JP2014060832A - 電源回路 - Google Patents

電源回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2014060832A
JP2014060832A JP2012203210A JP2012203210A JP2014060832A JP 2014060832 A JP2014060832 A JP 2014060832A JP 2012203210 A JP2012203210 A JP 2012203210A JP 2012203210 A JP2012203210 A JP 2012203210A JP 2014060832 A JP2014060832 A JP 2014060832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
power supply
diode
magnitude
transformer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2012203210A
Other languages
English (en)
Inventor
Masateru Ito
雅輝 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2012203210A priority Critical patent/JP2014060832A/ja
Priority to US14/011,296 priority patent/US20140078786A1/en
Priority to EP13183925.0A priority patent/EP2709251A2/en
Publication of JP2014060832A publication Critical patent/JP2014060832A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/22Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac
    • H02M3/24Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/28Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac
    • H02M3/325Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M3/335Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
    • H02M3/33507Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of the output voltage or current, e.g. flyback converters
    • H02M3/33523Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of the output voltage or current, e.g. flyback converters with galvanic isolation between input and output of both the power stage and the feedback loop
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B45/00Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED]
    • H05B45/30Driver circuits
    • H05B45/37Converter circuits
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/36Means for starting or stopping converters
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/30Semiconductor lamps, e.g. solid state lamps [SSL] light emitting diodes [LED] or organic LED [OLED]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

【課題】交流電源の電圧が大きくなった場合でも、負荷回路に供給する電力を停止するまでの時間が長くなるのを抑制することが可能な電源回路を提供する。
【解決手段】この電源回路100は、交流電源200の電圧が入力される1次巻線1aを含むトランス1と、トランス1の1次巻線1aに入力される電圧に基づく電圧の大きさと、全波整流された交流電源200の電圧に基づく電圧の大きさとを比較するダイオードD1と、トランス1の2次側から出力される電力が供給されるLED8と、ダイオードD1に流れる電流に基づいて、LED8への電力供給を停止するフォトカプラ5およびトランジスタ9とを備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、電源回路に関する。
従来、負荷回路に電力を供給する電源回路が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、スタンバイ時に点灯するLED(負荷回路)に電力を供給する電源回路が開示されている。また、LEDのアノードにコレクタが接続されるトランジスタ(バイポーラトランジスタ)が設けられている。このトランジスタのエミッタは、接地されている。また、このトランジスタのベースには、LED消灯用制御信号が入力されるように構成されている。そして、主電源がオフされた場合には、LED消灯用制御信号がトランジスタのベースに入力されることにより、トランジスタがオン状態となる。その結果、LEDのアノード側が接地されることによって、LEDが消灯されるように構成されている。これにより、たとえば、主電源がオフされた後、主電源の電圧が徐々に小さくなる(ゼロになる)ことによりLEDが消灯される場合と比べて、迅速にLEDを消灯することが可能となる。なお、LED消灯用制御信号の具体的な生成方法は、上記特許文献1には、開示されていない。
