JP2014060658A - 固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法、及び電子機器 - Google Patents

固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法、及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】高照度の状態においても適切なダイナミックレンジの画像を撮像できるようにする。
【解決手段】状態Sa乃至Sfで示されるように、ドレインの電圧を一旦下げて光電変換部51、および電荷電圧変換部55に電荷を注入してから、リセットドレイン57の電位を上げて、リセットドレイン57から電荷を排出させることで、光電変換部51および電荷電圧変換部55を飽和レベルまで蓄積した後、露光を開始する。もしくはさらに、リセットゲート53に中間電位を印可することにより適正量だけ電荷電圧変換部55に蓄積させ、転送ゲート52をオンにして光電変換部51の飽和電荷量を電荷電圧変換部55に蓄積させる。この処理の後、露光を開始する。本技術は、固体撮像装置に適用することができる。
【選択図】図8

Description

本技術は、固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法、及び電子機器に関し、特に、固体撮像装置の飽和レベルを超える高照度における信号のばらつきを抑制した固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法、及び電子機器に関する。
光電変換部(PD:Photo Diode)において入射光量に応じて生成・蓄積した電荷を、MOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタを介して読み出す一般的なMOS型イメージセンサでは、その飽和レベルは光電変換部に蓄積可能な電荷量によって制限される。すなわち、光電変換部の飽和レベルを超えるような範囲の光量については正しく検出することができなかった。
したがって、たとえば被写体の暗い部分に絞りやシャッタ速度を合わせた場合には、被写体の明るい部分は、光電変換部が飽和してしまうことから、画像を得ることはできなかった。逆に、被写体の明るい部分に絞りやシャッタ速度を合わせた場合には、被写体の暗い部分は、電荷が十分に蓄積されないことから、画像が得られない、もしくはS/N(シグナル/ノイズ)比が十分に得られず画質の劣化を引き起こしていた。
このような問題に対応するには、シャッタ速度、所謂、光電変換部における露光時間を変え、光電変換部に蓄積される電荷量が飽和しないような短い時間で撮像する画像と、電荷量が短時間では蓄積しない暗さでも電荷を蓄積することができるような充分に長い時間で撮像する画像とを両方撮像して、それぞれの画像を合成することでダイナミックレンジを拡大するといった手法が知られている。
しかしながらこの方法では、フレームメモリが必要なために装置が大型化し、またコスト高となってしまう。そして、感光期間の異なる2つの信号を合成するので、動く被写体への適用が困難である。
また、画素領域の隣接行間で露光時間を変えることにより、メモリを不要にする技術も知られている。しかしながら、この技術では2画素で1つの信号を生成するので解像度が劣化する。
そこで、光電変換部と電荷電圧変換部(FD:Floating Diffusion)に接続された電荷転送部のチャネル電圧と、一方を電荷電圧変換部、他方を所定の電圧に接続された電荷リセット部のチャネル電圧を、いずれも導通状態になる極性へと異ならせるようにする技術が提案されている(特許文献1参照)。
このようにすることにより、光電変換部から電荷電圧変換部、更には電荷電圧変換部から所定の電源へと電荷をオーバーフローさせて、その際の電荷電圧変換部の電圧を第1の光検出電圧とし、電荷リセット部によって電荷電圧変換部の電荷をリセットし、電荷転送部によって光電変換部に蓄積した電荷を転送した後の電荷電圧変換部の電圧を第2の光検出電圧としている。
ここで、第1の光検出電圧は照度の対数に対応した信号となり、第2の光検出電圧は光電変換部で蓄積された雑音の少ない信号となる。このため、必要に応じて両者を用いることによって、低照度の場合には光電変換部で蓄積された雑音の少ない信号を、高照度の場合にはダイナミックレンジの広い、照度の対数に対応した信号を使用することができる。
また、電荷転送部に中間電位を印可することにより光電変換部から電荷電圧変換部へと電荷をオーバーフローさせて、低照度の場合には感度の高いリニアな信号を利用し、高照度である入射光が多い場合にはダイナミックレンジの広い、照度の対数に対応した信号を得るようにする技術も提案されている(特許文献2参照)。尚、以降において、この照度の対数に応じた信号を、照度に応じた信号の対数圧縮とも称するものとする。
特許第3827145号(特開2003−18471号)公報 特開2006−303768号公報
しかしながら、光電変換部で蓄積できる電荷量にはバラツキがあるため、特許文献1,2のいずれの技術においても、この影響を顕著に受けてしまう恐れがある。すなわち、いずれの場合においても光電変換部が飽和して、蓄積しきれない電荷がオーバーフローしはじめてから信号の対数圧縮が開始されることになるが、光電変換部の飽和レベルが画素ごとにばらつくと、画素ごとに対数圧縮が始まる光量が変わってしまう。一般的に、光電変換部の飽和レベルはバラツキが大きいため、いずれの方式も原理的に実用には供さない恐れがあった。
本技術はこのような状況に鑑みてなされたものであり、特に、高照度において、光電変換部や電荷電圧変換部に蓄積される電荷量が飽和レベルを超えるようなとき、光電変換部や電荷電圧変換部の飽和レベルのばらつきを抑制するものである。
