JP2014060068A - 電力供給システム - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池が発電した電力を長時間安定して外部給電できる電力供給システムを提供する。
【解決手段】燃料電池101を備えた電源と、燃料電池自動車100と、燃料電池101から供給される電力を外部負荷に供給可能なインバータ装置200と、ラジエータ108と、ラジエータファン107と、燃料電池101の乾燥状態を検知する乾燥検知手段120aと、外部負荷への電力供給を制御するECU120と、を備え、ECU120は、燃料電池101から外部負荷に電力を供給しているときに乾燥検知手段120aが燃料電池101の乾燥を検知した場合、ラジエータファン107を駆動させることを特徴としている。
【選択図】図1

Description

この発明は、電力供給システムに関するものである。
従来から、電気自動車や燃料電池自動車等の電動車両に搭載されたバッテリや燃料電池等の直流電源を利用して、家庭用の電気機器に電気を供給する電力供給システムが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載の電力供給システムは、電力を車両外部に供給する手段を有する車両と、インバータを備えた定置型燃料電池システムと、定置型燃料電池システムより電力が供給される負荷装置と、定置型燃料電池システムに電力を供給する系統電源とを備えている。この電力供給システムは、系統電源の停電時に、車両と定置型燃料電池システムとを接続し、車両より定置型燃料電池システムのインバータを介して、負荷装置に電力を供給している。
燃料電池としては、固体高分子電解質膜(以下、「電解質膜」という。)をアノード電極とカソード電極とで両側から挟んで膜電極構造体を形成し、この膜電極構造体の両側に一対のセパレータを配置して平板状の単位燃料電池(以下「単位セル」という。)を構成し、この単位セルを複数積層して燃料電池スタックとするものが知られている。この燃料電池では、アノード電極で触媒反応により発生した水素イオンが電解質膜を透過してカソード電極まで移動し、カソード電極で空気中の酸素と電気化学反応を起こして発電が行われる。
上述した燃料電池は、発電に伴い発熱するため、燃料電池内で発電により生成された生成水が気化し易くなる。気化した生成水(水蒸気)は、カソードオフガスやアノードオフガスとともに排出されてしまうため、燃料電池の電解質膜が乾燥する。そして、燃料電池が過度に乾燥した状態(以下、「ドライアップ状態」という。)になると、燃料電池の発電性能が低下し、ひいては電解質膜の劣化に繋がるという問題がある。
したがって、燃料電池システムは、発電に伴い発熱する燃料電池を冷却するための冷却手段を備えている。冷却手段としては、燃料電池の内部を循環して吸熱する冷媒と、冷媒を放熱するためのラジエータと、ラジエータに送風するラジエータファンと、により構成される。
ところで、一般に燃料電池の冷却手段およびその制御は、車両の走行を考慮して設計されている。
具体的には、車両の車速が高く燃料電池の発電量が多い場合には、走行風をラジエータに導入するとともにラジエータファンを高回転で回転させて、ラジエータを通流する冷媒の放熱を行うように設計されている。また、車両の車速が低く燃料電池の発電量が少ない場合には、走行風をラジエータに導入するとともにラジエータファンを低回転で回転させて、ラジエータを通流する冷媒の放熱を行うように設計されている。これにより、燃料電池は、車両の走行状態に合わせて(燃料電池の発電状態に合わせて)適切に冷却されるので、車両の走行時に電解質膜が乾燥状態となるのを防止できる。
また、車両が停止し燃料電池の発電が停止している時には、ラジエータファンの回転を停止させるように設計されている。これにより、ラジエータファンによる無駄な電力消費を防止できる。
特開2006−325392号公報
しかし、特許文献1に記載の燃料電池システムにおいては、以下の問題がある。
燃料電池の冷却手段およびその制御は、車両の走行時を考慮して設計されているため、車両が停止した状態で燃料電池が発電した電力を外部負荷に供給(以下「外部給電」という。)している場合には、燃料電池を良好に冷却できないおそれがある。とりわけ、外部給電は、車両を停止させた状態で燃料電池を発電させて行うため、走行風をラジエータに導入できない。したがって、燃料電池の冷却を効率よく行うことができず、燃料電池が走行状態の温度よりも大幅に高くなるおそれがある。さらに、従来技術においては、外部給電時における燃料電池の冷却については具体的に記載されていない。
したがって、従来技術においては、燃料電池の電解質膜が過度に乾燥したドライアップ状態となって、外部給電を長時間安定して実施できないおそれがある。
