JP2014059066A - 地中熱利用熱交換チューブの既製杭内設置装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】既製杭内に熱交換チューブを配置するための重錘などの押込み具を回収して、再利用することができ、しかも既製杭内の所定の深度位置に熱交換チューブを設置することができる装置を提供する。
【解決手段】未硬化のソイルセメントで満たされた既製杭14の内部に、地中熱利用のための熱交換チューブ10を該チューブに作用する浮力に抗して挿入設置するための装置であって、熱交換チューブ10に、下端部を回動中心として鉛直方向に回動自在に取り付けられ、上端部が既製杭14の内周に接離するように拡縮する複数の翼部材20と、熱交換チューブの既製杭への挿入時に、該チューブに除荷・回収可能に載荷される重錘30とを備え、翼部材20は重錘30を熱交換チューブ10に載荷したとき縮翼し、除荷したとき拡翼するように回動して、その上端部が既製杭14の内周に係合する.
【選択図】図2

Description

この発明は、地中熱利用熱交換チューブの既製杭内設置装置に関し、より詳細には未硬化のソイルセメントや水で満たされた既製杭内に熱交換チューブを浮力に抗して挿入設置するための装置に関する。
地中の温度は一年を通して約15〜18度Cとほぼ一定であり、この特性を有効利用するために地中に埋設された既製杭の中に熱交換チューブを配置し、チューブ内に水などの熱媒体を循環させて地中の熱を利用する空調システムが知られている。
既製杭の内部は未硬化のソイルセメントや水で満たされており、この中に熱交換チューブを沈設しようとすると、熱交換チューブに浮力が作用する。このようなことから、熱交換チューブの沈設の際には、重錘を利用して浮力に対抗させている。
図11は、従来の既製杭内部への熱交換チューブの沈設方法を示している。熱交換チューブ10は熱媒体の送り管10aと戻り管10bとを有し、それらの先端部がU字形の流路をもつ連結部材11で連結されている。この連結部材11にワイヤ12等を介して重錘13を懸吊し、既製杭14の内部に熱交換チューブ10を所定深度まで吊り降ろすのが従来の方法である。
その際、上記のように熱交換チューブ10は大きな浮力を受けることから、重錘13としては、例えば鋼製のものがしばしば用いられる。鋼製の重錘は比重が大きく、他の物質でできた同じ重さの重錘と比べて、その体積も小さくできるために有効であるが、費用が高価である。そのため、経済性や環境の面から、重錘を回収し再利用することが望ましいが、重錘13を熱交換チューブ10から外すとチューブが浮力を受けて浮き上がってしまうことから、所定の深度に配置することができず、一般には重錘13を既製杭内部に残置するという手法が採られている。
特許文献1にはソイルセメント連続壁内に熱交換チューブを設置する方法が開示されている。この方法は、熱交換チューブの底部を保護する保護部材を備えた埋設ユニットに、熱交換チューブを固定してソイルセメント連続壁内に挿入し、連続壁の底部地盤に固定する方法である。しかし、この方法は、熱交換チューブを設置する深度位置が限られ、任意の深度位置に設置することができない。また、熱交換チューブの連続壁内への挿入に際しては、埋設ユニットの重量を利用していることから(同文献の段落0044)、ソイルセメントの浮力に対抗するためには埋設ユニットを大重量のものとせざるをえず、しかもこの埋設ユニットは連続壁内に残置されて回収できないことから施工費用が高価になる。
特開2011−184857号公報
この発明は上記のような技術的背景に基づいてなされたものであって、次の目的を達成するものである。
この発明の目的は、既製杭内に熱交換チューブを配置するための重錘などの押込み具を回収して、再利用することができ、しかも既製杭内の所定の深度位置に熱交換チューブを設置することができる装置を提供することにある。
この発明は上記課題を達成するために、次のような手段を採用している。
すなわち、この発明は、既製杭の内部に、地中熱利用のための熱交換チューブを該チューブに作用する浮力に抗して挿入設置するための装置であって、
前記熱交換チューブに、下端部を回動中心として鉛直方向に回動自在に取り付けられ、上端部が既製杭の内周に接離するように拡縮する複数の翼部材と、
