JP2014131432A - 外部給電用インバータの冷却制御システムおよび外部給電用インバータの冷却制御方法 - Google Patents

外部給電用インバータの冷却制御システムおよび外部給電用インバータの冷却制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014131432A
JP2014131432A JP2012288541A JP2012288541A JP2014131432A JP 2014131432 A JP2014131432 A JP 2014131432A JP 2012288541 A JP2012288541 A JP 2012288541A JP 2012288541 A JP2012288541 A JP 2012288541A JP 2014131432 A JP2014131432 A JP 2014131432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel cell
inverter
inverter device
trunk room
external power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012288541A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Igarashi
大士 五十嵐
Morio Kayano
守男 茅野
Shuichi Kazuno
修一 数野
Yasutaka Sakai
靖貴 堺
Kenichi Shimizu
研一 清水
Takuya Shirasaka
卓也 白坂
Kosuke Higashitani
幸祐 東谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2012288541A priority Critical patent/JP2014131432A/ja
Publication of JP2014131432A publication Critical patent/JP2014131432A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】燃料電池を搭載する燃料電池自動車において、トランクルーム内に設置された外部給電用のインバータ装置を効率よく冷却すること。
【解決手段】水素ガスと酸素との反応により発電する燃料電池101が配置された燃料電池自動車100のトランクルーム151に設けられた吸気口155と、圧縮された水素ガスを膨張させて放出する水素タンク111の放出部分の近くに設けられ、放出部分周辺の空気を吸気口155を介してトランクルーム151に取り入れる冷却ファン134と、燃料電池101によって発電された電力をインバータ装置200に供給している場合、冷却ファン134を駆動させる制御装置と、を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、燃料電池を備えた燃料電池自動車にて発電した電力を外部へ給電する際に用いられる外部給電用インバータの冷却制御システムおよび冷却制御方法に関するものである。
例えば、燃料電池自動車に設けられた車両用燃料電池と、この車両用燃料電池からの直流電力を交流電力に変換するインバータ装置とを備え、停電時に家庭用電気機器に電力を供給できる電力供給システムがある(例えば特許文献1参照)。特許文献1のように、インバータ装置が車外に設置される場合、外部給電によってインバータ装置から熱が排出されたとしても、外気によってインバータ装置を冷却することができる。
特開2006−325392号公報
しかしながら、燃料電池自動車のトランクルームに蓋を閉じた状態でインバータ装置を設置して外部給電を行う場合、インバータ装置からの排熱がトランクルームに滞留するためトランクルーム内の温度が上昇し、長時間、インバータ装置が高温下に晒されるおそれがある。このように、インバータ装置が高温下に晒され続けると、インバータ装置の運転効率が低下し、トランクルームの外に設置した場合やトランクルームを開放して使用した時よりも、外部給電可能な時間が短縮される問題があった。また、燃料電池自動車では、燃料電池で発電した電力は、外部給電に使用されるため、車内のエアコン等により冷却された空気をトランクルームの冷却に使用すると、外部給電用の電力が減少し、外部給電可能な時間が短縮されるという問題があった。
そこで本発明は、燃料電池及び外部給電用インバータを搭載する燃料電池自動車において、効率的に外部給電用インバータ装置を冷却することができる、外部給電用インバータの冷却制御システムおよび冷却制御方法を提供しようとするものである。
この発明に係る外部給電用インバータの冷却制御システムの一態様は、上記課題を解決するために、以下の構成を採用した。
請求項1に係る発明は、水素ガスと酸素との反応により発電する燃料電池(例えば、実施形態の燃料電池101)が配置された車両(例えば、実施形態の燃料電池自動車100)のトランクルーム(例えば、実施形態のトランクルーム151)に設けられた吸気口(例えば、実施形態の吸気口155)と、圧縮された前記水素ガスを膨張させて放出する水素タンク(例えば、実施形態の水素タンク111)の放出部分(例えば、実施形態の電磁弁131部分)の近くに設けられ、前記放出部分周辺の空気を前記吸気口を介して前記トランクルームに取り入れる冷却ファン(例えば、実施形態の冷却ファン134)と、前記トランクルーム内に設置されたインバータ装置(例えば、実施形態のインバータ装置200)に対して前記燃料電池によって発電された電力を供給している場合、前記冷却ファンを駆動させる制御装置(例えば、実施形態のECU120あるいは外部給電側制御装置201)と、を備える。
水素タンク111から水素ガスを燃料電池101に供給する際に、圧縮されていた水素ガスが膨張することによって、水素タンク111と電磁弁131との接続部分の周辺空気が冷却される。冷却ファン134は、この冷却された空気を、吸気口155を介してトランクルーム151内に取り入れることができる。よって、トランクルーム151内を効率よく冷却することができ、トランクルーム151内に設置された外部給電用のインバータ装置200を効率よく冷却することができる。