そこで本発明は、燃料電池が発電した電力を長時間安定して外部給電できる電力供給システムの提供を課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明の電力供給システム(例えば、実施形態における電力供給システム1)は、燃料ガスと酸化剤ガスとの反応により発電する燃料電池(例えば、実施形態における燃料電池101)を備えた電源(例えば、実施形態における燃料電池101、高圧バッテリ110)と、前記電源から供給される電力により駆動する車両(例えば、実施形態における燃料電池自動車100)と、前記電源から供給される電力を外部負荷(例えば、実施形態における外部負荷300)に供給可能な外部給電回路(例えば、実施形態におけるインバータ装置200)と、前記燃料電池を冷却する冷媒の放熱を行うラジエータ(例えば、実施形態におけるラジエータ108)と、前記ラジエータに送風するラジエータファン(例えば、実施形態におけるラジエータファン107)と、前記燃料電池の乾燥状態を検知する乾燥検知手段(例えば、実施形態における乾燥検知手段120a)と、前記外部負荷への電力供給を制御する制御装置(例えば、実施形態におけるECU120)と、を備え、前記制御装置は、前記電源から前記外部負荷に電力を供給しているときに前記乾燥検知手段が前記燃料電池の乾燥を検知した場合、前記ラジエータファンを駆動させることを特徴としている。
本発明によれば、燃料電池の乾燥状態を検知する乾燥検知手段と、外部負荷への電力供給を制御する制御装置とを備え、外部負荷に電力を供給しているときに乾燥検知手段が燃料電池の乾燥を検知した場合、制御装置がラジエータファンを駆動させるので、燃料電池が過度に乾燥したドライアップ状態となる前に、燃料電池を冷却できる。これにより、燃料電池の発電性能の低下や、電解質膜の劣化を防止できるので、燃料電池が発電した電力を長時間安定して外部給電できる。
また、前記制御装置は、前記乾燥検知手段が前記燃料電池の乾燥を検知していない場合、前記外部負荷の消費電力に対応した回転数で前記ラジエータファンを駆動させ、前記乾燥検知手段が前記燃料電池の乾燥を検知した場合、前記ラジエータファンを最高回転数で駆動させることを特徴としている。
本発明によれば、乾燥検知手段が燃料電池の乾燥を検知していない場合であってもラジエータファンを駆動させるので、燃料電池がドライアップ状態となるのを確実に防止できる。さらに、このとき、外部負荷の消費電力に対応した回転数でラジエータファンを駆動させているので、燃料電池の発熱量に対応した回転数でラジエータファンを駆動させることができる。したがって、ラジエータファンにより電力が無駄に消費されるのを防止できる。
また、乾燥検知手段が燃料電池の乾燥を検知した場合、ラジエータファンを最高回転数で駆動させるので、乾燥検知手段による乾燥検知後、急速に燃料電池を冷却できる。したがって、燃料電池がドライアップ状態となるのを確実に防止できる。
また、前記乾燥検知は、前記乾燥検知手段が前記燃料電池のインピーダンスを測定することにより行われ、前記乾燥検知手段は、前記燃料電池のインピーダンスが所定値(例えば、実施形態における第一閾値R1)以上である場合に、前記燃料電池の乾燥状態を検知することを特徴としている。
本発明によれば、燃料電池のインピーダンスを直接測定しているので、このインピーダンスの値から燃料電池の乾燥状態もしくは湿潤状態を正確に把握できる。したがって、燃料電池の乾燥検知を精度よく行いつつ、より広いレンジにわたって燃料電池が発電できるので、燃料電池が発電した電力をさらに長時間安定して外部給電できる。
本発明によれば、燃料電池の乾燥状態を検知する乾燥検知手段と、外部負荷への電力供給を制御する制御装置とを備え、外部負荷に電力を供給しているときに乾燥検知手段が燃料電池の乾燥を検知した場合、制御装置がラジエータファンを駆動させるので、燃料電池が過度に乾燥したドライアップ状態となる前に、燃料電池を冷却できる。これにより、燃料電池の発電性能の低下や、電解質膜の劣化を防止できるので、燃料電池が発電した電力を長時間安定して外部給電できる。
実施形態の燃料電池自動車の模式的な平面図である。 燃料電池自動車のトランクルームに配置されたインバータ装置を車両後方から見た斜視図である。 電力供給システムにおける制御系の一部について説明するためのブロック図である。 乾燥検知手段の説明図である。 外部給電時における燃料電池の冷却制御のフローチャートである。 燃料電池の冷却制御のうち、乾燥検知判断処理のフローチャートである。 ラジエータファンの駆動DUTYの説明図である。 外部給電時における燃料電池の冷却制御処理のタイムチャートである。
以下、本発明の実施形態につき図面を参照して説明する。以下では、車両のうち、主に燃料電池が発電した電力で走行する燃料電池自動車、および燃料電池自動車に搭載される電力供給システムを例にして説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、各図中の矢印FRは車両前方を、矢印LHは車両左方を、矢印UPは車両上方をそれぞれ示す。
図1は、燃料電池自動車100(請求項の「車両」に相当。)の模式的な平面図である。
本実施形態に係る電力供給システム1は、主に燃料電池自動車100側に設けられた燃料電池101によって発電された発電電力を、インバータ装置200(請求項の「外部給電回路」に相当。)を介して、外部負荷300(図3参照)に供給するシステムである。