前記熱交換チューブの既製杭への挿入時に、該チューブに除荷・回収可能に載荷され該チューブを下降させる押込み具とを備え、
前記翼部材は前記押込み具を前記熱交換チューブに載荷したとき縮翼し、除荷したとき拡翼するように回動して、その上端部が既製杭の内周に係合するようになっていることを特徴とする地中熱利用熱交換チューブの既製杭内設置装置にある。
この発明装置は、より具体的には、前記熱交換チューブに水平方向に設けられた取付部材と、
この取付部材の下方に配置された前記翼部材の回動支持部と、
前記取付部材と前記翼部材の中間部との間を連結し、前記翼部材をその回動を許すように支持するリンク部材と、
前記取付部材に昇降自在に設けられ、下端部に前記回動支持部が連結されて該回動支持部を昇降させることにより前記翼部材を拡縮させる昇降ロッドと、
この昇降ロッドの上端部に設けられた前記押込み具の載荷部と、
この載荷部と前記取付部材との間に設けられ、前記翼部材を拡翼すべく前記昇降ロッドを上方に向けて常時付勢する付勢部材と
を備えてなる構成を採用することができる。
この発明装置は、あるいは、前記熱交換チューブに水平方向に設けられた取付部材と、
この取付部材の下方に配置された前記翼部材の回動支持部と、
前記取付部材と前記翼部材の中間部との間を連結し、前記翼部材をその回動を許すように支持するリンク部材と、
前記押込み具の中央に垂下して設けられ、前記連結部に設けられた孔を通って前記回動支持部に延び、この回動支持部に載荷及び除荷をして該回動支持部を昇降させることにより前記翼部材を拡縮させる操作ロッドと
を備えてなる構成を採用することができる。
この場合、前記操作ロッドの先端に前記回動支持部に吸着する磁石が設けられている構成を採用することができる。また、前記複数の翼部材の下端部間に浮力に対して抵抗するシート状の抵抗体が設けられている構成を採用することもできる。
この発明装置は、あるいは、前記熱交換チューブに水平方向に設けられた取付部材と、
この取付部材に設けられた前記翼部材の回動支持部と、
前記翼部材の縮翼方向前面に形成された押込み具の載荷部と、
前記押込み具の中央に垂下して設けられた操作ロッドとを備え、
この操作ロッドは下端部に、前記押込み具の載荷時には前記載荷部に係合して前記翼部材を縮翼状態に保持し、押込み具の除荷時には係合を解除して前記翼部材を拡翼させる係合部を有している構成を採用することができる。
この場合、前記載荷部は、前記翼部材の縮翼時にほぼ水平となる載荷面と下向きのテーパ面を持つ鋸歯状突起からなり、前記係合部は上向きのテーパ面を持つ複数の円錐状突起からなる構成を採用することができる。
また、前記翼部材は重心がその上端部寄りに位置している構成を採用することができる。さらに、前記押込み具は前記操作ロッドの外周に、前記複数の翼部材の上端部外周に嵌合して拡翼を拘束する拘束筒を有している構成を採用することができる。さらに、前記複数の翼部材の下端部間に浮力に対して抵抗するシート状の抵抗体が設けられている構成を採用することができる。
この発明によれば、押込み具が熱交換チューブに除荷・回収可能に載荷され、また熱交換チューブに取り付けられる複数の翼部材が押込み具の載荷及び除荷によって拡縮し、除荷時に拡翼して既製杭の内周に係合するようになっているので、押込み具を回収して再利用することができる。また、所定の深度位置で押込み具を除荷するだけで、熱交換チューブを当該所定深度位置に容易に固定配置することができる。
この発明の第1実施形態を示す正面図であり、(a)は縮翼状態を(b)は拡翼状態をそれぞれ示す。 第1実施形態による熱交換チューブの既製杭への沈設状態を示す正面図であり、(a)は載荷時を(b)は除荷時を示す。 この発明の第2実施形態を示す正面図であり、(a)は縮翼状態を(b)は拡翼状態を(c)は重錘をそれぞれ示す。 第2実施形態による熱交換チューブの既製杭への沈設状態を示す正面図であり、(a)は載荷時を(b)は除荷時を示す。 この発明の第3実施形態を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は載荷状態の正面図である。 第3実施形態のものの拡翼作用を説明する図である。 第3実施形態による熱交換チューブの既製杭への沈設状態を示す正面図である。 第3実施形態の改良例を示し、(a)は縮翼状態を(b)は拡翼状態をそれぞれ示す。 熱交換チューブを2つ設置する場合の取付部材の構成例を示す平面図である。 押込み具の別の例を示す正面図である。 従来の熱交換チューブの沈設方法を示す正面図である。
