JP2014061279A - 磁気共鳴イメージング装置及びその比吸収率の演算方法 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置及びその比吸収率の演算方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014061279A
JP2014061279A JP2013178014A JP2013178014A JP2014061279A JP 2014061279 A JP2014061279 A JP 2014061279A JP 2013178014 A JP2013178014 A JP 2013178014A JP 2013178014 A JP2013178014 A JP 2013178014A JP 2014061279 A JP2014061279 A JP 2014061279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
power
shift
threshold
less
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2013178014A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Takagi
三男 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Medical Systems Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2013178014A priority Critical patent/JP2014061279A/ja
Publication of JP2014061279A publication Critical patent/JP2014061279A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/288Provisions within MR facilities for enhancing safety during MR, e.g. reduction of the specific absorption rate [SAR], detection of ferromagnetic objects in the scanner room
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/44Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
    • G01R33/48NMR imaging systems
    • G01R33/54Signal processing systems, e.g. using pulse sequences ; Generation or control of pulse sequences; Operator console
    • G01R33/56Image enhancement or correction, e.g. subtraction or averaging techniques, e.g. improvement of signal-to-noise ratio and resolution
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/44Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
    • G01R33/48NMR imaging systems
    • G01R33/54Signal processing systems, e.g. using pulse sequences ; Generation or control of pulse sequences; Operator console
    • G01R33/543Control of the operation of the MR system, e.g. setting of acquisition parameters prior to or during MR data acquisition, dynamic shimming, use of one or more scout images for scan plane prescription

Abstract

【課題】磁気共鳴イメージング装置において、画像の画質を向上し、また、時間当たりの撮像枚数(スライス枚数)を増やすこと。
【解決手段】磁気共鳴イメージング装置10は、被検体又は被検体内の撮像部位の重量が閾値以下又は未満である場合、重量と閾値との差に応じてRFパワーをシフトしてシフトRFパワーを算出するシフトRFパワー演算部65bと、重量が閾値以下又は未満である場合、閾値及びシフトRFパワーに基づいて比吸収率を算出して表示装置に表示させるSAR推定表示値演算部65cと、を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明の一態様としての本実施形態は、磁気共鳴イメージング装置及びその比吸収率の演算方法に関する。
磁気共鳴イメージング装置(MRI装置)は、被検体、特に人体の組織を構成する原子核スピンが発生するNMR信号(エコー信号)を計測し、その頭部、腹部、及び四肢等の形態や機能を2次元的又は3次元的に画像化する装置である。撮影においては、エコー信号には、傾斜磁場によって異なる位相エンコード及び周波数エンコードが付与される。計測されたエコー信号は、2次元又は3次元フーリエ変換されることにより画像に再構成される。
