JP2014059722A - 携帯情報装置、ソフトキーボード表示方法、ソフトキーボード表示プログラム、および、プログラム記録媒体 - Google Patents

携帯情報装置、ソフトキーボード表示方法、ソフトキーボード表示プログラム、および、プログラム記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ソフトキーボードの向きを変え、且つ所望の大きさに設定する。
【解決手段】表示制御部6によって、領域特定部5からの位置データと位置検出部3からの座標信号とに基づいて、ソフトキーボードに対する操作者の操作がドラッグ操作の場合には、ソフトキーボードを移動して表示する。これに対し、縮小・拡大操作の場合には、操作量に応じてソフトキーボードを縮小・拡大表示する。さらに、表示制御部6は、ソフトキーボードが位置している表示デバイス2の端に応じて、ソフトキーボードの下辺が当該表示デバイス2の端側を向くようにソフトキーボードを回転して表示する。こうして、ソフトキーボードの大きさを所望の大きさに設定し、且つソフトキーボードの向きを表示デバイス2上の表示位置に応じて変えることができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、ソフトキーボードを表示可能な携帯情報装置,ソフトキーボード表示方法,ソフトキーボード表示プログラムおよびプログラム記録媒体に関する。
画像を拡大・縮小可能な装置として、特表2009‐522669号公報(特許文献1)および特開2012‐48725号公報(特許文献2)に開示されたマルチタッチ入力を備えた携帯電子装置がある。
この携帯電子装置においては、ユーザの人差指と親指とを正方形のグラフィック・オブジェクトの大きさを拡大するように操作(マルチタッチ操作)することによって、グラフィック・オブジェクトのx方向寸法を増加するようにしている。
したがって、上記グラフィック・オブジェクトをソフトキーボードとすることにより、マルチタッチ操作で上記ソフトキーボードの拡大を行うことが可能になる。
また、本体を垂直面内で回転させることによって、ソフトキーボードの表示位置をディスプレイの下側に切り替えると共に、上記下側の辺の長さに応じて拡大・縮小を行う端末装置が提案されている。
しかしながら、上記従来のマルチタッチ入力を備えた携帯電子装置およびソフトキーボードの表示位置を切り替える端末装置には、以下のような問題がある。
すなわち、上記ソフトキーボードの表示位置を切り替える端末装置においては、本体が回転された際の重力の方向を検知して上記ソフトキーボードの表示位置をディスプレイの下側に切り替えると共に、上記下側の辺の長さに応じて拡大・縮小を行うのであるが、その場合にソフトキーボードをディスプレイの幅一杯に表示させるようにしている。したがって、ディスプレイサイズが大きくなると、表示されるソフトキーボードが大きくなり過ぎてしまい、実用性に欠けるという問題がある。
特に、タブレット端末の場合、パーソナルユースだけではなく、ビジネスユース(プレゼン等)でも使用されることが考えられる。その際に、タブレット端末を机等の上に置いたままで対面している顧客に文字入力をさせる場合には、相手側からみて正面を向くようにタブレット端末を机上で回転して入力してもらう必要が生ずる。
ところが、その場合、上記ソフトキーボードの表示位置を切り替える端末装置の技術を適用した場合には、タブレット端末は机上で水平面内で回転されるため重力の方向が検知されず、ソフトキーボードおよび入力文字列の表示位置は切り替わらない。したがって、自分から見て上記入力文字列が逆さまであるため、相手が正しく入力しているのかが自分からは分かり難いという問題がある。
さらに、無理に持ち上げて垂直面内で回転させてソフトキーボードの表示位置を切り替えたとしても、ディスプレイサイズの長辺側が下側になった場合には、ソフトキーボードがディスプレイの長辺の幅一杯に表示されるため、ソフトキーボードが大きくなり過ぎてしまう。
また、上記特許文献1および特許文献2に開示された従来のマルチタッチ入力を備えた携帯電子装置においては、マルチタッチ操作によってソフトキーボードを拡大・縮小することが可能であるが、ソフトキーボードの表示位置を変更することができないという問題がある。
したがって、上記タブレット端末に上記マルチタッチ入力を備えた携帯電子装置の技術を適用した場合にも、同様に、ディスプレイの向きと表示されるソフトキーボードの向きとが同じ向きであるために、対面している顧客に文字入力をさせる場合には、相手が正しく入力しているのかが自分からは分かり難いという問題がある。
特表2009‐522669号公報 特開2012‐48725号公報
そこで、この発明の課題は、重力の方向とは関係なくディスプレイ上のソフトキーボードの向きを変えることができ、且つ所望の大きさにソフトキーボードの大きさを設定できる携帯情報装置,ソフトキーボード表示方法,ソフトキーボード表示プログラムおよびプログラム記録媒体を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の携帯情報装置は、
