JP2014061583A5 - - Google Patents

Claims (7)

1. ディスクロータを挟む対向位置にシリンダ部と爪部とを有し、これらシリンダ部と爪部とを前記ディスクロータを跨ぐ位置に配置されるディスクパス部によって接続して一体に形成されるディスクブレーキキャリパの加工方法であって、
   前記ディスクブレーキキャリパを、前記爪部の先端側が前記シリンダ部から離れるように弾性変形させた状態で保持し、
   該保持状態で前記爪部の前記シリンダ部に対向するシリンダ部対向面を切削工具により切削加工する、ディスクブレーキキャリパの加工方法。
2. 前記シリンダ部対向面を切削工具により切削加工する工程において、前記切削工具で同時に前記シリンダ部の前記爪部に対向する爪部対向面を切削加工する、請求項１に記載のディスクブレーキキャリパの加工方法。
3. 前記シリンダ部対向面を切削工具により切削加工する工程において、前記切削工具で同時に前記ディスクパス部の内面を切削加工する、請求項１または２に記載のディスクブレーキキャリパの加工方法。
4. 前記ディスクブレーキキャリパは、前記ディスクパス部が下側となる状態で保持される、請求項１に記載のディスクブレーキキャリパの加工方法。
5. 前記ディスクブレーキキャリパには、ディスク半径方向外側となる側に平面からなる複数の座面が形成され、該複数の座面が支持された状態で、前記ディスクブレーキキャリパが保持される、請求項１または４に記載のディスクブレーキキャリパの加工方法。
6. 前記複数の座面のうち、少なくとも１つが爪部側に形成されており、該爪部側の座面は、他の座面に対して傾斜して形成されている、請求項５に記載のディスクブレーキキャリパの加工方法。
7. 前記ディスクブレーキキャリパの爪部には、ディスク半径方向外側に凹むリセス形成面が形成され、該リセス形成面を押圧して前記爪部の先端側が前記シリンダ部から離れるように弾性変形させる、請求項１に記載のディスクブレーキキャリパの加工方法。