MRI装置では、画像を収集するために、人体に高周波パルス(RFパルス:radiofrequency pulse)を照射(印加)する。近年、多くのRFパルスを照射する高速撮像法の普及により、単位時間当たりに人体に照射するRFパワーが増加している。RFパワーの照射によって人体に、主に発熱作用を引き起こし、その結果、体温が上昇するという影響を与える。体温上昇は、数度程度にとどまると考えられるが、人体の体温調節機構にとって負荷となるため、危険性も否定できない。
RFパワーにおける人体への影響の指標として、比吸収率(SAR:specific absorption ratio)がある。SARは、人体に吸収される単位質量当たりの発熱量(W/kg)として表される。
半径γ、電気伝導率σの均一な球体のモデルにおいて、次の式(1)に基づいてSARが演算される。
Figure 2014061279
ここで、Bは静磁場強度を、αはフリップ角(rad)、Dは仕事率(duty cycle)をそれぞれ表す。
人体に対するSARを臨床時に実測することは難しいため、実際はSARの予測値(以下、「SAR予測値」という。)として演算される。SAR予測値の演算方式はいくつかあり、パルスエネルギー法や、過去のデータやシミュレーション結果からテーブル等により演算する方法がある。パルスエネルギー法は、実際に人体に照射するRFパワーと患者の情報からSAR予測値を演算する方法である。
いずれの方式で演算した場合でもSAR予測値は誤差を含んでいるため、誤差を考慮してSAR予測値を、SAR予測値の演算値(以下、「SAR予測演算値」という。)よりも高い表示値(以下、「SAR予測表示値」という。)として表示させなければない。SAR予測演算値より高いSAR予測表示値を表示させると、少ないRFパワーで制限を受けやすくなるため安全性は高まる。しかし、その場合、画像の画質低下や時間当たりの撮像枚数が低下し、利便性が悪化するというトレードオフが発生する。
なお、本発明に関連する従来技術として、アーチファクト及び比吸収率を低減するMRI装置に関する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−295925号公報
パルスエネルギー法によると、RFをたくさん必要とする患者の場合には、計算結果に誤差が少ないが、RFパワーをあまり必要としない患者や部位の場合には、誤差が大きくなってしまい、それを考慮してSAR予測演算値より高いSAR予測表示値を表示することで、利便性が低下してしまうという欠点がある。
また、過去のデータやシミュレーション結果からSAR予測値を演算する方法では、患者や部位により誤差の大きさは変化しないが、何らかの理由により想定したRFパワー(90度条件と呼ぶ)以上にRFを加えて撮像を行なった場合、安全性が低下するという欠点がある。
本実施形態のMRI装置は、上述した課題を解決するために、被検体又は前記被検体内の撮像部位の重量が閾値以下又は未満である場合、前記重量と前記閾値との差に応じてRFパワーをシフトしてシフトRFパワーを算出するシフトRFパワー演算手段と、前記重量が前記閾値以下又は未満である場合、前記閾値及び前記シフトRFパワーに基づいて比吸収率を算出する比吸収率演算手段と、前記比吸収率を表示装置に表示させる表示手段と、を有する。
本実施形態のMRI装置は、上述した課題を解決するために、被検体又は前記被検体内の撮像部位の重量とRFパワーとに基づいて算出された比吸収率を、前記被検体の重量に応じた補正量に基づいて補正して補正後の比吸収率を算出する比吸収率演算手段と、前記補正後の比吸収率を表示装置に表示させる表示手段と、を有する。
本実施形態のMRI装置の比吸収率の演算方法は、上述した課題を解決するために、被検体又は前記被検体内の撮像部位の重量が閾値以下又は未満である場合、前記重量と前記閾値との差に応じてRFパワーをシフトしてシフトRFパワーを算出し、前記重量が前記閾値以下又は未満である場合、前記閾値及び前記シフトRFパワーに基づいて比吸収率を算出し、前記比吸収率を表示装置に表示させる。
本実施形態のMRI装置のハードウェア構成を示す概略図。 本実施形態のMRI装置の機能を示すブロック図。 (A)〜(C)は、SAR推定演算値及びSAR推定表示値を説明するための図。 (A)〜(C)は、SAR推定演算値及びSAR推定表示値を説明するための図。 重量とSAR推定表示値との関係を示す図。 従来のSAR推定表示値と本実施形態のSAR推定表示値との関係を示す図。
本実施形態の磁気共鳴イメージング装置(MRI装置)及び比吸収率の演算方法について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態のMRI装置のハードウェア構成を示す概略図である。
図1は、被検体(患者)Pの撮像部位に対して撮像を行なう本実施形態のMRI装置10を示す。このMRI装置10は、大きくは、撮像システム11と制御システム12とから構成される。
撮像システム11は、静磁場磁石21、傾斜磁場コイル22、傾斜磁場電源23、寝台24、寝台制御部25、送信コイル26、送信部27、受信コイル28a〜28e、及び受信部29を備える。
静磁場磁石21は、架台(図示しない)の最外部に中空の円筒形状に形成されており、内部空間に一様な静磁場を発生する。静磁場磁石21としては、例えば永久磁石及び超伝導磁石等が使用される。
傾斜磁場コイル22は、中空の円筒形状に形成されており、静磁場磁石21の内側に配置される。傾斜磁場コイル22は、互いに直交するx,y,zの各軸に対応する3つのコイルが組み合わされて形成されており、これら3つのコイルは、後述する傾斜磁場電源23から個別に電流供給を受けて、x,y,zの各軸に沿って磁場強度が変化する傾斜磁場を発生させる。なお、Z軸方向は、静磁場と同方向とする。
ここで、傾斜磁場コイル22によって発生するX,Y,Z各軸の傾斜磁場は、例えば、リードアウト用傾斜磁場Gr、位相エンコード用傾斜磁場Geおよびスライス選択用傾斜磁場Gsにそれぞれ対応している。リードアウト用傾斜磁場Grは、空間的位置に応じてNMR(nuclear magnetic resonance)信号の周波数を変化させるために利用される。位相エンコード用傾斜磁場Geは、空間的位置に応じてNMR信号の位相を変化させるために利用される。スライス選択用傾斜磁場Gsは、任意に撮像断面を決めるために利用される。
