、及び後進ドリブンギヤ35にて構成されている。
第1ドライブギヤ23、第3ドライブギヤ27、第5ドライブギヤ31は、第1入力軸13と一体に回転するように第1入力軸13に固定されている。一方、第1ドリブンギヤ24、第3ドリブンギヤ28、及び第5ドリブンギヤ32は、第1出力軸17に対して相対回転可能なように第1出力軸17に支持されている。第2ドライブギヤ25、第4ドライブギヤ29、及び後進ドライブギヤ33は、第2入力軸14と一体に回転するように第2入力軸14に固定されている。一方、第2ドリブンギヤ26、第4ドリブンギヤ30、及び後進ドリブンギヤ35は、第2出力軸18に対して相対回転可能なように第2出力軸18に支持されている。中間ギヤ34は、変速機10の不図示のケースに回転自在に支持されている。この図に示すように中間ギヤ34は、後進ドライブギヤ33及び後進ドリブンギヤ35のそれぞれと噛み合っている。
第1出力軸17には、第1スリーブ36、第3スリーブ38、及び第5スリーブ40が設けられている。これらのスリーブ36、38、40は、第1出力軸17と一体に回転し、かつ軸線方向に移動可能なように第1出力軸17に支持されている。第1スリーブ36は、第1出力軸17と第1ドリブンギヤ24とが一体に回転するように第1ドリブンギヤ24と噛み合う係合位置と、その噛み合いが解除される解放位置とに切替可能に設けられている。第3スリーブ38は、第1出力軸17と第3ドリブンギヤ28とが一体に回転するように第3ドリブンギヤ28と噛み合う係合位置と、その噛み合いが解除される解放位置とに切替可能に設けられている。第5スリーブ40は、第1出力軸17と第5ドリブンギヤ32とが一体に回転するように第5ドリブンギヤ32と噛み合う係合位置と、その噛み合いが解除される解放位置とに切替可能に設けられている。なお、以降では、第1スリーブ36、第3スリーブ38、及び第5スリーブ40が全て解放位置に切り替えられている場合をニュートラル状態と呼ぶことがある。このように第1出力軸17と各ドリブンギヤ24、28、32との間の動力伝達を制御することにより、第1スリーブ36、第3スリーブ38、及び第5スリーブ40が本発明の第1変速機構として機能する。そして、第1スリーブ36が係合位置に切り替えられた場合、第3スリーブ38が係合位置に切り替えられた場合、又は第5スリーブ40が係合位置に切り替えられた場合が本発明の係合状態に相当する。
第2出力軸18には、第2スリーブ37、第4スリーブ39、及び後進スリーブ41が設けられている。これらのスリーブ37、39、41は、第2出力軸18と一体に回転し、かつ軸線方向に移動可能なように第2出力軸18に支持されている。第2スリーブ37は、第2出力軸18と第2ドリブンギヤ26とが一体に回転するように第2ドリブンギヤ26と噛み合う係合位置と、その噛み合いが解除される解放位置とに切替可能に設けられている。第4スリーブ39は、第2出力軸18と第4ドリブンギヤ30とが一体に回転するように第4ドリブンギヤ30と噛み合う係合位置と、その噛み合いが解除される解放位置とに切替可能に設けられている。後進スリーブ41は、第2出力軸18と後進ドリブンギヤ35とが一体に回転するように後進ドリブンギヤ35と噛み合う係合位置と、その噛み合いが解除される解放位置とに切替可能に設けられている。なお、以降では、第2スリーブ37、第4スリーブ39、及び後進スリーブ41が全て解放位置に切り替えられている場合をニュートラル状態と呼ぶことがある。このように第2出力軸18と各ドリブンギヤ26、30、35との間の動力伝達を制御することにより、第2スリーブ37、第4スリーブ39、及び後進スリーブ41が本発明の第2変速機構として機能する。そして、第2スリーブ37が係合位置に切り替えられた場合、第4スリーブ39が係合位置に切り替えられた場合、又は後進スリーブ41が係合位置に切り替えられた場合が本発明の係合状態に相当する。
なお、図示は省略したが各出力軸17、18には、各スリーブ36〜41と各ドリブンギヤ24、26、28、30、32、35とを噛み合わせる際にこれらの回転を同期させるシンクロ機構がドリブンギヤ毎に設けられている。これらシンクロ機構には、摩擦係合により回転を同期させるシンクロ機構、例えば周知のキー式シンクロメッシュ機構を用いればよい。そのため、シンクロ機構の詳細な説明は省略する。