この発明の実施形態を図面を参照しながら以下に説明する。図1は、この発明の第1実施形態を示している。熱交換チューブ10は、背景技術の項で説明したように、U字形のもので、一方が熱媒体の送り管10a,他方が戻り管10bを構成し、それらの下端部がU字形の流路を有する連結部材11で連結されている。
この発明による設置装置は、熱交換チューブ10に取り付けられる1対の翼部材20,20を有している。翼部材20,20を熱交換チューブ10に取り付けるために、送り管10aと戻り管10bとの間に取付部材21が水平方向に配置され、この取付部材21の両端はこれら送り管10a及び戻り管10bにそれぞれ固定されている。取付部材21の下方には端板からなる回動支持部24が配置され、この回動支持部24に翼部材20,20の下端部が鉛直方向に回動自在に取り付けられている。
取付部材21と翼部材20,20の中間部との間には、翼部材20,20を取付部材21に支持するリンク部材25,25が配置されている。リンク部材25,25は、その両端がこれら部材21,20に鉛直方向に回動自在に連結されている。また、リンク部材25,25と翼部材20,20との連結部25aは、翼部材20,20の回動を許すようににその長さ方向に設けたスリット26に沿ってスライド自在となっている。
取付部材21は中央部に軸受筒22を有し、この軸受筒22に昇降ロッド23が昇降自在に嵌合されている。この昇降ロッド23の下端部に翼部材20,20の回動支持部24が連結されている。これにより、翼部材20,20は昇降ロッド23が下降して回動支持部24が下降すると、それに伴って縮翼し(図1(a))、昇降ロッド23が上昇して回動支持部24が上昇すると、それに伴って拡翼するようになっている(図1(b))。
取付部材21から上方に突出する昇降ロッド23の上端には後述する重錘の載荷部27が設けられている。この載荷部27と取付部材21との間には昇降ロッド23を取り巻くコイルスプリング28が配置されている。このコイルスプリング28は翼部材20,20を拡翼すべく昇降ロッド23を常時上方に向けて付勢している。以上のような構成により、載荷部27に重錘を載荷すると、スプリング28の付勢力に抗して昇降ロッド23が下降して翼部材20,20が縮翼し(図1(a))、重錘を除荷するとスプリング28の付勢力により昇降ロッド23が上昇して翼部材20,20が拡翼する(図1(b))。
図2は、上記実施形態の装置による熱交換チューブ10の既製杭14内への沈設方法を示している。既製杭14の内部は前述したように、未硬化のソイルセメントや水で満たされている。熱交換チューブ10は複数の作業者のハンドリングにより、地上から既製杭14の内部に徐々に挿入される。挿入時には、熱交換チューブ10に押込み具である重錘30を載荷する。重錘30は鋼製のものであり、例えば、1対の鉛直部30a,30aと、これらを連結する水平部30bとを持つ門型に形成され、水平部30bにおいて載荷部27にこれを跨ぐように載荷される。これによって、昇降ロッド23が下降し、翼部材20,20は縮翼した状態となる(図2(a))。
重錘30はその水平部30bにワイヤ31が連結され、熱交換チューブ10の既製杭14への挿入に伴って、このワイヤ31を介して重錘30を地上から吊り降ろす。その際、ワイヤ31は重錘30を軽く支持するだけであり、重錘30の荷重はその大部分が熱交換チューブ10に加えられる。すなわち、熱交換チューブ10は浮力に抗する下向きの荷重が加えられて既製杭14内を下降し、同時に翼部材20,20の縮翼状態が保持される。
そして、熱交換チューブ10の下端部が所定深度に達したら、重錘30を吊り上げて除荷する。これにより、昇降ロッド23が上昇し、翼部材20,20が拡翼する。拡翼した翼部材20,20はその上端部が既製杭14の内周に係合し、その深度位置に固定配置される(図2(b))。同図に示すように、既製杭14の内周に予め環状の突起32を設けるようにしてもよい。このような突起32を設けることにより、拡翼した翼部材20,20は確実に既製杭14の内周に係合し、固定配置を確実なものとすることができる。