図1に示す通り、本実施形態に係る燃料電池自動車100は、水素と酸素の電気化学反応によって発電を行う燃料電池スタック(FC:Fuel Cell)101(請求項の「電源」に相当、以下、「燃料電池101」という)を搭載するもので、燃料電池101により生じた電力で駆動モータ102を駆動して走行する。
燃料電池自動車100は、車両後方のトランクルーム151内に、燃料電池101と電気的に接続された給電口152を備えており、燃料電池自動車100とは別体に設けられたインバータ装置200がトランクルーム151内に搭載可能となっている。
燃料電池自動車100およびインバータ装置200は、燃料電池自動車100の給電口152にインバータ装置200のコネクタ部251(図2参照)が電気的に接続されて、電力供給システムを構成する。これにより、燃料電池101が発電した直流電力は、インバータ装置200により交流電力に変換されて、外部の交流機器(外部負荷300、図3参照)に給電可能とされる。
燃料電池101は、単位燃料電池(単位セル)を多数積層してなる周知の固体高分子膜型燃料電池(PEMFC)であり、そのアノード側に燃料ガスとして水素ガスを供給し、カソード側に酸化剤ガスとして酸素を含む空気を供給することで、電気化学反応により水の生成とともに電力を発生する。
車室の前方において、車両駆動源である駆動モータ102と、燃料電池101のカソード側へ供給する空気を圧縮するエアポンプ104とが支持されている。駆動モータ102およびエアポンプ104の前方には、燃料電池101等を循環する冷却水(請求項の「冷媒」に相当。)の放熱を行うラジエータ108、およびラジエータ108に送風するラジエータファン107が配置されている。
車両前後方向中間部には、燃料電池101と、燃料電池101の補機類109とが支持されている。なお、燃料電池101のための補機類109とは、レギュレータやエゼクタなどの水素供給補機および加湿器や希釈ボックスなどの空気排出補機である。
車両後部には、燃料電池自動車100の減速時等に駆動モータ102からの回生電力を蓄電等するための高圧バッテリ110と、燃料電池101に水素を供給するための水素タンク111とが主に支持されている。
高圧バッテリ110は、高圧ケーブル114a〜114f、ジャンクションボックス115内のバッテリコンタクタ113(113H,113L)、DC/DCコンバータ116および平滑コンデンサ135(いずれも図3参照)を介して、燃料電池101と電気的に接続されている。さらに、燃料電池101は、高圧ケーブル117a,117bを介して、PDU112と電気的に接続されている。これにより、燃料電池101および高圧バッテリ110はPDU112と電気的に接続されている。
ジャンクションボックス115は、高圧ケーブル118a,118bを介して、後述する給電用コンタクタ119および給電口152と電気的に接続されている。
DC/DCコンバータ116は、燃料電池自動車100の走行状況や、燃料電池101の電力量、高圧バッテリ110の電力量等に応じて、PDU112、燃料電池101および高圧バッテリ110間の電圧調整を行っている。
水素タンク111は、略円筒形状をしており、軸方向端面111R,111Lが球面形状に形成されている。水素タンク111は、軸線が燃料電池自動車100の左右方向に向くように配置されている。
図2は、燃料電池自動車100のトランクルーム151に配置されたインバータ装置200を車両後方から見た斜視図である。なお、図2では、インバータ装置200のコネクタ部251と燃料電池自動車100の給電口152とが接続されていない状態を図示している。
図2に示すように、インバータ装置200は、内部にトランジスタやFET等のスイッチング素子を備えており、燃料電池101から供給される直流電力を交流電力に変換する。
インバータ装置200は、燃料電池自動車100と別体に設けられており、燃料電池自動車100とは別に移動可能なように形成されている。インバータ装置200は、略ボックス形状をしており、トランクルーム151内の底部153に形成されたインバータ設置スペース154に配置可能な大きさに形成されている。
インバータ装置200は、使用時にトランクルーム151内のインバータ設置スペース154に設置される。また、インバータ装置200は、燃料電池自動車100と別体に形成されているため、不使用時には燃料電池自動車100のトランクルーム151からインバータ装置200を降ろすことにより、トランクルーム151を有効に活用できる。
インバータ装置200には、複数本のケーブルが束ねられて形成された接続ケーブル253が設けられている。
接続ケーブル253の先端部には、コネクタ部251が形成されている。コネクタ部251は、トランクルーム151内の給電口152と嵌合可能に形成されている。
コネクタ部251は、例えば樹脂等の絶縁体からなる筒状のハウジングの内側に、銅等の金属からなるオス型端子を有する、いわゆる高圧コネクタである。コネクタ部251と給電口152とを嵌合することで、インバータ装置200と給電口152とが電気的に接続される。これにより、インバータ装置200は、燃料電池自動車100に搭載される給電用コンタクタ119(119H,119L)や高圧ケーブル118a,118b、平滑コンデンサ206(いずれも図3参照)等を介して、燃料電池101と電気的に接続される(図1参照)。なお、コネクタ部251および給電口152のいずれか一方に、嵌合検知用のマイクロスイッチや、電気的に接続される嵌合検知用の端子等の嵌合検知手段(不図示)を設けてもよい。これにより、燃料電池自動車100にインバータ装置200が接続され、燃料電池自動車100が外部給電状態にあることを容易に判定できる。