特許第2671588号公報
上記特許文献1に記載の電源回路において、LED消灯用制御信号が、たとえば交流電源を全波整流した電圧に基づいて生成されている場合(全波整流した交流電源の電圧が所定の閾値を下回った場合にトランジスタがオンされる場合)、交流電源の電圧が高くなればなるほど、全波整流した交流電源の電圧が所定の閾値を下回るまでに要する時間が長くなる。このため、交流電源の電圧が大きくなればなるほど、LED(負荷回路)を消灯する時間が長くなるという問題点があると考えられる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、交流電源の電圧が大きくなった場合でも、負荷回路に供給する電力を停止するまでの時間が長くなるのを抑制することが可能な電源回路を提供することである。
この発明の一の局面による電源回路は、交流電源の電圧が入力される1次巻線を含むトランスと、前記トランスの1次巻線に入力される電圧に基づく電圧の大きさと、全波整流された交流電源の電圧に基づく電圧の大きさとを比較する比較手段と、トランスの2次側から出力される電力が供給される負荷回路と、比較手段の比較結果に基づいて、負荷回路への電力供給を停止する停止手段とを備える。
ここで、交流電源の電圧が大きく(小さく)なった場合には、トランスの1次巻線に入力される電圧に基づく電圧の大きさも、全波整流された交流電源の電圧に基づく電圧の大きさも共に大きく(小さく)なるので、交流電源がオン状態の場合には、トランスの1次巻線に入力される電圧に基づく電圧の大きさと、全波整流された交流電源の電圧に基づく電圧の大きさとの差は、大きく変化しない。そこで、この一の局面による電源回路では、上記のように、トランスの1次巻線に入力される電圧に基づく電圧の大きさと、全波整流された交流電源の電圧に基づく電圧の大きさとに基づいて、トランスの2次側に設けられる負荷回路に供給される電力を停止するように構成する。これにより、交流電源の電圧が大きくなるに従って大きくなるトランスの1次巻線に入力される電圧に基づく電圧の大きさまたは全波整流された交流電源の電圧に基づく電圧の大きさのうちの一方のみに基づいて、負荷回路に供給する電力を停止する場合と異なり、負荷回路に供給する電力を停止するまでの時間が長くなるのを抑制することができる。
上記一の局面による電源回路において、好ましくは、比較手段は、トランスの1次巻線に入力される電圧に基づく電圧が一方側に入力されるとともに、全波整流された交流電源の電圧に基づく電圧が他方側に入力されるダイオードを含み、トランスの1次巻線に入力される電圧に基づく電圧の大きさが、全波整流された交流電源の電圧に基づく電圧の大きさよりも大きくなった場合に、ダイオードに電流が流れることに基づいて、負荷回路に供給される電力が停止されるように構成されている。このように構成すれば、トランスの1次巻線に入力される電圧に基づく電圧の大きさが、全波整流された交流電源の電圧に基づく電圧の大きさよりも大きくなった直後に、ダイオードに電流が流れるので、迅速に負荷回路に供給される電力を停止することができる。
この場合、好ましくは、トランスは、トランスの1次巻線に入力される電圧に基づく電圧を出力する補助巻線をさらに含み、ダイオードの一方側には、補助巻線の電圧に基づく電圧が入力され、補助巻線の電圧に基づく電圧の大きさが、全波整流された交流電源の電圧に基づく電圧の大きさよりも大きくなった場合に、ダイオードに電流が流れることに基づいて、負荷回路に供給される電力が停止されるように構成されている。このように構成すれば、補助巻線にはトランスの1次巻線に入力される電圧(交流電源の電圧)に応じた電圧が発生するので、補助巻線の電圧に基づく電圧の大きさおよび全波整流された交流電源の電圧に基づく電圧に基づいて、容易に、負荷回路に供給される電力を停止することができる。
上記トランスが補助巻線を含む電源回路において、好ましくは、停止手段は、負荷回路に接続され、オン状態になることにより負荷回路に電力を供給する第1スイッチ素子と、ダイオードと第1スイッチ素子との間に設けられるフォトカプラとを含み、補助巻線の電圧に基づく電圧の大きさが、全波整流された交流電源の電圧に基づく電圧の大きさよりも大きくなった場合に、ダイオードに電流が流れることに基づいて、フォトカプラに電流が流れるとともに、フォトカプラに電流が流れることに基づいて、第1スイッチ素子がオフ状態になり、負荷回路に供給される電力が停止されるように構成されている。このように構成すれば、ダイオード側(1次側)と負荷回路側(2次側)とがフォトカプラによって絶縁されるので、1次側から負荷回路に電力が供給されるのを確実に抑制することができるとともに、第1スイッチ素子により迅速に負荷回路に供給される電力を停止することができる。
上記トランスが補助巻線を含む電源回路において、好ましくは、補助巻線の電圧に基づく電圧の大きさが、全波整流された交流電源の電圧に基づく電圧の大きさよりも大きくなった場合に、ダイオードに電流が流れることに基づいて、補助巻線が接地されることによって、負荷回路に供給される電力が停止されるように構成されている。このように構成すれば、補助巻線の電圧に基づく電圧の大きさが、全波整流された交流電源の電圧に基づく電圧の大きさよりも大きくなった場合に、補助巻線の電圧が略ゼロになるので、トランスからの2次側(負荷回路)への電力が停止される。その結果、フォトカプラなどの素子を別途設けて負荷回路に供給される電力を停止する場合と異なり、電源回路の構成を簡略化することができる。
上記トランスが補助巻線を含む電源回路において、好ましくは、補助巻線の電圧が電源として入力される制御部と、制御部の出力信号が入力され、トランスの1次巻線に流れる電流量を調整するための第2スイッチ素子とをさらに備え、電源回路は、制御部の出力信号により第2スイッチ素子のオンオフが制御される他励式の電源回路である。このように構成すれば、他励式の電源回路において、交流電源の電圧が大きくなった場合でも、負荷回路に供給する電力を停止するまでの時間が長くなるのを抑制することができる。
上記ダイオードを備える電源回路において、好ましくは、ダイオードの一方側には、直流化された交流電源の電圧に基づく電圧が入力され、直流化された交流電源の電圧に基づく電圧の大きさが、全波整流された交流電源の電圧に基づく電圧の大きさよりも大きくなった場合に、ダイオードに電流が流れることに基づいて、負荷回路に供給される電力が停止されるように構成されている。このように構成すれば、直流化された交流電源の電圧は、トランスの1次巻線に入力される電圧(交流電源の電圧)に応じた電圧となるので、直流化された交流電源の電圧に基づく電圧および全波整流された交流電源の電圧に基づく電圧に基づいて、容易に、負荷回路に供給される電力を停止することができる。