第1入力軸13には、第1被駆動ギヤ42が設けられている。第1MG3の出力軸3aには、第1被駆動ギヤ42と噛み合う第1駆動ギヤ43が設けられている。これにより第1MG3が第1入力軸13と動力伝達可能に接続される。なお、第1駆動ギヤ43と第1被駆動ギヤ42との間の変速比は、第1MG3の回転が減速して第1入力軸13に伝達されるように設定されている。第2入力軸14には、第2被駆動ギヤ44が設けられている。第2MG4の出力軸4aには、第2被駆動ギヤ44と噛み合う第2駆動ギヤ45が設けられている。これにより第2MG4が第2入力軸14と動力伝達可能に接続される。なお、第2駆動ギヤ45と第2被駆動ギヤ44との間の変速比は、第2MG4と第2入力軸14とが略同じ回転数で回転するように設定されている。このように第1駆動ギヤ43と第1被駆動ギヤ42との間の変速比と第2駆動ギヤ45と第2被駆動ギヤ44との間の変速比とは互いに異なるように設定されている。
第1クラッチ15、第2クラッチ16、及び各スリーブ36〜41の動作は、車両制御装置50にて制御される。また、エンジン2、第1MG3、及び第2MG4の動作も車両制御装置50にて制御される。車両制御装置50は、マイクロプロセッサ及びその動作に必要なRAM、ROM等の周辺機器を含んだコンピュータユニットとして構成されている。車両制御装置50は、車両1を適切に走行させるための各種制御プログラムを保持している。車両制御装置50は、これらのプログラムを実行することによりエンジン2及び各MG3、4等の制御対象に対する制御を行っている。車両制御装置50には、車両1に係る情報を取得するための種々のセンサが接続されている。車両制御装置50には、例えば車速センサ51及びアクセル開度センサ52が接続されている。車速センサ51は、車両1の速度(車速)に対応した信号を出力する。アクセル開度センサ52は、アクセルペダルの踏み込み量、すなわちアクセル開度に対応した信号を出力する。また、車両制御装置50には、不図示のシフトレバーも接続されている。この他にも車両制御装置50には種々のセンサやスイッチ等が接続されているが、それらの図示は省略した。
車両制御装置50は、車速等に基づいて車両1の走行モードを切り替える。走行モードとしては、第1MG3又は第2MG4で駆動輪6を駆動するEV走行モードと、主にエンジン2で駆動輪6を駆動するエンジン走行モードとが設定されている。車両制御装置50は、車速が所定の判定速度未満の場合には走行モードをEV走行モードに切り替える。なお、EV走行モードでは、第1クラッチ15及び第2クラッチ16をいずれも解放状態に切り替え、エンジン2を切り離す。一方、車速が判定速度以上の場合又はMG3、4に接続されているバッテリ(不図示)の容量が判定値以下になった場合等には、走行モードをエンジン走行モードに切り替える。エンジン走行モードでは、第1クラッチ15及び第2クラッチ16のうち、車両1の走行に使用する変速段がある入力軸側のクラッチを完全係合状態に切り替え、他方のクラッチを解放状態に切り替える。
また、車両制御装置50は、車速及びアクセル開度に基づいて変速機10の変速段を切り替える。車両制御装置50のROMには、車両及びアクセル開度と変速段との関係を示した変速線図がマップとして記憶されている。車両制御装置50は、この変速線図に基づいて現在の車両1の走行状態に応じた変速段を設定する。そして、変速機10がこの設定した変速段に切り替わるように各スリーブ36〜41の動作を制御する。この場合、この車両1では、一方の入力軸側の変速段を設定した変速段に切り替えるとともに、他方の入力軸側の変速段も他方の入力軸と出力系12とが動力伝達されるように切り替えておく。なお、以降では、車両1の走行に使用されている一方の入力軸を走行側の入力軸と呼び、車両1の走行に使用されていない他方の入力軸を非走行側の入力軸と呼ぶことがある。