インバータ装置200の複数の側面のうち、燃料電池自動車100の後方に面する側面254cには、交流電力出力部258が形成されている。交流電力出力部258には、不図示の外部の交流機器(外部負荷300、図3参照)が接続されて、インバータ装置200から出力される交流電力が給電される。
(制御装置)
図3は、電力供給システム1における制御系の一部について説明するためのブロック図である。
図3に示すように、電力供給システム1は、外部負荷300への電力供給を制御するECU120(Electrical Control Unit:ECU、請求項の「制御装置」に相当。)を備えている。
ECU120は、各種のセンサやスイッチなどから出力される信号に基づき、駆動モータ102の目標トルクを算出し、実際に駆動モータ102から出力されるトルクを目標トルクに一致させるようにして、駆動モータ102に通電される電流に対するフィードバック制御などを実行する。
また、ECU120は、例えば、エアポンプ用インバータの電力変換動作や反応ガスの流路に設けられた各種バルブの開閉や電圧調整器の電圧調整動作などを制御することによって、燃料電池101への反応ガスの供給および燃料電池101の発電量を制御する。
さらに、ECU120は、例えば、各種のセンサやスイッチなどから出力される信号、さらに、インバータ装置200から出力される信号などに基づき、高圧バッテリ110を含む高圧電装系の監視および保護などの制御を行なう。
例えば、ECU120は、イグニッションスイッチおよびパワースイッチなどの各指令信号と、速度センサおよびアクセルペダル開度センサおよびブレーキペダルスイッチなどの各検出信号とに基づき、燃料電池自動車100(図1参照)の運転状態を制御する。
本実施形態のECU120は、乾燥検知手段120aと、冷却制御手段120bと、を備えている。
乾燥検知手段120aは、燃料電池101と接続されており、燃料電池101(電解質膜)が乾燥状態にあるか否かを判定する。燃料電池101が乾燥状態にあるか否かの判定手法としては、例えば燃料電池101内部の電解質膜に所定値の交流電流を通流させ、そのときの電圧挙動から電解質膜のインピーダンス(以下、「燃料電池101のインピーダンス」という。)を算出する。そして、乾燥検知手段120aは、燃料電池101のインピーダンスの大きさにより燃料電池101が乾燥状態にあるか否かを判定する。
図4は、乾燥検知手段120aの説明図である。なお、乾燥検知手段120aの説明における各部品の符号については、図1および図2を参照されたい。
燃料電池101が乾燥状態にあるか否かの判定は、具体的には以下のように行われる。
図4に示すように、乾燥検知手段120aにより測定された燃料電池101のインピーダンスが第一閾値R1以上である場合には、燃料電池101(電解質膜)が乾燥状態にあると判定する。ここで、第一閾値R1は、燃料電池101が過度に乾燥した、いわゆるドライアップ状態における燃料電池101のインピーダンスRd(以下、「ドライアップインピーダンスRd」という。)よりも若干低く設定されている。これにより、後述するように、乾燥検知手段120aにより燃料電池101の乾燥状態を検知した後、燃料電池101を冷却することにより、燃料電池101がドライアップ状態となって発電性能が低下するのを防止できる。
また、乾燥検知手段120aは、燃料電池101の乾燥検知に加え、燃料電池101(電解質膜)が湿潤状態にあるか否かも判定してもよい。具体的には、乾燥検知手段120aにより測定された燃料電池101のインピーダンスが第二閾値R2以下である場合には、燃料電池101が湿潤状態にあると判断する。ここで、第二閾値R2は、燃料電池101が過度に湿潤した、いわゆるフラッディング状態における燃料電池101のインピーダンスRf(以下、「フラッディングインピーダンスRf」という。)よりも若干高く設定されている。これにより、乾燥検知手段120aにより燃料電池101の湿潤状態を検知した後、例えば燃料電池101の冷却を強制的に停止することにより、燃料電池101がフラッディング状態となって発電性能が低下するのを防止できる。
ここで、乾燥検知手段120aにより測定された燃料電池101のインピーダンスが、ドライアップインピーダンスRd以上の場合には、燃料電池101は発電性能が低下しており、「乾燥による発電性能低下領域」にあるとされる。
また、乾燥検知手段120aにより測定された燃料電池101のインピーダンスが、フラッディングインピーダンスRf以下の場合には、燃料電池101は発電性能が低下しており、「フラッディングによる発電性能低下領域」にあるとされる。
また、乾燥検知手段120aにより測定された燃料電池101のインピーダンスが、ドライアップインピーダンスRdよりも低く、フラッディングインピーダンスRfよりも大きい場合には、燃料電池101は発電性能が良好であり、「発電性能安定領域」にあるとされる。