傾斜磁場電源23は、制御システム12から送られるパルスシーケンス実行データに基づいて、傾斜磁場コイル22に電流を供給する。
寝台24は、被検体Pが載置される天板24aを備えている。寝台24は、後述する寝台制御部25による制御のもと、天板24aを、被検体Pが載置された状態で傾斜磁場コイル22の空洞(撮像口)内へ挿入する。通常、この寝台24は、長手方向が静磁場磁石21の中心軸と平行になるように設置される。
寝台制御部25は、寝台24を駆動して、天板24aを長手方向および上下方向へ移動する。
送信コイル26は、傾斜磁場コイル22の内側に配置されており、送信部27から高周波パルスの供給を受けて、高周波磁場を発生する。
送信部27は、制御システム12から送られるパルスシーケンス実行データに基づいて、ラーモア周波数に対応する高周波パルスを送信コイル26に送信する。
受信コイル28a〜28eは、傾斜磁場コイル22の内側に配置されており、高周波磁場の影響によって被検体Pの撮像部位から放射されるNMR信号を受信する。ここで、受信コイル28a〜28eは、それぞれ、被検体Pの撮像部位から発せられた磁気共鳴信号をそれぞれ受信する複数の要素コイルを有するアレイコイルであり、各要素コイルによってNMR信号が受信されると、受信されたNMR信号を受信部29へ出力する。
受信コイル28aは、被検体Pの頭部に装着される頭部用のコイルである。また、受信コイル28b,28cは、それぞれ、被検体Pの背中と天板24aとの間に配置される脊椎用のコイルである。また、受信コイル28d,28eは、それぞれ、被検体Pの腹側に装着される腹部用のコイルである。
受信部29は、制御システム12から送られるパルスシーケンス実行データに基づいて、受信コイル28a〜28eから出力されるNMR信号に基づいてNMR信号データを生成する。また、受信部29は、NMR信号データを生成すると、そのNMR信号データを制御システム12に送信する。
なお、受信部29は、受信コイル28a〜28eが有する複数の要素コイルから出力されるNMR信号を受信するための複数の受信チャンネルを有している。そして、受信部29は、撮像に用いる要素コイルが制御システム12から通知された場合には、通知された要素コイルから出力されたNMR信号が受信されるように、通知された要素コイルに対して受信チャンネルを割り当てる。
制御システム12は、MRI装置10の全体制御や、データ収集、画像再構成などを行なう。制御システム12は、インターフェース部31、データ収集部32、データ処理部33、記憶部34、表示部35、入力部36、及び制御部37を有する。
インターフェース部31は、傾斜磁場電源23、寝台制御部25、送信部27、及び受信部29に接続されており、これらの接続された各部と制御システム12との間で授受される信号の入出力を制御する。
データ収集部32は、インターフェース部31を介して、受信部29から送信されるNMR信号データを収集する。データ収集部32は、NMR信号データを収集すると、収集したNMR信号データを記憶部34に記憶させる。
データ処理部33は、記憶部34に記憶されているNMR信号データに対して、後処理すなわちフーリエ変換等の再構成処理を施すことによって、被検体Pの撮像部位内における所望核スピンのスペクトラムデータあるいは画像データを生成する。また、データ処理部33は、位置決め画像の撮像が行なわれる場合には、受信コイル28a〜28eが有する複数の要素コイルそれぞれによって受信されたNMR信号に基づいて、要素コイルの配列方向におけるNMR信号の分布を示すプロファイルデータを要素コイルごとに生成する。そして、データ処理部33は、生成した各種データを記憶部34に格納する。
記憶部34は、データ収集部32によって収集されたNMR信号データと、データ処理部33によって生成された画像データ等を、被検体P毎に記憶する。また、記憶部34は、図2に示すように、角度情報及びスライス条件設定用情報を記憶する。
表示部35は、データ処理部33によって生成されたスペクトラムデータあるいは画像データ等の各種の情報を表示する。表示部35としては、液晶表示器等の表示デバイスを利用可能である。
入力部36は、操作者から各種操作や情報入力を受け付ける。入力部36としては、マウスやトラックボール等のポインティングデバイス、モード切替スイッチ等の選択デバイス、あるいはキーボード等の入力デバイスを適宜に利用可能である。
制御部37は、図示していないCPU(central processing unit)やメモリ等を有し、上述した各部を制御することによってMRI装置10を総括的に制御する。
図2は、本実施形態のMRI装置10の機能を示すブロック図である。
制御部37のCPUがプログラムを実行することによって、図2に示すように、MRI装置10は、インターフェース部61、撮像部位設定部62、事前画像生成部63、撮像条件設定部64、SAR推定部65、及び本撮像実行部66として機能する。なお、MRI装置10の構成要素61乃至66をソフトウェアとして機能させる場合として説明するが、構成要素61乃至66の一部又は全部をMRI装置10に回路として設ける場合であってもよい。
インターフェース部61は、構成要素62乃至65と、表示部35及び入力部36とを媒介するGUI(graphical user interface)等のインターフェースである。