本技術の第1の側面の固体撮像装置は、入射光を電荷に光電変換して蓄積する光電変換部と、前記光電変換部により光電変換された電荷を電圧に変換する電荷電圧変換部と、前記電荷電圧変換部に電荷を転送する電荷転送部と、前記電荷電圧変換部の電荷をリセットする電荷リセット部と、前記電荷リセット部のドレインの電位を可変として、前記光電変換部および前記電荷電圧変換部に、前記電荷を飽和レベルまで蓄積させた後、前記光電変換部を露光させるように駆動する駆動部とを含む。
前記駆動部は、前記電荷リセット部のドレインの電位を制御して、前記光電変換部および前記電荷電圧変換部に、前記電荷を飽和レベルまで蓄積させてから、前記電荷リセット部に中間電位を印可して、前記電荷電圧変換部に所定の電荷を蓄積させ、さらに、前記電荷リセット部を非導通状態にしてから、前記光電変換部に蓄積された前記電荷を前記電位電荷電圧変換部に転送させた後、前記光電変換部を露光させるように駆動する。
前記電荷転送部、および前記電荷リセット部は、オーバーフローパスを形成するように構成される。
前記オーバーフローパスは、前記電荷転送部、および前記電荷リセット部をデプレッション型トランジスタで構成することにより形成される。
前記電荷転送部、および前記電荷リセット部に形成されるオーバーフローパスの両方、またはそのいずれかは、シリコン基板中に形成される。
前記光電変換部に接続され、前記光電変換部に蓄積された電荷を排出する電荷排出部をさらに具備することができる。
本技術の第1の側面の固体撮像装置の駆動方法は、入射光を光電変換して電荷を蓄積する光電変換部と、前記光電変換部により光電変換された電荷を電圧に変換する電荷電圧変換部と、前記電荷電圧変換部に電荷を転送する電荷転送部と、前記電荷電圧変換部の電荷をリセットする電荷リセット部と、前記電荷リセット部のドレインの電位を制御して、前記光電変換部および前記電荷電圧変換部に、前記電荷を飽和レベルまで蓄積させた後、前記光電変換部を露光させるように駆動する駆動部とを含む固体撮像装置の駆動方法であって、前記駆動部が、前記電荷リセット部のドレインの電位を可変として、前記光電変換部および前記電荷電圧変換部に、前記電荷を飽和レベルまで蓄積させた後、前記光電変換部を露光させるように駆動する。
本技術の第2の側面の電子機器は、入射光を光電変換して電荷を蓄積する光電変換部と、前記光電変換部により光電変換された電荷を電圧に変換する電荷電圧変換部と、前記電荷電圧変換部に電荷を転送する電荷転送部と、前記電荷電圧変換部の電荷をリセットする電荷リセット部と、前記電荷リセット部のドレインの電位を可変として、前記光電変換部および前記電荷電圧変換部に、前記電荷を飽和レベルまで蓄積させた後、前記光電変換部を露光させるように駆動する駆動部とを含む。
本技術の第1および第2の側面においては、光電変換部により、入射光が光電変換されて電荷蓄積され、電荷電圧変換部により、前記光電変換部により光電変換された電荷が電圧に変換され、電荷転送部により、前記電荷電圧変換部に電荷が転送され、電荷リセット部により、前記電荷電圧変換部の電荷がリセットされ、駆動部により、前記電荷リセット部のドレインの電位が制御されて、前記光電変換部および前記電荷電圧変換部に、前記電荷が飽和レベルまで蓄積された後、前記光電変換部が露光されるように駆動される。
本技術の固体撮像装置および電子機器は、独立した装置または機器であっても良いし、撮像処理を行うブロックであっても良い。
本技術の第1および第2の側面によれば、固体撮像装置の飽和レベルを超える高照度における画素単位の信号のばらつきを抑制し、適切なダイナミックレンジを設定して撮像することが可能となる。
本技術を適用した個体撮像装置の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。 図1の画素の構成例を説明する図である。 図2の画素構成例における、高照度時および低照度時で露光期間を時分割にした場合の画素信号読出処理を説明するタイミングチャートである。 図3の画素信号読出処理のタイミングチャートに対応する高照度時のポテンシャルを示す図である。 図3の画素信号読出処理のタイミングチャートに対応する低照度時のポテンシャルを示す図である。 図3の画素信号読出処理のタイミングチャートにおける入力光量に対する低照度用信号出力および高照度用信号出力の特性を示す図である。 図2の画素構成例における、高照度時および低照度時で露光期間を同時にした場合の画素信号読出処理を説明するタイミングチャートである。 図7の画素信号読出処理のタイミングチャートに対応する高照度時のポテンシャルを示す図である。 図7の画素信号読出処理のタイミングチャートに対応する低照度時のポテンシャルを示す図である。 図7の画素信号読出処理のタイミングチャートにおける入力光量に対する低照度用信号出力および高照度用信号出力の特性を示す図である。 図1のその他の画素の構成例を説明する図である。 図11の画素の構成例における、画素信号読出処理を説明するタイミングチャートである。
以下、本発明を実施するための形態(以下、実施の形態という)について説明する。な
お、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態(高照度時および低照度時で露光期間を時分割にした固体撮像装置の例)
2.第2の実施の形態(高照度時および低照度時で露光期間を同時にした固体撮像装置の例)
3.第3の実施の形態(電荷排出部を利用する場合の固体撮像装置の例)
<1.第1の実施の形態>
[固体撮像装置の構成例]
まず、本技術を適用した固体撮像装置の構成例について説明する。図1は、本技術を適用した固体撮像装置の一実施の形態の構成例を示す図である。
固体撮像装置11は、例えばMOS型イメージセンサなどからなり、入射光を光電変換し、画像信号を生成することで画像を撮像する。この際、固体撮像装置11は、読み出した画素信号に基づいて、高照度用画像、および低照度用画像の2枚の画像を生成し、それぞれに生成された2枚の画像を利用して、最適な画像を生成する。
固体撮像装置11は、画素アレイ部21、垂直駆動部22、カラム処理部23、水平駆動部24、システム制御部25、画素駆動線26、垂直信号線27、信号処理部28、およびデータ格納部29から構成される。