表示デバイスと透明な位置入力デバイスとが積層されて成るタッチパネルと、
上記位置入力デバイスからの入力位置を表す位置信号に基づいて、上記位置入力デバイス上の入力座標を検出すると共に、検出座標を表す座標信号を送出する位置検出部と、
上記位置検出部によって検出された入力座標が上記表示デバイスに表示されたソフトキーボードのソフトキーとは異なる箇所である場合に、上記位置検出部からの検出座標に基づいて、上記表示デバイス上におけるソフトキーボードの表示領域を特定すると共に、特定した表示領域を表す位置データを送出する領域特定部と、
上記領域特定部からの位置データと上記位置検出部からの座標信号とに基づいて、上記表示デバイス上に表示する上記ソフトキーボードの位置の移動と回転と縮小あるいは拡大とのうちの何れかを行うための表示制御信号を生成して、上記表示デバイスに送出する表示制御部と
を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、上記表示制御部は、上記位置検出部からの座標信号とそれに基づく上記領域特定部からの位置データとに基づいて、上記ソフトキーボードの「回転」や「縮小または拡大」を行うための表示制御信号を生成するようにしている。したがって、重力の方向とは関係なく上記表示デバイス上のソフトキーボードの向きを変えることができ、且つ上記座標信号に基づく所望の大きさに上記ソフトキーボードの大きさを設定することができる。
また、1実施の形態の携帯情報装置では、
上記表示制御部は、
上記位置検出部からの座標信号に基づいて、上記位置入力デバイスへの入力操作は、上記表示デバイスに表示されたソフトキーボードの縮小操作あるいは拡大操作であると判断した場合には、上記表示デバイス上に表示する上記ソフトキーボードを上記縮小操作あるいは上記拡大操作の操作量に応じて縮小あるいは拡大を行うための表示制御信号を生成して、上記表示デバイスに送出する
ようになっている。
この実施の形態によれば、上記表示制御部は、上記ソフトキーボードを、上記位置入力デバイスへの縮小操作あるいは拡大操作の操作量に応じて縮小あるいは拡大を行うための表示制御信号を生成するようにしている。したがって、上記位置入力デバイスへの入力操作の操作量に応じて、所望の大きさに上記ソフトキーボードの大きさを設定することができる。
また、1実施の形態の携帯情報装置では、
上記表示制御部は、
上記位置検出部からの座標信号に基づいて、上記位置入力デバイスへの入力操作は、上記表示デバイスに表示されたソフトキーボードのドラッグ操作であると判断した場合は、上記ドラッグ操作後の検出座標に最も近い上記表示デバイスの辺の近傍における上記領域特定部で特定された上記表示領域に上記ソフトキーボードを移動するための表示制御信号を生成して、上記表示デバイスに送出する
ようになっている。
この実施の形態によれば、上記表示制御部は、上記ソフトキーボードを、ドラッグ操作後の検出座標に最も近い上記表示デバイスの辺の近傍であって、上記特定された上記表示領域に上記ソフトキーボードを移動するための表示制御信号を生成するようにしている。したがって、上記ドラッグ操作によって簡単に上記ソフトキーボードを移動することができる。その際に、上記ソフトキーボードは、最も近い上記表示デバイスの辺の近傍における上記表示領域に表示されるので、操作しやすい位置に見栄え良く表示される。
また、1実施の形態の携帯情報装置では、
上記表示制御部は、
上記ソフトキーボードの下辺が、上記位置検出部の検出座標に最も近い上記表示デバイスの辺側を向くように、上記ソフトキーボードを回転するための表示制御信号を生成して、上記表示デバイスに送出する
ようになっている。
この実施の形態によれば、上記表示制御部は、上記ソフトキーボードの下辺が上記表示デバイスの辺側を向くように、上記ソフトキーボードを回転するための表示制御信号を生成するようにしている。したがって、使用者は、上記表示デバイスの辺のうち自分に近い辺に上記ソフトキーボードを位置させるだけで、上記ソフトキーボードは使用者に対して正対するように表示される。
また、1実施の形態の携帯情報装置では、
上記表示制御部は、
上記位置検出部からの座標信号に基づいて、上記位置検出部によって検出された入力座標が2箇所である場合に、上記2箇所の入力座標の配列方向と略等しい向きを有し、且つ上記入力座標に最も近い上記表示デバイスの辺の近傍において、上記領域特定部で特定された上記表示領域に、上記ソフトキーボードの下辺が当該表示デバイスの辺側を向くように上記ソフトキーボードを回転移動するための表示制御信号を生成して、上記表示デバイスに送出する
ようになっている。
この実施の形態によれば、マルチタッチ入力によって、例えば人差し指のタッチ位置と中指のタッチ位置との配列方向に上記ソフトキーボードの向きを設定することができる。したがって、使用者は、上記表示デバイスの辺のうち自分に近い辺に上記マルチタッチを行うだけで、上記ソフトキーボードは使用者に対して正対するように表示される。
また、1実施の形態の携帯情報装置では、
上記表示制御部は、