撮像部位設定部62は、被検体P(図1に図示)に関する1又は複数の撮像部位(撮像位置)を設定する機能を有する。例えば、撮像部位設定部62は、撮像条件編集画面上で操作者が入力部36を用いて入力した入力信号に基づいて撮像部位を設定する。複数の撮像部位の中から所望の撮像部位が設定されると、後述する撮像条件設定部64で、設定された撮像部位に対応する撮像条件(シーケンス及びスキャン条件等)が設定される。すなわち、後述する撮像条件設定部64が撮像条件を設定する場合は、撮像条件の設定に先立って撮像部位が設定されている。また、例えば、撮像部位設定部62は、後述する事前画像生成部63がボリュームスキャンすることで得られたボリュームデータを構造認識することによって撮像部位を設定する。また、例えば、撮像部位設定部62は、受信コイル28a〜28eのうち、操作者が入力部36を用いて入力した入力信号に基づいて設定された、NMR信号を受信するコイルエレメントと、被検体P(図1に図示)の架台への進入向き(head first又はfeet first)とに基づいて撮像部位を設定する。
事前画像生成部63は、本撮像に先立った事前撮像(本撮像のための撮像条件のパラメータを設定するための撮像)のための撮像条件に従って撮像システム11の動作を制御することによって、撮像部位設定部62によって設定された撮像部位に対して撮像を行なって、断面画像である元画像をそれぞれ生成する機能を有する。具体的には、事前画像生成部63は、アキシャル(AX)画像、サジタル(SG)画像、及びコロナル(CO)画像の直交3断面画像のうち1個の断面画像を元画像として生成する。ここでは、事前画像生成部63は、サジタル画像を元画像として生成するものとして説明する。サジタル画像は、インターフェース部61を介して表示部35に表示される。
なお、事前画像生成部63は、サジタル画像を基に、他の直交3断面画像であるアキシャル画像及びコロナル画像を再構成してもよい。コロナル画像及びアキシャル画像は、インターフェース部61を介して表示部35にそれぞれ表示される。
撮像条件設定部64は、撮像条件編集画面上で撮像条件を設定する機能を有する。
SAR推定部65は、パルスエネルギー法、熱量測定法、又はQ値測定法を用いて撮像条件設定部64によって設定された撮像条件に基づいて、被検体P(図1に図示)内の撮像部位の重量(部分体重)に関するSAR推定表示値Sd´を算出する機能を有する。撮像部位の重量は、被検体Pの重量(全体体重)及び身長等によって換算される。SAR推定部65によって算出されたSAR推定表示値Sd´は、インターフェース部61を介して表示部35に表示される。また、撮像条件設定部64は、SAR推定表示値Sd´が閾値以下となるように、撮像条件を変更して再設定してもよい。なお、SAR推定部65によるSAR推定表示値Sd´の算出方法の詳細については後述する。
本撮像実行部66は、SAR推定部65によって算出されたSAR推定表示値Sd´がSAR閾値(リミット)以下(又は未満)である場合、撮像部位設定部62によって設定された撮像部位において、撮像条件設定部64によって設定された撮像条件に従って撮像システム11の動作を制御することによって、診断に供する本撮像を実行する機能を有する。
続いて、SAR推定部65によるSAR推定表示値Sd´の算出方法について説明する。ここでは、パルスエネルギー法によるSAR推定表示値Sd´の算出方法を例にとって説明する。
まず、パルスエネルギー法による、被検体P内の撮像部位の重量(部分体重)に関する従来のSAR推定表示値Sdの算出方法について説明する。
従来のSAR推定表示値Sdの算出方法の場合、有負荷(被検体あり)において撮像部位に吸収されたRFパワー(発熱量)Reの計測値から、無負荷(被検体なし)において吸収されたRFパワー(発熱量)Rnの計測値を除した値Rと、撮像部位の重量Bとに基づいて次の式(2)からSAR推定演算値Scが求められる。ここで、RFパワーReは、図1に示す送信コイル26(RFアンプ)の出力に基づいて、撮像時に計測・モニタリングされるものである。なお、RFパワーReは、撮像条件設定部64によって設定された撮像条件から予測されるものであってもよい。
Figure 2014061279
また、上記式(2)に対して、有負荷において撮像部位に吸収されたRFパワーReの計測誤差を考慮してSAR推定表示値Sdを生成する必要がある。
図3(A)〜(C)及び図4(A)〜(C)は、SAR推定演算値Sc及びSAR推定表示値Sdを説明するための図である。図3(A)〜(C)は、比較的広い撮像領域に対するRFパワーの場合を示し、図4(A)〜(C)は、頭部撮像等の比較的狭い撮像領域に対するRFパワーの場合を示す。
図3(A)及び図4(A)は、有負荷において撮像部位に吸収されたRFパワーReとその計測の場合の誤差Eを示す。誤差Eは、RFパワーReのa%として予め決定される。図3(B)及び図4(B)は、無負荷において撮像部位に吸収されたRFパワーRn(その計測の場合の誤差を含む)を示す。これらの場合、次の式(3)に示すSAR推定表示値Sdの分子は、図3(C)及び図4(C)に示すように、有負荷において撮像部位に吸収されたRFパワーReから無負荷において撮像部位に吸収されたRFパワーRnを除した値Rに誤差Eを加えた値となる。
Figure 2014061279
子供等のように被検体P(図1に図示)が小さく撮像部位が小さい場合や、比較的狭い撮像領域の場合、撮像部位の重量Bが小さくなり、上記式(3)における誤差EがSAR推定表示値Sdに大きく影響することになり、SAR推定表示値Sdが過剰に大きくなる。よって、それらの場合、SAR推定表示値Sdが過剰に大きくなる。SAR推定表示値Sdが過剰に大きくなると、撮像におけるスライス枚数が制限されたり、TRが延長されたりしてしまうという問題がある。
例えば、図3(A)〜(C)においてRFパワーRが30[W]、誤差Eが15[W]であり、撮像部位の重量が30[kg]とすると、SAR推定演算値Scは上記式(2)から1.0[W/kg]と算出され、SAR推定表示値Sdは上記式(3)から1.5[W/kg]と算出される。また、図4(A)〜(C)においてRFパワーRが10[W]、誤差Eが15[W]であり、撮像部位の重量が10[kg]とすると、SAR推定演算値Scは上記式(2)から1.0[W/kg]と算出され、SAR推定表示値Sdは上記式(3)から2.5[W/kg]と算出される。