固体撮像装置11では、図示せぬ半導体基板(チップ)上に画素アレイ部21が形成され、さらに半導体基板上に垂直駆動部22乃至システム制御部25が集積されている。
画素アレイ部21は、被写体から入射した光量に応じた電荷を生成して蓄積する光電変換部を有する画素からなり、画素アレイ部21を構成する画素は、図中、横方向(行方向)および縦方向(列方向)に2次元配置されている。
例えば、画素アレイ部21では、行方向に配列された画素からなる画素行ごとに、画素駆動線26が行方向に沿って配線され、列方向に配列された画素からなる画素列ごとに、垂直信号線27が列方向に沿って配線されている。
垂直駆動部22は、シフトレジスタやアドレスデコーダなどからなり、複数の画素駆動線26を介して各画素に信号等を供給することで、画素アレイ部21の各画素を全画素同時に、または行単位等で駆動する。より詳細には、垂直駆動部22は、選択制御部22a、リセット制御部22b、転送制御部22c、リセットドレイン制御部22d、および電荷排出制御部22eを備えている。選択制御部22aは、画素選択部に印可される選択信号SELを制御する。リセット制御部22bは、電荷リセット部のリセットゲート53に印可されるリセット信号RSTを制御する。転送制御部22cは、電荷転送部の転送ゲート52に印可される転送信号TRGを制御する。リセットドレイン制御部22dは、画素リセット部のリセットドレインの電位を制御する。電荷排出制御部22eは、後述する電荷排出部印可される排出信号ABGを制御する。
カラム処理部23は、画素アレイ部21の画素列ごとに垂直信号線27を介して各画素から信号を読み出して、ノイズ除去処理、相関二重サンプリング処理、A/D(Analog to Digital)変換処理などを行なって画素信号を生成する。より詳細には、カラム処理部23は、低照度読出部23aおよび高照度読出部23bを備えており、それぞれが低照度用の画素信号の読み出し、および、高照度用の画素信号の読み出しを制御する。
水平駆動部24は、シフトレジスタやアドレスデコーダなどからなり、カラム処理部23の画素列に対応する単位回路を順番に選択する。この水平駆動部24による選択走査により、カラム処理部23において単位回路ごとに信号処理された画素信号が順番に信号処理部28に出力される。
システム制御部25は、各種の駆動信号を生成するタイミングジェネレータなどからなり、タイミングジェネレータで生成された駆動信号に基づいて、垂直駆動部22、カラム処理部23、および水平駆動部24の駆動制御を行なう。
信号処理部28は、必要に応じてデータ格納部29にデータを一時的に格納しながら、カラム処理部23から供給された画素信号に対して演算処理等の信号処理を行ない、各画素信号からなる画像信号を出力する。
[画素の構成例]
次に、図2を参照して、上述した画素アレイ部21の各画素の構成例について説明する。
画素アレイ部21の各画素は、光電変換部51、転送ゲート52、リセットゲート53、オーバーフローパス54、電荷電圧変換部55、およびオーバーフローパス56を備えている。さらに、画素アレイ部21の各画素は、リセットドレイン57、ドレイン電圧(DRN)58、信号増幅部(AMP)59、画素選択部60、垂直信号線(VSL)61、および定電流源62を備えている。
光電変換部51は、PN接合のフォトダイオードであり、入射光量に応じた電荷を生成し、蓄積する。
転送ゲート52に印可される転送信号TRGがHレベルになると、転送ゲート52は導通状態となり、光電変換部51に蓄積されている電荷が、電荷電圧変換部55に転送される。ただし、電荷転送部は、例えば、デプレッショントランジスタなどから構成されており、転送ゲート52が非導通状態であっても、一部の電荷を転送するオーバーフローパス54を構成している。このため、光電変換部51が飽和すると、オーバーフローパス54が、光電変換部51からオーバーフローした電荷を電荷電圧変換部55に転送する。オーバーフローパス54は、図中においては、表層付近のp-により構成されているが、表層よりも深い層に構成される方がノイズを低減することが可能となるので、必要に応じてオーバーフローパス54を構成できる範囲で深層部に構成するようにしても良い。また、電荷転送部がデプレッショントランジスタであることにより構成される例について説明してきたが、オーバーフローパス54が構成できれば、その他の構成であってもよい。
リセットゲート53に印可されるリセット信号RSTがHレベルになると、リセットゲート53は導通状態となり、電荷電圧変換部55に蓄積された電荷をリセットする。また、リセットゲート53は、デプレッショントランジスタなどから構成されており、リセットゲート53が非導通状態であっても一部の電荷を転送するオーバーフローパス56を構成している。このため、電荷電圧変換部55が飽和すると、オーバーフローパス56が、電荷電圧変換部55からオーバーフローした電荷をリセットドレイン57に転送する。さらに、オーバーフローパス56は、図中においては、表層付近のn-により構成されているが、表層よりも深い層に構成される方がノイズを低減することが可能となるので、必要に応じてオーバーフローパス56を構成できる範囲で深層部に構成するようにしても良い。また、電荷リセット部がデプレッショントランジスタであることにより構成される例について説明してきたが、オーバーフローパス56が構成できれば、その他の構成であってもよい。
増幅部(AMP)59は、ゲート電極が電荷電圧変換部55に接続され、ドレインが電源電圧Vddに接続されており、光電変換部51での光電変換によって得られる電荷を読み出す読出し回路、すなわち、いわゆるソースフォロワ回路の入力部となる。つまり、AMP59は、ソースが選択部(SEL)60を介して垂直信号線(VSL)61に接続されることにより、VSL61の一端に接続される定電流源62とソースフォロワ回路を構成する。
画素選択部60は、AMP59のソースとVSL61との間に接続されており、画素選択部60のゲート電極には、選択信号SELが供給される。選択信号SELがHレベルになると、画素選択部60は導通状態となって、いわゆる画素が選択状態となる。画素が選択状態とされると、増幅部(AMP)59から出力される信号が垂直信号線(VSL)61を介してカラム処理部23に読み出される。