図2及び図3は、車両制御装置50がEV走行モードの実行中に他方の入力軸側の変速段のうちのいずれの変速段を動力伝達可能に切り替えるか設定するプレシフト変速段設定ルーチンを示している。このルーチンは、車両1の走行中に所定の周期で繰り返し実行される。
このルーチンにおいて車両制御装置50は、まずステップS11で車両1の状態を取得する。車両1の状態としては、例えば車速及びアクセル開度が取得される。次のステップS12において車両制御装置50は、第1入力軸13が非走行側の入力軸か否か判定する。この判定は、例えば現在の変速段に基づいて行えばよい。第1入力軸13が非走行側の入力軸であると判定した場合はステップS13に進み、車両制御装置50は設定変速段A1に、第1入力軸13側の最高段、すなわち5速を設定する。
次のステップS14において車両制御装置50は、設定変速段A1のギヤ列で出力系12と第1入力軸13とが接続されたと仮定した場合の第1入力軸13の回転数B1を算出する。この回転数B1は、現在の車速、デファレンシャル機構5の変速比、及び設定変速段A1のギヤ列の変速比に基づいて算出すればよい。続くステップS15において車両制御装置50は、判定回転数T1を算出する。判定回転数T1は、エンジン2のクランキング時に第1MG3から十分な駆動力を出力可能か否か判定する基準として設定される。図4は、MG3、4の出力特性を示している。この図に示すようにMG3、4は、回転数が所定の最大出力回転数R以上にならないと最大出力を出力できない。判定回転数T1には、第1クラッチ15を半クラッチ状態にしたときにエンジン2をクランキングでき、かつ第1MG3の回転数が最大出力回転数R以上になる回転数のうち最も低い回転数が設定される。
次のステップS16において車両制御装置50は、回転数B1が判定回転数T1より大きいか否か判定する。回転数B1が判定回転数T1以下と判定した場合はステップS17に進み、設定変速段A1を現在の変速段から第1入力軸13側にある変速段のうちで1段低速側の変速段に変更する。すなわち、現在が5速であれば3速に、現在が3速であれば1速に変更する。その後、ステップS13に戻り、車両制御装置50は回転数B1が判定回転数T1より大きくなるまでステップS14〜S17の処理を繰り返し実行する。
一方、回転数B1が判定回転数T1より大きいと判定した場合はステップS18に進み、車両制御装置50は、変速段を現在の変速段から1段上の変速段に切り替えるアップシフト、又は変速段を現在の変速段から1段下の変速段に切り替えるダウンシフトの直前であるか否か判定する。この判定は、車速及びアクセル開度と上述した変速線図とを参照して周知の方法で行えばよい。アップシフト又はダウンシフトの直前であると判定した場合はステップS19に進み、車両制御装置50はアップシフト又はダウンシフトで要求される次の変速段を設定変速段A1に設定する。具体的には、例えば現在の変速段が4速でアップシフト直前の場合は設定変速段A1に5速を設定する。また、例えば現在の変速段が4速でダウンシフト直前の場合は設定変速段A1に3速を設定する。
ステップS18が否定判定された場合、又はステップS19で設定変速段A1を設定した後はステップS20に進み、車両制御装置50はプレシフト制御を実行する。このプレシフト制御では、第1入力軸13と出力系12とが設定変速段A1のギヤ列にて動力伝達可能に接続されるように第1スリーブ36、第3スリーブ38、及び第5スリーブ40が制御される。その後、今回のルーチンを終了する。
一方、ステップS12において第2入力軸14が非走行側の入力軸であると判定した場合は図3のステップS21に進み、車両制御装置50は設定変速段A2に、第2入力軸14側の最高段、すなわち4速を設定する。
次のステップS22において車両制御装置50は、設定変速段A2のギヤ列で出力系12と第2入力軸14とが接続されたと仮定した場合の第2入力軸14の回転数B2を算出する。この回転数B2は、現在の車速、デファレンシャル機構5の変速比、及び設定変速段A2のギヤ列の変速比に基づいて算出すればよい。続くステップS23において車両制御装置50は、判定回転数T2を算出する。判定回転数T2は、上述した判定回転数T1と同様の方法で算出される。そのため、判定回転数T2には、第2クラッチ16を半クラッチ状態にしたときにエンジン2をクランキングでき、かつ第2MG4の回転数が最大出力回転数R以上になる回転数のうち最も低い回転数が設定される。