図3は、この発明の第2実施形態を示している。上記第1実施形態では重錘が昇降ロッド23を介して回動支持部24を昇降させ、翼部材20,20を拡縮させている。この実施形態は、昇降ロッドによらず、重錘が直接回動支持部24を昇降させ、翼部材20,20を拡縮させるようにしたものである。図3に示す第2実施形態において、第1実施形態と同様の部材には同一符号を付してある。
図3(c)は第2実施形態で使用する重錘を示している。重錘30は第1実施形態で用いたものと同様に、1対の鉛直部30a,30bと水平部30bとを有する門型のものである。この実施形態で使用する重錘30は、さらに、水平部30bの中央部から下方に垂下して設けられた操作ロッド33を有している。この操作ロッド33は、載荷時に取付部材21に設けられた孔すなわち軸受筒22に挿入され、回動支持部24に向かって下方にに延びている。これにより、操作ロッド33は重錘30の荷重を回動支持部24に載荷してこれを押し下げ、翼部材20,20を縮翼させる(図3(a),図4(a))。
操作ロッド31の下端には磁石34が設けられている。磁石34としてはネオジム磁石を用いることができる。このネオジム磁石は、多種類ある磁石の中で最も高い磁気エネルギーをもち、しかも他の希土類磁石に比べて安価である。したがって、磁石34は回動支持部24に強力に吸着することから、重錘30の除荷時にこれを吊り上げると、それに伴って回動支持部24が上昇し、翼部材20,20が拡翼する(図3(b),図4(b))。また、翼部材20,20の下端部間には布や樹脂材料からなり、浮力に対して抵抗させるためのシート状の抵抗体36が設けられている。
図4は、上記実施形態の装置による熱交換チューブ10の既製杭14内への沈設方法を示している。熱交換チューブ10は重錘30を載荷した状態で既製杭14に挿入されるのは、上記第1実施形態と同様である。すなわち、重錘30の操作ロッド33を軸受筒部22に挿入して回動支持部24に載荷する。これによって、回動支持部24が下降し、翼部材20,20は縮翼した状態となる(図4(a))。
そして、熱交換チューブ10の下端部が所定深度に達したら、重錘30を吊り上げて除荷する。これにより、操作ロッド33に磁力によって吸着している回動支持部24が上昇し、翼部材20,20が拡翼する(図4(b))。この翼部材20,20の拡翼の際には、それに伴ってシート状の抵抗体36が拡がり、熱交換チューブ10の浮き上がり抑制と翼部材の拡翼促進に貢献する。
拡翼した翼部材20,20はその上端部が既製杭14の内周に係合し、その深度位置に固定配置される。翼部材20,20が既製杭14に固定された後もさらに重錘30を引き上げると、操作ロッド33が回動支持部24から引き離されることから、重錘30を回収することができる。この実施形態の場合も、熱交換チューブ10の固定配置を確実なものとするために、既製杭14の内周に予め環状の突起32を設けるようにしてもよい。
なお、熱交換チューブ10の多少の浮き上がりを許容するならば、操作ロッド33の先端の磁石34は必ずしも設けなくともよい。重錘30を除荷すると、熱交換チューブ10が浮き上がるにつれて、前述した抵抗体36による拡翼作用が働くからである。
図5は、この発明の第3実施形態を示している。上記第1,第2実施形態はいずれも重錘の載荷及び除荷によって回動支持部を昇降させ、翼部材20,20を拡縮させている。この第3実施形態は、回動支持部を昇降させることなく、重錘の載荷及び除荷のみによって翼部材の拡縮をコントロールするようにしたものである。
図5において(a)は熱交換チューブの正面図、(b)は同チューブの側面図であり、第1,第2実施形態と同様の部材には同一符号を付してある。この実施形態では翼部材20,20の回動支持部24は取付部材21に設けられている。すなわち、翼部材20,20は取付部材21に回動自在に取り付けられている。
翼部材20,20の互いに対向する縮翼方向前面には載荷部を構成する鋸歯状突起40が形成されている。鋸歯状突起40の各突起は、縮翼時にほぼ水平となる載荷面40aと下向きの傾斜面40bとを有している(図6も併せて参照)。また、翼部材20,20には、その上端部であってかつ長手方向中心線の外側に重心を持つように付加重量部材41が設けられている。