また、各画素では、図1の画素駆動線26として、複数の駆動線が例えば画素行ごとに配線される。そして、図1の垂直駆動部22から画素駆動線26としての複数の駆動線を通して画素内に駆動信号TRG,DRN,RST,SELが供給される。
尚、図中においては、p-well層にn型トランジスタを形成する構造例が示されているが、P及びNの導電型が逆でもよく、このような場合は電圧やポテンシャルの上下関係は逆となる。
[高照度時および低照度時で露光期間を時分割にした画素信号読出処理]
次に、図3のタイミングチャートを参照して、画素信号読出処理における図2で示される画素構成のポテンシャルについて、高照度時、および低照度時の状態をそれぞれ図4,図5を参照して説明する。尚、図4,図5は、図中の状態Sa乃至Snのそれぞれについて、状態Saで示されるように、左から光電変換部51、転送ゲート52、電荷電圧変換部55、リセットゲート53、およびリセットドレイン57におけるポテンシャルを示している。また、図中の方形状の転送ゲート52、およびリセットゲート53においては、駆動信号にHレベルが印可された状態であるとき黒色で示され、駆動信号にLレベルが印可された状態であるとき白色で示され、中間電位が印可された状態であるとき、灰色で示されている。
図3の時刻taにおいて、垂直駆動部22のリセット制御部22bおよび転送制御部22cは、リセット信号RSTおよび転送信号TRGをHレベルにして、リセットゲート53および転送ゲート52を導通状態にする。このとき、リセットドレイン制御部22dは、リセットドレイン電圧(DRN)58をVrstにする。この結果、図4,図5の状態Saで示されるように、光電変換部51は空乏化状態となり、電荷電圧変換部55はリセットされた状態となる。
時刻tbにおいて、転送制御部22cは、転送信号TRGをLレベルにする。この結果、図4,図5の状態Sbで示されるように、転送ゲート52が非導通状態となる。
時刻tcにおいて、リセット制御部22bは、リセット信号RSTをLレベルにする。この結果、図4,図5の状態Scで示されるように、リセットゲート53が非導通状態となる。
そして、時刻tc乃至tdにおいて、露光状態となり、光電変換部51において露光時間に応じた電荷が蓄積される。尚、露光時間は、時刻tc乃至td間の長さを自由に設定することができる。
露光時間が経過すると、高照度時においては、図4の状態Sdで示されるように、光電変換部51が飽和レベルとなる。一方、低照度時においては、図5の状態Sdで示されるように、露光時間に応じた電荷が光電変換部51に蓄積される。尚、図中の斜線部は、ポテンシャルに対して、電荷が満たされた状態を示している。時刻tdにおいて、選択制御部22aおよびリセット制御部22bは、それぞれ選択信号SEL、およびリセット信号RSTをHレベルにする。この結果、画素選択部60は導通状態となって、いわゆる画素が選択状態となり、リセットゲート53は導通状態となる。
時刻teにおいて、電荷リセット制御部22bは、リセット信号RSTをLレベルにする。これに応じてリセットゲート53は、非導通状態となる。
時刻t(N1)において、カラム処理部23の低照度読出部23aは、電荷電圧変換部55の電位を、低照度におけるノイズ信号N1として読み出す。
時刻tfにおいて、転送制御部22cが、転送信号TRGをHレベルにすると、転送ゲート52は、導通状態となる。この結果、図4,図5の状態Sfで示されるように、光電変換部51に蓄積されている電荷が電荷電圧変換部55に転送される。
時刻tgにおいて、転送制御部22cが、転送信号TRGをLレベルにすると、転送ゲート52は、非導通状態となる。この結果、図4,図5の状態Sgで示されるように、電荷電圧変換部55には、光電変換部51により光電変換および蓄積された電荷が蓄えられた状態となる。
時刻t(S1)において、電荷電圧変換部55には、光電変換部51により光電変換および蓄積された電荷が蓄えられた状態となっているので、カラム処理部23の低照度読出部23aは、電荷電圧変換部55の電位を、低照度における信号S1として読み出す。
すなわち、この信号S1,N1の差分(S1−N1)が低照度時における画素信号となる。
また、時刻thにおいて、リセットドレイン制御部22dは、ドレイン電圧DRN58の電位をリセット電位Vrstから、光電変換部51において電荷が飽和する際の電圧Vmidに変更する。この結果、図4,図5の状態Shで示されるように、光電変換部51、電荷電圧変換部55、およびリセットドレイン57がいずれも電位Vmidになり、電荷で満たされる状態となる。
さらに、時刻tiにおいて、リセットドレイン制御部22dは、ドレイン電圧DRN58の電位をリセット電位Vrstに戻す。このとき、転送ゲート52およびリセットゲート53は、非導通状態のままである。この結果、図4,図5の状態Siで示されるように、光電変換部51、および電荷電圧変換部55は、それぞれの飽和レベルとなる。それぞれの飽和レベルとは、光電変換部51と電荷電圧変換部55のそれぞれの蓄積容量に蓄えられる電荷量が飽和した状態、つまり、溢れた状態を示す。そして、この状態のまま露光が開始される。転送ゲート52およびリセットゲート53は、非導通状態であっても電荷を転送するオーバーフローパス54,56が形成されており、電荷電圧変換部55には入射光量に比例した電流が流れることになる。このような電荷電圧変換部55における電圧は、入射光量の対数に応じた値となることが知られている。
時刻t(S2)において、高照度読出部23bは、電荷電圧変換部55の電位を、高照度における信号S2として読み出す。
露光が終了すると、時刻tjにおいて、リセットドレイン制御部22dは、ドレイン電圧DRN58をリセット電位Vrstから、光電変換部51において電荷が飽和する際の電位Vmidに再び変更する。この結果、図4,図5の状態Sjで示されるように、状態Shにおけるときと同様に、光電変換部51、電荷電圧変換部55、およびリセットドレイン57がいずれもVmidになり、電荷で満たされる状態となる。