また、請求項2に係る発明によれば、上述の外部給電用インバータの冷却制御システムにおいて、前記制御装置は、前記インバータ装置の温度を検出する温度検出部(例えば、実施形態のインバータ内部温度計210あるいはインバータ吸気温度計158)によって検出された前記インバータ装置の温度に応じて予め定められた回転数で、前記冷却ファンを駆動させる。
これにより、インバータ装置200に影響する温度に応じて冷却ファン134を駆動し、トランクルーム151内に設置された外部給電用のインバータ装置200を効率よく冷却することができる。
また、請求項3に係る発明によれば、上述の外部給電用インバータの冷却制御システムにおいて、前記制御装置は、前記インバータ装置の発熱量に応じて予め定められた回転数で、前記冷却ファンを駆動させる。
これにより、インバータ装置200の発熱量に応じて冷却ファン134を駆動し、トランクルーム151内に設置された外部給電用のインバータ装置200を効率よく冷却することができる。
また、請求項4に係る発明によれば、上述の外部給電用インバータの冷却制御システムにおいて、前記トランクルーム内において前記吸気口の左右反対側に、前記トランクルーム内の空気を外部に排出する車外口をさらに備える。
これにより、トランクルーム151内の空気の循環を良くして、より効率的にトランクルーム151内に設置されたインバータ装置200を冷却することができる。
また、請求項5に係る発明は、水素ガスと酸素との反応により発電する燃料電池によって発電された電力をインバータ装置に供給しているか否かを判定するステップと、前記燃料電池によって発電された電力を前記インバータ装置に供給していると判定された場合、圧縮された前記水素ガスを膨張させて放出する水素タンクの放出部分の近くに設けられる冷却ファンを駆動させ、前記放出部分周辺の空気を、前記燃料電池が配置された車両のトランクルームに設けられた吸気口を介して前記トランクルームに取り入れるステップと、を備える。
本発明によれば、燃料電池を搭載する燃料電池自動車において、トランクルーム内に設置された外部給電用のインバータ装置を効率よく冷却することができる。
本発明に係る一実施形態の燃料電池自動車の模式的な平面図である。 本発明に係る一実施形態に係る冷却ファンの設置例を示す図面である。 本発明に係る一実施形態に係る冷却ファンと電磁弁との配置例を示す図面である。 本発明に係る一実施形態に係る冷却ファンと吸気口と排気口との設置位置の一例を説明する概略図である。 本発明に係る一実施形態に係る車外口の設置例を示す図面である。 本発明に係る一実施形態に係る燃料電池自動車のトランクルームに配置されたインバータ装置を車体後方側から見た斜視図である。 本発明に係る一実施形態に係る電力供給システム(外部給電用インバータの冷却制御システムを含む)における制御系の一例について説明するためのブロック図である。 本発明に係る一実施形態に係るトランク冷却制御方法の一例について説明するためのフローチャートである。 本発明に係る一実施形態に係る温度変換テーブルの一例について説明するための図である。 本発明に係る一実施形態に係る発熱量変換テーブルの一例について説明するための図である。 本発明に係る一実施形態に係るトランク冷却制御方法におけるタイムチャートの一例を示す図である。
[第1実施形態]
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。
(燃料電池自動車)
図1は、本発明の一実施形態に係る電力供給システム(外部給電用インバータの冷却制御システム1を含む)に利用される燃料電池自動車100の上面説明図である。本実施形態に係る電力供給システムは、燃料電池自動車100側に設けられた燃料電池101によって発電された発電電力を、インバータ装置200を介して、外部負荷300に供給するシステムである。
図1は、燃料電池自動車100の上面説明図である。
図1に示す通り、本実施形態に係る燃料電池自動車100は、水素と酸素の電気化学反応によって発電を行う燃料電池スタック(FC:Fuel Cell)101(以下、「燃料電池101」という)を搭載するもので、燃料電池101により生じた電力で駆動モータ102を駆動して走行する。
燃料電池自動車100は、車両後方のトランクルーム151内に、燃料電池101と電気的に接続された給電口152を備えており、燃料電池自動車100とは別体に設けられたインバータ装置200がトランクルーム151内に搭載可能となっている。
燃料電池自動車100とインバータ装置200とは、燃料電池自動車100の給電口152にインバータ装置200が電気的に接続されることにより、燃料電池101の直流電力を、交流電力に変換して外部の交流機器(外部負荷300)に供給する燃料電池システムを構成する。
燃料電池101は、単位燃料電池(単位セル)を多数積層してなる周知の固体高分子膜型燃料電池(PEMFC)であり、そのアノード側に燃料ガスとして水素ガスを供給し、カソード側に酸化剤ガスとして酸素を含む空気を供給することで、電気化学反応により水の生成とともに電力を発生する。
車室の前方において、車両駆動源である駆動モータ102と、燃料電池101のカソード側へ供給する空気を圧縮するエアポンプ104とが、フロアパネル103に支持されている。駆動モータ102およびエアポンプ104の前方には、燃料電池101等を循環する冷却水を冷却するためのラジエータ108が配置されている。
車体前後方向中間部に、燃料電池101と、燃料電池101の補機類109とがフロアパネル103に支持されている。なお、燃料電池101のための補機類109とは、レギュレータやエゼクタなどの水素供給補機および加湿器や希釈ボックスなどの空気排出補機である。
車体後部に、燃料電池自動車100の減速時等に駆動モータ102からの回生電力を蓄電等するための高圧バッテリ110と、燃料電池101に水素を供給するための水素タンク111とがフロアパネル103に支持されている。