次のステップS24において車両制御装置50は、回転数B2が判定回転数T2より大きいか否か判定する。回転数B2が判定回転数T2以下と判定した場合はステップS25に進み、設定変速段A2を現在の変速段から第2入力軸14側にある変速段のうちで1段低速側の変速段に変更する。すなわち、現在が4速であれば2速に変更される。ただし、現在が2速であればそのまま2速が維持される。その後、ステップS22に戻り、車両制御装置50は回転数B2が判定回転数T2より大きくなるまでステップS22〜S25の処理を繰り返し実行する。
一方、回転数B2が判定回転数T2より大きいと判定した場合はステップS26に進み、車両制御装置50は、アップシフト又はダウンシフトの直前であるか否か判定する。この判定は、上述したステップS18と同様の方法で行えばよい。アップシフト又はダウンシフトの直前であると判定した場合はステップS27に進み、車両制御装置50はアップシフト又はダウンシフトで要求される次の変速段を設定変速段A2に設定する。具体的には、例えば現在の変速段が3速でアップシフト直前の場合は設定変速段A1に4速を設定する。また、例えば現在の変速段が3速でダウンシフト直前の場合は設定変速段A2に2速を設定する。
ステップS26が否定判定された場合、又はステップS27で設定変速段A2を設定した後はステップS28に進み、車両制御装置50はプレシフト制御を実行する。このプレシフト制御では、第2入力軸14と出力系12とが設定変速段A2のギヤ列にて動力伝達可能に接続されるように第2スリーブ37、第4スリーブ39、及び後進スリーブ41が制御される。その後、今回のルーチンを終了する。
図5及び図6は、車両1の走行モードをEV走行モードからエンジン走行モードに切り替えるために車両制御装置50が実行するモード切替制御ルーチンを示している。この制御ルーチンは、車両1の走行中に所定の周期で繰り返し実行される。
この制御ルーチンにおいて車両制御装置50は、まずステップS31で現在の車両1の走行モードがEV走行モードか否か判定する。現在の走行モードがエンジン走行モードと判定した場合は、今回の制御ルーチンを終了する。一方、現在の走行モードがEV走行モードと判定した場合はステップS32に進み、車両制御装置50はエンジン2を始動する所定の始動条件が成立したか否か判定する。始動条件は、例えば上述したように車速が判定速度以上の場合、又はMG3、4に接続されているバッテリ(不図示)の容量が判定値以下になった場合等に成立したと判定される。始動条件が不成立と判定した場合には、今回の制御ルーチンを終了する。
一方、始動条件が成立したと判定した場合にはステップS33に進み、車両制御装置50は第1クラッチ15及び第2クラッチ16のうちの非走行側の入力軸に設けられているクラッチ(非走行側のクラッチ)を半クラッチ状態にしてエンジン2のクランキングを開始する。上述したようにEV走行モードでは非走行側の入力軸は出力系12と動力伝達可能に接続されている。そのため、非走行側のクラッチを半クラッチ状態に切り替えることでエンジン2のクランキングが開始される。続くステップS34において車両制御装置50は、第1MG3及び第2MG4による駆動力制御を実行する。この駆動力制御では、第1MG3の出力と第2MG4の出力の合計が、運転者が車両1に要求する駆動力とエンジン2のクランキングに使用される駆動力の合計になるように2つのMG3、4が制御される。
次のステップS35において車両制御装置50は、エンジン2が自立運転可能か否か判定する。この判定はエンジン2の回転数に基づいて行われ、エンジン2の回転数が所定の自立回転数以上の場合に自立運転可能と判定される。エンジン2の自立運転が不可能と判定した場合はステップS34に戻り、車両制御装置50はエンジン2が自立運転可能になるまでステップS34及びステップS35を繰り返し実行する。
