JP2015020037A - 磁気共鳴イメージング装置及び傾斜磁場印加制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 極性の異なる2つの傾斜磁場パルスを連続して印加するパルスシーケンスの場合に,極性の異なる2つの傾斜磁場パルスの印加強度の絶対値の合計と傾斜磁場電源の性能上の立ち上がり時間での最大印加強度とを比較する。そして,印加強度の絶対値の合計が,傾斜磁場電源の性能上の立ち上がり時間での最大印加強度以下となる場合に,極性の異なる2つの傾斜磁場パルスを統合して一つの立ち上がり時間で立ち上がる統合傾斜磁場パルスに変換する。最後に,極性の異なる2つの傾斜磁場パルスを統合傾斜磁場パルスに置き換えたパルスシーケンスを用いてエコー信号の計測を制御する。
【選択図】 図5
Description
次に,極性の異なる2つの傾斜磁場パルスを連続して印加する印加パターンを有するパルスシーケンスの一例として,GrEシーケンスの一例を図2に基づいて説明する。なお,本発明はGrEシーケンスに限らず,FSE(高速スピンエコー)シーケンスや,EPI(Echo Planar Imaging)シーケンス等にも適用可能である。
次に、本発明のMRI装置及び傾斜磁場印加制御法の一例を実現するための演算処理部114の各機能の一例を図3に示す機能ブロック図に基づいて説明する。本一例に係る演算処理部114は、撮像条件設定部301と,パルスシーケンス生成部302と,傾斜磁場統合部303と,を有して成る。各機能部の処理は,後述する実施例の処理フローで合わせて説明する。
次に、本発明のMRI装置及び傾斜磁場印加制御法の一例を実現するための,前述の各機能部が連携して行なう処理フローを図4に示すフローチャートに基づいて説明する。本処理フローは、予めプログラムとして内部記憶部115に記憶されており、演算処理部114が内部記憶部115からそのプログラムを読み込んで実行することにより実施される。以下、各処理ステップの処理内容を詳細に説明する。
以上までが,本実施例の処理フローの概要である。
ABS(A1)+ABS(A2) > Amax
の場合には,傾斜磁場電源の性能上の立ち上がり時間での最大印加強度を超過するため,2つの傾斜磁場パルスを一つの立ち上がり時間で立ち上げるように統合することはできないので,(a)に示すように,2つの傾斜磁場パルスの立ち上がりに要する時間は,従来通りToffX2となる。
ABS(A1)+ABS(A2)≦ Amax
の場合には,傾斜磁場電源の性能上の立ち上がり時間での最大印加強度を超過しないために,2つの傾斜磁場パルスの立ち上がりを1つの立ち上がり時間にて立ち上げるように統合することが可能となる。(b)に示す統合後の例では,統合された傾斜磁場パルスの立ち上がりに要する時間はToffであり,(a)の場合と比較してToff分短縮することが可能となる。その結果,GrEシーケンスにおける繰り返し時間(TR)及びエコー時間(TE)の延長を抑制することが可能になる。なお,傾斜磁場パルス105,106についても,傾斜磁場パルス102,103と同様である。
Claims (3)
- 極性の異なる2つの傾斜磁場パルスを連続して印加するパルスシーケンスに基づいて傾斜磁場電源を制御して,被検体に前記極性の異なる2つの傾斜磁場パルスを印加してエコー信号の計測を制御する計測制御部と,
前記エコー信号に基づいて前記被検体の画像を再構成する演算処理部と,
を有し,
前記極性の異なる2つの傾斜磁場パルスを統合して一つの立ち上がり時間で立ち上がる統合傾斜磁場パルスに変換する傾斜磁場統合部を有し,
前記計測制御部は,前記極性の異なる2つの傾斜磁場パルスを前記統合傾斜磁場パルスに置き換えた前記パルスシーケンスを用いて前記エコー信号の計測を制御することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 請求項1記載の磁気共鳴イメージング装置において,
前記傾斜磁場統合部は,前記極性の異なる2つの傾斜磁場パルスの印加強度の絶対値の合計が,前記傾斜磁場電源の性能上の立ち上がり時間での最大印加強度以下となる場合に,前記統合傾斜磁場パルスへの変換を行うことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 磁気共鳴イメージング装置において,極性の異なる2つの傾斜磁場パルスを連続して印加するパルスシーケンスに基づいて傾斜磁場電源を制御して傾斜磁場パルスを印加する傾斜磁場印加制御方法であって,
前記極性の異なる2つの傾斜磁場パルスの印加強度の絶対値の合計を算出するステップと,
前記印加強度の絶対値の合計と前記傾斜磁場電源の性能上の立ち上がり時間での最大印加強度とを比較するステップと,
前記印加強度の絶対値の合計が,前記傾斜磁場電源の性能上の立ち上がり時間での最大印加強度以下となる場合に,前記極性の異なる2つの傾斜磁場パルスを統合して一つの立ち上がり時間で立ち上がる統合傾斜磁場パルスに変換するステップと,
前記極性の異なる2つの傾斜磁場パルスを前記統合傾斜磁場パルスに置き換えた前記パルスシーケンスを用いて前記エコー信号の計測を制御するステップと,
を有して成ることを特徴とする傾斜磁場印加制御方法。
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JP2013153166A JP2015020037A (ja) | 2013-07-24 | 2013-07-24 | 磁気共鳴イメージング装置及び傾斜磁場印加制御方法 |
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JPH11262478A (ja) * | 1998-03-18 | 1999-09-28 | Technol Res Assoc Of Medical & Welfare Apparatus | 磁気共鳴イメージング装置 |
JP2003038457A (ja) * | 2001-07-26 | 2003-02-12 | Hitachi Medical Corp | 磁気共鳴イメージング装置 |
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2013
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