本発明によれば、上記のように、交流電源の電圧が大きくなった場合でも、負荷回路に供給する電力を停止するまでの時間が長くなるのを抑制することができる。
本発明の第1実施形態による電源回路のブロック図である。 本発明の第1実施形態による電源回路の回路図である。 本発明の第1実施形態による電源回路の電源電圧が100Vの場合のダイオードのカソード側およびアノード側の電圧を示す図である。 本発明の第1実施形態による電源回路の電源電圧が130Vの場合のダイオードのカソード側およびアノード側の電圧を示す図である。 本発明の第1実施形態による電源回路の電源電圧が80Vの場合のダイオードのカソード側およびアノード側の電圧を示す図である。 本発明の第2実施形態による電源回路の回路図である。 本発明の第2実施形態による電源回路のダイオードのカソード側およびアノード側の電圧を示す図である。 本発明の第3実施形態による電源回路の回路図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1を参照して、第1実施形態による電源回路100の概略の回路構成について説明する。
電源回路100は、交流電源200の電圧が入力されるトランス1と、トランス1に入力される電圧に基づく電圧の大きさと、全波整流された交流電源200の電圧に基づく電圧の大きさとを比較する比較手段110と、トランス1の2次側から出力される電力が供給される負荷回路130と、比較手段110の比較結果に基づいて、負荷回路130への電力供給を停止する停止手段120とを備える。
次に、図2を参照して、本発明の第1実施形態による電源回路100の詳細な構成について説明する。
第1実施形態による電源回路100は、図2に示すように、1次巻線1a、補助巻線1bおよび2次巻線1cを含むトランス1と、トランス1からの電圧の出力を制御するIC2と、IC2の出力がゲートGに入力されるトランジスタ3と、IC2に接続されるフォトカプラ4と、トランス1に接続されるフォトカプラ5と、フォトカプラ5に接続されるトランジスタ6と、トランジスタ6に接続されるダイオードD1とを備えている。また、トランス1(フォトカプラ5)の2次側には、SoC(System on chip)7と、LED8と、LED8に接続されるトランジスタ9と、トランジスタ9に接続されるトランジスタ10とが設けられている。LED8は、スタンバイ時に点灯するLEDである。なお、IC2は、本発明の「制御部」の一例である。また、トランジスタ9は、本発明の「第1スイッチ素子」および「停止手段」の一例である(上記停止手段120に対応している)。また、トランジスタ3は、本発明の「第2スイッチ素子」の一例である。また、LED8は、本発明の「負荷回路」の一例である(上記負荷回路130に対応している)。また、ダイオードD1は、本発明の「比較手段」の一例である(上記比較手段110に対応している)。また、フォトカプラ5は、本発明の「停止手段」の一例である(上記停止手段120に対応している)。
ここで、第1実施形態では、電源回路100は、IC2の出力信号によりトランジスタ3のオンオフが制御されて、1次巻線1aに流れる電流量(2次巻線1cから出力される電流量)が調整される他励式の電源回路である。
トランス1の1次巻線1aの一方端は、ブリッジ回路11、抵抗R1、コンデンサC1およびC2によって直流化された交流電源(AC)200の電圧が入力されるように構成されている。また、1次巻線1aの他方端は、トランジスタ3のドレインDに接続されている。
また、補助巻線1bは、ダイオードD2およびD3を介して、IC2(端子2a)に接続されている。すなわち、IC2は、補助巻線1bの電圧が電源として入力されるように構成されている。また、ダイオードD2のカソード側には、電解コンデンサからなるコンデンサC3が接続されている。また、ダイオードD4のカソード側には、電解コンデンサからなるコンデンサC4と、コンデンサC5とが接続されている。また、補助巻線1bは、ダイオードD2およびD3と、抵抗R2とを介して、フォトカプラ5(端子5a)に接続されている。
IC2の端子2bは、抵抗R3、R4およびダイオードD4を介して、トランジスタ3のゲートGに接続されている。また、IC2の端子2cは、ダイオードD5、D6および抵抗R5を介して、全波整流された交流電源200の電圧が入力されるように構成されている。また、IC2の端子2dは、コンデンサC6に接続されている。また、IC2の端子2eは、コンデンサC7に接続されるとともに、抵抗R6を介して、フォトカプラ4に接続されている。なお、フォトカプラ4は、トランス1の2次側の電圧に応じた電流に基づく帰還電流をIC2に出力するように構成されている。また、IC2の端子2fは、コンデンサC8に接続されているとともに、抵抗R7を介して接地されている。また、IC2の端子2gは、トランジスタ3にソースSに接続されている。
トランジスタ3は、電界効果トランジスタからなり、IC2の出力信号によりトランジスタ3のオンオフが制御されることにより、1次巻線1aに流れる電流量(2次巻線1cから出力される電流量)を調整する機能を有する。トランジスタ3にゲートGには、ツェナーダイオードZD1およびコンデンサC9が接続されている。また、トランジスタ3のソースSは、抵抗R9を介して接地されているとともに、ツェナーダイオードZD2に接続されている。
フォトカプラ5の端子5bは、トランジスタ6のエミッタEに接続されているとともに、抵抗R10を介して、ダイオードD1のアノード側に接続されている。また、フォトカプラ5の端子5cは、トランス1の2次側に接続(図示せず)されている。また、フォトカプラ5の端子5dは、抵抗R11を介して接地されているとともに、抵抗R12を介してトランジスタ10のベースBに接続されている。
また、トランジスタ6は、バイポーラトランジスタからなる。トランジスタ6のエミッタEは、上記のように、フォトカプラ5の端子5bに接続されているとともに、ベースBは、ダイオードD1のアノード側に接続されている。また、トランジスタ6のコレクタCは、接地されている。