一方、エンジン2が自立運転可能と判定した場合はステップS36に進み、車両制御装置50は非走行側のクラッチを解放状態に切り替える。続くステップS37において車両制御装置50は、エンジン始動制御を実行する。このエンジン始動制御では、エンジン2への燃料供給を開始したり点火プラグの制御を開始するなどのエンジン2を運転状態にするための種々の処理が行われる。
次の図6のステップS38において車両制御装置50は、走行側の入力軸に設けられているクラッチ(走行側のクラッチ)の係合制御を実行する。この係合制御では、エンジン2がエンストしないようにエンジン2の回転数を調整しつつ走行側のクラッチを解放状態から半クラッチ状態を経由して完全係合状態に切り替える。続くステップS39において車両制御装置50は、モード移行制御を実行する。このモード移行制御では、第1MG3の出力と第2MG4の出力の合計が、運転者が車両1に要求する駆動力からエンジン2の出力を引いた値になるように2つのMG3、4が制御される。
次のステップS40において車両制御装置50は、運転者が車両1に要求する駆動力をエンジン2から出力可能か否か判定する。周知のように始動直後はエンジン2の出力が制限される。そこで、エンジン2の暖機運転が完了した場合等に要求駆動力をエンジン2から出力可能と判定される。要求駆動力をエンジン2から出力不可能と判定した場合はステップS39に戻り、車両制御装置50は要求駆動力をエンジン2から出力できるようになるまでステップS39及びステップS40を繰り返し実行する。一方、要求駆動力をエンジン2から出力可能と判定した場合はステップS41に進み、車両制御装置50は車両1の走行モードをエンジン走行モードに切り替える。この処理では、例えば第1MG3及び第2MG4から駆動力が出力されないようにこれらMG3、4を制御し、エンジン2の駆動力のみで車両1を走行させる。その後、今回の制御ルーチンを終了する。
以上に説明したように、本発明によれば、EV走行モードの実行中にエンジン2を始動する場合には非走行側のクラッチを半クラッチ状態にすればエンジン2をクランキングできる。そのため、エンジン2の始動時間を短縮できる。そして、本発明では、クラッチ15、16を半クラッチ状態にしたときに入力軸13、14の回転数が、エンジン2をクランキングでき、かつMG3、4の回転数が最大出力回転数R以上になる変速段が非走行側の入力軸の変速段に設定される。そのため、エンジン2の始動時に各MG3、4から十分な駆動力を出力できる。従って、エンジン2を始動でき、かつドライバビリティの悪化を防止できる。
さらに、このように非走行側の入力軸の変速段を設定した場合には、その変速段には高速段側の変速段が設定される。この場合、非走行側の入力軸の回転数を低く抑えることができるので、非走行側の入力軸のMGの回転数が低くなる。そのため、このMGの連れ回りで消費される無駄なエネルギを低減できる。従って、燃費悪化を抑制できる。また、このように非走行側の入力軸の回転数を低く抑えることにより、非走行側のクラッチを半クラッチ状態にしたときの摩擦損失を低減できる。そのため、燃費悪化をさらに抑制できる。
なお、図5のステップS32及びステップS33を実行することにより、車両制御装置50が本発明の始動手段として機能する。また、図2及び図3のルーチンを実行することにより、車両制御装置50が本発明のプレシフト制御手段として機能する。そして、図2のステップS14〜S17又は図3のステップS22〜S25を実行することにより、車両制御装置50が本発明のギヤ列設定手段として機能する。
本発明における判定回転数T1、T2の設定方法は上述した方法に限定されない。判定回転数T1、T2には、例えば非走行側のクラッチを完全係合状態にしたときにエンジン2の回転数が所定の自立回転数以上になる回転数のうち最も低い回転数を設定してもよい。そして、この場合には、非走行側のクラッチを完全係合状態にしたときにエンジン2の回転数が自立回転数以上になる変速段が、設定変速段A1、A2に設定される。このように判定回転数T1、T2を設定することにより、非走行側のクラッチを半クラッチ状態や完全係合状態にしたときに、エンジン2の始動ができない状況になることを抑制できる。