後述する燃料電池101の冷却制御では、燃料電池101のインピーダンスが第二閾値R2以上第一閾値R1以下となるようにラジエータファン107(図1参照)を制御している。これにより、燃料電池101のインピーダンスは、確実にドライアップインピーダンスRdよりも低く、フラッディングインピーダンスRfよりも大きくなるように制御され、燃料電池101が「発電性能安定領域」にあるとされるので、燃料電池101が安定して発電できる。
また、図3に示すように、ECU120は、12Vバッテリ126と接続されている。このECU120は、12Vバッテリ126から供給される12Vの電力を用いて動作する。
この12Vバッテリ126は、ダウンバータ127を介して、DC/DCコンバータ116と高圧バッテリ110とを接続する高圧ケーブルと接続されている。本実施形態において、高圧バッテリ110およびDC/DCコンバータ116を介して燃料電池101から供給される電力は、ダウンバータ127により電圧が降下されたあと、12Vバッテリ126に供給される。
エアポンプ104は、燃料電池101とDC/DCコンバータ116とを接続する高圧ケーブルと接続されている。このエアポンプ104は、ECU120によって駆動され、制御される回転数で回転し、燃料電池101の用いる反応ガスを供給する反応ガス供給手段である。
冷却制御手段120bは、ラジエータファン107と接続されており、例えば燃料電池自動車100が外部給電を実施しているか否かの判定結果、燃料電池101(電解質膜)が乾燥状態にあるか否かの判定結果、燃料電池101の発熱量、外部負荷300への電力の供給量等の情報に基づいて、ラジエータファン107を所定の回転数で回転させる。具体的な制御方法については後述する。
(外部給電時における燃料電池の冷却制御方法)
図5は、外部給電時における燃料電池101の冷却制御方法のフローチャートである。
続いて、外部給電時における燃料電池101の冷却制御の各ステップ(ステップS1〜ステップS15)について、図5を用いて説明する。なお、図5に示すフローチャートは、外部給電時においてECU120により行われる処理内容の一工程を示すものである。よって、ECU120は、図5に示すフローチャートのSTARTからENDまでの一工程が終了すると、再度STARTからの処理を実行し、このフローチャートの処理フローを繰り返し実行する。また、以下の燃料電池101の冷却制御方法の説明において、各部品の符号については、図1から図3を参照されたい。
(ステップS1)
図5に示すように、外部給電時における燃料電池101の冷却制御では、まずステップS1において、燃料電池自動車100から外部負荷300への電力を供給しているか否か、すなわち外部給電を実施しているか否かを判定する。外部給電を実施しているか否かの判定は、例えば、コネクタ部251および給電口152のいずれか一方に設けられた嵌合検知手段の嵌合検知信号や、イグニッションスイッチの状態、車速等をECU120が取得して判定する。
ステップS1において、燃料電池自動車100が外部給電を実施していない(NO)と判定した場合には、ステップS3に進む。これに対して、ステップS1において、燃料電池自動車100が外部給電を実施している(YES)と判定した場合には、ステップS5に進む。
(ステップS3)
ステップS3では、ラジエータファン107の通常制御を行う。ここで、ラジエータファン107の通常制御とは、燃料電池自動車100が通常走行しているときに行う制御のことをいう。
具体的なラジエータファン107の通常制御方法としては、冷却制御手段120bが燃料電池自動車100の車速に対応したラジエータファン107の回転数を算出し、ラジエータファン107の回転数を制御する。例えば、冷却制御手段120bは、燃料電池自動車100の車速が高い場合、ラジエータファン107を高回転数で回転させる。また、燃料電池自動車100の車速が低い場合、ラジエータファン107を低回転数で回転させる。また、燃料電池自動車100がアイドリング中の場合には、ラジエータファン107の回転を停止させる。
ラジエータファン107を通常制御により駆動した時点で、ステップS3が終了し、外部給電時における燃料電池101の冷却制御フローが終了する。
(ステップS5)
図6は、燃料電池101の冷却制御のうち、乾燥検知手段120aによる乾燥検知判断処理(ステップS5)のフローチャートである。
ステップS5では、燃料電池101が乾燥状態にあるか否かの検知を行う乾燥検知判断処理を行う。乾燥検知判断処理は、ECU120の内部の乾燥検知手段120aが燃料電池101のインピーダンスを算出することにより行う。以下、乾燥検知判断処理の各ステップ(ステップS51〜ステップS57)について、図6を用いて説明する。
(ステップS51)