図5(c)に示すように、重錘30は第2実施形態で用いたものと同様に操作ロッド33を有する門型のものである。操作ロッド33にはその軸方向に沿って複数の円錐状突起42が設けられている。操作ロッドは33は、重錘30の載荷時には円錐状突起42が翼部材20,20の鋸歯状突起40に係合して翼部材20,20の縮翼状態を保持し、また除荷時には係合を解除して翼部材20,20を拡開させる。
すなわち、図6に示すように、重錘30の載荷時には操作ロッド33の円錐状突起42の底面が翼部材20,20の鋸歯状突起40の載荷面40aを押圧し、翼部材20,20を介して荷重を熱交換チューブに伝えると同時に、翼部材20,20が縮翼した状態を保持する(図6(a))。そして、重錘30の除荷時には、円錐状突起42の円錐面が鋸歯状突起の傾斜面40bに沿って上昇することから、翼部材20,20を押し広げることになり、しかも翼部材20,20は重心がその上端部外側にあることから、翼部材20,20には比較的大きなモーメントが作用し、翼部材20,20が拡翼することになる。
図7は上記実施形態の装置を使用して熱交換チューブ10を既製杭14の内部に挿入し、図6に示したような作用により翼部材20,20を拡翼させ、熱交換チューブ10を固定配置した状態を示している。この実施形態の場合も、翼部材20,20の下端部間にシート状の抵抗体36を設けることにより、拡翼に伴ってシート状の抵抗体36が拡がり、熱交換チューブ10の浮き上がり抑制と翼部材の拡翼促進に貢献する。また、熱交換チューブ10の固定配置を確実なものとするために、第1,第2実施形態と同様に、既製杭14の内周に予め環状の突起32を設けるようにしてもよい。
図8は、上記第3実施形態のものにおいて、翼部材20,20の縮翼状態を確実に保持するために改良を加えた例を示している。操作ロッド33の上端と重錘30の水平部30bとの間には、操作ロッド33を下向きに付勢するコイルスプリング45が配置されている。また、操作ロッド33の外周にはこれを包囲する拘束筒6が配置され、この拘束筒46の上端は重錘30の水平部30bに固定されている。
操作ロッド33には振れ止めのためのバー47が水平に固定され、この振れ止めバー47の両端部は拘束筒46の周壁に軸方向に設けられたスリット48に嵌まっている。したがって、操作ロッド33は拘束筒46に対し鉛直方向に相対移動可能である。
図8(a)は、重錘30の載荷状態を示し、翼部材20,20の上端部は拘束筒46内に配置され、この拘束筒46によって拡翼するのが抑止される。このとき、スプリング45は圧縮し、重錘30の荷重はスプリング45、操作ロッド33を介して翼部材20,20に伝達される。
図8(b)は、重錘30の除荷状態を示し、重錘30を吊り上げることにより拘束筒46が翼部材20,20から離脱してその拘束を解除する。これにより、図6に示した作用と同様の作用により、操作ロッド33が翼部材20,20を押し広げ、翼部材20,20が拡翼する。このとき、翼部材20,20には熱交換チューブに作用する浮力により上向きの力が働いているが、スプリング45が伸長して操作ロッド33が下方に押しやられるため、拘束筒45は翼部材20,20から容易に離脱する。
上記各実施形態は例示にすぎず、この発明は種々の態様を採ることができる。例えば、上記各実施形態では既製杭に1つの熱交換チューブを設置する場合について説明した。これに限らず、2つ以上の熱交換チューブを既製杭に設置する場合にも、この発明を適用できる。この場合、例えば図9に示すように、取付部材21を2つの熱交換チューブ10,10の各々の送り管及び戻り管を連結する第1取付部材21a,21aと、第1取付部材21a,21a間を連結する第2取付部材21bとで構成し、第2取付部材21bに翼部材等の本発明装置を構成する他の部材を設けることにより適用が可能である。
また、上記各実施形態では、熱交換チューブ10に載荷してこれを下降させる押込み具として重錘30を用いる例を示したが、重錘に代えてロッドを用いることができる。例えば、図1に示した実施形態においてロッドを用いる場合、図10に示すようにロッド50の下端部に載荷部27に被着されるキャップ51を設け、ロッド50に下向きの力を加えて、熱交換チューブ10を下降させることができる。
10 熱交換チューブ
14 既製杭
20 翼部材
21 取付部材
23 昇降ロッド
24 回動支持部
25 リンク部材
26 スリット