さらに、時刻tkにおいて、リセットドレイン制御部22dは、ドレイン電圧DRN58をリセット電圧Vrstに戻す。このとき、転送ゲート52およびリセットゲート53は、非導通状態のままである。この結果、図4,図5の状態Skで示されるように、光電変換部51、および電荷電圧変換部55は、それぞれの飽和レベルとなる。
時刻tlにおいて、リセット制御部22bは、リセット信号RSTに中間電位を印可する。また、転送制御部22cは、転送信号TRGをHレベルにする。この結果、図4,図5の状態Slで示されるように、光電変換部51に蓄積されていた電荷、および電荷電圧変換部55に蓄積されていた電荷は、大部分がリセットドレイン57に排出されるとともに、電荷電圧変換部55に、リセットゲート53の中間電位により保持される電荷が残される。
時刻tmにおいて、転送制御部22cは、転送信号TRGをLレベルにする。これに応じて転送ゲート52は、非導通状態となる。
時刻tnにおいて、リセット制御部22bは、リセット信号RSTをLレベルにする。これに応じて、リセットゲート53は非導通状態となる。
時刻t(N2)において、高照度読出部23bは、電荷電圧変換部55に蓄積された電荷をノイズ信号N2として読み出す。さらに、カラム処理部23は、画素信号のS2よりノイズ信号N2を減算することで、各画素について、リセットゲート53の閾値Vthばらつきにより生じる画素毎の特性ばらつきを抑制することができる。
すなわち、カラム処理部23は、低照度時の画像信号を(S1−N1)として出力し、高照度時の画像信号を(S2−N2)として出力する。ここで、低照度時の画像信号(S1−N1)、および高照度時の画像信号(S2−N2)は、それぞれ図6で示されるような光応答特性を示す。尚、図6においては、上段の光応答波形が、低照度時の画像信号(S1−N1)の光応答特性を、下段の応答波形が、高照度時の画像信号(S2−N2)の光応答特性を、それぞれ表している。また、波形図における点線は、入射光量に対する線形処理できる範囲と、非線形に対数に対応した値とする範囲との境界を示している。
すなわち、低照度時の画像信号(S1−N1)は、入射光量が飽和レベルを超える境界までの範囲において、線形的に得られる信号である。このため、境界までの範囲、すなわち、低照度の範囲における信号として適切に得られる。尚、低照度時の画像信号(S1−N1)は、境界を超えると、光電変換部51毎に境界が異なるため、複数の波形が示されている。すなわち、低照度時の画像信号(S1−N1)は、境界を超えると、適切な信号として利用することができない。
一方、高照度用の信号(S2−N2)は、光電変換部51の飽和レベル以上の、入射光量に比例した電流をモニターしているため、極めて高照度まで信号を得ることが出来る。但し、低照度に関しては電荷を時間積分していないため入射光量に対する信号が小さくノイズも大きい。また、ノイズ信号N2については、電荷電圧変換部55を一旦埋め戻してからリセットゲート53に中間電位を印可することによって電荷を擦切って得られるので、閾値Vthのばらつきは補正されているが、実際のノイズ信号と比較してオフセットが生じている。そこで、この点を考慮して、オフセットを補正する必要がある。
信号処理部28は、これらの高照度時の画像信号と、低照度時の画像信号とを合成して、高照度領域および低照度領域のそれぞれについて、適切なダイナミックレンジを設定した画像信号からなる画像を生成する。
以上によれば、オーバーフローポテンシャルのばらつきにより生じる画素毎の特性ばらつきを抑制して高照度時の画像信号を適切に取得することが可能となる。結果として、適切な高照度画像および低照度画像を抽出することが可能となるので、高照度領域および低照度領域のそれぞれについて、適切なダイナミックレンジを設定した画像信号からなる画像を生成することが可能となる。
<2.第2の実施の形態>
[高照度時および低照度時で露光期間を同時にした画素信号読出処理]
以上においては、高照度時および低照度時で露光期間を時分割にする例について説明してきたが、高照度時および低照度時で露光期間を同時にして画像信号を読み出すようにしてもよい。
そこで、次に、図7のタイミングチャートを参照して、図2で示される画素構成におけるポテンシャルについて、高照度時および低照度時の状態をそれぞれ図8,図9を参照して説明する。尚、図8,図9における表記は、図4,図5における表記に対応するものである。また、光電変換部51の飽和レベルを考慮した画素信号読出処理にあたって、固体撮像装置、および画素の構成については図1,図2を参照して説明した構成と同様であるので、その説明は省略するものとする。すなわち、各構成の駆動が異なるものとなる。
時刻taにおいて、リセットドレイン制御部22dは、ドレイン電圧DRN58をリセット電位Vrstから、光電変換部51において電荷が飽和する際の電圧Vmidに変更する。この結果、図8,図9の状態Saで示されるように、光電変換部51、転送ゲート52、電荷電圧変換部55、リセットゲート53、およびリセットドレイン57が電荷で満たされる状態となる。
時刻tbにおいて、リセットドレイン制御部22dは、ドレイン電圧DRN58をリセット電圧Vrstに戻す。このとき、転送ゲート52およびリセットゲート53は、非導通状態のままである。この結果、図8,図9の状態Sbで示されるように、光電変換部51、および電荷電圧変換部55は、それぞれの飽和レベルとなる。
時刻tcにおいて、リセット制御部22bは、リセット信号RSTに中間電位を印可する。これに応じて、リセットゲート53は、中間電位となる状態でオンの状態となる。この結果、図8,図9の状態Scで示されるように、電荷電圧変換部55にリセットゲート53の中間電位により保持される電荷が残される。
時刻tdにおいて、リセット制御部22bは、リセット信号RSTをLレベルにする。これに応じて、リセットゲート53は非導通状態となる。この結果、図8,図9の状態Sdで示されるように、電荷電圧変換部55には、リセットゲート53の中間電位により保持される電荷が蓄積された状態となる。