乾燥検知判断処理では、まずステップS51において、前回行われた乾燥検知判断処理において、後述する乾燥検知が有ったか否かの判断を行う。前回行われた乾燥検知判断処理で乾燥検知が有ったか否かの情報は、例えばECU120内に設けられたEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等に格納されている。前回行われた乾燥検知判断処理で「乾燥検知無し」(NO)の場合には、ステップS52に進む。これに対して、前回行われた乾燥検知判断処理で「乾燥検知有り」(YES)の場合には、ステップS55に進む。
(ステップS52、S53、S54)
ステップS52では、乾燥検知手段120aが燃料電池101のインピーダンスを算出し、第一閾値R1との比較を行っている。
図4に示すように、ステップS52において、燃料電池101のインピーダンスが第一閾値R1以上である(YES)と判定した場合には、燃料電池101が「乾燥による発電性能低下領域」に至るおそれがあるため「乾燥検知有り」(ステップS53)と判断する。その後、この判断結果を例えばECU120内のEEPROM等に格納する。
これに対して、ステップS52において、燃料電池101のインピーダンスが第一閾値R1よりも小さい(NO)と判定した場合には、前回行われた乾燥検知判断処理で「乾燥検知無し」とされていることから、燃料電池101のインピーダンスが第一閾値R1よりも確実に小さいといえる。したがって、ステップS52において、燃料電池101のインピーダンスが第一閾値R1よりも小さい(NO)と判定した場合には、「乾燥による発電性能低下領域」に至るおそれがないため「乾燥検知無し」(ステップS54)と判断する。
上記判断が終了した時点で、乾燥検知判断処理(ステップS5)が終了する。
(ステップS55、S56、S57)
ステップS55では、乾燥検知手段120aが燃料電池101のインピーダンスを算出し、第二閾値R2との比較を行っている。
ステップS55において、燃料電池101のインピーダンスが第二閾値R2よりも大きい(NO)と判定した場合には、前回行われた乾燥検知判断処理で「乾燥検知有り」とされていることから、「乾燥検知有り」(ステップS57)と判断する。その後、この判断結果を例えばECU120内のEEPROM等に格納する。
これに対して、ステップS55において、燃料電池101のインピーダンスが第二閾値R2以下(YES)と判定した場合には、燃料電池101のインピーダンスが十分に低く、「乾燥による発電性能低下領域」に至るおそれがないため「乾燥検知無し」(ステップS56)と判断する。
上記判断が終了した時点で、乾燥検知判断処理(ステップS5)が終了する。
(ステップS7)
図5に示すように、乾燥検知判断処理(ステップS5)が終了すると、ステップS7において乾燥検知判断処理(ステップS5)の判断結果を判定する。乾燥検知判断処理(ステップS5)において「乾燥検知有り」と判断された場合には、ステップS7でNOと判定し、ステップS9に進む。これに対して、乾燥検知判断処理(ステップS5)において「乾燥検知無し」と判断された場合には、ステップS7でYESと判定し、ステップS11に進む。
(ステップS9)
ステップS7でNO(すなわち「乾燥検知有り」)と判定された後、ステップS9では、ラジエータファン107の強制全開駆動を行う。具体的には、冷却制御手段120bは、ラジエータファン107の駆動DUTYを100%として、ラジエータファン107を駆動する。ここで、駆動DUTYとは、ラジエータファン107の駆動時間における通電ON時間の比率をいい、駆動DUTYが高いほどラジエータファン107の回転数が高くなる。したがって、駆動DUTYを100%とすることで、ラジエータファン107は全開駆動する。
ラジエータファン107を全開駆動した時点で、ステップS9が終了し、外部給電時における燃料電池101の冷却制御フローが終了する。
(ステップS11)
これに対して、ステップS7でYES(すなわち「乾燥検知無し」)と判定された後、ステップS11では、ECU120が外部負荷300で消費される電力(以下、「外部給電負荷電力」という。)の算出を行う。外部給電負荷電力は、次のステップS13以降、冷却制御手段120bがラジエータファン107の回転数を算出するのに使用される。
(ステップS13)
図7は、ラジエータファン107の駆動DUTYの説明図である。図7において、横軸は外部給電負荷電力(W)を示し、縦軸は、ラジエータファン107の駆動DUTYを示している。
ステップS13では、ステップS11で算出した外部給電負荷電力を用いて、冷却制御手段120bがラジエータファン107の回転数(すなわちラジエータファン107の駆動DUTY)の算出および設定を行う。ラジエータファン107の駆動DUTYは、外部給電負荷電力の値をもとに、例えば図7に示すマップを用いて算出する。
図7に示すように、例えば外部給電負荷電力が第一所定電力値W1(本実施形態においては、例えば7000W)未満の場合においては、燃料電池101の発電量がそれほど大きくなく、燃料電池101の発熱量も少ない。したがって、外部給電負荷電力が第一所定電力値W1以下の場合には、電力が無駄に消費されるのを抑制するために、ラジエータファン107の駆動DUTYを0%(すなわちラジエータファン107の回転が停止)に設定する。