27 載荷部
28 コイルスプリング
30 重錘
31 ワイヤ
31 操作ロッド
36 抵抗体
40 鋸歯状突起
40a 載荷面
41 付加重量部材
46 拘束筒

Claims (10)

  1. 既製杭の内部に、地中熱利用のための熱交換チューブを該チューブに作用する浮力に抗して挿入設置するための装置であって、
    前記熱交換チューブに、下端部を回動中心として鉛直方向に回動自在に取り付けられ、上端部が既製杭の内周に接離するように拡縮する複数の翼部材と、
    前記熱交換チューブの既製杭への挿入時に、該チューブに除荷・回収可能に載荷され該チューブを下降させる押込み具とを備え、
    前記翼部材は前記押込み具を前記熱交換チューブに載荷したとき縮翼し、除荷したとき拡翼するように回動して、その上端部が既製杭の内周に係合するようになっていることを特徴とする地中熱利用熱交換チューブの既製杭内設置装置。
  2. 前記熱交換チューブに水平方向に設けられた取付部材と、
    この取付部材の下方に配置された前記翼部材の回動支持部と、
    前記取付部材と前記翼部材の中間部との間を連結し、前記翼部材をその回動を許すように支持するリンク部材と、
    前記取付部材に昇降自在に設けられ、下端部に前記回動支持部が連結されて該回動支持部を昇降させることにより前記翼部材を拡縮させる昇降ロッドと、
    この昇降ロッドの上端部に設けられた前記押込み具の載荷部と、
    この載荷部と前記取付部材との間に設けられ、前記翼部材を拡翼すべく前記昇降ロッドを上方に向けて常時付勢する付勢部材と
    を備えてなることを特徴とする請求項1記載の地中熱利用熱交換チューブの既製杭内設置装置。
  3. 前記熱交換チューブに水平方向に設けられた取付部材と、
    この取付部材の下方に配置された前記翼部材の回動支持部と、
    前記取付部材と前記翼部材の中間部との間を連結し、前記翼部材をその回動を許すように支持するリンク部材と、
    前記押込み具の中央に垂下して設けられ、前記連結部に設けられた孔を通って前記回動支持部に延び、この回動支持部に載荷及び除荷をして該回動支持部を昇降させることにより前記翼部材を拡縮させる操作ロッドと
    を備えてなることを特徴とする請求項1記載の地中熱利用熱交換チューブの既製杭内設置装置。
  4. 前記操作ロッドの先端に前記回動支持部に吸着する磁石が設けられていることを特徴とする請求項3記載の地中熱利用熱交換チューブの既製杭内設置装置。
  5. 前記複数の翼部材の下端部間に浮力に対して抵抗するシート状の抵抗体が設けられていることを特徴とする請求項3又は4記載の地中熱利用熱交換チューブの既製杭内設置装置。
  6. 前記熱交換チューブに水平方向に設けられた取付部材と、
    この取付部材に設けられた前記翼部材の回動支持部と、
    前記翼部材の縮翼方向前面に形成された押込み具の載荷部と、
    前記押込み具の中央に垂下して設けられた操作ロッドとを備え、
    この操作ロッドは下端部に、前記押込み具の載荷時には前記載荷部に係合して前記翼部材を縮翼状態に保持し、押込み具の除荷時には係合を解除して前記翼部材を拡翼させる係合部を有していることを特徴とする請求項1記載の地中熱利用熱交換チューブの既製杭内設置装置。
  7. 前記載荷部は、前記翼部材の縮翼時にほぼ水平となる載荷面と下向きのテーパ面を持つ鋸歯状突起からなり、前記係合部は上向きのテーパ面を持つ複数の円錐状突起からなることを特徴とする請求項6記載の地中熱利用熱交換チューブの既製杭内設置装置。
  8. 前記翼部材は重心がその上端部寄りに位置していることを特徴とする請求項6又は7記載の地中熱利用熱交換チューブの既製杭内設置装置。
  9. 前記押込み具は前記操作ロッドの外周に、前記複数の翼部材の上端部外周に嵌合して拡翼を拘束する拘束筒を有していることを特徴とする請求項6,7,又は8記載の地中熱利用熱交換チューブの既製杭内設置装置。
  10. 前記複数の翼部材の下端部間に浮力に対して抵抗するシート状の抵抗体が設けられていることを特徴とする請求項6〜9のいずれか1記載の地中熱利用熱交換チューブの既製杭内設置装置。
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