上記位置検出部からの座標信号に基づいて、上記ソフトキーボード上に予め設定されている第1基準点と第2基準点との間隔が、上記位置検出部によって検出された上記2箇所の入力座標の間隔に一致するように、上記ソフトキーボードの縮小あるいは拡大を行うための表示制御信号を生成して、上記表示デバイスに送出する
ようになっている。
この実施の形態によれば、マルチタッチ入力によって上記ソフトキーボードの向きを設定する際に、例えば人差し指のタッチ位置と中指のタッチ位置との間隔によって、上記ソフトキーボードの大きさを設定することができる。
また、この発明のソフトキーボード表示方法は、
位置検出部によって、表示デバイスと透明な位置入力デバイスとが積層されて成るタッチパネルにおける上記位置入力デバイスからの入力位置を表す位置信号に基づいて、上記位置入力デバイス上の入力座標を検出すると共に、検出座標を表す座標信号を出力する入力座標検出ステップと、
領域特定部によって、上記位置検出部で検出された入力座標が上記表示デバイスに表示されたソフトキーボードのソフトキーとは異なる箇所である場合に、上記位置検出部からの検出座標に基づいて、上記表示デバイス上におけるソフトキーボードの表示領域を特定すると共に、特定した表示領域を表す位置データを出力する表示領域特定ステップと、
表示制御部によって、上記領域特定部からの位置データと上記位置検出部からの座標信号とに基づいて、上記表示デバイス上に表示する上記ソフトキーボードの位置の移動と回転と縮小あるいは拡大とのうちの何れかを行うための表示制御信号を生成して、上記表示デバイスに送出する表示制御信号生成ステップと
を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、重力の方向とは関係なく上記表示デバイス上のソフトキーボードの向きを変えることができ、且つ上記座標信号に基づく所望の大きさに上記ソフトキーボードの大きさを設定することができる。
また、この発明のソフトキーボード表示プログラムは、
コンピュータを、
上記この発明の携帯情報装置における位置検出部,領域特定部および表示制御部
として機能させることを特徴としている。
また、この発明のプログラム記録媒体は、
上記この発明のソフトキーボード表示プログラムが記録されたことを特徴としている。
上記ソフトキーボード表示プログラムおよびプログラム記録媒体の構成によれば、重力の方向とは関係なく上記表示デバイス上のソフトキーボードの向きを変えることができ、且つ上記座標信号に基づく所望の大きさに上記ソフトキーボードの大きさを設定することができる。
以上より明らかなように、この発明によれば、上記表示制御部によって、上記位置検出部からの座標信号とそれに基づく上記領域特定部からの位置データとに基づいて、上記ソフトキーボードの「移動」や「回転」や「縮小あるいは拡大」を行うための表示制御信号を生成するので、重力の方向とは関係なく上記表示デバイス上のソフトキーボードの向きを変えることができる。
したがって、本携帯情報装置がタブレット端末であり、ビジネスユース(プレゼン等で使用)の場合に、タブレット端末を机等の上に自分に向けて置いたままで、例えば対面している顧客に指で表示デバイスの対向している辺近傍をタッチしてもらうことによって、ソフトキーボードの向きを顧客側に回転移動させることができる。その場合、入力文字表示領域の向きは変わらないので、対面している顧客の入力結果を、上記入力文字表示領域で容易に確認することができる。
すなわち、この発明によれば、キー入力と入力結果の確認とを、異なる方向から同時に容易に行うことが可能になるのである。
さらに、上記座標信号に基づく所望の大きさに、上記ソフトキーボードの大きさを設定することができる。したがって、本携帯情報装置が如何様なサイズのディスプレイを有する携帯情報装置であっても、使用者の使い易い大きさでソフトキーボードを表示でき、キー入力の操作性を向上させることが可能になる。
この発明の携帯情報装置におけるソフトキーボード表示制御系の機能ブロック図である。 ソフトキーボード表示制御処理動作のフローチャートである。 ピンチイン・ピンチアウトによりソフトキーボードが縮小・拡大された状態を示す図である。 ソフトキーボードの移動後の位置と向きとの関係を示す図である。 図2とは異なるフローチャートである。 ソフトキーボードの位置と向きとの関係を示す図である。 指で指定されたサイズにソフトキーボードが縮小・拡大された状態を示す図である。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
・第1実施の形態
図1は、本実施の形態の携帯情報装置におけるソフトキーボードの表示を制御するソフトキーボード表示制御系における機能的構成を示す機能ブロック図である。
本携帯情報装置は、例えばスマートフォン(商品名)であり、筺体の表面に配置されるタッチパネルを有し、このタッチパネルの下側には通話用マイクが配置され、上記タッチパネルの上側には通話用スピーカが配置されている。