駆動モータ102は、その駆動および回生が車両の走行状況や、燃料電池101および高圧バッテリ110からの電力量等に応じて、PDU112(Power Drive Unit)により制御される。PDU112は、トランジスタやFET等のスイッチング素子からなるインバータを備えてなるもので、高圧バッテリ110や燃料電池101からの直流電力を所望の交流電力に変換する。
高圧バッテリ110は、高圧ケーブル114a〜114f、ジャンクションボックス115およびDC/DCコンバータ116を介して、燃料電池101と電気的に接続されている。さらに、燃料電池101は、高圧ケーブル117a,117bを介して、PDU112と電気的に接続されている。これにより、燃料電池101および高圧バッテリ110はPDU112と電気的に接続されている。
ジャンクションボックス115は、高圧ケーブル118a,118bを介して、後述する給電用コンタクタ119および給電口152と電気的に接続されている。
DC/DCコンバータ116は、車両の走行状況や、燃料電池101の電力量、高圧バッテリ110の電力量等に応じて、PDU112、燃料電池101および高圧バッテリ110間の電圧調整を行っている。
水素タンク111は、略円筒形状をしており、軸方向端面111R,111Lが球面形状に形成されている。水素タンク111は、軸線が燃料電池自動車100の左右方向に向くように配置されている。
この水素タンク111は、電磁弁131を介して、燃料電池101と接続されている。なお、電磁弁131は、水素供給ダクト(図示せず)を介して、燃料電池101と接続されている。
この水素タンク111と電磁弁131との接続部分(つまり、水素タンク111の放出部分)には、周辺の空気を車両内部機構からトランクルーム151内へ送風する冷却ファン134が設置されている。
また、トランクルーム151内には、吸気口155と車外口157とが設けられている。
次に、図2、3を参照して、冷却ファン134の設置位置の一例について説明する。図2は、本実施形態に係る冷却ファン134の設置例を示す図である。図3は、冷却ファン134が設置されて部分を垂直方向に切断した断面図を示す。
図2,3に示す通り、冷却ファン134は、例えば、フロアパネル103のうち、水素タンク111の軸方向端面111Rの上部を覆う部分に設置されている。なお、水素タンク111の軸方向端面111Rの下方には、水素タンク111と電磁弁131との接続部分が位置されている。冷却ファン134は、トランクルーム151の吸気口155に、その通風口が向くように設置されている。よって、フロアパネル103を介して水素タンク111側の空気、つまり、水素タンク111の水素放出部分周辺の車外の空気を吸気し、トランクルーム151に導入する。
このように、冷却ファン134は、電磁弁131の周辺、つまり、水素タンク111から圧縮されていた水素ガスが膨張する部分の空気を吸気する位置に設置されている。
水素タンク111から水素ガスを燃料電池101に供給する際に、圧縮されていた水素ガスが膨張することによって、水素タンク111と電磁弁131との接続部分の周辺空気が冷却される。よって、冷却ファン134は、水素タンク111と電磁弁131との接続部分周辺の空気をトランクルーム151内へ送風し、冷却された空気をトランクルーム151内へ送風することができる。冷却ファン134の送風口は、トランクルーム151に向けて設置されている。
次に、図4を参照して、冷却ファン134と、吸気口155と、車外口157との設置位置の一例を説明する。図4は、冷却ファン134と、吸気口155と、車外口157との設置位置の一例を説明する概略図である。
図4(a)は、この吸気口155と車外口157との配置関係の一例を示す図である。図4(b)は、車外口157の設置位置を詳細に示す図である。
図示するとおり、吸気口155は、例えば、トランクルーム151内において、右側(つまり、水素タンク111の軸方向端面111Rの側)に設けられている。なお、吸気口155は、トランクルーム151と車内とを仕切っているトランクフレームの一部を開口して構成されている。また、車外口157は、トランクルーム151の内圧排気口であって、車両の左側の車体フレームの一部に設けられている。つまり、吸気口155と車外口157は、トランクルーム151において左右反対側に設けられている。
この吸気口155は、圧縮された水素ガスを膨張させて放出する水素タンク111の放出部分、つまり、電磁弁131が取り付けられている部分近くに設けられている。
冷却ファン134が回転されると、図に矢印で示す通り、吸気口155から車外口157に向かって、空気の流れが生まれる。これにより、トランクルーム151内の空気が循環し、冷却ファン134によって導かれた水素タンク111の放出部分付近の冷気が、トランクルーム151内に誘導される。
また、図5を参照して、車外口157の一例について説明する。図5は、本実施形態に係る車外口157の設置例を示す図面である。
図示するとおり、車外口157は、トランクルーム151の内圧を一定に保つための機構である。吸気口155から空気がトランクルーム151内に取り込まれると、トランクルーム151の内圧が高まるため、トランクルーム151内の空気が車外口157から排出される。
ECU120は、燃料電池101によって発電された電力をインバータ装置200に供給していると判定した場合、冷却ファン134を駆動させる。これにより、水素タンク111の水素放出部分付近の空気が冷却ファン134によって送風され、吸気口155を介してトランクルーム151内に導かれる。そして、トランクルーム151の空気は、車外口157から抜けていく。従って、トランクルーム151は、燃料電池101によって発電された電力がインバータ装置200に供給している場合、水素タンク111の放出部分付近の冷気によって冷却される。
本実施形態に係る外部給電用のインバータの冷却制御システム1は、燃料電池101によって発電された電力がインバータ装置200に供給されている場合、トランクルーム151内を冷却することによって、インバータ装置200を冷却することができる。これにより、トランクルーム151を閉塞した状態で、インバータ装置200を使用した場合であっても、インバータ装置200からの排熱を外部に放出することができる。よって、インバータ装置200内のコイル等が加熱され、インバータ装置200の運転効率が低下することを防止することができる。従って、DC/ACインバータ202,203,204の変換効率の低下を防止することができる。