すなわち、SAR推定演算値Scが上記式(2)から同じく1.0[W/kg]と算出される場合であっても、SAR推定表示値Sdが上記式(3)から1.5[W/kg]と算出される場合もあれば、上記式(3)から2.5[W/kg]と算出される場合もある。すなわち、SAR推定演算値Scが同等であっても、SAR推定表示値Sdに差異が生じてしまう。撮像部位が小さい場合や、比較的狭い撮像領域の場合、そうでない場合と比較して、SAR推定表示値Sdが過剰に大きくなる。
そこで、本実施形態では、撮像部位が小さい場合や、比較的狭い撮像領域の場合に過剰に大きい従来のSAR推定演算値Sdの代わりに、比較的狭い撮像領域の場合であっても過剰に大きくないSAR推定演算値Sd´を提供するものである。
続いて、本実施形態のSAR推定表示値Sd´の算出方法について説明する。
図2の説明に戻って、SAR推定部65は、重量閾値設定部65a、シフトRFパワー演算部65b、及びSAR推定表示値演算部65cを有する。
重量閾値設定部65aは、撮像部位毎に、SAR推定表示値Sdが安定する重量閾値Btを設定する機能を有する。重量閾値設定部65aは、撮像のタイミングで撮像部位設定部62によって設定された撮像部位の重量閾値Btを設定する場合に限られず、予め撮像部位毎に重量閾値Btが設定されてもよい。
図5は、重量とSAR推定表示値Sdとの関係を示す図である。
図5は、頭部撮像の場合において、頭部の重量B毎のRFパワーRを上記式(3)に代入して求められるSAR推定表示値Sdをプロットした散布図を模した図である。図5に示す斜線部分にプロットが点在する。図5に基づくと、SAR推定表示値Sdは、頭部の重量BがBt[kg]より大きい場合に少なくともSAR真値よりは高い一定値で安定する。頭部の重量BがBt[kg]より大きい場合には、一般的に、頭部の重量Bの増加に従ってRFパワーRが増加するからである。一方で、図5に基づくと、SAR推定表示値Sdは、頭部の重量BがBt[kg]以下である場合にばらつきが発生する。頭部の重量BがBt[kg]以下である場合には、一般的に、頭部の重量Bに対してRFパワーRがばらつくからである。そこで、SAR推定表示値Sdが安定する頭部の重量Btが重量閾値として設定される。なお、撮像部位毎に、SAR推定表示値Sdが安定する撮像部位の重量閾値Btが設定される。
図2の説明に戻って、シフトRFパワー演算部65bは、撮像部位設定部62によって設定された撮像部位の重量Bが、重量閾値設定部65aによって設定された重量閾値Bt以下(又は未満)である場合、撮像部位の重量Bと重量閾値Btとの差に応じてRFパワーR(上記式(3))をシフトして補正後のシフトRFパワーR´を算出する機能を有する。シフトRFパワー演算部65bは、撮像部位の重量Bが、重量閾値設定部65aによって設定された重量閾値Bt以下である場合、撮像部位の重量とRFパワーとの関係式(撮像部位の重量毎にRFパワーをプロットした散布図に基づく回帰式)に、撮像部位の重量B及び重量閾値Btをそれぞれ代入して得られた2つのRFパワーの差(又は比)を算出する。シフトRFパワー演算部65bは、算出された2つのRFパワーの差(又は比)を、実際のRFパワーRに上乗せして(又は乗じて)、シフトRFパワーR´を算出する。
SAR推定表示値演算部65cは、撮像部位の重量Bが、重量閾値設定部65aによって設定された重量閾値Btより大きい場合、上記式(3)に、撮像部位の重量Bと、RFパワーRとを代入してSAR推定表示値Sdを算出する一方、撮像部位の重量Bが、重量閾値Bt以下である場合、上記式(3)を変形した次の式(4)に、重量閾値Btと、シフトRFパワーR´とを代入してSAR推定表示値Sd´を算出する機能を有する。
Figure 2014061279
図6は、従来のSAR推定表示値Sdと本実施形態のSAR推定表示値Sd´との関係を示す図である。
図6は、頭部撮像の場合の、頭部の重量B毎に、上記式(3)にてSAR推定表示値Sdをプロットした散布図(図5)に基づく回帰線と、頭部が重量閾値Bt以下の場合に上記式(4)にてSAR推定表示値Sd´をプロットした散布図に基づく回帰線とを示す。図6に示すように、従来のSAR推定表示値Sdは、頭部が重量閾値Bt以下の場合、頭部の重量Bが低い程、過剰に高くなる。一方、本実施形態のSAR推定表示値Sd´は、頭部の重量Bに関わらず、少なくともSAR真値よりは高い一定値で安定する。
なお、頭部撮像において、頭部の重量Bが5[kg]に対して、RFパワーRが2[kW]程度(通常は、1.4[kW]程度)になってしまった場合を想定すると、SAR推定表示値Sdはもちろん、SAR推定表示値Sd´も頭部位置のリミットである3.2[W/kg]を超えることになる。その場合、本撮像実行部66(図2に図示)は、撮像を実行しないことになる。
または、SAR推定部65は、上記式(4)によって求められたSAR推定表示値Sdを直接的に補正すべく、RFパワーRと、撮像部位の重量Bに応じて変動する補正量F(B)〜H(B)とを用いて、次の式(5)、(6)又は(7)からSAR推定表示値Sd´を算出する。この場合、シフトRFパワーR´(上記式(4)に図示)が求められる必要はない。
Figure 2014061279
図6に示すように、撮像部位の重量Bが重量閾値Bt以下の場合に撮像部位の重量Bに関わらずSAR推定表示値Sd´が一定値となるように、上記式(5)〜(7)の補正量F(B)〜H(B)がそれぞれ設定される。一方で、撮像部位の重量Bが重量閾値Bt以上(超える)の場合には、上記式(5)〜(7)の補正量F(B)〜H(B)は全て「0」と設定される。この場合、撮像部位の重量Bと補正量F(B)〜H(B)とを対応付けたテーブルを予め保有しておき、現実の撮像部位の重量Bをテーブルに参照して補正量F(B)〜H(B)が取得されてもよい。
図2の説明に戻って、本撮像実行部66は、シフトRFパワー演算部65bによって算出されたシフトRFパワーR´ではなく、あくまで、撮像条件設定部によって設定されたRFパワーRに従って撮像を実行する。