図1において、入力機能を有する位置入力デバイス1は、例えば静電容量方式等の透明なタッチ入力デバイスである。また、表示機能を有する表示デバイス2は、例えばLCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)パネル等の表示デバイスである。そして、表示デバイス2上に位置入力デバイス1が積層されて、タッチパネルを構成している。但し、図1においては、説明の都合上位置入力デバイス1と表示デバイス2とは分離して描かれている。
位置検出部3は、上記位置入力デバイス1からの入力位置を表す位置信号に基づいて、位置入力デバイス1上の座標を検出する。そして、検出した座標が表示デバイス2上におけるソフトキーボードの何れか一つのソフトキー上である場合には、検出した座標を表す信号を文字入力部4および表示制御部6に送出する。また、検出した座標が表示デバイス2のソフトキーボード上であって且つソフトキーとは異なる箇所である場合には、検出した座標を表す信号を領域特定部5および表示制御部6に送出する。
上記文字入力部4は、位置検出部3からの座標信号に基づいて、ソフトキーボード上の入力文字を判定する。そして、判定した入力文字を表す文字データを表示制御部6に送出する。そうすると、表示制御部6は、文字入力部4からの文字データと位置検出部3からの座標信号とに基づいて、ソフトキーボード上の該当ソフトキーの色を変えて入力文字を表示したり、表示デバイス2上に入力文字列を表示するための表示信号を生成して、表示デバイス2に送出する。
上記領域特定部5は、上記位置検出部3からの座標信号に基づいて、表示デバイス2上におけるソフトキーボードの表示領域を特定すると共に、各ソフトキーの表示領域をも特定する。そして、特定した表示領域を表す位置データを表示制御部6に送出する。そうすると、表示制御部6は、領域特定部5からの位置データと位置検出部3からの座標信号とに基づいて、表示デバイス2上に表示するソフトキーボードの位置の移動と回転と縮小あるいは拡大とを行うための表示制御信号を生成して、表示デバイス2に送出する。
ところで、上記機能的構成を有する携帯情報装置の具体的ハードウェア構成は、各種の処理を実行するプログラムを含む各種プログラムを記憶するプログラムメモリ、各種情報を記憶するデータメモリ、インターネット等の通信ネットワークと接続する通信I/F、入力装置、出力装置、表示装置、上記プログラムメモリ,データメモリ,通信I/F,入力装置,出力装置および表示装置等を制御して、ソフトキーボード表示等を実行するCPU(中央演算処理装置)等で成る。
すなわち、上記位置検出部3,文字入力部4,領域特定部5および表示制御部6は上記CPUで構成され、位置入力デバイス1は上記入力装置で構成され、表示デバイス2は上記表示装置で構成されるのである。また、上記CPUは、上述した各部3〜6による本実施の形態に係る処理動作の他に、演算・判断処理,計時処理および入出力処理等の各種の処理動作をも行うようになっている。
以下、上記表示制御部6によって行われるソフトキーボードの位置の移動と縮小あるいは拡大と回転との制御方法について説明する。
図2は、上記表示制御部6による制御の下に実行されるソフトキーボード表示制御処理動作を示すフローチャートである。以下、図2に従ってソフトキーボード表示制御処理動作について詳細に説明する。表示制御部6に対して、位置検出部3から座標を表す信号が入力されると、ソフトキーボード表示制御処理動作がスタートする。
ステップS1で、上記位置検出部3からの表示デバイス2上の座標を表す信号の入力を検知することによって、上記ソフトキーボードに対する指によるタッチが検出される。ステップS2で、領域特定部5からの上記位置データに基づいて、表示デバイス2上におけるソフトキーボードの表示領域の座標を検出する。ステップS3で、位置検出部3からの上記信号に基づいて、ソフトキーボードに対する操作者の操作はドラッグ操作であるか否かが判別される。その結果、ドラッグ操作であればステップS4に進み、そうでなければステップS16に進む。ステップS4で、上記ドラッグ操作後におけるソフトキーボード上の指の座標が検出される。
ステップS5で、上記ステップS4において検出された表示デバイス2上の移動後の座標から表示デバイス2の上辺までの距離と下辺までの距離とに基づいて、当該表示デバイス2上の移動後の座標は上端に近いか下端に近いかが判別される。その結果、上端に近い場合はステップS6に進み、下端に近い場合にはステップS10に進む。ステップS6で、上記ステップS5の場合と同様にして、当該移動後の座標は表示デバイス2の右端に近いか左端に近いかが判別される。その結果、右端に近い場合はステップS7に進み、左端に近い場合にはステップS13に進む。ステップS7で、当該移動後の座標は表示デバイス2の上端に近いか右端に近いかが判別される。その結果、上端に近い場合はステップS8に進む一方、右端に近い場合にはステップS9に進む。
ステップS8で、上記表示デバイス2上に現在表示されているソフトキーボードの向きを基準として、上記ステップS4において検出された移動後の座標の位置は表示デバイス2の上端に最も近いと判別されたので、ソフトキーボードが表示デバイス2の上端近傍における領域特定部5で特定された表示領域に移動して表示される。その際に、ソフトキーボードの下辺が表示デバイス2の上辺側を向くようにソフトキーボードが180度回転されて表示される。そうした後に、ソフトキーボード表示制御処理動作が終了される。