時刻teにおいて、転送制御部22cは転送信号TRGをHレベルにする。これに応じて、転送ゲート52は、導通状態となる。
時刻tfにおいて、転送制御部22cは、転送信号TRGをLレベルにする。この結果、図8,図9の状態Sfで示されるように、電荷電圧変換部55には、光電変換部51の飽和レベルの電荷と、リセットゲート53の中間電位により保持される電荷とが加算された状態の電荷が蓄積される。すなわち、光電変換部51の飽和電荷量に対応する電荷が電荷電圧変換部55に蓄積された状態となる。
そして、時刻tf乃至tgにおいて露光状態となり、光電変換部51において露光時間に応じた電荷が蓄積される。尚、露光時間は、時刻tc乃至td間の長さを自由に設定することができる。
露光時間が経過すると、高照度時においては、図8の状態Sgで示されるように、光電変換部51、および電荷電圧変換部55は、それぞれ飽和レベルとなる。転送ゲート52およびリセットゲート53は、非導通状態であっても電荷を転送するオーバーフローパス54,56が形成されており、電荷電圧変換部55には入射光量に比例した電流が流れることになる。このような電荷電圧変換部55における電圧は、入射光量の対数に応じた値となることが知られている。時刻tgにおいて、選択制御部22aおよびリセット制御部22bは、それぞれ選択信号SEL、およびリセット信号RSTをHレベルにする。この結果、画素選択部60は導通状態となって、いわゆる画素が選択状態となり、リセットゲート53は導通状態となる。
時刻t(S2)において、高照度読出部23bは、このときの電荷電圧変換部55の電位を高照度における信号S2として読み出す。
一方、低照度時においては、時刻tgにおいて、図9の状態Sgで示されるように、露光時間に応じた電荷が光電変換部51に蓄積されているが、低照度時においては、光電変換部51に蓄積された電荷が飽和することはない。そこで、時刻t(S2)において、高照度読出部23bは、このときの電荷電圧変換部55の電位を高照度における信号S2として読み出す。すなわち、低照度の場合、状態Sfにおいて、電荷電圧変換部55に蓄積された電荷がそのまま信号S2として読み出される。
時刻thにおいて、リセット制御部22bが、リセット信号RSTをHレベルにするとリセットゲート53は、導通状態となる。この結果、図8,図9の状態Shで示されるように、電荷電圧変換部55に蓄積されていた電荷が、リセットゲート53を経由してリセットドレイン57に排出される。
時刻tiにおいて、リセット制御部22bが、リセット信号RSTをLレベルにすると、リセットゲート53は、非導通状態となる。
時刻t(N1)において、低照度読出部23bは、電荷電圧変換部55の電位を低照度におけるノイズ信号N1として読み出す。
時刻tjにおいて、転送制御部22cは、転送信号TRGをHレベルにすると、転送ゲート52導通状態となる。この結果、図8,図9の状態Sjで示されるように、光電変換部51に蓄積されている電荷が電荷電圧変換部55に転送される。
時刻tkにおいて、転送制御部22cは、転送信号TRGの発生を停止する。転送ゲート52は、オフの状態となり光電変換部51に蓄積された電荷が転送できない状態となる。この結果、図8,図9の状態Skで示されるように、電荷電圧変換部55には、光電変換部51より読み出された電荷が蓄積された状態となる。
そこで、時刻t(S1)において、低照度読出部23aは、このときの電荷電圧変換部55の電位を低照度における信号S1として読み出す。
時刻tlにおいて、リセットドレイン制御部22dは、ドレイン電圧DRN58をリセット電位Vrstから、光電変換部51において電荷が飽和する際の電圧Vmidに再び変更する。この結果、図8,図9の状態Slで示されるように、状態Saにおけるときと同様に、光電変換部51、電荷電圧変換部55、およびリセットドレイン57がいずれもVmidになり、電荷で満たされる状態となる。
さらに、時刻tmにおいて、リセットドレイン制御部22dは、リセットドレイン電圧DRN58をリセット電圧Vrstに戻す。このとき、転送ゲート52およびリセットゲート53は、非導通状態のままである。この結果、図8,図9の状態Smで示されるように、光電変換部51、および電荷電圧変換部55は、それぞれの飽和レベルとなる。
時刻tnにおいて、リセット制御部22bは、リセット信号RSTに中間電位を印可する。また、転送制御部22cは、転送信号TRGをHレベルにする。この結果、図8,図9の状態Snで示されるように、電荷電圧変換部55に、リセットゲート53の中間電位により保持される電荷が残される。
時刻toにおいて、転送制御部22cは、転送信号TRGをLレベルにする。これに応じて転送ゲート52は、非導通状態となる。
時刻tpにおいて、リセット制御部22bは、リセット信号RSTをLレベルにする。これに応じて、リセットゲート53は非導通状態となる。
時刻t(N2)において、低照度読出部23aは、電荷電圧変換部55の電位をノイズ信号N2として読み出す。これにより、画素信号のS2よりノイズ信号N2が減算されることにより、各画素について、リセットゲート53の閾値Vthのばらつきにより生じる影響を抑制することができる。
すなわち、カラム処理部23は、低照度時の画像信号を(S1−N1)として出力し、高照度時の画像信号を(S2−N2)として出力する。ここで、低照度時の画像信号(S1−N1)、および高照度時の画像信号(S2−N2)は、それぞれ図10で示されるような応答特性を示す。尚、図10においては、上段の応答波形が、低照度時の画像信号(S1−N1)の入射光量に対する応答特性を、下段の応答波形が、高照度時の画像信号(S2−N2)の入射光量に対する応答特性を、それぞれ表している。また、波形図における点線は、入射光量に対する線形処理できる範囲と、非線形に対数に対応した値とする範囲との境界を示している。尚、図10の上段の応答波形は、図6の上段の応答波形と同様である。
すなわち、図10で示されるように、低照度時の画像信号(S1−N1)は、図6の上段における場合と同様に、入射光量が境界までの範囲において、線形的に得られる信号である。このため、境界までの範囲、すなわち、低照度の範囲における信号として適切に得られる。