また、例えば外部給電負荷電力が第一所定電力値W1以上であって第二所定電力値W2未満においては、ラジエータファン107の駆動DUTY(回転数)を、外部給電負荷電力(すなわち外部負荷300の消費電力)に対応して設定する。
例えば、外部給電負荷電力が第一所定電力値W1以上であって第二所定電力値W2未満の領域においては、ラジエータファン107の駆動DUTYは、外部給電負荷電力の増加に対応して漸次増加するようにマップ化されている。このマップに基づき、ラジエータファン107の駆動DUTYの算出および設定をする。なお、図7に示す駆動DUTYと外部給電負荷電力とのマップは一例であり、これに限定はされない。
さらに、例えば第二所定電力値W2以上の場合においては、燃料電池101の発電量が大きく、燃料電池101の発熱量も多い。したがって、外部給電負荷電力が第二所定電力値以上の場合には、急速に燃料電池101を冷却し、燃料電池101が乾燥状態となるのを防止するために、ラジエータファン107の駆動DUTYを100%(すなわちラジエータファン107を最大回転数で全開駆動)に設定する。
(ステップS15)
ステップS15では、ステップS13で算出および設定したラジエータファン107の駆動DUTYとなるように、冷却制御手段120bがラジエータファン107を回転する。このように、外部負荷300の消費電力に対応した回転数でラジエータファン107を駆動するので、燃料電池101の発熱量に対応した回転数でラジエータファン107を駆動することができる。したがって、ラジエータファン107により電力が無駄に消費されるのを防止できる。
ラジエータファン107を外部給電負荷電力に対応する所定の駆動DUTYで駆動した時点で、ステップS15が終了し、外部給電時における燃料電池101の冷却制御フローが終了する。
図8は、外部給電時における燃料電池101の冷却制御処理のタイムチャートである。
次に、図8を参照して、図5および図6に示したフローチャートにおける処理のタイミングチャートについて説明する。なお、以下の説明の各タイミングにおけるステップについては、図5および図6を参照されたい。
図8では、タイムチャート開始時においては、一定の外部給電負荷状態で外部給電が行われているとともに、前回行われた乾燥検知判断処理(ステップS5)において「乾燥検知無し」とされ、ステップS7で「YES」と判断された状態を示している。したがって、ラジエータファン107は、外部給電負荷電力に対応した、例えば60%の駆動DUTYで駆動されている(ステップS11〜ステップS15)。
(タイミングT101)
外部給電に対応して燃料電池101が発電することにより、燃料電池101の温度が上昇すると、燃料電池101の電解質膜が乾燥し始めて燃料電池101のインピーダンスが上昇する。
乾燥検知手段120aは、燃料電池101のインピーダンスが第一閾値R1以上となった時点で、乾燥検知判断処理(ステップS5)のステップS52で「YES」と判定する。そして、乾燥検知手段120aは、「乾燥検知有り」(S53)と判断し、この判断結果をECU120内のEEPROM等に格納する。
これにより、ECU120は、ステップS7において乾燥検知判断処理(ステップS5)の判断結果を「乾燥検知有り」(NO)と判定する。そして、冷却制御手段120bは、60%だったラジエータファン107の駆動DUTYを100%として、ラジエータファン107を全開駆動する(ステップS9)。
(タイミングT102)
T101以降、ラジエータファン107を100%の駆動DUTYで駆動すると、燃料電池101の冷却が促進され、燃料電池101のインピーダンスが漸次低下する。そして、第一閾値R1を越えていた燃料電池101のインピーダンスが、再度第一閾値R1に到達する。
このとき、タイミングT102よりも前の時点で乾燥検知が行われているため、乾燥検知手段120aは、乾燥検知判断処理(ステップS5)のステップS51で「乾燥検知有り」(YES)と判定する。
その後、ステップS55に進むが、燃料電池101のインピーダンスは第二閾値R2よりも大きいことから、ステップS55において「NO」と判定する。そして、乾燥検知手段120aは、「乾燥検知有り」(S57)と判断する。その後、ECU120は、ラジエータファン107の全開駆動を継続する(ステップS7およびステップS9)。
(タイミングT103)
T102以降、ラジエータファン107を100%の駆動DUTYで駆動すると、燃料電池101の冷却がさらに促進され、燃料電池101のインピーダンスがさらに低下する。そして、燃料電池101のインピーダンスが、第二閾値R2に到達する。
このとき、乾燥検知手段120aは、タイミングT103よりも前の時点で乾燥検知が行われているため、乾燥検知判断処理(ステップS5)のステップS51で「乾燥検知有り」(YES)と判定する。
次いで、ステップS55に進むが、燃料電池101のインピーダンスは第二閾値R2以下であることから、ステップS55において「YES」と判定する。そして、乾燥検知手段120aは、「乾燥検知無し」(S56)と判断する。
(タイミングT104)
その後、ECU120は、ステップS7において、乾燥検知判断処理(ステップS5)の判断結果を「乾燥検知無し」(YES)と判定する。これにより、冷却制御手段120bは、一定の外部給電負荷電力に対応した、例えば60%の駆動DUTYでラジエータファン107を駆動する(ステップS11〜ステップS15)。