なお、SAR推定表示値は、被検体P(図1に図示)の撮像部位の重量(部分体重)に関するSAR推定表示値Sd´に限定されるものではない。SAR推定表示値は、被検体P(図1に図示)の重量(全体体重)に関するものであってもよい。SAR推定表示値が被検体Pの重量Wに関するSAR推定表示値Td´の場合、SAR推定表示値Td´は、被検体Pの重量閾値Wtを用いて、上記式(4)が変形された次の式(8)から算出される。
Figure 2014061279
また、SAR推定表示値が被検体P(図1に図示)の重量Wに関するSAR推定表示値Td´の場合、SAR推定表示値Td´は、上記式(5)〜(7)が変形された次の式(9)〜(11)から算出される。この場合、シフトRFパワーR´(上記式(4)に図示)が求められる必要はない。
Figure 2014061279
被検体Pの重量Wが重量閾値Wt以下の場合に被検体Pの重量Wに関わらずSAR推定表示値Td´が一定値となるように、上記式(9)〜(11)の補正量I(W)〜K(W)がそれぞれ設定される。一方で、被検体Pの重量Wが重量閾値Wt以上(超える)の場合には、上記式(9)〜(11)の補正量I(W)〜K(W)は全て「0」と設定される。この場合、被検体Pの重量Wと補正量I(W)〜K(W)とを対応付けたテーブルを予め保有しておき、現実の被検体Pの重量Wをテーブルに参照して補正量I(W)〜K(W)が取得されてもよい。
本実施形態のMRI装置10によると、撮像部位が小さい場合や、比較的狭い撮像領域の場合に過剰に大きい従来のSAR推定演算値Sd,Tdの代わりに、比較的狭い撮像領域の場合であっても過剰に大きくないSAR推定演算値Sd´,Td´を提供することができる。よって、本実施形態のMRI装置10によると、撮像の平均パワーを上げることができるので、画像の画質を向上でき、また、時間当たりの撮像枚数(スライス枚数)を増やすことができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行なうことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 MRI装置
61 インターフェース部
62 撮像部位設定部
63 事前画像生成部
64 撮像条件設定部
65 SAR推定部
65a 重量閾値設定部
65b シフトRFパワー演算部
65c SAR推定表示値演算部
66 本撮像実行部

Claims (8)

  1. 被検体又は前記被検体内の撮像部位の重量が閾値以下又は未満である場合、前記重量と前記閾値との差に応じてRFパワーをシフトしてシフトRFパワーを算出するシフトRFパワー演算手段と、
    前記重量が前記閾値以下又は未満である場合、前記閾値及び前記シフトRFパワーに基づいて比吸収率を算出する比吸収率演算手段と、
    前記比吸収率を表示装置に表示させる表示手段と、
    を有する磁気共鳴イメージング装置。
  2. 前記シフトRFパワー演算手段は、前記重量が閾値以下又は未満である場合、重量とRFパワーとの関係式に、前記重量及び前記閾値をそれぞれ代入して得られた2つのRFパワーの差を算出し、算出された2つのRFパワーの差を前記シフト前のRFパワーに上乗せして前記シフトRFパワーを算出する請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  3. 前記シフトRFパワー演算手段は、前記重量が閾値以下又は未満である場合、重量とRFパワーとの関係式に、前記重量及び前記閾値をそれぞれ代入して得られた2つのRFパワーの比を算出し、算出された2つのRFパワーの比を前記シフト前のRFパワーに乗じて前記シフトRFパワーを算出する請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  4. 前記閾値算出手段は、前記RFパワー及び前記重量に基づく比吸収率のばらつきが第2閾値以下又は未満である重量を前記閾値として設定する請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  5. 前記補正RFパワー演算手段は、前記被検体内の撮像部位の重量が閾値以下又は未満である場合、前記シフトRFパワーを算出し、
    前記閾値設定手段は、前記撮像部位毎に重量の閾値を設定する請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  6. 前記シフトRFパワー演算手段は、前記シフト前のRFパワーを撮像時に計測する請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  7. 被検体又は前記被検体内の撮像部位の重量とRFパワーとに基づいて算出された比吸収率を、前記被検体の重量に応じた補正量に基づいて補正して補正後の比吸収率を算出する比吸収率演算手段と、
    前記補正後の比吸収率を表示装置に表示させる表示手段と、
    を有する磁気共鳴イメージング装置。
  8. 被検体又は前記被検体内の撮像部位の重量が閾値以下又は未満である場合、前記重量と前記閾値との差に応じてRFパワーをシフトしてシフトRFパワーを算出し、
    前記重量が前記閾値以下又は未満である場合、前記閾値及び前記シフトRFパワーに基づいて比吸収率を算出し、
    前記比吸収率を表示装置に表示させる、磁気共鳴イメージング装置の比吸収率の演算方法。
JP2013178014A 2012-08-29 2013-08-29 磁気共鳴イメージング装置及びその比吸収率の演算方法 Withdrawn JP2014061279A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013178014A JP2014061279A (ja) 2012-08-29 2013-08-29 磁気共鳴イメージング装置及びその比吸収率の演算方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012188976 2012-08-29