一方、高照度用の信号(S2−N2)は、時刻ta乃至tfの処理により、光電変換部51の飽和レベルに応じて電荷電圧変換部55に予め蓄積される電荷が異なるため、低照度においてはばらつきが生じている。ここで、予め電荷電圧変換部55に蓄積される電荷は、それぞれの光電変換部51の飽和レベルに応じて蓄積される電荷である。従って、光電変換部51の飽和電荷量が多ければ、電荷電圧変換部55に蓄積される電荷量も多いため、光電変換部51が飽和してオーバーフローパス54より供給されてくる電荷が少量でもオーバーフローパス56からリセットドレイン57に排出される。逆に、光電変換部51の飽和電荷量が少なければ、電荷電圧変換部55に蓄積される電荷量も少ないため、光電変換部51が飽和してオーバーフローパス54より供給されてくる電荷が大量でなければオーバーフローパス56からリセットドレイン57に排出されない。結果として、オーバーフローパス56を介してリセットドレイン57に排出されるまでの必要とされる光電変換部51からオーバーフローパス54を介して供給される電荷量に応じて、電荷電圧変換部55に予め電荷が蓄積されることで、飽和レベルに達してからの電荷量の変化を、全ての画素に対して共通に設定することが可能となる。
また、図3のタイミングチャートを参照して説明した処理においては、露光時間が時分割であったのに対して、図7のタイミングチャートを参照して説明した処理においては、露光時間が同時となる。すなわち、図7のタイミングチャートを参照して説明した処理は、より高速に高照度時のリセットゲート53の閾値Vthばらつき、および、光電変換部51の飽和レベルのばらつきを考慮した、適切なダイナミックレンジを設定することができる撮像を実現することが可能となる。
以上の処理により、リセットゲート53の閾値Vthばらつき、および、光電変換部51の飽和レベルのばらつきを、いずれも考慮して、高照度用の信号を読み出すことが可能となり、低照度用の画像信号、および高照度用の画像信号とから、画像における低照度領域、および高照度領域のそれぞれについて、適切にダイナミックレンジを設定した画像を生成することが可能となる。
<3.第3の実施の形態>
[電荷排出部を利用した場合の画素の構成例]
以上においては、高照度時に問題とされる、リセットゲート53の閾値Vthばらつき、および、光電変換部51の飽和レベルのばらつきを考慮した画素信号読出処理について説明してきたが、例えば、太陽を直接撮像するような場合、光電変換部51が一瞬にして飽和レベルに達してしまうようなことがあるが、このような場合、光電変換部51に蓄積される電荷を電荷排出部(電荷排出部)を設けることで、飽和レベルに達し難い構成として、高照度時での撮像においても、適切なダイナミックレンジで画像信号を取得できるようにしても良い。
図11は、電荷排出部電荷排出部を設けるようにした画素の構成例を示している。尚、図2の画素の構成例における構成と同一の機能を備えた構成については、同一の名称、および同一の符号を付すものとし、その説明は適宜省略するものとする。すなわち、図11における画素の構成例において、図2の画素の構成例と異なるのは、新たに電荷排出部71、および電極部72を設けた点である。電荷排出部71は、電源Vddに接続されたn+層からなる電極72を介して、光電変換部51に蓄積された電荷を強制的に排出する。
[電荷排出部を用いた画素信号読出処理]
次に、図12のタイミングチャートを参照して、図11の画素の構成例における画素信号読出処理について説明する。尚、基本的な駆動については、図3,図7のタイミングチャートを参照して説明した処理と同様であるので、異なる処理についてのみ説明する。
すなわち、図12において、図3,図7のそれぞれにおける時刻tk,tmに対応するタイミングにおいて、電荷排出制御部22eは、排出信号を発生する。電荷排出部71は、排出信号に基づいて、光電変換部51に蓄積されている電荷を順次排出する。そして、この間の時刻t(N2)において、高照度読出部23bは、このときの電荷電圧変換部55の電圧を高照度画像用のノイズ信号N2として読み出す。
すなわち、ここでは、太陽などを被写体とした極端に高照度の画像を撮像する場合であるので、光電変換部51においては、高速に、大量の電荷が発生していることが考えられる。そこで、ダイナミックレンジの確保が可能なレベルまで、電荷排出部71により光電変換部51の蓄積された電荷を排出する。結果として、高照度においても、適切なダイナミックレンジを確保することが可能となる。
このため、高照度用の画像信号と、低照度用の画像信号とから、高照度領域においても、低照度領域においても適切なダイナミックレンジを設定して、画像を構成することが可能となる。
以上の処理により、高照度用の画像信号、および低照度用の画像信号を適切なダイナミックレンジで取得することが可能となるので、これらの高照度用の画像信号、および低照度用の画像信号を利用することで、リセットゲート53の閾値Vthばらつきや、光電変換部51における飽和レベルのばらつきにより生じる影響を抑制しつつ、適切なダイナミックレンジの画像信号を取得することが可能となる。
なお、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
尚、本技術は、以下のような構成も取ることができる。
(1) 入射光を電荷に光電変換して蓄積する光電変換部と、
前記光電変換部により光電変換された電荷を電圧に変換する電荷電圧変換部と、
前記電荷電圧変換部に電荷を転送する電荷転送部と、
前記電荷電圧変換部の電荷をリセットする電荷リセット部と、
前記電荷リセット部のドレインの電位を制御して、前記光電変換部および前記電荷電圧変換部に、前記電荷を飽和レベルまで蓄積させた後、前記光電変換部を露光させるように駆動する駆動部と
を含む固体撮像装置。