また、インバータ装置200を使用して外部負荷300に外部給電を行っている場合、燃料電池101を発電されている場合が多い。この場合、水素タンク111の水素放出部分周辺の空気の温度が下がっている。本実施形態に係る外部給電用インバータの冷却制御システム1は、この冷気を利用して、トランクルーム151内を冷却することができるため、効率的にインバータ装置200を冷却することができる。
一方、トランクルーム151内にインバータ装置200の排熱が滞留した場合、インバータ装置200の運転効率が低下し、トランクルーム151を開放して使用した時よりも、外部給電が可能な時間が短縮される問題があった。しかし、雨天時などでは、トランクルーム151を開放した状態でインバータ装置200を使用できない状況もあった。本発明は、これら問題を解決することができる外部給電用インバータの冷却制御システム1を提供するものである。
図6は、本発明の一実施形態に係る燃料電池システムに利用される装置の外観を示す外観斜視図である。図6は、インバータ装置200を設置したときの外観斜視図である。なお、図6では、インバータ装置200のコネクタ部251と燃料電池自動車100の給電口152とが接続されていない状態を図示している。
インバータ装置200は、内部にトランジスタやFET等のスイッチング素子を備えており、燃料電池101から供給される直流電力を交流電力に変換する。
図6に示すように、インバータ装置200は、燃料電池自動車100と別体に設けられており、燃料電池自動車100とは別に移動可能なように形成されている。インバータ装置200は、略ボックス形状をしており、トランクルーム151内の底部153に形成されたインバータ設置スペース154に配置可能な大きさに形成されている。
インバータ装置200は、使用時にトランクルーム151内のインバータ設置スペース154に設置される。また、インバータ装置200は、燃料電池自動車100と別体に形成されているため、不使用時には燃料電池自動車100のトランクルーム151からインバータ装置200を降ろすことにより、トランクルーム151を有効に活用できる。
インバータ装置200には、複数本のケーブルが束ねられて形成された接続ケーブル253が設けられている。
接続ケーブル253の先端部には、コネクタ部251が形成されている。コネクタ部251は、トランクルーム151内の給電口152と嵌合可能に形成されている。
コネクタ部251は、例えば樹脂等の絶縁体からなる筒状のハウジングの内側に、銅等の金属からなるオス型端子を有する、いわゆる高圧コネクタである。コネクタ部251と給電口152とを嵌合することで、インバータ装置200と給電口152とが電気的に接続される。
これにより、インバータ装置200は、燃料電池自動車100に搭載される給電用コンタクタ119や高圧ケーブル118a,118b等を介して、燃料電池101と電気的に接続される。
インバータ装置200の複数の側面のうち、燃料電池自動車100の後方に面する側面254cには、交流電力出力部258が形成されている。交流電力出力部258には、不図示の外部の交流機器(外部負荷300)が接続されて、インバータ装置200から出力される交流電力が給電される。
次に、図7を参照して、本実施形態に係る燃料電池システム(外部給電用インバータの冷却制御システム1を含む)における制御系の一例について説明する。図7は、本実施形態に係る燃料電池システムにおける制御系の一例について説明するためのブロック図である。
図7に示す通り、燃料電池システムは、制御装置400と、電源回路500と、外部給電回路600とを備える。
この制御装置400は、燃料電池自動車100に搭載されているECU(車両側制御装置)120と、インバータ装置200に搭載されている外部給電側制御装置201とを含む。このECU120と外部給電側制御装置201とは、互いに接続されることで、信号の送受信を行う通信手段をそれぞれ備える。
この制御装置400は、燃料電池101によって発電された電力を、インバータ装置200に供給している場合、冷却ファン134を駆動させる。
本実施形態では、この制御装置400の制御を、ECU120が実行する例について説明する。なお、この制御装置400の制御は、外部給電側制御装置201が実行してもよい。
なお、燃料電池101によって発電された電力とは、発電状態の燃料電池101から直接にインバータ装置200に供給される電力であってもよく、一旦、高圧バッテリ110に蓄電された電力であってもよい。
ECU120は、燃料電池101によって発電された電力を、インバータ装置200に供給しているか否かを、以下の方法によって判定することができる。
例えば、ECU120は、ユーザから外部給電を指示する要求を受けた場合、燃料電池101によって発電された電力をインバータ装置200に供給することを判定する。
また、ECU120は、ユーザから外部給電を指示する要求を受けた後、燃料電池101によって発電が開始された場合、燃料電池101によって発電された電力をインバータ装置200に供給することを判定するものであってもよい。
あるいは、ECU120は、インバータ装置200に供給される電力の電圧値あるいは電流値を検出する電圧計あるいは電流計の検出結果に基づいて、検出された電圧値あるいは電流値が予め決められた値以上であった場合、燃料電池101によって発電された電力を、インバータ装置に供給していると判定するものであってもよい。例えば、ECU120は、電圧計205および電流計207の検出結果を利用することができる。