ステップS9で、上記移動後の座標の位置は表示デバイス2の右端に最も近いので、ソフトキーボードが、表示デバイス2の右端近傍における上記表示領域に移動して表示される。その際に、ソフトキーボードの下辺が表示デバイス2の右辺側を向くようにソフトキーボードが左回りに90度回転されて表示される。そうした後に、ソフトキーボード表示制御処理動作が終了される。
ステップS10で、当該移動後の座標は表示デバイス2の右端に近いか左端に近いかが判別される。その結果、右端に近い場合はステップS11に進み、左端に近い場合にはステップS15に進む。ステップS11で、当該移動後の座標は表示デバイス2の下端に近いか右端に近いかが判別される。その結果、下端に近い場合はステップS12に進み、右端に近い場合には上記ステップS9に進む。ステップS12で、上記移動後の座標の位置は表示デバイス2の下端に最も近いので、ソフトキーボードが表示デバイス2の下端近傍における上記表示領域に表示される。その際に、既に、ソフトキーボードの下辺が表示デバイス2の下辺側を向いているので、ソフトキーボードは、回転されずに表示される。そうした後に、ソフトキーボード表示制御処理動作が終了される。
ステップS13で、当該移動後の座標は表示デバイス2の上端に近いか左端に近いかが判別される。その結果、上端に近い場合は上記ステップS8に進み、左端に近い場合にはステップS14に進む。
ステップS14で、上記移動後の座標の位置は表示デバイス2の左端に最も近いので、ソフトキーボードが、表示デバイス2の左端近傍における上記表示領域に移動して表示される。その際に、ソフトキーボードの下辺が表示デバイス2の左辺側を向くようにソフトキーボードが右回りに90度回転されて表示される。そうした後に、ソフトキーボード表示制御処理動作が終了される。
ステップS15で、当該移動後の座標は表示デバイス2の下端に近いか左端に近いかが判別される。その結果、下端に近い場合は上記ステップS12に進み、左端に近い場合には上記ステップS14に進む。
ステップS16で、上記ソフトキーボードに対する操作者の操作は、2本の指をソフトキーボード上に載せてその間隔を縮める縮小操作(所謂ピンチイン操作)、あるいは、ソフトキーボード上の2本の指の間隔を広げる拡大操作(所謂ピンチアウト操作)であるか否かが判別される。その結果、上記縮小操作あるいは上記拡大操作である場合にはステップS17に進む。一方、そうでなければソフトキーボード表示制御処理動作が終了される。
ステップS17で、上記ソフトキーボードを上記縮小操作あるいは上記拡大操作の操作量に応じて縮小あるいは拡大した後の、ソフトキーボード上に予め設定された基準点の座標が検出される。そうした後に上記ステップS5に進む。
以後、上記ステップS5〜上記ステップS15が実行される。その際に、上記ステップS5〜上記ステップS15中における「表示デバイス2上の移動後の座標」が「表示デバイス2上の縮小あるいは拡大後の上記基準点の座標」と読み替えられる。さらに、上記ステップS8,S9,S12,S14では、ソフトキーボードが回転されると共に縮小あるいは拡大されて表示される
こうして、ソフトキーボード表示制御処理動作が終了される。
尚、上記ソフトキーボード表示制御処理動作においては省略しているが、上記ソフトキーボードの縮小あるいは拡大表示時、移動表示時、および回転表示時において、表示デバイス2上に表示されている入力文字列およびソフトキーボードの背景画像は、縮小あるいは拡大,移動および回転はされない。また、上記表示されている入力文字列は、縮小あるいは拡大,移動および回転後のソフトキーボードと重なる場合には、重ならない位置に平行移動されて表示される。
以上のごとく、本実施の形態においては、タッチパネルを構成する位置入力デバイス1上の入力座標を検出する位置検出部3と、検出された座標が表示デバイス2のソフトキーボード上であって且つソフトキーとは異なる箇所である場合に、表示デバイス2上におけるソフトキーボードの表示領域を特定する領域特定部5とを備え、表示制御部6により、領域特定部5からの位置データと位置検出部3からの座標信号とに基づいて、ソフトキーボードに対する操作者の操作がドラッグ操作である場合には、ソフトキーボードがドラッグ位置に移動して表示される。これに対し、ソフトキーボードに対する操作者の操作が縮小拡大操作である場合には、上記操作に応じてソフトキーボードが縮小表示あるいは拡大表示される。
そして、上記表示制御部6は、さらに、移動後のソフトキーボードの位置あるいは縮小または拡大表示後のソフトキーボードの位置が、表示デバイス2の上端に近い場合には、ソフトキーボードの下辺が表示デバイス2の上辺側を向くようにソフトキーボードが180度回転されて表示される。また、表示デバイス2の右端に近い場合には、ソフトキーボードの下辺が表示デバイス2の右辺側を向くようにソフトキーボードが左回りに90度回転されて表示される。また、表示デバイス2の下端に近い場合には、ソフトキーボードは回転されずに表示される。また、表示デバイス2の左端に近い場合には、ソフトキーボードの下辺が表示デバイス2の左辺側を向くようにソフトキーボードが右回りに90度回転されて表示される。