ダイオードD1のアノード側は、上記のように、抵抗R10を介してフォトカプラ5の端子5bに接続されている。また、ダイオードD1のカソード側は、抵抗R13を介して、ダイオードD5およびD6のカソード側に接続されている。また、ダイオードD1のカソード側と抵抗R13との間には、コンデンサC10および抵抗R14が設けられている。ここで、第1実施形態では、ダイオードD1は、トランス1の1次巻線1aに入力される電圧に基づく電圧が一方側(アノード側)に入力されるとともに、全波整流された交流電源200の電圧に基づく電圧が他方側(カソード側)に入力されるように構成されている。具体的には、ダイオードD1は、1次巻線1aに基づく補助巻線1bの電圧が抵抗R2、フォトカプラ5および抵抗R10を介してアノード側に入力されるとともに、ダイオードD5およびD6により全波整流されるとともに抵抗R13およびR14によって抵抗分割された交流電源200の電圧がカソード側に入力されるように構成されている。
そして、第1実施形態では、補助巻線1bの電圧に基づく電圧(補助巻線1bから抵抗R2、フォトカプラ5および抵抗R10を介してダイオードD1のアノード側に入力される電圧)の大きさが、全波整流された交流電源200の電圧に基づく電圧の大きさよりも大きくなった場合に、ダイオードD1に電流が流れることに基づいて、LED8に供給される電力が停止されるように構成されている。具体的には、補助巻線1bの電圧に基づく電圧の大きさが、全波整流された交流電源200の電圧に基づく電圧の大きさよりも大きくなった場合に、ダイオードD1に電流が流れることに基づいて、フォトカプラ5に電流が流れるとともに、フォトカプラ5に電流が流れることに基づいて、トランジスタ9がオフ状態になり、LED8に供給される電力を停止さるように構成されている。
また、LED8のアノード側は、抵抗R15を介して、電源12に接続されている。なお、電源12は、トランス1の2次巻線1cの電力に基づく電源である。また、LED8のカソード側は、バイポーラトランジスタからなるトランジスタ9のエミッタEに接続されている。ここで、第1実施形態では、トランジスタ9は、SoC7からHレベルの信号が供給されてオン状態になることにより、LED8に電力を供給する(電源12からLED8に電流を流す)機能を有する。また、トランジスタ9のベースBは、抵抗R16を介してSoC7に接続されているとともに、トランジスタ10のコレクタCに接続されている。トランジスタ9のコレクタCは、接地されている。
トランジスタ10は、バイポーラトランジスタからなる。トランジスタ10のベースBは、上記のように、抵抗R12を介してフォトカプラ5の端子5dに接続されているとともに、エミッタEは、接地されている。また、トランジスタ10のコレクタCは、抵抗R17を介して接地されている。
次に、図2〜図5を参照して、交流電源200をオフ状態にした際の電源回路100の動作について行ったシミュレーションについて説明する。
まず、交流電源200(100V)がオン状態の場合(図3の時間t0からt1の間)、全波整流された交流電源200(抵抗R13の一方側、ND1、図2参照)の電圧は、92.4Vになることが確認された。また、ダイオードD1のカソード側(ND2)の電圧は、交流電源200の電圧が抵抗R13および抵抗R14により抵抗分割されて18Vになることが確認された。なお、交流電源200の電圧を150Vおよび200Vにした場合では、ダイオードD1のカソード側(ND2)の電圧は、それぞれ、27Vおよび36Vになることが確認された。また、ダイオードD1のアノード側のND3およびND4の電圧は、15.4Vになることが確認された。また、フォトカプラ5の端子5a(ND5)の電圧は、16.2Vになることが確認された。すなわち、交流電源200がオン状態の場合、ダイオードD1のアノード側の電圧(=15.4V、補助巻線1bの電圧に基づく電圧)の大きさは、全波整流された交流電源200の電圧に基づく電圧(=18V)の大きさよりも小さくなっており、ダイオードD1には、電流が流れていないことが確認された。
次に、図3に示すように、時間t1において交流電源200がオフ状態にされた場合には、交流電源200の電圧(全波整流された交流電源200の電圧)が、時間の経過とともに徐々に減少することが確認された。交流電源200の電圧の減少に伴って、ダイオードD1のカソード側の電圧も、時間の経過とともに徐々に減少することが確認された。一方、ダイオードD1のアノード側の電圧は、時間の経過によらず略一定であることが確認された。
そして、時間t1から183ms経過後の時間t2において、ダイオードD1のカソード側の電圧よりもダイオードD1のアノード側の電圧が大きくなることが確認された。これにより、ダイオードD1に電流が流れて、トランジスタ6がオン状態となり、フォトカプラ5の1次側(端子5aおよび端子5b間)に電流が流れるとともに、フォトカプラ5の2次側(端子5cおよび端子5d間)に電流が流れることが確認された。その結果、トランジスタ10がオン状態になることによって、トランジスタ9のベースBが接地されて、トランジスタ9がオフ状態になる。これにより、LED8に電流が流れなくなり(電源12からの電力の供給が停止され)、LED8が消灯することが確認された。なお、LED8は、時間t2経過後(交流電源200がオフ状態にされてから183ms経過後)、直ちに(非常に短い時間経過後)消灯することが確認された。
また、図4に示すように、交流電源200の電圧を130Vにした場合では、交流電源200がオフ状態にされた時間t1から173ms経過後の時間t2において、ダイオードD1のカソード側の電圧よりもダイオードD1のアノード側の電圧が大きくなることが確認された。また、図5に示すように、交流電源200の電圧を80Vにした場合では、交流電源200がオフ状態にされた時間t1から152ms経過後の時間t2において、ダイオードD1のカソード側の電圧よりもダイオードD1のアノード側の電圧が大きくなることが確認された。なお、全波整流された交流電源200の電圧に基づく電圧のみによって、LED8を消灯させる回路(図示せず)について行ったシミュレーションでは、交流電源200の電圧を80V、100Vおよび130Vにした場合、LED8を消灯させるまでの時間は、それぞれ、97ms、166msおよび300msとなることが判明した。すなわち、全波整流された交流電源200の電圧に基づく電圧のみによって、LED8を消灯させた場合には、交流電源200の電圧が大きくなるほど、LED8が消灯されるまでの時間が長くなることが判明した。一方、第1実施形態では、交流電源200の電圧を80V、100Vおよび130Vにした場合、交流電源200がオフ状態にされてからダイオードD1に電流が流れるまでの時間(LED8が消灯されるまでの時間)は、152ms、183msおよび173msとなり、交流電源200の電圧が大きくなった場合でも、LED8が消灯されるまでの時間が長くならないことが判明した。