さらに、ECU120は、インバータ装置200から以下の信号あるいは情報に基づき、燃料電池101によって発電された電力をインバータ装置200に供給していることを判定するものであってもよい。例えば、インバータ装置200からの電力が外部負荷300に供給されたことをインバータ装置200の外部給電側制御装置201が検出したことを示す信号を入力した場合、ECU120は、燃料電池101によって発電された電力をインバータ装置に供給していると判定するものであってもよい。また、DC/ACインバータ202,203,204への入力電力の電圧値あるいは電流値、または、DC/ACインバータ202,203,204からの出力電力の電圧値あるいは電流値を示す情報に基づき、これら電圧値あるいは電流値が予め定められた閾値以上である場合、ECU120は、燃料電池101によって発電された電力を、インバータ装置200に供給していると判定するものであってもよい。
また、ECU120は、例えば、駆動モータ102の力行運転および発電運転を制御する。例えば、ECU120は、各種のセンサやスイッチなどから出力される信号に基づき、駆動モータ102の目標トルクを算出し、実際に駆動モータ102から出力されるトルクを目標トルクに一致させるようにして、駆動モータ102に通電される電流に対するフィードバック制御などを実行する。
このECU120は、例えば、エアポンプ用インバータの電力変換動作や反応ガスの流路に設けられた各種バルブの開閉や電圧調整器の電圧調整動作などを制御することによって、燃料電池101への反応ガスの供給および燃料電池101の発電量を制御する。本実施形態において、ECU120は、外部負荷300への外部給電が要求された場合、燃料電池101を発電させ、燃料電池101によって発電した電力をインバータ装置200を介して、外部負荷300に供給する。
ECU120は、例えば、各種のセンサやスイッチなどから出力される信号や、インバータ装置200から出力される信号などに基づき、高圧バッテリ110を含む高圧電装系の監視および保護などの制御を行なう。
例えば、ECU120は、イグニッションスイッチおよびパワースイッチなどの各指令信号と、速度センサおよびアクセルペダル開度センサおよびブレーキペダルスイッチなどの各検出信号とに基づき、燃料電池自動車100の運転状態を制御する。
なお、図示は省略するが、ECU120には、以下に説明するような構成が接続されている。
イグニッションスイッチは、運転者の操作に応じて燃料電池自動車100の起動および停止を指示する指令信号(IG−ON、IG−OFF)を出力する。また、パワースイッチは、運転者の操作に応じて燃料電池101の起動(例えば、エアポンプ104の起動など)を指示する指令信号(POWER SW)を出力する。
また、例えば、ECU120は、高圧バッテリ110の端子間電圧(バッテリ電圧)VBを検出する電圧計125、電流IBを検出する電流計、および温度TBを検出する温度センサの各検出信号に基づき、残容量SOCなどの各種の状態量を算出する。
また、ECU120は、インバータ装置200の外部給電側制御装置201に対して、外部負荷300に燃料電池自動車100から供給される電力を出力することを指示するコマンド(以下、インバータ出力許可信号という)を出力する。言い換えると、ECU120は、インバータ装置200に対して外部負荷300への給電を許可するコマンドを出力する。
外部給電側制御装置201は、外部出力停止要求をECU120に出力する。この外部出力停止要求は、インバータ装置200から外部負荷300への電力の出力の停止を要求するコマンドである。ECU120は、外部出力停止要求を入力した場合、例えば、給電用コンタクタ119の接続を遮断(切断)し、インバータ装置200への電力の出力を停止させる。
この外部給電側制御装置201は、ECU120から外部負荷300への給電を許可するインバータ出力許可信号を入力した場合、外部負荷300への給電を実行する。具体的に説明すると、外部給電側制御装置201は、DC/ACインバータ202,203,204に対して、接続された外部負荷300への給電を開始するよう制御する。
電源回路500は、燃料電池自動車100に搭載されている高圧バッテリ110、燃料電池101、その他構成部(例えば、燃料電池101、PDU112、VCU116・・・等)、バッテリコンタクタ113、および平滑コンデンサ135を含む。この高圧バッテリ110と燃料電池101等は、バッテリコンタクタ113を介して、高圧ケーブルで接続されている。
また、高圧バッテリ110の入出力側には、高圧バッテリ110の入出力側の電圧(バッテリ電圧)を計測する電圧計125が接続されている。この電圧計125が計測した電圧値は、ECU120に出力される。
平滑コンデンサ135は、バッテリコンタクタ113と燃料電池101との間に接続されている。
外部給電回路600は、燃料電池自動車100に搭載されている給電用コンタクタ119、インバータ装置200に搭載されている複数のDC/ACインバータ202,203,204、電圧計205、平滑コンデンサ206および電流計207を含む。
DC/ACインバータ202,203,204は、高圧ケーブルを介して入力側が給電用コンタクタ119と、出力側が交流電力出力部258と、それぞれ接続されている。このDC/ACインバータ202,203,204は、入力する直流電力を交流電力に変換して外部負荷300に供給する。
また、DC/ACインバータ202,203,204の入力側には、DC/ACインバータ202,203,204の入力側の電圧(インバータ入力電圧)を計測する電圧計205および電流計207が接続されている。この電圧計205が計測した電圧値は、外部給電側制御装置201に出力される。また、電流計207が計測した電流値は、外部給電側制御装置201に出力される。
平滑コンデンサ206は、給電用コンタクタ119とDC/ACインバータ202,203,204との間に接続されている。
さらに、インバータ装置200には、インバータ装置200内の温度を検出するインバータ内部温度計210が取り付けられている。このインバータ内部温度計210は、検出した温度を示すインバータ装置200の内部温度T_INVを外部給電側制御装置201に出力する。なお、外部給電側制御装置201は、入力したインバータ装置200の内部温度T_INVを、ECU120に出力する。