本発明は、上述した形態に限定されることなく、種々の形態にて実施することができる。例えば、上述した形態では、入力軸とモータ・ジェネレータとをギヤを介して動力伝達可能に接続したが、モータ・ジェネレータの出力軸を入力軸と直接接続してもよい。本発明が適用されるハイブリッド車両の変速機は、前進5速の変速機に限定されず、前進4速の変速機又は前進6速以上の変速機であってもよい。
1 ハイブリッド車両
2 内燃機関
3 第1モータ・ジェネレータ
4 第2モータ・ジェネレータ
6 駆動輪
10 変速機
12 出力系
13 第1入力軸
14 第2入力軸
15 第1クラッチ
16 第2クラッチ
36 第1スリーブ(第1変速機構)
37 第2スリーブ(第2変速機構)
38 第3スリーブ(第1変速機構)
39 第4スリーブ(第2変速機構)
40 第5スリーブ(第1変速機構)
41 後進スリーブ(第2変速機構)
50 車両制御装置(始動手段、プレシフト制御手段、ギヤ列設定手段)
G1〜G5、GR ギヤ列

Claims (2)

  1. 内燃機関と、
    前記内燃機関と第1クラッチを介して接続された第1入力軸と、前記内燃機関と第2クラッチを介して接続された第2入力軸と、駆動輪と動力伝達可能に接続された出力系と、一部が前記第1入力軸と前記出力系との間に介在するとともに残りが前記第2入力軸と前記出力系との間に介在し、かつ互いに変速比が相違する複数のギヤ列と、前記第1入力軸と前記出力系との間の動力伝達をそれらの間に介在するギヤ列のうちの1つにより選択的に成立させることが可能な第1変速機構と、前記第2入力軸と前記出力系との間の動力伝達をそれらの間に介在するギヤ列のうちの1つにより選択的に成立させることが可能な第2変速機構と、を有するデュアルクラッチ式の変速機と、
    前記第1入力軸と動力伝達可能に接続された第1電動機と、
    前記第2入力軸と動力伝達可能に接続された第2電動機と、
    前記第1入力軸及び前記第2入力軸のうち前記駆動輪の駆動に関与していない非走行側の入力軸と前記出力系との間に介在するギヤ列のうちのいずれか1つのギヤ列により、前記非走行側の入力軸と前記出力系との間の動力伝達が成立するように前記第1変速機構又は前記第2変速機構を制御するプレシフト制御を実行するプレシフト制御手段と、を備え、
    前記内燃機関を停止させ、前記第1電動機及び前記第2電動機のいずれか一方の電動機で前記駆動輪を駆動するEV走行モードでは、前記第1クラッチ及び前記第2クラッチをいずれも解放状態に切り替え、かつ前記プレシフト制御を実行するハイブリッド車両に適用され、
    前記EV走行モードの実行中であり、かつ前記内燃機関を始動する所定の始動条件が成立した場合には、前記第1電動機及び前記第2電動機のうち前記駆動輪の駆動に関与していない他方の電動機が接続されている前記非走行側の入力軸に設けられている非走行側のクラッチを、前記内燃機関と前記非走行側の入力軸とが異なる回転数で回転しつつ前記内燃機関と前記非走行側の入力軸との間で動力が伝達される半クラッチ状態に切り替えて前記内燃機関をクランキングする始動手段を備え、
    前記プレシフト制御手段は、前記EV走行モードの実行中に前記非走行側のクラッチを前記半クラッチ状態に切り替えたと仮定した場合に、前記他方の電動機が最大出力を出力可能な所定回転数以上で回転し、かつ前記内燃機関をクランキングできる回転数で前記非走行側の入力軸が回転するように、前記EV走行モードの実行中に前記非走行側の入力軸と前記出力系との間の動力伝達に用いる1つのギヤ列を設定するギヤ列設定手段を備えている制御装置。
  2. 前記ギヤ列設定手段は、前記EV走行モードの実行中に前記非走行側のクラッチを、前記内燃機関と前記非走行側の入力軸とが一体に回転する完全係合状態に切り替えたと仮定した場合に、前記内燃機関の回転数が前記内燃機関が自立運転可能となる所定の自立回転数以上になるように、前記EV走行モードの実行中に前記非走行側の入力軸と前記出力系との間の動力伝達に用いる1つのギヤ列を設定する請求項1に記載の制御装置。
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