交流電源200の電圧が大きく(小さく)なった場合には、トランス1の1次巻線1aに入力される電圧に基づく電圧の大きさも、全波整流された交流電源200の電圧に基づく電圧の大きさも共に大きく(小さく)なるので、交流電源200がオン状態の場合には、トランス1の1次巻線1aに入力される電圧に基づく電圧の大きさと、全波整流された交流電源200の電圧に基づく電圧の大きさとの差は、大きく変化しない。そこで、第1実施形態では、上記のように、トランス1の1次巻線1aに入力される電圧に基づく電圧の大きさと、全波整流された交流電源200の電圧に基づく電圧の大きさとに基づいて、トランス1の2次側に設けられるLED8に供給される電力を停止するように構成する。これにより、交流電源200の電圧が大きくなるに従って大きくなるトランス1の1次巻線1aに入力される電圧に基づく電圧の大きさまたは全波整流された交流電源の電圧に基づく電圧の大きさのうちの一方のみに基づいて、LED8に供給する電力を停止する場合と異なり、LED8に供給する電力を停止するまでの時間が長くなるのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、トランス1の1次巻線1aに入力される電圧に基づく電圧が一方側(アノード側)に入力されるとともに、全波整流された交流電源200の電圧に基づく電圧が他方側(カソード側)に入力されるダイオードD1を設けて、トランス1の1次巻線1aに入力される電圧に基づく電圧の大きさが、全波整流された交流電源200の電圧に基づく電圧の大きさよりも大きくなった場合に、ダイオードD1に電流が流れることに基づいて、LED8に供給される電力を停止するように構成する。これにより、トランス1の1次巻線1aに入力される電圧に基づく電圧の大きさが、全波整流された交流電源200の電圧に基づく電圧の大きさよりも大きくなった直後に、ダイオードD1に電流が流れるので、迅速にLED8に供給される電力を停止することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、ダイオードD1の一方側(アノード側)に、補助巻線1bの電圧に基づく電圧を入力し、補助巻線1bの電圧に基づく電圧の大きさが、全波整流された交流電源200の電圧に基づく電圧の大きさよりも大きくなった場合に、ダイオードD1に電流が流れることに基づいて、LED8に供給される電力を停止するように構成する。これにより、補助巻線1bにはトランス1の1次巻線1aに入力される電圧(交流電源200の電圧)に応じた電圧が発生するので、補助巻線1bの電圧に基づく電圧および全波整流された交流電源200の電圧に基づく電圧に基づいて、容易に、LED8に供給される電力を停止することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、補助巻線1bの電圧に基づく電圧の大きさが、全波整流された交流電源200の電圧に基づく電圧の大きさよりも大きくなった場合に、ダイオードD1に電流が流れることに基づいて、フォトカプラ5に電流が流れるとともに、フォトカプラ5に電流が流れることに基づいて、トランジスタ9がオフ状態になり、LED8に供給される電力を停止するように構成する。これにより、ダイオードD1側(1次側)とLED8側(2次側)とがフォトカプラ5によって絶縁されるので、1次側からLED8に電力が供給されるのを確実に抑制することができるとともに、トランジスタ9により迅速にLED8に供給される電力を停止することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、補助巻線1bの電圧が電源として入力されるIC2と、IC2の出力信号が入力され、トランス1の1次巻線1aに流れる電流量を調整するためのトランジスタ3とを設けて、電源回路100を、IC2の出力信号によりトランジスタ3のオンオフが制御される他励式の電源回路により構成する。これにより、他励式の電源回路100において、交流電源200の電圧が大きくなった場合でも、LED8に供給する電力を停止するまでの時間が長くなるのを抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、図6を参照して、第2実施形態の電源回路101について説明する。この第2実施形態の電源回路101は、ダイオードD1のアノード側がフォトカプラ5に接続されていた上記第1実施形態と異なり、ダイオードD1のアノード側が補助巻線1bに接続されている。
図6に示すように、電源回路101では、補助巻線1bが、抵抗R18および抵抗R10を介してダイオードD1のアノード側に接続されている。また、ダイオードD1のカソード側は、ダイオードD5、D6および抵抗R13を介して、全波整流された交流電源200の電圧が入力されるように構成されている。
また、LED8のアノード側は、抵抗R15を介して、電源12に接続されている。また、LED8のカソード側は、バイポーラトランジスタからなるトランジスタ9のエミッタEに接続されている。また、トランジスタ9のベースBは、抵抗R16を介してSoC7に接続されているとともに、トランジスタ9のコレクタCは、接地されている。
ここで、第2実施形態では、補助巻線1bの電圧に基づく電圧の大きさが、全波整流された交流電源200の電圧に基づく電圧の大きさよりも大きくなった場合に、ダイオードD1に電流が流れることに基づいて、補助巻線1bが接地されることによって、LED8に供給される電力が停止されるように構成されている。具体的には、ダイオードD1に電流が流れることにより、トランジスタ6がオン状態となり、補助巻線1bが接地される。これにより、補助巻線1bから電力が供給されているIC2が停止される。その結果、トランス1の2次側(LED8)に電力が供給されなくなり、LED8が消灯されるように構成されている。なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
次に、図6および図7を参照して、交流電源200をオフ状態にした際の電源回路101の動作について行ったシミュレーションについて説明する。