また、インバータ装置200には、例えば、インバータ装置200に内蔵される空冷機構の吸気温度を検出するためのインバータ吸気温度計158が取り付けられている。この温度計158は、検出した温度を示すトランクルーム内温度T_INV_INを外部給電側制御装置201に出力する。なお、外部給電側制御装置201は、入力したインバータ装置200の内部温度T_INVを、ECU120に出力する。
なお、インバータ吸気温度計158は、トランクルーム151内の温度を検出する温度計の一例であって、本実施形態では、インバータ装置200に搭載されている例について説明するが、トランクルーム151内に設置される温度計であってもよい。
ECU120は、外部給電側制御装置201から入力したインバータ装置200の内部温度T_INVおよびトランクルーム内温度T_INV_INに基づき、T_INV_MAX(単位は、℃)を算出する。なお、T_INV_MAXとは、インバータ装置200の内部温度T_INVとトランクルーム内温度T_INV_INとに基づき、インバータ装置200に影響を与える温度を示す値である。
さらに、ECU120は、インバータ装置200の発熱量INV_EXTを算出する。ECU120は、例えば、インバータ装置200側の電圧計205によって検出された電圧値と電流計207によって検出された電流値とに基づき、インバータ装置200の発熱量INV_EXTを算出する。なお、ECU120は、外部給電側制御装置201からインバータ装置200側の電圧計205によって検出された電圧値と電流計207によって検出された電流値とを入力する。
本実施形態において、ECU120がインバータ装置200の発熱量INV_EXTを算出する例について説明するが、本発明はこれに限られず、外部給電側制御装置201がインバータ装置200の発熱量INV_EXTを算出し、ECU120に出力するものであってもよい。
また、ECU120は、自身の記憶領域に、温度変換テーブルと発熱量変換テーブルとを備える。なお、この温度変換テーブルと発熱量変換テーブルの詳細については後述する。
また、燃料電池自動車100は、燃料電池101や高圧バッテリ110から供給される電力の一部を充電する12Vバッテリ126を備える。この12Vバッテリ126は、例えば、ECU120が起動する際に用いる電力を充電するバッテリである。この12Vバッテリ126は、燃料電池自動車100とインバータ装置200とが電気的に接続されることにより、外部給電側制御装置201や外部給電回路600と電気的に接続される。これにより、12Vバッテリ126から12Vの電力が、インバータ装置200に供給される。また、12Vバッテリ126の電力が分圧され、5Vの電力がインバータ装置200に供給される。
次に、図8を参照して、本実施形態に係る外部給電用インバータの冷却制御システム1における制御方法の一例について説明する。図8は、本実施形態に係る外部給電用インバータの冷却制御システム1における制御方法の一例について説明するためのフローチャートである。
(ステップST11)
ECU120は、燃料電池101によって発電された電力をインバータ装置200に供給する、あるいは、している状態であるか否かを判定する。なお、燃料電池101は、ECU120によって発電される、あるいは、されているものとする。
(ステップST12)
燃料電池101によって発電された電力をインバータ装置200に供給しない、あるいは、していない状態である場合、ECU120は、冷却ファン134をOFF状態に制御する。
(ステップST13)
一方、燃料電池101によって発電された電力をインバータ装置200に供給する、あるいは、している状態である場合、ECU120は、インバータ内部温度計210が検出したインバータ装置200の内部温度T_INVを取得する。
(ステップST14)
次いで、ECU120は、インバータ吸気温度計158が検出したトランクルーム内温度T_INV_INを取得する。
(ステップST15)
そして、ECU120は、ステップST13で取得したインバータ装置200の内部温度T_INVと、ステップST14で取得したトランクルーム内温度T_INV_INに基づき、T_INV_MAX(単位は、℃)を算出する。なお、T_INV_MAXとは、インバータ装置200の内部温度T_INVとトランクルーム内温度T_INV_INとに基づき、インバータ装置200に影響を与える温度を示す値である。
(ステップST16)
次いで、ECU120は、インバータ装置200の発熱量INV_EXTを算出する。ECU120は、例えば、インバータ装置200側の電圧計205によって検出された電圧値と電流計207によって検出された電流値とに基づき、インバータ装置200の発熱量INV_EXTを算出する。
なお、ECU120は、外部給電側制御装置201からインバータ装置200側の電圧計205によって検出された電圧値と電流計207によって検出された電流値とを入力する。
(ステップST17)
そして、ECU120は、自身の記憶領域に記憶されている温度変換テーブルを参照して、T_INV_MAXに基づき、冷却ファン134の回転数D_TRNK1を取得する。なお、
(ステップST18)
また、ECU120は、自身の記憶領域に記憶されている発熱量変換テーブルを参照して、インバータ装置200の発熱量INV_EXTに基づき、冷却ファン134の回転数D_TRNK2を取得する。
(ステップST19)
そして、ECU120は、ステップST17で取得した冷却ファン134の回転数D_TRNK1と、ステップST198で取得した冷却ファン134の回転数D_TRNK2とに基づき、冷却ファン134の回転数D_TRNKを算出する。この回転数D_TRNKは、ECU120が冷却ファン134を駆動する回転数である。
次に、図9を参照して、温度変換テーブルの一例について説明する。図9は、温度変換テーブルに定義されるT_INV_MAXと冷却ファン134の回転数との対応関係を示すグラフである。
図9に示す通り、T_INV_MAXが一定の温度までは、比例的に0%から100%まで上昇する。
また、図10を参照して、発熱量変換テーブルの一例について説明する。図10は、発熱量変換テーブルに定義されるインバータ装置200の発熱量INV_EXTと冷却ファン134の回転数との対応関係を示すグラフである。