(効果)
本実施形態によれば、燃料電池101の乾燥状態を検知する乾燥検知手段120aと、外部負荷への電力供給を制御するECU120とを備え、外部負荷300に電力を供給しているときに乾燥検知手段120aが燃料電池101の乾燥を検知した場合、ECU120がラジエータファン107を駆動させるので、燃料電池101が過度に乾燥したドライアップ状態となる前に、燃料電池101を冷却できる。これにより、燃料電池101の発電性能の低下や、電解質膜の劣化を防止できるので、燃料電池101が発電した電力を長時間安定して外部給電できる。
また、乾燥検知手段120aが燃料電池101の乾燥を検知していない場合であってもラジエータファン107を駆動させるので、燃料電池101がドライアップ状態となるのを確実に防止できる。さらに、このとき、外部負荷300の消費電力に対応した回転数でラジエータファン107を駆動させているので、燃料電池101の発熱量に対応した回転数でラジエータファン107を駆動させることができる。したがって、ラジエータファン107により電力が無駄に消費されるのを防止できる。
また、乾燥検知手段120aが燃料電池101の乾燥を検知した場合、ラジエータファン107を最高回転数で駆動させるので、乾燥検知手段120aによる乾燥検知後、急速に燃料電池101を冷却できる。したがって、燃料電池101がドライアップ状態となるのを確実に防止できる。
また、燃料電池101のインピーダンスを直接測定しているので、このインピーダンスの値から燃料電池101の乾燥状態もしくは湿潤状態を正確に把握できる。したがって、燃料電池101の乾燥検知を精度よく行いつつ、より広いレンジにわたって燃料電池101が発電できるので、燃料電池101が発電した電力をさらに長時間安定して外部給電できる。
なお、この発明の技術範囲は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
実施形態では、燃料電池101の乾燥検知は、乾燥検知手段120aが燃料電池101のインピーダンスを測定することにより行われていたが、これに限定されることはない。例えば、燃料電池101の発熱状態や、外部給電を開始するまでの間の燃料電池自動車100の走行履歴、燃料電池101の発電量、燃料電池101の電圧等の各情報、または各情報の組み合わせにより燃料電池101の乾燥検知を行ってもよい。
実施形態では、外部給電負荷電力に対応してラジエータファン107の駆動DUTYをマッピングしていたが、これに限定されることはない。例えば、外部給電負荷電力の情報に加えて、外気温の情報や燃料電池101の温度の情報の組み合わせによりラジエータファン107の駆動DUTYをマッピングしてもよい。
なお、本発明の実施形態において、外部負荷300は、特に限定されるものではなく、コンセントで接続される電気機器や、他の電気自動車等であってもよい。また、交流機器に限定されるものではなく、直流機器であってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1 電力供給システム
100 燃料電池自動車(車両)
101 燃料電池(電源)
107 ラジエータファン
108 ラジエータ
120 ECU(制御装置)
120a 乾燥検知手段
200 インバータ装置(外部給電回路)
300 外部負荷
R1 第一閾値(所定値)

Claims (3)

  1. 燃料ガスと酸化剤ガスとの反応により発電する燃料電池を備えた電源と、
    前記電源から供給される電力により駆動する車両と、
    前記電源から供給される電力を外部負荷に供給可能な外部給電回路と、
    前記燃料電池を冷却する冷媒の放熱を行うラジエータと、
    前記ラジエータに送風するラジエータファンと、
    前記燃料電池の乾燥状態を検知する乾燥検知手段と、
    前記外部負荷への電力供給を制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記電源から前記外部負荷に電力を供給しているときに前記乾燥検知手段が前記燃料電池の乾燥を検知した場合、前記ラジエータファンを駆動させることを特徴とする電力供給システム。
  2. 請求項1に記載の電力供給システムであって、
    前記制御装置は、前記乾燥検知手段が前記燃料電池の乾燥を検知していない場合、前記外部負荷の消費電力に対応した回転数で前記ラジエータファンを駆動させ、前記乾燥検知手段が前記燃料電池の乾燥を検知した場合、前記ラジエータファンを最高回転数で駆動させることを特徴とする電力供給システム。
  3. 請求項1または2に記載の電力供給システムであって、
    前記乾燥検知は、前記乾燥検知手段が前記燃料電池のインピーダンスを測定することにより行われ、
    前記乾燥検知手段は、前記燃料電池のインピーダンスが所定値以上である場合に、前記燃料電池の乾燥状態を検知することを特徴とする電力供給システム。
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