図7に示すように、時間a1において交流電源200がオン状態からオフ状態にされる。その後、補助巻線1bの電圧に基づく電圧の大きさが、全波整流された交流電源200の電圧に基づく電圧の大きさよりも大きくなった場合(図示せず)、補助巻線1bが接地される。一方、交流電源200がオフ状態にされてからしばらくの間(時間a1から時間a2の間)、電源12から、LED8に電力(電圧)が供給されること(電力が残留していること)が確認された。すなわち、時間a1から時間a2の間は、残留した電力によりLED8が点灯される。そして、時間a2の直前において、電源12の電圧が急激に減少するとともに、時間a2において(交流電源200がオフ状態にされてから1.8s後)、LED8が消灯されることが確認された。なお、第2実施形態では、補助巻線1bの電圧に基づく電圧の大きさと、全波整流された交流電源200の電圧に基づく電圧の大きさとに基づいて、補助巻線1bが接地されてLED8が消灯されるので、交流電源200の電圧が大きくなった場合でも、交流電源200がオフ状態にされてからLED8が消灯されるまでの間の時間の変化は小さいと考えられる。
第2実施形態では、上記のように、補助巻線1bの電圧に基づく電圧の大きさが、全波整流された交流電源200の電圧に基づく電圧の大きさよりも大きくなった場合に、ダイオードD1に電流が流れることに基づいて、補助巻線1bが接地されることによって、LED8に供給される電力を停止するように構成する。これにより、補助巻線1bの電圧に基づく電圧の大きさが、全波整流された交流電源200の電圧に基づく電圧の大きさよりも大きくなった場合に、補助巻線1bの電圧が略ゼロになるので、トランス1からの2次側(LED8)への電力が停止される。その結果、フォトカプラなどの素子を別途設けてLED8に供給される電力を停止する場合と異なり、電源回路101の構成を簡略化することができる。
(第3実施形態)
次に、図8を参照して、第3実施形態の電源回路102について説明する。この第3実施形態の電源回路102は、他励式の電源回路である上記第1および第2実施形態と異なり、自励式の電源回路である。
図8に示すように、電源回路102では、トランス21は、1次巻線21a、補助巻線21bおよび2次巻線21cを含んでいる。また、補助巻線21bの一方端は、コンデンサC11に接続されているとともに、接地されている。そして、第3実施形態では、電源回路102は、トランス21の1次巻線21aに流れる電流量を調整するためのトランジスタ22のゲートGに補助巻線21bの電圧に基づく電圧が入力されて、トランジスタ22のオンオフが制御される自励式の電源回路を構成している。なお、トランジスタ22は、本発明の「第3スイッチ素子」の一例である。
また、ダイオードD1のアノード側は、ブリッジ回路11、コンデンサC1およびC2により直流化された交流電源200の電圧が、抵抗R19、R20、フォトカプラ5および抵抗R10を介して入力されるように構成されている。また、ダイオードD1のカソード側は、ダイオードD5、D6および抵抗R13を介して、全波整流された交流電源200の電圧が入力されるように構成されている。そして、第3実施形態では、直流化された交流電源200の電圧に基づく電圧の大きさが、全波整流された交流電源200の電圧に基づく電圧の大きさよりも大きくなった場合に、ダイオードD1に電流が流れることに基づいて、LED8に供給される電力が停止されるように構成されている。具体的には、ダイオードD1に電流が流れることによって、トランジスタ6がオンされてフォトカプラ5に電流が流れる。また、フォトカプラ5に電流が流れることによって、トランジスタ10がオン状態になるとともに、トランジスタ9がオフ状態になり、LED8に供給される電力が停止されるように構成されている。なお、第3実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
第3実施形態では、上記のように、直流化された交流電源200の電圧に基づく電圧の大きさが、全波整流された交流電源200の電圧に基づく電圧の大きさよりも大きくなった場合に、ダイオードD1に電流が流れることに基づいて、LED8に供給される電力を停止するように構成する。これにより、直流化された交流電源200の電圧は、トランス21の1次巻線21aに入力される電圧(交流電源200の電圧)に応じた電圧となるので、直流化された交流電源200の電圧に基づく電圧および全波整流された交流電源200の電圧に基づく電圧に基づいて、容易に、LED8に供給される電力を停止することができる。
また、第3実施形態では、上記のように、補助巻線21bの電圧に基づく電圧が入力され、トランス21の1次巻線21aに流れる電流量を調整するためのトランジスタ22を設けて、電源回路102を、補助巻線21bの電圧に基づく電圧によりトランジスタ22のオンオフが制御される自励式の電源回路により構成する。これにより、自励式の電源回路102において、交流電源200の電圧が大きくなった場合でも、LED8に供給する電力を停止するまでの時間が長くなるのを抑制することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1〜第3実施形態では、トランスの1次巻線に入力される電圧に基づく電圧の大きさと、全波整流された交流電源の電圧に基づく電圧の大きさとに基づいて、トランスの2次側に設けられるLEDに供給される電力が停止される例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、トランスの1次巻線に入力される電圧に基づく電圧の大きさと、全波整流された交流電源の電圧に基づく電圧の大きさとに基づいて、LED以外の負荷回路に供給される電力を停止するように構成してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、補助巻線または直流化された交流電源の電圧の大きさと、全波整流された交流電源の電圧に基づく電圧の大きさとに基づいて、トランスの2次側に設けられるLEDに供給される電力が停止される例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、補助巻線または直流化された交流電源の電圧以外のトランスの1次巻線に入力される電圧に基づく電圧の大きさと、全波整流された交流電源の電圧に基づく電圧の大きさとに基づいて、LEDに供給される電力を停止してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、トランスの1次巻線に入力される電圧に基づく電圧の大きさが、