図10に示す通り、インバータ装置200の発熱量INV_EXTが75000から一定の温度までは、比例的に0%から100%まで上昇する。
次に、図11を参照して、燃料電池101によって発電された電力をインバータ装置200に供給した場合の冷却ファン134の駆動制御について説明する。図11は、本実施形態に係る外部給電用インバータの冷却制御方法におけるタイムチャートの一例を示す図である。
(タイミングT101)
ECU120が外部負荷への給電を要求する給電要求を受け付けた場合、燃料電池101によって発電された電力がインバータ装置200に供給される。これにより、インバータ装置200が駆動され、インバータ内部温度計210が検出するインバータ装置200の内部温度T_INVが上昇するとともに、インバータ吸気温度計158が検出するトランクルーム内温度T_INV_INが上昇する。また、インバータ装置200の発熱量INV_EXTも上昇する。
これにより、ECU120によって算出される冷却ファン134の回転数D_TRNKも上昇する。
(タイミングT102)
そして、冷却ファン134の回転数D_TRNKは、最大の100%に達する。
(タイミングT103)
次いで、インバータ装置200の発熱量INV_EXTが低下した場合、冷却ファン134の回転数D_TRNKが低減する。そして、外部負荷300によって消費される外部給電負荷(W)も低下する。
(タイミングT104)
次いで、ECU120が外部負荷300への給電の停止を要求する給電要求(外部出力停止要求)を受け付けた場合、ECU120は、インバータ装置200を停止させるとともに、冷却ファン134の回転を停止させる。つまり、ECU120は、冷却ファン134の回転数D_TRNK=0%とする。
これにより、インバータ内部温度計210が検出するインバータ装置200の内部温度T_INVが徐々に降下するとともに、インバータ吸気温度計158が検出するトランクルーム内温度T_INV_INが徐々に降下する。
このように、ECU120は、インバータ装置200の内部温度T_INVとトランクルーム内温度T_INV_IN、および、インバータ装置200の発熱量INV_EXTに基づき、冷却ファン134の回転数を制御する。これにより、効率よく、トランクルーム151内を冷却することができる。
なお、本発明はこれに限らず、例えば、ECU120が行っている制御(ステップST11〜ステップST19参照)を外部給電側制御装置201が実行するものであってもよい。
具体的に説明すると、外部給電側制御装置201は、以下のようにして、燃料電池101によって発電された電力がインバータ装置200に供給している状態であるか否かを判定する。例えば、外部給電側制御装置201は、外部負荷300に燃料電池自動車100から供給される電力を出力することを指示するコマンド(インバータ出力許可信号)をECU120から入力した場合、燃料電池101によって発電された電力がインバータ装置200に供給している状態であると判定する。また、外部給電側制御装置201は、DC/ACインバータ202,203,204に対して、接続された外部負荷300への給電を開始するよう制御した場合、燃料電池101によって発電された電力がインバータ装置200に供給している状態であると判定するものであってもよい。
なお、本発明の実施形態において、外部負荷300は、特に限定されるものではなく、コンセントで接続される電気機器や、他の電気自動車等であってもよい。また、交流機器に限定されるものではなく、直流機器であってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。また、この発明の技術範囲は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
1 外部給電用インバータの冷却制御システム
100 燃料電池自動車
200 インバータ装置
300 外部負荷
101 燃料電池
102 駆動モータ
104 エアポンプ
108 ラジエータ
109 補機類
110 高圧バッテリ
111 水素タンク
111R,111L 軸方向端面
112 PDU(Power Drive Unit)
113 バッテリコンタクタ
114a〜114f 高圧ケーブル
115 ジャンクションボックス
116 DC/DCコンバータ
117a,117b 高圧ケーブル
118a,118b 高圧ケーブル
119 給電用コンタクタ
120 ECU(Electrical Control Unit)
125 電圧計
126 12Vバッテリ
127 電流計
131 電磁弁
132 水素タンク機構
133 水素タンク機構カバー
134 冷却ファン
135 平滑コンデンサ
151 トランクルーム
152 給電口
153 底部
154 インバータ設置スペース
155 吸気口
157 車外口
158 インバータ吸気温度計
201 外部給電側制御装置
202〜204 DC/ACインバータ
205 電圧計
206 平滑コンデンサ
207 電流計
210 インバータ内部温度計
251 コネクタ部
253 接続ケーブル
258 交流電力出力部

Claims (5)

  1. 水素ガスと酸素との反応により発電する燃料電池が配置された車両のトランクルームに設けられた吸気口と、
    圧縮された前記水素ガスを膨張させて放出する水素タンクの放出部分の近くに設けられ、前記放出部分周辺の空気を前記吸気口を介して前記トランクルームに取り入れる冷却ファンと、
    前記トランクルーム内に設置されたインバータ装置に対して前記燃料電池によって発電された電力を供給している場合、前記冷却ファンを駆動させる制御装置と、
    を備えることを特徴とする外部給電用インバータの冷却制御システム。
  2. 前記制御装置は、
    前記インバータ装置の温度を検出する温度検出部によって検出された前記インバータ装置の温度に応じて予め定められた回転数で、前記冷却ファンを駆動させることを特徴とする請求項1に記載の外部給電用インバータの冷却制御システム。
  3. 前記制御装置は、