JP2012188976 2012-08-29
JP2013178014A JP2014061279A (ja) 2012-08-29 2013-08-29 磁気共鳴イメージング装置及びその比吸収率の演算方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014061279A true JP2014061279A (ja) 2014-04-10

Family

ID=50183530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013178014A Withdrawn JP2014061279A (ja) 2012-08-29 2013-08-29 磁気共鳴イメージング装置及びその比吸収率の演算方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20140232401A1 (ja)
JP (1) JP2014061279A (ja)
CN (1) CN104023627A (ja)
WO (1) WO2014034722A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015213535A (ja) * 2014-05-07 2015-12-03 株式会社東芝 磁気共鳴イメージング装置

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6162142B2 (ja) * 2012-11-20 2017-07-12 株式会社日立製作所 磁気共鳴イメージング装置、及び、sarの予測方法
US10156615B2 (en) * 2014-07-14 2018-12-18 Hitachi, Ltd. Magnetic resonance imaging apparatus, Q-value calculation method, and specific absorption rate management method
CN105740534A (zh) * 2016-01-28 2016-07-06 珠海和佳医疗设备股份有限公司 一种轴对称物理场的计算方法
JP2017164211A (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 株式会社日立製作所 磁気共鳴イメージング装置、q値算出方法及び比吸収率管理方法
JP6147450B1 (ja) * 2017-01-04 2017-06-14 株式会社日立製作所 磁気共鳴イメージング装置、および、その作動方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03131236A (ja) * 1989-10-17 1991-06-04 Toshiba Corp 寝台装置
US6025718A (en) * 1998-04-07 2000-02-15 Hushek; Stephen G. RF power calibration for an MRI system using local coils
US7860551B2 (en) * 2004-08-30 2010-12-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Magnetic resonance diagnostic apparatus
JP4820601B2 (ja) * 2004-08-30 2011-11-24 株式会社東芝 磁気共鳴診断装置
US7769425B2 (en) * 2004-09-24 2010-08-03 Koninklijke Philips Electronics N.V. Magnetic resonance device and method
US7355404B1 (en) * 2005-12-13 2008-04-08 General Electric Company System and method of SAR management for an MR scan
JP5269499B2 (ja) * 2007-08-24 2013-08-21 株式会社東芝 磁気共鳴イメージング装置、sar算出装置、磁気共鳴イメージング装置の作動方法およびsar算出方法
JP2009082331A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Toshiba Corp 磁気共鳴イメージング装置
US20110118587A1 (en) * 2008-03-04 2011-05-19 Roemer Peter B Optimization of rf transmit and gradient magnetic field imaging using radio frequency and gradient coils
US8941380B2 (en) * 2008-04-16 2015-01-27 Koninkijke Philips N.V. Real-time local and global SAR estimation for patient safety and improved scanning performance
JP5542591B2 (ja) * 2009-11-12 2014-07-09 株式会社東芝 磁気共鳴イメージング装置、および、磁気共鳴イメージング方法
JP5666470B2 (ja) * 2009-11-27 2015-02-12 株式会社日立メディコ 核磁気共鳴イメージング装置およびそのsarの見積方法
EP2343567A1 (en) * 2009-12-31 2011-07-13 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method for calculating local specific energy absorption rate (SAR) in nuclear magnetic resonance