全波整流された交流電源の電圧に基づく電圧の大きさよりも大きくなった場合に、ダイオードに電流が流れることに基づいて、LEDに供給される電力が停止される例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、ダイオードの代わりに比較器を設けて、トランスの1次巻線に入力される電圧に基づく電圧の大きさが、全波整流された交流電源の電圧に基づく電圧の大きさよりも大きくなった場合に、比較器から所定の信号が出力されることに基づいて、LEDに供給される電力を停止してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、トランスの2次側にLED(負荷回路)が設けられる例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、電源シーケンスまたはパネルシーケンスのトリガー信号を発生する回路として、本発明の電源回路を用いてもよい。ここで、電源シーケンスのトリガー信号を発生する回路として、電源を制御するP−ON−H1(起動時にHレベルとなりスタンバイ時にLレベルとなる信号)に本発明の電源回路を接続すると、交流電源を供給するACコードが抜かれた時点で各種の電源ラインの電位が落ち込む前に、電源ラインの電位をLレベルにして、電源シーケンスを容易に確保することができる。また、パネルシーケンスのトリガー信号を発生する回路として、パネル側の電源に供給しているDCDCコンバータ等のパネル用電源を制御している信号(LCD−PON、起動時にHレベルとなりスタンバイ時にLレベルとなる信号)に本発明の電源回路を接続すると、交流電源を供給するACコードが抜かれた時点で制御信号をLレベルにすることによって、パネルシーケンスを容易に確保することができる。
また、上記第1および第3実施形態では、オン状態になることによりLEDに電力を供給するバイポーラトランジスタからなるトランジスタ9が設けられる例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、LEDに電力を供給するバイポーラトランジスタ以外のトランジスタを設けてもよい。
1、21 トランス
1a、21a 1次巻線
1b、21b 補助巻線
2 IC(制御部)
3 トランジスタ(第2スイッチ素子)
5 フォトカプラ(停止手段)
8 LED(負荷回路)
9 トランジスタ(第1スイッチ素子、停止手段)
22 トランジスタ(第3スイッチ素子)
100、101、102 電源回路
110 比較手段
120 停止手段
130 負荷回路
200 交流電源
D1 ダイオード

Claims (7)

  1. 交流電源の電圧が入力される1次巻線を含むトランスと、
    前記トランスの前記1次巻線に入力される電圧に基づく電圧の大きさと、全波整流された前記交流電源の電圧に基づく電圧の大きさとを比較する比較手段と、
    前記トランスの2次側から出力される電力が供給される負荷回路と、
    前記比較手段の比較結果に基づいて、前記負荷回路への電力供給を停止する停止手段とを備える、電源回路。
  2. 前記比較手段は、前記トランスの前記1次巻線に入力される電圧に基づく電圧が一方側に入力されるとともに、全波整流された前記交流電源の電圧に基づく電圧が他方側に入力されるダイオードを含み、
    前記トランスの前記1次巻線に入力される電圧に基づく電圧の大きさが、全波整流された前記交流電源の電圧に基づく電圧の大きさよりも大きくなった場合に、前記ダイオードに電流が流れることに基づいて、前記負荷回路に供給される電力が停止されるように構成されている、請求項1に記載の電源回路。
  3. 前記トランスは、前記トランスの前記1次巻線に入力される電圧に基づく電圧を出力する補助巻線をさらに含み、
    前記ダイオードの一方側には、前記補助巻線の電圧に基づく電圧が入力され、
    前記補助巻線の電圧に基づく電圧の大きさが、全波整流された前記交流電源の電圧に基づく電圧の大きさよりも大きくなった場合に、前記ダイオードに電流が流れることに基づいて、前記負荷回路に供給される電力が停止されるように構成されている、請求項2に記載の電源回路。
  4. 前記停止手段は、前記負荷回路に接続され、オン状態になることにより前記負荷回路に電力を供給する第1スイッチ素子と、前記ダイオードと前記第1スイッチ素子との間に設けられるフォトカプラとを含み、
    前記補助巻線の電圧に基づく電圧の大きさが、全波整流された前記交流電源の電圧に基づく電圧の大きさよりも大きくなった場合に、前記ダイオードに電流が流れることに基づいて、前記フォトカプラに電流が流れるとともに、前記フォトカプラに電流が流れることに基づいて、前記第1スイッチ素子がオフ状態になり、前記負荷回路に供給される電力が停止されるように構成されている、請求項3に記載の電源回路。
  5. 前記補助巻線の電圧に基づく電圧の大きさが、全波整流された前記交流電源の電圧に基づく電圧の大きさよりも大きくなった場合に、前記ダイオードに電流が流れることに基づいて、前記補助巻線が接地されることによって、前記負荷回路に供給される電力が停止されるように構成されている、請求項3に記載の電源回路。
  6. 前記補助巻線の電圧が電源として入力される制御部と、
    前記制御部の出力信号が入力され、前記トランスの前記1次巻線に流れる電流量を調整するための第2スイッチ素子とをさらに備え、
    前記電源回路は、前記制御部の出力信号により前記第2スイッチ素子のオンオフが制御される他励式の電源回路である、請求項3〜5のいずれか1項に記載の電源回路。
  7. 前記ダイオードの一方側には、直流化された前記交流電源の電圧に基づく電圧が入力され、
    直流化された前記交流電源の電圧に基づく電圧の大きさが、全波整流された前記交流電源の電圧に基づく電圧の大きさよりも大きくなった場合に、前記ダイオードに電流が流れることに基づいて、前記負荷回路に供給される電力が停止されるように構成されている、請求項2に記載の電源回路。
JP2012203210A 2012-09-14 2012-09-14 電源回路 Withdrawn JP2014060832A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012203210A JP2014060832A (ja) 2012-09-14 2012-09-14 電源回路
US14/011,296 US20140078786A1 (en) 2012-09-14 2013-08-27 Power Supply Circuit