    前記インバータ装置の発熱量に応じて予め定められた回転数で、前記冷却ファンを駆動させることを特徴とする請求項1または2に記載の外部給電用インバータの冷却制御システム。
  4. 前記トランクルーム内において前記吸気口の左右反対側に、前記トランクルーム内の空気を外部に排出する車外口をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか一項に記載の外部給電用インバータの冷却制御システム。
  5. 水素ガスと酸素との反応により発電する燃料電池によって発電された電力をインバータ装置に供給しているか否かを判定するステップと、
    前記燃料電池によって発電された電力を前記インバータ装置に供給していると判定された場合、圧縮された前記水素ガスを膨張させて放出する水素タンクの放出部分の近くに設けられる冷却ファンを駆動させ、前記放出部分周辺の空気を、前記燃料電池が配置された車両のトランクルームに設けられた吸気口を介して前記トランクルームに取り入れるステップと、
    を備えることを特徴とする外部給電用インバータの冷却制御方法。
JP2012288541A 2012-12-28 2012-12-28 外部給電用インバータの冷却制御システムおよび外部給電用インバータの冷却制御方法 Pending JP2014131432A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012288541A JP2014131432A (ja) 2012-12-28 2012-12-28 外部給電用インバータの冷却制御システムおよび外部給電用インバータの冷却制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012288541A JP2014131432A (ja) 2012-12-28 2012-12-28 外部給電用インバータの冷却制御システムおよび外部給電用インバータの冷却制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014131432A true JP2014131432A (ja) 2014-07-10

Family

ID=51409325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012288541A Pending JP2014131432A (ja) 2012-12-28 2012-12-28 外部給電用インバータの冷却制御システムおよび外部給電用インバータの冷却制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014131432A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015118812A1 (de) 2014-11-14 2016-05-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fahrzeug
JP2020043085A (ja) * 2019-11-21 2020-03-19 大阪瓦斯株式会社 熱電併給システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015118812A1 (de) 2014-11-14 2016-05-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fahrzeug
KR101774660B1 (ko) 2014-11-14 2017-09-04 도요타지도샤가부시키가이샤 차량
US10507736B2 (en) 2014-11-14 2019-12-17 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle
JP2020043085A (ja) * 2019-11-21 2020-03-19 大阪瓦斯株式会社 熱電併給システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5678021B2 (ja) 電力供給システム
US8428802B2 (en) Vehicle assistance system
US7556110B2 (en) Vehicle mounted with electric storage apparatus
JP2004127747A (ja) 燃料電池搭載車両
JP5109362B2 (ja) 燃料電池システム及び燃料電池システムの起動方法
CN106240343B (zh) 车载二次电池的冷却装置
JP2001357865A (ja) 燃料電池車両の起動制御装置
JP2008041376A (ja) 車両用組電池の暖冷機システム
CN102485516A (zh) 燃料电池车辆
JP5064368B2 (ja) Dc/dcコンバータシステム
JP2014056771A (ja) 燃料電池車両の外部給電制御装置
JP2014068490A (ja) 電力供給システム
JP6466787B2 (ja) 車載二次電池の冷却装置
JP2014131432A (ja) 外部給電用インバータの冷却制御システムおよび外部給電用インバータの冷却制御方法
JP5727959B2 (ja) 燃料電池システム
JP2009227121A (ja) バッテリユニット
JP2008034309A (ja) 燃料電池システム
JP2014076717A (ja) 電力供給システム
JP4626161B2 (ja) 車両に搭載された電気機器の冷却装置
JP2001127475A (ja) 車両の電圧変換装置および冷却装置
US8999591B2 (en) Fuel cell system for preventing excessive power generation
KR101587082B1 (ko) 차량용 배터리 유닛 냉각장치
JP2014060838A (ja) 給電システム
JP2007335151A (ja) 燃料電池車両の電力制御装置
JP2014051210A (ja) 電動車両の外部給電構造