したがって、本実施の形態によれば、操作者は、上記ソフトキーボードに対して、所謂ピンチイン操作あるいはピンチアウト操作による縮小操作あるいは拡大操作を行うことによって、ソフトキーボードを任意の大きさに変更することができる。
図3は、所謂ピンチイン操作あるいはピンチアウト操作によって、上記ソフトキーボード7が縮小あるいは拡大された状態を示す。図3(a)に示す状態で使用者がソフトキーボード7に対してピンチイン操作を行うことによって、図3(b)に示すようにソフトキーボード7のサイズが2本の指の間隔に応じて(つまり、操作量に応じて)縮小される。一方、図3(b)に示す状態で使用者がピンチアウト操作を行うことによって、図3(a)に示すようにソフトキーボード7のサイズが2本の指の間隔に応じて(操作量に応じて)拡大される。
したがって、本携帯情報装置が如何様なサイズのディスプレイを有する携帯情報装置であっても、使用者の使い易い大きさでソフトキーボード7を表示でき、キー入力の操作性を向上させることが可能になる。
また、本実施の形態によれば、上記ソフトキーボードに対して、ドラッグ操作によって移動を行った場合や縮小あるいは拡大を行った場合に、移動後や縮小あるいは拡大後のソフトキーボードの向きを移動後や縮小/拡大後の位置に応じて変更することができる。
図4は、上記ソフトキーボードの移動後の位置とソフトキーボードの向きとの関係を示す。図4(a)に示す状態では、ソフトキーボード7の下辺が表示デバイス2の下辺2a側を向き、上辺2b側に入力文字表示領域8が位置している。そして、ソフトキーボード7が表示デバイス2の右辺2c側にドラッグされると、図4(b)に示すように、左回りに90度回転されたソフトキーボード7の下辺が表示デバイス2の右辺2c側を向き、上辺2b側に入力文字表示領域8が位置する。その場合、入力文字表示領域8は、その位置を少し表示デバイス2の左辺2d側にずらしている。また、ソフトキーボード7が表示デバイス2の上辺2b側にドラッグされると、図4(c)に示すように、回転されたソフトキーボード7の下辺が表示デバイス2の上辺2b側を向き、入力文字表示領域8が下辺2a側に移動する。その場合、入力文字表示領域8の向きは変更されない。
以下同様に、上記ソフトキーボード7が表示デバイス2の左辺2d側にドラッグされると図4(d)に示すように、また、下辺2a側にドラッグされると図4(a)に示すように、回転されたソフトキーボード7の下辺が表示デバイス2の該当辺側を向き、入力文字表示領域8はソフトキーボード7と重ならないように平行移動される。
したがって、図4(b)〜図4(d)に示すように、上記入力文字表示領域8を見る人とソフトキーボード7から文字を入力する人とが異なる向きに居ても、容易に入力結果の確認とキー入力とを行うことが可能になるのである。
以上のことは、上記ソフトキーボードの縮小/拡大後の位置とソフトキーボードの向きとの関係でも同様である。
尚、本第1実施の形態においては、上記ソフトキーボード7に対する「移動」と「縮小あるいは拡大」と「回転」とを1回のソフトキーボード表示制御処理動作で行うようにしている。しかしながら、この発明はこれに限定されるものではなく、個別の表示制御処理動作で単独に実行しても一向に構わない。あるいは、適宜組み合わせて実行しても差し支えない。
また、上記ソフトキーボード表示制御処理動作が終了した際に、表示デバイス2の辺の長さよりもソフトキーボードの幅の方が広い場合には、ソフトキーボードの幅を表示デバイス2の辺の長さに合わせて縮小するようにしてもよい。
・第2実施の形態
本実施の形態の携帯情報装置におけるソフトキーボード表示制御系における機能的構成は、上記第1実施の形態における図1に示す機能ブロック図と同様である。そこで、以下においては、必要に応じて上記第1実施の形態における図1を用いて説明する。但し、位置検出部3は、検出した座標が上記ソフトキーとは異なる箇所である場合に、検出した座標を表す信号を領域特定部5および表示制御部6に送出する点で、上記第1実施の形態とは異なる。
以下、上記表示制御部6によって行われるソフトキーボードの位置の移動と縮小あるいは拡大と回転とについて説明する。
図5は、上記表示制御部6による制御の下に実行される本実施の形態におけるソフトキーボード表示制御処理動作のフローチャートである。以下、図5に従ってソフトキーボード表示制御処理動作について詳細に説明する。表示制御部6に対して、位置検出部3から座標を表す信号が入力されると、ソフトキーボード表示制御処理動作がスタートする。
ステップS21で、上記位置検出部3からの表示デバイス2上の座標を表す信号の入力を検知することによって、上記ソフトキーボードに対する指によるタッチが検出される。ステップS22で、領域特定部5からの上記位置データに基づいて、表示デバイス2上におけるソフトキーボードの表示領域の座標が検出される。