EP13183925.0A EP2709251A2 (en) 2012-09-14 2013-09-11 Power supply circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012203210A JP2014060832A (ja) 2012-09-14 2012-09-14 電源回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014060832A true JP2014060832A (ja) 2014-04-03

Family

ID=49150827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012203210A Withdrawn JP2014060832A (ja) 2012-09-14 2012-09-14 電源回路

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20140078786A1 (ja)
EP (1) EP2709251A2 (ja)
JP (1) JP2014060832A (ja)

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2671588B2 (ja) 1990-09-10 1997-10-29 松下電器産業株式会社 Led点灯時間短縮型受信機
JP2001078446A (ja) * 1999-06-29 2001-03-23 Toshiba Corp 電源装置
JP2001275351A (ja) * 2000-03-24 2001-10-05 Sony Corp スイッチング電源回路
JP3659240B2 (ja) * 2001-11-16 2005-06-15 ソニー株式会社 スイッチング電源回路
JP4062307B2 (ja) * 2002-05-30 2008-03-19 サンケン電気株式会社 コンバータ
JP4450169B2 (ja) * 2003-02-06 2010-04-14 富士電機システムズ株式会社 スイッチング電源装置
US20050174813A1 (en) * 2004-02-06 2005-08-11 Delta Electronics, Inc. High efficiency power converter with synchronous rectification
US7675760B2 (en) * 2005-03-17 2010-03-09 Creative Technology Ltd. Power supply
JP5345810B2 (ja) * 2008-08-12 2013-11-20 ローム株式会社 駆動装置
CN101964589A (zh) * 2009-07-22 2011-02-02 Bcd半导体制造有限公司 一种控制变换器输出电流的方法及装置
US8698421B2 (en) * 2010-04-30 2014-04-15 Infineon Technologies Austria Ag Dimmable LED power supply with power factor control
JP5629191B2 (ja) * 2010-05-28 2014-11-19 ルネサスエレクトロニクス株式会社 電源装置
JP5530401B2 (ja) * 2011-05-26 2014-06-25 株式会社日立情報通信エンジニアリング 電源装置
US8711592B2 (en) * 2011-06-21 2014-04-29 Elster Solutions, Llc Linear transformer power supply

Also Published As

Publication number Publication date
US20140078786A1 (en) 2014-03-20
EP2709251A2 (en) 2014-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5632664B2 (ja) 半導体発光素子の点灯装置およびそれを用いた照明器具
JP5297119B2 (ja) 照明点灯装置、照明装置及び照明器具
JP6421047B2 (ja) スイッチング電源装置
TW201434349A (zh) 發光二極體驅動器
JP2006352975A (ja) スイッチング電源装置
CN103683949B (zh) 开关电源装置
JP6187024B2 (ja) Led電源装置及びled照明装置
JP5408161B2 (ja) 自励式スイッチング電源回路
JP2011200034A (ja) スイッチング電源装置
US10205336B2 (en) Switched-mode power supply having at least one power circuit and at least one auxiliary power supply unit
CN103826362A (zh) 一种led驱动电路及其控制方法
JP6341046B2 (ja) 充電回路および非常灯点灯装置
US9179523B1 (en) Start-up voltage for solid-state lighting controller
JP2014220969A (ja) 点灯装置および照明装置
JP2014060832A (ja) 電源回路
KR101260749B1 (ko) 전원 공급 장치
JP5478347B2 (ja) 光源点灯装置及び照明器具
JP2017073433A (ja) Led電源装置
JP2015226352A (ja) 電源装置
JP6405863B2 (ja) 照明装置
CN203801108U (zh) 一种led驱动电路
JP2015201255A (ja) Led電源装置及びled照明装置
JP6173183B2 (ja) 非常用点灯ユニット及び非常灯器具
JP6870656B2 (ja) 非常用点灯装置
JP2016027778A (ja) スイッチング電源装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150604

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20151005