(2) 前記駆動部は、前記電荷リセット部のドレインの電位を制御して、前記光電変換部および前記電荷電圧変換部に、前記電荷を飽和レベルまで蓄積させてから、前記電荷リセット部に中間電位を印可して、前記電荷電圧変換部に所定の電荷を蓄積させ、さらに、前記電荷リセット部を非導通状態にしてから、前記光電変換部に蓄積された前記電荷を前記電位電荷電圧変換部に転送させた後、前記光電変換部を露光させるように駆動する
(1)に記載の固体撮像装置。
(3) 前記電荷転送部、および前記電荷リセット部は、オーバーフローパスを形成する
(1)または(2)に記載の固体撮像装置。
(4) 前記オーバーフローパスは、前記電荷転送部、および前記電荷リセット部がデプレッション型トランジスタであることにより形成される
(3)に記載の固体撮像装置。
(5) 前記電荷転送部、および前記電荷リセット部により形成されるオーバーフローパスの両方、またはそのいずれかは、シリコン基板中に形成される
(3)に記載の固体撮像装置。
(6) 前記光電変換部に接続され、前記光電変換部に蓄積された電荷を排出する電荷排出部をさらに含む
(1)乃至(5)のいずれかに記載の固体撮像装置。
(7) 入射光を電荷に光電変換して蓄積する光電変換部と、
前記光電変換部により光電変換された電荷を電圧に変換する電荷電圧変換部と、
前記電荷電圧変換部に電荷を転送する電荷転送部と、
前記電荷電圧変換部の電荷をリセットする電荷リセット部と、
前記電荷リセット部のドレインの電位を制御して、前記光電変換部および前記電荷電圧変換部に、前記電荷を飽和レベルまで蓄積させた後、前記光電変換部を露光させるように駆動する駆動部と
を含む固体撮像装置の駆動方法であって、
前記駆動部が、前記電荷リセット部のドレインの電位を制御して、前記光電変換部および前記電荷電圧変換部に、前記電荷を飽和レベルまで蓄積させた後、前記光電変換部を露光させるように駆動する
駆動方法。
(8) 入射光を電荷に光電変換して蓄積する光電変換部と、
前記光電変換部により光電変換された電荷を電圧に変換する電荷電圧変換部と、
前記電荷電圧変換部に電荷を転送する電荷転送部と、
前記電荷電圧変換部の電荷をリセットする電荷リセット部と、
前記電荷リセット部のドレインの電位を制御して、前記光電変換部および前記電荷電圧変換部に、前記電荷を飽和レベルまで蓄積させた後、前記光電変換部を露光させるように駆動する駆動部と
を含む電子機器。
11 固体撮像装置, 21 画素アレイ, 22 垂直駆動部, 22a 選択制御部, 22b リセット制御部, 22c 転送制御部, 22d リセットドレイン制御部, 22e 電荷排出制御部, 23 カラム処理部, 23a 低照度読出部, 23b 高照度読出部, 51 光電変換部, 52 転送ゲート, 53 リセットゲート, 54 オーバーフローパス, 55 電荷電圧変換部, 56 オーバーフローパス, 57 リセットドレイン, 58 ドレイン電圧

Claims (8)

  1. 入射光を電荷に光電変換して蓄積する光電変換部と、
    前記光電変換部により光電変換された電荷を電圧に変換する電荷電圧変換部と、
    前記電荷電圧変換部に電荷を転送する電荷転送部と、
    前記電荷電圧変換部の電荷をリセットする電荷リセット部と、
    前記電荷リセット部のドレインの電位を制御して、前記光電変換部および前記電荷電圧変換部に、前記電荷を飽和レベルまで蓄積させた後、前記光電変換部を露光させるように駆動する駆動部と
    を含む固体撮像装置。
  2. 前記駆動部は、前記電荷リセット部のドレインの電位を制御して、前記光電変換部および前記電荷電圧変換部に、前記電荷を飽和レベルまで蓄積させてから、前記電荷リセット部に中間電位を印可して、前記電荷電圧変換部に所定の電荷を蓄積させ、さらに、前記電荷リセット部を非導通状態にしてから、前記光電変換部に蓄積された前記電荷を前記電位電荷電圧変換部に転送させた後、前記光電変換部を露光させるように駆動する
    請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記電荷転送部、および前記電荷リセット部は、オーバーフローパスを形成する
    請求項1に記載の固体撮像装置。
  4. 前記オーバーフローパスは、前記電荷転送部、および前記電荷リセット部がデプレッション型トランジスタであることにより形成される
    請求項3に記載の固体撮像装置。
  5. 前記電荷転送部、および前記電荷リセット部により形成されるオーバーフローパスの両方、またはそのいずれかは、シリコン基板中に形成される
    請求項3に記載の固体撮像装置。
  6. 前記光電変換部に接続され、前記光電変換部に蓄積された電荷を排出する電荷排出部をさらに含む
    請求項1に記載の固体撮像装置。
  7. 入射光を電荷に光電変換して蓄積する光電変換部と、
    前記光電変換部により光電変換された電荷を電圧に変換する電荷電圧変換部と、
    前記電荷電圧変換部に電荷を転送する電荷転送部と、
    前記電荷電圧変換部の電荷をリセットする電荷リセット部と、
    前記電荷リセット部のドレインの電位を制御して、前記光電変換部および前記電荷電圧変換部に、前記電荷を飽和レベルまで蓄積させた後、前記光電変換部を露光させるように駆動する駆動部と
    を含む固体撮像装置の駆動方法であって、
    前記駆動部が、前記電荷リセット部のドレインの電位を制御して、前記光電変換部および前記電荷電圧変換部に、前記電荷を飽和レベルまで蓄積させた後、前記光電変換部を露光させるように駆動する
    駆動方法。
  8. 入射光を電荷に光電変換して蓄積する光電変換部と、
    前記光電変換部により光電変換された電荷を電圧に変換する電荷電圧変換部と、
    前記電荷電圧変換部に電荷を転送する電荷転送部と、
    前記電荷電圧変換部の電荷をリセットする電荷リセット部と、
    前記電荷リセット部のドレインの電位を制御して、前記光電変換部および前記電荷電圧変換部に、前記電荷を飽和レベルまで蓄積させた後、前記光電変換部を露光させるように駆動する駆動部と
    を含む電子機器。
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