JP2013031633A (ja) * 2011-06-29 2013-02-14 Hitachi Medical Corp 磁気共鳴イメージング装置及びsar予測方法
KR20130021194A (ko) * 2011-08-22 2013-03-05 삼성전자주식회사 자기공명영상 시스템, 이를 제어하는 방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015213535A (ja) * 2014-05-07 2015-12-03 株式会社東芝 磁気共鳴イメージング装置
US10527696B2 (en) 2014-05-07 2020-01-07 Canon Medical Systems Corporation Magnetic resonance imaging apparatus and SAR computing method

Also Published As

Publication number Publication date
CN104023627A (zh) 2014-09-03
WO2014034722A1 (ja) 2014-03-06
US20140232401A1 (en) 2014-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5931406B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
WO2014034722A1 (ja) 磁気共鳴イメージング装置及びその比吸収率の演算方法
JP5269499B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置、sar算出装置、磁気共鳴イメージング装置の作動方法およびsar算出方法
US9678184B2 (en) Method for increment of RF-phase based on static magnetic field inhomogeneity in MRI apparatus
JP6162142B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置、及び、sarの予測方法
JP6261928B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置およびその高周波出力測定装置
US9395430B2 (en) Method of generating magnetic resonance image, method of acquiring phase information of phase contrast image, method of acquiring phase information of susceptibility weighted image, and apparatus for generating magnetic resonance image
US20180217216A1 (en) Method and apparatus for acquiring magnetic resonance signal
JP6971659B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置およびsar計算方法
JP6411063B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置及びsar算出方法
WO2015093296A1 (ja) 磁気共鳴イメージング装置およびその制御方法
JP6615594B2 (ja) 画像処理方法、画像処理装置及び磁気共鳴イメージング装置
JP6084430B2 (ja) 再収束rfパルスのフリップ角制御法及び磁気共鳴イメージング装置
JP2021029408A (ja) 励起領域の設定方法および磁気共鳴イメージング装置
JP5371620B2 (ja) 核磁気共鳴イメージング装置
JP4994786B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP5421600B2 (ja) 核磁気共鳴イメージング装置および核磁気共鳴イメージング装置の作動方法
JP2014087442A5 (ja)
US11150315B2 (en) Magnetic resonance imaging apparatus and method for controlling the same
JP2012254189A (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP6341658B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置及びレトロスペクティブシネ撮像条件設定方法
JP6234214B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP2016214277A (ja) 磁気共鳴撮像装置、情報処理装置および高周波磁場シミング方法
JP2015029676A (ja) 磁気共鳴イメージング装置およびプロトコル設定方法
JP2015020037A (ja) 磁気共鳴イメージング装置及び傾斜磁場印加制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20160506

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160526

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20160602