ステップS23で、上記位置検出部3からの上記信号に基づいて、使用者の2本の指(本実施の形態では人差し指と中指とであるとする)の位置が検出される。ステップS24で、上記ステップS23において検出された人差し指の位置と中指の位置との配列方向と向きが略等しく、且つ人差し指の位置と中指の位置とに最も近い表示デバイス2の辺の近傍において、領域特定部5で特定された表示領域に、ソフトキーボードの下辺が当該表示デバイス2の辺側を向くように上記ソフトキーボードが回転移動される。ステップS25で、ソフトキーボード上に予め設定されている第1基準点と第2基準点との間隔が、上記ステップS23において検出された人差し指の位置と中指の位置との間隔に一致するように、ソフトキーボードが拡大あるいは縮小される。そうした後に、ソフトキーボード表示制御処理動作が終了される。
以上のごとく、本実施の形態においては、表示制御部6によって、使用者の人差し指の位置と中指の位置とに応じて、表示デバイス2の辺における領域特定部5で設定された表示領域にソフトキーボードが回転移動され、さらに、人差し指の位置と中指の位置との間隔に応じて、ソフトキーボードが拡大あるいは縮小して表示される。
図6は、上記表示デバイス2上でのソフトキーボードの位置とソフトキーボードの向きとの関係を示す。図6(a)に示す状態では、ソフトキーボード7の下辺が表示デバイス2の下辺2a側を向き、上辺2b側に入力文字表示領域8が位置している。そして、使用者の人差し指と中指とを、表示デバイス2の右辺2c側に右辺2cと略平行に位置させると、図6(b)に示すように、回転されたソフトキーボード7の下辺が表示デバイス2の右辺2c側を向き、上辺2b側に入力文字表示領域8が位置する。その場合に、入力文字表示領域8は、その位置を少し表示デバイス2の左辺2d側にずらしている。また、使用者の人差し指と中指とを、表示デバイス2の上辺2b側に上辺2bと略平行に位置させると、図6(c)に示すように、回転されたソフトキーボード7の下辺が表示デバイス2の上辺2b側を向き、入力文字表示領域8が下辺2a側に移動する。その場合、入力文字表示領域8の向きは変更されない。
以下同様に、上記使用者の人差し指と中指とを表示デバイス2の左辺2d側に位置させると図6(d)に示すように、また、下辺2a側に位置させると図6(a)に示すように、回転されたソフトキーボード7の下辺が表示デバイス2の該当辺側を向き、入力文字表示領域8がソフトキーボード7と重ならないように平行移動される。
こうして、使用者の表示デバイス2上における人差し指と中指とによって指定された箇所に、指定された方向で、ソフトキーボード7が表示される。また、入力文字表示領域8がソフトキーボード7と重ならないように平行移動される。
したがって、図6(b)〜図6(d)に示すように、上記入力文字表示領域8を見る人とソフトキーボード7から文字を入力する人とが異なる向きに居ても、容易に入力結果の確認とキー入力とを行うことが可能になるのである。
図7は、使用者の人差し指と中指とによって指定されたサイズにソフトキーボードが縮小あるいは拡大された状態を示す。図7(a)に示す状態で使用者がソフトキーボード7上でタッチした人差し指と中指との間隔が、ソフトキーボード7上の第1,第2基準点間の間隔よりも狭い場合には、図7(b)に示すようにソフトキーボード7のサイズが人差し指と中指との間隔に応じて縮小される。一方、図7(b)に示す状態で使用者がソフトキーボード7上でタッチした人差し指と中指との間隔が、ソフトキーボード7上の第1,第2基準点間の間隔よりも広い場合には、図7(a)に示すようにソフトキーボード7のサイズが人差し指と中指との間隔に応じて拡大される。
こうして、使用者の表示デバイス2上における人差し指と中指とによって指定されたサイズで、ソフトキーボード7が表示される。したがって、本携帯情報装置が如何様なサイズのディスプレイを有する携帯情報装置であっても、使用者の使い易い大きさでソフトキーボードを表示でき、キー入力の操作性を向上させることが可能になる。
尚、本第2実施の形態においては、上記ソフトキーボード7の「回転移動」と「縮小あるいは拡大」とを1回のソフトキーボード表示制御処理動作で行うようにしている。しかしながら、この発明はこれに限定されるものではなく、個別の表示制御処理動作で単独に実行しても一向に構わない。
ところで、上記各実施の形態における上記位置検出部3,文字入力部4,領域特定部5および表示制御部6としての機能は、プログラム記録媒体に記録されたソフトキーボード表示制御プログラムによって実現される。尚、上記実施の形態における上記プログラム記録媒体は、ROM(リード・オンリ・メモリ)でなるプログラムメディアである。
1…位置入力デバイス、
2…表示デバイス、
2a…下辺、
2b…上辺、
2c…右辺、
2d…左辺、
3…位置検出部、
4…文字入力部、
5…領域特定部、
6…表示制御部、
7…ソフトキーボード、
8…入力文字表示領域。

Claims (9)

  1. 表示デバイスと透明な位置入力デバイスとが積層されて成るタッチパネルと、
    上記位置入力デバイスからの入力位置を表す位置信号に基づいて、上記位置入力デバイス上の入力座標を検出すると共に、検出座標を表す座標信号を送出する位置検出部と、
    上記位置検出部によって検出された入力座標が上記表示デバイスに表示されたソフトキーボードのソフトキーとは異なる箇所である場合に、上記位置検出部からの検出座標に基づいて、上記表示デバイス上におけるソフトキーボードの表示領域を特定すると共に、特定した表示領域を表す位置データを送出する領域特定部と、
    上記領域特定部からの位置データと上記位置検出部からの座標信号とに基づいて、上記表示デバイス上に表示する上記ソフトキーボードの位置の移動と回転と縮小あるいは拡大とのうちの何れかを行うための表示制御信号を生成して、上記表示デバイスに送出する表示制御部と
    を備えたことを特徴とする携帯情報装置。
  2. 請求項1に記載の携帯情報装置において、
    上記表示制御部は、
    上記位置検出部からの座標信号に基づいて、上記位置入力デバイスへの入力操作は、上記表示デバイスに表示されたソフトキーボードの縮小操作あるいは拡大操作であると判断した場合には、上記表示デバイス上に表示する上記ソフトキーボードを上記縮小操作あるいは上記拡大操作の操作量に応じて縮小あるいは拡大を行うための表示制御信号を生成して、上記表示デバイスに送出する
    ようになっていることを特徴とする携帯情報装置。
  3. 請求項1あるいは請求項2に記載の携帯情報装置において、
    上記表示制御部は、
    上記位置検出部からの座標信号に基づいて、上記位置入力デバイスへの入力操作は、上記表示デバイスに表示されたソフトキーボードのドラッグ操作であると判断した場合は、上記ドラッグ操作後の検出座標に最も近い上記表示デバイスの辺の近傍における上記領域特定部で特定された上記表示領域に上記ソフトキーボードを移動するための表示制御信号を生成して、上記表示デバイスに送出する
    ようになっていることを特徴とする携帯情報装置。
  4. 請求項1から請求項3までの何れか一つに記載の携帯情報装置において、
    上記表示制御部は、
    上記ソフトキーボードの下辺が、上記位置検出部の検出座標に最も近い上記表示デバイスの辺側を向くように、上記ソフトキーボードを回転するための表示制御信号を生成して、上記表示デバイスに送出する
    ようになっていることを特徴とする携帯情報装置。
  5. 請求項1に記載の携帯情報装置において、
    上記表示制御部は、
    上記位置検出部からの座標信号に基づいて、上記位置検出部によって検出された入力座標が2箇所である場合に、上記2箇所の入力座標の配列方向と略等しい向きを有し、且つ上記入力座標に最も近い上記表示デバイスの辺の近傍において、上記領域特定部で特定された上記表示領域に、上記ソフトキーボードの下辺が当該表示デバイスの辺側を向くように上記ソフトキーボードを回転移動するための表示制御信号を生成して、上記表示デバイスに送出する
    ようになっていることを特徴とする携帯情報装置。
  6. 請求項5に記載の携帯情報装置において、
    上記表示制御部は、
    上記位置検出部からの座標信号に基づいて、上記ソフトキーボード上に予め設定されている第1基準点と第2基準点との間隔が、上記位置検出部によって検出された上記2箇所の入力座標の間隔に一致するように、上記ソフトキーボードの縮小あるいは拡大を行うための表示制御信号を生成して、上記表示デバイスに送出する
    ようになっていることを特徴とする携帯情報装置。
  7. 位置検出部によって、表示デバイスと透明な位置入力デバイスとが積層されて成るタッチパネルにおける上記位置入力デバイスからの入力位置を表す位置信号に基づいて、上記位置入力デバイス上の入力座標を検出すると共に、検出座標を表す座標信号を出力する入力座標検出ステップと、
    領域特定部によって、上記位置検出部で検出された入力座標が上記表示デバイスに表示されたソフトキーボードのソフトキーとは異なる箇所である場合に、上記位置検出部からの検出座標に基づいて、上記表示デバイス上におけるソフトキーボードの表示領域を特定すると共に、特定した表示領域を表す位置データを出力する表示領域特定ステップと、
    表示制御部によって、上記領域特定部からの位置データと上記位置検出部からの座標信号とに基づいて、上記表示デバイス上に表示する上記ソフトキーボードの位置の移動と回転と縮小あるいは拡大とのうちの何れかを行うための表示制御信号を生成して、上記表示デバイスに送出する表示制御信号生成ステップと
    を備えたことを特徴とするソフトキーボード表示方法。
  8. コンピュータを、
    請求項1における位置検出部,領域特定部および表示制御部
    として機能させることを特徴とするソフトキーボード表示プログラム。
  9. 請求項8に記載のソフトキーボード表示プログラムが記録されたことを特徴とするコンピュータ読出し可能なプログラム記録媒体。
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